魔化魍

登録日:2020/03/02 Mon 19:55:30
更新日:2021/04/02 Fri 01:56:43
所要時間:約 41 分で読めます






 魔 



魔化魍(まかもう)とは、『仮面ライダー響鬼』に登場する怪物――他のシリーズ作で言うところの怪人の総称である。


●目次



【概要】

一定の気象条件下において発生する、姿を持った自然災害とでも言うべき存在。
大昔から人類を脅かす存在として猛威を振るい、目撃者によって化け物妖怪として語り継がれてきた。
基本的には巨大な怪物だが、夏場には夏の魔化魍と呼ばれる等身大の怪物が発生するようになる。
両者に共通するのは音撃と呼ばれる方法以外では退治できないこと人間を捕食して成長すること
基本的には無から生まれるのだが、生物の肉体をベースに誕生するモノも存在する。
その発生メカニズムは未だ不明な点が多いものの、特定の条件下で発生という性質上、年間を通してそんなに現れることはない。
だが『響鬼』の舞台となった2005年は、全国規模で魔化魍の発生が増加するという異常事態が起きていた。

なお、各魔化魍の名称はカタカナで表記される。
これは民俗学における学術用語は全てカタカナで表記するというお約束があるため*1
もし地元の民俗資料館へ行く機会があるなら、展示物の解説文をよく見てほしい。

余談だが、『仮面ライダーウィザード』では同じコンセプトで作られたファントムが登場した。響鬼とウィザードは脚本が響鬼前半と同じきだつよし氏が担当しており、怪人は伝承にある怪物をモチーフにしているという共通点がある。魔化魍とファントムはライダーの持つ力でしか倒せないのも共通する。


【魔化魍という名称について】

そもそも「魔化魍」とはどういう意味なのか。
字面をそのまま解釈すれば「魍が魔に化ける」という意味になる。では「魍」とは何を指すかお分かりだろうか。

魑魅魍魎(ちみもうりょう)という単語を目にしたことはないだろうか。ライダーシリーズなら我らが753の名言で聞いたことがあるだろう。
雑な説明で申し訳ないが、「魑魅(ちみ)」は山中に生じる精霊、「魍魎(もうりょう)」は水辺に生じる精霊だと思っていただければいい。
「魑魅魍魎」と二つの単語を合わせることで、山川木石=森羅万象を表す言葉となる。ただ、「魍」のみでスダマ=森羅万象の精を指す場合もある。
「スダマ」というのはそれ自体は無害なのだが、周囲の影響を受けて聖にも邪にも変わってしまうという不確定性を持っている。
すなわち魔化魍とは自然の精霊が魔に変化したという事象を指す、そのものズバリな名称であると言える*2
なお、当時のテレビ朝日公式サイトでも、魔化魍の説明として「自然の世界には我々が知らないメタモルフォーゼ(変化)の力がある」という一文が用いられていた。

では何故他の作品のように「妖怪」という呼称を使わなかったのか。
これは推測だが、魔化魍が太古の昔より出現しているという設定にあると思われる。
実は「妖怪」という単語が化け物を指して使われるようになったのは江戸時代からであり、それ以前は怪現象そのものを指す言葉だった。
更に言うなら江戸時代における妖怪とは、どちらかと言えば「黄表紙(現代のマンガに当たる、子供向けに書かれた文より絵が中心の読み物)に登場するキャラクターを指す言葉」だった。
我々が妖怪と聞いて日本各地の伝承に登場する化け物を連想するようになったのは、水木しげるが『ゲゲゲの鬼太郎』を発表して以降である。
以上の点を踏まえて、制作側は「妖怪」ではなく「魔化魍」という造語を用いたのだと考えられる。


【魔化魍の造形について】

魔化魍の造形は、実在する二種類の動植物を合成したキメラとでも言うべきもの、または一種類の動物をそのまま巨大化させたようなものに分けられる。
モチーフとして選ばれているのは現実に伝わっている妖怪伝承や妖怪画に関係がある、または連想させる生物が中心となっている。

