楓/ルーシー

登録日:2020/06/26 Fri 00:59:26
更新日:2024/04/15 Mon 00:53:47
所要時間:約 20 分で読めます


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2004年5大ヒーローヒロイン DNAの声 Lilium お前のようなヒロインがいるか お前のような主人公がいるか どんなに嫌われても、どんなにいじめられても、どんなに虐げられても、それでもやっぱり一人じゃさみしいんだ にゅう みんなのトラウマ やべーやつ エルフェンリート エロ クイーン・オブ・不幸 グロ コラボ系作品救済候補 ダークヒロイン ツンデレ ディクロニウス ディクロニウスのやべーやつ デビルマン トラウマ ドS ネタバレ項目 ピンクの悪魔 ミトコンドリア・イヴ ミュータント ヤンデレ ラスボス ラスボス系ヒロイン ルーシー 不器用 不幸 不幸な人間からも蔑まれる女 不幸系ヒロイン 主人公 人間絶対殺すガール 人間臭い 仮面ライダーシン 加害者にして犠牲者 加害者にして被害者 哀しき悪役 声優の本気 多重人格 完全なる涙腺崩壊兵器 小林沙苗 巨乳 心の痛みを判る人 悲劇のヒロイン 悲劇の主人公 愛を知らない女 愛故に苦しんだ女 故人 救いがない 新人類 死亡ルート確定 殺人鬼 涙腺崩壊 猫耳←角 自己嫌悪 自己犠牲 角女 誰より愛情を渇望していた女 逆主人公補正 風祭真の後輩


・・・その程度で私を殺すつもりか?

楓/ルーシーとは『エルフェンリート』に登場するキャラクターで、同作の主人公である。
ここでは別人格の「にゅう」についても記述する。

CV.小林沙苗(別人格である「にゅう」も兼任)


概要


身長:162cm
体重:48kg
年齢:18歳

人類・ディクロニウスのミトコンドリア・イヴであり、生殖機能を持った唯一の個体。ベクターを駆使し、自身やコウタ達の命を狙う敵や刺客を殺し続ける殺人鬼。なお、「ルーシー」という名前は国立生態科学研究所に捕われていたときにつけられたコードネーム*1である。
服装はよく変わるが、容姿は猫耳に酷似した肌色の角に桃色のロングヘアの巨乳、といった感じ。原作・アニメの終盤では、幼少時代と同様のショートカットになった。
また目付きも肉食獣の如く鋭いが、幼少期や風邪を引いた際には優しいものになっている。

様々な出来事を経験し精神面で憔悴し切ったこともある為か基本的に男勝りな口調かつネガティブシンキングでやさぐれており、自分達の私利私欲の為に誰かの自由を踏み躙る連中や戦闘に快楽を見出す戦闘狂達に対し蛇蝎の如く嫌悪している。また、彼等を直接殺害することも厭わない為非常にハード且つ容赦ない言動が目立ち、コウタと動物(特に犬)以外は誰に対しても心を閉ざしている
だが彼女の本来の性格は、自分の大事な存在や無関係な人間を戦いに巻き込もうとはせず、例え自身を犠牲にしても守り抜く思いを秘めた少女である。それでも誰かに自身の思いを伝えるのが非常に不器用なことで思い悩んだり、自分の境遇やコウタへの思いに耐え切れず、顔を赤らめたり涙を流したりと年相応な少女としての一面も。
また、過去の件で何があっても「コウタと動物は傷つけず、蔵間に関しては敢えて殺さない」と決めている。

物語序盤の研究所脱走時に、頭部に銃弾による衝撃を受け記憶喪失になるのと同時に人格が分裂。分裂した人格である
「にゅう」が生まれた以来、頭部に衝撃を受けたり、心理的に強いショックを受けた時等で人格が入れ替わるようになった。また、2つの人格で記憶の共有はできないらしく、お互いが別人格でいた時の記憶が無い模様。
後に角沢教授に拉致された事件がきっかけで記憶を取り戻したが、それはルーシー自身のコウタ達に対する贖罪の為の戦いの始まりでもあった。


技・能力


__射ちなよ。

幼少の頃から人間達と激しい戦闘を繰り広げただけあって、目まぐるしく変化する戦況に即座に対応可能。

  • 複数であっても相手の銃器の引き金を引く前にベクターの範囲内に接近し瞬殺
  • 坂東ナナとの戦闘ではそれぞれ「ベクターの範囲外から攻撃する板東に対し近くにあったマシンガンで狙撃」、「マユを逃がそうとしたナナを彼女の左足と右手の指を切断」したことで形勢逆転し勝利
・・・など合理的且つ相手の息の根を止めるのに最適な戦法を用いる。
だが、戦闘ではベクター任せであるためか体術や徒手空拳を全く行わない。また蔵間に平手打ちを喰らった際には吹っ飛ばされた為、自身の耐久力やパワーは同年代の人間の少女と変わらないと思われる。その為、マリコの様な自身のスペックより上回る敵と相手した際には苦戦する描写も見受けられた。

