瞬間移動/空間移動

登録日:2019/7/31 Wed 21:07:00
更新日:2024/04/21 Sun 13:56:36
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瞬間移動とは、文字通り一瞬で今いる場所から別の場所へ移動すること。
ワープテレポートともいう。

能力としてだけでなく設備・道具としての登場も多いので、本項目ではそうした能力の持ち主および道具について解説する。

本来ワープとテレポートは似て非なるものなのだが同じものとして扱われることが多く、瞬間的に別の場所に移動するという意味では同じなので当項目では併せて説明する。



現実における概要

実は現実において実現はほぼ不可能とされる技術でもある。
これは様々な理由があるがなによりも空間の壁を超えて別の場所に物体を転送する技術が確立していないからというのが大きいからである。

ただし、実現している技術体系としては以下のものが知られている。
物質を構成する原子や、それを構成する素粒子といったミクロの世界では、物質は粒子と確率の波としての性質の両方を持ち、原子を構成する「➕の原子核」の周囲にある「➖の電子」は運動量を特定しようとすると位置が曖昧になり、位置を特定しようとすると運動量が曖昧になり、確率の波の内の特定のポイントに確率でしか見つけられなくなる。
これを不確定原理と云い、この電子の波としての特性を利用して絶縁膜等で覆う等して本来は越えてこられる筈のない壁を電子が越えてくるのを利用して動作させている電子素子が有名なトンネルダイオード(エザキダイオード)であり、半導体分野に於いて活用されている。
この現象は、「電子がテレポートしたかの様な動き(トンネル効果)」をしたことを示し、量子力学の究極的な考えでは世界やそこにある物質もそうした曖昧な在り方をするミクロの粒子の集合体であることから、観測されていない世界なり人間は、矢張り曖昧な確率の波でしか捉えられないと考えられる。
そして、こうした量子力学に掛かる凡ての理論を技術として使用出来るようになった暁には自由に物質を作り上げたり、トンネル効果を利用して確率の波の先にマクロの物質である人間なり物体を送れるようになるのでは……とも想像されている。


フィクションにおける概要

行きたい場所に自由に移動したり、物を意図した場所へ転送できる便利な能力として扱われ、超能力者が登場する作品では登場頻度は高めである。
ゲームでも行きたい場所に行ける方が便利なのでファストトラベル(ゲーム)として何らかの瞬間移動手段が実装されていることがある。

瞬間移動と言っても、いくつかのタイプ分けが存在する。
  • 現在地点と目標地点とをつなぐ門を作る(ポータル型)
2地点間をつなぐ何かを設置する。
一度この通路を設置してしまえば、他者も利用できたり、通路を通れる物品であれば複数回の運搬も可能に。
ただ、通路をつないだ先が海中や宇宙・毒ガス地帯だった場合ヤバいモノがこちらに流れ込んでくる危険性がある。
それを更に応用して敵を放逐したり危険物を直にぶつけるなども考えられる。

  • 現在地と目的地の2つの空間を入れ替える(座標交換型)
周囲の空間を、特定の場所の空間と丸々入れ替えてしまう。
ポータル型と同じく、目標地点に何かヤバい物があると、それを現在地点に持ち込んでしまう危険性がある。
また、空間を削り取った時、境界部分に何かが存在すると切り取ってしまうリスクもある。
逆にこれを利用して相手の頭部だけを転送する攻撃方法にもなったりする…絵面がグロい。
また、対象が行ける場所かどうかを問わず発動できてしまうため、いわゆる「いしの なかに いる」状態になる、なんてことも。
こういった様々なリスクから扱いが難しく、それほど利用頻度が多い手段ではない。

  • 目標地点までの移動時間をなかったことにする(キングクリムゾン型)
文字にすると分かりにくいが、実の所「瞬間移動といえばこれ!」と言えるくらいにポピュラーな方法。
詳しく書くと「目標地点まで、あらゆる障害物を無視して一直線に空を飛んで移動する。これを0秒で行う」過程をすっ飛ばして『移動した』という結果だけを得ている状態である。

瞬間移動を自由自在に使いこなせばまさに無敵。
敵の死角に移動し攻撃、直後に安全圏へ移動すればほとんどの相手を完封できる。
相手からすれば、いつ自分の死角に敵が現れるか分からないというだけで精神的にも生きた心地がしないだろう。


瞬間移動の弱点

だがいつどこでも好きな場所に移動できるわけではなく、以下の制約が存在することが多い。

  • 瞬間移動できる範囲が決まっている
能力を行使する者から半径数m、広くても数十mが限度ということが多く、その気になれば範囲を超えることも不可能ではないが能力者に多大な負担がかかるというパターン。

  • 転送できる存在が決まっている
生物のみ転送できたり、その逆に物体しか転送できず、送れないものを無理にやろうとすると大変なことになってしまうパターン。

  • 能力を使う者が行った場所でないと転送したり瞬間移動できない
瞬間移動の制約においてよくあるパターン。
自由自在に移動できているように見えて実は能力を行使する本人が行ったことがある場所だったりする。

