雨宿り

登録日:2018/05/16 (水) 12:39:12
更新日:2018/05/17 Thu 22:25:16
所要時間:約 6 分で読めます






雨宿りとは、雨から身を守る行為である。

【解説】


雨に濡れない特定の場所で雨を避ける為に暫くの間身を寄せる行為を指す。

予想不可能な突如の雨や天気予報で分かっていたのに雨を舐めていたなどの理由で傘を持たない場合に起きやすいとされている。
ただし、あまりにも雨が強すぎる場合は、傘などを所持していてもこの行動に動くこともある。

雨宿りの間は当然暇をつぶす行為に発展していくことにもなる。例えば以下のように


  • 雨で濡れた服や所持品の整理
  • スマートフォンのアプリのゲームやブラウザによるネット観覧で暇を潰す
  • 友人や恋人と一緒なら会話して暇を潰す
  • 悩み事や明日の予定など何かしらの考え事(ただし、雨なのでネガティブな思考に発展するかも)
  • 雨や雨に包まれた景色を眺めて観察気分


と、このような行動に移る人が多いのではないだろうか。

全く知らない人や学校や職場が同じだけど殆ど喋らなかった人とも雨宿りを共にする状況もある。
そこから雨という共通の話題を元に会話に発展し、新たな人間関係が生まれることもなくはない。
場所によっては、人間ではなく野良猫とか動物などと雨宿りをして癒される事も。

雨宿りとはネガティブなアクシデントイベントだが、同時にどこか悪くない気分に包まれやすい一幕と言える。


【主な雨宿り場所】


  • 建物
一番無難で安全な選択肢。

ビル、デパート、コンビニ、学校、駅、神社……雨宿りの選択肢となる建造物は多い。
コンビニなどは余程のド田舎でなければ今やどこにでもあるので、真っ先に雨宿り場所の候補となる。
商業施設の場合は見て回るだけも暇をつぶせるのでベスト。

知り合いの家などが近い場合には一時的に避難させてもらうのも良いだろうが、相手の迷惑にならないようにアポを入れよう。

夕立に困つて下戸も一二文

  • 軒先
小さな建物であればひさしの出た場所は現代でもチラホラ見かける。
とりあえず雨はしのげるが、足場が狭くずっと立っている必要があるため、長居したくはない場所である。

  • 待合所
寒さや雨などを防ぐために作られた、正に雨宿りのための施設。

田舎のバス停は木やトタンで作られた待合所を兼ね備えた仕様になっている物が見られる。
フィクション作品での雨宿り演出ではここが舞台となることが多い。

  • コンクリートマウンテン
一部の公園で見かけるコンクリートで作り上げられた山型の遊具。

このコンクリートマウンテンの中には穴が開いて中に入れる仕様の物も存在し、雨を防ぐことが可能。
公園で遊んでいて唐突な雨に襲われた場合は避難先として使える。
最も広いスペースの物は少ないし、成人が中で雨宿りしていたら子供から不審がられる恐れはある。

  • トイレ
公園のトイレなども入り口は雨宿り場所として使えるので有効的。

トイレには洗面台もあるので、鏡で自分の濡れ具合を即座に確認するのにも役立つ。
雨で服が濡れると体が冷えて便意を抱く場合があるので、即座に大便を落とせるのも良い。
仮設トイレを雨宿り場所として利用するのはあまりにも迷惑すぎるのでNG。

  • 木の下
ここも雨宿りの候補場所となる。

濡れそうではあるが、木の葉の形によってはそれなりに雨粒を防げる場合もある。
と言っても、雨が強い場合は効果が薄いので、その場合は諦めて雨の中を歩いたほうがマシ。
雷などが降る天候だと落雷を防げずに感電死する恐れがあるので、その場合は雨宿りしてはいけない。

  • パラソル
バーベキューとか海やプールで雨に襲われた際の雨宿り場所として使える。

落雷がある場合だとかなり危険場所になるので間違っても雨宿りの用途に使ってはいけない。
強風にも弱いという面があり、吹っ飛んだら悲惨なことになるので、事前に強風対策も施しておこう。

