仮面ライダー響鬼(登場キャラクター)

登録日:2010/03/16(火) 14:40:03
更新日:2024/06/30 Sun 01:26:50
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平成仮面ライダー第6作『仮面ライダー響鬼』に登場する主役ライダー。

主なスーツアクターは伊藤慎。平成シリーズでは珍しく高岩成二ではない。
高岩氏は同年のスーパー戦隊シリーズの『魔法戦隊マジレンジャー』に出演していた。

概要

それまでのライダーとは一線を画し、
  • ベルトが直接変身に関わらない
  • 変身時に「変身」と言わない(が、おもちゃのCMでは口パクながら言っているようにも見える)
  • 必殺技がライダーキックじゃない
等の相違点が見られる。

変わり種なデザインの多い平成ライダーの中でも特に異色なライダー。
って言うかパッと見、ライダーに見えない。
そのデザインと自然の中で戦ってるイメージが強い為か、「平成のアマゾンとよく形容される。
これは、企画段階では仮面ライダーではなく『変身忍者 嵐』のリメイクだった名残である。

劇中で「ライダー」と言う用語は登場しない。
代わりに「音撃戦士」、「鬼」と呼ばれる。

スーツ表面には「マジョーラ」と言う特殊な塗料が施され、以降のライダーにもよく採用される。
が、この特殊塗料が原因となり後に本編の予算不足に陥ったり、ディケイドでは響鬼の登場回数が少ないと言う事になったりしてしまった。

一応、凱火*1というバイクを所有しているがほとんど乗らない。最初の方はバイクを止められずに軽く事故った事もある。


変身アイテム

変身音叉・音角(へんしんおんさ・おんかく)
響鬼の変身アイテム。何かに当て、音を響かせて額にかざす事で変身する。
他にもディスクアニマルを起動したり、DAの集めた情報を読み取ったりと、小さいわりに多機能。
戦闘時には腰の右側に吊るしている。

スペック

身長:222cm
体重:156kg
パンチ力:20t
キック力:40t
ジャンプ力:ひと跳び75m
走力:100mを3秒

基本形態にしてこのスペックであり、何と平成メインライダー20人の中でトップ。*2
強化形態にはさすがに負けるが、逆に素の状態でこれだけの戦闘力を持つ鬼の凄まじさがわかる。

なお、後述の強化形態・最強形態との共通項として響鬼自体には特殊な能力や機能は一切存在しない。
本人曰くの「鍛えてますから」が強さの唯一にして最大の理由であり、肉体変化型ライダーの極致と言える。
(響鬼に限らず、猛士全員に言えることだが)


武器

音撃棒・烈火(おんげきぼう・れっか)
二本一組で運用する太鼓のバチ状の音撃武器。普段は短くした状態で腰の後ろに装備し、使用時には柄が伸びる。
柄は屋久島の杉などの霊木を加工したもので、先端には赤い鬼の頭を模した「鬼石」が装着されている。
鬼石は左右で表情が違っており、口を開いている[阿]が左手用、口を閉じている[吽]が右手用。
響鬼の炎の気を鬼石へと流し込み、炎を纏わせて打撃の威力を増幅するだけでなく火炎弾を飛ばしての遠距離攻撃も可能。
後により錬度の高い鬼石と交換した上に鍛錬を重ね、炎の気を剣のように収束させることもできるようになった。

音撃鼓・火炎鼓(おんげきこ・かえんつづみ)
ベルトのバックルにマウントされた円盤状の装備。
魔化魍にこれを押しつけることで巨大な火炎鼓を模したオーラ状の紋章が発生。
これを音撃棒で叩くことにより、鬼石から清めの音を発生させて魔化魍へと流し込む。

音撃鼓・爆裂火炎鼓(おんげきこ・ばくれつかえんつづみ)
滝澤みどりが新たに開発した、火炎鼓の強化版。
大幅に増幅された清めの音を発生させられるようになっており、音撃棒で叩く回数も少なく済む。
しかし、魔化魍の撃破後に自動的に手元に帰ってくる従来の音撃鼓と異なり、こちらは一発限りの使い捨て。

