登録日:2016/11/04 Fri 18:58:10
更新日:2025/01/15 Wed 02:48:47
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私は人間嫌いでね。万人に嫌われるのは望むところだ。
アーサー王に仕えた円卓の騎士の一人であり、王の補佐を担う秘書官を務めていた。
同時にキャメロットにおける文官の最高責任者であり、事実上のNo.2といえる。
文官でありながらも優れた武勇の持ち主であり、役職の都合上滅多に前線に出ることはないが、一度戦場に出ればどんな強敵が相手であろうとも無傷で帰還する事から、「『傷知らず』『鉄』『堅い手』のアグラヴェイン」と呼ばれている。
原典において、ブリテン崩壊の原因の一端である王妃ギネヴィアと
ランスロットの不倫を暴いた人物であり、その為に物語においてもっぱら悪役として扱われる人物。
外見は眉間に皺を寄せた仏頂面にオールバックの黒髪、黒い鎧を纏った黒騎士といった男性。
性格は真面目な合理主義者。華やかな武功に興味を示さず、堅実な采配を好む。
シリーズ初出はアーサー王(アルトリア)の生前を綴った物語『
Garden of Avalon』。
〇Garden of Avalon
アーサー王の宿敵である妖妃モルガンの実の子であり、同僚である円卓の騎士の
ガウェイン、ガレス、ガへリス、
モードレッドとは兄弟の間柄。
兄弟の中でモルガンに最も近しい人物であり、彼女がアーサー王を破滅させる為にキャメロットに送り込んだ
スパイと言われている(モルガンはモードレッドを幼少期しか育てず素性を隠させて円卓に入団、
ガウェインはそもそも母親との関わりは薄かったという)。
そのいつ裏切るかもしれない素性と、眉一つも動かさずに騎士を死地に送り込む冷徹な采配を行う人柄からか、円卓内においての嫌われ者であった。
モードレッドを除く兄弟達や
トリスタン、円卓の良心
ベディヴィエールすらも彼を快く思っておらず、本人もその悪評に気付いているが、元来の人間嫌いの気質の為に意に介さず受け入れている。
中でもランスロットとは互いに嫌悪を露わに侮蔑する犬猿の仲。
国よりも人を重視して女性を尊び尊重する事を良しとするフランス騎士を体現するランスロットと、国を重要視する愛国者で女性不信で人間嫌いのアグラヴェインとの相性はまさしく最悪の一言。
そんな彼との相性を当初から見抜いていたのか、アグラヴェインは最後までランスロットが円卓に加わる事に反対していたという。
しかし、周囲からは風評とは裏腹にアーサー王はアグラヴェインに対しては心を許しており、
「無口ですが、人を見る目は確かな人物」「誰よりも平等にものをみている」として信用しており、よく彼の提案に耳を傾けたという。
アグラヴェインはそんなアーサー王に対して「人とは価値観が違う超越者」として見ていたようで、モルガンから送られたスパイであったものの、秘書官としての役割は忠実に行っていた。アーサー王伝説において有名な「聖杯探索」も彼が提案したという。
そして、ランスロットとのギネヴィアの姦通に気付いたアグラヴェインは2人の不貞現場に騎士達を伴って乱入。
「やはり、でしたか。貴女は始めからアーサー王に相応しくなかったんですよ、ギネヴィア」と軽蔑を露わに吐き捨ててギネヴィアを侮辱するアグラヴェイン。その言葉に常日頃からギネヴィアの苦悩と嘆きを知っているランスロットは激怒。
激昂しながらアグラヴェインを切り捨てたランスロット。彼からすれば、秘書官でありながらもアーサー王の秘密を知りつつ利用し、ギネヴィアを脅していた卑劣な男の身勝手な発言にしか思えなかったのである。
そして、この事件をきっかけに円卓の崩壊を招き、ブリテンは滅びへと歩き始める引き金となった。
こうして物語において悪役として扱われる騎士は、結果的にモルガンに与えられた自らの役割を果たしたと言える。
第六章「神聖円卓領域キャメロット」において登場。
獅子王と化したアーサー王に召喚されたサーヴァントの一人。
但し、シータと同じくプレイアブルキャラとして実装されておらず、直接対決を行うことはない。なのでステータスおよびスキルと
宝具も詳細不明。
一応、作中描写と円卓の騎士は皆超一流のサーヴァントと発言されているので相応に高い能力値であると思われる。
