カツウォヌス(グラブル)

登録日:2017/03/13 (月曜日) 22:43:36
更新日:2023/02/11 Sat 13:36:27
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……!



カツウォヌスとは、ソーシャルゲームグランブルーファンタジー』に登場する魚である。
シナリオイベント『薫風、白波を蹴立てる』でマルチボスとして初登場し、後日召喚石として実装された。
名称はおそらくの学名Katsuwonus pelamisから来ていると思われる。




概要
ファータ・グランデ空域の島の一つであるアウギュステで獲ることのできる最高級食材。その赤身で作ったタタキは、死人が生き返るくらいに美味しいと評されている。
しかし、カツウォヌス漁は熟練の漁師でも命の危険が伴う。そのため市場に出回ることが滅多にない。
カツウォヌスは、激しい戦いで生き残ろうとすると身がより引き締まり強くなる。そして戦いにケリをつけるべく戻って来る。漁師たちはそんな個体をモドリカツウォヌスと呼んでいる。力強く引き締まった身にはしっかりと脂が乗っており、これ以上にないくらい美味しいとか。しかし、モドリカツウォヌスはもはや魚とは言えないレベルで強く、捕獲のハードルは非常に高い。
グラブルでは以前にも、マグロの星晶獣であるアルバコアが登場したことがあった。しかし、れっきとした星晶獣であるアルバコアとは違い、カツウォヌスはあくまでもただのである。この世界の魚介類はどうなってるんだ…



薫風、白波を蹴立てる
ジンが命の恩人カッタクリのためにカツウォヌスを釣り上げようと奮闘するイベント。終盤で捕獲され、主人公たちはカツウォヌスを堪能した。
マルチバトルVERY_HARDでカツウォヌスと、EXTREMEでモドリカツウォヌスと対戦できる。
チャージターンマックスで使用する特殊行動は、
  • 通常モード使用する3回ランダム攻撃の「ブリッツ」
  • ODモードで使用する全体攻撃+強化効果を1つ消去の「エイセス・ハイ」
  • 通常・ODモードで使用する自身のステータスを上げ、次のターンに3回ランダム攻撃+最後に攻撃を受けたキャラを帯電状態にする「ライトニングブリッツ」が発動する「オートマニューバ」。
どちらの難易度でも特殊技は同じ。
DATA発生率が意外と高いので、暗闇を付与したり、攻撃力をダウンさせて被ダメージを抑えたい。
また、HPが一定以下になると、脂が乗ってチャージターンマックスになるためそこも注意しておきたい。
ちなみに、モドリカツウォヌス戦のBGMにはボーカルが入っており、HP50%を切ると歌い出す。やってることは鰹漁だがBGMがかっこいい。



召喚石
2016年夏、レジェンドガチャに実装された。属性は、レアリティはSSR
カツウォヌスの加護は『装備している水属性の召喚石が多い程水属性攻撃力がアップ』というもの(フレンド召喚石を数えない)。
攻撃力は最大で100%(最大まで上限開放している場合は120%)までアップする。これはバハムートやルシフェルに匹敵する。ちなみにバハルシと違ってスペシャル交換チケットで交換可能。
強力な効果だが、装備している水属性の召喚石の数に依存するため、アテナなどの他属性の有用な召喚石の装備数が限られてしまうのが難点。
召喚による効果は敵全体の連続攻撃率ダウン。通常攻撃が痛い上に連続攻撃をかなりの頻度でしてくるナタクなどの敵に非常に有効。ナタクHLに挑戦する際、余裕があるなら編成していくのも有り。
稀に脂が乗って味方全員の奥義ゲージをMAXにする効果もある。ただし狙って出せる効果ではないので発動したらラッキー位に思っておこう。

最終上限解放を行いメインもしくはサポートに設定しておくと、初回召喚時に奥義ゲージ上昇量が200%となり確定発動となる。ただしメインとサポートの両方にカツウォヌスをセットしても確定発動は1度のみなので注意。また、他プレイヤーが発動したものを拾い発動する合体召喚の場合はランダムなのは相変わらず。
このため、奥義ゲージ上限が200%に設定されているキャラとの相性が抜群であり、時間との勝負になる古戦場では1度だけ与ダメージが爆発的に上昇するシヴァと並んで特に愛用されている。

