桑原和真

登録日:2011/08/14(日) 22:53:18
更新日:2020/03/06 Fri 23:10:51
所要時間:約 17 分で読めます





うるせー!勝負しろ!皿屋敷中のNo.1はオレだ!
今日こそ、てめーにオレの靴の裏をなめさせてやっからな!


桑原和真は幽☆遊☆白書の登場人物。


名前の由来は「くわばらくわばら」という厄除けの言葉と、元野球選手の桑田真澄、清原和博から。


アニメ版では千葉繁氏が担当。
その恐ろしいまでのハマり具合はきっと我々に感動と爆笑を与えてくれる。




◆概要

皿屋敷中学2年生。主人公、浦飯幽助のケンカ相手にしてのちの親友。
高身長で頬がこけ、エラの張った細面で、(原作連載当時から見ても)古風なリーゼントヘアが特徴。

かなりの腕っ節を誇る不良であったが、幽助にはまだ一度も勝ったことが無く、町内ナンバー2の地位に甘んじていた。
そのこともあって幽助とは常々いがみ合っていたが、心の底では彼の実力を認めており、幽助が交通事故で死んでしまった時は、

「生き返れ、チクショオ!戻って勝負しろ、コノヤロウ!」

と、人目も憚らず感情をむき出しにしてその死を悼んだ。


実は“顔に似合わず(?)霊感が非常に強い”ということを仲間内でよくネタにされており、そのことから、霊体となった幽助も憑依の対象として彼を選んだことがある(ちなみに桑原は、近くにいた幽助のことを低級な動物霊だと勘違いしていた。)。
幽助が復活した後にはひょんなことから幻海の継承試験に参加し、戦いの中でその資質が覚醒。
特殊能力・霊剣が使えるようになり、以後は幽助の心強い相棒となる。

ちなみにアニメ版での彼の学ランは他の男子生徒より明るい青色だが、これは視聴者が区別を付けやすいようにするための演出であり、設定上は他の生徒と同じ色である。
(同様の理由で、幽助の学ランも緑色になっている)

◆劇中の活躍


○霊界探偵編

霊障相談の為に姉の紹介で幻海を尋ねるも、そこでたまたま行われていた弟子入り選考会になし崩し的に巻き込まれてしまう。
そして最後の選考まではあっさり残り、そして武蔵戦で折れた霊験あらたかな木刀を利用することで霊剣の能力に覚醒。武蔵を倒す。
しかし、次の少林(乱童)戦ではまだ正体を現していなかったとは言え、流石に相手が悪すぎたため、惨敗してしまう。
その際全身の骨を折られてしまい、半死半生の状態にされてしまうが、霊体の姿で幽助を激励した。
折られた骨は後に幻海の心霊手術によって完治。本人いわく「医者もあきれるほど(よく治った)。」
また、骨が復活した際に腕力が倍以上になったとも言っており、強敵との激闘の経験値と合わせ、かなりのレベルアップをした。

これ以降、幽助の相棒として霊界探偵の仕事を手伝うようになるが、彼は正式には霊界探偵の辞令を受けておらず、あくまで善意の協力者である。

四聖獣編では幻海の下から逃げ出した幽助と再会したところで事件に巻き込まれ、ぼたんが桑原いるのに気づかずにペラペラ事情を喋ったので皿屋敷市を護るために助っ人を買って出て二番手として白虎と対戦。
この戦いの前に訓練しており、霊剣を徒手空拳且つ自分の意思で使えるようになっている。
分身妖獣や気を吸収する白虎の体質に苦戦するが、根性で何とか勝利する。
その後の青龍戦の時に白虎が舞い戻ってきたと思いきや、青龍が白虎を惨殺。
敵ながらも正々堂々と戦った白虎にある種の(殴り合いで芽生える)友情めいた感情を抱いてたのか、白虎を惨殺した青龍に激しい怒りを露わにしていた。
戦いが終わった後は「螢子とぼたんが生存」していることを演技して誤魔化すという悪趣味なドッキリをしてしまった為、幽助にフルボッコにされてしまった。

雪菜編では事実上の主人公を担当。
当初は特に霊界探偵の任務に関わるつもりはなかったようだが氷女の少女・雪菜を救出する任務を収めた霊界からのビデオテープを見た際、一目惚れをし、強引かつ率先して幽助と共に赴く。
もう、この辺になると(幽助と同じく)常人の強さの域をはるかに超えており、「銃の引き金を引く指まで止まって見える」。
そこで戸愚呂と交戦。彼の機転によって辛勝する。
以後、雪菜の存在は桑原にとって大きな支えとなる…が、この時点では雪菜は氷女の村に帰ってしまったため、
彼女を想い、センチな表情を作っていたりもした。