  • 連続で使用できない。使用時にスキができる。集中していないと使えない
特殊能力にありがちなリスクのセット。

このように便利な能力に見えるが実際は制約も多いし、使う方も大変な能力なのだ。


瞬間移動の種別

こうした瞬間移動、空間転移系の能力を使う者には大きく分けて二タイプある。
さきほど「能力としてだけでなく設備・道具としての登場も多い」と述べた通り、転移能力を持つ器物は創作に少なからず登場するので、そのアイテムを経由するか否か、という区分である。

より具体的に言うと、同じ「長距離を一瞬で移動する」という能力であっても、そのやり方が
  • 超常的な原理で空間を飛び越えられる能力
  • 瞬間移動できるなにかを召喚する能力
ですっぱり二分されるのである。
とくに後者はかなりの数があり、魔道具などとしてもよく登場する。


転移アイテムを経由しない能力者

昔からよく見られるような、念じることで別の場所に移動するタイプ。
超能力者や宇宙人がよく使うアレである。
移動する、というだけであって火が出るわけでも爆発するわけでもないため絵面が地味になりやすく、「超能力者がもつたくさんの力のうちのひとつ」としてサブ能力扱いを受けてしまう場合も多い。
一方、見た目の派手さ以上にリアリティや論理性を求めるSF系の作品には極めて高い頻度で登場する。
絵面が地味になるとは書いたが、派手さはなくとも知恵を凝らして使えば八面六臂の活躍をすることも難しくない。
「移動するだけの能力をどこまで活かせるか?」という創意工夫が求められるが、その創意工夫さえあればどこまででも伸びていける能力であるといえよう。

なお、アイテムが必要な場合であっても、そのアイテム自体に瞬間移動能力がない場合はこちらに分類。

  • ウルトラマンの皆さん(ウルトラシリーズ)
ほとんどのウルトラマンは瞬間移動する能力を持っており、
別の星から別の星へ瞬間移動することも可能だが一方で作品によってはエネルギーの消耗が激しく、
初代のように惑星から惑星レベルの移動をすると寿命が縮んでしまうというリスクが存在することも。

  • ゼットン(ウルトラシリーズ)
ご存知ウルトラマンを破った宇宙恐竜。
一兆度の火球が有名だが他にも多くの能力を備えており、
テレポートすることもできる。

ウルトラマン80に登場した怪獣。
テレポート怪獣という肩書の通り念じた場所へ自由にテレポートする能力を持っており、
ヨーロッパを荒らしまわった後日本にやって来ている。
また目からテレポート光線を発射する事も可能だが、これはマッハ2での垂直降下によって弾く事が可能。

ご存知常磐台中学校出身の風紀委員。
文字通り空間移動(テレポート)の能力を持っており瞬間移動が可能。
実はテレポートの開始位置は自身の周囲のみのため、手元にあるものを遠くに飛ばせても、遠くにあるものを引き寄せることはできない。

霧ヶ丘女学院二年生で学園都市の暗部組織「グループ」の空間移動系能力者。
「座標移動(ムーブポイント)」の使い手で、これは物体に触れていなくても物質を転移できる、空間移動系でも最強クラスの能力。
能力のスペックは黒子以上だが、その分転移元位置も計算しなくてはならない関係上、脳にかかる負荷もより大きい。
過去のトラウマから、自身の転移を行うと精神を大幅に消耗するという弱点があったが、後に克服した。

  • 査楽(とある魔術の禁書目録)
『メンバー』所属の空間移動系能力者。
能力名は「死角移動(キルポイント)」。テレポートできるとはいえどその名の通り相手の死角……つまりたいていの場合背後にしか移動できず、上述の黒子に比べればやや劣る。

グレムリン所属の魔術師。
雷神トールの力の使い手で、電気を使用した魔術を得意としているが、彼の力の本質は「全能の神」としてのトールにある。
その力は「必ず勝てる位置に移動する術式」であり、あらゆる攻撃を自動的に回避する位置に自動的に瞬間移動するため、敵が瞬間移動を先読みして予想地点を攻撃しても、必ずそれが外れる位置に現れてしまう。
これは攻撃にも応用可能で、手足を適当に降っているだけでも敵に手足が命中する位置に瞬間移動するため、体を動かしているだけで瞬間移動パンチやキックが命中しまくって勝ててしまう。
上述の査楽の完全上位互換である。
厳密にはトール以外の「世界全て」を動かし、トールが瞬間移動しているかのような現象を引き起こしている。
だが、敵との戦闘に関係ないものは対象にできないため、戦闘中に横から無関係な自動車や列車が突っ込んできた場合等は、それらを瞬間移動では避けられない。

