北京ダック

登録日:2012/01/04(水) 23:12:58
更新日:2024/09/18 Wed 21:35:11
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北京ダックとは、アヒルを丸ごと炉で焼いた中華料理の一種。

パリパリに焼いたアヒルの皮をそぎ切りにし、小麦粉で作った薄餅と呼ばれる皮に、ネギキュウリ辛味噌を巻いて食べるものである。
パリパリ、サクサクに仕上がったアヒルの皮に、薄餅がよくあい絶品。北京料理を代表する一品と言えよう。

と言ったが、実は発祥は南京。
あくまで、北京において宮廷料理にまで発展したと言うだけなのだ。
しかし、分類としては北京料理で正解。

北京ダックに使うアヒルは、ムギやトウモロコシなどの高カロリーな餌を、ジョウゴなどで無理やり食べさせているのは有名な話。
動物愛護団体から苦情が来ているらしい。
それの影響もあってか、最近は自然養鶏場の鶏と同じように育てる事も多いらしいが。

また、日本人はよく誤解しているが、北京ダックは皮だけを食べて残りは捨てる……などということはしない
コース料理の中で、きっちりと残りの部分も消費されているのだ。
肉は肉料理に、骨はスープに(鴨湯)、肝臓や舌も揚げ物に、水かきまで茹でて食べてしまう。
皮を剥がれたアヒルさんも成仏できるだろう。

だから、安心して、サクサクパリパリと北京ダックを楽しもう。
個人的にはアヒルの肉入りのチャーハンで〆るのがオススメ。


■類似の料理

◆乳猪
広東料理の名品。
この場合の猪とは豚の事。
子豚を丸焼きにし、皮のみを食べるのは北京ダックと同じ。まだ乳のみを飲んでいる子豚は臭みもなく絶品である。
ちゃんと身も食べるので安心しましょう。



追記、修正は食材を余す所なく使用したフルコースを作ってからお願いします。

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最終更新:2024年09月18日 21:35