ただし30話以降は伝承や絵とは全く関係ないデザインの魔化魍が増えた。
当時の雑誌に掲載されたスタッフインタビューによると、29話までは作中に登場する魔化魍に合わせてデザインの指定が行われていたが、30話以降は好きにデザインしても構わなくなったためとのこと。


【魔化魍と妖怪伝承の関連について】

劇中では、上述のように魔化魍の目撃情報が妖怪伝承として各地に残っていると設定されている。
「え、魔化魍って人外の化け物じゃん。人の姿をした妖怪はどうするの?」と思われるかもしれない。
その矛盾を解消するべく、各魔化魍には童子・姫と呼ばれる一組の男女の育て親が付くようになっている。
例えばウブメという妖怪は「赤子を抱いた女性」として描写されることが多いが、劇中では「魔化魍の餌となる赤子を拉致した姫の目撃談」であるとされている。
こういった設定の数々は、各話の放送終了後に公式サイトに掲載されていた。

魔化魍は同じ種族でも発生した地域によって細部が異なるのが特徴。そのため劇中の魔化魍は全て「地名」+「種族名」で表記されている*3
これは実際の伝承でも、地域によって同じ妖怪なのに細部が異なるという事例があるため。
一番有名なのは河童だろう。通常、河童は緑色で描かれることが多いが、岩手県遠野地方の河童は体色が赤いことで有名*4
また、呼び名は違うけれど明らかに同じ妖怪の伝承が日本各地に残っている理由付けとしても機能している。

これまでの特撮番組では妖怪=毎週やられる怪人役以上の扱いを受けることはなく、それ故に実在する伝承をデザインや設定面にしっかり落とし込み妖怪と向き合っていた『響鬼』は妖怪ガチ勢・妖怪クラスタ・妖怪警察といった面々からの評価は高かった……のだが、造形の項でも触れた通り、30話以降は旧来の扱いに戻ってしまう。
30話以降のストーリー展開や演出に対して不満を抱いている人々が多い中で、このように妖怪の描写がおざなりになったことでショックを受けていたマイノリティな層も存在したという事実を、心の片隅にでも留めておいて頂けたら幸いである。


【魔化魍の発生条件について】

上述した通り、魔化魍は発生に一定の気象条件が必要とされている。
具体的に言うならば場所温度湿度気圧の四つの条件が揃う必要がある。
実はこの設定、元ネタと思われるものが存在する。
1970年代、妖怪ブームの波に乗って様々な妖怪図鑑が発売された際、いくつかの書籍には「妖怪出現に必要な気温や気圧(妖怪指数)」が設定され、掲載されていたのだ。
現在流通している妖怪図鑑ではあまり見かけなくなったが、子供向け妖怪図鑑を執筆している村上健司は、当時の妖怪図鑑のオマージュとして自著の中に妖怪指数を記している場合がある。

なお、劇中では自然発生だけでなく、クグツと呼ばれる黒ずくめ(あるいは白ずくめ)の男女によって人為的に生み出されている描写が登場する。
魔化魍の発生件数が爆発的に増加した理由がこれ。

江戸時代の音撃戦士を描いた講談社キャラクター文庫刊の『小説 仮面ライダー響鬼』では魔化魍の成り立ちについて詳細に記述されている。
魔化魍は元々自然界の物質が不思議な力によって怪物に変じたもので、音撃の清めの音によって魔化魍の身体から邪気を取り除くと元の土塊に戻るという。
『響鬼』本編などで倒された魔化魍が爆散すると土塊や枯葉に変じるのはそうした理由による。
平安時代にはすでに魔化魍が京の都を脅かしていたらしく、時の朝廷は安倍晴明ら名うての陰陽師に魔化魍対策を命じたとのこと。
晴明達の尽力により鬼=音撃戦士への変身や音撃といった魔化魍への対抗手段が編み出され、やがて音撃戦士とその支援者の組織が形成され現代の”猛士”に繋がるのだがそれはまた別の話。

