バットマン:エターナル

登録日:2017/08/30 Wed 16:55:40
更新日:2023/02/23 Thu 16:58:09
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ACO DCコミックス Earth-0 New 52 Prime Earth アメコミ アンディ・クラーク イアン・バートラム エマニュエル・シメオーニ カイル・ヒギンズ キャットウーマン ギレン・マーチ クリスチャン・デュース ジェイソン・トッド ジェイソン・ファボック ジェームス・タイニンⅣ ジェームズ・ゴードン ジョン・レイマン スコット・スナイダー スポイラー ダスティン・グウェン ティム・シーリー ティム・ドレイク トレバー・マッカーシー ハッシュ バットウィング バットガール バットマン バットマン:エターナル フェリックス・ルイス フェルナンド・ブランコ ブルーバード ホルヘ・ルーカス ポストフラッシュポイント ミケル・ハニン レイ・フォークス レッドフード レッドロビン


『Batman Eternal』は2014年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。

+ 作品情報
『Batman Eternal』#1~#52
発売 2014年4月から
脚本 スコット・スナイダー、ジェームス・タイニンⅣ、レイ・フォークス、
   ジョン・レイマン、ティム・シーリー、カイル・ヒギンズ
作画 ジェイソン・ファボック、ダスティン・グウェン、アンディ・クラーク、
   トレバー・マッカーシー、エマニュエル・シメオーニ、ギレン・マーチ、
   イアン・バートラム、ミケル・ハニン、ホルヘ・ルーカス、フェルナンド・ブランコ、
   フェリックス・ルイス、ACO、クリスチャン・デュース、ロナン・クリケット、レイ・フォークス他多数

日本では2017年に小学館集英社プロダクションから邦訳本が上下巻で発売されている。

バットマン生誕75周年記念作品で様々なヴィランの陰謀に挑むバットマンと仲間たちの戦いを週刊タイトルで描いている。
2013年10月に発表され、11月にジーン・レオン・ジェローム・フェリスによる絵画『最初の感謝祭』をモチーフにした予告画像が公開され、
2014年2月に『Batman Eternal』#43を別視点で描いた予告編『Batman Vol.2』#28が発売された。
予告の中にはカーマイン・ファルコーネやステファニー・ブラウンといったこれまで『New 52』には登場しなかったキャラクターの復活が描かれ、
実際に本編ではその2人に加えハッシュやジェイソン・バードといった古株やアーキテクトといった新参者まで様々なキャラクターが復活を遂げ、
犯罪・科学・オカルトといった様々な陰謀渦巻く物語を盛り上げている。
終盤からは週刊タイトルという勢いもあって黒幕と思われる人物が次々代わり読者の予想を沸かせた。



【物語】

ピッグ教授を追っていたバットマンとジェームズ・ゴードン。ゴードンはピッグ教授の部下の1人を地下鉄のホームに追い詰めるが、
威嚇射撃が機械に当たり大事故を引き起こしてしまう。ゴードンは相手が銃を持ち機械はなかったと主張したが司法を受け入れ刑務所に収監される。
バットマンはゴードンを救おうと動き出し同時期にゴッサムに帰還したカーマイン・ファルコーネに狙いを定めるが、次々に事件が起き強敵が現れる。
これら全てが1つの陰謀だと思ったバットマンは黒幕を見つけようと奔走する。


【登場人物】

ゴッサムを守る闇の騎士。ゴードンの引き起こした事故をきっかけに起きる様々な事件に立ち向かう。
当初はファルコーネを黒幕と思っていたが、彼が何者かの招待状を受け取っていたことを知る。
ハッシュに敗北したのをきっかけに1人では立ち向かえないと悟り、『ファミリー』の協力を得て事件に臨んでいく。
ハッシュ、バード、リドラー、マッドハッター、マイロと様々な事件の黒幕たちを捕まえていくが、
いずれも招待状を受け取っており真の黒幕の正体をつかみきれず、ブルースとしてもバットマンとしても名誉や資産を奪われ追い詰められていく。
最後にラーズ・アル・グールに目をつけゴッサムを離れるが当てが外れ、その間にゴッサムがヴィランたちの総攻撃で大混乱に陥ってしまう。


≪バットファミリー≫

  • ペニー1(アルフレッド・ペニーワース)
ウェイン家の執事。バットマンを通信でサポートする。香港で負傷し治療のためにウェイン邸に連れてこられた娘ジュリアと再会する。
治療しながら自分の生き方を理解してもらおうとジュリアに語り掛ける。ファルコーネが街を去ったころに、
ウェイン邸に突如ハッシュが侵入しスケアクロウの恐怖ガスを直接脳に注入され重傷を負ってしまう。
入院しその姿が『ファミリー』の結束につながったが、ハッシュの手で『アーカム・アサイラム』に送られてしまう。
『アーカム』の崩壊に巻き込まれもべインに救われ、脱出に協力するふりをして罠にはめバットマンやジュリアと連絡を取り救出される。
ジュリアが前線に出ることとなったため再び通信係を担当するが、まだ本調子ではなかったためすぐにジュリアに譲る。
ヴィランたちの総攻撃が始まったころ、『バットケイブ』を乗っ取ったハッシュに不意打ちを仕掛け『ファミリー』のピンチを救う。

  • ペニー2(ジュリア・ペニーワース)
イギリス陸軍の特殊部隊に所属しているアルフレッドの娘。香港のギャング、シェン・ファンを探っていたところバットマンと遭遇する。
邪魔させないために彼を攻撃するがシェン・ファンの不意打ちを受け重傷を負いウェイン邸に連れていかれる。
父アルフレッドと再会するが優秀な兵士で役者だった父がプレイボーイのブルースに仕えていることに納得できず、怒りをぶつける。
傷が癒えても納得出来ずにいたがハッシュの襲撃でアルフレッドが倒れ「柱時計、10時48分」という言葉を託される。
ブルースの帰りを待つ間、アルフレッドの言葉通り柱時計を10時48分に合わせると『バットケイブ』への扉が開かれる。
そしてバットマンからの通信を受け取り彼や父の真の姿を知る。最初は困惑するもバットマンの説得を受け父に代わり彼をサポートする。
アルフレッドが戻った直後、ハッシュがゴッサム中のバットマンの武器庫を狙いだしたため、バットマンとともに武器庫の処理にあたる。
武器庫の1つでハッシュと遭遇してしまい重傷を負うがすぐに復帰し、再び父に代わってバットマンをサポートする。
バットマンがラーズのもとに向かうと、彼の代わりにセリーナに接触しヴィランたちが総攻撃の準備を整えたことを知る。
対処を『ファミリー』に任せ通信でサポートするが、脱走したハッシュの不意打ちを食らい強制脱出装置で外に出されてしまう。
一瞬戸惑うもレッドロビンの基地の存在を思い出しそこから『ファミリー』をサポートする。

