森の姫・ミストリナ(shadowverse)

登録日:202006/03 (水曜日) 23:56:49
更新日:2020/06/30 Tue 12:39:00
所要時間:約 ? 分で読めます






「存分に揮って見せますわ!」

本項目ではスマートフォン/PC向けTCG「Shadowverse」に登場するミストリナについて説明する。

概要

大自然の世界『ナテラ』の姫。姫様らしい気品のある言葉遣いでありながらも、一人で戦う勇敢さや実力を併せ持つ。
天然な部分も多々見受けられ、考えること自体はあまり得意ではない様子。しかし着眼力はかなりのもの。
穏健派<<スコル>>に所属しながらも過激派<<マーナガルム>>の考えにも理解を示しているようだ。
ビジュアルは獣の耳と尾の生えた美少女。どう見てもライオンの父とは大きく異なるが、ヴァイディほどかけ離れてもいない。

父のベイリオンとの親子仲はさほど良くない様子である。ミストリナは父を避けるような性格ではないので、不器用なのはベイリオンの方なのだろうか。
叔父のヴァイディには度々会いに行っているようだ。しかしヴァイディ側は血縁関係を否定している。




メインストーリーの「自然鎮魂編」に登場しているが、まずは彼女のカードの性能の解説に入ろう。


カードとしてのミストリナ

  • 森の姫・ミストリナ
6コスト フォロワー ロイヤル ゴールド 自然
アクセラレート 1;輝ける剣撃1枚を手札に加える。

4/6
守護
ファンファーレ 輝ける剣撃1枚を手札に加える。「相手の場のフォロワーの数」が自分より多いなら、自分のPPを2回復。

  • 輝ける剣撃
2コスト スペル ロイヤル ゴールド 自然
攻撃力最大の相手のフォロワー1体に3ダメージ。自分の場にナテラの大樹があるなら、3ダメージではなく5ダメージ。(攻撃力最大のフォロワーが複数いるなら、その中からランダムに1体)
ランダムな自分の森の姫・ミストリナ1体は疾走 を持つ。


  • ナテラの大樹
1コスト アミュレット ニュートラル ブロンズ 自然
ファンファーレ 自分の場に他のナテラの大樹があるなら、ランダムに1つを破壊する。
ラストワード カードを1枚引く。


カードパック第14弾『森羅咆哮』のゴールドレアとして実装。
条件を満たせば「PP6で、相手の盤面の大型フォロワーを処理しながら4/6守護持ちフォロワーが疾走する。」という強力なムーヴを行える。
自然ロイヤルにおいて中盤の盤面処理や、フィニッシュ手段になり得る。またベイリオンの効果が発動していれば「王の一閃」を生成することも可能。
ナテラの大樹がなくてもある程度の役割を持てるので、自然ロイヤルではない別のロイヤルデッキにも入れることはできる。
またアクセラレートもあるので、序盤で手札に溜まってしまってもダメージは少ない。

欠点としては、PP回復効果の発動条件が相手の盤面に依存することと、
体力6以上の守護フォロワー(VEC環境ではシヴァや進化後の母なる君、ミラーのミストリナなど)に弱く、対策しやすいところか。


  • 相性のいいカード
  • 王たる光・ベイリオン
登場カードパック 森羅咆哮
4コスト フォロワー ロイヤル レジェンド 自然
4/4
守護
ファンファーレ このバトル中、自分のリーダーは「自分のターンごとに1回、自分のPPがカードの能力で回復したとき、王の一閃1枚を手札に加える」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。
(進化後)
6/6
守護
進化時 自分のPPを1回復。

  • 王の一閃
1コスト スペル ロイヤル レジェンド 自然
自分のフォロワー1体を+1/+0する。
自分の場にナテラの大樹があるなら、+1/+0するのではなく、+2/+1する。


父親。自然ロイヤルの要なので相性がいいのも必然か。
その他自然ロイヤルについてはベイリオンの項目で説明している。


メインストーリーでのミストリナ

アリサたち一行は、本来はテトラに導かれて鋼鉄の世界アイアロンに行くはずだったものの、管理者ネルヴァの干渉を受けて、アリサ、エリカ、ローウェンイリスの4人は大自然の世界「ナテラ」に飛ばされてしまう。
「自然鎮魂編」ではその4人と、ナテラに住む登場人物が中心で話が進んでいく。