三人のザ・チルドレンの一人。
同作でも数少ないレベル7のテレポーターであり、
自ら瞬間移動するだけでなく、応用して相手を壁に埋めたり攻撃に使うことも可能。

フリーザ戦後、漂着したヤードラット星で現地人に教わって習得した技。
場所ではなく人の気を頼りに移動を行う。また、他人と触れていればその人物も一緒に移動することができる。
有効距離はとてつもなく広く、悟空が気を感じ取れるなら、宇宙の果てだろうとあの世だろうと移動が可能。一方でブルマなど気の力が小さい一般人の気を探るのは地球上でも苦戦していた。
他にも、かめはめ波を溜めてから瞬間移動でセルの懐に移動してゼロ距離かめはめ波を放つというエグい使い方もしていた。頭の核ごと上半身消滅してるのに何で再生できるんだよとか突っ込んではいけない

ハート型のブローチを押すことで瞬間移動する。
このブローチは梅仁丹(アニメではビーズ)のケースになっており、押すことで仁丹が飛び出すようになっている。
これは、何かが自分に向かってきたときの運動エネルギーを瞬間移動のエネルギーに転化して発動しているため。
当然、瞬間移動した後は仁丹が一粒地面に転がることになる。
その性質上、仁丹を使わなくても、相手が殴りかかってきた場合等にも自動的に発動して回避できる。
またこれは他の物体をテレポートさせる事も可能な上、対象の内部だけをテレポートさせる「部分テレポート」という応用も可能。

射程距離は60mとかなり短め。
しかし膀胱内の尿だけ他人に押し付けるというアホな使い方をはじめ、生理学・医学的にかなり応用が利くのが変わった特徴である。

テレポーテーションをはじめとした空間系PSY能力者。
自身だけでなく周囲の物体すら瞬間移動の対象で、対象の一部だけを移動させることも可能。
特にインターバルや使用制限は設定されておらず、連続して使用できる。
また有効射程距離も長く、作中では相手を上空4000mもの高度へと転送したり、40km以上離れた地点へ移動するなどの描写が見られ、
小説版では千里(約3920km)を瞬時に移動することができる能力者として描かれている。
さらにはその場から視認できない建物の中に正確に転送するなど、能力の精度も非常に高い。
何かを飛ばす場合は基本的にその対象に触れている必要があるが、効果範囲内の空間を六角柱状に切り取って丸ごと転送する技も持つ。

キャラクターというよりそれらが使う技の一つ。
フィールドでは最後に利用したポケモンセンターへワープする効果、野生ポケモンとの戦闘では強制終了の効果を持つが対人戦では意味がない*1
名前の通りエスパータイプのポケモンが多く取得する瞬間移動の技で、ケーシィなどは初期ではこれしか覚えてない。そのためケーシィを捕獲する際は初手でボールを投げる(初手で使うと効果の高いクイックボールは有効)、技「くろいまなざし」や特性「かげふみ」などで逃亡を封じる、状態異常「ねむり」や技「ちょうはつ」などで技を封じるといった一工夫をしないと即逃亡される。

  • 中野三佐(魔界都市ハンター)
超能力者で、自分以外であれば1000キロ先にまで自在に飛ばせる。
自身は5m四方にしか飛べないが、連続使用することによってそれより多少長い距離を移動することも可能。

通常のガンダムシリーズよりも先の未来で科学文明を埋葬したヒゲの機械人形。
MSの常識を外れた幾つもの能力を持つが、機能の一つとして“空間転移”がシナリオ上で明記されている。

インド代表のストリートファイター。
格闘ゲームにおける瞬間移動能力の代表とも言える技・ヨガテレポートの使い手。
ちなみにヨガの瞑想によって得られるとされる神通力 シッディ のひとつ マノジャブ (神足通)として記されている。

ご存知シャドルー首領の超能力者。
上記のダルシム同様格闘ゲームにおける代表的な瞬間移動の技・ベガワープの使い手である。

マリオシリーズにおいてラスボスを務めることが多いキャラにしてマリオの宿敵。
マリオ64のほのおのうみのクッパでは
マリオが距離を取るとたまにテレポートを行ってくる。

本名:ジョン・オスターマン
リアル路線の異色のアメコミ作品の中で一際異彩を放つ、神に等しい超人。
原子・分子の分解、再構成能力を持つが、その応用として自らの構成原子の一部でもいいので波動を伸ばすことによって、肉体の構成要素の大部分での量子跳躍によるテレポートを可能とする。
一瞬で火星に飛んだりと、知覚している範囲内ならば制限等は無いと思われる。
他者を飛ばすことも可能だが、普通の人間は自力での肉体の再構成は出来ない為に、ジョンによるフォローがあっても激しい嘔吐に見舞われるといった影響が出て、フォローが無い場合は跳躍先の別の物体と融合したり、肉体の分解、再構成に伴うショックによる死は免れない。
原作と映画では別の描写ながら黒幕が大きな目的の為に利用した。


