言わずとしれた、時代を超える名作RPG。
ストーリー序盤を過ぎた辺りで訪れる「未来」の世界がポストアポカリプスな状況になっている。
地下深くで眠っていたラヴォスが目覚め、地表をメチャクチャにしてしまった世界崩壊の日を境に、
近未来的な街はほぼ全てが機能停止に陥り、街の中は暴走した警備ロボット、外は危険なミュータントが跋扈し、
わずかなスペースで生き残っている人類も、残された食料で食いつなぐしか無いという割と絶望しか無い状況だったりする。
また、ストーリー後半で訪れる「古代」の時代も原始時代にラヴォスが外の世界から飛来し、
気候変動による氷河期が訪れた時代なのでこちらもポストアポカリプスと言える。
原始時代から数えると、とんでもなく長い時間を旅する事になるので、ある意味では当然なのだが、
1つの作品の中で2度も世界崩壊の危機を迎えるという中々にハードな世界だったりする。
伝説のDOD1新宿エンド後の分岐となるポストアポカリプス世界(時間軸はレプリカント→オートマタ)。
母体が新宿に持ち込んだ魔素により人類に謎の疾病が蔓延する。
人類滅亡後、人類に追いやられていた魔物は地上への進出を試みるが、エイリアン達もまた地球を侵略していた。
地球の支配権を賭け、非人間の地球生命体と地球外生命体が戦うという個性的な作品。
地球圏に迫る衝撃波を回避する「イージス計画」が失敗した未来に、自軍部隊が飛ばされて物語が進行するという歴代スパロボの中でも屈指の異色作。
世界観のベースは前述の『ガンダムX』『∀ガンダム』『ザブングル』。
米中資源戦争の果てに、西暦2077年10月23日に全面核戦争が勃発。
汚染され尽くした旧アメリカ合衆国で、カリフォルニアに新国家が建設されたり、野盗がローマ帝国だのモンゴル帝国だのの真似をしたり、旧合衆国政府残党が陰謀を働いたり、200年もの間冷凍保存されていた人物が目覚めたり、旧ウェストバージニア州の復興を目指したりしなかったりするゲーム。
『Ⅱ』は新型爆弾(核の威力を持つ非放射能兵器らしい)による大破壊後のTOKYOが舞台。
『真』は序盤こそ現代の東京が舞台だが、悪魔の出現を引き金に核攻撃され、中盤以降は荒廃した東京を歩き回る事になる。
『真Ⅱ』はその数十年後、大破壊後に構築された近未来都市が舞台。ストーリーが進むと東京跡地も登場する。
同シリーズは大体こんな感じで東京が滅びる。アトラスだから仕方ない
コンピュータ「ノア」の反乱により文明が崩壊、人類は暴走マシンやモンスターの脅威に怯えながら細々と……あんまり細々してないのがこの作品。
ミュータントやら暴走兵器が跋扈する世界で人々は
戦車(クルマ)を駆りつつ逞しく生き抜いている。
但し『ゼノ』シリーズでは「ノアが『1』の主人公に破壊される寸前、文明の崩壊から人類の絶滅に方針を切り替えて指示を残した」という設定で世界観が分岐しており、こちらの作品の人類は生存者数名という文字通り絶滅寸前にまで追い詰められている。
始まりは西暦2030年の「北蘭島事件」により周辺都市の消滅と周辺国がコーラップス汚染を受けた。その後もスカンジナビア半島とアメリカ西部ではコーラップス液の取扱いを間違えた事で、都市と大地に壊滅的な被害を受ける。
そこからは第二次ロシア革命や東ドイツ蜂起からのドイツ内線、他にも人類の生存領域縮小と地球脱出不可等といった世界大戦の火種が燻っていく。
こうして2045年には、新ソ連の潜水艦が核弾頭を発射させた事で第三次世界大戦の幕を開ける。
戦後の人類社会に残されたのはコーラップスと核兵器の汚染被害、世界大戦での疲弊により重要拠点以外の都市運営の権利を民間企業に委託する破目となった。
また2061年の鉄血工造社で起きた「胡蝶事件」では、自社製の戦術人形が突如として暴走し人類への攻撃を始める事になった。
本編では連合政府成立を阻む正規軍(クーデター派の特殊部隊)、コーラップス汚染が進行し人としての理性を消失したミュータントも存在する。
一応、除染技術もあるにはある。
無印の時点では人体や狭い範囲など限られた範囲内でしか除染できなかったが、10年後の世界を描く「ドールズフロントライン2」においては環境にも干渉できるようになっており人類の生存領域が広がっている。
それに伴いコーラップス汚染レベルによって地域を色分けし、除染が完了したホワイトエリアと汚染レベルが軽微なグリーンエリアには近未来的な都市が建造されている。
環境が良くなって人の心にも余裕が出来てきたのか、2の世界においては料理の配信やアイドルのライブなど我々の世界と同様の娯楽が定着しているようである。
一方で人形地下格闘技場や人形猟場など物騒な娯楽もある
本編の1000年ほど前、「魔大戦」という魔法の力を用いた大規模な戦争があった。
三闘神を中心とした幻獣、魔導士、人間による三つ巴の壮絶な
泥仕合戦いであった。
魔法の力は強大で、戦争の影響で当時の世界のほとんどが焼き尽くされ荒れ果ててしまった。
戦いの後、自らの力を恐れた三闘神は互いの力を中和させる事で封印し眠りについた。こうして大戦全体が終結。
本編の時代になると魔法の存在はもはや伝説となり、完全に忘れ去られ過去のものとなっている。
機械文明全盛の中、
ガストラ帝国は魔法の力に目をつけ始め、その復活を目論む。
ここまでがデモで語られるプロローグ。
帝国は各地に侵攻し勢力を拡大しつつ、水面下で主に魔導士
ケフカの手によって魔法関連の技術開発を並行して進めていく。
やがてケフカは三闘神の封印にまで食指を伸ばし、魔大陸を浮上させ、三闘神の力の均衡を解いてしまう。
そのせいで世界規模の天変地異が起こり、火災、地割れ、洪水などの天災に見舞われる。
これが本編中盤の山場である世界崩壊(通称)と呼ばれる出来事。
崩壊の影響で帝国首都ベクタは壊滅し
瓦礫の塔の部品となりガストラ帝国は滅亡。
他の地域も大陸そのものが分断されたり蛇の道が隆起するなど、地形が大きく変わってしまっている。
かつて帝国の支配に苦しんでいた人々でさえ、帝国時代を懐かしむほどに生活が荒廃してしまっている。
この作品では崩壊前(魔法文明崩壊後)、崩壊後(機械文明崩壊後)のどちらの世界もポストアポカリプスに該当する世界観となっている。
