イザベル(shadowverse)

登録日: 2017/09/15 (金曜日) 00:50:34
更新日:2024/01/05 Fri 01:26:17
所要時間:約 17 分で読めます







「手加減は無しよ、本気で行くわ!」



概要

イザベルとはスマートフォン/PC向けTCG『shadowverse』におけるリーダーの一人である。
CVは公式ウェブラジオ『しゃどばすチャンネル』のレギュラーの一人でもある佐倉薫。
ここでは彼女のクラスであるウィッチについても記載する。

アレスター王国で魔法の研究を行っている、宮廷魔術師の女性。
最愛の婚約者を喪った事故をきっかけにして、彼女は死者蘇生という禁忌へと足を踏み入れていく。
(公式サイトより引用)

死者蘇生という禁断の研究をしているが、性格が破綻しているといった様子はあまりなく基本的には良識的。
しかし婚約者のカイルを喪ったことも災いしてか精神的に脆い部分もあり、弱音を吐いたり感情的になる場面も。

魔力や魔術について詳しいだけでなく、人の術を見ただけで再現できたり、機械の応急処置を行えたりと、頭が良くかなりスペックの高い人物である。
一方で走るのは苦手だったり、エレノアの研究室を散らかして激しく怒られるといったズボラな一面を見せたりもしている。
ドラゴンクラスのリーダー・ローウェンとはカイルが所属していた部隊の隊長であり、顔なじみ。

+ ストーリーのネタバレ格納
実はローウェンこそがカイルを殺害した張本人
ローウェンは最後の任務で黒龍を討伐した際に
『誰かを守りたいと願った瞬間、黒龍と化して自我を失って暴れ狂い結果として真逆の結果を引き起こしてしまう。』
という呪いを受けており、それによってカイルを殺害してしまったのである。

死者蘇生の方法を探る為、ネクロマンサーの少女ルナや吸血鬼のユリウスに死者蘇生・永遠の命の秘密について尋ねる。
しかし前者とはそもそも会話が成立せず、後者はただ人より遥かに長生きなだけということが判明したことで、方法を見つけられず焦り始める。
(前者に関しても、彼女の項目を見れば分かる通り例え会話が成立し、死者を縛る方法を知っても良い方向に進まない可能性が高い。)
そこに、司祭の女性「イリス」が表れ災いの樹に行けば望みが叶うと促され災いの樹に向かう。

災いの樹の前で目にしたのは、黒龍の姿から元に戻るローウェンの姿だった。
カイルと共にローウェンが任務に赴いていたことを知っていた彼女は、彼こそがカイルを殺害した張本人だと確信。
「殺すしかないじゃない!」と憎しみを顕わにしながら襲い掛かる。
だが、そこで災いの樹の門が開き戦いは一時中断させられてしまう。

災いの樹内部では、自身の望みから作られたカイルの幻の言動に違和感を覚えるも*1「夢でも構わない」とその「救い」を受け入れようとしてしまう。
が、そこに災いの樹の事象で自身の過ちを隠すことをやめたローウェンが表れる。
現実から目をそむけ夢の世界へ逃げ込もうとするイザベルを止める為、カイルの幻を消し「あいつもそんなことは望んでいない」と説得しようとする。

しかし既に「夢でも構わない」と自暴自棄になっている故に言葉に耳を貸さず、逆にカイルを再び奪われた憎しみに身を任せて彼を消し去ろうとする。
このローウェン戦でのエモートでの決め台詞は普段の「私の魔法にひれ伏しなさい!」という強気な発言から一変。
「夢でも幻でも構わなかったのに!」という非情に痛々しい台詞へと置き換わっている。

だがそこに、光から現れたカイルが自身の攻撃からローウェンを庇い「こんなことはやめて、前に進んでくれ」と言い残して消える。
その行動、言動は間違いなく幻ではなく本物であると確信したイザベルは正気を取り戻す。

ローウェンに対する「殺してやりたい」という憎しみは未だ消えず残っている。
しかし彼が嘘偽りなく自分の罪を語ったことや、上記の事象からカイルがそんなことを望んではいないことを理解した彼女は彼を許す。
そして「前に進んでくれ」と言ってくれたカイルの為に、本物も幻も存在しない『過酷な現実』へと戻っていく。

ネクサス討伐のための戦いにおいては、一度は仲間内で争った挙句単独行動を取ってしまう。
しかしその後かつて死霊術について聞こうとするも話が通じなかったルナと鉢合わせし、そこで
「死霊術は両親をただ縛り付けて苦しめているだけに過ぎない」こと
「両親を楽にさせてあげたい」という自分の寂しさよりも両親の安寧を願う思い
を聞いたことで、己のために恋人の復活を願っていた自分を見つめ直すきっかけとなる。

白のメッシュが入った明るめの紫のロングヘアーで作中ぶっちぎりの爆乳。
衣装も裾の短い黒と白を基調としたコートのような服の胸のあたりの留め具を外し、太ももと谷間が強調された際どい格好。
紳士からの評判も高い。

しかし北米版では案の定規制され、黒いインナーを中に着ているようなデザインで谷間が隠されてしまい、あっちの国の紳士からは落胆の声が上がった。
だが一部の日本版ユーザーからは「むしろこっちのほうが格好としては自然」という意見もあったり。


