ロザミア(グラブル)

登録日:2017/04/28 Fri 12:00:06
更新日:2025/04/23 Wed 18:30:30
所要時間:約 10 分で読めます





「私はロザミア。帰る場所を失くした、復讐者よ」



ロザミアとは、ソーシャルゲームグランブルーファンタジー』に登場するキャラクターの1人である。
レジェンドガチャで『サンダーレイピア』を入手することでRが、『サルヴトーチ』を入手することでSRが、『デュアルヘリックス』を入手することでSSR、『与力十手』を入手することで浴衣SSRが加入。
担当声優は石川由依



プロフィール
種族:ヒューマン
年齢:19歳→20歳(『紅紫の底に宿る意思』後の時系列)
身長:167cm
趣味:ちぎり絵
好き:狭い所
苦手:人ごみ


概要
紫がかった黒髪のロングヘアが特徴的な女騎士
見た目通りにクールな性格で、他人を寄せ付けない雰囲気の持ち主。
元々辛辣なうえ、知らず知らずのうちに本音と建前をあべこべにして喋ってしまうという困った癖があり、それが災いしてトラブルを招くことも。

幼い頃から優れた武術の才能を発揮していたためエルステ帝国に招致され、家族の元を離れて帝国の騎士となった過去を持つ。
Rの加入条件となるサンダーレイピアはロザミアの家に代々伝わる剣であり、別れ際に親から託されたのだが、感傷は不要と帝国に売り払われてしまった。
強大な力を引き出すことの出来る帝国の新兵器『仮面』の装着者として選ばれたロザミアだったが、仮面を装着した者は仮面に自我を奪われ、ひたすら戦いを続ける殺戮兵器へと変貌してしまうという恐るべき事実を知る。
帝国の非人道的なやり方に疑問を抱いたロザミアは仮面とその研究資料を持ち出して帝国から離反。
機密情報である研究資料は処分したものの、ロザミア自身も既に仮面の力をその身に宿しているため帝国に追われ続ける立場となった。
仮面はいつ暴走して周囲の人間を傷付けるかわからないため家族の待つ故郷に帰ることも出来ず、仮面の呪縛に抗いながら孤独な戦いを続けていた中で主人公一行と遭遇。
はじめは自身の置かれた状況から一行と距離を置こうとしていたが、帝国や仮面の力を恐れない彼らに絆されて騎空団の一員となった。

ユーリが所属していた部隊の隊長であるガルストンとは顔見知り。
SRのフェイトエピソードにて仮面が暴走してしまうが、過去にガルストンから教わった「押さえつけるのではなく徐々に同じ方向を向かせる」というアドバイスを活かして仮面を制御することに成功。
帝国の監獄を襲撃した際に彼と再会して対峙することになるが、撤退する間際にそれとなくロザミアの家族が無事であることを教えてくれた。

SSRのフェイトエピソードでは、帝国の研究施設での戦いの中で突如仮面の力を自由にコントロール出来るように。
ここぞとばかりに仮面の力を発揮するロザミアは施設内をひたすら破壊して回り、研究員諸共仮面に関する研究成果を灰へと返してしまう。
戦いを終えて騎空艇に戻ったロザミアは仮面の被験者の家族のリストを入手したこと、自分の家族が既に処刑されていたことをビィ達に伝える。
家族を殺されてしまった以上、仇を討つために帝国の全てを滅ぼすまで戦い続けると告げるロザミア。
決意をあらたにするロザミアであったが、彼女の顔からは完全に従えたはずの仮面が外れなくなっていた……。

その後、とある街でロザミアが失踪してしまい、彼女を探す主人公達は帝国軍を襲う呪符の使い手に関する噂を聞く。
一行が近くにある帝国基地を訪れると、そこには帝国への復讐を果たすべく破壊の限りを尽くすロザミアの姿が。
暴れ続けるロザミアを止めようとする仲間達であったが、家族の仇を討つためだと聞く耳を持とうとすらしない。
そこに増援として新たな帝国兵が現れ、被験者の家族の所在は把握しており処刑することも出来るのだとロザミアを脅迫し始める。
ロザミアの話によれば既に彼女の家族は死んでいるはず……帝国兵が嘘をついている様子でもなく、困惑するばかりの一同。
仲間達の疑念を感じ取ったロザミアは感情を昂ぶらせ、自分を疑うのであれば誰であろうと敵だと主人公達に襲い掛かる。
間一髪のところで駆け付けたオイゲンによると、ロザミアが仮面を従えたというのは勘違いで、ロザミアの強靭な意志に屈服したふりをして油断をさせていただけとのこと。
要するにロザミアは知らず知らずのうちに仮面に自我を乗っ取られ、復讐心から戦いを求めるように家族が処刑されたと思い込まされていたらしい。