○暗黒武術会編

生きていた戸愚呂に招待された暗黒武術会では、浦飯チームの中で(結果はどうあれ)唯一全試合に出場している。
武術会を前に、蔵馬から(アニメでは飛影にも)特訓を受けており、この時に霊剣の二刀流、形状変化などの新技を身に着けている。

迎えた決勝戦では、戸愚呂チームの戸愚呂(兄)と対峙。
切り札の「試しの剣」を使うも、力の差は明らかで、常軌を逸した戸愚呂(兄)の能力に翻弄され追い込まれてしまう。
しかも戸愚呂(兄)は、悪趣味な演出を交えて幻海が殺されたことを暴露してしまう。
浦飯チームの中でただひとり幻海が死んだことを知らされていなかった桑原は、その侮辱的な態度に怒りを爆発させ、今までに見せたことのないトリッキーな技を駆使することによって遂に形勢を立て直し、逆転勝利する。

しかし、勝利も束の間、戸愚呂(弟)から幽助を精神的に追い込んで覚醒を促すための標的に選ばれ、桑原もまた幽助の勝利を信じて自ら犠牲になる事を決断、戸愚呂に突貫して左胸を刺されて、そのまま殺されてしまった…

…と思われたが、戸愚呂が敢えてそうしたのか、桑原が予想以上に打たれ強かったのかは不明だが致命傷には至っておらず、駆け寄ってきた蔵馬と示し合わせる形で自らの死を偽装、*1幽助が勝利した頃合を見計らって起き上がり、満面の笑みで「よ、元気?」と蔵馬と共にネタ晴らし。
この手のドッキリを仕掛けたのは二度目の為、当然、次の瞬間には幽助にボコボコにされ、あやうく本当に死にかけた。


○魔界の扉編

武術会から帰ってきた後は試しの剣を使った後遺症からか霊力が失われてしまう。
そのため、新たな敵である仙水一味と戦おうにも戦力として貢献できず、しばしば歯がゆい思いをさせられることになる。

しかし、そんな状況であるにも関わらず不良仲間の舎弟達と一緒にライブを見に出かけて行ってしまったために、仙水一味の一人である御手洗に襲撃されてしまう。
当然手も足も出ずに苦しむが、巻き添えにされた舎弟達を助けるために感情を爆発させ、遂に失われていた霊力を取り戻し、更なる能力である「次元刀」を発現させて御手洗を倒した。
霊力を失ったように見えたのも、これは試しの剣とは関係なく、幻海によって自身の殻を破るためという説明があった。


だがこの次元刀に目を付けた仙水に連れ去られ、仲間達が救出に来るもによって幽助以外は別空間に閉じ込められてしまう。
そして仙水の本来の人格である忍の圧倒的強さに、幽助が自身の死によって自分たちの覚醒を促している事に気づき、
更に樹の一言で怒りがピークに達した彼は次元刀の能力によって脱出、加勢に入るも幽助は殺害されてしまった上に魔界の穴も開ききってしまう。

飛影の黒龍波で穴に押し込み、聖光気によって結界をすり抜けた仙水を追撃するために結界を切り裂くが敗北、復活した幽助の増援により仙水編は終了する。

○魔界統一編

その後は仲間達がそれぞれの理由で魔界に行くことになるが、仙水の勝ち逃げに思うところがあったのか、進学校に進むことを決意。勉学に励む事に。
その為、4人で唯一人間界に残ることになった。*2
魔界に行く彼らの事を罵倒しつつ、自分も魔界に行くか行くまいか悩んでいたことを呟く。

約一年半(アニメでは二年)がたった頃、トーナメントから幽助が帰ってきた時には補欠とはいえ第一志望の高校に合格。
入学早々地震予知とかをしてしまったため、クラスメートからの人気は高い。(本人曰く「珍獣扱い」らしい)
女の子からは「カズさん」と呼ばれて結構慕われている。
幽助達が全員三回戦敗退してしまった事を知り、「行かねーでよかった。赤っ恥かく所だったぜ」と謙遜していた。

戦いの第一戦からは一旦離れたとはいえその実力は健在で、霊界テロ時は遺憾なく能力を発揮した。
恐らくは、幽助達のいない隙を狙った悪党妖怪を退治したり、人間界に頻繁に戻っている蔵馬と修業を続けていたりしていたのだろう。

