ヒビキ(仮面ライダー響鬼)

登録日:2011/01/19(水) 03:00:38
更新日:2021/03/27 Sat 20:00:50
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「鍛えてますから」シュッ




仮面ライダー響鬼』の主人公。仮面ライダー響鬼に変身する。
なお「ヒビキ」という人物は時代・作品を超えて複数いるが*1、本項目ではTVシリーズ本編に登場したヒビキについて解説する。

演:細川茂樹



平成ライダーの主役はほぼ毎年若手俳優が演じるが(初主演が仮面ライダーの俳優も多い)、ベテラン俳優の細川茂樹が演じるという作品共々異色といえる主人公。
昭和、平成問わず、歴代主役仮面ライダーでも最年長である。

“頼りになる大人”という珍しい主役ライダーであり、人気も高い。

細川茂樹はアテレコが若干下手で、変身時にはやや声が腑抜けているように聞こえるが、むしろそれがヒビキっぽいとも言われる。
いわゆるうまい棒




【ヒビキ】
31歳のおじさん。魔化魍退治の組織『猛士』でとして戦っている。性格は気さくで飄々としており、また器が大きく親しみやすい不思議な人物。
「鍛えてますから」が口癖で、その言葉の通りかなり鍛えており、たまに山籠りも行う。
「シュッ」と言いながら敬礼のような仕草(薬指と小指を若干曲げた状態で、手首をスナップを利かせて一回まわしたあと前に軽く振る)をよくし、ちょくちょく『カエルのうた』のリズムで変え歌を歌う。

他の鬼と同じく、ヒビキという名前は鬼としての名前『響鬼』であり、本名は日高(ひだか)仁志(ひとし)という。

屋久島で安達明日夢と出会い、その気さくで頼りがいのある性格と鬼に変わるところを目撃されたりもしたため、明日夢にとっての目標のような人物となった。
ヒビキは明日夢を『友達』として扱っており、「少年」と呼んでいる。
明日夢のほかにも、たまに部外者に正体ばらしたりするらしく、その度に注意されている。


一見能天気だが、鬼としての実力は確かであり、太鼓を使う鬼の中で一番太鼓の扱いが上手い。まさに太鼓マイスター。
また鬼は自分の専門武器以外の修業もやらされるため、音撃管や音撃弦も使用可能。
そして特定の師匠の下で修行したことがなく、独学で鬼になったという異例の経歴を持つ。しかも歴代で最短記録(当時16歳)で鬼になっている。
ヒビキさんパネェ。

でも24話によれば、ヒビキさんは音撃管や音撃弦の修業を、先代の斬鬼さんから師事していたそうだが…太鼓のみ独学という事だろうか。
(そもそも独学で鬼になったという設定は、47話で語られた後付け設定)

このようにかなりの実力者で(鬼全体で見てもトップクラス)、鬼として10年以上も戦っているベテランでもある。しかし、弟子をとったことはない。

鬼になった動機は、中学の頃にいじめられていた子を助けられず、その子がそのまま転校してしまったことで助けられなかったことを悔いたため。
しかし、どこで鬼(というか猛士)に関わったのかは不明。

ちなみに岐阜県出身で、そこの支部から関東支部に異動した。



かなりの機械オンチであり、ケータイも満足に使えない(電話くらいはできるが、メールは開くだけでまごつくレベル)。
そのためケータイを持っておらずヒビキ個人に連絡する手段がないため、緊急の用事(魔化魍退治)のときはだいたいヒビキと組んでいるサポーターや知人に連絡することになる。
このことで度々文句を言われたりもする。

さらにペーパードライバーであり、車やバイクの運転がドヘタクソ。

確認するが、彼は“仮面ライダー”である。


“ライダー”である。


どれくらい下手かというと、車を運転した際はエンストを連発しながら目的地に向かって、魔化魍退治のとき威吹鬼と組んで彼のバイクに乗ったとき(威吹鬼が射撃型なので運転を響鬼に任せていた)は、真っ直ぐ走ることは出来たものの止まることが出来ずに目的地で飛び降り、バイクを瓦礫に突っ込ませた。

想像して欲しい。

仮面ライダーが、ただ走っているだけの状態(襲われたりしてない)で、バイクから緊急脱出する様を。


響鬼「飛び降りるぞ!」

威吹鬼「え?」

響鬼「飛べッ!」

威吹鬼「うわっ!」

ブォーン

がっしゃーん

威吹鬼「ああ……!」


威吹鬼「響鬼さぁん!」

響鬼「いや……あの、さ……あの……ゴメ……」



しかし、後に鍛えてバイクに乗れるようになった。
鍛えてますから(シュッ

更に、新たに支給された専用バイク〈凱火〉を得たことで、めでたく仮面ライダーらしくなった。

やったね!

……まぁ凱火は性能的に普通のバイクなのだが。



魔化魍の強化など異常行動が発生したことに伴い、予想外の事態に対応する『特別遊撃班』という班が創設され、それに抜擢された。
凱火も特別遊撃班となったヒビキが、一人で様々な場所に移動することを考慮して支給されたものである。



基本的に出来た大人だが、恋愛に関してはかなり疎い。本人は「恋ぐらいしたことがある」と言うが、かなり嘘くさい。

また、師匠をもたなかったため教える側としてどうすればいいのか分からず、弟子をとるのを渋ったりもする(轟鬼に太鼓を教えたり、技術的な指南は普通に行う)。

しかし、結果的に明日夢と京介を弟子にした。
明日夢は鬼になる以外の人助けの道を見つけ始め、それをどうするべきか悩んでいたため「自分の生きる道を決められない奴に、何の人助けができる?」と明日夢のためを思ってあえて突き放し、以降は若干疎遠になる(そのため最終的な弟子は京介のみ)。
だが、魔化魍大量発生現象『オロチ』を終わらせた一年後、明日夢と再会し、鬼に関係ない『人生の師弟』と認めあった*2

プロデューサーが交代しなかった場合の後期の構想として、安達明日夢が鬼になるためにヒビキが戦死するか再起不能の重傷を負ったために決意を固めるという展開が考えられていた。

『仮面ライダージオウ』では変身後の姿の写真、名前は登場するもののヒビキ本人は登場しなかった。
白倉伸一郎Twitterで海外に修行に行ったと言う裏設定を語っている。

余談だが細川さんは『仮面ライダーW』で加頭順を演じたコン・テユ氏に「ヒーローは受け身だからね。悪役がガンガン攻めていかないと。もう倒しちゃえ倒しちゃえ」と言ったらしい。
…おい主役ライダー。


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それが、WikiがWikiらしくある為の第一歩なんじゃないかな


…俺は、直してますから(シュッ

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最終更新:2021年03月27日 20:00

*1 本編に登場した「日高仁志」の他、劇場版の戦国時代ヒビキ・ディケイドのデビット伊藤ヒビキ・講談社キャラクター文庫小説版の江戸時代初期ヒビキがいる。

*2 なおこの時のやり取りは、細川氏自身が考案したものだそうな。