また作中において、サーヴァントを縛る黒い鎖を使用しているので、これが宝具だと推察される。或いは、『堅い手』『傷知らず』の呼び名から何らかの削減系や防御能力の宝具を持つと予想する声もある。
白亜の城キャメロットの守護を担う騎士であり、生前と同じくアーサー王の補佐をし、同僚の円卓の騎士達の指揮を引き受けている。
秘書官であるアグラヴェイン以外の人物がアーサー王に取りつぐことは許されておらず、円卓内における重要な役割を与えられているが、この為かランスロットを含む一部からは王を影から操る黒幕と見られている。
一方でモードレッドには信頼されており、不仲とされている兄である
ガウェインが失態を犯した際には弁明の余地を与えようと提案したり、処罰受けた際に思わず彼の安否を心配したりするなど陰ながらの配慮が垣間見える。
しかし、ランスロットとの仲は生前同様に最悪で、いまだにランスロットを信頼するアルトリアにも不満を抱えている様子であり、休む暇もなく彼に指令を出すなど采配にも影響を与え、
更に生前の行いを「不貞を行った上に逆ギレして宮殿から逃げ出した愚か者」と吐き捨てる程に露骨に嫌っている。
ランスロットの方も依然として嫌悪感は変わらないようで、アグラヴェインを「王の陰にて私欲を満たす卑劣漢」と侮蔑していて、獅子王の非情に思える判断も彼の仕業ではないかと疑いの目を寄せていた。
中盤に敵対する山の翁の一人である
静謐のハサンの拷問を行い、その救出に現れた主人公達と交戦。
自らは戦わないものの、粛清騎士とそれを指揮するその堅実な手腕と物量を主にする戦術から主人公たちを苦しめた。
その際に
三蔵の見識の深さと観察眼を高く評価しており、円卓に勧誘するなど敵対し苦手な女性であろうとも優れた人物なら私情を捨てられる柔軟な一面を見せたが、同時に王が円卓に行った強化術
『ギフト』を受けていない事が判明。
本人曰く「ギフトとは獅子王との契約、そんなものを受けてしまえばいざという時に困る。王に対して何も出来なくなるだろう」との事。王への反旗のため、とも思える言葉だがその真意は不明。
そして終盤、主人公達がキャメロットに攻め込んできた際には主人公達に寝返ったランスロットと対峙。
奇しくも生前から続く二人の因縁だが、円卓最強と言われる圧倒的な力量を誇る彼によって、配下の粛清騎士達は全滅、彼自身も窮地に追い込まれるが自らを裏切り者と罵る彼の言動に胸に秘めていた怒りが遂に爆発する。
裏切り者だと……私が? お前と同じ?
はは、ははははは。
はははははははははははは
……笑いが止まらぬとは、この事だ
様子が一変したアグラヴェインに動揺するランスロット。それを意に介さずに自らの生い立ちを呟く。
母親は、モルガンは狂っていた。いつかブリテンを統べる王になると野望の言葉を幼い頃の彼に囁き続けた。
アグラヴェインはモルガンが王になるために使える道具にしか過ぎなかった。
そしてアグラヴェインもその言葉に同意した。ブリテンの存続は彼にとっても有意義な目的だった。それを叶える為に必要なのはより優れた王の存在であると悟っていた為に。
円卓の座にも興味もなく、誰が王であろうと関心もなかった。
必要としたのは自身にとって都合のいい操り人形にすぎない王であり、そのためにアーサー王を利用する事を企んでいた。
しかし、王は彼の想像を遥かに上回るほどに立派な人物であった。
清廉潔白、心身共に国へ尽くし、国を守る為に文字通り眠る時間すらなく責務に務めるアーサー王。
彼の王こそが、モルガンよりもブリテンをより存命させられる人物であるとし、母親との決別を決意した。
しかし、彼はある時王の苦悩を知ってしまう。
彼は女は嫌いだった。関わった女性達は醜く淫蕩で、清らかさを謳いながらも不貞を行うような人物ばかりだった。
彼女達を見ている内に人間という存在に、軽蔑すらも覚えた。
そんな彼が唯一嫌われたくないと怖れ、心底から尊敬した人物こそがアーサー王であった。
綺麗事ばかりでは物事はうまくいかない。王を支える為に必要ならば、嫌われ役も進んで引き受けた。
同僚達にも疎まれたが構わなかった。元々人間嫌い、アーサー王にさえ嫌われなければそれでいい。そう考える程に彼は王への忠誠心を深めていった。
幸いにも王は男性、嫌悪する女性ではない、その事に胸を撫で下ろしさえもした。
だが、ギネヴィアとランスロットとの不倫をキッカケに王の秘密を察してしまう。その瞬間の衝撃は心に空白すら覚えた程であった。
初めて。嫌われる事を恐れた者が、男性であった時の安堵が、お前に分かるか?
