登録日:2018/03/13 Tue 23:34:13
更新日:2025/06/17 Tue 20:57:16
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「快獣ブースカ」の35話「銀河へ行こう!」に登場した
宇宙人。
出典:快獣ブースカ/円谷プロ/第35話「銀河へ行こう!」/1967年7月5日放送
身長:170㎝
体重:90kg
別名:
宇宙魔王
声:熊倉一雄
演:松島映一
【概要】
巨大な
カボチャ頭のジャック・オ・ランタンにそっくりな姿で、
語尾に「~マイ」とつけて話す。
目は
暗闇で爛々と光る
「カボチャシーディックアイ」、体には黒い立派な
「カボチャティンセルマント」を身につけている。
野望を達成するため、ブースカとチャメゴンを始末しようと考え、天の川から誘拐して
洗脳した織姫を送り込む。
何故か、「バラサ、バラサ」というブースカ語を知っている。
……実は、カボチャ星人本人は、
一切特別な能力を持っていない。
空も飛べないし、念力も持っていないし、
巨大化もできない。
前述の「カボチャシーディックアイ」は、ただ光るだけで視力は地球人と変わらず、「カボチャティンセルマント」は単なる格好つけの見掛けだおしである。
挙げ句の果てには体力まで地球人なみと、どこぞの
宇宙帝王といい勝負である。
地球侵略は完全に織姫の
超能力頼みという、稀に見る弱さの侵略者である。
というか、宇宙帝王は
巨大化できるため、それさえもできないカボチャ星人より確実に強い。
まず間違いなく、特撮史上
最弱の侵略者だと思われる。
【活躍】
七夕の夜、地球をカボチャ畑にするために天の川から超能力を持つ織姫を誘拐し、ヘッドギアを取り付けて意のままに操る。
まずは大ちゃん達を超能力でカボチャに変えると、織姫を大ちゃんに化けさせる。
天の川に七夕の願い事を直接頼みに行ったブースカとチャメゴンが、牽牛からの頼みで織姫を助けに地球に戻ると、油断させて倒そうとするが臭いで偽者と見破られ、織姫のヘッドギアを外されてしまう。
さらに、チャメゴンがヘッドギアの電波を逆探知したことで居場所を見つけられると直接対決に突入。
カボチャ畑を作るのなら、誰も住んでない星になさいよ!
チャメゴンをヘッドバッドで弾きとばして、ブースカとの一対一のボクシング対決に突入したがパンチ一発でノックアウトされ、ロケットに縛り付けられて宇宙に送り返されてしまった。
【関係者】
織姫
出典:同上
演:一谷伸江
天の川に住む、
超能力を持つ女性。
いわゆる、絹の衣のような日本的な服装ではなく宇宙服のような
SFチックな格好をしている。
カボチャ星人に、その超能力を目を付けられて洗脳されてしまう。
超能力は
瞬間移動、Vサインの形から発射するカボチャ化光線、変身能力がある。
洗脳されている時はやけにハイテンションで、常に笑いっぱなしだった。
天の川に帰った後は、ブースカにどんな願い事でも叶えることができる「願い星」をプレゼントした。
ちなみに、ボーイフレンドの牽牛は宇宙服に頭に動物の頭蓋骨を被るという、よくわからない格好をしている。
追記・修正は誰も住んでない星にカボチャ畑を作ってからお願いします。
最終更新:2025年06月17日 20:57