  • バットガール(バーバラ・ゴードン)
下半身不随から復帰したゴードンの娘。父の逮捕に荒んでバットマンの助言も聞かず、事故に関わった可能性のあるドミンゲスの居るブラジルに向かう。
ドミンゲスを尋問し情報を得ると、追ってきたレッドフードと出会い追い返そうとするが仕方なく同行を許可する。
標的を同じくするバットウーマンを加え玩具工場に乗り込み黒幕のドクター・ファルサリオを発見するが、
マッドハッターの模造品で操られレッドフードたちを攻撃してしまう。レッドフードの言葉で正気を取り戻し、
ファルサリオを追い詰めるもあと一歩のところで彼を殺されてしまう。
ゴッサムに帰還するとアルフレッドやバットマンのピンチを知り『ファミリー』で協力するようになる。
父の無実の証拠を握りつぶしたバードを強引な方法で尋問するも、レッドフードに止められ冷静になり一旦ゴッサムを離れる。
ハッシュとバードを処理したころにコスチュームを新たに帰還する。バットマンがリドラーを捕まえに向かったころに、
レッドフードとレッドロビンとともにマッドハッターに挑むがナノマシンに感染し操られブルーバードに救われる。
バットマンがラーズのもとに向かったころ、ヴィランたちの総攻撃が始まりジョーカーズ・ドーターと戦う。
装備が停止し劣勢になるも、装備が復活すると単独で勝利し人命救助に向かう。

『アウトローズ』と共に活躍する死から復活した2代目ロビン。バットマンの頼みでブラジルに向かったバットガールの監視役を任される。
バットガールを追ってブラジルを訪れ怒りに任せ行動する彼女を止めようとするが聞き入れられず同行する。
バットウーマンも交えドクター・ファルサリオの玩具工場に向かい、援護役となるが洗脳されたバットガールと戦闘になる。
バットガールに圧倒されるも初めて会った時の出来事を語り正気を取り戻させる。
ゴッサムに帰還するとアルフレッドやバットマンのピンチを知り『ファミリー』で協力するようになる。
バットガールに思いを伝えようとしたところ彼女がバードに強引な尋問をしているのを発見し、彼女を止め一旦ゴッサムを離れる。
ハッシュとバードを処理したころに帰還する。バットマンがリドラーを捕まえに向かったころに、
バットガールとレッドロビンとともにマッドハッターに挑むがナノマシンに感染し操られブルーバードに救われる。
バットマンがラーズのもとに向かったころ、ヴィランたちの総攻撃が始まりべインと戦う。べインの暴走を止めきれなかったが、
バットマンに救われ人命救助に向かう。

『ティーン・タイタンズ』で活動しているバットマンの3代目相棒。ナロウズ地区で発生したナノマシンに起因した集団感染を捜査する。
感染者にピッグ教授に誘拐された子供たちがいたため彼の関与を疑うが、無関係と確認しコーディングからセルゲイが関与していると見破り日本に向かう。
勝手についてきたハーパーとともにセルゲイを発見しナノマシンの情報を手に入れる。
ゴッサムに帰還するとアルフレッドやバットマンのピンチを知り『ファミリー』で協力するようになる。
ハーパーとともにナノマシンを探り本格的に活動したのを確認し、バットガールとレッドフードとともにマッドハッターに挑むが
ナノマシンに感染し操られブルーバードに救われる。バットマンがラーズのもとに向かったころ、ヴィランたちの総攻撃が始まりクレイフェイスと戦う。
装備が停止し劣勢になるも、装備が復活するとバットマンの援護もあって勝利し人命救助に向かう。

  • バットウィング(ルーク・フォックス)
ウェイン産業のCEOルシアス・フォックスの息子でアフリカのバットマン、デビッド・ザビンビからバットウィングを引き継いだ。
ファルコーネの武器を探っているとジェントルマン・ゴーストに攻撃されるがバットマンに救われる。
その後、バットマンの頼みでコリガンと共に『アーカム・アサイラム』の捜査に当たる。超常現象の類は懐疑的だったが、
『アーカム』の異変を前にして信じざるを得なくなる。変化した患者たちの襲撃を受けコリガンから引き離されジョーカーズ・ドーターに捕まってしまう。
何とか逃げ出しマキシー・ゼウスも倒した後、サイモン・エクス博士の攻撃を受けたところでコリガンと合流する。
しかしブラックファイアに完全に乗っ取られたマキシー・ゼウスと変化した患者の襲撃を受け地下の崖から転落してしまう。
命は助かりコリガン救出に臨むも『アーカム』の崩壊に巻き込まれバットマンに救われる。
その後は家で休んでいたが『アーカム』から連れてきた幽霊たちに悩まされ、『Nthメタル』で倒し訪ねてきたコリガンに心情を吐露する。
バットマンがラーズのもとに向かったころ、ヴィランたちの総攻撃が始まりスケアクロウと戦う。
装備が停止し劣勢になるも、装備が復活するとバットマンの援護もあって勝利し人命救助に向かう。

  • ブルーバード(ハーパー・ロウ)
ナロウズ地区出身の男勝りな学生で電気系の高い技術を持つ。弟カレンと2人暮らし。
バットマンに憧れておりラバースーツに身を包みテーザー銃やスタンガンを武器に自警活動を行っている。
偶然ビッキーを助け家に案内した際にレッドロビンが現れ、さらにはカレンがナノマシンの暴走で倒れてしまう。
弟を救うためにはレッドロビンと行動するのが近道と思い日本へ向かう彼に勝手に同行する。
ナノマシンの制作者であるセルゲイの機械に簡単にアクセスしたことでその才能を褒められる。
ゴッサムに帰還すると『バットファミリー』に協力し街の混乱の収拾に努める。ナノマシン騒動が本格化しレッドロビンたちからサポート役を任されるが、
彼らが操られたため決意を固めコスチュームを身にまといブルーバードを名乗りマッドハッターに挑む。
独自のガジェットを駆使しマッドハッターを倒し、カレンを取り戻しレッドロビンに活動を認めさせる。
その後、バットマンからレッドロビンを通じてスポイラーの保護を頼まれ協力し、
彼女を家に置きクルーマスターとブルース・ウェインがつながっていると教えられる。
バットマンがラーズのもとに向かったころ、ヴィランたちの総攻撃が始まりミスター・フリーズと戦う。
装備が停止し劣勢になるも、装備が復活するとバットマンの援護もあって勝利し人命救助に向かう。