戦闘マシーンと化したロザミアをなんとか押さえ込み、気を失った彼女を連れて帰る主人公達。
意識を回復したロザミアは自分が仮面にいいように操られていたことを思い出し、もう自分などに構わない方が良いと自嘲する。
そんなロザミアに対してオイゲンは彼女の家族が本当に処刑されたのかどうかを主人公に頼まれて調査していたのだと告げる。
調査の結果、ロザミアの家族は全員無事なことが確認され、現在は帝国でもそうそう見つけられない安全な場所へと避難させてあるとのこと。
家族の生存を知らされたロザミアは声を震わせ「会いたいなぁ…」と本音を口にするのだった。

浴衣バージョンのフェイトエピソードではこれまでのシリアスなストーリーから一転、主人公やルリア、ビィ、そしてカッパのキュウタと共に縁日を満喫するロザミアの姿を拝むことが出来る。
ちぎり絵を趣味にしているだけあって手先が非常に器用で、型抜きや金魚掬いの屋台においてその腕前を余すことなく発揮している。
また、時系列上帝国は既に崩壊しているようで、家族とも気軽に連絡をとることの出来る状況になっている様子。
ロザミアが着ている紫色のユカタヴィラも故郷の母親から送られてきたもの。
このユカタヴィラはかつて母親が着ていた所謂おさがりなのだが、元々ロザミアが成長したら着せるためにと購入して大切に保管されていたそうで、そんな経緯もあってかロザミアも気に入っているらしい。

2025年3月にロザミアが主役となるシナリオイベント『紅紫の底に宿る意思』が開催。詳細は後述。


戦闘ではレイピアによる剣術に加え、操符術なる技を使用。
仮面の力で宙に浮かせた呪符を自在に操り、様々な形で攻撃やサポートに利用する。
ロザミアの奥義、アビリティ共に全てこの操符術関係の技で統一されており、奥義はレアリティが上がるごとに演出が壮大になっていく。
Rの『操符術・穿』では数枚の呪符を相手に向けて飛ばす程度だったが、SRの『操符術・乱穿』では背後に呪符を集めてソーラーパネルを形成しビームを発射。
SSRの『操符術・虚冥穿』では大量の呪符で円筒状の砲台を作り、そこから光を収束した特大のビームを放つという桁外れの代物に。
もはや半ば光学兵器と化しており、某ロボットアニメに登場するソー○システムやコ○ニーレーザーを彷彿とさせる。
ちなみにSSRの通常攻撃では宙に浮く呪符からレーザーを放つがこちらはどう見てもリフレクター○ット。……ロザミア繋がりのパロディなのだろうか?


この項目が建った時点ではゲーム内で唯一全てのレアリティが存在しているキャラクター。
R、SR、SSR、浴衣バージョンSSRの四種類全てが光属性で統一されているというのも非常に珍しい点である。
浴衣バージョン以外の三種類は常にレジェンドガチャから入手することが可能……だったが恒常SSRはクラシックガチャ2送りになってしまった。
とは言え無課金、微課金であってもちょくちょくガチャを引いていればロザミアが仲間に加入してくれる可能性は非常に高いだろう。
そのおかげか、人気投票ではR、SR部門において上位に食い込んでくることが多い。
勿論クールビューティーなロザミアに惹かれた者や彼女に罵られたいという紳士も多数いるのだろうが。
レアリティが上がるごとに鎧が徐々にキャストオフされて腋や胸が露出していくのも特徴的。



性能

Rバージョン

光属性のバランスタイプキャラ。
光属性ダメージ、ダメージ無効化、連続攻撃化というアビリティ構成は後に登場するSR、SSRにも引き継がれている。
レアリティがレアリティなので流石に力不足感は否めないが、ダメージ無効化アビリティがここぞという場面で役に立つことも。
初期から実装されていたためゲームを始めて間もない頃にお世話になったユーザーも少なくないだろう。