アニメ版の魔界編では出番が必然的に減ってしまったが、幽助VS黄泉戦で蔵馬が彼の「声」を聞いている。
ひょっとしたら、乱童戦の時のように、無意識のうちに幽助のピンチを察して霊体の姿で激励に来ていたのかもしれない。

最終回では事実上の主役となっており、彼がこれまでの思い出を振り返るシーンは必見。



俺と浦飯がばーさんと初めて会ったのも、このうすら長げー階段登って、あの弟子入り選考会とやらに出たのがきっかけだったよな…

四聖獣と戦ったり、垂金の別荘で暴れたり… 果ては、暗黒武術会なんてのにも出ちまってよ…

浦飯なんか、魔族にまでなっちまってよ…

全ては、この階段から始まった。そんな気がしてよ


色々ありすぎて… 全部思い出せないぐらいだね…



また、原作では人間界で暮らすことになった雪菜が桑原家に居候する事になるという非常に羨ましい展開になっている。
(アニメでは雪菜は幻海家に居候しているが、蔵馬からの報告を兼ねて桑原はよく遊びに来るらしい)
雪菜は純血の氷女ではないので、桑原と結ばれることは決して不可能な事ではない。
彼女を幸せにしてあげられるように、桑原には是非とも頑張ってもらいたいものである。

末永く爆ぜろ。


◆戦闘スタイル

幽助には及ばないとはいえ、ケンカの強さは地元に知れ渡っており、無尽蔵のタフネスと根性に物を言わせたケンカ殺法で戦う。
特に今まで幽助にひたすらボコボコにされているのに、恐がらず何度も再戦を望む精神的なタフさもある。
流石に機嫌の悪い時の幽助は態度を見るに怖かった模様だが(それでも逃げはしない)。
また、非常に機転の利く性格で、足りない部分をとっさのアイデアで補うことに長けている。

戦闘に関しては、無理矢理な勝ち方だったり、コミカルな面が多々ある。
落合流首位打者剣や帝京高校サヨナラツーラン剣のネーミング、白虎戦がいい例。

しかし敵でも救いのある者や自分の信念を貫き通そうとする際には体を張って訴える。その姿はまさしく漢。


彼自身の実力は魔界突入時にA級妖怪クラスと評されていて、あの戸愚呂すら越えている。
更に三人がかりとはいえS級かつ気鋼闘衣を使用している仙水からも、皮肉はこもっているが賞賛の言葉を贈られている。
ちなみに飛影、蔵馬は幽助の死亡時・そして復活時に二度覚醒の描写があるが、桑原もこの時にA級以上にまで伸びた可能性が高い。
人間限定で言えば劇中最強クラスである。


幼いころから霊感が強く、ジャンケンやトランプなど、勘の要素が絡む勝負にはめっぽう強い。
また、能動的に使えるわけではないが、予知夢やサイコメトリーで情報を得たり、
妖気・霊気を読むことで敵の位置を把握したり、テレパシーで会話するなど、戦闘面以外でも活躍の場は多かった。
事実、四聖獣の城では桑原が先導することによって罠を避け、迷路のような内部にも関わらず、安全確実な最短ルートで四聖獣の待つ部屋へ辿り着いている(これには四聖獣側も「余程霊感の強い奴がいるようだな」と驚いている)。
戦闘能力では幽助・蔵馬・飛影には僅かに及ばなくても、まさしく縁の下の力持ちであると言えよう。*3


  • 霊剣
桑原の代名詞たるメインウエポン。自身の霊気を剣状に変化させる技。
後述の武蔵戦で素質が開花し、当初は木刀の破片を媒介として発動させていたが、その後訓練してすぐに無手でも使えるようになった。*4
幅広い応用が利き、槍のように伸ばす、それを曲げる、結ぶ、足場代わりにする、手裏剣状にして放出する、離れた物質の遠隔操作など、様々な形に変化できる。
桑原自身の機転もあって多くのピンチを乗り越えてきた。

  • 試しの剣
暗黒武術会決勝を前に、美しい魔闘家鈴木から贈られた霊具。
霊気や妖気を吸い取る性質を持つ魔界植物「ヒル杉」から作られた試作武器で、死々若丸が操る魔哭鳴斬剣のプロトタイプとしての一面も持つ。
威力と回復力を高める攻防一体の性能を持ち、彼の感情によって自在に形を変えた。
劇中では桑原の怒りに呼応し、霊剣とリンクして遠隔操作で動いたりした他、霊剣をフライパン状に変化させて更にリング全体を覆うほどに巨大化させた。