  • ライラ・チェニィ(X-MEN)
X-MEN延いてはMARVEL世界でも最高クラスのテレポート能力の持ち主で、その移動範囲は銀河間を越える程。

これも特定のキャラのみが使えるわけではない術で、「姿くらまし」はこの術で姿を消すこと、「姿現わし」はその後別の場所に出現すること。
使用のコツは3D*2をしっかり意識すること。
身体の一部が出発地に置き去りになる(作中では「ばらける」と呼ばれる)事故がありうる危険な術であり、使用するには17歳以上で受けられる魔法省の試験に合格する必要がある(もちろん運転免許のごとく教習もある)。
免許の無い者や17歳未満の場合でも、使える者に掴まって一緒に移動することは可能。
ホグワーツ内では練習・試験以外のときは使えないように設定されているが、
ダンブルドア校長は不死鳥フォークスの力を借りることで可能とし、人間と異なる魔法を操る屋敷しもべ妖精の瞬間移動は防げない。
あんな広大でしょっちゅう階段が入れ替わったりするお城の家事をしているのに歩いて移動してるわけがないと言われれば納得ではある。

本人は「shortcuts」(近道)と称しており、正反対へ歩いていったかと思ったら先回りしていたり、
出入り口のない路地の突き当たりから屋内へ移動するなど、不可思議な場面が多々ある。
これについて作中での言及はほぼ無いが、
動くものしか見えないワンボーが「動かずに現れる」と言っていることから、
瞬間移動に該当する能力と思われる。
また、これは他者に対しても使用することができる。

  • ジョウント(虎よ、虎よ!)
人類に元々備わっている ことが24世紀に発見され、劇中の時代25世紀には一般的となっている。
障害物があると爆死してしまうため座標を正確に指定しなければならず、
防犯や牢獄は敷地内を非公開にすることで防いでいる。
また、この時代は宇宙へも乗り出しているが、天体は常に移動しているため宇宙空間でのジョウントは不可能とされている、が……

こちらが攻撃を仕掛けるか目を合わせると、テレポートで背後に回って攻撃を仕掛けてくる。
また、遠隔攻撃をテレポートで回避することもあいまって非常に初見殺し性能が高い。
ただしトロッコに載せられると遠隔攻撃の回避以外ではテレポートしなくなる。

  • テレポート(ラングリッサーシリーズ)
魔法の一つで、ジェシカやボーゼルの他、作中世界の設定で高位の魔術師や魔族は誰もが使用している。
プレイヤーキャラが覚えることもできるが、SRPGでありながら長距離を部隊単位で瞬間移動できるので戦略性そのものを打ち崩すかなりのバランスブレイカーとなっている。
なおⅡでジェシカは仲間になるのにテレポートを覚えられないが、リメイク作となるデアでは仲間にならないがいつも通りテレポート移動しまくっている。なんで?

エネミーエフェクト、つまりキャラクター(エネミーエフェクトなので敵専用、主にボスが使う)が作成された時に保有している事になる能力。
文字通り一瞬で拠点等へと退場する能力であり、下記プリキュアの敵たちのような撤退テレポートをイメージすると分かりやすい。
ぶっちゃけご都合主義的と言われかねない能力でもあるが、プロット(創作)の項で触れられている通り
「これをやらないとそれはそれですごく都合が悪くなる」というのも現実だという話なのである。
早期にボスキャラが死んでハッピーエンド!したらじゃあその後の展開どうすんだよ……という話。


  • アルバス(悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印)
彼を操作するモードではニンテンドーDSの下画面のタッチした場所に瞬間移動という、
アクションゲームのプレイヤーキャラとしては破格すぎる能力を使うことができる。
特に名前があるわけではないが、英語版のボイスから「ユーキャンヒッミー」とか呼ばれている。

プレインズウォーカーをプレインズウォーカーたらしめる次元間移動能力。
MTGの背景世界は久遠の闇と呼ばれる空間で隔てられた無数の次元で成り立っており、
プレインズウォーカー(と極めて少数の例外)だけが次元と次元の行き来を行える。
かつては「ポータル」と呼ばれる誰でも使えるワープゲートが存在していたが、現在では《次元橋/Planar Bridge》を除いてすべて使用不能であり、次元橋も生物を転送できない欠点を抱えている。
プレインズウォーカーの灯が灯ると衝動的に別の次元にプレインズウォークすることが多く、この時運よく善良な先輩プレインズウォーカーと出会えないと自力でプレインズウォークを編み出すまで帰れなくなってしまう。
以上のように基本的に次元間の往来に用いられ、緊急時の逃走を除いて戦闘に応用されることはほとんどないが、
《放浪者/The Wanderer》と呼ばれる正体不明のプレインズウォーカーは瞬間的・同一次元内・極短距離のプレインズウォークによりさながら瞬間移動のように扱うことができる。他のプレインズウォーカーにはこのような利用はできないようで、オニキス教授は強制転移魔法を食らって徒歩で帰る羽目になった。
その一方で常に集中していないと勝手にプレインズウォークしてしまうという悩みも抱えているようだ。
また、「様々な次元にプレインズウォークしつつ戦闘を繰り広げる」というイメージの特殊ルール「プレインチェイス戦」というのもある。