「文明崩壊から時間が経ち、既に新たな秩序が生まれてる」系。
舞台となるスピラはかつて高度な文明を誇っていたが、「シン」の暴走により機械文明が滅び去った後の世界である。
「シン」に唯一対抗できるのは召喚士の「
究極召喚」だが、それを以てしても「シン」を完全に撃退する事はできず、時間が経つと復活してしまう。
スクウェア(現
スクウェア・エニックス)製のRPGで、
SFCソフトとしても最晩年の作品。
「ルドラ」と呼ばれる生命体により4000年ごとに種族の滅びと再生が繰り返される世界。
ダナン神族、水棲族、爬虫類族、巨人族、そして人間族という5つの種族がおり、それぞれが繁栄と滅亡を経験した。
本編では、人間族の誕生から4000年まで
あと16日という終末を間近に控えた状況からゲームが始まる。
人間族が築き上げた機械文明も2000年ほど前に一度滅亡している。このときの崩壊では環境汚染の描写もある。
それ以前の「ルドラ」による破壊を含めると、約2万年の間に既に5度もの滅亡を経験している
ポストポストポストポストポストアポカリプスな世界となっている。
超絶的な力を持つ「Gシステム」によって人類は栄華を極めるが、一部の層によってシステムが暴走して世界の大半が破壊。
辛うじて生き延びた人類は復興の道を進み始め、大破壊から60年後の世界を舞台に物語が始まる。
一見この項目とは関係なさそうな享楽的な雰囲気だが、初代
Splatoonのヒーローモードで収集できるミステリーファイルにて、人類の滅亡と軟体動物の進化(
インクリングや
オクタリアン等の起源)、そしてジャッジくんの秘密が断片的に語られている。
Splatoon3では、ヤカンをクリアするごとに解析されていくオルタナログにて、文明崩壊から人類滅亡までの過程および海洋生物の地上進出について詳細に記されている。ラスボスの動機もこの歴史に由来するものであり、これまで以上にポストアポカリプス色が強くなっている。
公式ポータルサイト「スプラトゥーンベース」でも、ナワバリバトルの歴史という形で簡潔に触れられている。
終末世界を舞台にした街づくりシミュレーション。
明確な原因が分からないまま引き起こされた「核狂乱」により、人類が死滅。
核シェルターでコールドスリープをしていた主人公が目覚めるが、その寿命は30日間しか残されていなかった…。
「ザ・クラッシュ」という世界規模の異変により荒廃した地球が舞台。
一ヶ月に一度「バッドムーン・ライジング」と呼ばれる「赤い月が昇る夜」が訪れる。この赤い月の光に当たった人間は異能者「トリアージス」か怪物「デッドヘッズ」へと変貌してしまう。
主人公のマリアとキリコはトリアージスとしてデッドヘッズを狩る事を生業にしている。が、攻撃性と性欲の暴走しているデッドヘッズ相手にしくじるような事があれば……ブランドの性質上、選択肢次第である意味で世紀末らしい容赦のないシチュエーションに発展する事になる。
神座シリーズの1作目だが2番目の世界。
マグサリオンという一人の善側の剣士が
悪も善も、自分以外の宇宙全ての生命を滅ぼし尽くしてしまった後に
座を継いで流出した事で第二天:
堕天無慙楽土として完成した。
原罪を背負った人間達により滅びと再生を繰り返しており、劇中時点では数千年前に
サタナイルと天使達が起こしたハルマゲドンが最後。その後サタナイル自身の干渉で世界的な文明化は成功しているが、主な舞台となる都市ソドムのみ例外。ここは第一天時代の七大魔王、
暗黒ドラえもん破滅工房こと星霊クワルナフの残骸上に存在しているという。
神座シリーズの3作目だが6番目の世界。
先代が治める第五天:
黄昏輪廻転生は現代を超越する魔法科学文明だったが、
当代の神に代替わりした際に一時的に
全ての生命が互いを殺し合う法則が流出し、一度文明が後退してしまっている。
そんな中、幕末風の世界にまで文明が再興したのは
一人の英雄が法則の完成を妨げ続けたからである。
作中の舞台となってる神州は自己中が多いだけでまだまともに見えるが、天魔・夜刀が居る穢土があるからまだまともなだけで海外は
力こそ正義の国ばかり。
ドンパチして周囲を黙らせる覇権国家だらけで、倒した奴が次の支配者になる苛烈な実力主義のもとに
ひたすら戦争と内乱を繰り返している。
しかも物語の終盤において天魔・夜刀が死んだ影響から、大欲界天狗道がついに完成。全人類が全力で殺し合う地獄が幕を開ける。
なお意外な事にこの世界の人類の幸福度は高い方だったりする。
未来の事を何も考えずに、今の狂熱に酔ったままヒャッハーし続けられるので。
76年前に世界が崩壊し、ヘイヴンと呼ばれる海上拠点から支援する事で人類は辛うじて生き延びている状態。
しかし、だんだんに大陸にあるコロニーとも連絡がつかなくなってきている……という状態から始まる。
プレイヤーはヘイヴンの若者となり、滅びつつある世界を救うために激動の一年を潜り抜ける事になる。
世界大戦により荒廃した近未来、戦争の影響で地表には陽の光が差す事はなくなり、有害物質の雨が降り続けるという滅亡寸前の世界が舞台。
「beep」と呼ばれる謎の現象により世界はほぼ壊滅。
かろうじて人類が生き残っている一つの都市を舞台に、beepに対抗できる唯一の存在である「詠巫女」が活躍する物語。
『
Ⅱ』で発生した大災害(Rでは大崩壊)と呼ばれる出来事により人類の9割が死亡し、残った人々が復興に励む世界での物語。
Ⅱでは都会に空港やテレビ等があり20世紀レベルの文明だったが、中世レベルにまで後退している。
とはいえ多くの地域で新たな秩序が出来上がっているが、まだ無法地帯となっている地方もある。
4系と『フォーミュラフロント』以外の全作品が「『大破壊』と呼ばれる過去の大戦争ないし大災害によって地上環境が壊滅した後の時代」が舞台となる。
初代系と
AC3では人類が住めなくなった地上の環境回復を待つために地下都市に移住してから数百年後の時代であり、
失われた過去の技術も多いが、一応は秩序のある隔離都市の物語であるため舞台上はある程度の文明は維持している。
しかし初代系の後には
統治機構の崩壊に伴う「大深度戦争」が発生し、地下世界も完膚なきまでに破壊される事となる。