ディスクアニマル
左腰に吊るされている鬼達の標準装備。
変身アイテムを鳴らし、その音で起動する。基本的には三枚程度吊るされており、主に戦闘時に使う。
また、戦闘用以外にも専用ケースに複数枚収納されており、それらは主に現場の偵察や情報収集に使われる。

音撃打
火炎連打の型(かえんれんだのかた)
響鬼の基本となる音撃打の型。
左右の音撃棒を交互に何度も打ち込み、清めの音を流し込む。
房総のバケガニ戦後、様々な魔化魍に対抗するために鍛え直して以下の型を新たに生み出している。

一気火勢の型(いっきかせいのかた)
大きく振り上げた音撃棒を左右同時に振り下ろし、強い清めの音を一気に流し込む。
硬い体表や装甲を持つ魔化魍に対応した型で、藤岡のオオアリを撃破した。

猛火怒濤の型(もうかどとうのかた)
左右の音撃棒を大きく振り上げながら交互に振り下ろし、広範囲に強く清めの音を流し込む。
下野のヌリカベを撃破した。

豪火連舞の型(ごうかれんぶのかた)
「火炎連打」「一気火勢」「猛火怒濤」の三種を複合させた響鬼最強の音撃打。
体力の消耗も著しいが、それに見合った圧倒的な威力を誇る。
秩父のオトロシ戦では左右同時の叩きつけから始まり、大きく振り上げながら右手・同時・左手のループという形で打ち込んだ。

爆裂強打の型(ばくれつきょうだのかた)
「爆裂火炎鼓」を用いた音撃打。
音撃棒を左右同時に力強く叩きつけ、強烈な清めの音を一撃で流し込む。



鬼幻術・鬼火(きげんじゅつ・おにび)
口から紫色の炎を吐き出して攻撃する。
原案の時点ではライダーではなかったため、かなり異色の技となっている。

鬼闘術・鬼爪(きとうじゅつ・おにづめ)
手の甲から4本の鉤爪を伸ばして攻撃する。
余談だが似たような技を使うアメコミヒーローのウルヴァリンは、子供の頃に「響鬼」を見ていたという公式設定があったりする。

鬼棒術・烈火弾(きぼうじゅつ・れっかだん)
体内の炎の気を鬼石に流し込み、発火させた音撃棒・烈火を振って火球を飛ばす。
連射も可能で、習得後は手軽な遠距離攻撃として鬼火の代わりに多用されるようになった。
客演時に響鬼が使用している技はだいたいコレ。

鬼棒術・烈火剣(きぼうじゅつ・れっかけん)
鬼石に流し込んだ炎の気を剣の形に収束し、刀剣として扱う技。
大型の魔化魍の手足を簡単に切り落とすほどの威力を誇る。

「平成ジェネレーションFOREVER」で披露した紫色の炎を纏ったライダーキック。
テレビ本編では正式なキック技は無いが、体術を活かした跳び蹴りで魔化魍をぶっ飛ばしている。
ただ音撃で倒す必要が有るため、あくまで動きを止めるための繋ぎ。


響鬼紅(ひびきくれない)

音撃打でしか退治できない大群の魔化魍、通称「夏の魔化魍」に対処するため、毎年夏に猛特訓で鍛え直すことで変身する姿。
中間形態や派生形態ではなく基本形態の別モードと言うべき変わったフォームである。
変身時に発する炎が紫から赤になり、能力が大きく向上しており、音撃鼓無しでも清めの音を叩き込める。
また、音撃棒に炎の気を纏わせて放つ打撃は「子」と呼ばれる分裂した魔化魍程度なら一撃で打ち倒せる。
ただし、全身への負担が大きいため1時間しか変身できない。
外見的には通常の響鬼の全身が赤くなっただけだが、口元が白いマスクに覆われ、目の部分が強調されたため、よりヒロイックな顔になる。