「オペオペの実」の能力者で平たく言うと自分が作ったROOM内でならやりたい放題できる能力なのだが、その技の一つ「シャンブルズ」でROOM内の物と物を入れ替える事ができる。
例えば自分と石ころなんかを入れ替える事で相手から見れば瞬間移動してる事になる。
欠点としてROOMは数十メートルくらいしか広げられないため長距離移動はできず、能力を使う度に体力を消耗する点がある。
長らくワンピース世界では唯一のワープ能力だったが、後に単純にワープする「ワプワプの実」が登場した。

超能力者であるアキラは戦闘でも各種超能力を使えるが、「テレポート」はゲームシステムと密接に結びついており、アキラがパーティに居ると、戦闘での「逃げる」コマンドが「テレポート」に変化して、選ぶと戦闘から逃げることができる。
逃げること自体は必ず成功するが、逃げた後に一定確率である場所へ飛ばされてしまう。
近未来編ではアキラの住まいである孤児院内の、水に関係のある場所にランダムで飛ばされる(トイレや風呂など。リメイク版では洗濯槽まで加わった)。ある種のお遊び要素である。
一方、最終編では、テレポートに失敗しないと行けないダンジョンが存在している。

「境界を操る程度の能力」により、離れた2地点を繋げて瞬間移動ができる。
ゲームプレイにも再現されており、本家弾幕STGシリーズでは画面の端から端へと移動ができ、弾幕格闘アクションシリーズではボタンに対応した地点にテレポートする。

  • 戦隊シリーズの悪役たち(種類によって違うが)
ライダーやプリキュアなどのように一瞬で消える敵は珍しくない。
特にはっきりと空間移動を表現し、キーとなっている作品としては快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーがある。

ルパパトにおいては敵であるギャングラーの本拠地は地球と違う異世界であり、
そこから怪人枠の異世界犯罪者ギャングラーが暴れたり幹部がやってきては、
戦隊おなじみの怪人巨大化を行い撤収していくさまが何度となく描かれる。
その結果としてA´→A(地球上のアメリカから日本など)といった移動ではなく、B→A(ギャングラー拠点異世界→地球の日本)への移動場面描写が非常に多いことが本作の特色。

作中描写(ギャングラーはルパンコレクションと関係なく固有の異能を持つこと、ルパンコレクションの
ラインナップ、作中のあるネタバレ事項とルパンコレクション強奪(OPナレより)の時期が重ならない事)から、
ギャングラーまたはギャングラーの一部は異界渡りの能力をアイテム関係なく備えていると考えられる。


転移アイテムを経由する能力者&転移アイテム

瞬間移動のための道具(テレポーターなど)を召喚できる、専門的に扱える能力の持ち主。
時空の裂け目を作るなどして離れた空間をつなぐ穴を作り出す者たちもこちら。
また、瞬間移動を可能とするアイテムに関してもこちらで取り扱う。

専用の設備を用意し起動すれば誰でも任意のタイミングで瞬間移動できるというのが最大の特徴で、たいていの能力者はいわば「テレポーターの管理人」「テレポーター生成能力者」という立ち位置にある。
レアなケースだと、能力者の体がそのままテレポーターになっている者もいる。

作中に登場するヴィラン。
上であげた「能力者の身体そのものがテレポーター」なタイプで、黒いモヤのような身体を介して物体を転送できる。
モヤには攻撃が無効な上、本人はあまり使いたがらないが転送途中でゲートを閉じて相手をブツ切りにするという中々エグい技も可能と応用も効く。
ただしモヤに変えられない胴体などには攻撃が効くほか、転送自体も座標を指定しなければならないため全く未知の場所には行けないなどデメリットもそれなりにある模様。

\テッテレー!/「どこでもドア~!」
説明不要のひみつ道具であり、10光年以内の場所*3あるいは宇宙の果て*4まで移動可能。
他にも「瞬間リターンメダル」「エスパー帽子」「物体瞬間移動機」など瞬間移動能力を持つ道具は数知れず、
タイムマシンも超空間移動(タイムスリップ)時には四次元を移動できるため、現在の東京から1億年前のアメリカに行くこともできる。
またドラえもん世界においては光速を自力で超えることは不可能なため、宇宙船にも亜空間を通りショートカットするワープ機能が付いている物が多い。

  • エルファオルファ(ビーストウォーズネオ)
サイバトロン・デストロンとは別の勢力であるブレントロンの一体の破壊忍者。
裏拳で空間を殴りつけることでワームホールを展開し、好きな場所へ移動する能力を持つ。

多くの超獣が異次元空間を介して自在に移動することが可能だが中でも印象的なのがバキシムである。
というのも他の超獣が転送されるような感じで登場するのに対してこちらは空を割って登場するというインパクト溢れる登場をするからだ。
後のシリーズでは超獣全般に備わっている能力と解釈され、他の超獣も空を割る事が増えた。有名になって嬉しいやら、アイデンティティが無くなって悲しいやら……。