落鎧符
敵に光属性のダメージを与えるオーソドックスなアビリティ。
おまけで防御を下げてくれるのが地味に嬉しいが、デバフ率はそれほど高くないので期待しないように。

活冑符
敵からのダメージを一度だけ無効化するアビリティ。
ターン、時間経過に関係なく相手から攻撃を受けるまで効果が持続するため使い勝手は中々良い。
再使用までの間隔が10ターンと長いため使いどころには注意したい。

弐重符
ウェルダーとのクロスフェイトエピソードで解禁されるアビリティ。
1ターンの間のみ自身のダブルアタックが確定になるが、使用間隔が7ターンとやや開いているため扱いやすいとは言いがたい。
基本的にRのキャラはアビリティを二つしか持たないことを考えれば十分と言えば十分なのだが。

帝国式操符術・穿

「終わらせる…帝国式操符術・穿!」

光属性ダメージ(大)を与える奥義。
落鎧符の追加効果で敵の防御がダウンしているタイミングでの発動を狙いたい。



SRバージョン

Rバージョンをそのまま強化したような性能。
ただし、アビリティの細かい部分が変化しているため、使い勝手は微妙に異なる。
ダメージ無効化やトリプルアタック確定などが優秀なため、光属性のSSRが揃っていない場合には十分起用出来る。

活冑符・改
敵からのダメージを使用後1ターンの間のみ無効化する。
Rの活冑符では一度の攻撃しか防げなかったが、こちらは1ターンの間であればいくら攻撃を受けても関係ない。
ただし使用間隔が伸びたうえ、こちらは効果が持続しないため無駄になってしまう場面もあるのがウィークポイント。

砕鎧符
光属性ダメージに加え、敵の防御をダウンさせるアビリティ。
落鎧符の強化版とも呼べる技で、使用間隔が短縮したうえにデバフ性能も最大20%に上昇している。

連重符
効果発動直後のターンにトリプルアタックを確定させるアビリティ。
Rの弐重符に比べると格段に使いやすく、連続攻撃確率上昇のサポアビと併せて奥義発動までの時間を短縮することが可能。

操符術・乱穿

「逃げ場があるとは思わないことね。操符術・乱穿!」

光属性ダメージ(大)を与える奥義。
前述したように確定トリプルアタックとサポアビのおかげでRの頃よりも発動が容易になっている。

本音と建前
ダブルアタック確率がアップするサポートアビリティ。
SSRには連続攻撃が確定というキャラクターも少なくないが、SRとしては十分なレベルだろう。



恒常SSRバージョン

満を持して登場したSSR版ロザミア。
体力を自ら消費することで『仮面の呪い』を付与し、自身の火力を上昇させて戦うという一風変わったキャラクター。
攻撃面に優れる一方で耐久面は非常に脆く、あっさりと戦闘不能に陥りやすいことから短期決戦向けのアタッカーと言える。

登場当初はわざわざ体力を消費して仮面の呪いを発動しても得られる恩恵が薄く、層の厚い光属性SSRのキャラとしてはいまいちな評価だった。
が、後に上方修正アップデートが行われ、超火力を叩き出すことの出来るアタッカーとして大幅なパワーアップを遂げた。
詳細は後述。

古参の光SSRキャラでありながら長らく調整が入ることもなく放置されていたが、2025年3月に遂に最終上限解放が実装。
あわせて最終前の性能に関しても調整が行われた。

活冑符・改弐
最大HPの25%を消費することで4ターンの間、ロザミアに『仮面の呪い』を付与する。
仮面の呪い状態のロザミアは回復を一切受け付けなくなってしまうが、通常攻撃と奥義に追加ダメージが発生するように。
また、アビリティ発動後2ターンの間は相手の攻撃が無効化されるため多少は耐久面のデメリットを軽減出来る。
無敵が切れた後も一度だけHPを1残して確実に生き延びられるので退場間際に奥義を発動して一矢報いることも可能。

砕鎧符・肆重
お馴染みの光属性ダメージを与えるアビリティ。
今回は累積で防御がダウンしていくので、繰り返せば繰り返すほど相手の防御を下げられる。
が、一回8%と効果が微弱なうえにロザミア自身が長期戦向きではないのでこのアビリティが活きる場面は少ないだろう。

調整後は累積攻撃ダウンが追加。
効果量も8%から10%に増えた。

陸踏符
6ターンの間、ロザミアの連続攻撃確率と敵対心を大幅に上昇させる。
前者の効果でダブルアタックは確実に、トリプルアタックもかなりの確率で発生するようになり、奥義の発動へと繋げやすい。
後者は一見デメリットにも思えるが、無敵状態であればダメージを受けないロザミアに敵の攻撃を集中させることも出来る。