≪ヒーロー≫

  • バットマン・ジャパン(治次郎)
日本のバットマン。香港での抗争に日本のヤクザが関わっていたため、香港にも活動を広げ香港を訪れたバットマンに合流する。
クレイジー・シャイ・ロリータ・キャナリーとホン老師を紹介した後、
バットマンと共にファルコーネのライバルだったシェン・ファンの元に向かい囮役を買って出る。

  • エル・ガウチョ(サンティアゴ・バルガス)
アルゼンチンのバットマン。顔に赤い覆面をつけている。ポーラやナイフが武器。レッドフードに頼まれスコーピアナを捕まえにブラジルを訪れる。

  • スターファイヤー(コリアンダー)
性に奔放な惑星タマランの王女。レッドフードと行動を共にしている。彼の頼みでドミンゲスを保護する。

  • バットウーマン(ケイト・ケイン)
バットマンのようなコスチュームを着た女性ヴィジランテ。ブルースとは遠縁にあたるが公私ともに距離を置いている。
ブラジルでヴィランの道具を再利用している噂を聞きつけ関係者に尋問していると、バットガールたちが現れ行動を共にする。
標的のドクター・ファルサリオのいる玩具工場で洗脳されたバットガールの攻撃を受け
彼女をレッドフードに任せドクター・ファルサリオのもとに向かう。
ドクター・ファルサリオの洗脳攻撃を跳ね返し逆に恐怖状態に追い込むが逃げられてしまう。
ファルサリオの確保に失敗するも子供たちを救えたことを喜びバットガールとレッドフードと別れる。

  • スペクター
罪人に悲惨な罰を与える復讐の天使。超常的力を持つが現世にいるためには依り代を必要とし、現在はコリガンを依り代としている。
儀式の完成を目論むブラックファイアに力を利用されかけるも、真の力を発揮し姿を見せブラックファイアを握りつぶしコリガンの中に戻る。


≪ヴィラン≫

  • カーマイン・ファルコーネ
かつてゴッサムを支配した大物ギャング。ローマ文化の造詣が深いためローマンの愛称で知られバラが好き。
顔にはキャットウーマンにつけられた傷が残っている。ペンギンとの権力闘争に敗れ香港に拠点を移し活動していた。
ゴードンの事件に前後してゴッサムに帰還し再び権力を握ろうと暗躍する。警察と癒着しバットマンの活動を封じ、
ペンギンの店を爆破し勢力を弱め着実に支配を進めていく。バットマンが香港に行った間にキャットウーマンを捕まえるも、
ピッグ教授に襲われバットマンに救われる。その後バードの策でダメージを負ったところにペンギンの襲撃を受け、
ペンギンとともにバードに逮捕されてしまう。世間に自分への恐怖心を忘れさせないため暴動を引き起こすも失敗する。
その後、弁護士の力で釈放され香港に戻ろうとするがバットマンの尋問を受け、自分が何者かからの招待状もらっていただけだと教える。

  • ハッシュ(トーマス・エリオット)
ブルースの子供の頃の友人で彼への憧れと嫉妬から両親を殺害した異常者。医師として高い能力を持つ。
学生時代にブルースの名を騙ったのを注意され逆恨みし彼に強い敵愾心を抱くようになった。
顔に包帯を巻き様々な策略を駆使しブルースを追い詰めたが敗北し姿を消していた。
ファルコーネが街を去ったころにウェイン邸を襲撃しアルフレッドに重傷を負わせさらにアーキテクトに街を壊させ、バットマンに存在を気付かれる。
バードを疑い彼の家に来たバットマンの前にホログラムの姿で現れ、会話で時間を稼ぎ爆弾で大きなダメージを与える。
その後、素顔の医師としてアルフレッドを『アーカム・アサイラム』に転院させる。
『アーカム』が崩壊する中、スポイラーの命を狙うもバットマンと戦闘となり一旦撤退し、バードにゴッサム中のバットマンの武器庫を使った作戦を与える。
武器庫の1つでジュリアを襲撃しマーサ・ウェイン財団病院の武器庫でバットマンを待ち受ける。
武器を駆使するも敗北し『バットケイブ』に捕らわれるが、ウェイン社の買収と彼もまた何者かの招待状を受け取った事実でバットマンに衝撃を与える。
その後は『バットケイブ』で大人しくしていたが、バットマンがラーズのもとに向かったころに始まったヴィランの総攻撃に合わせ脱走し、
ジュリアを追い出し『バットファミリー』を妨害しピンチに追い込む。『バットボート』で貨物船を鎮めようとするがペニーワース親子に妨害され敗北する。

猫のようなコスチュームに身を包んだ女盗賊。バットマンにからかいに行ったところ因縁深いファルコーネの帰還を知る。
ペンギンとファルコーネの戦争にゴッサムの地下世界の人間を巻き込ませない為、ペンギンの元を訪れるが爆破に巻き込まれ人命救助に協力する。
バットマンが香港に向かっている間、『ファルコーネ・ファミリー』を襲撃していたが警察の協力を得たファルコーネに捕まってしまう。ファルコーネを狙うピッグ教授の攻撃に巻き込まれてしまうがバットマンに救われる。
ファルコーネが街を去ったころにジェイドの訪問を受け、実の父親であるレオ/レックス・カラブレーゼのもとに引き合わされる。
レオから混乱するゴッサムをギャングのボスとして納めるよう言われるが、拒否しジェイドをレスリーのもとに預ける。
その後、因縁のあるファミリーたちに喧嘩を売りバットマンから警告を受けるが、そのファミリーたちに捕まってしまう。
ジェイドの目の前で殺されかけるもキラークロックの乱入で危機を脱し反撃するが、ジェイドが殺され父の後を継ぐことを決心する。
『カラブレーゼ・ファミリー』のボスになると他のファミリーの多くを支配しカジノの経営を開始するかたわら、
べインたちがゴッサムを支配する計画を立てていることを知りバットマンに情報を流し処理させる。
その後、他のヴィランたちとともに何者かからバットマンの武器を提供されるが拒否し、事件の黒幕を捜すためスポイラーに目をつける。
母親のもとからスポイラーを誘拐し秘密を聞き出そうとするが失敗し、バットマンに彼女を預ける。
その後、ヴィランたちが必要な道具を手に入れたことを知り『バットファミリー』に情報を与える。