  • プリキュアシリーズの悪役の皆さん
作品ごとにさまざまな原理の能力を持つ彼らだが、それとは別で殆ど撤退の際に使ってくる。
スター☆トゥインクルプリキュアの敵組織・ノットレイダーの皆さんは、珍しく『ボスが持つ力またはそれを借りたもの』という明確な原理が説明された。これはやや遠回しながら、ボスであるダークネストの正体に関する伏線でもある。
浄化され組織を離脱した悪役はこの能力を失うか忘れる事が多い

上記プリキュアと同じような用法でネビュラガスを使う敵はいたが、氷室玄徳は味方側になってもそれを利用したシーンがある。
ライダーは初代から概ね「善も悪も力の元は同じ」という仕様があるためか、特に「敵の能力など使うか!」みたいな葛藤があるわけでもないのでこういう事も起こるのだろう。


悪役ではなく主人公側が全員変身アイテムで見えるドアを使うことで
全く別の地点へ出るギミック的空間が存在している。
距離はそんなに遠くない描写が多いが、敵役である脳人がクリスマス回でドアをあけ
プレゼントを配るという描写もあるため、任意地点への壁抜きや遠距離移動という王道の運用も可能なようである。
ちなみに脳人に関してはゴーグルをかけている描写がないため、道具利用なしに上記の空間を渡っている可能性がある。

本来はお菓子メーカーの社長であるウォンカだが、広告宣伝手段として、テレポーター付きテレビ「テレビチョコ」を開発していた。
これはチョコレートのCMが流れているときに画面に手を突っ込むと、そこに映っているチョコを手で取り出せる(しかも普通に食える)、つまり、テレビを介して試食をさせることができるスゴい代物。
よせばいいのにクソ餓鬼マイクは自分の人体でこの瞬間移動装置を試そうとするが…?


  • フーパ(ポケットモンスター)
エスパータイプ複合の幻のポケモン。ツボの力で封印されており、「いましめられしすがた」から「ときはなたれしすがた」になる。
通り抜けフープリングを生み出して空間を跳躍し生物や物体を取り寄せることができる。この能力を戦闘に転用する事もでき、
リングから転移して攻撃する「いじげんホール」、ときはなたれしすがたなら更にリングを複数展開する事でラッシュ攻撃を行う「いじげんラッシュ」が使える。


  • Chell(Portalシリーズ)
ゲーム「Portal」シリーズの主人公を務める女性。
壁に撃ち込むとワープゲートを生成し、2つ撃つとワープゲート同士を繋げる銃「ポータルガン」を手にラボを駆け回る。
本作は「ラボを管理するAIから出題される部屋型パズルを解いていく」という趣旨で解いていくほか、ポータルガン自体も管理AIから渡されるモノのため、ただ離れた場所を繋げるに留まらない柔軟な使い方が必要となる。

「プレイヤーが瞬間移動能力を自在に操れる」という、数少ない作品でもある。


  • ナイトクローラー(X-MEN)
元X-MENで英国のスーパーヒーローチームエクスカリバーを率いる毛むくじゃら。
暗黒空間を開いて、そこに突入することによるテレポートを可能とするが、何処に出るか解らない為に、あくまでも超近距離での移動に限られる。
壁抜けしようにも予想外に壁が厚かった場合は自分が潰されることになる等、リスクも大きいが使用にタイムラグやリスクが無いのが特徴で、それを利用して死角に回りながら攻撃したりと変幻自在の動きをすることが可能。
また、マグニートーは電磁気力で空間を歪めてワームホールを作ることが可能、アイスマンは氷間でのテレポートが可能と、自分の得意とするフィールドを媒介しての移動を可能とすることがキャラクターも居る。


ザイバツ・シャドーギルドに所属する双子のニンジャ。
二人の持つユニーク・ジツにより、ポータルを開くことが可能となる。
目印となるのは彼ら自身であるため、二人が別々の場所にいなければならず、また彼ら自身が移動することはできない。
多人数を離れた場所に送り届けるというのがもっぱらの使い方であるが、ポータルを無事に通れる可能性は7割程度であり、
亜空間に飲み込まれて行方不明になる可能性があるという危険な能力。


錬金戦団の女性戦士であり、六角形の小型レーダーの武装錬金「ヘルメスドライブ」の使い手。
自身の知っている人間の索敵及び瞬間移動を可能とする。
瞬間移動できる質量は最大100kgで、距離・回数は創造者の精神力・体力に比例する。
非常に頑丈に出来ているので打撃武器や小型の楯としても使用可能。
本来彼女の武装錬金は「自分の年齢を操る」能力になるはずだったのだが、作品終盤の駆け足展開の都合により上記の武装錬金に変更された。
その結果、 26歳にして平然と学生服を着ることができる、コスプレ好き(本人は否定)な残念なお姉さん になってしまった。

暖炉の火に粉を投げ入れた後、火の中で目的地を言うとワープできる。
移動元と移動先が魔法省の管理する暖炉ネットワークに組み込まれている必要があり、また2巻のハリーのようにしっかり発音できないと別の所に飛ばされる危険性がある。
魔法省職員もこれで通勤するが、7巻では上官のみの使用となっており、一般職員はトイレを使用していた。