ナテラは「母なる君」により創造され、彼女により多くの命が生み出された。加えて彼女は森のエネルギー「マナ」を生み出しており、ナテラの民は彼女によって生かされているのだ。しかし母なる君は何かしらをきっかけに暴走してしまう。その結果、マナは枯渇し、森は穢れて荒れ果てようとしているのだ。
ナテラの民は母なる君への対処をめぐり、穏健派<<スコル>>と過激派<<マーナガルム>>の二つの勢力に別れており、森のあちらこちらで闘争が行われている。


ミストリナは、そのナテラの王であるベイリオンの娘。
姫という立場にありながら一人で行動し、積極的に戦闘している。
天然で考えることは苦手だが、人を見る目は鋭く、発言も的を射ていることが多い。
ベイリオンが頭首である穏健派<<スコル>>に所属しているが、過激派<<マーナガルム>>の意見にも耳を傾けている。
また、「マナ」を操る力を持って生まれており、自信が少し特殊なのを自覚しているようだ。


ロイヤルフォロワーから分かる通り、アリサたち一行で一番彼女と関わるのはエリカ
今まで協調性や思いやりに欠ける言動が多かったエリカだが、このミストリナとの出会いにより彼女は大きく成長していく。

エリカがナテラに着いて最初に会ったのがミストリナである。

「……わたくし、記憶力には自信がございませんが、それにしても、見たことのない顔ですわね。どこのどなたですの?」

この質問に答えるエリカだが、聞き覚えのない名前に加えみたことのない服装のエリカをミストリナは不思議に思う。そこに穢れた精霊が姿を現す。エリカはミストリナの制止を振り切り、その精霊と戦うのだった。
精霊を処理したあと、ミストリナの興味は再度エリカに向く。エリカは自分が別世界から来た人間であることをミストリナに話した。信じがたい話であったはずだが、ミストリナは一切驚くことはなく、エリカの言葉を受け入れた。

その上でミストリナはエリカにナテラを案内しようとするが、エリカの指摘によりミストリナが自身を名乗っていないことに気付く。ミストリナは自分が森の姫であることをエリカに話すのだった。
アレスター王国ではメイドとして姫様に仕えていた身であるエリカは、その肩書を聞いたときに姫様の姿が頭をよぎる。その上で姫であるミストリナへの態度を謝罪するが、ミストリナは何も気にしてないような様子を見せ、エリカとミストリナは互いを呼び捨てで呼び合う関係になった。

ミストリナはエリカにナテラの現状や穏健派<<スコル>>と過激派<<マーナガルム>>について説明する。その矢先マーナガルムに強襲される。エリカは彼らを追い払うが、狙われやすい身でありながら出歩くミストリナを不思議に思うのだった。ミストリナはそんなエリカにこう答える。

「ですが守られてばかりで何ができますの?」

「誰よりも前に立ち、誰よりも率先して下の者を導く。それもまた、上に立つ者の役目。そうは思いませんか?」

この言葉にエリカは、「姫様という立場は必ず誰かに守られるべき」と考えていたことを見つめ直す。ミストリナは少し遠方のスコルとマーナガルムの争いを止めるために先に行ってしまうが、残されたエリカに近づいてきたのはラティカだった。
エリカはラティカと話すうちに、「主従関係も一方的に守るのみでなく、守り守られ合うもの」という考えを聞き、自身と姫様もそうであったと気付く。
その後ラティカからアリサの身に何かがあったことを聞く。ここでエリカはミストリナと再会する。ラティカはアリサを探しにこの場を離れ、エリカは再度ミストリナと行動する。
この時にエリカはミストリナにテトラについて聞くが、ミストリナは当然彼女を知るはずがなかった。そう、ここでエリカは自分が「アイアロン」ではない世界に飛ばされたことに気がつくのだった。焦るエリカだったがミストリナは、やり取りの中からエリカの闇に気がつき、そこを知ろうと思うようになる。そして

「剣は口ほどに物を言う、とは言いませんけれど。……剣を交えれば、あなたのことも分かる気がしますの。いかが?」

と、エリカと手合わせを願うのだった。初めは姫様を傷つけるわけにはいかないと、躊躇っていたエリカだが、ミストリナの言葉を聞き入れ、その一戦を受け入れるのだった。
その戦いの中でエリカは想像以上のミストリナの強さに驚くが、一方のミストリナはエリカが暗殺術を隠し持っていることを確信し、エリカに暗殺術を曝け出させる。この技は元暗殺者であるエリカの罪であり血塗られた過去の証……。ミストリナはそれを見た上で、エリカの真実を知る。
エリカはこの過去に囚われ、このことを姫様に隠して忠義を誓い、さらにはイズニアで仲間だったはずのアリサと敵対してしまったことも打ち明ける。 (イズニアでの出来事に関する詳しい経緯はリオードの項目で)
イズニアでの衝突についてアリサは特に気にしたような素振りを見せていないものの、エリカの中ではまだアリサを斬り付けたという大きな後悔が残っていた。
それを聞いたミストリナは、

