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イエズ

登録日：2020/06/30 Tue 15:41:44
更新日：2025/05/21 Wed 16:36:25
所要時間：約 3 分で読めます



ミラーマンの光エネルギーを、全て吸い取ってしまう怪獣がやって来た！


『ミラーマン』の第49話「怒りをこめたこの一撃」に登場した怪獣。


出典：ミラーマン/円谷プロ/第49話「怒りをこめたこの一撃」/1972年11月12日放送

身長：47m
体重：3万8500t
出身地：惑星X
別名：吸盤怪獣


【概要】

対インベーダー用の戦略施設である、宇宙防衛基地の破壊を企むインベーダーが出現させた怪獣で、宇宙防衛基地を襲撃した宇宙船から出現した。
全身に吸盤と、背中に巨大な四本の触手を持つ、タコが巨大化したような姿の怪獣。

最大の武器は背中の触手。触手に付いた吸盤にはミラーマンの光エネルギーを吸収する力があり、ミラーマンの必殺技を使用不能にしたほか、エネルギーが切れると体内のエネルギー時限爆弾が爆発するという弱点を突いてミラーマンを倒そうとした。
この触手は、切断されてもイエズの意思で自在に動き回ってミラーマンを攻撃する事ができ、元の場所にくっついて再生する。
エネルギー吸収のほかにも、電撃を流して攻撃する事もできる。
ミラーマンは、触手が大きな武器と見てすぐに無力化させようとしたが、その心理につけ込む罠として機能している。

両目と口からは白い破壊光線を発射し、ジャンボフェニックスを撃墜したり、宇宙防衛基地の施設を破壊して回った。
地中に潜って自由に動き回る事もできる。


【概要】

対インベーダー用の重要施設である、宇宙防衛基地を破壊しようとするインベーダーは、まず第一宇宙防衛基地を宇宙船で襲撃。
基地を破壊して行くが、SGMのジャンボフェニックスの攻撃を受けると怪獣「イエズ」を出現させる。

両目からの破壊光線でジャンボフェニックスを不時着させ、とどめを刺そうと迫るが、そこにミラーマンが駆け付ける。
背中の触手が大きな武器と見たミラーマンに「スライサーH」で触手を切断されるが、切断された触手を操ってミラーマンを奇襲。
ミラーマンの光エネルギーを吸い取ってエネルギー切れに追い込んで必殺技を使用不能にし、ミラーマンを撤退させて基地を破壊すると地中に潜って姿を消す。

その後、今度は第二宇宙防衛基地に出現すると再び破壊活動を開始。
インベーダーは安田の妹の愛子を洗脳して京太郎を殺そうとするが失敗し、ミラーマンが登場して戦闘に突入。

今度は、ミラーマンの「スライサーH」で触手を切断された後すぐに「ミラーナイフ」で始末されてしまう。
触手を失って弱体化し、口からの破壊光線も「ディフェンスミラー」で防がれて「必殺水平斬り」で頭を切断されると、とどめに「ミラーファイヤー」を受けて爆発した。


【余談】

イエズはスチール写真などでは頭に長い一本角があるものもあるが、作中の着ぐるみには最初から角はついていない。
デザインは米谷佳晃。番組初期のデザインへの回帰を意図してデザインされている。

安田隊員の妹、愛子を演じた粟屋芳美氏は、現在も女優・歌手として活躍する芦川よしみ氏。
『ファイヤーマン』の第12話「地球はロボットの墓場」にも、ロボットの少女役で出演している。


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最終更新：2025年05月21日 16:36