ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド4

登録日:2020/07/12 Sun 02:30:14
更新日:2020/08/10 Mon 19:43:47
所要時間:約 30 分で読めます





Pandora's Box is opening.


滅びの運命は避けられないのだよ… 
            ジェームズ


概要

ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド4 (THE HOUSE OF THE DEAD 4)とは、2005年にセガが発売したアーケード用ガンシューティングゲーム。
略称は「HOD4」。アーケードゲーム新基板「LINDBERGH(リンドバーグ)」の第一弾タイトルでもある。
前作からタイトルロゴおよびタイトルコールが更に一新され、前作に倣ってかタイトルロゴは横長のものと四角くまとめたものの2パターンが存在。
翌年にはザ・ハウス・オブ・ザ・デッド4スペシャル(通称4SP)がアトラクションとして稼働することが発表された。

ゲームシステムや特徴など

前作から更にグラフィックが強化され、それに比例するかのようにゾンビの外見もより醜悪になった。またこれまでのシリーズでは中々見られなかった、一度に大勢のゾンビが現れる場面が大幅に増加。とは言っても攻撃するのは律儀に一体ずつなので、複数のゾンビに襲い掛かられてて回避不能になるといった理不尽な事態は殆どない。
血の色は赤色茶色の二種類となり、国内においてはアーケード版で久々に赤色が解禁された。
しかし残虐表現規制の壁は超えられず、これまでのシリーズでは設定によって可能だった部位破壊が完全に不可能になった。
実際に対峙するゾンビの他に背景にも大量のゾンビがいるのだが、残念ながら殆どの場面では撃ち込むことができなくなっている。これは「4SP」では背景であっても撃ち込むことが出来る場面が増えた。

今作のストーリーは「2」のゴールドマン事件と深い繋がりがあり、終盤では「2」同様ゴールドマンビルに乗り込むことになる。
その終盤では「2」での小ネタが登場するほか、BGMも「2」のアレンジ曲となっており、「2」を知るプレイヤーはニヤリとなること必至。

本作では銃がサブマシンガンに変更され、トリガーを引いている間は立て続けに連射出来るようになった。
装弾数は30発で、弾切れの際は銃を振る、または画面外に照準を向けることで弾が補充されるようになり、銃が軽くなったこともあって大幅に扱いやすくなった。
またサブウエポンとして手榴弾が登場。銃の側面に付いたグレーのボタンを押すことで構えに入り、ボタンから指を離すと手榴弾を投てきする。
なお、ゲーム中では説明されていないが、ボタンを押している時間が長い程より遠くへ投げる様になっている。
基本的には雑魚敵相手であれば溜め無しでもそれなりに威力を発揮するが、とある場面では必須のテクニックとなるので、覚えておいて損は無い。
手榴弾はゲーム開始時に3個携帯しており、道中でアイテムとして出てくる手榴弾を撃つことで補充可能。
最大5個まで保持が出来、リザルト時に2個以下の場合は3個に補充された上で次のステージへ進む。

また本作での新要素として、敵に掴まれたり特定のイベント時に「ガチャプレイ」が発生。銃を振ることを促すメッセージと共にゲージが表示され、銃を振ってゲージをMAXにしてガチャプレイを成功させることでプレイを有利に進められる。
ちなみに小刻みに振るよりも大きく振る方がゲージを溜めやすい。

銃が軽くなったことで体力的な負担は前作に比べて大きく減ったものの、今度は銃を「振る」動作によって銃の角ばった所と擦れて手の皮が剥がれてしまうことに悩まされた人も少なからずいたらしい。

今作では雑魚敵の弱点について触れられていないが、原則トドメに頭を撃って敵を続けて倒すとクリティカルコンボが発動。3体目までは「GOOD」「EXCELLENT」、「AMAZING」と表示され、4体目以降は「PERFECT」と表示される。
このコンボはトドメに弱点以外を撃って倒す、ダメージを受ける、またはステージクリア時にリセットされ、再びGOODからコンボが始まる。
「2」では一発でも頭以外の部位を撃ってしまうとコンボが途切れてしまっていたので、ダメージさえ受けなければコンボ継続は容易になった。
またPERFECTが多いほど後述のステージリザルトにて高評価が貰えやすい。