「そうですわね。確かに、許されませんわね。だって、わたくしが許すわけではありませんもの。
過ちを犯し、過ちを重ねたならば……その相手に、ごめんなさいとするべきですわ。そうすれば、相手の方が許してくれる。違います?」

「……そう、上手くいくのでしょうか。」

「さぁ。ですが、試しましたか?」

とりあえず、申し訳ないと思った相手に謝罪することを提示し、こう言うのだった。

「己を抑えつけるかのような、理性的な剣。暗闇を這いずるかのごとく、殺意に濡れた剣。どちらが本当のあなたなのかは、分かりません。
ですが、どちらもあなたの中にはあるのです。であるならばーー理性的なあなたを、信じてみるのもいいのでは?」

そう聞いたエリカはアリサに会い、過去を打ち明けた上で謝罪すると決めるのだったーー。とそこにラティカが現れる。

「忘れ物とりにきたわー。」

ラティカはそう言うとエリカを抱いて、アリサのいるところへ跳んでいった。一方でミストリナはエリカのことを放って置けなく感じるようになる。


アリサと再会したエリカは、「ヴァイディと会って話がしたい」と言うアリサに同行する。
その最中にエリカはミストリナに言われたようにアリサに自身の穢れた過去を打ち明けた上で謝罪したのだった。

「……アリサさん。本当に、申し訳ありませんでした。」

「……貴方に刃を向けたこと。貴方の敵となったこと。貴方と……語らおうともしなかったことです。」

アリサの返答はーー

「私、エリカさんの過去のこと、分からないかもしれません。私、森で生きてきて……そんな辛い想い、してないですから。」

「でも……でも、今のエリカさんのことなら、分かります。エリカさんが悲しんでることも……分かりますよ。」

「だって……仲間じゃないですか。エリカさんも、私も、大切な人のためにここまで来たんですもん。」

アリサは始めからエリカを責める様子ではなかったが、エリカを許して仲間として再度受け入れたのだった。
そこにマーナガルムの参謀であるムニャールが通りかかる。アリサは彼(?)に「ヴァイディさんに会いたい」と声をかけるが、警戒したムニャールはマーナガルムの一般兵を招集、アリサとエリカの足止めを命じた。
エリカはアリサを先に進ませるため、マーナガルムの一般兵たちを一人で迎え撃つのだった。ここから再び二人は別行動になる。


アリサはヴァイディのもとに到着したはいいが、ヴァイディの触れてはいけない話に触れてしまい、彼を怒らせてしまう。
ヴァイディの突然の攻撃に追い詰められるアリサだったが、そこにミストリナが駆けつける。

「森の影、どれだけ命を蝕むおつもりですか。」

「森の姫、それは君に関係のないことだ。」

「ありますとも!この森は、わたくしの森でもありますから!」

そしてミストリナはアリサに「ここはわたくしに任せて、お逃げください。」と伝え、アリサを逃すのだった。
そしてミストリナはヴァイディと対峙するーー。


一方、マーナガルムの一般兵を退けたエリカはアリサを追う。しかしエリカが見つけたのはヴァイディと対峙するミストリナだった。危険を感じたエリカはミストリナの助太刀に入り、ヴァイディと交戦する。
ヴァイディの力は圧倒的で、また彼の呪いの力によりエリカの剣も徐々に切れ味を失っていってしまう。ヴァイディの力は触れたものを腐敗させていくものだとミストリナは言うのだった。
その矢先ヴァイディの一撃がミストリナに命中する。倒れたミストリナを見てエリカは全力でヴァイディに斬りかかるが、一方で顔色が悪く呼吸が荒くなっていくミストリナが心配になり、これ以上戦いを続行できないと判断する。エリカとミストリナはそこに駆けつけたスコルの一般兵たちの助けもあり、ヴァイディの元から退く。