雨を防げるわ更に長距離を移動できるわと最強の雨宿り場所。

仕事でその場を遠く離れられないとかでなければ、車を移動して雨に濡れずにお家や会社に戻ろう。
野良猫が車の下を雨宿り場所として使う事もあるので、車を動かす際には注意が必要。


【雨宿りの終結】


  • 雨が止んだ
雨宿りの終え方としては恐らく一番ある終わり方。

終わらない雨なんて物はないので、いつかは空から雨が落ちることはなくなる。
その場合はもう雨宿りをする必要がなく空の下に出れるので、達成感の元で行動を再開できる。

また雨が降ったりしたらご愁傷様である。

  • 強行突破
いくら待機してもいつまでも雨が止まない場合に起きるパターン。

雨宿り場所に留まっているだけでもどうしようもないので、諦めて雨の中を走る。
根性があれば帰宅できるが、残念ながらと服や所持品の犠牲は避けられない。
強行突破に移った直後についに雨が止んでハッピーエンドという可能性もある。

本降りになって出て行く雨宿り


  • お迎えを呼ぶ
親や兄妹などの家族や知人とか恋人にお迎えを頼むパターン。

傘を持ってこさせるパターンもあれば、車を運転させて帰宅を頼むパターンもある。
今は携帯電話もあるので、お迎えの人を呼ぶのも簡単な話ではある。
帰路では雨の話題や外の出来事で互いに会話を交わせるというお楽しみ要素も。

当然の話だが、呼ばれる側にも時間を使わせる行為なので配慮して頼もう。

  • 他人との協力
雨宿り最中に友人や知り合いと遭遇して傘を貸して貰ったりする事で帰路に着けるパターン。

その場合は当然相合傘になるので、何かと互いの距離が縮まる…かもしれない。
家が近いからとか正義感が強い相手の場合は、一本しかない傘や予備の折り畳み傘を提供してくる場合もある。
傘というか物は借りたら後日に絶対に返すようにするのが人としてのマナーである。

知り合い関係ではなく、善意から見知らぬ人が傘を提供してくれる場合もある。
そこから友情関係が生まれることもあれば、その場限りの関係で終わったりするかもしれない。


【創作物での雨宿り】


創作物では頻繁に用いられるシチュエーションであり、何かしらのイベント発生装置である。

雨宿りは特定の人物を二人きりの状況にして会話を交わさせるには丁度良い環境だからと言える。
雨宿りする組み合わせは「普段から親しい仲」「知り合い程度の仲」「気まずい仲」「その場で初めて会った仲」と何でもある。
知り合いなら仲良くするor仲直りするという場面が描けるし、初見なら交流してから後日再会するという場面を描ける。
また、「雨」というシチュエーションは心境表現でも用いられやすい描写であり、その辺も絡めて描くことも可能。

そしてこのシチュエーションが用いられやすいのは、ラブコメ要素のある作品。
男女が狭い環境に共にいるという事で、異性的な距離を縮めるキッカケとして描けるためと思われる。
他にも雨宿りしようと思ってたら、とある異性が傘やハンカチを貸してくれて……なんて場面も。

女性の服が雨で透けて下着が見えるなどの男性向けのお色気シーンも作られやすい。
また、男性が雨でぬれた服を脱いで肉体美を見せるという女性向けのお色気シーンだってある。

R-18要素のある作品だと、下着透け等から性欲を爆発させて性行為に至るという事もある。
バス停とか公共施設での性交渉だと、雨宿りじゃなくて最早青姦シチュエーションの分野になってくる。
着衣セックス(濡れ透けのオマケ付き)とか野外露出の要素も含めるため、かなり雨宿りとR-18の相性は良い。
レイプ物だと性行為後は雨の中に放置されるオチになるので、悲壮感も演出しやすい。
現にアダルトビデオや同人CG集でも雨宿りシチュエーションの作品が多いことから、需要の高さが見て取れる。

ミステリー作品で主人公が雨宿りをすると、高確率でその建物で殺人などの事件が発生する。
その後は大雨で警察の到着が遅れたり、土砂崩れで道が通行できなくなったりなどの理由でクローズドサークルものに発展する事も多い。




追記・修正は雨宿りしてからお願いします。

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