また今作では「III」に見られた二択のルート分岐の他、特定の箇所を撃ったりガチャイベントの成功の可否によってもルートが分岐する様になった。

なお、本作では民間人やパートナーの救助イベントが一切存在しないため、ライフ回復のチャンスは道中でオブジェクトに隠されたライフを獲得するか、ステージリザルトでのボーナスライフを獲得するかしか無い。
これに伴い、シリーズ恒例の終盤のボーナス部屋に入る条件は、その部屋までノーコンティニュ―でプレイしていることに変更された。

ステージリザルトは「III」に引き続き評価制を採用。「III」では具体的にどの様な要素がリザルトに反映されていたのかが不明瞭であったが、
本作では命中率、クリティカルコンボ、ここまでで稼いだスコアの3要素を基準にしており、それぞれNOT BAD, GOOD, EXCELLENT, AMAGING, PERFECTの5段階で判定。
総合判定がBまたはAランクでライフ+1、Sランクでライフ+2となる。なおSランクは全ての分野でPERFECT評価を貰うことが必須。
高ランクを狙うコツとしては、スコアは基準値がかなり低めに設定されているため、クリティカルコンボを狙える腕前ならPERFECTを取るのは比較的容易。
特に手ごわいのはどの面でも70%以上を出さないとPERFECTが貰えない命中率だろうか。ゾンビが倒れた後も完全に消失するまでは追い撃ちをかけることでスコアだけでなく命中率も加算されるので、余裕があれば撃ち込みを欠かさない様にすると安定する。

ゲーム筐体の画面はこれまでの4:3から16:9で62インチのワイドスクリーンに変更。
なお日本国内ではDX筐体しか稼働しておらず、従来のSD筐体に相当する筐体は海外のみの展開となっている。また前期版と後期版が存在し、後期版ではライフボックス*1やガチャプレイ時のナビゲーション画面*2のデザインが変更された他、
前期版ではライフや手榴弾獲得時にラグがあり、その間にムービーが挿入されると未取得扱いになってしまうバグ等があったのだが、後期版ではこれらの問題点が修正された。


ストーリー

2000年のゴールドマン事件から3年後、世界中で不穏な動きが起こりつつあると直感した政府機関AMS所属の特殊工作員「ジェームズ・テイラー」は、その糸口を見つけるべくAMSヨーロッパ支局へと出向いた。
同じく特殊工作員の「ケイト・グリーン」の案内で共に建物の地下5Fの資料室へ向かう最中、この世の終わりとも言える大地震が突如発生。
その揺れは頑丈な造りのAMSヨーロッパ支局のビルをも容易に崩壊させる程であった。

地下に取り残され救助を待つ最中、2人の前にはおびただしい数のゾンビの群れが開かずじまいであった扉を壊してまで襲い掛かるのであった。
持てるだけの武器を持った2人は、ここから脱出することを決意する。


本作のストーリーは、前作にて イレギュラーな事態 とぼかされていた部分で何があったのかを補完する様なストーリーとなっている。*3
本作の舞台は海外ではイタリア、日本ではイギリスのロンドンと推測されているものの、公式でのストーリーの紹介ではヨーロッパという断片的な情報が出るのみでどの辺りでの出来事なのかは不明。
ただし背景には英語が多く見られる*4ことから英語圏と推測される。


登場人物

※登場する雑魚ゾンビに関してはゾンビ(ハウス・オブ・ザ・デッド)を参照。ただし本作のゾンビの殆どは名前が非公表である点に注意。本項では後から名前が正式に公表される場合に備え、4独自のゾンビについては極力名前を出さず、必要に応じて外見や行動パターンの特徴を交えて紹介する。

ジェームズ・テイラー (James Taylor)
「2」の主人公で本作の1P側のプレイヤーキャラクター。「2」時点で35歳であったので、今作では38歳か39歳と思われる。
AMSに所属する特殊工作員で、ゴールドマン事件を解決したことでトップ・エージェントとなったが、それでも「無印」等で登場するトーマス・ローガンには及ばないらしい。
ゴールドマン事件での苦い経験からか逞しい顔つきとなっており、声も低くなった。あと棒読みじゃなくなった
その割にはリザルトであまりに低い評価だと引退を考えるほど意外に繊細。