……それが貴様とギネヴィアのふざけた末路で、王の苦悩を知った時の、私の空白が、お前に分かるか。
淡々と、しかし激情に染まった形相で積年の憎悪をぶちまけたアグラヴェインは二度に渡って敬愛する王を裏切ったランスロットに再び切りかかる。
―――報いを受けろ。 貴様はまた、我が王を裏切った。
六章のエピローグ。獅子王と主人公達との最終決戦直前の舞台。そこには闘いを制したアグラヴェインが獅子王の元に訪れる。因縁の相手を執念の力で打倒したものの、手足は砕かれ、胴は裂かれ、片目は潰されるというまさに死に体の状態であった。
死にかけの身体を引き摺り、尚も王への忠義を尽くそうするも、力尽きることを悟った彼はまたしても目的を果たせなかった事を獅子王に謝罪する。
彼の目的は「生前は叶わなかったアルトリアが欲する理想の国を今度こそ献上する」事だった。
その気持ちを汲みとったアルトリアはアグラヴェインを責める事はせずに労わり、アグラヴェインは最期まで王への忠義を貫いたまま消滅していった。
こうして、第6章は幕を閉じた。
もう休むがいいアグラヴェイン。 働きすぎなのが貴公の唯一の欠点だった
まさか――――貴方に比べれば、私など。
〇余談
そのしかめっ面から誤解されやすいが、見かけに反して若い。
少女とも形容される三蔵法師と変わらないぐらいの歳頃といわれているので、二十代前半、下手すればそれ以下もあり得るというかなりの老け顔。
この事を追及された際には部下の騎士達もギョッとしながら驚いていた。円卓で彼よりも実年齢が若いのは、モードレッドやギャラハッドぐらい。
昔は今ほど老けてはいなかったが、トリスタン曰くものすごいストレスが原因で
カエサルの激太りと同レベルの変貌を遂げたらしい。
まあ
「I Can Fly」と言いながら空を飛んだり、
女の尻を追い掛け回していたという奇人変人が在籍する円卓の中での常識人なので常に頭を悩ましていたのであろう。
2015年のクリスマスイベントでサンタオルタから「アッくん」という愛称で呼ばれており、いつも良いアドバイスをしてくれると言い、彼女から親しまれている。
…が、いがみ合う騎士の仲裁に彼の進言を採用した結果「罵り合うことは無くなったが笑い合う顔にはいつも青筋が立っていた」とか。
その他、主君の狩りの供をした際には、山の陰や見晴らしの悪い森に隠れた獲物をいぶり出すために聖剣をぶっぱなして周囲をすっきりさせた王に対して、死んだ魚のような目をしつつ「さすがは陛下。全力ですな。」という讃辞(?)と拍手を贈ったらしい。
また『カルデアサマーメモリー』でのアルトリアの台詞で「王としての責務は執務室に置いてきた」と言うものがあったり、円卓礼装のイラストでアグラヴェインのみイラストからハブられていることから、
「王を始め主立ったメンバーが休暇で海に行っている間、一人だけ執務室に残って業務をこなしている」等とネタにされることも。
これらのネタやストーリー中でのワーカホリックぶりから、完全に円卓の苦労人ポジが定着している。
竹箒日記によると元々当初のシナリオには登場せず、シナリオ担当変更の際に追加されたキャラであるようだ。
本格的に登場したFGOでも戦闘無しのNPCだったため長らく担当声優がいなかったが、第六章
アニメ化に際して
安元洋貴氏がキャスティングされた。
追記・修正は仕事を五つばかり片付けてからお願いします。
- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-04-29 15:19:51)
- 彼が嫌いそうな女性候補セミラミス、メイヴ、玉藻、メディア、マタ・ハリ清姫キアラリップメルト等かな -- 名無しさん (2017-05-25 19:28:58)
- キアラは……うん。まあ英霊なら大体はアレだがアッくんはな……。取りあえずトリスとランスが誑し込まれかけて額に青筋を浮かべる所までは想像出来る。 -- 名無しさん (2017-05-26 23:59:10)
- フと思ったんだがアグラヴェインが老け顔なのは心労だけじゃなくモードレッドと同じで彼がホムンクルスだからで元々寿命が短いんじゃないかな。 -- 名無しさん (2017-06-02 13:24:12)