が、人類滅亡はすんでのところで和解という形で回避され、地下環境の崩壊も地上世界の復興に目を向けさせる事となり、
2系の時代になると人類は地上環境の回復のみならず火星への移住を成功させるまでに至っている。
N系は『AC3』の大破壊の遥か未来が舞台である事が示唆されており、
『NX』終盤ではその大破壊を齎した特攻兵器を再起動させてしまいまたしても地上が壊滅、
それから半年後が舞台の『LR』では荒廃してしまった世界をなんとか統治しようとする企業とそれに反抗する者が鎬を削る時代となっている。
ACVは過去の戦争により世界中が汚染によって人が住めなくなり、極僅かに残った生存可能な地域や物資の奪い合いになっているなど、
ACシリーズ全体でも屈指の絶望的世界であり、アーマード・コア自体も企業から買うのではなく発掘品を修理して使うものとなっている。
続編の『
VD』では汚染が終息、復興に向かいつつある時代での戦乱が舞台となっており、技術もある程度復旧している。
ACVIの舞台となる惑星「ルビコン3」は、作中の約半世紀前に新物質「コーラル」の大規模発火現象「アイビスの火」が発生し、周辺星系ごと焼き払われている。
被害の規模はACシリーズで最も甚大だが人類の活動圏も非常に広くなっている為、人類全体から見た場合の相対的な被害の規模は最も小さいと言える。
これに加え本編時間軸では現地住人が独力でAC開発を行える
企業を起こせる程度には復興しているため一見するとポストアポカリプス要素は薄め。
しかし星内はアイビスの火の影響による寒冷化で動植物の類がほとんど見られず、現地住人は深刻な飢餓に晒されていることが作中資料から読み取れる。
作中では再び発見されたコーラルを求めて進駐した星外企業とそれに反抗する現地勢力、および双方の存在を認めない惑星封鎖機構による三つ巴の戦いが勃発している。
4系は唯一近未来であるが、そこで起きている戦争が後の終末戦争に繋がる可能性が示唆されている。
デモンズは「色の無い濃霧」により世界が拡散し滅びかけている時代、
ダクソも世界に様々な差異を齎した「最初の火」が消えかけている時代であり、それにより生死も曖昧になった事で「不死人」、
次第に「亡者」となった者が溢れ始め、やはり世界が滅び始めている。
ダクソ主人公はそれを食い止める使命を帯びて旅をするが、最終的にどうするかはプレイヤー次第であり、
プレイヤーの意向によっては世界にトドメを刺す事も、亡者の王になる事も可能である。
ブラッドボーンは「獣の病」によって「獣」と化した住民が溢れ出し壊滅した古都ヤーナムが舞台となっている。
世界丸ごととは行かないが、ヤーナムはほぼ壊滅状態であり、そこら中に人や馬の死体が転がっている末期的状況となっている。
上記にある、限定的地域の滅亡パターンの一種である。
- アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~
- エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~
- シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~
アトリエシリーズの14~16作目に当たる、黄昏シリーズ3部作。
かつて錬金術によって隆盛を極めた文明が崩壊し、緩やかに滅びへ向かう「黄昏の世界」が舞台。
錬金術の技術が失われた中、水は涸れ、土地は痩せ、いつか確実に訪れる滅亡を待つだけの世界で、
残された人類は前時代の遺産の恩恵を受けながら命脈を保っている。
ツングースカ大爆発によってもたらされた「キメラウイルス」に感染したものはキメラという異形の怪物となっていく。
キメラは西側へ進行を開始し、約40年でヨーロッパ全土が侵略された。
1の時点ではキメラ及びキメラウイルスの感染はヨーロッパのみで確認されていたが、3年後の2ではアメリカ大陸にまで勢力を拡大。
そして更に4年後の3ではついにキメラの軍勢とキメラウイルスは世界中に広がり、地球全土を侵略。
人類の90%がウイルスによってキメラに変貌するか、キメラに殺害され、国や自治体といったものは全て機能を停止した。
わずかに生き延びた人々はキメラに怯えながらも地下に居住地を作り、必死に抵抗し続けている。
突如全世界的に奇病が蔓延し、人類は荒廃の一途を辿る。そんなパンデミックが起こった20年後が舞台の作品。
ビルは緑に侵食され、いたるところが水没し、動く車は殆どない。また、嘗ての動物園などから脱走した個体なのか、野生に帰化した動物を目撃する事も出来る。
上述の通り致死率の高い疫病は広がりにくいが、本作品では胞子に侵された人間は漏れなく
ゾンビのような新たな動く感染源となるため、大きくその勢力を伸ばしている。
崩壊した政府になりかわった軍管理下の区画では安全が確保されチケットを持っていれば配給も受けられるが、反抗が露見すると容赦なく銃殺されるなどディストピア要素も含まれる。
元はソーシャルゲームなのでこちらに記述。
二十一世紀を迎える前に第三次世界大戦が起き、核などを使った結果、気候変動も起き総人口の半分が死亡。その後、世界統一政府が出来る事となるが……。
ゲーム本編の方はディストピア世界を変えるためのレジスタンスに所属する事になるため、ディストピア要素も入っている。
公式シナリオ「奇塊」において、交易都市リューンの下水道は古代遺跡の物をそのまま流用している事が語られる。
リューン清掃局の依頼で下水設備のトラブル解決のため下水道に降りた冒険者達は、「鋼鉄の箱」というアイテムを発見する。箱には「ろけっとらんちゃ」と書かれており、このシナリオの強力なボスを一撃で倒せるキーアイテムである。
なおこの箱、別の公式シナリオに登場する強力なアンデッド「リッチ」をも一撃で葬れる。
ちなみに人類は中世欧州レベルまで文明が復興している…というか、ユーザー達が独自にシナリオを作れる(現在配布されているシナリオの9割9分9厘はユーザー作成のシナリオである)都合上、
世界中に都市がある状態どころか、たまに現代文明レベルの国家があったり宇宙に行ったりする。これ完全に人類復興してね?