  • 次元刀
仙水編で使用可能になった能力。通常の霊剣より輪郭がはっきりしており、鋭い形状をしている。
文字通り次元や空間ごと切り裂くことで対象物の強度や硬度に関わらず切断可能な、劇中最強クラスと言っても過言ではない能力。
領域や魔界と現世を仕切る亜空結界などの突破、脱出不可能な異空間を切り裂いて突破口・脱出口をこじ開けたり、空間を切り裂くことでワープトンネルを生み出すなど応用性にも優れる。

ただ、あまりに強すぎるゆえか任意で使い分けは出来ず、劇中では彼の「怒り」の感情が頂点に達した時のみ使用出来た。
ちなみに、飛影の黒龍波ですら平然と防御できる仙水ですら、次元刀に対しては身体ごと避け、決して真正面から防御しようとしなかった。
これは次元刀の特性上、当たれば防御力が意味をなさず、仙水でもダメージを受けるため。
もっとも仙水の体捌きと技の冴えによってかすらせることもできなかったが。

上述にもあるように、唯一にして最大の欠点(というか弱点)は、「当たらなければ意味がない」ということ。
桑原の剣の腕前も最終的にはかなりのものだったろうが、それでも師匠(?)の飛影と比べるとまだまだであったようだ。


◆人間性

不良を自称しているが、あまりそれらしい行動は見せない。
万引きは絶対にせず、飲酒・喫煙その他の触法行為もやっている様子はない*5
幽助も桑原のそんな性格を認めており、「アイツはカツアゲや万引きの類は一切やらねーよ」と心の中で呟いていた。
ペットの子猫を人質ならぬ猫質に取られた際は誘拐犯に「万引きしてこい」と命じられたのだが、桑原は律儀に金を払って全ての品物を買ってきている。
不良らしいところは、外見、学業面の悪さ、教師への反骨精神*6、そしてケンカであろう。

教師からの嫌がらせのような条件や、暗黒武術会の連戦の際にも、他の仲間が憤るなか一人筋を通すことを選んだり、
人間によって精神的に傷ついた雪菜や、人間の負の側面を見た御手洗の心を救うなど、人間性に関しては幽助より主人公っぽい。
無類の猫好きであるという意外な一面もあり、特にペットの猫の一匹である子猫の「永吉」にはメロメロ。
頭も決して悪くなく…というか勉強嫌いが大きかったらしく、あるきっかけで勉強への忌避感が無くなってからは順調に成績を上げ、上記の通り大学の附属高校に補欠合格するぐらい学力を上げている。

仲間意識も相当強く、沢村・桐島・大久保の三人の舎弟達を大切にしている。
このため、あれだけ幽助に喧嘩で負けていても仲間内では一目置かれ、不動のリーダーとなっている。
進学校に進んでからも、三人の舎弟たちとは良き友人として交流を続けている。
幽助が仙水に殺された際には死を躊躇わずに弔い合戦を敢行した。

蔵馬は修行に付き合って貰ったり、勉強を一緒にするなど終始良好な関係だが、飛影の事は仲間として認めつつも最後まで犬猿の仲だった。
なお、レギュラー陣で雪菜が飛影の妹だと気付いていないのは桑原だけである。

家族構成は息子に劣らずデカくて派手な父と、
強くて綺麗な三歳年上*7の姉ちゃん・静流(しずる/CV:折笠愛)と永吉ほか多数の猫がいる。
母親は不明だが、ひょっとしたら父子家庭なのかもしれない。
静流は桑原以上に霊感が強く、ケンカも強いらしい。彼が唯一頭が上がらない存在である。
父親も霊界の事を知ってたり、雪菜をすんなりと居候に迎え入れるなど、霊能力者である可能性は非常に高い。
自宅は一軒家であり、幽助の復活前の遺体を置いておける空き部屋がある他、桑原自身もかなり広い自室をもらっているなど、裕福そうな描写がある。



…と、ここまで彼の格好いい面を書いたがハミチンをしながら寝るなど本作のギャグ要員でもある。しかし、そこがいい。

アニメ版ではちょっと軟派な面もあり、螢子やぼたんを「ちゃん」付けで呼んでいた。
幻海編ではぼたんに好意を持っていたり、四聖獣編の後処理で螢子には自分たちのことを少年探偵団と胡麻化したぼたんを擁護したりしていた。
雪菜に惚れた後も、ぼたんに対してセクハラまがいの行為をしたことも…オイ。