- 女嫌いではあるけど蔑視主義ってのが公平さを表してるよね。 三蔵を正当に評価してたりショックはうけても王への忠誠が揺るがなかった辺り、むしろ全てにバイアスかけるタイプの女嫌いには共感どころか嫌悪感もちそう。 -- 名無しさん (2017-07-16 23:41:16)
- ↑ミス。蔑視主義「ではない」 -- 名無しさん (2017-07-16 23:42:37)
- ↑彼が嫌いそうな女性は、女性であるが故の醜さを持つような人物なんだろうな。その意味では逆に、人に尽くそうと努力した働き者で、実際に結果も出したジャンヌやナイチンゲールには好意を持ちそうな気がするな -- 名無しさん (2017-07-22 11:09:32)
- 猫と虎は…評価規格外だな -- 名無しさん (2017-07-22 11:22:38)
- 嫌いなこと自体は自然な感情だから仕方ないとして、嫌い方がまともなんだよな言い方変だけど。 -- 名無しさん (2017-07-24 19:33:52)
- ↑3女という概念、女性であるが故の醜さを嫌ってはいても、個人を「女だから」で嫌う感じじゃないよねあの人。あの辺りには好意的そう。 -- 名無しさん (2017-07-29 23:53:17)
- ネロ様当たりやばくね? -- 名無しさん (2017-07-30 15:47:59)
- 無粋と分かってて聞くんだが、ほmじゃ……ないよね? -- 名無しさん (2018-02-13 15:25:47)
- ↑3他人への嫌悪感一つとってもこの男は生真面目すぎる。もっと気楽に手前勝手な嫌い方をしてりゃあそこまで心労を溜め込むこともなかったろうに・・・そりゃ老け顔にもなるってもんよ -- 名無しさん (2018-02-13 15:53:24)
- ギネヴィアへの脅しってのがいまいちよく分からんな。 アッくんFGOの見るに王の性別知ったの王妃の不義の後、だよな? -- 名無しさん (2018-03-28 00:33:42)
- あの時点でのランスロット視点では「全てを知った上で暗躍するモルガンのスパイ」だからなあ。一方的に弱み(王の秘密)を抱えている王妃に"いつも通り"小言を並べて"王妃らしからぬ態度"を取ると更にエスカレート、みたいなイメージ -- 名無しさん (2018-03-28 08:49:18)
- 実装はよ -- 名無しさん (2018-07-04 00:26:43)
- いくつか↑ 第二次スパロボZのクロウ・ブルーストみたいな感じか。となると声はうえだゆうじ、モルガンはゆきのさつきだな。 -- 名無しさん (2018-07-04 01:15:16)
- ↑つまり、実家のラーメン屋がクソ不味かったせいで全てのラーメンが嫌いになった的な -- 名無しさん (2018-08-10 11:14:25)
- 原典でも大概アグラヴェインって卑劣間扱いされてるけど、「不貞を行った上に逆ギレして宮殿から逃げ出した愚か者」に比べれば遥かにマシだよね -- 名無しさん (2018-08-23 09:28:36)
- それでもたった一人の女声の苦悩を見捨てられないって価値観は大事だと思うんだ 不貞も旦那だと思ってたら嫁だったという普通じゃない前提があったわけだし -- 名無しさん (2018-08-23 10:26:42)
- ↑どっちにしろ惚れた女>>王国の存亡っていう図式が善扱いされてるのがすげー気の毒なんだよ -- 名無しさん (2018-08-23 11:10:28)
- ↑ その図式が善扱いされてるからって逆が悪扱いされてる訳じゃないと思うけども 単にフランス騎士のランスロットにとっては前者が大事で他の騎士とはそれが噛み合わなかっただけ -- 名無しさん (2018-09-01 21:38:36)
- というかFateにおいては二人の関係をアルトリアも黙認してたわけで、関係者3人がなあなあにすることで纏まってたとこをゆ゛る゛さ゛ん゛してブチ壊したのは失敗だったと思うのよ。白日の下にさらされちゃったらそりゃアルトリアは罰するしかないし。最悪の形でのブリテン崩壊という拳銃を準備したのがランスロならそのトリガーを引いたのがアッくん。んで飛び出した弾丸がモーさん。 -- 名無しさん (2018-09-13 22:37:54)
- 顔が葛木先生に似ている。 -- 名無しさん (2018-09-13 23:08:27)