クラス:ウィッチ

強力なスペルカードが多いクラス。
「スペルブースト」を持つカードは自分がスペルをプレイするたびに、手札のなかで強化されていく。
ほかのクラスとは一味違うバトルをしたい人におすすめ。
(ゲーム内のキャラクター紹介より)

魔法使いの名前の通り、スペルやアミュレットなどの効果を多用するクラス。

基底のシステムは「スペルブースト」と「土の秘術」。

リーダースキンは研究に関わる人物や頭脳派、超常的な力を持つ者が中心。
ロイヤルっぽい人だらけの中、おそらく異名が魔女でもう一人は森の魔女だから抜擢された人もいるが。

スペルブースト

ウィッチのカードに付与されている効果で、手札でキープしている時に他のスペルを使用すると発動してそのカードが強化されるという代物。
基本的にはコストが安くなるか、効果が強化されるかのいずれか。

コスト削減系

  • 炎の握撃
8コスト スペル
相手のフォロワー1体を破壊する。
スペルブースト コスト-1
(↑コスト削減系の「スペルブースト」の一例)
スペルブースト持ちの除去スペル。
そのままでは、ニュートラルクラスの確定除去《エクスキューション》《死の舞踏》《氷獄の呼び声》(コスト5)より重く使う価値がない。
しかし手札にキープ中に他のスペルを使うたびに「スペルブースト コスト-1」の効果でコストが1ずつ下がっていく。
最終的にはコスト0で撃てる確定除去として機能する。

効果上昇系

  • ウインドブラスト
2コスト スペル
相手のフォロワー1体に1ダメージ。
スペルブースト +1ダメージ
(↑効果上昇系の「スペルブースト」の一例)
相手のフォロワーにダメージを与える除去スペル。
こちらは2コストなのは変わらないが、他のスペルを使うたびに「スペルブースト +1ダメージ」の効果で与えられるダメージが上昇していく。
2ダメージ、3ダメージ…と順に上がり、最終的には2コストでほぼ確定除去クラスの火力スペルとして機能する。

土の秘術

場に置かれた『土の印』タイプのアミュレットをリソースとして消費することで発動する効果。
土の印アミュレットは基本的には何かしらの効果がついているものが多く、土の印を置くついでに効果→それを消費して強力な効果といった図式である。

  • 錬金術の代償
コスト3 アミュレット 土の印
ファンファーレ 体力2以下の相手のフォロワー1体を消滅させる。
(↑「土の印」持ちの一例)
ファンファーレで消滅除去を行う土の印アミュレット。
条件は厳しめだが、体力を削られたものも対象なので大型でもフォロワーに特攻させてから消滅させることもできる。
消滅なのでラストワードを使わせないのが強み。
こういった土の印アミュレットが持つ追加効果で、土の秘術持ちを出す間を繋ぐ。

  • 偉大なる魔術師・レヴィ
6コスト フォロワー
4/4
ファンファーレ 相手のリーダーか相手のフォロワー1体に3ダメージ。
土の秘術 相手のリーダーか相手のフォロワー1体ではなく、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに3ダメージ。
(↑「土の秘術」持ちの一例)
3点火力を放つのフォロワー。
そのまま使ってもそれなりに強力だが、土の印があるときに場に出すとそれを消費して範囲が全体に拡大。
全体除去しつつリーダーに傷を負わせる強力な効果に化ける。

第22弾では「土の印」の発展形「スタック」が導入された。
スタックを持つアミュレットは他の「土の印」アミュレットを消滅させ、その分だけスタック値が加算される。
「土の秘術」発動時はスタックを消費し、0になるとスタックアミュレットは破壊される。
盤面を埋めてしまいがちだった従来の「土の印」と比べて1枚で済み、相手には破壊されず選択されない耐性もついた為戦術が安定しやすくなった。


カードプールの傾向

所属するフォロワーはそのクラス名通り魔術師が中心。魔法使い系に加えてキマイラなどの魔獣も存在する。
加えて錬金術のイメージも兼ねており、ゴーレムや研究家といった存在もいる。


主なデッキタイプ

+ 超越ウィッチ
  • 次元の超越
20コスト スペル
このターンのあと、自分の追加ターンを行う。
スペルブースト コスト-1

《次元の超越》とフィニッシャーのフォロワー、残りを除去とドロー用のスペルで固めることで《次元の超越》による追加ターンで勝利を狙うデッキ。
スペルブーストによる除去性能と、コントロール系のデッキが勝負をかけに来るより早くフィニッシュを狙える点から遅めのデッキに対しては有利。
だが速攻を主とするアグロ、ミッドレンジ系に加えて、守護の少なさから防ぐのが困難な疾走を多用するタイプのデッキは不得手。

フィニッシャー候補は、コスト削減型の7/7《フレイムデストロイヤー》とスペルブーストでバーンダメージが増加していく《ギガントキマイラ》。
次いで《魔法剣》と《刃の魔術師》などを組み合わせたパターン。
その他にも《フラム=グラス》などのまず発動が困難なフォロワーを利用したファンデッキも豊富。