そのため魔化魍は本来本編のテングのように童子や姫を介さずとも自然発生するらしい。
ただし本編の大半の魔化魍は洋館の男女や彼らの生み出すクグツや童子、姫により人為的に生み出されたものである。
また前述の『小説 響鬼』に登場した魔化魍もその多くは悪しき忍者集団・伊賀血車党の手で陰陽道の系譜らしき術をもって生み出されている。

ちなみに放送当時、「毎年どの時期に出てくるかとか分かってんなら、最初から出てこないように対策しろよ」というツッコミが一部視聴者から出ていたことがある。
これは現実に置き換えるなら「過去のデータの蓄積とかがあるなら、台風や地震が最初から起きないようにしろよ」と言っているようなものである。
これが如何に困難なことかは、2005年以降に大きな自然災害を幾つも経験してきた今の日本人なら充分に理解できることと思う。
前にも述べたように魔化魍は森羅万象の化身、実体化した大自然の脅威そのものである。
人類が気象を100%コントロールできるようにならない限り、魔化魍の発生を事前に阻止することは難しいだろう。


【魔化魍と音撃について】

魔化魍は音撃戦士(劇中での呼称は「」)が音撃武器を用いて奏でる清めの音によってのみ退治することが可能。
大爆発を起こした後、その肉片は土塊や枯葉へと変わり大地へと降り注ぐ。つまり文字通り土に還る、本来の自然のサイクルへと戻るわけである。

ただし夏の魔化魍に関しては肉体の一部が分裂・増殖して新たな個体を生むという特性を持つため、音撃管による銃撃、音撃弦による斬撃や刺突は体液や肉片から魔化魍を増やしてしまう場合がある。
そのため夏の魔化魍の退治には、本来音撃鼓を専門としていない鬼でも音撃鼓を体表に貼り付けて清めの音を叩き込むという方法が用いられている。

何故音が用いられるのか疑問に思われるかもしれないが、古来より音には邪気を祓う力があるとして、洋の東西を問わず用いられてきた歴史がある。
歌舞音曲も元を辿ればそういった理由で奏でられてきたものであり、たとえ楽器が無くとも弓の弦を指で弾いて音を鳴らすだけで邪気を祓う効果があった。
また、広義の意味では声もまた音であり、力ある言葉を口にすることで魔を祓うパワーワード「言霊」という概念も昔から日本には存在する。
装甲(アームド)響鬼が自分自身の声を武器に戦う理由はそこにあるのだろう。

しかしながら、ディケイドのようにその世界の理が通用しないキャラクターに関してはこの限りではなく、音撃を用いずに魔化魍を倒している。
まぁ封印するしか術のないアンデッドを爆殺するような奴だし、そりゃ魔化魍を清めの音使わないで土に還せるわな。
また、終盤のオロチ現象によって大量発生した魔化魍も、音撃以外の攻撃を受けて退治される描写がある。


【登場魔化魍】






【関連】


  • 童子と姫
演(童子):村田充
演(姫):芦名星

魔化魍を育てる役目を負った存在。
必ずつがいで行動し、種類ごとに別々のコンビが存在する。
戦闘時にはそれぞれ怪童子妖姫という怪人態に変身するが、装甲と化した皮膚を持つ武者童子鎧姫や、イレギュラー的な存在である乱れ童子といった個体も実験の過程で生み出されている。
童子は女性(姫役の芦名星)の、姫は男性(童子役の村田充)の声で喋るという特徴がある。
人外のモノとしての不気味さを表す演出だと考えられる*27が、小説家の加門七海「魔化魍の親=大自然を構成する陰陽二元論の象徴ではないか」という仮説をブログにて述べていた。
後半では立て続けに強化魔化魍が倒されたことを受け、後述の「洋館の男女」が自身の髪を媒体に作り出したスーパー童子スーパー姫が登場。名前もうちょっとどうにかならなかったのか。
こちらは全ての魔化魍を育てることが可能で、声は逆転しておらず戦闘力も素で高い。