ぶっちゃけて言うと、ポストアポカリプスなんて一切考えてないシナリオ作者が大多数と思われる。そもそも公式側も多分そこまで考えていない。
鋼鉄の箱があった文明がどうやって滅びたのかは謎のままだが再びどころかちょくちょく世界の危機レベルの事件も起きるが、ゲーム構造上基本冒険者に捻じ伏せられる。
イヌヒトとネコヒト達が浮遊する島々で生活する世界が舞台のアクションゲーム。
後半において、彼らが滅亡を免れた人類の末裔である事が判明する。
ちなみに地上はプラズマ雲海に覆われており、オーストラリアが残るのみとなっている。
「異世界かと思ったら未来の地球だった」系。
神に歌を奪われた世界の中で、「魔女」のみが歌を歌える、という世界観だが、
終盤、人が歌を歌えない事、魔女の存在、そして神の存在そのものが文明崩壊前に作られたシステムのせいであると判明する。
また、登場人物の1人も旧文明の生き残りである事が終盤に発覚する。
一見すると文明が回復され新たな秩序が形成されているように見えるが、その秩序も崩壊しかかっているというもの。
雲海だけが広がる世界で、そこに生息する巨大生物「巨神獣」の上に文明を築いた人間のストーリー。
しかし、人間の寄る辺である巨神獣は次第に寿命を迎えつつあり、文明は緩やかな滅びに向かっている。
そうした中、主人公レックスは仕事中に巻き込まれた事件をきっかけに、世界に伝わる「楽園伝説」を追っていく。
しかし終盤、実はここが戦争と
ゲートの暴走により文明が崩壊した後の地球であり、楽園伝説が旧文明の事を指している事が発覚する。
ロックマンシリーズの中でも異色のゲームデザインと世界観を持つと思いきや、
「ロックマンシリーズの遥か未来、人類が滅亡しロボットだけとなった世界」である事が判明する。
尚、こうなったのは
最後の人間の意思によるものである。詳細は
ロック・ヴォルナットの項目を参照。
本編の100年前に起こった「大厄災」により壊滅したハイラル王国が舞台。
ハイラル城の地下深くから出現した
厄災ガノンは、対ガノン用兵器である神獣及び
ガーディアンを乗っ取り、破壊と殺戮の限りを尽くし王国を壊滅状態に追い込む。
ゲーム開始時に於いては生存者(特にハイリア人)は各地に点在する小規模な集落や馬宿といった拠点で魔物などの襲撃に怯えながら暮らしており、その他の部族も集落近辺を徘徊する神獣の脅威に晒されている、更にガノンはゼルダにより辛うじて抑えられているに過ぎずそれも限界が近い…といった、地味にポストアポカリプス系の中でもかなり深刻な部類の状況である。
だが、それでもなお希望を捨てず、ガノンの怨念に抗い、
リンクの復活を待ち続けた者達がいた。
リンクが元の世界に帰った後に、数百年後に復活した
ガノンドロフ。
頼みの勇者は現れないまま、祈った民衆に応えるように神々は現れてガノンドロフを
ハイラルの大地諸共に海の底に封印した。
当然ハイラルは滅亡。この世界の大半は海に変化し、残った人々は点在する島々に移り住んで長い時を経たのが今作である。
ⅢとⅤがポストアポカリプス後の世界観になる。
特にⅤは人間は過去の環境汚染で地下に避難したまま何百年も経過し、閉鎖され汚染された地下世界で過酷な階級制に支配されるポストアポカリプス+ディストピアのコンボとなってしまっている。
ほぼ全ての人類が消失し、崩壊の始まった地下都市「ファウンデーション」を舞台に、生き残りの少女5人が地上への脱出を目指すというシナリオ。
ファウンデーションの置かれた現状も「崩壊の後」であるが、そもそも人類がファウンデーションに追いやられた状況自体が「崩壊の後」であるため、
二重の意味でポストアポカリプスという追い詰められた状況である。
なお回想シーンで描かれるファウンデーションは、まさしくディストピアそのもの。
「デスストランディング」という
自然現象によって崩壊したアメリカ合衆国が舞台の作品。
詳細は項目に譲るが、
「死者が幽霊になる」「幽霊と生きた人間が接触したら爆発が起きる」「生き物を殺し、建物を風化させる雨が降る」という無茶苦茶な天変地異が発生しており、作中でも主人公もといプレイヤーに幾度となく牙を剥く。
物語中盤、実は人災である事が判明するのだが…はっきり言って当事者にもどうする事も出来ない天災、事故みたいなものである。だが、その後に取った行動がやば過ぎた…
文明が崩壊した未来、動物を模した自立型の機械が闊歩する世界が舞台。
人類の生活は狩猟・採集を中心とした原始的なものとなっており、部族ごとに異なる暮らしや宗教観を持つようになっている。
「旧文明はなぜ滅びたのか」「なぜ旧文明の文化や歴史が受け継がれていないのか」という点もストーリーの謎となる。
2022年2月には続編となるHorizon Forbidden Westが発売。ストーリーとしては前作の半年後から始まり、加速する世界の崩壊を防ぐ手立てを求めて「禁じられた西部」へと旅立つ事になる。
「鉄虫」と呼ばれる宇宙からやってきた未知の生命体との戦い、そして「ヒュプノス病」と呼ばれる悪夢を見続けやがて死に至る病に襲われ、人類が絶滅してしまった地球が舞台のソーシャルゲーム。
プレイヤーは地球最後の人類となり、滅亡前の人類が作り出した人造人間「バイオロイド」で組織されたレジスタンスを率いて、鉄虫と戦いつつ世界の復興を目指す事になる。
上記の滅亡要因以外にも、国家対企業の世界大戦の後に企業が国家を支配するようになった金権社会、バイオロイドの台頭による失業率95%という極一部の富裕層以外は人類総貧困とでも言うべき惨状、そしてモノ扱いされ、欲望の捌け口として扱われ、口にするのも憚られるような「消費」をされるバイオロイド達とそれを娯楽として楽しむ荒んだ倫理観が一般市民にまで浸透するといった「滅びてよかった」「自業自得」とまで言われる世界観もさることながら、ヒロインがどいつもこいつも太くて、大きくて、ムチムチな事で非常に有名。
処理落ち大好きサンドロットの代表作でもあるシューティングゲーム「
THE 地球防衛軍シリーズ」の第6作目。
『
5』での異星人『プライマー』との戦争の末に人類は勝利を掴むも、人口の9割が死に絶え、文明と社会システムは崩壊。
更にはプライマーが残していった下級エイリアンのコロニストや侵略生物が残された人類の脅威となり、復興は中々進まない…とこれだけでもシリーズ屈指の重い設定。
それだけでなく、前作で果敢に戦ったEDFも深刻な人手不足で、コック・トラック運転手・技師・科学者といった非戦闘員すら兵士として戦場に駆り出している。
また兵器も「かつて活躍した有人式二足歩行ロボット兵器の手足を撤去、
下半身をトラックに固定して、手の部分に武器や盾を直付けしてどうにか運用」「民間車両に機銃を取り付けて対空車両化」等、物資不足と希望の見えない戦いを今も繰り広げている。