しかし、プレイング上スペルによる時間稼ぎや除去を繰り返すため、相手プレイヤーにフラストレーションや徒労感を与えてしまいがち。
そのうえスペルブーストが開示情報ではないため、いきなり「ずっとオレのターン!」が始まって倒されたような理不尽さを覚えやすい。
総じて相手プレイヤーからのヘイトがたまりやすく、特にフリーマッチでは相手が【超越】デッキと分かるや即リタイアするプレイヤーも多い。
リーサルやスペルブースト計算のために長考を繰り返すため、プレイ時間が長くなりがちなのも要因か。

第6弾において進化時に2回スペルブーストを行いスタッツも良好な《マジックオウル》や第二のフィニッシャーである《ギガントキマイラ》を獲得。
さらに秘術要素を取り入れ守備力や手札の回転率を増した構築が発見されたことで使用率が急増したため、超越自体のコストが2増えることとなった。

+ 魔海超越ウィッチ
  • 魔海の女王
10コスト フォロワー
7/7
ファンファーレ 手札のニュートラル・カード(魔海の女王を除く)1枚と、ニュートラルではないカード1枚のコストを0にする。その後、それら以外の手札をすべて捨てる。

【超越ウィッチ】の亜種だが能動的にスペルブーストはしない。
《魔海の女王》の効果であるニュートラルとクラスカードを1枚ずつコスト0にして残りを捨てるという効果を利用して追加ターンを得るタイプ。
スペルブーストに依存しない関係でニュートラル軸のようにフォロワーに頼った戦い方をしやすい。
反面、ニュートラル軸でのドローソースを使うとスペルカードの超越が消える関係でドローソースに困りがち。

+ 冥府ウィッチ
  • 冥府への道
4コスト アミュレット
自分のターン終了時、自分の墓場が30枚以上なら、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに6ダメージ。

ウィッチはトークンを出すカードとドローソースが優秀な関係で墓場を30枚溜めやすい。
そのため、エルフと並んで《冥府への道》を主力とするデッキが組みやすい。
タイプとしては
  • スペルブースト分1/1を出すスペル《サモンスノー》などを利用して墓地を溜めるスペル型
  • 土の秘術で生み出される《ガーディアンゴーレム》でひたすら耐久することで墓地を溜める秘術型
がある。

前者はスペルを使用するごとに全体+1/0強化が発動する5コストアミュレット《魔道の力場》を積むことで、場も強化。
冥府発動を防ぐために放置されたトークンを超強化して不意を突くといった芸当も可能。

+ 秘術ウィッチ
  • 土の秘術で潜伏となる《夜の魔術師》
  • 同じく秘術で3点火力を飛ばせる《天輪のゴーレム》や《偉大なる魔術師・レヴィ》
  • 倒された際に土の印があれば秘術効果で再召喚される《幻惑の奇術師》
などを駆使して速攻を主にして戦うデッキ。
特に《幻惑の奇術師》は土の印アミュレットが過剰気味でもうまいこと消費して場に残ってくれる。
しぶとくいやらしく相手の体力をじわじわと削ることが可能。
場合によってはバーン要素も取り入れ、《オズの大魔女》などをフィニッシュ要因として取り入れることも。
また、《白銀剣のゴーレム》で手札に抱えた土の印を《真理の術式》に変えて一気に決着をつけるタイプもある。

+ ドロシーウィッチ
  • 次元の魔女・ドロシー
9コスト フォロワー
ファンファーレ 手札をすべて消滅させ、カードを5枚引く。5回スペルブーストする。
スペルブースト コスト-1

《次元の魔女・ドロシー》を軸に、圧倒的な展開力を利用して押し切るタイプのデッキ。
「バハムート降臨」実装直後は環境を席巻する勢いで大暴れした。
全体除去が弱いデッキには滅法強いが、逆に事故要因になりやすい除去を積みづらいせいで自分と同じ大量展開型デッキや大型の対処は不得手。
場合によっては【アグロ秘術】と同じくバーン要素を取り入れることで、守護や全体除去への耐性を高めることも。

+ ニュートラルウィッチ
ワンダーランドドリームズで強化されたニュートラルカードを軸にしたデッキ。
他のニュートラルデッキ同様に序盤から盤面を固めつつ、《スイーツウィッチ》でドローしたり、《ルナルの魔術師・プリス》で除去しつつ疾走でダメージを叩き込む。
スペルをあえて最小限にすることで《オズの大魔女》や《マナリアグリモワール》などのドローする代わりにスペルが消えるカードをドローソースとして使用できる。
ドローに困りづらい関係で、ニュートラル軸にしながらコントロールにもしやすい。
《言霊遣い・ジンジャー》と高コストニュートラルを積むことで長引いた場合は高コストニュートラル連打で押しつぶすというデッキも。

+ マナリアウィッチ
タイプ自体は時空転生で実装されたが、本格的にデッキとして成立したのは十禍絶傑以降。
タイプ:マナリアのフォロワーやスペルを多用し、それを条件とするスペル火力やフォロワー展開でフィニッシュを狙う。具体的な能力やフィニッシュ方法は中核となるマナリアの王女「アン」とその親友「グレア」のカード次第。時期にもよるが、フォロワーの割合が高く「スペブ」や「秘術」とは大きく異なるプレイスタイルになりがちのタイプ。