調整後は5ターンの間は確定でTAをするようになり、通常攻撃の与ダメージも上昇。
敵対心に関しても100%アップとなったことで擬似的な全体かばうとしての運用が可能となった。

操符術・虚冥穿

「術式解放!操符術・虚冥穿!」

光属性の特大ダメージを与える奥義。
以前は純粋にダメージを与えるのみであったが、上方修正により発動後に仮面の呪いが付与される仕様に。
更に仮面の呪い状態で発動すると奥義の約九割もの追加ダメージが入るようになり、超火力の一撃を叩き出すことが可能に。
元々高確率での連続攻撃によって奥義ゲージが溜まりやすかったこともあり、修正後は短期決戦向けのアタッカーとして活躍するようになった。
更に無垢/オメガ武器の実装に伴い、アビリティダメージ上限を上昇させるガフスキーβを採用することで更にダメージが伸びるようになった。
これ自体は奥義後に発生する追加ダメージが一律アビリティダメージとして分類されている事に由来しており、ジークフリートやシャルロッテなど恩恵を受けるキャラは多く、
同じ光属性であれば壁役のSSR版バウタオーダも奥義後に追加ダメージが発生し、敵対心を操作してロザミアを長く場に居座らせる事ができるためシナジーも見込める。
その代償として仮面ゴリラやゴリミアなどと褒められているのか貶されているのかわからないあだ名をつけられてしまったが……。

喪失する自我
サポートアビリティその1。
先に述べた通り仮面の呪い状態のロザミアが戦闘不能となるダメージを受けた際にHPを1残して守ってくれるが、
デフォルトでロザミアのHPが15%減少してしまうという厄介な代物。
シュヴァリエソード・マグナを敷き詰めたうえでソード・オブ・コスモスも組み合わせるなどしてフォローしてあげたい。

仮面の浸透
サポートアビリティその2。
仮面の呪い状態のロザミアの通常攻撃に40%の追撃が付与される。
陸踏符によって連続攻撃率を高めることによって敵に容赦無くダメージを与えていくことが可能。



恒常SSRバージョン(最終)

イベント『紅紫の底に宿る意思』の報酬トレジャーを使用して最終上限解放されたロザミア。
最終前から引き続き自傷や敵対心アップでHPを削りつつ戦う背水寄りのアタッカーという特徴はそのままに、新たに追加された4アビなどで火力が大幅に増強されている。
また、最大HP減少のデメリットが消滅したことや一度きりとはいえ自力での回復が可能になったことなどで最終前でネックだった耐久面に関しても幾らか安心出来るようになった。
ちなみに他のキャラではあまり見ないパターンだが、最終前後でアビリティやサポアビなどの名称が変更されている。
変更の理由に関してはイベントでロザミアと仮面にまつわるストーリーを読めば納得出来るだろう。

共鳴符
活冑符・改二から変化した強化アビリティ。
独自ステータスの名称も『仮面の呪い』から『仮面の秘力』に変化。
使用時のHP消費量が15%に減ったほか、体力が少ないほど攻撃力がアップする逆境効果が付与されるように。

砕鎧符・肆重
最終前から効果自体に変化はなし。
ただし、4アビによる秘石の冥動効果中には攻撃回数が二回となり、更には通常攻撃時にも自動発動する。
単純にダメージ量が増えたのは勿論だが、発動頻度が高まったことで累積デバフとしても機能しやすくなった。

陸踏符
こちらも効果自体に変化はなし。
4アビを発動することで即使用可能になるため10ターンというCTの長さが緩和された。

転開符
レベル100で習得する新たな強化アビリティ。
ロザミアに秘石の冥動効果と1ターンの攻撃力大幅アップを付与するほか、3アビが即使用可能となる。
秘石の冥動効果の内容は以下の通り。
  • 2アビが二回発動+通常攻撃時に自動発動
  • 20%追撃
  • 強化効果の消去、短縮を無効化