◆戦績

  • VS浦飯幽助 ●
記念すべき、本作の初バトル。156回目の挑戦だったが、機嫌が悪かった幽助の良い憂さ晴らしになって敗北。0勝156敗となる。

  • VS武蔵 〇
弟子入り選考会で対戦。
経験の差もあり終始劣性になるも、武蔵の折れた木刀を偶然手にし、それを媒体として霊剣を生み出して勝利。

  • VS少林(乱童) ●
肉弾戦で上回り、火球発破拳も落合流首位打者剣で打ち返すが、縮身の術で小さくされた状態から全身の骨を折られて敗北。
ちなみに桑原曰く、火球発破拳は「てめーの球はバッティングセンターの120キロより遅い!」らしい。

  • VS分身妖獣 〇
数の優位と妖獣の素早い動きに翻弄されるが、一本道に誘い込み、霊剣を伸ばして串刺しにする。
それでもなお止まらなかったが、今度は柱を一周し、霊剣をドーナツのように輪にすることで動きを封じて勝利した。
飛影「非常識なやつだ…」

  • VS白虎 (1戦目)〇
霊気を吸収するという特異体質に苦戦を強いられるが、逆に霊気を限界まで食わせることで、オーバーフローを起こさせて勝利。

  • VS白虎 (2戦目)〇
硫酸の池での再戦。白虎の鳴虎衝壊波で次々と足場を破壊されていき、追い詰められるが、霊剣を棒高跳びのように使い、捨て身のパンチを浴びせて勝利。
白虎もろとも硫酸の池に落ちたかと思われたが、たまたまサラシがひっかかったおかげで助かった。

  • VS蛭江 〇
霊剣で斬った後、幽助の霊丸で消滅させた。

  • VS陰魔鬼 〇
透明化した状態からのスピード攻撃に対し、袋小路に誘い込み、霊感で位置を割り出し、幽助にパンチを連打させて勝利。

  • VS獄門鬼 〇
幽助と共にキックを浴びせて瞬殺。本当に瞬殺だった。
アニメ版では、ぼたんを人質にされたために手が出せずにいたが、ぼたんが自由になった後は原作同様にダブルキックで勝利。

  • VS戸愚呂兄弟 △
驚異的なパワーに圧されるも、霊丸を背中に受けて急加速し、霊剣を突き刺して勝利。
…かと思われたが、実は左京によって仕組まれた八百長であった。

鈴駒のトリッキーなヨーヨー攻撃に大苦戦するが、自由自在に曲がる霊剣によって逆転。
共に場外に落ち、鈴駒が操るヨーヨーで拘束されて10カウントリングアウト負け。
ちなみに、鈴駒はいくら攻撃してもやる気満タンな桑原にウンザリしており、「冗談じゃないやい。もうこれ以上やるのは御免だ」と語っている。
鈴駒は完全に戦意喪失してた為、試合には負けたが勝負には勝ったと言えなくもない。

  • VS Drイチガキチーム 〇
3VS3のチーム戦。操られている彼らを正気に戻すために敢えて攻撃を受けたことで戦闘不能になる。
その後、覆面(幻海)の活躍で試合には勝利。

  • VS吏将 〇
吏将と豚尻の卑劣な策略であわや三回戦敗退となるところだったが、桑原の奮起により難を逃れる。
先のDrイチガキチーム戦での傷が癒えていない為、霊剣も出せずに大苦戦。
最後の手段として玉砕覚悟で挑むが、雪菜への愛の力(一方的な)を発揮し、パンチ一発で場外へぶっ飛ばし勝利。
アニメ版ではさらに掘り下げられ、最後のパワーは幽助が朱雀戦でしたのと同じく、自分の生命力を燃やしていたと説明がなされた。
立ち上がってきた吏将相手に復活した霊剣で再度場外へぶっ飛ばして勝利。

開始早々に、死出の羽衣で旧闘技場に飛ばされて敗北。
だが、飛ばされた先には、間違って来てしまった女性陣がいたことから、彼女たちを新闘技場に案内することが出来たので、災い転じて福と成したが、
負けたことから、姉の静流にフルボッコにされた。
なお、このアイテムは本来どこに飛ばされるかが完全ランダム。にも拘らず、安全、かつ割とすぐに戻ってこれる位置に飛ばされたのは彼の霊感のおかげと言える。

