デッドプール(映画)

登録日:2016/06/13 Mon 22:40:47
更新日:2024/12/07 Sat 20:42:10
所要時間約 8 分で読めるぜ!







呼んだ?


クソ無責任ヒーロー💩ですが、何か。




映画『デッドプール』について説明しよう!


ハァーイ!童貞か処女をこじらせたアニヲタWiki籠りの諸君!MARVEL界のスーパースター、デッドプールだよ!
この項目は16年に公開された“自由(笑)の国”アメリカ製作の映画『デッドプール』の紹介項目だ。
原題も『Deadpool』だぜ!やっぱアメコミ映画はシンプルイズベストだよな!回文じゃないのが残念けどよ。
監督はこの映画がデビュー作のティム・ミラーだ。役立たずって書いちまってるけどな!

アニヲタWikiのMARVELタグの項目に入り浸ってる奴は知ってるかもしれないが、MARVEL社の宇宙一クールなスーパーヒーロー・デッドプールの「初」主役映画だぜ!ほれほれ拍手!拍手ー!
おっと、ちなみに20世紀フォックス製作だから、00年代から地味にずっとやり続けてる『X-MEN』のユニバースに含まれてる。
ま、アレ何人もおんなじ名前のキャラ多すぎるし設定コロコロ変わるしでマジややこしすぎるんだよな。
ステキな4人組もリブートしてこっちのユニバースに組み込もうとして爆死するしよ、とんだ配給だぜ。
でもNo problem!他の映画にも出てくるキャラはいないし、2つの意味でお堅いCGキャラはほぼ別人と見ていい。
マザコン蝙蝠男が槍持って突っ込んでくる映画ズッ友の銀幕復帰作みたいな「予習必須!一見様お断り!」的雰囲気とは一切無縁で、初心者も安心だ。

え?俺ちゃんもう出てるって?灰色クズリの映画に?
ああ、そりゃ「ウェポンXI」っつー別人な。第一、年齢も違うだろ?
クズリちゃんが頑張ったおかげでそいつの末路もちょっとは変わってるんじゃね?
ま、ぶっちゃけあの映画の雰囲気とか当時の俺ちゃんの知名度とか考えると、アレはアレで限界ギリギリ頑張っちゃいたとは思うけどさ……。
ほら、せっかくウルヴァリン主役のクールな映画なのに、ラスボスが全身赤タイツで出てきて好き放題喋りまくっても困るでしょ?だから空気読んだってわけさ。
……あの映画の俺ちゃんは見た目も設定も扱いもクソすぎて全デッドプールファンから批判が殺到したのは事実だけど。正直言うと俺ちゃんもアレはいくらなんでもないと思うよ?ぶっちゃけ黒歴史って奴だ。
でもま、せっかくだから俺ちゃんの映画にもちょろっと出してやったぜ。フィギュアだけど、探してみてやってちょうだい。

もともと、俺ちゃん役を演じてるライアン・レイノルズっていうセクシーな顔だけが取り柄の役者は、2005年頃に「WOW、なんだこのクールなキャラは!」って俺ちゃんのファンになったのね。
でもってノリノリでX-MEN映画に参加したら、さっき言った「偽物」役にされちまって意気消沈。なんだよ!目からビーム出したり口縫い合わせたりって!原作レ○プにも程があるっつーの!!
その後もなんか緑の全身タイツ着たヒーロー役(これまた見事な駄作だったから、今じゃ完全に黒歴史だけど!)とかやりながら、スピンオフやるからっていうんでwktkしながら待ってたわけだ。
で、俺ちゃん映画の企画自体は10年ばかし前からやってたんだが、20世紀FOXの上層部がなかなか首を縦に振らねぇもんで(永遠に下向かせてやろうか?)
ついにレイノルズとスタッフもブチ切れた!

「なあなあ、自主撮影強行して動画流出させて、上の奴ら後に引けなくしてやろうぜ!」
「イエエエエエエエエエエエイ!!!!」

そしたらもうバカ受けしまくって、仕方なくFOXの奴らも俺ちゃん映画の制作スタートにゴーサイン出したってわけ!
おっと、ウルヴァリンに媚び売ったと思ってないか?ところがどっこい、ヒュー・ジャックマンは映画化大プッシュしてくれたんだぜ。やっぱ背がでかい奴は違うね!

