クモライオン

登録日:2020/03/20 Fri 02:31:55
更新日:2025/07/04 Fri 20:03:08
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ゲルショッカーの予告殺人に、仮面ライダーも逃れる事はできなかったな!

出典:仮面ライダー/東映/第87話「ゲルショッカー死の配達人!」/1972年11月25日放送


所属組織:ゲルショッカー
モチーフ:クモライオン
身長:198㎝
体重:59㎏
出身地:ケニアの草原
弱点:首
:辻村真人


仮面ライダー』の第87話「ゲルショッカー死の配達人!」に登場した怪人。


【概要】

ライオンの体力とクモの能力を合体した、ケニアの草原出身の合成改造人間。
ブラック将軍が立案した、ターゲットに予告状を送り付けて暗殺し、代わりにそっくりのロボットを送り込む作戦「T3号計画」の実行者。

顔が左右で右側が蜘蛛、左側がライオンの非対称のデザイン。
右側の目は蜘蛛の複眼になっているので、まるでお岩さんのように見える。
モチーフとなっている蜘蛛は女郎蜘蛛らしく、たてがみはボリュームがあってブロンドの髪のようになっている。

瞬間移動能力を使ってあらゆる場所に侵入し、口から吐く赤い糸でターゲットを締め上げて殺害する。
設定では人間を溶かしてしまう力があり、描写はないが*1本郷は襲われた青野博士を発見できなかったので、おそらく溶けてしまったものと思われる。
強度も高く、ライダーでも切るのは容易ではない。
身体能力も高く、ライダーを振り回すほどの力を持つ。

予告状を届ける「死の配達人」は、何か大物な雰囲気を出していたが、実際は単なる捨て駒に過ぎず、あっさり吊り天井で殺されてしまった。


【概要】

各界の要人に、死の配達人が「お悔やみ状」を届けてその通りに暗殺していく「T3号計画」。
まずは日本産業会会長の細谷勉を狙い、予告の通りに暗殺。
続いて、日本科学アカデミー協会会長の青野清博士にお悔やみ状を送り付ける。

しかし、博士の秘書のが少年仮面ライダー隊の隊員だった事から情報が伝わり、本郷とが急行。
だが、ブラック将軍が送り込んだ戦闘員に足止めをさせられてその内に青野博士の暗殺を成功させる。
後を追ってきた本郷が変身したライダーと戦闘になるが、その場は撤退。
暗殺リスト第3号として、立花藤兵衛にお悔やみ状を送り付ける。

本郷と滝が付きっきりで藤兵衛を守るが、時間になっても何故かクモライオンは現れない。
外の様子を見に出た本郷の前に死の配達人が現れ、本郷はそれを追いかける。
クモライオンが現れない事を滝が不思議に思っていると、何とお悔やみ状の藤兵衛の名前が消えて、代わりに本郷の名前が現れた。
全てはライダーを誘い出して始末するための罠だったのだ。
狙い通り、ライダーはクモライオンにトゲ付き吊り天井の「ゲルショッカー第13号処刑室」に閉じ込められ催眠ガスで眠らされてしまう。

吊り天井でライダーを串刺しにし、死体を確かめに行くクモライオンだったが、何と確かに串刺しにしたはずのライダーが動き出した。
ライダーは天井のトゲを叩き折り、串刺しから逃れていたのだ。

戦闘に突入するも手の内はすでにバレており、糸を吐く事もできず空中に蹴り上げられ「ライダーフライングチョップ」を受けて空中で大爆発した。

第98話で復活し、パルパル遊園地で姿を現す。
その後、尾行してきた滝を捕らえたがそのまま姿を消して、消息不明。


―――追記・修正を怠る者には死、あるのみ

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最終更新:2025年07月04日 20:03

*1 糸で締め上げた時に電流が流れるような効果音が流れた