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東京の地下(都市伝説)

登録日:2012/10/09 Tue 08:21:38
更新日:2026/09/25 Fri 20:51:28
所要時間:約 4 分で読めます





今や蜘蛛の巣の如く張り巡らされた東京の地下鉄



人々が行き交う地下街や地下通路



もし……


それ以外に地下世界があったら…




日本の首都、東京都の地下に政府や天皇専用の地下通路や地下施設があると言う。都市伝説の中でも有名な噂の一つである。

江戸時代から栄えた東京だが、海外の大都市の様に経済や政治等を各都市に分散せずに東京都に集中した為、
そこに攻め込まれたり、大規模な災害があると全てが機能しなくなる恐れがある。
その対策の為に政府が東京都の地下に極秘に建築し、極一部の人にしか教えていないと言う。

この都市伝説は主に
●政府や皇居専用の地下避難通路
●政府や関係者しか知らない地下施設
の2種類に分けられる。


●地下避難通路

東京都の地下に郊外に出れる地下道や、議事堂や皇居から地下鉄に繋がっている説。政府や天皇専用の避難・連絡通路が地下にあると言われている。
有名なのは『皇居から伸びている脱出用通路』『永田町地下の政府専用連絡通路』
『国会議事堂地下駅』『地下鉄千代田線の国会議事堂前は有事の際の核シェルター』等。
もしも戦争になったら真っ先に狙われる可能性が高い東京都内から避難する為に作られた施設。
国会議事堂地下に巨大な空間があったり、千代田線の国会議事堂前駅は地下38mとかなり深い所を通っていたりしているので様々な憶測により出来た説。


●地下極秘施設

東京都の地下に政府が極秘に建築した秘密施設や、一般に使われているが有事には別の機能になる施設があると言われている説。
有名なのは『地下鉄有楽町線は有事の際は軍事利用される』『別々の地下鉄が繋がってる脇線』、
ホンマでっかで取り上げられた『国営昭和記念公園の地下に政府の極秘施設がある』等。主に軍事用の施設が中心である。
それら以外にも謎の空間や謎の建物、閉鎖された場所等が多く見つかっている為に語られる様になった。
ゲーム作品では、東京を荒廃させてからが本番で有名な真・女神転生シリーズで、たびたび置き土産的なオカルト施設が作られている。

ちなみにこれらのうち『別々の地下鉄が繋がってる脇線』は実在する。
例えば都営浅草線と同大江戸線を繋ぐ脇線。浅草線大門駅と大江戸線汐留駅を繋ぐ形で引かれており、大江戸線の車輛が大きな整備を受けるためにここを走行する。
これは重整備ができる設備が大江戸線の車両基地(木場研修場)にはないため、浅草線の基地(馬込研修場)で行うことから。両線の仕組みの違いから、大江戸線から見て脇線より先は自走できないため、専用の電気機関車(E5000系)が牽引して持っていく。アニヲタ方面だとゲーム『駅メモ!』の汐留いちごがこのE5000系をモチーフとしているほか、近年は車両基地公開イベントの持ち回りが馬込になったときに実車展示をすることも。
東京メトロ線にもあり、千代田線霞が関と有楽町線桜田門をつなぐものは一時期小田急のMSE車が特急ベイリゾートとして走行していた。ホームドアへの対応困難以前にあまり儲かっていなかった様子。*1
また稀にだが、ツアー商品として旅行会社や東京メトロ・都営交通公式で「この連絡線を次々とわたり、乗り換えることなくさまざまな地下鉄路線を走る、一種の冒険旅行」という内容のものが企画・販売されることもある。
創作物だと漫画『テツぼん』でこういったツアー列車がストーリーに使用されたエピソードが公表されている。
主人公の議員さん(いわゆるクルマ族議員なのに大の「鉄の人」)と違い、尾行していた他陣営スタッフは「鉄道好きではないのでツアー趣旨自体を理解できない」「ツアーの切符を持っていないので主催や参加者から大目玉」*2「結局主人公の弱みは特に見つけられなかった」と踏んだり蹴ったりのオチ


●旧帝国陸海軍の置き土産

東京の地下鉄道網や地下街のいくつかは戦前に旧帝国陸海軍が戦前建設したものを転用したものであるとする説。
有名なものでは『都営地下鉄大江戸線・つくばエクスプレス地下区間は旧軍の建設したトンネルを改修した路線』、
『御徒町トンネル陥没事故も旧軍トンネルの崩落によるもの』等。

この都市伝説は東京都が舞台のアニメやドラマや映画等で登場することが多い。
踊る大捜査線のスピンオフ作品、『交渉人 真下正義』が代表的な作品である。
アニヲタにとっては東京アンダーグラウンドか。

先述のように、『別々の地下鉄が繋がってる脇線』は実際に市ケ谷、桜田門、汐留ほかに存在する*3が、それ以外の軍事用の施設は無いと言われており、有事の際に使われたり、極秘に建築した施設を態々公開する事は無いと思われる。


●余談

いわゆる観光できる地下の巨大神殿で有名な「首都圏外郭放水路」はなんとなく東京と一体で取り扱われがちだが、アクセスは埼玉県春日部市。
東京の地下と無関係ではないものの、このページにとってはちょっと別件である。



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最終更新:2026年09月25日 20:51

*1 線形の都合でメトロ線に入ってしまうと前の列車の追い抜きが出来ない上、あさぎり→ふじさんと違いJR線に直通するわけではない(新木場で乗換)のでいわゆる「ディズニーリゾート臨」としてはかなり使い勝手が悪かった

*2 主人公が迷わず乗車したことから、ツアーの貸切列車ではなく一般の便だと誤認してしまったため。当然主人公はもともとツアー参加を希望・購入しており、ここまでの行動も「本番の電車」が来るまでフリーきっぷなどを使って時間をつぶしていたものだった

*3 挙げていない用途だと車輛回送や留置に使われている。性質上東京以外の都市の地下鉄路線でも同じ目的の線路が引いてあることは割とよくあり、例えば名古屋市営地下鉄名城線には砂田橋~ナゴヤドーム前矢田にナゴヤドームの真下へと向かう脇線がある(こちらへ進むと名城線の車両基地に入ることができる)。類似の設備は他にもある