…ストーリーが進むとわかるが、
これでもまだ、マシな方&前座と言えるのが恐ろしい所だが。
ナゾのうずに飲み込まれた
カービィは、「新世界」と呼ばれる異世界へとたどり着いた。
自然と文明が融合した世界となっており、自然の中にかつての文明の面影を強く残している。
そんな中略奪や同じく新世界に迷い込んだ
ワドルディの拉致といった蛮行を行う「
ビースト軍団」と呼ばれる動物達。
そこにはかつて新世界を襲おうとした
侵略種の存在があった…
かつて高度な文明が栄えていたが、今や荒野が広がるばかりの惑星を舞台としたインディーズゲーム。
タイトルの『剣士』の通り武器は刀剣が中心の文明レベルとなっているが、遠い昔にはサテライトレーザーの様な超兵器すら運用されていた形跡があり、当時の建造物の巨大な残骸が世界の各地に残存している。
文明崩壊前から生きていると思しき機械種族「スケルトン」なども存在する。
スケルトンとの会話、書物や一部アイテムのフレーバーテキストから何らかの大災害により文明が崩壊した事が読み取れるが、不確かな推測や断片的な情報ばかりで全容は明らかになっておらず、本作の1000年前が舞台という続編の完成が待ち望まれている。
2DSTGの歴史にその名を残す、STGにBGMと演出の力でストーリーを乗っける手法の完成作。
1面スタートしたと思ったら見渡すかぎりが砂漠、朽ちたビルがまばらに傾くばかりの風景。
本編以前に大量の隕石の落下により地球全土が破壊しつくされ、海も枯れた死の星になっているのだ。
追い打ちをかけるように木星から地球外生物が飛来、戦争となった。
この有様の元で講和条約が結ばれ、戦闘はすでに停止。
スタート直後に自機に向かってくるのは、講和に違反して戦闘を始めたプレイヤーキャラを止めようとする地球側の戦闘機。
…と、何もかもが終わった後の世界から、プレイヤーは出撃する。
大熱波という災害により、あらゆるものが「歪んだ」世界が舞台の
ローグライクゲーム。
異形の人々と交流しつつ、異形の怪物がはびこる神経塔の攻略を目指す。
- Cataclysm:Dark Days Ahead(DDA)
ゾンビサバイバルローグライク。
ニューイングランド郊外のシェルターから開始し、ゾンビ、巨大化ゾンビ化野生動物、暴走したロボット、神話生物等が徘徊する中、何としてでも生き残るのが目的。
ちなみにMODも色々と作られている。後述の『永い後日談のネクロニカ』をモチーフにしたMODもあるよ。
核戦争でも世界的パンデミックでも無く、唐突に訪れた第二の氷河期により世界中が雪と氷に覆われ滅びた中で、生き残る為に生活基盤を発展させていく都市シュミレーター。
生存者の代表でありプレイヤーの分身たる「キャプテン」は建築や技術開発の指示は勿論、法律の制定までもこなしながら生存者達の不満の解消に務め、希望を高く保てるように要望を選びながら明日を生き残るべく奮闘していくのだが…
トレジャーのSTG。『
斑鳩(STG)』の前身にあたる。
「石のような物体」からの突然の光により地球上の人類は全滅、生き残ったのは間一髪で衛星軌道上に退避できた4名(+ロボノイド1体)のみ。
一年後、物資も尽きてきたことから、人類生存をかけて荒廃した地球への降下作戦を開始する――。
- ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ
ドラゴンクエストⅠの例の選択肢で、
勇者が
竜王の誘いに乗ってしまったところから始まるパラレルストーリー。
勇者の裏切りで敗北した人類からは「モノを作り出す力」が失われ、やがて文明は崩壊し原始時代さながらの採集生活にまで人類は衰退してしまった。
食糧生産や医療といった生命維持に欠かせない技術も失われた事により、文明崩壊期には凄惨な有様だった事がアレフガルド各地の過去の遺跡からもうかがえる。
現代を舞台にしたベルトスクロールアクションに見える本作だが、なんとこれ核戦争が起こった後。
199X年…。核戦争後のニューヨークは暴力によって支配されていた。
力が全ての荒廃したニューヨークを舞台に、主人公兄弟は暴力組織ブラックウォリヤーズと戦うストーリー。
ユートピアの創造を目的とするラスボスがノア計画という「選ばれた人間だけを「方舟」に集め、世界を海の底に沈めてしま」う計画の実行を目論んでいる。
主人公達は未来に行って計画の結果を知る事になるのだが、ノア計画が完遂された未来世界は奇怪な姿をしたミュータントが闊歩する、文明が完全に崩壊した暗黒世界と化していた。
ミュータントの中には「ニウヒウメン」と名付けられた「NewHumen=新人類」と思しきものが存在しているが、現代人の視点では醜悪極まりない姿をしている。独自の言語で会話する程度の知性はあるようなのだが、彼らの台詞を解読すると品性がまったく感じられない下劣な内容を口走っている事がわかる。総じて「選ばれた優秀な人間」の末裔とはとても思えない存在にまで成り果ててしまっている。
未来世界の最深層で手に入るテープには、自分のやった事が失敗だった事を嘆くラスボスの音声記録が残っている。
216X年、地球は地獄の炎に包まれた! 大地は焼かれ、川は溶岩が流れ、全ての生物が死滅したかのように見えた。だが、人類は6割が死ぬだけですんだ!
宇宙からでも見える程の超巨大な悪魔のシンボルが地球に刻まれており、しかも世界的に高い軍事力を持つ企業が悪魔に加担、侵略活動を支援するという末期的な状況。
残った者はレジスタンスを束ねて反抗しているが、それでも殺しても殺しても出現する悪魔の群れに敗戦し続け、しかもその指導者が一か八かの作戦に失敗して意識不明の重体になってしまっている。
もはや後がない人類は、
悪魔が恐れる唯一の男がまた現れる事を祈り続けていた……。
アイレムから発売されたベルトスクロールアクションゲーム。
西暦2043年、大災害により荒廃した地球は悪人が跋扈し治安の悪化が著しかった。
事態を解決すべく、統合軍政府は「シティスイーパー」と呼ばれる傭兵の派遣を依頼した、というストーリー。
アイレムから発売されたシューティングゲーム。
磁力兵器が原因となり、大規模の地殻変動が起きた結果、世界の陸地の75%が海の底に沈み、人類の80%が死滅した。
生き残った人間は海洋を中心とした新生活圏を形成するが、そこから93年後に世界を水没させた悪の組織「D.A.S.(デストロイ・アンド・サツジン)」が復活し、人類掃討システム、ユグスキューレまでも発動する。
事態を重く見た国際海洋警備隊は、南極でテスト中の新型潜水艦の乗員2名に緊急出動の命令を下す。というストーリー。
