劇場(幻想水滸伝)

登録日:2011/11/25(金) 14:59:26
更新日:2022/02/25 Fri 22:27:17
所要時間:約 5 分で読めます




劇場とは幻想水滸伝3にて、仮面の劇団長ナディールを仲間にすることでプレイすることができるミニゲーム。

その名の通り、仲間の中から配役と上映するお話を選び劇を上映するのがこのミニゲームの目的になっている。

仲間の108星はそれぞれ、どのような演技をしてくれるのかが配役決めの時のコメントでわかるので、それを参考に配役を決めていく。
キャラには演技の得手不得手があり、優秀な演技をしてくれるキャラには「類いまれなる才能を感じる」など高く評価するコメントがあるが、才能が本当になかったり問題しかない人には……。

「問題外。舞台にあげてはいけない」

「犬を舞台にあげないでください」


……などのきついお言葉が贈られている。

劇の完成度によって成功か失敗かが決まり、成功の場合は観客席から歓声が響き、失敗の場合はブーイングが飛んでくる。

また、劇の盛り上がりによってお金を儲けることができるが、交易や敵を倒して稼いだ方が楽なので、大体のプレイヤーは真面目な劇を作らずに無茶苦茶な配役の劇を作る方が多い。




  • 劇の一覧

1.マッチ売りの少女


可哀想なマッチ売りの少女が最期はお祖母さんに連れられて天に召される有名なお話。

配役は「マッチ売りの少女」「通行人」「通行人の子供」「お祖母さん」「ナレーター」。

主役はマッチ売りの少女だが、配役によってはマッチ売りの少年にもマッチ売りのナルシーにもすることができる。

少女「グランマ!?グランマなのね!」

おばあさん「…誰が婆さんよ」

少女「グランマ、私も連れていってください!家に帰るとパパンがぶつの!」

ナレーター「……ひでぇ父親だな。親父の風上にもおけねぇや」

ナレーター「こうして、少女は天に召されました。親父はその後一人惨めに地獄に落ちましたとさ!」

……話を増やすな。



2.ウィリアム・テル

弓の名手ウィリアム・テルが、領主に言われて息子の頭の上に乗せたリンゴを射ぬくお話。

配役は「ウィリアム・テル」「息子」「領主」「領主の部下」「見物人」。

ウィリアム・テル役は使用武器が弓がボウガンの人しかできず、更に矢は本物を使用しているので、成功と失敗の2パターンがある。


ウィリアム・テル「外したら……謝る」

息子A「いいでしょう、私も紳士です。お父さんを信じますよ」

息子B「ウム!」

息子C「外すなよ!外したら化けてでるからな!!」

見物人A「……目を瞑っててもできるだろ」

成功の場合

見物人A「……レベル低いね」

失敗の場合

見物人B「あれ?刺さってるよ?」



3.オオカミ少年

毎日、「オオカミが来た」と嘘をついていた羊飼いの少年のお話。

配役は「嘘つき少年」「羊」「オオカミ」「村人」「ナレーター」。

嘘つき少年「ヒヒヒ…大変だぁ。オオカミが来たぁ」

村人「…そうか。……よかったな」

嘘つき少年「信じてもらえないように、入念に嘘をついたからなぁ」

羊「分かりにくいと思うが、俺は羊だメェー」

オオカミ「グワー…じゃなかったガオー」

ナレーター「えっと、めでたしめでたし……えっ?違う」

嘘つき少年「ヒヒヒ…反省はしない」



4.ロミオとジュリエット

シェイクスピアの有名な、2人の男女の悲恋の物語

配役は「ロミオ」「ジュリエット」「乳母」「番兵A」「番兵B」。

ジュリエットA「ロミオ様?ロミオ様がロミオ様?」
ジュリエットA「えっ?ロミオ様が死んじゃいました?」

Q.どうやって塀を越えたの?

ロミオA「魔法で飛び越えた」

ロミオB「棒高跳びで跳んできた」

ロミオC「あんな塀などこの剣で一刀両断だ!」

Q.番兵が来たら殺されるよ?

ロミオC「上等だ!おーい!番兵ども!俺はここだぁっー」

乳母「ヘイ!お嬢様っ!」

ジュリエットB「おいロミオ役、プライベートで付き合ってもいいぞ」

……悲恋?

5.決戦!ネクロード

過去作のデータをコンバートするとできるようになる劇、内容はタイトルのように幻想水滸伝2のネクロード戦のお話。

しかし、この本の著者が現場にいなかったため事実とことなる箇所がいくつかある。

配役は「2主人公」「ビクトール」「フリック」「シエラ」「ネクロード」「ナレーター」。

ナレーター「人をさんざんこきつかった挙げ句とんずらをかます妖怪吸血オババのシエラ!」

ネクロード「……吸血オバッ!……じゃなくてシエラ長老!!」

……よっぽど恨に想い出に残っているのだろう。


6.帝国の愛

こちらも過去作のデータコンバートによって選べるようになるお話。

舞台は初代の最終決戦の場になっているが、この本の著者ミルイヒ・オッペンハイマーの脚色によって話が物凄く変わっている。

配役は「ミルイヒ・オッペンハイマー」「1主人公」「ビクトール」「フリック」「バルバロッサ」「黄金竜」。

バルバロッサ「綺麗な庭園だろう?……黒竜蘭はあそこに咲いていた」

フリック「(黄金竜を見て)変身をした」

ミルイヒ「……皇帝は倒した」

1主人公「ミルイヒ殿!どちらへ!?」

ミルイヒ「……楽屋に戻る」





追記・修正はビッキーと犬を舞台にあげて歓声をもらってからお願いします

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最終更新:2022年02月25日 22:27