強力な効果が追加されるかわりにバトル開始後使用可能となるまで5ターン必要という縛りがついているが、
ロザミアの1アビなど光属性キャラがHPを消費してアビリティを発動する度に使用可能ターン及びCTが短縮される。
対象となるアビリティを持つ光属性キャラの中でもロザミアと特に相性が良いのはシェリーネ。
シェリーネの3アビ・アサルトアージはデメリットこそあるものの毎ターン使用することが可能なため、ロザミアが転開符を頻繁に発動出来るようになる。
ちなみにシェリーネは一定回数被ダメをすると大幅に弱体化してしまうという性能であるため、シェリーネにとっても敵対心を上げることで攻撃から庇ってくれるロザミアの存在は大きい。
同期だけあってこれ以上無いほど相性の良いキャラクターである…
というかロザミアの最終からシェリーネがプレイアブル化されるまでに一月と経っていないため、そもそも二人を組み合わせて使うものとしてどちらもデザインされているのかもしれない。
シェリーネ以外では主人公(他心陣)、ガウェイン、フロレンスが対応している。

操符剣術・晦冥閃

「全てを解放する…操符剣術・晦冥閃!」

大量に展開した呪符から力を集約させたレイピアで相手を貫く新たな奥義。
奥義ダメージ、追加ダメージ共に倍率が上がったため装備が整っていなくとも火力が出やすくなった。
発動後に仮面の秘力効果が付与される点はこれまで通り。
1ターンの間ロザミアへのダメージを軽減する効果が追加されたため、HPが減りがちなロザミアのフォローとして機能してくれる。
手動の場合には敵の特殊技に合わせるなどタイミングを見計らって発動するのも選択肢。

確固たる自我
喪失する自我から変化したサポートアビリティ。
最大HPが15%減少してしまうというデメリットが消滅しているほか、
ターン終了時にロザミアのHPが1の場合に一度だけ、仮面の秘力効果を強制解除してロザミアのHPを50%回復・デバフを全回復するという保険がついた。
一見最終前に引き続き脆そうに見えるロザミアだが、このサポアビのおかげで他のキャラが倒れていく中でロザミアだけ生存しているなんてこともあったりする。

仮面との共生
仮面の浸透から変化したサポートアビリティ。
これまで通り仮面の呪いあらため仮面の秘力効果中には40%の追撃が発生するほか、
攻撃アップ、闇属性被ダメージ軽減、カウンター付与と更なる強化効果が付与される。



浴衣SSRバージョン

2020年7月末に登場したユカタヴィラ姿のロザミア。
無料10連ガチャの開始とほぼ同時の実装であったため加入させることの出来たユーザーは多い……かもしれない。
恒常バージョンは攻撃面に優れる一方で仮面の呪いによる体力の消耗が激しく味方からの回復も無効になってしまう場面の多い若干ピーキーな性能であったが、
こちらは特にデメリットらしいデメリットは存在しないため耐久面の心配をする必要がないうえ、恒常バージョンに勝るとも劣らない火力を兼ね備えている高性能アタッカーである。
使う度に性能が上がっていく1アビや極光の刻印の数に応じてロザミアをパワーアップさせるサポアビから長期戦で力を発揮するキャラクターと言えるだろう。

インフレに伴い流石に趣味以外で使うには厳しい性能と化してしまっていたが、2024年8月に調整が実施。
1アビを中心に大幅な強化が施され、アタッカーとしての火力の上昇のみならず他キャラへのサポートや敵の弱体化も可能となった。

ちなみにだが解放武器の与力十手は高難易度マルチでも使われることのある非常に有用な装備。

爆花符
【菖蒲】:敵が特殊技を発動した時にダメージ+敵の強化効果を無効化 ◆燐咲効果:ダメージが二回発生
【椿】:3ターン後にダメージ+光属性キャラの奥義ゲージを上昇 ◆燐咲効果:光属性キャラの奥義ゲージ上昇量アップ
【牡丹】:チェインバースト発生時にダメージ+敵に弱体耐性DOWNを付与 ◆燐咲効果:特殊技ダメージDOWN追加
【紫陽花】:自分が奥義を使用した時にダメージ+敵にスロウ効果 ◆燐咲効果:ダメージが二回発生
【菊】:自分がダメージを受けた時にダメージ+光属性キャラのHPを回復する ◆燐咲効果:光属性キャラの弱体効果を一つ回復

以上五種類の爆花符の中からランダムに一つを展開するアビリティ。
一見するとランダム性が強く扱いにくいようにも思えるが、展開する爆花符の種類はこのアビリティを使用するごとに一つ増えていく。
つまり五度目の発動からは常に全ての爆花符が展開され、敵は事あるごとにダメージを受けることになる。