もちろん、原作の超過激な作風を再現するためにR15+指定にこぎつけた。おかげで俺ちゃんスクリーンで心置きなく大暴れできたってもんよ。
そしたらなんとビックリ、X-MENシリーズ及びR指定作品で最大級のヒット作になっちまった!
いやいやいや……俺こんなにメジャーになっていいの?

ちなみに制作費はたった5800万ドルぽっちだ。信じられるか?これソーシャルネットワークに出たヤツがスパイディやった映画の4分の1の金額なんだぜ!FOXの奴ら、いくらなんでも金ケチりすぎだろ!
しかも日本的に有名な俳優も出てないし低予算映画だしっていうんで、日本語吹き替えは全員本職の声優だ。やったね!
おまけになんか俺ちゃんの超特大フィギュア載せたトレーラーまで出してくれちゃってさあ、日本最高!

続編の製作も大決定だ。FOXの奴らがよりによってあのディズニーに買収されて少し不安だったが、ディズニーが俺ちゃんの路線に寛容で何よりスパイディと共演する可能性まで浮上しちゃって俺ちゃん大感激さ!
よっしゃ、このまま突っ走ってハリウッドサインを真っ赤にしてこよーっと!


この映画がどんな話かって言うと……


事の起こりは2年前。俺、ウェイド・ウィルソンは元特殊部隊の「何でも屋」だった。
喧嘩は大好きだったし、助けを求める依頼を受けては悪いヤツをボコって金を稼ぎ、その筋にゃ有名人だったんだぜ?
そんな中出会ったのが最高にイケてる女・ヴァネッサ。2人は瞬く間に恋に落ち、朝から晩までパコりまくったもんだ。思い出すだけで股が……いや胸が熱くなるぜ。

だがある日、俺ちゃんはケータイ小説ばりに唐突に、末期ガンの診断を受けちまった。
愛しのヴァネッサは俺を治すためにあの手この手の治療法を探してくれたが、なかなか見つからない。
そんな時だ。黒服のベッタベタな怪しいエージェントが俺に「ガンを治し、スーパーヒーローになれる」って誘いをかけてきた。
藁をもすがる思いで、俺はヴァネッサに別れを告げ、エージェント・スミスの誘いに乗ってその施設に入ることになった……。

だがなんとその施設、悪質な人体実験で「人造ミュータント」を作り高額で売りつける文字通りの悪の組織だった!
俺は施設長のフランシス(エイジャックスなんて洗剤の名前名乗ってやがる。センスないね)に散々肉体を嬲られた挙句、強制的にミュータント因子を活発化させられ滅茶苦茶な顔になっちまった。
ブチ切れた俺は施設をブッ壊したが、肝心のフランシスには逃げられた。

こんな顔じゃヴァネッサには会えない。ならやることは1つ。
フランシスの野郎をとっつかまえ、俺ちゃんの顔を元に戻してもらうことだけだ!
それから俺は返り血の目立たない真っ赤なコスチュームを身に纏ったスーパー殺し屋「デッドプール」となった。
ヒーリングファクターのおかげで不死身になったし、幸いなことに協力者もいる。目立ちすぎて、変な奴らにスカウトもされちゃったが関係ない。
で、ついに見つけたぜフランシス。んだよコロッサス、邪魔すんな……って何ぃ!?奴らヴァネッサを攫ってったのか!?

俺を怒らせたな、首の皮を洗って待ってろ。今に俺は惚れた女を助ける「スーパーヒーロー」になってやる!



続いて登場人物紹介だ!


まずは俺ちゃんとゆかいな仲間から行こうか

演:ライアン・レイノルズ/吹き替え:加瀬康之
世界一セクシーな男、何を隠そうこの俺ちゃんだ!
オリジンについてはもう書いたから言わなーい。復讐のため、真っ赤なコンドームっぽいレザースーツを身に纏って、とにかく敵をぶっ殺す!ヒーローらしくない?そんなの知るか!
それと、こんな俺ちゃんだって子供には優しいんだぜ。ターゲットや依頼者が子供なら、お仕事だってお説教レベル。報酬だってウィーゼルに頼んで全額返してるんだ。
ヒーリングファクター」とかいう能力のおかげで不死身。腕切られても生えてくるし、無茶な格闘戦もお手の物だ。もちろん、銃や日本刀の扱いにも長けてるぜ。……あ、言っとくけど目からビームとかは出さないからな!
あとエイラス星の守護者だ、指輪持ってるからな!ライオン型のメカが5体集まって合体してボルトロンに……え、何?知らない?
日本じゃ『百獣王ゴライオン』って呼ばれてんだよ、ゴライオンって!ったくアニヲタならそのくらい知っとけよな。
あ、それと俺ちゃんちょっと実験の後遺症でハイテンションになっちまってさ。ドン引きすんなよ?

