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巻原定男

登録日:2017/04/23 Sun 13:39:32
更新日:2026/05/10 Sun 22:02:07
所要時間:約 4 分で読めます





室田ってヤツの“盗聴(タッピング)”はオレが喰っちゃった


巻原定男(まきはらさだお)とは、『幽☆遊☆白書』の登場人物である。

CV:石田敦

+ 目次

☆人物

蟲寄市在住の青年で、仙水忍の仲間の1人。生年月日や血液型、家族構成は不明。恐らく20代と推測される。大柄で糸目な青年。唇も厚い。
かなりの巨漢で仙水一味の中では最も長身。桑原からは「デブ」と言われていたが、アニメ版では割と筋肉質な体形である事が明らかとなった。

後述の能力の通り、食べる事が趣味。
不器用で動きが鈍く、高校時代は「ウシ」というあだ名で呼ばれていた。
努力をするようなタイプではなく、常日頃から「楽してスポーツがうまくなりたい」「強くなりたい」「成績を上げたい」と思っている。
その事と趣味が相まって、魔界の扉の事件で能力が覚醒する事となった。
仙水の仲間になった経緯は不明だが、仙水は「次元を切り裂く事が出来る能力者」を探していたため、その過程で彼をスカウトしたものと思われる。


☆戦闘能力

能力美食家(グルメ)
巻原に発現した能力。領域は自らの体内。自分の体内に相手を取り込み、その者の持つ能力等を吸収して自分のものにしてしまう。

相手を体内に取り込む方法は、その能力名どおり「食う」事。より具体的に言うと、相手を肉体ごとそのまま丸呑みしてしまうのである。
能力で巻原に取り込まれた相手はその時点で吸収され絶命するため、彼に取り込まれたが最後、助かる術はない。
なので、作中に登場した能力の中では最もえげつないと言っても過言ではないだろう。もはや「美食」というより「悪食」である。

「食う」行為に具体的な制限はないため、食えば食うほどどんどん強くなる。
ただし、自分の力量を超える相手、例えば不死身の身体を持つ相手の場合は、領域をもってしても吸収しきれない場合がある。
また、「食って」いくらでも強くなれる代わりに、一度相手を体内に取り込んでしまったら、たとえどんなに苦しんでも体外に吐き出す事は不可能という欠点もある。


☆劇中での活躍

★魔界の扉編

仙水の指示で、水槽の中で再生を続けていた戸愚呂(兄)を吸収。身体を自在に変形させる“武態”の能力を手に入れる。
しかし、戸愚呂(兄)は不死身の身体を持っていたので、完全には吸収しきれず…

原作でも1カットだけだが精神が蝕まれていく恐怖に錯乱している様子が描かれていたが、アニメ版では戸愚呂(兄)との“共同生活”の様子がより詳しく描かれており、自分の身体が戸愚呂(兄)に支配されていく恐怖に耐え切れず、戸愚呂(兄)の顔が浮かび上がった拳を壁に叩きつけるなどの自傷行為を何度も行っていた。

大凶病院の事件で医師(ドクター)の能力者・神谷が倒された後、幽助達と離れた室田と接触し、彼を能力で吸収して人間の心の声を聞く盗聴(タッピング)の能力を手に入れた。
仙水が幽助のマンションを襲撃する際、天沼と共に軽トラで桑原を拉致。実は桑原の拉致に乗り出した時点で既に巻原の意識は消失している状態だった。

その後入魔洞窟にて、彼を救出しに来た幽助達の前に立ちはだかる。
前述の通り、この時点で既に巻原の意識はなくなっていたが、蔵馬に下顎から上を刎ねられ死亡
その後、彼の下顎から下の身体は戸愚呂(兄)に操られる事となる。その後どうなったかは戸愚呂(兄)の項目を参照。

仙水一味の中では仙水を除いて唯一の死者となり、事件が解決を迎えた後も身体だけ戸愚呂(兄)と共に永遠の幻覚を見続ける事となった。
さらには後日談でも彼の生年月日や家族構成、心の闇などが明かされる事はなく、「ちなみに巻原は戸愚呂(兄)といっしょに未だに体だけほら穴の中」とコマの外に小さく書かれていただけと不憫である。


☆余談

原作とアニメ版では戸愚呂(兄)を食ったタイミングが違っていて、原作では水兵(シーマン)の能力者の御手洗に食っている様子を目撃されていたが、アニメ版では御手洗が桑原に敗北し離脱した後で食っている。
そのため、アニメ版で御手洗が目撃した巻原の犠牲者の正体は不明となっているが、おそらくは、室田と思われる。
そうなると、室田の名が御手洗の口から出てこなかった矛盾も生じるが、偶然にも目撃しただけだったと考えれば、辻褄は合う。





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最終更新:2026年05月10日 22:02