「うっ……不覚をとりましたわ……。格好つけて、助太刀したのに……無念……。」

ヴァイディの呪いは強烈で、ミストリナの操るマナの力でも回復できない。エリカは重傷のミストリナを癒しの泉に連れていく。
癒しの泉に到着し、ミストリナは一人泉の中へ進んでいった。エリカはミストリナを待ちながら物思いに耽っていた。

「……ミストリナ。大事ないでしょうか。もし……。……もし。あのままーー。」

「ーー華麗に復活、ですわ!ふぅ!生き返った!」

ミストリナが普段の調子で帰ってきた。本当に大丈夫なのかーーエリカがミストリナに聞くと。

「えぇ、ピンピンしてますわ!いつものことですので、お気遣いなく。」

「……いつものこと?」

そう、ミストリナがヴァイディと交戦し、致命傷を負い、マナの力や癒しの泉で治癒する。これはいつも通りの流れだったのだ……
これを聞いたエリカはーー

「あたっ!?ど、どうして叩くのですか!?」

とミストリナを引っ叩きながらも……

「……だったらそうと、先に言って下さい。」

目には涙を浮かべていた。
過去に暗殺者の仲間を失い、蘇った最後にして最強のヴァンパイアであるユリアスを封印する代償として姫様も亡くなってしまう可能性があり、イズニアでは自身に寄り添って居場所を与えてくれたリオードが死に……と大切な人をたくさん失ったり失いかけたりしてきたエリカは、今回の件でミストリナまでもいなくなってしまうのではないかーーと、本気でミストリナを心配していたのだった。

「……ごめんなさい。ちょっと、いえ、その、大層……わたくしが悪かったですわ。」

ミストリナは自身の軽はずみな言動を謝り、「わたくしのこと……嫌いになりました?」と聞くが、エリカはミストリナを許し、こう返すのだった。

「……そんな簡単に、嫌えません。貴方には、色々なことをーー。」

ーーその時、母なる君が咆哮を上げる。「母なる君が4度咆哮を上げた時にナテラは滅ぶ」という言い伝えがナテラにあり、これはもう時間が残されていないと言う合図だった。
同時に母なる君に対して対話か刃か……どちらで対処するか、スコルとマーナガルムの最終決戦が始まろうともしていた。ミストリナは「自分の為すべきこと、この世界の命を守ること」「そしてそれを妨げるものと対峙すること」を優先して行動を開始する。
一方でエリカは「仲間、まずはアリサと合流すること」を決める。ミストリナはエリカを先に進ませるため、足止めするマーナガルムの一般兵たちを一点に引きつける。

「今日も明日も明後日も、あなたがたに捕まることなどありえませんし……世界はずっと回るのですわ。わたくしの刃は、そのために輝くのですから!」


対人関係

父ベイリオンとはあまり仲がいいとは言えない。ベイリオンはラティカからミストリナの安否を聞いており、無事を聞いたときは安堵している。

ラティカとは主従関係だが、主従関係というより仲の良い友人のような間柄である。ミストリナはラティカから「あー、ミストリナか。イイヤツっしょ。ちょっとアホだけど。」と評されている。



+自然鎮魂編、最終章のネタバレ
エリカはアリサと合流し、アリサの言葉と意志のもとで「スコルとマーナガルムの争いを止めること」を目的に行動を開始する。偶然か必然か、ローウェンとイリスもそれぞれの場所で同じことを目的に行動を開始していた。
エリカは、アリサがベイリオンのもとへ行けるようにナテラの民の相手を引き受ける。スコルもマーナガルムも関係なく斬り伏せるエリカだったが、その目の前に現れたのはミストリナだった。

「あら、エリカ。また暗い顔ですの?」

スコルもマーナガルムも敵に回したエリカにとって、スコルのミストリナは敵対関係ーーそのような素振りを見せるエリカだが、

「斬られませんわよ。だってエリカ……あなたの剣は、まだーー」

「ーーまだ、想いがこもっていませんから。」

そういうとミストリナは近づいていた穢れた精霊に斬りかかる。エリカはミストリナとともに、穢れた精霊と戦うのだった。

このカードバトルの相手は初期PP4で始まる難敵だが、ミストリナがカードとして力を貸してくれる。



「エリカ、準備はよろしいかしら?」


「問題ありません。」

  • 導く者・ミストリナ
コスト3 ロイヤル フォロワー レジェンド 自然
2/2
このフォロワーへのダメージは0になる。
このフォロワーは、他のカードの能力(攻撃力/体力への能力は除く)を受けない。
攻撃時 フォロワーへ攻撃したなら、自分のPPを「自分の場の他のフォロワーの数」と同じだけ回復。