  • ヴァネッサ
演:モリーナ・バッカリン/吹き替え:林真里花
俺ちゃんの愛しのマドンナ。そして当然、この映画のヒロインでもある。
娼婦?だから何?最高にエロくてイケてるんだから問題ないだろ。
それに俺も愛してるし彼女も愛してる。付き合ってる時は何度もヤッたもんよ。ラブシーンノルマもあるしな。
俺が実験に志願したのも彼女のためだった。俺が死んだら彼女は悲しむからな。愛する人を助けるために身を犠牲にする、それがヒーローだろ?
でも俺が実験に行って以来会ってないから、死んだと思い込んでる。
くそ、せめてこの顔が元に戻れば……。

  • ウィーゼル
演:T.J.ミラー/吹き替え:佐藤せつじ
コメディリリーフ、直訳すりゃ間抜けな悪友ってやつだ。
俺の行きつけのバー「シスター・マーガレットの店」の店員で、よく店内の喧嘩の賭け事を取り仕切ってる。
今のところ、俺の素顔をカミングアウトした唯一の奴で、こいつには秘密を打ち明け、気の置けない仲になってる。
こいつのバカなようで切れる頭が、俺にはとっても必要で頼りになるんだぜ。
あと俺の素顔を見ても付き合いを変えないでくれた。ホント、良い友達だよ。
そうそう、俺のヒーローネームの名づけ親でもあるんだぜ!その意味は……おっと、そいつは見てのお楽しみ!そこんとこヨロシク♪

  • ブラインド・アル
演:レスリー・アッガムズ/吹き替え:一柳みる
俺ちゃんのルームメイト。盲目だがかなり肝の据わった黒人の婆さんだぜ。
俺の素顔を見られなくて済むから採用したんだが、銃の手入れにも慣れてるし、聴力で周囲の状況もしっかり把握してるから侮れない。あとヤクが大好き。
ついでに言っとくと、日本語版の中の人はアニメじゃない方のグリッドマンにも出てたんだぜ。これ豆知識な。

  • ドーピンダー
演:カラン・ソニー/吹き替え:影平隆一
敵襲に使うタクシーの運ちゃん。中東系で、結構気さくな兄ちゃんだな。
親友のNTRに悩んでるようだったからちょーっとアドバイスしてやったら、マジでやりやがった!
よし、そのまま埋めちまえ!あ、俺は責任取らないからな!

  • ボブ
演:ロブ・ヘイター
コミックスでもおなじみ、俺のサイドキックさ。
原作じゃヒドラの構成員だったけど、こっちじゃ俺の昔の同僚。元特殊部隊員で今は傭兵ってやつ。かっこいいね。俺は元傭兵の超人だけど!
料理の上手い奥さんがいるんだぜ。やっぱ愛だよ、愛。


救いようのないゲスな悪党ども

  • エイジャックス/フランシス
演:エド・スクライン/吹き替え:浜田賢二
この映画のメインヴィラン。俺ちゃんの最優先抹殺対象だ。
人体実験研究所のリーダーで、自身も肉体改造されたミュータントなんだと。
そのおかげで「超身体能力」と「痛みを感じない肉体」を獲得、戦闘力も俺ほどじゃないがかなり高い。
「人間らしい感情のない、冷酷無慈悲な性格」と自称している……ってどんだけ中二病だよwww
その割には追い詰められると激おこするみたいだし、無感情ってのは違うんじゃねぇの?
あと「痛くない」だけで、刀ぶっ刺されても平気なわけねぇだろ。ったくこれだから映画的ご都合主義って奴ぁ……。