実は上記のアンダーカバーコップスと世界観を共有している(「アンダー~」の主人公の一人は、本作主人公の実の弟という設定)。
怪獣プロレスの前作から三年、生き残った三匹の怪獣が、今度は地球外からの侵略者と戦う。
設定では怪獣達によって地上は破壊し尽くされている。その設定の割にはかなり文明が残っているけど
そして侵略者を全て退けると、怪獣達は名実ともに地球最強の存在となり、廃墟となった都市からそれぞれの住処に帰っていくエンディングが始まる。
僅かに生き残った人類が再び力を持つのは、そこから800年もかかる程に地球は荒らされたのであった。
よく800年ですんだな
60秒後に核爆発が起きる中、生活に必要な物と家族を急いでかき集めて核シェルターに避難し、閉鎖空間でサバイバルをするゲーム。
当然、それだけでは物資には限りがあるので、足りなくなったら外に探索しに行く必要があるのだが。
日数が浅い内は放射能が充満する地獄。放射能が収まったら収まったで悪党が暴れ回る無法の世界と化している。
小惑星ユリシーズの破片が世界中に降り注ぎ、既存の社会秩序が崩壊してから20年後が舞台となっている。
ストーリーの元となっている
ACE COMBAT 04 shattered skiesでは同様の小惑星落着で数十万人の死者と数千万人の難民が発生したとはいえ壊滅とは行っておらず、
事態は更にスケールアップ、もとい大幅悪化したと言える。
これによって既存の国家の枠組みは変化し、更に軍事予算が復興予算に回された事で暴動やテロへの対応が民営化されPMCが隆盛、
主人公もPMCの一員として戦う事になる。
新発見の「オラクル細胞」から生まれた「アラガミ」と呼ばれる生物の大繁殖により世界が崩壊した2070年代が舞台。
人類は数少ない居住地に閉じ籠り、主人公を含むゴッドイーターと呼ばれる戦士が人々を守っている。
表には無人の荒野や廃墟と化し放棄された都市が残るばかりであり、居住地に住めない残りの人類はアラガミの脅威に怯えながら放浪生活を余儀なくされている状況である。
只でさえ危機的状況であるが、この上に「終末捕食」やら「灰嵐」やらと、残った人類にトドメを刺さんとする大事件も頻発する事から、
ファン間では世界の殺意が高すぎると評される事も。
大規模な地殻変動により、大陸から完全に分断された街を舞台とする対戦格闘ゲーム。
機能の停止した街は10年の後に荒廃を極め無法地帯へと変貌。住人は皮肉を込めて「EDEN」と呼称している。
プレイヤーが引き起こす『モンスター達』にとっての大災害。
地下世界に押し込まれて明日の見えない中で、モンスター達は
頼れる国王やらに希望を見出してるのだが、
ルートによっては主人公の手により、国の中枢主要の尽くを殺害されて、新たな指導者が出来ても未来に絶望したままのエンディングが発生する。
エックスや
ゼロを主人公に、ラスボスは
シグマを基本とする名作アクションゲーム。
X6では前作のコロニー落下事件の影響で、地上は荒れ果てて人類が生きる事はできない環境になり、
そこから重なる騒乱により、X8においては荒廃極まった地球を見限り、生存の場を宇宙に求めるしかない有様になっている。
もっともX無印の頃からジャングルステージの樹木にいたるまで機械仕掛けの作り物であり、まともな自然はもはや存在しないことが示唆されていた。
漫画版X2では「海の生物は死滅した」と語られており、X3ではシャイニング・タイガードの保護区域でだけ動物が生存していた。
シグマが人類の殲滅に動いたのもある意味では正しかったとさえ言える。
怒りに荒れ狂う
クレイトスはタイタン族を現代に戻し、オリュンポスの神々を滅ぼすべく侵攻。
ギリシャ神話の神々を一体ごと葬る度に、世界には疫病など負の影響が広がっていき、最大の怨敵たるゼウスを滅ぼした後は荒野が広がるのみの世界となった。
そして、復讐の全てを終わらせたクレイトスは北欧神話の世界へと居住を移した。
第三次世界大戦が発生した上に、ゾンビまで生まれた荒廃しつくした世界。
そこを舞台に、人里離れたアリゾナでプレイヤーは1日でもゾンビの群れから長く生き延びるように奮闘する。
それまでの行動によって、地球の被害が重なる本作。被害の大・小によりエンディングが分岐する。
最良でも、幾つかの生き物は絶滅し、大地によっては生き物の住めなくなる場所ができるようになるエンディングだが、
最悪では、地球は完全に死滅。人類はスペースコロニーの中で生きていくしかない状態に陥る。
狂気の天才科学者キング・クリムゾンによって荒廃した世界。
二人の兄弟を主人公とし、さらわれた博士や家族を救うために最後の抵抗を始めるというストーリー。
ラストステージのトンチキな敵や、ラスボスの巨大な顔は一見したら忘れられないデコゲーらしさを発揮している。
原因不明の核爆発により廃墟と化したニューヨーク。
それから20年後に都市は復旧の兆し見せていたが、突如として現れた暴力組織に占拠され無法都市に変貌してしまった。
事態を重く見た政府は、どんな仕事も請け負う二人の男に組織の抹殺を依頼する所から始まるストーリー。
ドラキュラにより召喚された悪魔達にワラキア全土が暗黒と殺戮の地に変えられていった。
ドラキュラはそれにも飽き足らず、次はヨーロッパ全土に被害を拡大しようとしており、正教会が抵抗しようと軍隊を送り込んでも誰一人帰ってこなかったという有様。
にっちもさっちもいかなくなった正教会は、超常の能力を持つがゆえに人々に疎まれたベルモンドの男に助けを求めた。
本編の600年前に死の衛星が太陽と重なる事で発生する「死食」という、
同年に誕生した全ての人間、動植物、魔物が死滅する現象が発生。
その「死食」で唯一生き残った一人の赤子が、「死食」の象徴する死の定めを背負っていた事から魔王として行動。
四魔貴族を従えると、アビスの力を得た魔王は西欧諸国のほぼ大体を滅亡させ、生き残った人間に圧政を敷いた。
東方への遠征を開始した魔王だが、激烈な抵抗に会い姿を消す。
しかし残された魔物達は健在で、まだ魔物達の天下は続いたが、その300年後に起きた「死食」に生き延びた赤子が「聖王」として誕生、苦難の末に四魔貴族を撃退し世界は人間の手に戻った。
混沌に隔たれた世界が幾つもある本作。
「世界としての寿命が尽きる寸前であり、地表にはもはや植物すら形も残ってないマーグメル」
「世界政府であるトリニティに滅ぼされてしまい、死霊などのモンスターしかいないワカツ」
などが滅びる寸前、滅んでしまった後。という状況である。
神を操作するまさに神ゲーなアクションゲーム。
魔王に敗れた神が長い眠りから目覚めると、地上には魔物が溢れて人の住めない大地と化していた。
魔王を討つために、地上から魔物を一掃し人間を繁栄させる勤めが始まった。