除去されないだけでなく、相手フォロワーを攻撃すればPP回復効果を発生させることができる。
そのため自然ロイヤルとは極めて相性が良く、バフカードとも相性がいいため他のデッキタイプでも戦いに貢献してくれる。
ちなみに分身の術

  • 分身の術
2コスト スペル ロイヤル ブロンズ
自分のフォロワー1体を選択して、同名のフォロワー1体を場に出す。それは突進 と「自分のターン開始時、このフォロワーは消滅する」を持つ。

を導く者・ミストリナに使うと、ミストリナの効果で消滅が発動せず、ミストリナが増殖する。演出的には台無しだが相手をコンスタントに追い詰めるのには有用な手段である。


この戦いの後、ミストリナは自身がマナを操る力を持ってして生まれたことをエリカに話す。ミストリナはこの力を、この世界のために使うと話すが、一方でエリカに「その剣を何に使いますの?」と聞くのだった。
アリサの想いではなく、エリカ自身の想い……エリカは自分の中にある答えを求めて先に進んでいった。


その後ミストリナは、決戦を控えた父ベイリオンの目の前に姿を現している。
ミストリナとベイリオンの詳しいやりとりや、二人のベイリオンとヴァイディの決着についてはベイリオンの項目を参照。


その場を移動したミストリナは、マーナガルムの兵長であるジーナと交戦していた。
マーナガルムの参謀であるムニャールが、スコルとマーナガルムの戦いが終わったことを2人に報告したことでこの戦いは終わったが、ミストリナは時間が残されていないナテラを救うべく、母なる君の元へ急行するのだった。

一方でアリサたち一行も合流し、4人は母なる君のもとへ急いでいた。その途中でローウェンとイリスは、アリサとエリカを先に行かせるべく、穢れた精霊たちの相手を引き受けた。アリサとエリカは母なる君のもとへ急ぐ。
母なる君のもとに着いた二人だったが、母なる君はマナの力で作られた障壁の中に佇んでいた。この障壁を前になす術のない二人だったが、そこにミストリナが駆けつける。

「あの障壁、恐らくは、マナで造られたもの。ただの剣や弓矢では、対抗できずとも当然。しかしーーわたくしはマナを操ることが出来ますから。突破も可能、ということですわ。」

マナの力で障壁を壊すには準備が必要なため、その間の時間稼ぎとしてアリサとエリカは母なる君と交戦する。
そしてミストリナの準備が完了する。

「母なる君。わたくし、この剣に全てを込めますわ。ですからーーしっかりと、受け止めてくださいましね!」

「ーーナテラのマナよ!我が下に!輝く剣となりてーー我が道を、切り拓きたまえッッッ!」

この一撃で母なる君を囲う障壁は破られた。一方でミストリナは、自分の全てを出し切り絶命寸前であるような様子を見せるが、

「……っ、その手には乗りませんよ」

エリカはそれが演技であることを見抜いていた。ミストリナの負担が大きく、しばらく戦えなかったのは事実だが。
そしてアリサとエリカは母なる君に、自分たちの互いを信じる力を見せつけ、母なる君は再度人を信じるようになり浄化される。母なる君はアリサとエリカに大いなる加護を与え、再度眠りについた。
これによりナテラの滅びは避けられた。ナテラに蔓延っていた穢れも少しずつ解消されているようだ。


ーーそれからアリサたち4人は、ユアンたちとの合流のためにナテラを離れる。

「またいつでもいらしてくださいね。わたくし、心待ちにしておりますから。」

ミストリナは4人にそう告げて見送るのだったが……。


「あーあーあー。聞こえてるか?オイ、聞こえてんのかわかんねーなぁ。まぁいいや、ありがたく聞け。
ここに巣食う命共、地べたを這いずる虫ちゃんたち。跪け。降伏しろ。いやしなくたっていいけどね、どうせ同じことになる、スクラップだ!
刻め、我が名はベルフォメット・アーデライト。このナテラーー私がもらってやるよ。」


ーーナテラでまた新たなる戦いが始まろうとしていた。


+天地侵略編
突然のベルフォメットの声にアリサたち4人は転移をやめてナテラに残り、ベルフォメットと戦うことを決める。
ミストリナはエリカと合流し、ベルフォメットが召喚した触手と戦闘していた。しかし触手は頑丈で、ミストリナの攻撃もエリカの攻撃も効果がなかった。
しかしそこに伝令として現れたムニャールが触手の弱点を報告。触手の無力化に成功する。