スペック

身長:222cm
体重:156kg
パンチ力:30t
キック力:50t
ジャンプ力:ひと跳び90m
走力:100mを2秒

通常形態ですら桁外れだったのにこの数値である。
重ねて言うが、ヒビキはこのスペックをひたすら鍛えただけで実現している。

音撃打
灼熱真紅の型(しゃくねつしんくのかた)
夏の魔化魍の「親」に対して放つ音撃打。
左右同時に音撃棒を叩きつけることで音撃鼓型の炎のオーラを出現させ、そこに再度音撃棒を叩き込むことで撃破する。

爆裂真紅の型(ばくれつしんくのかた)
紅の状態で爆裂火炎鼓を用いた型で、非常に硬い外皮を持つヨロイツチグモに対して使用。
元より強力な清めの音を生み出す爆裂火炎鼓を何度も叩き、大量の清めの音を流し込むという大技。


装甲響鬼(アームドヒビキ)

「音撃増幅剣・装甲声刃」が放つ特殊な波動によって変身する響鬼の最強フォーム。
装甲声刃を構えて「響鬼、装甲!」と叫ぶと、ディスクアニマルが集まってきて鎧に変わる。

額の角は4本に増加し、鬼の紋様には「甲」の字型の面が追加される。
また、音撃棒はビームサーベルのように背中に装備する。

自分の声すらも音撃に変えて魔化魍を粉砕する。
一部のディスクアニマルもその姿を「アームドディスクアニマル」に変える。

なお、この形態や紅には猛士であれば理論上誰でも到達できるが、実現できたのは響鬼ただ一人である。
ちなみに当のヒビキも一度は適合に失敗し、改めて鍛え直すことでようやく起動に成功したほど。

スペック

身長:233cm
体重:168kg
パンチ力:40t
キック力:80t
ジャンプ力:ひと跳び100m
走力:100mを1秒

平成一期のライダーとしてはアルティメットクウガに次ぐスペックの持ち主で、二期や令和の面々と比べてもそん色ない怪物。
これほどの力を修行に修行を重ねるというシンプルな方法で実現しているあたりに猛士のとんでもなさ、ヒビキの並外れたフィジカルがうかがえる。

武器

音撃増幅剣・装甲声刃(おんげきぞうふくけん・アームドセイバー)
吉野の開発局長・小暮耕之助によって開発された、十手のようなシルエットを持つ剣型の音撃武器。
特殊な波動を発生させ、鬼を強化するというコンセプトのもとに開発されており、小暮が「今まで開発した武器の中でも最高傑作」と自負するほどの性能を誇る。
だがリスクもあり、この波動に適合できなかった猛士は体力を著しく消耗し、一時的に鬼への変身が出来なくなってしまう。
先んじて小暮によって実験台にされたダンキとショウキは1ヶ月の間変身ができなくなってしまっていた。

適合者を求めてたちばなに持ち込まれるが、勝手に持ち出したトドロキも適合できず変身能力を失う。
さらにヒビキも適合できず失敗し、弾かれたところをスーパー童子たちに回収されてしまう。
その後、洋館の男女によって強すぎる波動を抑制する微調整が施され、ボイトレ心身の修行をさらに重ねることでヒビキが適合に成功した。

剣として使う時の「剣撃モード」と、清めの音を放つ「音撃モード」の二つの形態を持ち、剣撃モード時に柄先端のスイッチを押し、露出したマイク部分に「響鬼、装甲」と叫ぶことで装甲響鬼への変身が可能。
また、変身後は柄のスイッチを押すことで刃先に巨大な炎の刃をまとわせ、巨大な魔化魍をも一撃で両断するほどの斬撃を放つ。

劇場版では戦国時代当時の響鬼の弟子が、師匠のために鍛造した小刀を現代の響鬼が拾った際に突然変化した武器となっている。


必殺音撃
音撃刃・鬼神覚声(おんげきは・きしんかくせい)
装甲声刃を音撃モードに切り替え、マイクに入力された響鬼の声を清めの音に変換・放出して魔化魍に叩き込む。
当初は入力された声を増幅し、赤い清めの音の波動として直接放つパターンで使用されていた。
その後、東筑波のヨブコ戦において音声入力と同時に浮かび上がる「鬼」の文字を刀身に吸収し、清めの音を斬撃状に固めて飛ばすというパターンを編み出した。