各環境での状態

スタンダード期

サービス開始初期は手札の上限枚数が8枚であったために使用率は少なかったが、後に9枚に変更されたことである程度改善される。
《次元の超越》を軸とした超越ウィッチが【冥府エルフ】や【ランプドラゴン】にある程度有利を取れていたものの、
同じく環境に多い【ミッドレンジロイヤル】や【アグロネクロ】に大幅に不利だったこともあり、良くも悪くも中堅というポジションだった。

ダークネスエボルヴ期

《太陽の巫女・パメラ》のインパクトが凄まじく、環境初期では【秘術ウィッチ】が多く使用された。
しかし、徐々に《古き魔術師・レヴィ》等の追加により大幅に強化された【超越ウィッチ】に取って代わられることとなる。
アグロデッキ群も多く存在し不利な相手も少なくはなかったが、未だトップメタであった【冥府エルフ】や大幅強化を遂げたビショップに強いことが評価され、Master帯を中心に高い使用率を誇っていた。
中には「超越ウィッチを中心に環境が回っていた」とする声も。

バハムート降臨期

《次元の魔女・ドロシー》を軸とした【ドロシーウィッチ】が誕生。
その凄まじい爆発力が注目を集め、あっという間に環境に跋扈することとなった。その圧倒的な使用率は「ウィッチバース」と揶揄された。
対策として【ランプドラゴン】や【コントロールヴァンプ】、【コントロールビショップ】が使用される向きもあったが、同じく覇権を握っていた【OTKエルフ】がそれらに有利だったこと、デッキパワーで相性を覆すことが可能だったことから、その勢いは止まなかった。
2月末のアップデートで《ルーンの貫き》がナーフされるも、強みの基幹は変わらなかったことから最後までTier1に居座り続けた。
他のTier1と比較しても、前期の【OTKエルフ】や後期の【アルベールロイヤル】に対して有利だったことも大きい。

神々の騒嵐期

土の秘術のカードが多く追加されたが、スペルブーストはほぼ強化されなかった。
【ドロシーウィッチ】は元々苦手だった【ランプドラゴン】の大幅強化に加えて【アグロネクロ】に押し切られてしまう光景が多く見られ、
【超越ウィッチ】は【アグロネクロ】や【ミッドレンジネクロ】に間に合わない上に【ランプドラゴン】にも疾走で押し切られてしまうことがあり、
【秘術ウィッチ】はそもそもデッキパワーが足りておらずという状況だった。
そのため、前環境から一転して勝率は一気に落ち込み、ウィッチにとって冬の時代となってしまった。

ワンダーランドドリームズ期

環境を蹂躙していた【ニュートラルヴァンプ】には他のクラス同様分が悪かったが、《オズの大魔女》や《偉大なる魔術師・レヴィ》によって大幅強化された【秘術ウィッチ】は比較的善戦していた。
7月末にナーフが入ると、突如として【ニュートラルウィッチ】の構築が確立され、環境に激増。
同じくTier1を誇っていた【アグロヴァンプ】や【ミッドレンジネクロ】に対して有利だったことが評価された。
8月末に《ルナルの魔術師・プリス》がナーフを受けるも、【ニュートラルウィッチ】は最後までTier1に居座り続けた。
そして、星神の伝説リリースとともに《不思議の探求者・アリス》がナーフを受け、ニュートラルデッキは役目を終える。

星神の伝説期

最初は他のクラス同様【アグロロイヤル】と【原初ドラゴン】に押されていた。
しかし、10月末にそれらのナーフが入ると《マジックオウル》や《ギガントキマイラ》等によって強化された【超越ウィッチ】が環境を席巻する。
【アグロヴァンプ】等の悪い相手も中には存在したが、超越完成までの速さや安定感が改善されたために猛威をふるっていた。
少しでももたついてしまえばなす術もなく負けてしまうということもあり、他のクラス達は早期決着を余儀なくされていた。
そんな状況が問題視され、11月末についに《次元の超越》にナーフが入る。
これにより【超越ウィッチ】は数を減らしたが、それと入れ替えるかのように【秘術ウィッチ】が数を増やした。
1回目のナーフ以降ヴァンパイアとともにTier1に居座り続けたクラスであった。

時空転生期

対戦レギュレーションが「ローテーション」と「アンリミテッド」に分かれ、多くのカードがローテ落ち。
さらに新クラスのネメシスが追加されるという『Shadowverse』にとって大きな節目となった時期。

そんな中、ウィッチにもささやかながら「マナリア」という新要素が追加された。
  • ローテーション
キーカードをあまり失わずに済んだ【秘術ウィッチ】が猛威をふるい、【ランプドラゴン】や【ミッドレンジネクロ】とともにトップメタに君臨した。
また、低速化した環境の中で決着ターンが速いデッキは貴重であり、他のアグロデッキに強いこともあってかランクマッチでは好んで使用された。
他にも、AOEの減少により再び【ドロシーウィッチ】が環境に姿を表すことにもなった。
1月末に《幻惑の奇術師》にナーフが入り【秘術ウィッチ】の使用率は減少するも、それと入れ替わるかのように【ドロシーウィッチ】が環境に跋扈することとなる。
また、密かに【ニュートラルウィッチ】が勝率を伸ばしていたのも事実である。
  • アンリミテッド
【超越ウィッチ】【秘術ウィッチ】【ドロシーウィッチ】と一通りのデッキが環境に存在している。
【超越ウィッチ】は一見超高速環境の中では厳しいように見えるが、アグロを狩りにきたコントロールやもたついた相手を潰すには格好のデッキだった。
【秘術ウィッチ】も、アグロに強いアグロという点やトップメタの【復讐ヴァンプ】に有利な点が評価される形となった。
1月末に《マナリアの知識》の制限化、および前述の通り《幻惑の奇術師》がナーフされ、3つとも打撃を被ることに。
【秘術ウィッチ】は序盤の展開が弱体化したことから数を減らすも、【超越ウィッチ】【ドロシーウィッチ】は相変わらず猛威をふるい続けた。