ただ、完全に倒せたわけではない。ミストリナはエリカに「倒すならやっぱり、エリカとアリサさんですわね。」と言うのだった。

「あなたにはもう、大いなる加護がついている。だから、心のままにマナを振るえばいいですわ!」

母なる君からの加護を得た二人なら、この戦況も変えられるーーミストリナはエリカとアリサを信じ、エリカを先に進ませるのだった。
ミストリナはその後ジーナと合流し共闘していた。

その後、異なる種の触手も姿を現してナテラはより混乱していくがアリサとエリカがマナの力を解放。アリサの風の力とエリカの炎の力により、ベルフォメットの触手を一掃することに成功する。

しかしベルフォメットの侵略はさらに進行。ナテラとアイアロンの歴史的なつながりを知ったベルフォメットは機械歩兵や超大型機械兵である女神<<エリネイス>>を蘇生。ナテラ全土で戦いは過激になっていく。

一方でアイアロンから ユアンイザベルルナユリアスモノテトラエンネアの7人が駆けつける。少しずつ逆転の兆しが見えるようになってきた。
ミストリナはラティカと共に戦闘。異界の勇者であるアリサたち一行を信じた。

最終的にアリサたちは激戦の末、ベルフォメットを撃破する。ナテラの崩壊は免れたのだった。


ミストリナは次の世界に旅立つアリサとエリカの前に、ラティカを連れて姿を表す。

「……そうですね。それじゃ、みんなでぎゅっと抱き合いましょ!」

「あら!それはとってもいい考えですわ!ね、エリカ!」

「お断りします!」

「なんでですか〜!?」「なんでですの〜!?」

「ふふっ。めっちゃ草。やっぱいいねー、平和って。」

これで機械反乱編、自然鎮魂編、天地侵略編に続いたこの物語も終わりである。

  • その他関連カード
第16弾カードパック「ナテラ崩壊」(以下WUP)では、メインストーリーのキャラが描かれたスペルが全クラスに実装されている。
ロイヤルクラスには、エリカとミストリナとベイリオンが描かれているスペル「信念の剣閃」が存在する。


「隙だらけです!」


「受け止めてくださいまし!」


「我が後に続け!」

  • 信念の剣閃
3コスト スペル ロイヤル ゴールド

  • エリカの戦技
  • ミストリナの刃
  • ベイリオンの号令

このコストと同じだけ自分のPPを消費して、チョイスしたカードとしてプレイする。
エンハンス 6;チョイスではなく、クイックブレーダー2体を出す。ランダムな相手のフォロワー1体に5ダメージ。自分のフォロワーすべてを+1/+1する。

  • エリカの戦技
0コスト スペル ロイヤル ゴールド
クイックブレーダー2体を出す。

  • クイックブレーダー
1コスト フォロワー  ロイヤル ブロンズ
1/1
疾走

  • ミストリナの刃
0コスト スペル ロイヤル ゴールド
ランダムな相手のフォロワー1体に5ダメージ。

  • ベイリオンの号令
0コスト スペル ロイヤル ゴールド
自分のフォロワーすべてを+1/+1する。

エリカの戦技は実質3コス2点疾走による攻め。ミストリナの刃は処理。ベイリオンの号令は盤面強化に有効。
さらにエンハンスにより6コストで使用する場合、相手のフォロワー1体に5ダメージを与えながら、2/2のクイックブレーダー2体を召喚し、他のフォロワーも+1/+1するという、驚異的なコスパを発揮する。
WUP環境では他クラスに比べてロイヤルはあまり振るわない苦境に立たされているが、このカードを始めとして「強くはあるが他クラスの切り札ほどではない」カードが多いため、
後の環境変化次第では猛威を振るうことになる可能性もある。

また、アグロデッキやアグロプランも視野に入れた構築の機械ロイヤルデッキ等では、このカードが最後の一押しになることも多く、
このカードを切り札の一枚として採用し、WUP環境でも実績を出しているロイヤルデッキユーザーもいる。



「……そうですね。それじゃ、みんなで追記・修正しましょ!」

「あら!それはとってもいい考えですわ!ね、エリカ!」

「お断りします!」

「なんでですか〜!?」「なんでですの〜!?」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/