  • クルーマスター(アーサー・ブラウン)
元クイズ番組の司会者で犯行現場にヒントを残すリドラーに似たヴィラン。世間の人間からはなめられ他のヴィランからはよく本名で呼ばれる。
B級ヴィランを集い会議をしていたところ娘のステファニーに目撃されてしまう。
何者かの指示で計画の邪魔になるとして娘を殺そうとするが自分のガジェットが誤作動し逃げられてしまう。
その後もステファニーの行方を捜しながら仲間たちとともに裏からゴッサムに混乱をもたらしていた。
成果を何者かに報告し終えると探りにやってきたスポイラー(ステファニー)を罠にはめようとして、逆に警察に逮捕されてしまう。
留置所に現れ秘密をネットにばらまこうとするスポイラーに懸賞金をかけ暗殺者に殺させようとする。
その後、仲間や他のヴィランたちとともに何者かからバットマンの武器を提供される。
ヴィランたちの総攻撃が始まったころ、ビッキーのもとを訪れたスポイラーを誘拐しようとするが失敗してしまう。

  • ファイヤーフライ(テッド・カーソン)、ロックアップ(マイク・ボルトン)、シグナルマン(フィリップ・カッブ)、ラットキャッチャー(オーティス・フラナガン)、プランクスター(オズワルド・ルーミス)
クルーマスターに協力するB級ヴィランたち。ファイヤーフライは火炎放射器を操り、ロックアップは警備システムに詳しく、
シグナルマンは電子機器の扱いに長け、ラットキャッチャーはネズミを操り、プランクスターは電気系統に詳しい。
それぞれの持ち味を生かしてゴッサムのインフラにダメージを与える。
いつの間にか捕まりクルーマスターに合流し他のヴィランたちとともに何者かからバットマンの武器を提供される。
ヴィランたちの総攻撃が始まったころ、他のヴィランが『バットファミリー』と戦う中でパワーアップした装備でゴッサムを地獄絵図に変えていく。

  • キラークロック(ウェイロン・ジョーンズ)
特殊な皮膚病でワニのような外見を持つ犯罪者。ゴッサムの地下世界の守護者としても活躍している。
地下で起きた騒動に首を突っ込むバットマンとバードを当初は拒絶するが、互いに協力する必要があると判断し行動を共にする。
テンアイドマンの儀式の場に割り込み生贄にされかけたジェイドの救出に成功するが、
バードに警官殺しを追及されるジェイドをバットマンに任せその場から姿を消す。
その後は地下世界に流れ込んだ変化した『アーカム・アサイラム』の患者たちを処理し、ジェイドの行方を捜し始める。
彼女がボーンのクラブにいることを知り乱入しキャットウーマンの命を救うが、ジェイドが殺され意気消沈してしまう。
一度は逮捕されることも望むも港を拠点に働き始め、セリーナの誘いでべインに復讐した後に彼女のもとで働き始める。

  • ペンギン(オズワルド・コブルポット)
鉤鼻と小柄な体格が特徴的なギャング。ファルコーネとの協力をバットマンから疑われファルコーネの帰還を知り、
子飼いのヴィランたちと共に戦争を開始する。細かな衝突を繰り返すも店を爆破され追い詰められていく。
しかしバードからファルコーネの居場所を教えられ、自ら襲撃し逆転しかけるがバードに逮捕されてしまう。
その後は目立った動きを見せなかったがヴィランたちの総攻撃が始まったころ、何者かからの電話に応じ再び刑務所で暴動を起こしゴードンを狙う。
隙を突かれゴードンに押さえつけられ部下からも裏切られるが、いつの間にか逃げ出しキラークロックの手で脱走する。

かつてバットマンを倒した力と知性を兼ね備え強化薬ヴェノムも使うヴィラン。
崩壊した『アーカム・アサイラム』から脱出するために偶然アルフレッドを選び利用しようとするが、『アーカム』の『バットケイブ』のトラップで眠ってしまう。
その後、『アーカム』から脱走しスケアクロウたちとゴッサムを支配する計画を立てる。
ポイズン・アイビーと2人だけでバットマンから逃れようとするが、彼女に裏切られ突如現れたキラークロックに敗北する。
警察に逮捕されるが何者かに解放され、他のヴィランたちとともにバットマンの武器を提供される。
バットマンがラーズのもとに向かったころ、バットマンの武器と取り寄せた品を使いゴッサムへの総攻撃を開始し、
町外れの酒場の闇プロレスに特製のアーマーを着て参加しレッドフードと戦う。レッドフードを圧倒し外に出るも、
戦闘機で特攻を仕掛けてきたバットマンに敗北する。

  • ポイズン・アイビー(パメラ・アイズリー)
植物を操る力と人を操る毒を体に宿す女性。崩壊した『アーカム・アサイラム』から脱走しべインたちとゴッサムを支配する計画を立てる。
べインに協力を持ち掛けるも実はセリーナとつながっており、彼を裏切り1人ゴッサムから離れる。

  • スケアクロウ(ジョナサン・クレーン)、ミスター・フリーズ(ビクター・フリーズ)、クレイフェイス(ベイジル・カルロ)
長年バットマンと戦ってきたヴィランたち。スケアクロウは恐怖ガスを駆使し、ミスター・フリーズは冷凍銃を操り、
クレイフェイスは泥のような体をして変身できる。スケアクロウは『アーカム・アサイラム』の異変に気付き逃げようとするが巻き込まれてしまう。
崩壊した『アーカム・アサイラム』から脱走しべインたちとゴッサムを支配する計画を立てるが、バットマンに防がれる。
警察に逮捕されるが何者かに解放され、他のヴィランたちとともにバットマンの武器を提供される。
バットマンがラーズのもとに向かったころ、バットマンの武器と取り寄せた品を使いゴッサムへの総攻撃を開始し、
スケアクロウはドローン使って恐怖ガスをまき散らせようとしてバットウィングと戦い、
ミスター・フリーズは空き家で冷凍睡眠中のノーラと氷の人形を使って普通の暮らしをしようとしてブルーバードと戦い、
クレイフェイスは役者を雇いバットマンとジョーカーの戦いを撮影しようとしてレッドロビンと戦闘になる。
ハッシュの協力で優位に立つも戻ってきたバットマンの援護もあって敗北する。