- ↑2 アグラヴェインの立場なら至極当然の行動を失敗呼ばわりされる所が悪玉扱いなんだなぁって思う。ランスロットは罰を受けたならともかく同僚斬り殺して逃げてるのになお忠義の騎士扱いなのに -- 名無しさん (2018-09-13 23:29:03)
- 正しさだけじゃ救われないって奴だろう。民衆からしてみればギネヴィアとランスロットの不貞は不公平であるが不利益でなかったのに、アグラヴェインがそれを暴いた事は公平ではあったが国家崩壊という不利益を民衆に齎したのだから。国益を守るべき政治的指導者の臣下が国益を損なったのだから悪役扱いされるのはしょうがない気がする。 -- 名無しさん (2018-09-14 07:17:07)
- 国家崩壊を招いたのがアグラヴェインだというのがそもそもおかしい。不貞を犯したのも罰を受けずに逃げて秩序を乱したのもランスロットとギネヴィア。同情の余地はあるが崩壊の原因なのは間違いなく二人の方 -- 名無しさん (2018-09-14 08:02:06)
- 原因は間違いなくあの二人の不貞だけど導火線に火が付いていない爆弾みたいなもので、黙って見過ごしていれば爆発しなかったと思う。実際、不貞が隠されていた時期にそれが原因で治世が乱れたという話は聞いた事ないし。そもそも「ランスロットが秩序を乱した」のは「ギネヴィアが処刑されそうになったから」で更にその原因は「アグラヴェインに不貞が暴かれたから」という因果だから、「アグラヴェインが不貞を暴かず黙ってればランスロットが秩序を乱すような事もせずブリテン崩壊に至らなかったんじゃね」と思うのよ。順番をごちゃまぜにしちゃ駄目だろう。 -- 名無しさん (2018-09-14 15:07:49)
- あと、不貞そのものが秩序を乱す範囲だと思わないなあ。それはあくまで個人間の問題であって公共の利益、つまり不特定多数の利益を害した訳じゃないし。 -- 名無しさん (2018-09-14 15:12:57)
- 発端は確かに個人間の問題ではあるが、バレたのに許すとなれば、アルトリアがルールを守らせようとしない王として求心力を失いかねないと言う問題はあるからな。アグラヴェインのように「事を荒立ててでも求心力を確保する」かアルトリアのように「求心力が落ちても事を荒立てず平穏にやり過ごす」はどっちも一理あるし、批判しても結果論の域を出ないだろう。 -- 名無しさん (2018-09-14 16:25:43)
- 別にアッ君のも間違ってはいないのよ間違っては。ただ当のアルトリアが「男ですらない自分に嫁がせちゃったし申し訳ないな」と黙認するスタンスだったしそっちの選択肢だってアリなのになんで我が王の意思に反してブチ撒けちゃう方選んじゃったの?という。 …どっち選んでも八方丸く収まる訳がないしそもモルガンの子に生まれた時点でどのみちアッ君は苦しむ事になるんだが。なんもかんも時代が悪いよー時代がー -- 名無しさん (2018-09-28 23:20:18)
- さすがに不倫したランスロットを擁護してアグラヴェインを責めるのは苦しい -- 名無しさん (2018-11-05 11:29:48)
- まあ、ぶっちゃけ誰がどれだけ最善手を打ってもブリテン滅亡は確定事項なんだけどね。人理定礎はホント地獄だぜ! -- 名無しさん (2018-11-05 13:40:28)
- ↑3 当たり前だけど、王妃を処断する決定権握っているのは王様だからな。「王の許可を得ることなく、独断で王妃の部屋に私兵を伴って押し入って身柄を拘束しようとする」という、クーデター以外の何物でもない行為は、明確に間違いだろ…王への忠誠すら投げ捨てた行動だぞ、これ… -- 名無しさん (2019-06-14 21:24:32)
- ↑ 王妃許せん、ランスロットもっと許せん、ってなってて判断力が鈍ってたんだろうな…。ちなみに、「王妃とランスロットの不倫を告発するから手伝え」とガレスに協力を要請して拒否られている。 -- 名無しさん (2019-08-23 19:35:05)
- 生前といい6章での件といいなんというか、 -- 名無しさん (2019-08-25 22:11:49)
- 「忠誠を誓っていたにも関わらず」「私情を持ち込んでしまったところで」「意図せず円卓崩壊のトリガーを引くハメになった」ってのが、因果を感じざるを得ない -- 名無しさん (2019-08-25 22:16:35)
- クラスは多分アサシンだろうか? -- 名無しさん (2019-09-11 18:16:51)