元々はダメージを与えるだけのアビリティであったが、調整後は上記の通りそれぞれの爆花符に効果が追加。
更に6回発動することで消去不可の効果『燐咲』がロザミアに付与され、爆花符の性能が一層強化される。

竜吟符
味方全体の奥義ゲージを30%アップするアビリティ。
同様のアビリティは恒常版のジャンヌダルクなども搭載しているが、こちらはロザミアに付与されている極光の刻印が最大の場合に奥義性能アップ及びダメージ上限アップの追加効果が加わる。
終末の神器をメインに持った主人公や最終上限解放後のレ・フィーエ、召喚石ヘイムダルなどと組み合わせて素早く極光の刻印を貯めてあげよう。

調整によりこのアビリティ自体でも極光の刻印を付与出来るように。地味だが手早く刻印を貯めてロザミア自身やアビリティを強化出来るためありがたい。

重来符
ロザミアの奥義が二回発動するアビリティ。
元々は敵のCTを増やすことが発動条件というデメリットがあったが、調整により撤廃された。
更に極光の刻印が五つ貯まった状態で発動するとロザミアの奥義ゲージが100上昇するように。
デメリットに対してリターンがそれほどだったりそもそもフルオートでは発動しないことすらあったりと扱いが難しかった調整前から一転、
後述の奥義効果の変更もあいまって非常に使い勝手の良いアビリティへと変貌を遂げた。


操符術・彩麗閃

「涼の音色で魔を祓う…操符術・彩麗閃!」

光属性の特大ダメージを与える奥義。
追加効果で1アビを自動発動+ロザミアに極光の刻印を一つ付与。

一つ目の追加効果に関しては元々は爆花符を即時使用可能にするというものであったが調整により自動発動に変更。
せっかく3アビで奥義を二回撃っても次のターンを待たなければ1アビは使えないため爆花符を追加するチャンスを実質一度無駄にしてしまう…という歯痒さが解消された。

二つ目の追加効果はロザミア自身の強化やアビリティの追加効果発動に繋がる。
3アビを合わせて使うことで一度に二つの極光の刻印を付与することが出来るため、極光の刻印に関連した効果を持つキャラや装備が不足していてもロザミアのフルスペックを活かすことはそれほど難しくない。

ロザミアは奥義ダメージアップ、奥義ダメージ上限アップ、奥義ゲージ上昇量アップのリミットボーナスを持っているのでそれらを強化することでより一層奥義の威力や発動頻度を高めることが出来る。

余談だが恒常版ロザミアの奥義に共通して含まれていた「穿」の字が「閃」へと変化している。
呪符による攻撃に特化していた奥義からロザミア自身の剣技を交えた奥義に変わったためか、それともユカタヴィラを着て穏やかな顔つきになったロザミアの心境を現したのだろうか。

追憶の澄音
サポートアビリティその1。
ロザミアに付与されている極光の刻印が増えるに連れて
攻撃アップ、防御アップ、連続攻撃確定、奥義ダメージアップ、奥義ダメージ上限アップと順々に強化されていく。
先にも触れたが、ロザミアと同じように極光の刻印に関する能力を持つレ・フィーエやハールート・マールート、バレンタインアグロヴァルなどと共に編成を組んでみるのも面白いかもしれない。

魔祓風音
サポートアビリティその2。
敵が特殊技を使用するとロザミアの奥義ゲージが30%アップする。
元々は3アビのデメリットに対する一応の救済として用意されたのだろうが、現在でもロザミアの奥義発動頻度を高める手助けにはなってくれる。


関連イベント

深い闇
2017年の一日限りのエイプリルフールイベント。
普段のシリアスさは影を潜め、ぐらぶるっ!でのロザミア寄りのキャラになっており、カタリナの手料理を前にして「私はまだ死にたくないから遠慮しておく」と本音を垂れ流してしまっていた。
突如筋肉隆々のビィが現れた際にも周囲に注意を促すつもりが「気持ち悪い」とストレートすぎる感想を漏らしている。
エンディングではビィに立ち向かうぐらぶるっ世界のジンを応援するつもりが「諦めが悪いのも考え物」と辛辣な言葉を投げかけてしまう。
しかし、意外にもロザミアのこの一言がビィに追い詰められて折れかけていた彼の心を刺激。
もっと強い口調で応援するように頼まれてロザミア自身は「変な趣味」と引き気味だったが、紳士のジンにはそんな反応もご褒美だったらしく彼をパワーアップさせた。