各環境ごとの主なカード

+ スタンダードパック
  • 次元の超越
18コスト → (修正後)20コスト スペル
このターンのあと、自分の追加ターンを行う。
スペルブースト コスト-1
「さあ、飛ぶわよ!」
追加ターンを獲得するスペル。
召喚後の返しで除去される高火力フォロワーを直撃させたり、2ターン分のPPを利用して一気に除去・展開が行えたりと非常に強力だが、
スペルブーストを前提としているためコストは18もあり、序盤からコツコツスペルブーストしないとまず使えないという欠点も持つ。
1枚だけとおもいきや2、3枚使われてずっと俺のターンをされた末に負けることも珍しくない。
  • ルーンブレードサモナー
4コスト フォロワー
1/1
ファンファーレ +0/+0 する。
スペルブースト +1/+1
「我が剣は空を駆ける」「戦場では勝者こそ全てだ!」
【スペルウィッチ】におけるメイン戦力。
一見とんでもない貧弱カードに見えるが、スペルブーストの数だけファンファーレで上がるスタッツが増える効果を持つため、
戦いが長引けば長引く程により強力なフォロワーへと成長していく。
加算される量に上限はないので、やろうと思えば30/30という殴れば逆に敵が回復する気すらしてくる攻撃力を持ったオバケフォロワーにもなれる。

上記の【次元の超越】とは非常に相性が良く、1ターンの間に両方プレイできれば実質的な疾走フォロワーとなる。
最も終盤に引いてしまうと文字通り腐ってしまうのだが。
  • マーリン
4コスト フォロワー
3/2
ファンファーレ スペルブースト を持つスペルをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。
進化時 スペルブースト を持つスペルをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。
攻撃時 スペルブーストする。
「これが、あなたの運命」「円卓の騎士に、我が託宣を!」
スペル補充要員。
ファンファーレと進化時に1枚ずつスペルブースト効果のついたスペルをデッキからドローする。
また、攻撃時にスペルブーストを1回行う効果を持っているため進化して相手フォロワーに攻撃すれば引いたカード含めて即座にブーストが行える。
しかしHPが低いため相打ちになるか返しのターンで除去されやすいので、進化権と引き換えに2枚ドロー&1回スペルブーストの使い捨て程度の気持ちで使うといいだろう。
  • ノノの秘密研究室
7コスト アミュレット
カウントダウン3
ファンファーレ 土の秘術 ガーディアンゴーレム1体を出す。
自分のターン終了時、ガーディアンゴーレム1体を出す。
※ガーディアンゴーレム 3/3 守護
土の秘術で1体・自身のターンの終了時に1体、守護持ちの《ガーディアンゴーレム》を召喚し続ける。
非常に守りが堅い上に《ガーディアンゴーレム》を強化するカードもあるためそれらと組み合わせて一気に攻めたり、
フィニッシャーとなるフォロワーにつなげたりすることができる。

+ ダークネスエボルヴ
  • 太陽の巫女・パメラ
5コスト フォロワー
4/5
ファンファーレ 土の秘術 このターン終了時、このフォロワーが場にいるなら、自分の他のフォロワーの攻撃力/体力を2倍にする。
「アタシの舞で、アンタの背中を押してあげる!」
土の秘術で自身以外のフォロワーのスタッツを倍化させる最高クラスのバフ能力を持つ。
ただし、書いてある通り1回限りでターン終了時なため速効性が薄いのが欠点。
ネタ方面ではこのフォロワーを相手に何度もバウンスしてもらうことで使いまわし、数万クラスのフォロワーを作り出せる。
スタッツを表す数字が思いっきりはみ出しているのはまさに圧巻。
  • 古き魔術師・レヴィ
2コスト フォロワー
2/2
進化時 紅蓮の魔術1枚を手札に加える。
※紅蓮の魔術 1コスト 相手のリーダーか相手のフォロワー1体に3ダメージ。
「わしはしがない魔法使いじゃよ」「若い頃を思い出すわいッ!」
平均的なスタッツに加え、進化時に1コストで3点火力の格安スペルを手札に加えることが出来る。
スペルというところがミソで、3点火力で除去・ダメージを与えつつスペルブーストも稼ぐことが出来る。
どんなデッキに投入しても安定して活躍してくれるフォロワー。
ただ【スペルウィッチ】に採用する場合は、《マーリン》も進化の使用が前提なため進化権の割り振りとして悩ましいところではある。
さりげなく、優秀な進化時能力を持っているのに進化による強化値は+2/+2で据え置きと謎の優遇まで受けている。
  • 破砕の禁呪
6コスト スペル
体力2以下の相手のフォロワーすべてを消滅させる。
土の秘術 体力2以下ではなく5以下を消滅させる。
素出しで小型を土の秘術発動で中型までを除去できる全体除去。効果が相手のみなのもポイント。
消滅なので厄介なラストワード持ちも効果を発動させずに駆除できる。