  • ジョーカーズ・ドーター(デュエラ・デント)
家族を殺し家出した異常者の少女。ジョーカーの顔の皮を身に着け彼の娘を名乗っている。
何者かの言葉をジョーカーの指示だと思い込み『アーカム・アサイラム』での異変に協力する。
ブラックファイアの最期を見届けアーカムの崩壊に巻き込まれるが、何者かに救われ体に爆弾をつけられる。
崩壊現場に現れたバットマンの前で爆発しようとするが偽物だったためあっさり敗北する。
その後、崩壊した『アーカム・アサイラム』から脱走しべインたちとゴッサムを支配する計画を立てるが、バットマンに防がれる。
警察に逮捕されるが何者かに解放され、他のヴィランたちとともにバットマンの武器を提供される。
バットマンがラーズのもとに向かったころ、バットマンの武器と取り寄せた品を使いゴッサムへの総攻撃を開始し、
かつてジョーカーがバットマンと戦った遊園地でバットガールと戦う。ハッシュの協力で優位に立つもさすがに敵わず敗北する。

  • リドラー(エドワード・ニグマ)
なぞなぞをこよなく愛する犯罪者。『アーカム・アサイラム』の異変を前に脱走し、独房に暗号を書き残していた。
暗号を解き明かし雪山の隠れ家に現れたバットマンに、自分にも招待状が送られたが関わらなかったと語る。
その後もバットマンを挑発し続けるがなぞなぞを解かず強引に聞き出そうとしたため、自分もろとも雪崩に飲み込ませる。
しかしバットマンに助け出され捕まってしまう。

  • マッドハッター(ジャービス・テッチ)
不思議の国のアリスに異常な執着を見せる小男。洗脳を得意とする。ナノマシン騒動の犯人。
何者かの招待状と依頼を受け取り、バットマンを嫌いになるよう仕向ける装置を作っていた。
少し仕様を変えナノマシンに感染した人間が自分を好きになり命令を聞くようにしていた。
バットマンがリドラーを捕まえに向かったころに活動を開始し、レッドロビンたちを操って見せたがブルーバードに敗北した。

  • ラーズ・アル・グール
暗殺者集団『リーグ・オブ・アサシンズ』の首領で、不死を与える泉『ラザラス・ピット』に浸かることで長きにわたって生き続けている。
ダミアンの遺体をめぐる戦いで『ナンダ・パルバット』の渓谷に消えていた。
ゴッサムでの事件を解決し手掛かりを失ったバットマンがウェイン産業の解体のファイルを調べていると、彼が関与していることに気が付く。
パキスタンの基地に現れたバットマンにドクター・ダアクと死神男を差し向ける。
2人が敗れると自分は黒幕ではないと語り、様々な装置につながれた姿を見せ推理を外したバットマンを動揺させる。

  • ドクター・ダアク(エペネザー・ダーク)
ラーズの部下の1人。一度ラーズを裏切り殺されるも復活し彼に忠誠を誓っている。ラーズを追い基地に現れたバットマンに、
様々な未来のバットマンを見せ動揺させようとするが失敗する。

  • 死神男
ドクロのマスクをつけた不死身の怪人。血液がラーズの不死の助けになると思われ彼に協力している。
ドクター・ダアクの罠を突破したバットマンに襲い掛かるがあっさり敗北する。

  • プロフェッサー・マイロ(アキレス・マイロ)
おかっぱヘアーが特徴的な薬品に長けた科学者。『アーカム・アサイラム』で働く一方ゴッサム・アカデミーで教鞭を執っている。
『アーカム』でジョーカーズ・ドーターやブラックファイアに患者を提供し異変に協力する。
実際は彼が異変の黒幕で何者かから招待状を受け取り、化学式と魔術を夢で見させられそれ実行していた。
バットマンから逃げようと空港に向かい薬でかく乱するも追いつかれるが、ミスター・バイゴーンの攻撃で倒れてしまう。
バットマンに救われコリガンの尋問を受け全てを話すが、暴走しかけたため殴られてしまう。

  • マキシー・ゼウス
自分をゼウス神の生まれ変わりと自称する異常者。ジョーカーズ・ドーターに捕まったバットウィングを攻撃するが取り逃す。
その後、完全にディーコン・ブラックファイアに操られた姿でバットウィングとコリガンの前に現れる。
ブラックファイアがスペクターに消されたため浄化され、崩壊した『アーカム・アサイラム』からコリガンとともに脱出し逮捕された。

  • ディーコン・ブラックファイア
かつてバットマンを追い詰めたカルト教団の教祖。既に死亡しているが『アーカム・アサイラム』での異変の中でマキシー・ゼウスの体を乗っ取り復活する。
復活した影響で異様なパワーを身に着け患者たちを変化させていった。バットウィングとコリガンを患者たちを操り倒し、
患者たちをゴッサムの地下に解き放つ。その後コリガンとスペクターの力を利用し地獄への扉を開くも、スペクターの怒りを買い握りつぶされてしまう。

  • マグパイ(マーガレット・パイ)
窃盗癖の強い女泥棒。『アーカム・アサイラム』の患者だったがマイロの指示で彼の手伝いをしている。
『アーカム』の崩壊後に逮捕され『アーカム』の異変の黒幕を教える。

  • テンアイドマン(フィリップ・リードン)
指先でものを見る『アーカム・アサイラム』の患者。『アーカム』の異変に巻き込まれ変化してしまう。
ブラックファイアに解放されゴッサムの地下世界でさらなる異変をもたらす儀式を行おうとジェイドを生贄にしようとするが、
失敗し地下の崩壊に巻き込まれてしまう。その後、何とか生き延び逮捕され『アーカム』の異変の黒幕を教える。