ヨヨを筆頭に、ホモなジジイとか薬中少女などの個性豊かなキャラが出るRPG。
本編の遥か昔、アルタイルと呼ばれる別世界から来た6体の神竜が世界を破壊し生物を殺しまわった。
バハムートの名を持つ一体だけはまともな思慮分別があったので他の神竜を止めようとしたが、制止を聞くわけなく戦争に入った。
そして、そんな争いをやってる最中に、アルタイルに通じる門が閉じるという事件が起き
他の5体はバハムートがやった事だと決めつけ、故郷に帰れなくなった事実に怒り狂い更に暴走。
しかし、神竜でもさすがに生き物だから寿命を迎えて死に絶えた。
肉体だけは。
魂はまだ生きていた神竜が、今度は人間を使い代理戦争をやり始めたのだった。
人間と心を通じさせて力を与える現状にこれまでにない責任を感じたバハムートは、全身全力を費やして
人類が神竜と心を繋げさせる能力を封印、選ばれた人間にしか使えないようにする。
肉体も動かせず、人間に力を与えられなくなった神竜達は
バハムートのせいで故郷に帰れなくなったと思い込みもあり、長い長い年月を憤怒を抱えたまま化石となって過ごしていた。
これまでのやらかしっぷりで世界は荒廃した。
これが神竜戦争として、後の世に断片的に伝えられている。
クソ迷惑だなこいつら
ハドソンの名作RPG。
終盤において、カルラがかぐや姫を突き落として殺害する場面、かぐや姫の死と連動し大地の9割近くが死の海に覆われる。
地上が海に沈んで行く途中に、桃太郎に助けを求める人々の声が響き渡るのだった。
本編の遥か昔において伝説に残る帝都、
親衛隊、大臣、諸王を全て殺し、気まぐれに帝都を彷徨いつつ出会う者を殺しまくったタイタス十世。
民は都から逃げ出し、王は離反、属州の有力者は自ら皇帝を名乗る荒れた時代に入った。
輝かしき帝都は城壁が崩れ、森に覆われてしまい、いつしか姿が消えた。
かくしてアルケアの古王朝は滅び、偉大な時代は過ぎ去った。
その後に乱れた世を治めて新王朝を設立したタイタス十一世だが、タイタス十六世の時代において、
夫(タイタス一世)が1000年以上戻ってこない事に訝しんだ女神アークフィアが現世に出た際に、自分の与えた力を悪用して帝国を築いた事にブチ切れたアークフィアが、大洪水で帝国を消し去った。
人と神によって2度滅んだという事になる。
プレイヤーに仕掛けられた核爆弾で王都が消し飛ぶなんてのは軽いジャブみたいなもの。
井戸の水を飲んだ住人の腹から飛び出したエイリアンが、他の住人にも取り付いて町がエイリアンの巣になったり、
最初の町において、墓場にいる不審者にちょっかいかけたら、高レベルモンスターの群れが出現する「終末」を起こしたり、
モンスターを呼び寄せる呪いエンチャント付いた装備を住人がしているせいで、高レベルかつ増殖するモンスターが町を覆い尽くしたりする。
世界を滅ぼす闇が左端から迫ってきているので、右側にひたすら逃げながら定期的に現れる魔王を倒すというゲーム。
ジャンルは強制横スクロールRPG。
実は魔王は世界崩壊の原因でなかったりする。場合によっては共闘も可能
- Twisted Metal 2 (邦題 Twisted Metal EX)
自らの願い事を叶うべく、武装した車両でデスマッチを繰り広げるカーコンバットバトルゲーム。
第1作目の初代『Twisted Metal』の大会でロサンゼルスの街を破壊。
それから1年後を描く本作では舞台を世界中に変えて第2回『Twisted Metal』の大会が開かれる事になる。
つまりプレイヤー自身のせいで世界をさらに荒廃に晒すというゲームであったりする。
ちなみに各キャラクターのエンディングでは世界の終末を願う者によって人類が滅亡すると言う状況にもなる。
フォア・ナインによるPC-98シリーズ用のアダルトゲーム。文明崩壊後の人類の歴史およびその過程で生まれたケモミミミュータントとのエッチを描く。
シリーズは「ラジカルシークエンス」「パンドラの森」「ワイルド・フォース」「カナン~約束の地~」の四作で、ポストアポカリプスになるのは「パンドラの森」から。
「パンドラの森」
動物の身体能力と人間の知能を持つ生物兵器を作り出すウイルス「クラブHT1」が事故により漏洩、世界的なバイオハザードとなり文明は崩壊。
人類はウイルスを遮断するドームの中に都市を作りその中で生活することを余儀なくされる。ドームの外は樹海に覆われることになった。
「ワイルド・フォース」「カナン~約束の地~」
長い時が経ち、木の根に侵食されたドームは次々と崩壊。地上はクラブHT1の影響によって生まれたケモミミ人間「変異体」の天下となった。
この頃にはすでにクラブHT1は死滅していたが、人類は変異体を恐れ地下シェルターで密かに暮らすようになる。
しかし、長い地下での生活は人類を疲弊させ、種としての限界を迎えつつあった。
旧人類と新人類(変異体)との対立と融和を丁寧に描いた良作だが、消滅したメーカーのPC-98時代のアダルトゲームのため、現在では作品に触れられる機会が著しく制限されているのが難点。
文明を発展させた末に宇宙に進出した帝国を導いて銀河の支配を目指すSFストラテジー。
DLCで選択できるようになる帝国の起源に「ポスト・アポカリプス」というものが存在する。
母星で終末戦争が発生した後の生き残りによるスタートで、この星の種族は通常まともに入植できない「死の惑星」に居住適正を持っている。
また、地球以外の帝国でスタートし、かつNPCの帝国にも地球人類が登場しなかった場合、探索可能な星系として太陽系が登場することがある。
地球を探索すると、未だ宇宙に進出できていない原始文明として人類が存在しており、文明レベルは石器時代から初期宇宙時代までプレイごとに様々なのだが、たまに原始文明が存在しないこともある。
この場合に地球を探索すると、爆発跡と放射能だらけの死の惑星と化しており、その環境に適応した準知的生命体「ゴキブリ」が居住している。何があったのかはお察しください。
遥か未来の地球人が移住した惑星アイダを舞台とするオープンワールドMMORPG。
アイダは彗星マーラから抽出される新エネルギー「オムニアム」によって栄華を極めていたが、このオムニアムは生物の肉体を変異させ異形のミュータントに作り変えるというとんでもない作用があり、次第にオムニアム汚染による生態系の変化とミュータント被害が深刻化。
これに対し、政府直属の研究機関ハガードはオムニアムを使った惑星規模のタイムリバースで事態収束を試みるが、何者かによる恣意的なデータ改竄によってオムニアム抽出装置オベリスクの反応炉が爆発し、大量のオムニアム放射線がばら撒かれた挙句に星そのものがいくつもの時空に引き裂かれるという最悪の結果に終わってしまった。