競合相手としてスタンダードパックに《ファイアチェイン》があるが、あちらは土も必要なくコストも2低いが
スペルブーストが十分でないと相手を除去しきれないことも多く、スタンダード期に猛威を振るっていたロイヤルの《海底都市王・乙姫》などは、
最速で出されてしまうと除去が追いつかず、そのまま押し切られてしまうパターンも多かった。
  • 氷像の召喚
3コスト スペル
フリーズゴーレム1体を出す。
※フリーズゴーレム 5/5 守護 攻撃不能 相手のターン終了時に破壊される。
3コストで1ターン限りの高スタッツ守護を召喚する。
勝手に自壊するこいつを駆除する意味は薄いため、相手に何もしないか無理やり除去して攻めるかの2択を迫ることが出来る。
ただ無闇に出しても効果は薄く、疾走で殴ってきそうなタイミングに入れて邪魔する・《マーリン》などの残したくないフォロワーと一緒に出す・
次のターンに全体除去が使えるのでそれに対するつなぎなどタイミングを見極めて出すことが重要。

+ バハムート降臨
9コスト フォロワー
5/5
ファンファーレ 手札をすべて消滅させ、カードを5枚引く。5回スペルブーストする。
スペルブースト コスト-1
「ま、あたしに任せておきなさいって!」「みんなまとめてぶっ飛ばすわよ!」
項目参照。ウィッチの新たなデッキスタイルを流行させた戦ぱ…じゃなくて立役者。
  • 禁忌の研究者
6コスト フォロワー
3/5
自分のターン中、相手のフォロワーが破壊されるたび、自分の場にゾンビ1体を出す。
自分のターン終了時、自分の場に土の印・アミュレットがあるなら、土の秘術 ランダムな相手のフォロワー1体を破壊する。
「許されざる実験を始めよう…」「命の秘密を…」
土の印があれば自分のターン終了時に問答無用で敵のフォロワー一体を破壊し、敵のフォロワーが破壊される度に《ゾンビ》を場に出す、展開と除去を一手に行えるフォロワー。
例え強力なスタッツを持つフォロワーであっても、一体だけであれば土の印さえあれば特に何もせずとも破壊できるため役立つ場面は多いが、
相手の場に何もいなくても勝手に土の印を無駄遣いしてしまうお茶目さんでもあるので、土の印の管理はしっかりと。
  • 刃の魔術師
6コスト フォロワー
2/2
疾走
スペルブースト コスト-1
「私は貴様らを許容しない」「貴様らの行く末は決まっている!」
スペルブーストでコストが減少していく2/2の疾走。
【ドロシーウィッチ】のメインアタッカーを担う他、【超越ウィッチ】でも《魔法剣》と合わせてフィニッシャーを務めることがある。
コスト3まで下げれば適正コストとなるため、まずはそこを目指したい。
  • ゲイザー
5コスト フォロワー
3/4
スペルブースト コスト-1
スペルブーストでコストが下がっていく目ん玉。
場では実質バニラだが、何気に体力が4あるため早い段階で出てきたり他のフォロワーと一緒に出てくると処理に困る。
【ドロシーウィッチ】の強さを支える一因となっている。
  • 神秘の探求者・クラーク
3コスト フォロワー
2/3
ファンファーレ スペルブーストを持つ手札のフォロワーすべてを、2回スペルブーストする。
「書に記されぬ知識を求めて!」「カビの生えた知識に興味など無い!」
フォロワー限定ではあるが、2回スペルブーストが可能。
スペル軸のデッキには向かないが、【ドロシーウィッチ】のような大量展開を狙うデッキとは相性抜群。
強力なファンファーレを持っていながら、3コスト2/3と適正スタッツであることも大きい。
  • ルーンの貫き
4コスト スペル
相手のフォロワー1体に2ダメージ。相手のリーダーに2ダメージ。
自分のフォロワーが進化したとき、このカードのコストを2にする。
敵フォロワーとリーダーにまとめて2ダメージを与え、自分のフォロワーが進化すればさらにコストが1になる(修正前)、なんとも使い勝手のいいスキル。
目暮警部もとい《古き魔術師・レヴィ》と組み合わせればなんと4コストで相手に最大5点を与え、フォロワーの処理もまとめてできるという、
なんとも相手からすれば厭らしいスペルである。
RoBでは前述した《次元の魔女・ドロシー》軸のデッキが猛威を振るった為、その後のアップデートで強さを抑制する為に進化した後に軽減されるコストが1から2に変更という弱体化を受けてしまった。