  • ミスター・バイゴーン(マーティン・ウェア)
『アーカム・アサイラム』の異変に巻き込まれ変化してしまった患者。左腕をなくし霊のようなエネルギーを生み出す。
『アーカム』でコリガンに出会い攻撃するがパンチ一発で敗北する。その後、逃げようとするマイロのもとに現れ彼を殺そうとするがバットマンに敗れる。

  • ピッグ教授(ラズロ・バレンティン)
豚の仮面を付け豚のような吃音を発しながら意味不明な言動を繰り返すサイコパス。
子供たちに薬を使いドールトロンというピッグの指示を聞く人形に改造しようとしたが、バットマンとゴードンに防がれる。
その後、ラボを爆破された怒りから暴走しドールトロンと共に暴れまわるも、バットマンからファルコーネに利用されたと知る。
その復讐のためにキャットウーマンを捕まえたファルコーネの元に現れ隼人間に改造しようとするがバットマンに防がれる。

  • ロードランナー(ビクスビー・ローズ)
高級車をカスタマイズして売るディーラーでチタニウム合金製の義足をつけている。ファルコーネに協力しておりバットマンの足止めのために
ピッグ教授のラボを爆破する。その後、ピッグに店を爆破されてしまうが命は助かった。

  • タイガーシャーク
密輸業者で冷酷な殺し屋の海賊。鼻まで隠す赤いマスクをつけ身に着けているものは絶滅危惧種の生物から作られたものばかり。
ファルコーネの協力者の1人でペンギンの店の爆破工作を担当する。ファルコーネがゴッサムを去るとユキヒョウを狙いキャットウーマンと因縁を持つ。
ボーンのクラブで彼女が殺される様を見物しようとするが、乱入したキラークロックの攻撃を受け重傷を負う。

  • アーキテクト(ザッカリー・ゲート)
ゴッサムの基礎を作ったゲート兄弟の子孫。兄弟の使っていた潜水服を改造したスチームパンク風のスーツに身を包む爆破犯。
当初は『アーカム・アサイラム』に入院していたが回復し『ブラックゲート刑務所』に収監されていた。
ハッシュの指示を受けたバードの手で釈放され、秘かに自身が設計に関わっていた信号塔を振動装置にしてゴッサムを崩壊させようとする。
バットマンに防がれ完全な崩壊にはならなかったもののゴッサムに大きなダメージを与え姿を消す。

  • ドクター・フォスフォラス(アレクサンダー・サートリアス)
事故で自然発火する肉体となった科学者。発火を抑えられ『アーカム・アサイラム』に収監されていたがブラックファイアの影響を受け再び能力が覚醒した。
その後、『アーカム』を脱走し何者かの命令で燃料を積んだトラックで待機し、ピッグ教授のラボの近くで爆発させバットマンを足止めした。

  • ジェントルマン・ゴースト(ジェイムズ・クラドック)
シルクハットにモノクロをつけた幽霊ヴィラン。ファルコーネの武器を探るバットウィングを攻撃するが、バットマンの『Nthメタル』に敗北し姿を消す。

  • シェン・ファン
香港のギャング。香港に現れたファルコーネと抗争を繰り返し劣勢となっていたが、ファルコーネが去ったことで香港を支配した。
香港で何があったかを探りに来たバットマンの襲撃を受け、実際はファルコーネに利益の6割を納める代わりに勝ちを譲られただけだと語った。

  • スコーピアナ(トリステッサ・デリシア)
犯罪者の集うクラブ『ブラックグローブ』の女暗殺者でサソリのような鎧を身に着け青サソリと呼ぶ小型ロボットを使う。
『ブラックグローブ』に借金のあるドミンゲスの命を狙うもバットガールに防がれ、ライバルのエル・ガウチョに捕まってしまう。

  • ジェームズ・ゴードン・ジュニア
バーバラの弟でサイコパスの犯罪者。特殊部隊『スーサイド・スクワッド』に所属していたが、父が捕まったことを知り『ブラックゲート刑務所』を訪れる。
彼を言葉巧みに揺さぶり脱走させようとするが失敗する。

  • ドクター・ファルサリオ
ヴィランの道具の模造品を作り利用しているブラジルの犯罪者。ヒーローの人形を作る玩具工場で子供たち違法労働させている。
模造品を使うことでゴードンに事故を引き起こさせた人物でバットガールたちの襲撃を受ける。
バットガールを洗脳することで高みの見物を決め込むも、バットウーマンを洗脳できずスケアクロウの恐怖ガスの模造品でパニックになり逃走する。
正気を取り戻したバットガールに追いつめられるも何者かに中華刀で殺された。

  • ボーン(ルイス・フェリーメン)
『フェリーメン・ファミリー』のボスで骨のような肌をしている。キャットウーマンの恩人ローラを殺害し、彼女に痛めつけられた過去を持つ。
同じくキャットウーマンに恨みを持つドラゴス・イバネスクに協力を持ち掛けられ彼女を罠にはめ捕まえる。
自分のクラブで彼女を殺そうとするがキラークロックの乱入で失敗し、彼女に足を折られさらにバットマンが登場し倒される。

  • エドゥアルド・フラミンゴ
脳を切り刻まれ人間性をなくした暗殺者。別名フェイスイーター(顔喰らい)と呼ばれその名の通り人の顔を剥いで食べてしまう。
スポイラーの命を狙うもネットを利用した彼女の策略でバットマンと鉢合わせし敗北、ハッシュの位置を探るための囮にされてしまう。

  • ミスター・ザーズ(ビクター・ザーズ)
ナイフで人を殺し、殺しただけ自分の体に傷をつけるシリアルキラー。『アーカム・アサイラム』の崩壊で脱走するがバットマンにすぐに捕まる。

