ハク(偽りの仮面)

登録日:2018/04/08 (日曜日) 0:27:30
更新日:2018/04/30 Mon 21:46:30
所要時間:約 6 分で読めます





しかしこりゃ、追加労働手当を貰わんと割に合わん

ハク(偽りの仮面)とは、PlayStation4/VITA専用ゲーム「うたわれるもの 偽りの仮面」の主人公である。
CVは藤原啓治氏。

雪の積もった山中で裸同然で倒れていたところを獣の耳と尻尾を持つ黒髪の少女、クオンに助けられた青年。
記憶のほとんどを失っており、自身の名前さえも定かでは無い。そのためクオンから「ハク」という名を授けられた。(当初は自分でかっこいい名前をつけようとしていたがあえなく却下された)

物語の序盤では兎にも角にも貧弱さが目立ち、子供でも運べるような荷に苦労していたりと力仕事はからきし。体力の方もさっぱりな上、すぐに足を擦りむいたり、引っ張られただけで悲鳴を上げたりとそもそも身体の耐久性が他の存在と比べて、脆弱である。ただし。、物語後半では、だんだん鍛えられたのか必殺技などで超人的な体術を披露できるようになる。

身体能力に不安がある一方で、4桁ほどの計算を瞬時にこなすことができ、全く読めなかった文字もすぐに覚えてしまうなど、優れた頭脳の持ち主(ただし、本人のやる気にもよるようだが)。
また、洞察力に優れ、持ち前の頭の回転の速さもあって咄嗟の判断に優れる。特に状況打開能力には目を見張るものがあり、どんな危機的状況でも、周囲の状況や、味方の能力、そして自身の知識をもって何とかしてしまう人物。
性格は基本的に怠惰で不真面目な性格をしており、常にどう仕事をサボって酒を飲むかを考えているようなダメ人間思考の人間。特に、上記の貧弱さもあって肉体労働は基本拒否の姿勢をとっているが、助けられた恩、そもそもの身体能力、財布を握られているなどの理由から同行者兼自称ハクの保護者のクオンには全く頭が上がらず、仕事が来る、逃げようとする、クオンに諭され(半ば単なる脅しだが)仕方なく仕事に行くという流れで物語は進行していくことになる。
とまあ、前作主人公と比べると不真面目さが目立つが(といっても前作主人公も結構なサボり魔だが)意外と義務感と責任感は強く、一度請け負った以上投げ出してしまうということはなかったり、かなりの無茶ぶりでもなんだかんだ言って請け負ってしまう、お人好しな部分も持ち合わせる。
実は作中ほとんど怒ったことがなく、かなり温厚な性格をしているといえる(前作主人公も優しい主人公だが実は結構怒っている)
また、いざという時には、上記の頭の回転や、なんのかんのいっても現状から逃げず、懸命に打開しようと最善を尽くし、実際なんとかしてしまうことから「こいつならなんとかしてくれる」と出会った人物に思わせる不思議な魅力を持っている人物。 あと、何気ない発言で相手の好意を得たり、そのことにさっぱり気づかなかったりといった、鈍感ジゴロ属性を完備している

容姿については、仲間のアトゥイ曰わく、後姿はかっこいい(ちなみに顔は残念とのこと)、他キャラと違って肉体が貧相なこともあってか、あまり良い評判は作中登場しない
しかし、その割に周囲に女性が多いので、やっかまれることも(これについては彼の出生が関わっている可能性がある)

ひょんなことから知己を得た大国ヤマトの右近衛大将オシュトルから絶大な信用を得ているほか、ヤマト属国の姫君及び皇子、果てはヤマト皇女アンジュや現皇帝からも目をかけられ、歴史上例のない「鎖の巫女」を賜るなど人脈が大変なことになっている(当の本人としては厄介ごとが増えていっているので全く望んでいないが)
ちなみにハクとオシュトルの背格好はかなり似ており、顔を仮面で隠せばオシュトルの妹ネコネでさえも容易には判断がつかないほど。
時々、夢に今の世界とは異なる鉄で作られた場所で生きていた光景を垣間見ているが・・・

以下ネタバレ























その正体は現在の民には大いなる父(オンヴィタイカヤン)とうたわれる、かつて現存する獣の特徴をもつ亜人たちをつくり、この世に君臨していた旧人類の生き残りであり(現代の我々からすれば未来人に当たる)そしてヤマト現皇帝の弟にあたる。帝がハクに目をかけるのはこの為。
彼が生まれた時代では、旧人類は長く続いた環境汚染の影響から地下で暮らしており、彼も地下にてスーパーハカーとして暮らしていた(本職だったのかは不明)
そんな折、旧人類の地上帰還計画の一つである「真人計画」を進めていたハクの兄(現在の帝)によって本人の了解のもと真人になるための施術を受けたのち、コールドスリープされ、クオンたちのいる時代まで眠り続けていた。本来ならもっと早く目覚める予定だったが誤作動によりコールドスリープが解除されず、記憶をなくしていたのも予定以上のコールドスリープによるものである。
ちなみに亜人たちは旧人類に対して好意を抱きやすいという設定があり、ハクに友好的な人物が多いのもその辺が要因と思われる(ただし、絶対的なものではなくあくまで好かれやすい程度のものだが)

物語中盤では自身に信頼寄せるオシュトルの依頼によって彼の隠密(というなの雑用係)となり依頼をこなしつつ仲間たちと騒がしい日々を謳歌するがヤマトがクオンの故郷トゥスクルへと侵攻することとなってから状況は急変。自身の兄である帝に侵攻を反対するも聞き入れられず、トゥスクル侵攻軍に物資を送る任務に就くことになるも、トゥスクルでの奮戦中に帝崩御の知らせが入る。
ヤマトに急ぎ帰還するとなんとオシュトルに帝暗殺そして姫殿下アンジュ毒殺未遂の容疑がかかっていることを知る。
これを受けてハク達はオシュトル奪還作戦を決行、無事オシュトルを救出するも、オシュトルから八柱将ヴライが姫殿下アンジュを抹殺せんとしていることを知る。
すぐさま、アンジュ救出へ向かい、ヴライと対峙、決死の闘いの末なんとかヴライを下す。
ヤマトは危険と判断しアンジュをオシュトルの故郷であるエンナカムイに非難させようとするも、復活したヴライからの猛追を受ける。オシュトルがこれを引き受け、エンナカムイに向かおうとするがオシュトルの妹ネコネが兄を追って引き返してしまう。それを連れ戻すためハクも引き返しオシュトルとヴライの闘いを見守ることとなる。
戦いはオシュトル不利で進むもののハクはオシュトルが何かを狙っていることを察知、その予想通り、勝利を確信し不用意に近づいてきたヴライに渾身のカウンターを見舞うも、兄の危機に耐えられなくなったネコネの術による妨害によってヴライは態勢を大きく崩し、結果オシュトルのカウンターは外れてしまう。
真剣勝負に水を差されたヴライの怒りの攻撃からハクは身を挺してネコネをかばうも、オシュトルがさらにそれをかばい、すべての力を開放、見事ヴライを倒すもオシュトルもまた限界を迎え、ハクに自身の仮面と後のすべてを託し、塩と化してしまう。
そして、ハクは自身が死んだことにすることでオシュトルの死を隠し、エンナカムイの総大将として姫殿下アンジュをヤマトへと返すその時までオシュトルという「偽りの仮面」を被り戦い続けることを誓う。
たとえそれによって、自身の最も信頼するものと別れることになろうとも・・・


追記・修正よろしくお願いします。

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