+ 神々の騒乱
  • 言霊使い・ジンジャー
9コスト フォロワー
4/4
ファンファーレ ターン終了まで、自分の手札のフォロワーすべてのコストを0にする。ターン終了まで、自分のリーダーは「ファンファーレ 能力を働かせることができない」を持つ。ターン終了まで、自分のフォロワーすべてと新たに場に出たフォロワーすべては、相手のリーダーを攻撃不能。
「全ては私の言葉のまま……」「密やかに死になさい……」
上手くいけば高コストフォロワーを大量展開できる豪快なカード。
ファンファーレが発動できない、リーダーに攻撃できない等数々の制約がある上、全体除去を喰らうと目も当てられない状況に陥るが、
それでも本来は不可能な高コストフォロワーで埋め尽くすのは快感の一言に尽きる。
相手の除去が追い付かなければ次のターンに一気に勝負を決められるだろう。
《彷徨の詩人・エルタ》を添えて進化させれば《バハムート》の効果も受けなくなるため、返す手段がほとんどなくなりそのままゲームエンドに繋がる。
【ニュートラルウィッチ】に取り入れられることが多いギミックである。
  • 魔道の巨兵
6コスト フォロワー
6/6
相手の能力で選択されない
ファンファーレ:自分の手札の土の印・アミュレットをすべて捨て、捨てた土の印・アミュレット1枚につき+2/+2する。
元のスタッツが水準より高い上、手札の土の印アミュレット一枚につき更にスタッツを上げられる攻撃的なカード。
土の印は土の秘術を持つカードと組み合わせるのが前提なので、手札から捨てなければならないこのカードとはイマイチ嚙み合わないものの、状況によっては凄まじいスタッツを持つオバケフォロワーに変身する。
地味に相手の能力で選択できない能力もあるので、スタッツの上がり具合によっては除去が非常に困難になる。
  • 魔法剣
7コスト スペル
自分のフォロワー1体を+2/+2する。
スペルブースト コスト-1
スペルブースト無しではコストに見合わない上昇値のショボさの強化スペルだが、
一度スペルブーストがたまれば0コストで一気に強化できる可能性を持つカード。
特に、同じスペルブーストを持つ疾走フォロワー《刃の魔術師》との相性は抜群に良く、このカードを連続使用して超強化してから《次元の超越》を放つという【超越ウィッチ】の新たな方向性を生み出した。
このギミックは【ドロシーウィッチ】にも取り入れられることがある。

+ ワンダーランドドリームズ
  • オズの大魔女
5コスト フォロワー
5/5
ファンファーレ カードを自分の手札が5枚になるまで引く。スペルブースト を持たない自分の手札のスペルすべてのコストを1にする。
ラストワード 次の自分のターン開始時、自分の手札のスペルすべてを消滅させる。
「虚構をあげる。受け取って?」「真実なんて必要ないでしょう?」
手札補充しつつ通常のスペルのコストを踏み倒すことのできる強烈なフィニッシャー。
ただその分デメリットも激しく、倒されるとスペルをすべて失うことになってしまう。
逆に消えるのがスペルのみ、《次元の魔女・ドロシー》と違いコストが5で固定という点を利用してスペルの少ないデッキのドローソースとして組み込まれることも。
  • ルナルの魔術師・プリス
5コスト フォロワー
3/6 ※進化後 疾走
ファンファーレ 相手のフォロワー1体に「自分の他の手札のニュートラル・カードの枚数」と同じダメージ。
エンハンス 7; その後、このフォロワーは進化する。
「私は勝たなくちゃならないんだ!」「孤独でいい!構わない!」
ニュートラルカードに依存した除去に加え、進化時に疾走が付くことでダメージも稼ぐことのできるニュートラル軸ウィッチデッキの切り札。
さらにエンハンス効果によってただで進化できるため、進化権が切れる終盤においてもダメージを稼げるという点からニュートラル軸ウィッチの勝率の高さに貢献した。
ただ、その暴れぶりから8月末でナーフを受けエンハンス能力を失ってしまった。しかし、依然として中盤の攻めの強さは健在。