- ↑2私情を持ち込んだせいで、王への忠義を貫ききれなかったって悔やんでるのはガウェインだからね。アグラヴェインにとって、王の意のままにするだけが忠義じゃない、時には汚いことだとしても王のためになると信じたことするのが忠義ってことなんだろう。 -- 名無しさん (2020-03-22 03:59:29)
- ↑2どちらかというとキャスターの方が適性がありそうな感じですね。オール信長の光秀とちょっと性格が近そうだなと思いましたし。FGOde両方とも主人への -- 名無しさん (2020-03-22 05:47:00)
- さて声優さんも決まったわけだが -- 名無しさん (2020-03-23 10:33:06)
- ミスった、声優さんも決まったわけだがFGOでの実装はやっぱり劇場版の前後かなあ、とすると8月くらいで水着イベとかの? -- 名無しさん (2020-03-23 10:33:57)
- まさかのCV.安元洋貴さん ゴツいなぁ・・・ -- 名無しさん (2020-03-23 11:09:24)
- 成功か失敗かは動機じゃなく結果の話だからね。王の意に反しても王の為になると信じてやった結果王の為にならず大ダメージ与えたんだから大失敗には違いない。王の為にならないと頭では分かってても止まらないし止まれなかった結果大ダメージ与えたランスロとどっこい程度には。 -- 名無しさん (2020-05-13 01:54:33)
- 一見冷徹で論理的な人物のようで、実はかなり激情家だよね。無私に徹するタイプとしては、ガウェインの方がそれに近いかも -- 名無しさん (2020-05-13 12:30:06)
- 年齢も考えると激情家なのもあるけど単純に「若い」ところもあるんだろうなあって思った。自他ともに厳しくてあんまり余裕みたいなものが無い感じというか -- 名無しさん (2020-11-27 10:22:27)
- ベディビィエールが苦労人なのかと思ったら、この人が苦労人ポジであっちは常識人ポジだった。 -- 名無しさん (2021-05-23 06:29:17)
- 三蔵ちゃん高評価の理由がずっと「人事評価は公正なのかな」と思ってたが、よくよく考えれば「万民を救う為に己を犠牲にしてでも戦う」って考えると我らが王にすげー似てることに気づいた -- 名無しさん (2021-06-13 15:27:20)
- 劇場版後編でやっと戦ってくれた…!(しかも超作画)このままプレイアブル化してくれぇ -- 名無しさん (2021-08-04 11:53:27)
- 2部6章で出てくると思ってたら全く出なかったなぁ…。流石にこの後の分で出る事もないだろうし。 -- 名無しさん (2021-08-04 11:59:35)
- 残念ながら劇場版では「私は女が嫌いだった」はカットされてしまった…。まあ今の世の中ではしょうがない。その分狂気すら感じさせる戦闘シーンがヤバい。 -- 名無しさん (2021-12-10 16:51:59)
- アッくん、いつまでも待ってるぞ。 -- 名無しさん (2021-12-10 17:50:35)
- 声まで決まったのにまだ実装されないのが恐ろしい。全然待てるがね。 -- 名無しさん (2022-06-08 17:48:11)
- ギフトを「不要」とした点からしても「王ができない、したくないことをやるのが自分の仕事」と任じてるんだよなこの人。 そういう意味ではギネヴィアとランスロットの不貞を暴いたのもその一環で間違った事ではなかったんだけど、ランスロットとギネヴィアが既に国の中で大いに認められてる存在だった事が彼にとっては大きい誤算だったとは言えるかも -- 名無しさん (2022-12-30 11:35:26)
- ↑続き もし二人がそこまで信任を得ていない状態で起きた事だったら、自分がアルトリアに罰せられても不安要因を排除できた可能性はある訳だし -- 名無しさん (2022-12-30 11:37:23)
- やっぱり宝具はサポート系かしら -- 名無しさん (2022-12-30 12:17:42)
- ギャラハッドと並んでほぼほぼ放置されてる。魅力的なキャラなので早期の実装が望まれる。 -- 名無しさん (2024-09-06 07:39:02)
最終更新:2025年01月15日 02:48