対戦が決まった段階では戻っていなかったので、やり直しになりそうだったが、ぎりぎり間に合った。
だが、死出の羽衣と同じ効果を持つブラックホールによって、死々若丸戦と同様再び旧闘技場に飛ばされてしまう。
完全ランダムなのに、もはやここまで行くと天文学的確率である。
アニメでは幻海VS怨爺(美しい魔闘家鈴木)の戦いを途中から観戦していた。

再生能力に苦戦するも、幻海の死を知らされて怒り爆発。
霊手裏剣という新たな技を覚醒させ、「斬っても無駄なら」と試しの剣の刀身を大きな円形状に変化させ、それで全身を叩き潰すことで勝利。
相当えぐい有様だったようで、審判の樹里が青い顔をしていた。
後に戸愚呂(兄)は再生するも、さすがに再生には10分以上の時間がかかっており、桑原は仕留めるには至らなかったものの、完全に勝っていた。

幽助の力を引き出すための生贄として選ばれ、自身も命を捨てることを承知で特攻。
戸愚呂に心臓を握りつぶされて死亡するが、幽助の力を引き出すことには成功し、仇を討ってくれた…が、
桑原は致命傷には至っていなかった為、蔵馬たちにも頼んで、死んだふりをしていただけであった。
その結果、桑原は幽助にボコボコにされて、本当に死にかけましたとさ。

  • VS海藤優 ●
『「あつい」と言ってはいけない』ルールで勝負。
このルールは「暑い」などの言葉の意味ではなく、ただの音の連なりであることに気づけず、
「ああ。ついでに氷も入れてくれ」と言ってしまったことで魂を抜かれてしまった。

試しの剣の副作用(?)で、霊剣が使えない状態でいたところを襲撃され、舎弟たちを人質に取られる。
「舎弟を見捨てれば見逃してやる」と言われたが、敢然とこれを拒否。
舎弟ともども液体生物の中に閉じ込められて窒息死しかけるも、土壇場で霊力が復活し、
新たな力である次元刀で、水の牢獄を脱出すると共に勝利。
御手洗の改心のきっかけにもなったが、次元刀を使えるようになったことから、仙水一味に捕らわれることにもなる。

やっと救出されたのもつかの間、蔵馬、飛影、御手洗と共に、樹の「闇男」の体内に閉じ込められてしまう。
そこで何も出来ぬ歯がゆい思いをしながら、観戦していたが、忍に圧倒された幽助が、
戸愚呂戦での桑原同様に「犠牲による怒りからのパワーアップ」を行おうとしていることを知った後、次元刀の力に完全に覚醒。
その力に脅威を感じた樹は桑原達を始末しようとするも、自分と対になる空間を切り裂く事の出来る次元刀の前では成す術がなく、取り逃がすと同時に自身も右目を失った。

幽助の弔い合戦であり、蔵馬、飛影と共に魔界を舞台に3対1の戦いを展開。
次元刀を避けられてしまい、圧倒的な実力差で敗北するが、
黒龍波すらも受け止めた上にノーダメージだった仙水が次元刀だけは避けていたことから、直撃すれば、仙水といえどもただでは済まなかった事が伺える。
同時に仙水が桑原のことを高く評価していた証明と言えるだろう。
そもそも桑原を誘拐したのも、『次元刀に目覚めさせることで、界境トンネルに張られた結界を破らせる』ためであった。
つまり仙水の力を持ってしても結界を破ることは出来なかったのであり、桑原の能力のキーマンっぷりが伺える。

後にアニメでは、(劇中で本人同士の面識はなかったものの)魔界三大妖怪の一人むくろが魔界統一トーナメントで桑原の次元刀に非常によく似た能力を披露している。
むくろはこの技でS級妖怪まで登り詰め、飛影を破ったのだから、桑原の次元刀がどれだけ恐ろしいものであるかが分かるだろう。



このように戦績は勝ったり負けたりを繰り返しているが、完全に実力で負けたのは未熟だった頃の少林(乱童)戦、
相手が悪すぎた仙水戦ぐらいなもので、それ以外は敵の奇襲や油断、運の要素が大きく、実力負けは意外に少ない。
勝つときもギリギリの接戦が多いが、土壇場の根性で勝利している。
こういった泥臭い戦いが多いのも、桑原の魅力と言えるだろう。
尚、連載当時の名バトル投票で、幽助、蔵馬、飛影のバトルはベスト10に入ったのに、桑原はベスト10どころか、次点にも入っていなかった。



追記、修正お願いします。

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