触れることで予め設定された目的地へ瞬間移動する。複数人での同時使用もできる上、姿現しと違って未成年者も使用できる。
呪文さえあればあらゆるものを移動キーにすることができるが、マグルが誤って触れないように目立たないものを使用することが多い。
逆に思わぬものが移動キーに変えられていると……


テレポートのリングをドライバーにかざすことで瞬間移動が可能。
相手の死角へ移動するなど、戦闘時でも有用な魔法である。
ただしアーキタイプである仮面ライダービーストは使用不可能なので、
入用の際はウィザードと一緒にテレポートしたりしている。

  • エンダーパール、コーラスフルーツ(Minecraft)
エンダーパールは上記のエンダーマンから手に入るアイテムで、なげると着地点にワープする(8m相当の落下ダメージを受ける)。
エンダードラゴン討伐後にできるエンドゲートウェイポータルに入る手段のほか*5、擬似的な壁蹴りを実現するアスレチック好きもいる。
コーラスフルーツはエンドゲートウェイポータルの向こうにある島で取れる植物で、食べると満腹度が4回復するとともに瞬間移動する。
こちらは穴のない壁を通り抜ける可能性がある。

チューリップクリスタルと呼ばれる物質で構成された転送ポッドやチューリップクリスタルそのものを消費することで
強く念じた場所(もしくは無意識に念じた場所)へとワープが可能。本来時間の移動も可能だが、時間移動を意識的に行っている描写はない*6

  • セス・ブランドル(ザ・フライ)
物質をテレポートさせることが可能な「テレポッド」なる装置を開発した天才科学者。
しかし、装置自体はまだ実験段階で、無機物は成功したが有機物はうまくいかなかった*7
原因は制御コンピュータのAIが「生物」を上手く解釈できていなかったためで、その問題をクリアした事で見事生きたヒヒの転送に成功する。
しかし恋人への嫉妬と絶望から自身を実験台に転送テストを行った際に1匹の蠅が紛れ込んでしまったがために悲劇を迎える。

  • テレポートリング(ラングリッサーシリーズ)
Ⅳ以降登場した、回数制限はあるが誰でもテレポートが使える便利な魔法具だが、残念ながら自軍で使うことはできない。
Ⅳではシナリオの都合で出てきており、ウィラー提督が連邦への使者を申し出たブルーノ将軍へと渡している。
ブルーノ将軍は交渉に失敗して戻って来たものの、リングを使ったり返したりしたという話は出てきていないため、おそらく別のことに使ったと思われる。
Ⅴではある敵が屋敷に火を放った後、自分のターンが回ってくるとおもむろに取り出して即座に使用する。
そしてそのシナリオの敗北条件の一つにはその敵が指定の脱出ポイントに辿り着くとある。
それはつまり……

天地開元経文の一つで全てを無に帰す能力を持つ、無天経文を所持している。
本人自体もかなり強いが、無天経文の力により相手の攻撃どころかあらゆる物を無にすることができ、更に空間さえも無にするため瞬間移動も可能となんでもアリ状態。
劇中ではこの力を用いて暗躍しており、桃源郷から遠く離れた牛魔王の元で科学者你健一として働く一方で桃源郷内にいる弟子のカミサマの元へ現れたり、気付かれることなく悟空に致命傷を与えて姿を消すなどしている。

作中の「空間の属性」を司るボーンカード(変身用アイテム)運用者たち。
リーベルトは敵の中ボスであった時期もあり、上記ダブルクロスの瞬間退場やプリキュアの敵の皆さん(特にスタートゥインクル)と同じで、
負けた敵が一瞬で追撃されずに逃亡しているシーンの担い手のひとり。フレイドも無口な転送要員という感じ。

作中「銀河ふたつ分」という台詞*8がある遠くの別惑星から地球へ転移によって攻撃に来て、
不利になったり事情が出来ると準備時間なしに撤退する。
この間転送者は転移させる者を明確に捕捉できているようで、転送を発言で頼まれると即応している。
能力使用に際し一応疲れるという発言はあるのだが、何週間となく引きずっている描写はない。

変身中の戦闘スタイルとして、リーベルトは腕だけを敵の後ろに出したりリーチを伸ばす、空間操作能力冒頭の禍忌などに似た戦法を使う。
この戦法は特に通すものを選択するわけではないようで、突っ込んできた敵を味方の目の前に出して殴らせたり、
逆に味方の体の一部を通して敵に奇襲をかけたこともある。
また作中では大規模爆発が起こる寸前のタイミングで大型研究施設の研究者多数を地上の安全な場所に転移させており、
同時転移可能な数などは相当多い模様。