  • キルショット(デレク)
特殊なスーツに身を包んだ殺し屋にして傭兵。スポイラーの母クリスタルに雇われ彼女を確保する。


≪警察≫

  • ジェームズ・ゴードン
ゴッサム市警本部長でバットマンの協力者。ピッグ教授の部下を追い詰めた際の威嚇射撃が大事故を引き起こしてしまい、
『ブラックゲート刑務所』に収監されてしまう。本人は部下が銃を持っていて後ろには機械はなかったと主張していたが、
監視カメラには映っておらず薬物の使用の痕も見られなかった。裁判が始まったその夜に息子ジェームズ・ジュニアの訪問を受け脱走を唆されるが、
待っていたバットマンに諦めの思いを述べ彼からペンギンとファルコーネが収監される『ブラックゲート』の秩序を任される。
実際に暴動が発生すると所長に開放されその場の道具と拳で事態を収拾していく。ピンチになるも同房で正体を現したレオに命を救われる。
その後、警官たちの信頼を失ったバードの相談を受け自分を出すように求める。
ヴィランたちの総攻撃が始まったころに、再び暴動が発生し自分を狙ったペンギンを捕まえるが取り逃がす。
そして遅れてやって来たバードに本部長に復帰するよう求められ職務に復帰する。

  • ジェイソン・バード
デトロイトから転任にしてきたゴードンから認められた有能な警官。着任早々ゴードンを逮捕する役割を任されてしまう。
彼の無実を信じフォーブスの命令を無視して、警官として誠実に活動しビッキーの質問に答えバットマンの命を救うなどして信頼を得ていく。
ゴードンの裁判が進む中、ハービーやビッキーと協力しファルコーネの部下を逮捕することに成功しフォーブスの鼻を明かす。
その後、ハディ市長を脅しファルコーネの居場所をつかみペンギンに流すことで両者を同時に逮捕し漁夫の利を得る。
その際に無意味な犠牲を出したことでバットマンから警告されるが、ゴッサムの地下で起きた事件を解決しバットマンから再評価を得る。
数々の活躍から新本部長に就任しビッキーとは恋人関係になりゴードンの無実を証明する証拠を得るが、
ハッシュの指示でアーキテクトを釈放しゴードンの証拠を握りつぶすなど怪しげな行動を見せ始める。
アーキテクトの地震をきっかけに様々な事件を収拾させるためビッキーの協力を得て市長に戒厳令を認めさせるが、
ゴードンの証拠を握りつぶしたことでバットガールから強引な尋問を受け右足を負傷してしまう。
『アーカム・アサイラム』が崩壊したころにハッシュからゴッサム中のバットマンの武器庫の情報を受け取り、ブルースの資産を凍結させる。
そしてルシアスに命令しバットマンの乗る『バットモービル』を強制操作し彼を殺そうとするが失敗し、
強引なやり方を見て失望した警官たちから信頼を失ってしまう。
実はデトロイトにいたころ相棒の女性警官をバットマンのコスプレをした自警団員が原因で失っており、
その遠因となったバットマンとゴードンを恨んでいたところをハッシュに協力を持ち掛けられていた。
過去をビッキーとバットマンに知られ追い詰められるが、ゴッサムには本部長が必要としてそのままにされる。
その後、考えを変えゴッサムに尽くそうとしてハービーたちの信頼を取り戻そうとするが無視される。
ゴッサムでヴィランたちの総攻撃が始まる中逃げ出そうとするハディにゴードンの釈放を認めさせ、暴動の発生した刑務所に向かいゴードンを助け出す。

  • ジム・コリガン
復讐の精霊スペクターをその身に宿す刑事。『アーカム・アサイラム』の異変を察知し捜査に向かう前にブルースに警告する。
その後、バットウィングと合流し彼に防御魔法をかけ『アーカム』に向かう。
『アーカム』の中で異変を実感し変化した患者の襲撃を受け、スペクターが出てこないままバットウィングと引き離されてしまう。
ミスター・バイゴーンを倒しバットウィングと合流するも、ブラックファイアに操られたマキシー・ゼウスと
変化した患者たちの襲撃を受け水底に引きずり込まれてしまう。その後、ブラックファイアにスペクターの力を利用されかけるが
スペクターが真の力を発揮しブラックファイアを倒す。しかし『アーカム』の崩壊に巻き込まれ姿を消してしまう。
その後、何とか『アーカム』からマキシー・ゼウスとともに脱出し彼を警察に引き渡し、マイロの尋問を担当する。

  • ジャック・フォーブス
ゴードンの部下。悪徳警官でゴードンやバットマンの活躍を苦々しく思っている。ファルコーネの権力で新本部長に就任し、
ギャングやヴィランよりバットマン逮捕を優先する方向性を打ち出す。しかし成果は上がらずバードに逮捕された。

  • ハービー・ブロック、マギー・ソーヤー
ゴードンの部下たち。マギーはゴードンが逮捕され次期本部長と目されていたが市長の横やりでフォーブスに奪われてしまう。
それでもやさぐれることなくゴードンの無実を信じ警官として正しい行動を続けバットマンやバードのサポートをする。
バードが本性を現してからは彼と距離を置き始める。


≪その他≫

  • スポイラー(ステファニー・ブラウン)
クルーマスターの娘で普通の学生。父の家に忘れ物を取りに行ったところヴィランの会議に遭遇してしまう。
父に殺されかけるが何とか逃げ出し母の助けを借りようとするが、彼女も父とつながっており命を狙われる。
何とか生き残ると図書館を拠点にしながらクルーマスタの情報を流すブログを書き始めるが、効果は出ず周囲の人間が狙われてしまう。
この一件をきっかけに文字だけでは無理だと悟り紫色のコスチュームに身を包み自ら動き出す。
父と何者かの会合を撮影し終えると父の襲撃を受けるが、逃げ延び罠にはめ彼を警察に逮捕させる。
留置所に侵入し彼の目の前で秘密をネットにばらそうとするが、懸賞金をかけられ命を狙われるようになってしまう。
フラミンゴやハッシュの襲撃をバットマンの助けを借りて脱するも、彼と距離を置き続ける。
その後、母に保護されゴッサムを出ようとするが、セリーナに誘拐されてしまう。
彼女から秘密を教えるよう言われ拒否するが、父やバットマンへの思いを言い当てられる。
その直後バットマンとブルーバードが現れ引き渡され、ブルーバードの家で保護され彼女に父と話していたのがブルースだったと教える。
この事実を聞き入れてもらえなかったため、逃げ出し真実に近づきつつあるビッキーに伝えようとするがクルーマスターに捕まりかけ逃げ延びる。