  • クグツ
「洋館の男女」が生み出す傀儡。
「黒クグツ」と「白クグツ」の二種類があり、黒は大型魔化魍、白は夏の魔化魍に対応する童子と姫を生み出す。
ヨロイツチグモのように、クグツが直接魔化魍を生み出すケースも存在する。
三十二之巻でスーパー童子とスーパー姫が生み出されたことで用済みとなり、「人員整理」と称して全て破壊された。
終盤の描写からすると人間を素材に作られる模様。

  • 洋館の男女
演:村田充、芦名星

クグツを使ってこれまでのパターンに当てはまらない魔化魍を生み出し、何らかの実験を続けている存在。
徹底して裏で動いていたが猛士たちは魔化魍のパターンの変化からうすうすその存在を勘付いていた。
音撃戦士の敵ではあるが、オロチ現象による滅びは困るらしく、鬼たちをサポートする姿勢を見せていた。
鬼たちは彼らを黒幕と見ていたが、実際には彼らもまた傀儡であり……。

  • ???
最終回でいきなり現れた謎の男女コンビ。
洋館の男女を操る存在であり、服装から「海外における魔化魍のような存在を生み出している存在」と推測されている。
あるいは彼ら自身も傀儡であるという説もあるが、現在まで全く掘り下げられていないため正体は不明。
余談だが、男の方の服装が直近で公開された『チャーリーとチョコレート工場』にてジョニー・デップ演じるキャラクターとぱっと見そっくりだったため、当時の匿名掲示板などではチャーリーと呼ばれていた*28

オニという種族の魔化魍といっても違和感がないアナザーライダー
トドロキさんツクヨミからアナザーライダーの存在を知らされるまで鬼が変化した魔化魍と思っていた*29


【余談】

特撮ヲタクにして妖怪ガチ勢の東雅夫は、29話までの魔化魍の描写とそれに伴う作劇を高く評価しており、京極夏彦*30や加門七海といった賛同者を集めて国書刊行会*31から『響鬼探究』という本を発表している。
内容は論文、エッセイ、短編小説など様々。中でも目を引くのが造形家の天野行雄*32による、劇中未登場の魔化魍の造形化企画であろう。
妖怪図鑑風に八体の魔化魍がオリジナルの設定とともに紹介されており、うち一体はロクロクビに合成される前のオオムカデである。
ただしこの本、メインは論文やエッセイということもあってか東映の許諾を取っておらず、そのため魔化魍という造語は一切使わずあくまでもちょっと変わった妖怪図鑑という体を貫き通している。
紹介されている魔化魍には太鼓・管・弦のどの鬼が担当するかも設定されているのだが、造語が使えない関係上太鼓・笛・琵琶のいずれかの音を聴くと苦しむという白々しい解説が付与されている。
また東雅夫は30話以降の作劇に対するアンチ的見解も堂々と書籍に載せているため、『響鬼』という作品そのものが純粋に好きなファンは本を取る前に注意しよう*33
この八体のオリジナル魔化魍はポストカード化され、アンケート葉書を送った読者に抽選で贈られている。




「Wiki篭もりさ~ん、こ~ちら」
「追記・修正のほ~うへ」


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2021年04月02日 01:56

*1 民間伝承は口伝のものが多く、漢字を当て嵌めると本来の意味からかけ離れる危険性が付き纏うため。

*2 魍魎やスダマについては京極夏彦の著書『魍魎の匣』『豆腐小僧双六道中ふりだし』にて詳細かつ分かりやすく解説が行われているので、興味のある方は是非一読を。

*3 「奥多摩のヤマビコ」や「秩父のカッパ」など。

*4 知らないという方は、遠野のマスコットキャラクター「かたるくん」を検索してみてほしい。

*5 室町時代の『百鬼夜行絵巻』には名称不明の布の怪物が描かれており、民俗学者の小松和彦はこれが一反木綿のルーツではないかとする仮説を過去に発表している。

*6 『ゲゲゲの鬼太郎』ではこちらの名称が採用されているため、下手すれば「おどろおどろ」という名称の方が知名度は高いかもしれない。

*7 実は残された絵にはどういった妖怪なのか説明が付与されていない。『画図百鬼夜行』では鳥居とセットに描かれていたため、藤沢がそこからこのような解説をでっち上げたのではないかと言われている。