ソキウスはカードの生物がウロボロスなためか、小ぶりなフラフープのようなリングを用いる。
このリングの穴を通じて部位転送攻撃を行う事が出来る。

ちなみに空間の属性を司る戦士自体は上記のように複数人いるが、カードは生物的デザインで
実際にその姿の生命体の意思を宿す。(リーベルトはパンサー、フレイドはバット)
そのためカードが認めた個々の「適合者」以外が使用するにはかなり強引な意思力で屈服させる必要があり、
お手軽にパスして即使えるタイプの「道具」ではない。

試作オプショントリガー。
視線の方角へ、数mから数十m移動することができる。
移動距離が遠いほどトリオンの消費が増え、再使用までのインターバルも伸びる。
劇中では、嵐山隊の嵐山准のみが使用している。黒トリガー争奪戦において初めて使用した際は、出水公平のフルアタックを回避し、時枝充と連携して十字砲火を出水に浴びせるという活躍を見せた。
しかし、テレポーターの「視線の方角にしか移動できない」という性質を見抜かれ、嵐山が二回目にテレポーターを使用した際は、テレポートした先で狙撃手の当真勇に頭を撃ちぬかれたかと思ったが、嵐山隊の木虎藍が当真の頭を真っ二つにし、これを阻止した。

特殊工作兵用トリガー。
マップ上にトラップを仕掛けることができる。
その中の一つとして、二つのポイントを一方通行でワープできる「ショートワープ」というトラップが存在するっていうか劇中ではそれしか披露されていない。
ショートワープが初めて登場したのは、大規模侵攻編。
狙撃手の当真勇・奈良坂透、古寺章平がワープトリガー使いのミラに狙われた時、特殊工作兵の冬島慎次にワープしてもらっていた。
また、ガロプラ戦では、トップ攻撃手VSガトリン&ラタリコフにおいて、ショートワープを用いて敵の背後に回ったり、攻撃をかわしたりしていた。


それ以外

それ以外の方法で瞬間移動するキャラ等。
純粋な身体能力だけで瞬間移動(物理)を成し遂げてしまった剛の者も中にはいる。


ウルトラマンマックスで初登場した宇宙人で
ウルトラマン含めて多くの宇宙人や怪獣が超能力やワームホールで瞬間移動するケースが多い中、
こちらはなんと純粋な身体能力による高速移動で瞬間移動を可能にしているタイプ。

彼の使う瞬間移動はテレポートやワープのたぐいではなく、障害物をすり抜けることはできない。

第12話「金字塔」にて、「メシアの涙」と呼ばれるホラー・エイリスに時空を超える力を与えられる。
戦闘シーンでは、右腕の鉤爪で空間を引き裂きその穴を潜り抜けて魔戒法師の烈花と莉杏を翻弄。二人の攻撃をかわす、その穴を利用し右腕を巨大化させて幾度も強烈な打撃を繰り出すといった場面を見せつけた。

  • 芸能人の皆さん
カメラマンとのコンビネーションと編集の力を借りて行うテレビのバラエティー番組のロケでお馴染みのパターン。
やってる事は特撮のヒーローや忍者と一緒。
現在では絶滅の危機に瀕しており、やっても「昭和か」「古い」と茶化されるのがセットになっている。
要はネタである。
だがシンプルでベタな演出ゆえに素人でも簡単に実践できたり、「移動先でロケに適した格好に変わる」「移動先で一人だけ違うことをしてボケる」といったアレンジもしやすいため細々とはいえ何だかんだで今も愛されている。

停止した時間の中で移動することで、能力を知らない者から瞬間移動と間違われる展開が良くある。
読者にも知らされていない場合はミスリード(手法)として働くことも。

空間圧縮とそれを戻す時の反動によって可能となる予備動作が一切ない亜光速移動能力「ゼロシフト」をゲーム中盤で獲得する。
あくまでも超高速で移動しているだけなので、障害物は貫通できないし敵の射線に飛び込めばダメージを受けてしまう。
しかし敵の懐や背後に一瞬で飛び込めるので相手からしたら瞬間移動しているようにしか見えないだろう。
ジェフティの同型機アヌビスも当然同じ能力を持っており、ゼロシフトを搭載しない限りアヌビスには勝ち目がないとまで断言されていた。





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最終更新:2024年04月21日 13:56

*1 「ピカブイ」では交代する効果が備わった

*2 Destination, Determination, Deliberation、日本語版ではどこへ、どうしても、どういう意図で

*3 『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』では、ドラえもんが「どこでもドアは10光年以内の場所までしか移動出来ない」と発言している。

*4 「天の川鉄道の夜」では、ドラえもんがどこでもドアで文字通り宇宙の果てまで移動している。

*5 滑空や泳ぎなどの高さが1マス以下になるアクションでも可能

*6 劇中で行われた時間移動は巻き込まれての強制的な転移や無意識での転移のみ

*7 試しにステーキ肉を転送してみたところ、「合成肉の味がする」と言われたように、再構築がうまくいかない模様。動物実験の材料となったヒヒに至っては「裏返し」となりピクピク動く肉塊に成り果てる有様だった。

*8 もし銀河直径2つ分とすると20万光年となる。ヤマト乗組員垂涎