  • ビッキー・ベイル
ゴッサム・ガゼットのジャーナリスト。ゴードンの事故を不審に思い調査を開始する。ナロウズ地区でファルコーネについて聞き込みをしていると、
暴漢に襲われかけハーパーに救われその暴漢から得た情報でギャングの抗争についての記事を書く。
その後バードに警察の現状についての取材を重ね徐々に彼を信頼していき、彼の作戦にも協力し恋人のような関係になる。
しかしバードの過去に興味を持ちデトロイトを訪れ彼の過去を知り落胆、記事にもせず付き合いを清算する。
その後はショックを受け力を出せずにいたが、ウォーレンのアドバイスで目覚め様々な事件の裏を探り始めるも偽警官の襲撃を受けてしまう。
何とかピンチを脱し取材を続けているとスポイラーが現れる。彼女の言葉を無視していたが目の前で彼女がさらわれたのを見て考えを改める。

  • レオ/レックス・カラブレーゼ
ゴードンの同房となったぼさぼさの髪に口ひげを蓄えた老人。ゴードンを気にかけ何度か話しかける。
刑務所内で暴動が起きるとひげをそり髪を整え牙の入れ歯をつけゴードンのピンチを救う。
その正体はファルコーネより前にゴッサムを牛耳っていた大物ギャングで別名ライオン。
娘を不幸な立場に追い込んだ過去を持ちゴードンを同じ立場にしないため、正体を現し彼の命を救った。
その後、以前から親しかったジェイドに頼み娘のキャットウーマンを呼び寄せ、彼女に自分の後を継がせようとするが失敗してしまう。
しかしジェイドの死に責任を感じたセリーナが現れると、彼女に自分のファミリーを与える。
しばらくたってセリーナから謎の積み荷の調査を任され、ヴィランたちがそれぞれ必要な道具を手に入れたことを知る。

  • ジェイド・マッキレン
ゴッサムのホームレスの少女。テンアイドマンに捕まり生贄にされかけるもバットマンやキラークロックに救われる。
その後キャットウーマンのもとを訪れレオのもとに案内し、キャットウーマンにレスリーのもとに預けられる。
実は『イバネスク・ファミリー』と『マッキレン・ファミリー』の血を引いておりドラゴス・イバネスクに引き取られる。
そしてキャットウーマンに恨みを持つドラゴスに脅され彼女を捕まえる手助けをしてしまう。
目の前で彼女を殺されかけるが自分を捜しにやってきたキラークロックに救われる。
キャットウーマンを助けるが彼女を狙うドラゴスの銃弾が当たり命を落としてしまう。

  • カレン・ロウ
ナロウズ地区出身の学生でハーパーの弟。ナノマシンに感染してしまい倒れてしまう。
バットマンがリドラーを捕まえに向かったころに、他の感染者とともに操られ巨大な装置作りを命令されるが、
ブルーバードを名乗ったハーパーの活躍で正気を取り戻す。その後は家にやってきたステファニーを見張っていたが逃げられてしまう。

  • セバスチャン・ハディ
ゴッサムの市長で悪い噂も多い。ゼロイヤーの頃から様々な事件を乗り越え長きにわたってその座を保っている。
ファルコーネとつながりがあり彼の命令でフォーブスを新本部長に据える便宜を図る。しかしバードに不正の証拠をつかまれあっさり手を切る。
この一件をきっかけにバードの操り人形のようになり、彼に都合のいいように扱われてしまう。
ヴィランたちのゴッサムへの総攻撃が始まると逃げ出そうとするが、バードにゴードンの釈放を認めるよう脅され応じる。

  • ルシアス・フォックス
ウェイン・エンタープライズのCEO。バットマンの武器庫がゴッサム中にあったことを知らされておらず、大きな被害を出したブルースを糾弾する。
その後ウェイン社を守ろうとするが責任を取らされ、ウェイン社は売却されウェイン家の資産も差し押さえられてしまう。
バードによるバットマン攻撃作戦にも参加させられ、バットマンを殺しかけてしまう。

  • レスリー・トンプキンス
ゴッサムの貧困街の開業医。両親を殺された直後のブルースの支えとなった人物で彼がバットマンであることを知っている。
セリーナにジェイドを預けられる。ジェイドが『イバネスク・ファミリー』の血を継いでいたため彼女を預けるが、
キラークロックにジェイドの居場所を尋ねられる。

  • ウォーレン・スペイシー
ゴッサム・ガゼットのベテラン記者。犯罪欄担当。ビッキーにアドバイスを送り真実を突き止めるよう後押しする。
バードのことで目を曇らせていたビッキーを叱咤し、ともに真実を突き止めようとするが偽警官に撃たれてしまう。

  • ジョーイ・デイ
ゴッサム・ガゼットのインターン。若干軽いが真面目で人当たりのいい性格。ビッキーの取材に同行する。

  • アガサ・ゾルバトス
『ブラックゲート刑務所』の所長。髪にメッシュがある眼帯の女性。刑務所にやって来たゴードンを出迎える。
刑務所内で暴動が発生すると救い出せたマーカスと職員のクロッカーとともにゴードンのもとを訪れ、彼を解放し事態の収拾を任せる。

  • セルゲイ・アレクサンドロフ
元ソ連の天才科学者でブルースの師匠。機械の義手を持つサルのアレックスをペットにしている。現在は日本を拠点にしている。
ナロウズ地区で発生したナノマシン騒動に関与していると疑われレッドロビンとハーパーの訪問を受ける。
ナノマシンが自分の古い作品であることとハーパーの才能をレッドロビンに伝えゴッサムに送り出す。

  • ゴンゾーロ・ドミンゲス
ブラジルの人気俳優。スコーピアナに命を狙われるもバットガールに救われる。地下鉄事故の際に現場にいた理由を聞かれると、
犯罪者の集うクラブ『ブラックグローブ』に借金がありその借りを返すため顔を貸したと語った。

  • サイモン・エックス
『アーカム・アサイラム』の職員。『アーカム』の異変に巻き込まれ変化してしまい、エネルギーの分身を生み出せるようになった。
倒れていたところをバットウィングに発見され攻撃してしまうがコリガンに気絶させられた。
その後、『アーカム』の外に出て現代美術館で暴れていたがバットマンに敗北した。

  • マーカス・ロウ
ハーパー・カレン姉弟のろくでなしの父。バットマンに捕まって『ブラックゲート刑務所』に収監中。
金のためにペンギンの一味に情報を流した結果、暴動を引き起こしてしまいゾルバトスに救われた。



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最終更新:2023年02月23日 16:58