  • 音撃打(名称不明)
この形態でも従来の音撃打は使用可能。
音撃鼓・火炎鼓を投げつける形で貼り付け、音撃棒・烈火の連打を叩き込んで港区のウワン(成虫)を撃破している。


『S.I.C.HERO SAGA -SEVEN OGRES-』(劇場版の後日談)には、装甲響鬼(戦国時代Ver.)が登場。
鬼の力を持つといわれ、現在は吉野の鬼舞神社にある「鬼の鎧」の参考になった。
小説 仮面ライダー響鬼』において、鬼の鎧が開発される様子が描かれている。



ヒビキ

演:細川茂樹
響鬼の変身者。その名はコードネームで本名は日高仁志。岐阜県出身。
性格は飄々としており気さく。
挨拶の際に「シュッ」と敬礼のようなものをする。
平成ライダーでは珍しい“頼りがいのある大人な主人公ライダー”。そのため、明日夢とも良い人生の師弟関係。

師を持たず独学で16歳の頃、鬼になったという。
終盤明日夢と桐矢を弟子としたが明日夢は色々あり断念し、最終的に桐矢のみを弟子にとった。

演者がその年に大河ドラマに出演していてスケジュールが合わず、主役の割に出番が少ない。



客演

「9つの世界」最後に訪れた「響鬼の世界」のライダー。

演:デビット伊東→小清水一揮

最初はヒビキが変身していたが、
ディケイドオリジナルの「鬼に変身し続け、鬼の力に飲まれると牛鬼になる」と言う設定によりヒビキが牛鬼になってしまい、
以降はその魂を受け継いだ弟子のアスム(演:小清水一揮)が変身する事になり、
最終回では原典では言わなかった「変身!!」の掛け声とともに響鬼に変身した。

原作と完全に同名であるが演者が違うため、呼び分けのためにデビット響鬼は一部のファンから「デビキさん」と呼ばれている。

なお、ディケイド版の響鬼は師弟共に変身解除しても服が無くなることは無く、変身解除後も普通に服を着ている。
(轟鬼やオリキャラであきらが変身した天鬼も同様。ただし威吹鬼や斬鬼は全裸になる)


ヒビキアカネタカヒビキオンゲキコ
響鬼のFFR形態。
FFR中唯一、二段変形能力を持つ。発動直後はヒビキアカネタカの形態を取り、FAR発動と同時にヒビキオンゲキコとなる。

必殺技は「DCDW/ディケイドウェイブ」


仮面ライダージオウ

ヒビキ本人は出てこなかったが、第34話にて弟子の桐矢京介が「次代の響鬼」と認められたことにより、響鬼ライドウォッチを得た京介が変身。
ジオウトリニティとの共闘でアナザー響鬼を撃破した。
なお、公式サイトではこの時期、既にヒビキは音撃戦士を引退していることが示唆されている。
劇中では初めて「仮面ライダー響鬼」と呼称されている。


余談

『ネット版 オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー ~ガチで探せ!君だけのライダー48~』36話にて、
1号に「改造手術までとはいかなくても最近スポーツ選手がよくやる肉体改造でもいいぞ」と言われた際に、
響鬼一人だけが音叉で返事している。「響鬼くん以外、返事が聞こえないぞ」

7年もの間鍛錬を費やした天道とか、その他本編で特訓描写がある平成ライダーもいるが気にしてはいけない。





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最終更新:2024年06月30日 01:26

*1 まんまアメリカホンダの「ワルキューレ ルーン」だが

*2 ジャンプ力ではオーズ・タトバコンボ、走力ではビルド・ラビットタンクフォームに劣るが、攻撃力はトップであり、その二つも他と比べて非常に高スペック。