カツウォヌス以降、それぞれにセスランステスカトポリカセトと条件により100%の属性攻撃力アップが可能な召喚石が実装された。これらは最初に実装されたカツウォヌスから取って「○カツオ石」と呼ばれることがある。
ちなみにセスランス、テスカトポリカ、セトの元ネタが鍛治神創造神戦神であるのに対し、元ネタがであるカツウォヌスは非常に異質。



鰹剣豪
カツウォヌスの最終上限解放後、EX2ジョブ「剣豪」の実装等の要因により爆誕してしまった代物。
キャラや武器の編成ハードル等の前提条件はかなり厳しいが、イベント周回に於いて最速最大火力の奥義をぶつける事が出来る。
水属性であれば奥義ダメージ加速要員として最終上限解放シエテ、ダメージソースとしてヴァジラ及び剣豪、無属性99万追加ダメージを与えられるSSRヨダルラーハをフロントに編成した上で、
最終上限解放ブルースフィアやテュロスビネットやフィンブル、サブに水属性召喚石を満載してカツウォヌスを開幕で召喚、攻撃ボタンを押してリロードするだけでイベントのマルチバトル難易度EXTREMEまでなら大体吹き飛ばせる。

4凸カツウォヌスの何がやばいといえば1回タップするだけで奥義ゲージが200%確定チャージ可能という点。
本来奥義ゲージ200%を溜めるには時間がかかるもののそれが一瞬で終わる。メカニックですら相応の制作コストがかかるパーツを要求された上で2タップかつ奥義ゲージ100%分配であるという点で比較すればとんでもない効果。
グラブルの仕様上、光属性SSRのサーヴァンツを除き奥義ゲージ200%状態から奥義をぶっ放すと100%ずつ消費して2回奥義を発動出来、その分1ターンあたりの総ダメージ量が単純に伸びる。
よって極まった編成で不利属性以外あれば大体のイベントマルチボスは確殺可能というとんでもない代物に化けてしまった。

ただし誰でもお手軽編成というわけではなく
  • マルチバトルボスのエウロペから複数本必要かつドロップ率が低いテュロスビネットを確保
  • 年2回開催のケルベロス/フェンリル討滅戦で同じく低ドロップのフィンブルも複数本拾い集める
  • 久遠の指輪で奥義ダメージ上限アップLBの厳選作業
  • 2019年中は鰹剣豪に必須の十二神将ヴァジラが排出停止
など高いハードルがいくつもある。

が、その周回効率と火力は古戦場で大暴れするには十分すぎた。
有利非有利関係なく古戦場の大地に鰹が降り注ぎ、次の瞬間には戦闘終了…といわゆる「肉稼ぎ」に革命を齎してしまった。
上述したようにイベント周回にも有用で、後のアップデートで召喚石にスキン機能が追加されたことでカツウォヌスの欠点である召喚演出の長さまでカバーされてしまった。
メカニックでの1ターンキルのようなタップ数の多さすら完全克服してしまい、一説には古戦場の予選突破ボーダーを引き上げた原因とも言われている。

このやばい代物を運営が延々放置するわけもなく、2019年1月古戦場でグラッジチャンクを落とすVH及びEXボスに対し有利属性以外に対する属性耐性が追加される事が発表される。
マルチに降り注ぎまくった鰹剣豪に対し遂に運営によって強制ブレーキが掛けられる事になり、「鰹がタタキにされた」「鰹剣豪終了のお知らせ」等と鰹剣豪は失意に包まれた……




と思いきややろうと思えば全属性で組めるということが早々に発覚。それどころか検証やアップデートにより各属性の鰹剣豪編成用エンジンパーツがどんどん掘り起こされる事態に。
奥義ゲージ200%持ちや奥義後追撃持ち、主人公がメイン武器として握った時に発動する奥義後の追加効果等を加味すればむしろ「水属性より他属性のほうが鰹剣豪を組みやすいのではないか」とすら言われる始末。
更にルリアをフロントに配置してシヴァとカツウォヌスを同ターンに召喚して威力を跳ね上げさせるという芸当も可能という有様。
古戦場のVH及びEXボス系に対して付与された属性耐性は15%程とされており、極まった水鰹剣豪編成であればそれをぶち抜いて1ターンキル可能なので最早手がつけられない。
仮に属性耐性をHELLクラスに引き上げた場合、武器もキャラも揃っていない初心者騎空士が無理ゲーと化してしまう恐れがあるため、弱めの属性耐性も致し方ない事ではあるが、鰹剣豪はまだまだ暴れ続けると予想される。




追記修正はカツウォヌスを一本釣りしてからお願いします。



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最終更新:2023年02月11日 13:36