*8 CM内のゲーム画面にもバッチリ映っている。

*9 作家の山田野理夫が『東北怪談の旅』に「ドロ田坊」という話を収録しているが、そもそもこの本自体が実際の伝承を採録したという体の小説だと言われているので……。

*10 公式サイトはこちらの説を採用し、ドロタボウに纏わるそれっぽい設定を創作して紹介していた。

*11 劇中に登場したヒビキさんのメモには、スッポンと書かれてあった。

*12 両腕が繋がっている為、片腕を伸ばすと反対の腕が縮む。更に引っ張ると抜ける。一説によれば、河童は元々藁人形であったかららしい

*13 実際の伝承でも、九州のヒョウスベ(兵主部)のように皿を持たない種類が普通に存在する。

*14 大ショッカー配下の魔化魍は制御されているのではなく、元々大ショッカー製であるディエンドライバーによって事前に召喚されていたコピーではないかという説もある。

*15 現在は市町村合併により消滅。

*16 元々火車とは、獄卒が死者を迎えに曳いてくる車を指す言葉だった。それが「猫が黒雲とともに現れて死体を奪っていった」という伝承と混同され、現在のよく知られる火車の姿が生まれている。

*17 実は三匹というのはローカルな伝承であり、多くの地域ではそもそも姿を持たず風そのものとして語り継がれている。三匹はそれぞれ「棍棒で転ばせる」「鎌で斬る」「傷口に薬を塗って軽傷で済むようにする」という担当制であることは『地獄先生ぬ〜べ〜』などで語られている為、三匹一組ということを知っている人も多いのでは?

*18 怪気象とも。特定の気象条件を満たした際に発生し、一定の範囲内を覆い尽くす。内部では居るはずのない架空の存在が跋扈し、現象が終息すると何事もなかったかのように元通りになるというもの。

*19 水木しげるものつごのイラストを妖怪図鑑に掲載した際、具体的な姿を与えずぼかして描いている。

*20 蛇の口に嵌っているメガホンのようなもの

*21 ニホンオオカミの別名

*22 オコジョはイタチに近い動物で、飯綱使いが占いなどに使役するとされるクダギツネ(管狐)のモチーフと言われている動物の一つ。

*23 近年は「餓者髑髏」と表記されることが多いが、「餓死者の怨霊」と「ガシャガシャという音」のダブルミーニングの可能性があるため、漢字表記は好ましくない。

*24 まあ前者は江戸の、後者に至っては昭和の創作妖怪なんですけどね。

*25 イクチは鰻や海蛇、磯撫は鮫の姿をした妖怪だとされる。

*26 アラブの伝承に登場する屍食鬼。近年のサブカル作品ではゾンビのような姿で描かれるが、実際の伝承では特定の姿を持たない。『仮面ライダーウィザード』では戦闘員として登場していたので名前だけなら知っている人も多いだろう。

*27 あるいは、劇中にてどちらか片方だけが先に退治されるという展開が稀にあったので、両方の役者に均等に出番を与えるための措置とも考えられる。

*28 本来チャーリーというのは主人公の少年の名前であり、ジョニー・デップが演じていたキャラの名前はウィリー・ウォンカであることに注意。

*29 この発言から考えるに、牛鬼のようなケースは原典の世界でも稀に起こっていたらしく、「ライダーと怪人のルーツは同じ」というライダーをライダーたらしめる根幹は『響鬼』でも守られていたということになる。

*30 ただし京極は当時自身のホームページにて「面白いものは面白い」として30話以降の作劇にも理解を示すとともに、互いに貶し合うファンに向けて苦言を呈している。

*31 妖怪関係の資料や論文も多く出版しているお堅い出版社。

*32 京極夏彦作品の表紙や、村上健司の妖怪図鑑の挿絵などを手掛けている。やっぱりガチ勢。

*33 尤も東自身も賞を受賞する程の文筆家なので、29話までのどういった描写に魅力を感じたのか、逆に30話以降の何が不満なのかを自分の言葉で分かり易く読者に伝えているため一読の価値はあり。