ポブさんぽ
チャラ男ことローアイン、エルセム、トモイが主役となるイベントの第三弾。
あくまでローアイン達による妄想なのだが、グランサイファー内部に存在すると噂される男子禁制の女子部屋の住民の一人として登場。
(ロザミア本人ではないので当然と言えば当然だが)普段のシリアスな雰囲気とは打って変わってアンスリアやクロエと共に非常にリラックスした様子でだらけるという意外な一面を披露。
本音と建前を逆にしてしまうという癖は健在で、自分達と同じようにだらけ始めたジャンヌダルクの姿を見て「ジャンヌだらけ」「だらけ姉ちゃん」などと評していた。
また、趣味であるちぎり絵でウロボロス(カリオストロの蛇)を描き、クロエとアンスリアから絶賛されていた。
余談だが他の面々が如何にも部屋着なジャージ姿で過ごしている一方、何故かロザミアのみカーディガンにロングスカート、コルセットと外出用でもおかしくないお洒落スタイルだった。
…イラストを担当したスタッフの趣味なのだろうか?

シンデレラファンタジー〜ふたたび始まる空の旅〜
アイドルマスター シンデレラガールズとのコラボイベント第八弾。
クールな雰囲気の剣士繋がりなのか、はたまた厨二病繋がりなのか渋谷凛とは気が合うらしく行動を共にする。
本イベントで配布された凛(正確にはニュージェネレーションズ)はロザミアと同じ光属性の剣得意キャラであるためバトル面での相性も中々である。
その毒舌ぶりや本音を隠せない癖は相変わらずで、緑色の生物達と遭遇した際には事あるごとにブサイク呼ばわりしていた。
また、3本角の生物に呪符をお金と勘違いされて「こんな紙切れ、お金と見間違えるわけない」「信じられないバカ」とロザミアが困惑する流れからグラブルの世界において紙幣が流通していないことが判明した。

紅紫の底に宿る意思
2025年3月末に開催されたシナリオイベント。
エンディングまでクリアすることでロザミアの最終上限解放素材が入手可能。
かつてエルステ帝国で開発された兵器・仮面を巡る物語であることからロザミアが主人公を務めるが、ユーリやファラ、ジャミル、デリフォードといったエルステに縁のあるキャラクターのほぼ全員がNPCを含めて登場する。
また、新キャラクターとして仮面の研究施設でロザミアと同期だったエルーンの少女・シェリーネや、
『暴力の無い世界』のために暗躍する謎の女性・ザライダが登場。

ロザミアの持つ仮面と仮面に埋め込まれた紅紫の秘石とは一体なんなのか。
ロザミアが研究施設を脱走してからシェリーネに何があったのか。
仮面の集団を率いるザライダは何を企んでいるのか。
そして長い旅路の末にロザミアが辿り着いたのは……。

実質本イベントの後日談とも言えるシェリーネのフェイトエピソードにもロザミアが登場する。
仲間であろうと辛辣な態度で接したり仮面の呪いを警戒するが故に距離を置きがちだったりと一匹狼的な気質の目立っていたロザミアだが、
本ストーリー内ではシェリーネを優しく気遣うという新たな一面を垣間見ることが出来る。

ぐらぶるっ!
ルリアやビィほどキャラが崩壊しているわけではないが、知らず知らずのうちに本音を漏らしてしまう毒舌家な部分がかなり強調されている。
ロボミレプリカを「量産型(笑)かませ来た(笑)」と嘲笑したり「わっほい♪」と訳の分からない反応を返したりかなり俗っぽい(?)一面も。
切腹をしようとするジンに対しても容赦の無い本音を浴びせて彼の中の何かを目覚めさせ、本作におけるジンのキャラを決定づけるきっかけとなった。



「どうせアニヲタは暇だろうし追記・修正は頼んだわよ」
「(この項目はアニヲタにしか追記・修正を任せられないわ)」
「……また本音と建前を間違えてしまったわね」




この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • グラブル
  • グランブルーファンタジー
  • 光属性
  • 石川由依
  • ロザミア
  • 仮面
  • 元・エルステ帝国
  • 黒髪ロング
  • 苦労人
  • あまのじゃく
  • 符術
  • 帝国式操符術
  • ソーラレイ
  • リフレクタービット
最終更新:2025年04月23日 18:30