+ 星神の伝説
  • ギガントキマイラ
9コスト フォロワー
6/6
ファンファーレ 相手のフォロワーすべてと相手のリーダーに 3ダメージ を割りふって与える
(相手の場の最も古いフォロワーから順に、その体力と同じダメージを与え、最も新しいフォロワーに与えたら、残りのダメージを相手のリーダーに与える)。
スペルブースト +1ダメージ
クトゥーン/C'Thun
スペルブーストをした回数+3のダメージをフォロワーとリーダーにばら撒く能力を持つスペルブースト軸のフィニッシャー。
次のファンファーレを2回発動させる能力を持つニュートラルフォロワー《ロキ》と合わせて2倍ダメージのロマン砲を撃ったりもできる。
ちなみに、フォロワーの体力分撃ち終わったらリーダーに飛ぶので、
効果ダメージで倒せないようなフォロワーが居てもスペルブーストさえ十分ならリーダーにダメージを飛ばせる。
  • 星読みの魔女・ステラ
2コスト フォロワー
2/1
自分のターン終了時、ヴィーナス、ポルックス、スターフェニックス、カストール、スコルピオ、アンドロメダの中から、ランダムに1枚を手札に加える。
「キラキラのお星様!」「お星様よ、おいでませ!」
今弾で各クラスに追加された星座に関係するフォロワーをランダムで1枚、ターン終了時に手に入れることができる風変わりなフォロワー。
名前 コスト スタッツ 効果
ヴィーナス 5 4/5 ファンファーレ 収穫祭*2を0コストで手札に加える。
ポルックス 5 4/4 ファンファーレ 自分の場にロイヤルクラス以外のフォロワーが居るのなら進化する。
スターフェニックス 3 2/2 突進 ラストワード 自分のリーダーは「次に自分がスペルをプレイしたとき、
スターフェニックス1枚を手札に加える」を持つ。
カストール 4 2/3 ファンファーレ 自分の場のフォロワーが2体(このフォロワーも含める)なら、
「ラストワード カストール1体を出す」を持つ。
スコルピオ 2 1/2 必殺 攻撃時 自分のリーダーに1ダメージ。
アンドロメダ 2 2/2 進化時 ターン終了まで、自分の他のフォロワーへのダメージは0になる。
中には微妙なカードもあるが、スペル中心のウィッチには使いやすい《スターフェニックス》や、
フォロワーさえいれば無条件で進化してくれる《ポルックス》など嬉しいカードも多数。
  • 聖法の教師・フロウ
3コスト フォロワー
2/3
自分の場に土の印・アミュレットが出るたび、自分のリーダーを1回復。
ファンファーレ 土の魔片1つを出す。
「闇魔術などに負けはせんよ」「光を見よ…!」
同時に土の印を展開することができ、更に土の印が出るたびに回復できる。
3コスト2/3という手軽さもあり、【秘術ウィッチ】における展開役を担う。
回復効果を持っているため無視もできず、すぐに倒されたとしても仕事は果たしたことになる。

+ 時空転生
  • 魔術の始祖・マナリア
5コスト フォロワー
4/4
ファンファーレ このバトル中、自分のリーダーは「自分のスペルが与えるダメージを+1する」を持つ。(魔術の始祖・マナリアの能力が複数働いた場合、リーダーは同じ能力を複数持つ)
「極めなさい、あなたの魔術を」「我が名に集う者達よ」
スペルダメージを底上げするバーン要素を多く搭載したウィッチデッキの強化役。
重ねがけできるため、理論上は3枚出すことで最軽のバーンスペルのエンジェルスナイプを1コスト4点という化物スペルに変えてしまうことが可能。
  • 白銀剣のゴーレム
8コスト フォロワー
6/6 守護
ファンファーレ 手札の土の印・アミュレットすべてを、真理の術式に変身させる。
土の秘術 真理の術式1枚を手札に加える。これを場の土の印・アミュレットがなくなるまでくり返す。
※真理の術式 2コスト 相手のリーダーか相手のフォロワー1体に3ダメージ。 土の秘術 カードを1枚引く。
特定のカードを火力スペルに変えるというエルフの《ローズクイーン》に似た能力を持つ秘術ウィッチのフィニッシャー
上記のマナリアとの相性もよく、出してからこいつを使うことで微妙に足りない火力を底上げすることが可能。
また、守護を持っているおかげで上記の《ローズクイーン》より隙が少ないのも使いやすい。
  • マナリアの生徒会長・ハンナ
5コスト フォロワー
4/4
自分のターン終了時、マナリアの魔弾、マナリアの防陣の中から、ランダムに1枚を手札に加える。
このターン中に他のマナリア・カードをプレイしていたなら、マナリアの魔弾かマナリアの防陣ではなく、マナリアの秘術1枚を手札に加える。
※マナリアの魔弾 2コスト 相手のフォロワー1体に3ダメージ。相手のリーダーに1ダメージ。
※マナリアの防壁 2コスト クレイゴーレム1体を出す。自分のクレイゴーレムすべては「守護」を持つ。
※マナリアの秘術 5コスト 自分がマナリア・カードをプレイしたとき、このカードのコストが5なら、このカードのコストを3にする。相手のリーダーか相手のフォロワー1体に3ダメージ。ガーディアンゴーレム1体を出す。
「生徒会長ハンナ、参ります!」「生徒会長の誇りにかけて!」
今回追加されたタイプ:マナリアを参照するカード、通常は火力か守護のどちらかのみのスペルを加えるがタイプ:マナリアのカードと組み合わせることで3コストで火力を打ちつつ守護を置けるスペルを得られる。
この追加に合わせて既存のマナリア関連カードもタイプ:マナリアが付与された。
  • マナリアの知識
1コスト スペル
マナリアの魔弾、マナリアの防陣の中から、ランダムに1枚を手札に加える。
ウィッチ念願の新たなる1コストスペル。トークンスペルの詳細は上記の通り。
1枚でスペルを2回発動でき、トークンスペルも2コストと軽い。
スペルブースト軸のウィッチデッキの地力を底上げするカード。
また、2つともアグロデッキの猛攻を抑える防御の役割を担うことができる。
【超越ウィッチ】や【ドロシーウィッチ】が猛威をふるったため、アンリミテッドでは1枚制限となった。



18コスト スペル
このターンのあと、自分の追記・修正を行う。
スペルブースト コスト-1

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最終更新:2024年01月05日 01:26

*1 生前は仲間との絆を第一にする人物だったのだが、災いの樹は「本人の望みを形だけ真似た都合の良い幻」として再現する為、イザベルの事が第一になってしまっている。

*2 3枚以上カードを使用してターンを終了した時に1枚ドローするアミュレット