  • エンジェル・ダスト
演:ジーナ・カラーノ/吹き替え:行成とあ
フランシスの助手。……って、このシリーズ「エンジェル」って名前の付くキャラ何人目だよ!次回作にも出るし!
こいつはどう見てもゴリラにしか見えないが、一応人間。見た目通り筋肉ムキムキで、当然「怪力」に物を言わせて攻撃を仕掛ける。
どんだけかと言えば、あのコロちゃんをブッ飛ばすほどのパワフルさだ!しかもあのメタル股間は女に甘く、下手に手を出せない。やっぱ駄目だな、あいつ。
ちなみに中の人はガチの女性総合格闘家でセクシーだぞ。

  • エージェント・スミス
演:ジェド・リース
俺を人体実験に誘った黒服。ありきたりな名前だよな。
まあ小物だったし、見つけて情報を吐かせ、適当にぶっ殺したぜ。


ハゲ教祖の取り巻き・X-MEN

一応X-MENユニバースだからな、俺ちゃんをスカウトする役割で登場するよ。
でも予算の都合で2人しか出ないし、学園もなーんかセット臭い。
それにしてもこの映画のハゲ教祖はどいつよ?マカヴォイ?スチュワート?時系列が混乱してんぞ!

  • コロッサス/ピョートル・ラスプーチン
声:ステファン・カシピック/吹き替え:木村雅史
俺をしつこく勧誘する、見た目も頭ん中もカッチカチの鉄筋バカ。
いつもいつも御大層に「ヒーローとは何か」とか「理想とは」とか講釈を垂れやがるがぶっちゃけ寒いし時代錯誤だ。
だいたいお前、前のシリーズだともっとイケメンだったし普通の人っぽい見た目してただろ!
女の悪人にもデレデレするし、アソコもカッチカチなのにきっと童貞だな。
肉体を鋼鉄化する」能力のおかげで腕力も防御力も強いが、そこらへんが玉に瑕といったところか。あ、これネタバレね。

  • ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド
演:ブリアナ・ヒルデブランド/吹き替え:嶋村侑
パンクな坊主頭のお嬢ちゃん。いっつもしかめっ面だしスマホ中毒だし年上に対して態度もデカい。コイツよく何年も組織で働けるよなーと不思議に思うくらいだ。
だが何だかんだでコロッサスの言うことは聞いてるし、パンクな私服の下にはダサい黄色×青のX-MENユニフォームを着込んでいる。案外いい子なのかもな。
爆発エネルギーを放出し、周囲を薙ぎ払う」っつー桁外れの力を持ってる。危ないから巻き込むなよ!
ちなみに原作とは見た目も能力も性格も何もかも違うから注意な。なんで映画に出したかって?名前が格好良いからに決まってんだろ!言わせんな馬鹿!
まあ原作だとミュータントになっちゃったせいで人生狂ってすぐ死んじゃった可哀想な子だからさ。暖かく見守ってあげてちょーだい。

  • ストリップクラブのDJ
演:スタン・リー
また出てるぜ。もう90越えてんのに元気だよな、このジイさん。



さて、とりあえず映画の紹介はここまでだ。一番いいのはこのまま有無を言わずに本編を見ること!

初めての人もリピーターの人も、配信サービスに登録するかソフトを買うか借りるかして、俺ちゃんの活躍をその目に焼き付けてほしい。

おっと、海賊版だけは勘弁な!見つけたら即ズドンだ!









おい、最後まで読んだんだから投票だけはしとけよ!

あと、荒らしのないように追記・修正してな!






























……まだいたの?

終わったよ。もう帰んな!




……あー、続編の情報を探してんのね?

そんな容量ないッス。

サミュエル・L・ジャクソンが、アイパッチしてセクシーなレザーコートで出てきたりしないって!

ほら、帰った!シッシッ!



































……そうだ!

ちょっちだけ、秘密を教えちゃうね!




続編だけど、ケーブル出るんだよ!




ヤツはすごい。
バイオニックアームにタイムトラベル、演じるのは誰でもイケそうだ!

大柄で、オールバックなら、メル・ギブソン、ドルフ・ラングレン、
キーラ・ナイトレイでも……あぁ、彼女は演技派だろ?

とにかく、秘密ね。シーッ!




……あ~、項目をロックしちゃダメよ。
それマジでドン引き行為!

んじゃ!
























デカ発目




派手登場!






DP2






THE SECOND COMING


MAY 18 2018 in U.S.A.


2018年5月18日全米公開




...and JUNE 1 2018 in JAPAN.


2018年6月1日(金)日本公開




To Be Continued:DEADPOOL 2

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最終更新:2024年12月07日 20:42