  • ベクター
ディクロニウスが共通して持つ特殊能力。細胞同士を繋ぐ力を使い形成された、先端が人間の両腕の形をした透明な触手。通常は人間には視認不可だが、波動が強いときに限り目視できる。触手の本数や長さはディクロニウスごとに異なり、長さが短いほど力が強い。そのため、作中では総合力でルーシーが最強とされている。ルーシーのものは最大本数が4本で、射程は全ディクロニウス中最低の約2m。
高周波による微振動発生で敵の殺傷をすることができるのは勿論、多少熟練すると外傷なく内部の血管のみを引きちぎり殺害することも可能。またベクターで物体を投擲した場合、人間程度であればシャーペンでも殺害可能なので、戦闘の際は周辺に物体が全く無い状態にすることも重要。
応用として銃弾、爆風などの物理攻撃をそらせるが、鉄球など質量が大きく運動量の高い攻撃は減速してダメージを抑えている。またベクター同士の場合は防ぐこともそらすこともできないが、互いに掴むことは可能。
元々は人間の進化の過程で生み出された新たな生殖器官であり、人間の男にベクターウイルスを直接植え付けるためのパイプとしても使用される。
弱点は、本体が強い痛みを感じている時やベクター封じで封じられているは出せなくなること、また自身の限界を超えて使いすぎると体組織が崩壊し身体が溶解してしまうことである。

  • ベクターウイルス
レトロウイルスの一種。人間の男のみに感染する。空気に触れると死滅してしまうため通常はベクターをパイプとし、直接植え付ける方法で感染させている。
また、感染した男は交配すると(生殖能力を持たない)ディクロニウスしか産めなくなるため去勢する必要がある。

ディクロニウスが共通して頭部から生やしている突起物。肌色で猫耳のような形状をしていたため、読者及び視聴者から単なるコスプレの一環かと思われた。だが、ルーシーやディクロニウス達の素性を知った際は絶望した模様。
攻撃手段として用いたシーンは皆無。折られると弱体化はしないものの、
断面から出血し、白目を向き悶絶する程の激痛が迸る様子であった。
アニメ版では折られたままだったが、漫画版ではルーシー再覚醒と共に折れた角が再生。一時角の長さが伸びていた。

他にもディクロニウスが共通する器官として、卵ほどの大きさに発達した松果体がある。脊椎動物等では、主にメラトニン(睡眠ホルモンの1種)を分泌し脳に直接光の刺激を伝える第3の眼とも言うべき脳の器官である。本作ではディクロニウスの身体構造が基本的にヒトと変わらないため、主にベクターを発現や大脳との相互伝達によるコントロールの制御器官としての役割を担っていると思われる。


にゅう

にゅう!

ルーシーの別人格で、彼女が「角がなければこうありたかった」と無意識で願っていた自身の投影。本人とは異なり、明るく人懐っこい性格。当初「にゅう」としか喋れなかったことからコウタが名前をつけた。髪型はショートヘア。

最初は赤子同然の知識で「にゅう」と喋ることしかできなかった。特に初めて楓荘に連れてこられた際は、床で失禁をやらかした。しかもアニメ版でもノーカットで流された。作者故仕方が無い。徐々に言葉と生活習慣を覚え、半年後には普通の少女となんら変わらない会話レベルと節度を身につけた。ただ、コウタの腕が自分の胸に触れたことが切っ掛けで女性の胸(特にユカのような巨乳)に興味を示し、楓荘の住人の胸を触ることもしばしば。

基本的にはこの人格が出ている状態ではベクターを使えないが、物語後半で角沢長官に捕獲された際にルーシーを知ったことでベクターを発動。以降、にゅうの人格のままでもベクターを使えるようになった。






私はずっとwiki籠りのみんなを忘れない、私はずっとずっとあの項目でみんなと編集するのを待っている

もしいつか生まれ変わったら、今度はいい子になるから

だからずっとみんなのそばにいられればいいな_____

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最終更新:2024年04月15日 00:53

*1 実在で1974年に発見された猿人・アウストラロピテクスの女性の化石が由来。ラミダス猿人アレディに次ぐ黎明期の人類だが、ホモ・サピエンス直系の先祖ではない。

*2 ルーシーが自分を優先し過ぎてコウタの素性を理解する姿勢が無かったもあるが、彼女を夏祭に誘わなかったり従兄弟の性別で嘘ついたコウタも自業自得と言える。

*3 原作漫画では最終回で彼女の個展が開かれていたことから生存が確認。アニメ版では不明。