東京の地下(都市伝説)

登録日:2012/10/09(火) 08:21:38
更新日:2024/10/14 Mon 20:41:09
所要時間:約 4 分で読めます





今や蜘蛛の巣の如く張り巡らされた東京の地下鉄



人々が行き交う地下街や地下通路



もし……


それ以外に地下世界があったら…




日本の首都、東京都の地下に政府や天皇専用の地下通路や地下施設があると言う。都市伝説の中でも有名な噂の一つである。

江戸時代から栄えた東京だが、海外の大都市の様に経済や政治等を各都市に分散せずに東京都に集中した為、
そこに攻め込まれたり、大規模な災害があると全てが機能しなくなる恐れがある。
その対策の為に政府が東京都の地下に極秘に建築し、極一部の人にしか教えていないと言う。

この都市伝説は主に
●政府や皇居専用の地下避難通路
●政府や関係者しか知らない地下施設
の2種類に分けられる。


●地下避難通路

東京都の地下に郊外に出れる地下道や、議事堂や皇居から地下鉄に繋がっている説。政府や天皇専用の避難・連絡通路が地下にあると言われている。
有名なのは『皇居から伸びている脱出用通路』『永田町地下の政府専用連絡通路』
『国会議事堂地下駅』『地下鉄千代田線の国会議事堂前は有事の際の核シェルター』等。
もしも戦争になったら真っ先に狙われる可能性が高い東京都内から避難する為に作られた施設。
国会議事堂地下に巨大な空間があったり、千代田線の国会議事堂前駅は地下38mとかなり深い所を通っていたりしているので様々な憶測により出来た説。


●地下極秘施設

東京都の地下に政府が極秘に建築した秘密施設や、一般に使われているが有事には別の機能になる施設があると言われている説。
有名なのは『地下鉄有楽町線は有事の際は軍事利用される』『別々の地下鉄が繋がってる脇線』、
ホンマでっかで取り上げられた『国営昭和記念公園の地下に政府の極秘施設がある』等。主に軍事用の施設が中心である。
それら以外にも謎の空間や謎の建物、閉鎖された場所等が多く見つかっている為に語られる様になった。

●旧帝国陸海軍の置き土産

東京の地下鉄道網や地下街のいくつかは戦前に旧帝国陸海軍が戦前建設したものを転用したものであるとする説。
有名なものでは『都営地下鉄大江戸線つくばエクスプレス地下区間は旧軍の建設したトンネルを改修した路線』、
『御徒町トンネル陥没事故も旧軍トンネルの崩落によるもの』等。


この都市伝説東京都が舞台のアニメやドラマや映画等で登場することが多い。
踊る大捜査線スピンオフ作品、『交渉人 真下正義』が代表的な作品である。アニヲタにとっては東京アンダーグラウンドか。

これらのうち『別々の地下鉄が繋がってる脇線』は実際に市ケ谷、桜田門、汐留に存在する*1が、それ以外の軍事用の施設は無いと言われており、有事の際に使われたり、極秘に建築した施設を態々公開する事は無いと思われる。



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最終更新:2024年10月14日 20:41

*1 車輛回送や留置に使われるための物。性質上東京以外の都市の地下鉄路線でも同じ目的の線路が引いてあることは割とよくある。類似の設備は他にもある