物語の最初の舞台となるアーシャ大陸はこの「大厄災」の中心地だったことからほぼ完全に廃墟と化し、無数のミュータントとヒャッハー達が跳梁跋扈するこの世の地獄と化してしまった。
48年経った本編内においても未だオムニアム汚染は健在であり、ハガードが開発した防護装置「サプレッサー」を身に付けていなければたちまちオムニアムに身体を蝕まれ、苦しみ抜いた果てにミュータントと化してしまう。
唯一ハガードだけは大厄災の技術と文明をある程度維持し、世界の再生と秩序維持に尽力しているが、荒廃した地上で苦しい生活を送る人々からは「天の上で優雅に暮らしてるお偉方」と少なからず妬みや嫌悪の感情も向けられている。
一方、そのようなハガードの在り方を「オムニアムとサプレッサーによる支配」と考え、サイボーグ化によってオムニアム汚染に対抗する秘密結社「アイダの子」も存在する。
第四部は約50年前、つまり大厄災発生前のアーシャを再現したVR空間が舞台となり、かつての繁栄を存分に拝めるが、もうすぐ大厄災で何もかも焼き尽くされることをこちらだけ知っている状態でNPCと交流するのはやるせなくなること請け合いである。
第二部の舞台ヴェラはまだオベリスクが建設中=非稼働状態だったため被害は比較的軽微であり、オムニアム汚染も早期に収束。
しかし、ある時から謎の外敵「灰域種」の侵攻に脅かされ、首都ミラポリスと海底都市インニス以外は完全にその勢力下に置かれてしまった、別の方向での世紀末状態となってしまっている。
ただでさえ豊かとは言えなかったという自然環境も大厄災のダメージと併せて完全に荒廃し、ミラポリス周辺の自然といえば一面の砂漠と瘴気に満ちた沼地のみ、インニス周辺の海洋も灰域種と凶暴な原生生物が蔓延る魔境である。
都市内部ではアーシャとは比較にならないほど高度な文明が維持されているが、慢性的なエネルギー不足と灰域種の脅威から市民の不安は募る一方であり、治安もお世辞にも良いとは言えない状態である。
第三部の舞台である九域も、独自の技術である程度クラヤミ(灰域種)に対抗出来てはいるが、基本的には同様。
戦況自体も不利だが、特に戦力の要となる「刻の印」のエネルギー源となる「動源」がほぼ枯渇寸前であり、いつ対クラヤミ戦力が失われるかも分からない末期的な状況となっている。
なお、月刊ファミ通の特集記事に記載された作中前史の年表では、アイダ移民を運んでいた移民船ディスカバリー号はマーラの破片と衝突したことで大規模なバイオハザードに見舞われ、汚染を免れた脱出した僅かな生存者以外は変異と船の自爆で全滅した上、5つの脱出キャビンのうちまともに着陸出来たのは2つのみというあまりにも悲惨な設定が明かされている。
ディスカバリー号にそのような惨劇を齎した代物で文明を発展させることを選んだ時点で、大厄災の発生は必然だったのかもしれない…
惑星ソラリスと呼ばれるようになった地球を舞台に、「共鳴者」と呼ばれる超能力者達の戦いを描いたオープンワールドアクションRPG。
かつてソラリスでは高度な機械文明が反映していたが、ある時を境に「悲鳴」と呼ばれる災厄に襲われる。
いくつもの大地が人の住めない不毛の地「無音区」に変化し、更に正体不明の敵性生命体「残像」の出現、人間に過去の記憶を幻として見せる「遡回雨」の発生など人智を超えた「海蝕現象」の数々に人々はなすすべなく、かつての文明は崩壊。フィールド各所には無数の廃墟や、かつての機械文明の無惨な名残が遺されている。
人類側も海蝕現象の解析や共鳴者の出現、倒した残像を味方に付ける「音骸」技術の開発などで悲鳴に対抗してはいるものの、いつどこでどれほどの規模で発生するかも分からない海蝕現象の前には常に後手に回り続けている。
更に、人間と残像を融合させ、秩序を破壊しようと目論む秘密結社「残星組織(フラクトシデス)」も出現し、悲鳴そのものとこれの両方が人類の大きな脅威となった。
そんな中、己の肉体で音骸を吸収する力を持った1人の漂泊者が記憶を失い目覚めたところから物語は始まる。
「Welcome to 終末世界!」
スピーディで派手なアクションを売りとするソーシャルゲーム。
主な舞台である「新エリー都」こそ、現代的な街並みで概ね平和に住民が暮らしているが、その実は「ホロウ」と呼ばれるドーム状の無差別な異空間化現象に常に脅かされている。
ホロウに取り込まれると空間の繋がりがバラバラになる上、対策や適性のない生物や人工知能付機械を化け物化させる「エーテル」なる物質に満たされるため真っ当な居住は不可能。
加えて現状では「新エリー都」やその周辺域以外の都市・居住域の情報が全く出てこないため、最早人類の生活圏はここのみであるという疑惑さえある。
このため一見平和なその街の裏で、軍や研究者達がホロウに懸命に抗い、終わりの見えぬ戦いに身を投じている。
一方でホロウはその危険性ゆえにアウトローが潜伏していることも多く、またホロウ発生のために放棄せざるを得なかった物資を違法にサルベージする「ホロウレイダー」や、無秩序なホロウ内にてそういったホロウ侵入者の探索をアシストする「プロキシ」という闇業者も少なくなく、また上述の周辺域である「郊外」には広がる荒野にて良くも悪くもフロンティアスピリッツに溢れた人々があえて暮らしていたりと、平穏と無法が渾然一体となった独特の世界観を形成している。
上記のキャッチコピーはそんな世界観を端的に表していると言えよう。
西部劇風ロケーションと、剣と魔法のファンタジック……というよりはおどろおどろしさのあるオカルティックな魔術要素の合わさった世界「ケアン」を舞台とした、見下ろし型のハックアンドスラッシュRPG。
ある日、この魔術によって異界とのゲートが開き、そこから生物や無機物を乗っ取るエナジー生命体「イセリアル」の一派がケアンに侵攻、大混乱に陥る。
……それだけでも大概だが、さらにこの混乱に乗じ、別の異界「虚無界」に属する
いあいあな感じの化け物「クトーニック」を信奉する邪教「クトーン教(クトーニアン)」が台頭、やはりゲートを開いてクトーニックを招き入れた。
結果、イセリアルとクトーニックは
傍迷惑なことにケアンの支配権を賭けて争い始める。
そんな
「勝った方が人類の敵になるだけ」な状況の果て、ついには国家機能まで崩壊。「グリムドーン」と名付けられたこの一連の事件によって反社会的なならず者まで解き放たれ、弱肉強食の世界に突入してしまった中、市井の人々や残った軍隊がレジスタンス活動を行っているという、いわば「剣と銃と魔法の世紀末」とでも言うべき世界観である。
プレイヤーはイセリアルに乗っ取られかけ、寸でのところで助かった名も無き人物で、かつての刑務所「デビルズクロッシング」に籠城する人々に協力し始めるところから物語は始まる。