チャプター6にてThe Worldの進化を止めるべくPDAの自爆スイッチを起動し、道連れを狙ってThe Worldと共に爆死するという衝撃の最期を迎える。
シリーズ内で「III」のダン・テイラーに続いて2人目の死亡したプレイヤーキャラとなってしまった。その彼と姓が同じなのは何かの偶然だろうか・・・。

彼の家族関係は今作まで特に明らかにされていなかったが、続編の「SD」で彼の弟であるライアン・テイラーが登場した。

ケイト・グリーン (Kate Green)
AMSヨーロッパ支局の特殊工作員で本作の2P側のプレイヤーキャラクター。
新人エージェントであり、トップ・エージェントに登り詰めたジェームズを尊敬している。*5
チャプター1のルート選択時の台詞「迷った時は左の法則」は彼女の、ひいては本シリーズで有名な台詞の一つで、続編である「SD」にも登場した。
ハンドルを握ると人が変わるとよく言われるらしい。ちなみにこの台詞を発している時に運転する車は右ハンドルの車。
チャプター5終盤で「まるで中に招かれているようね」と呟く場面は、「2」のチャプター6でのジェームズの発言のオマージュ。
また、チャプター5ボス「Star」撃破時の台詞は、「2」にてゲーリー側で「Magician」を撃破した時に発した台詞のオマージュである。
続編である「SD」でもプレイヤーキャラクターとして続投した。
なお彼女側でプレイした場合、チャプター5のとある場面でヘッドショットコンボが確定で途切れてしまうためやや不遇。

Agent "G"
「2」冒頭で負傷していた人物。今作ではとあるエンディングでのみ登場するが、その時の衣装は「III」のものと同一。
「4」の後日談である「4SP」でジェームズに代わって1P側のプレイヤーキャラクターに抜擢されるが、声と顔つきが「4」とは異なり、服装も「無印」「2」準拠の姿となっている。
憶測だが「4」で登場した時はケイトと一緒では無く一人でいたことから、この時だけ「4SP」よりも後の時系列での話だったのだろう。
ちなみに「Overkill」発売時点でシリーズ唯一の皆勤賞。*6

ゲーリー・スチュワート (Gary Stewart)
「2」での2P側のプレイヤーキャラクター。
ゴールドマン事件時のジェームズのパートナーで回想シーンで一瞬だけ登場。
セリフどころか名前も表示されないため、誰こいつ?となった人が居た模様。不憫

カレッブ・ゴールドマン / ゴールドマン (Caleb Goldman)
「2」のゴールドマン事件の首謀者で故人。
本作では一貫して「ゴールドマン」と呼ばれるため、作中でフルネームは明らかにならない。*7
チャプター3以降で彼の持論が挿入されるようになり、「2」で事件を起こすことになったきっかけが更に深く掘り下げられた。捏造とか言わない

本作での出来事を予期していたのか、チャプター5では既に死亡しているにも関わらずジェームズ宛てにメッセージを送信。
またゴールドマンビル内のPCには生前に予め映像を残しており、そこで希望の素晴らしさを説いたり、人類の生存場所を示唆したりといった試す様な言動が散見される。

ミステリックマン*8
正体不明の謎の男。とあるエンディングの一つに登場し、ゴールドマンの考えを温いと批判。その際、パンドラの箱は1つではないという意味深な発言を残し、これが「4SP」へと続く伏線になった。「4SP」でもエンディングの1つに登場し、そこではパンドラの箱が閉じられても「運命の輪」を止めることは誰にも出来ないと呟いた。

彼の正体は続編である「SD」にて判明する。

ボス
本作では6体(4SPを含めると7体)登場し、ジェームズが所持するPDAで弱点を知ることになる。
ボスのデザインは主にデザイナーの岩男信人氏が担当。氏は続編の「SD」においてもボスデザインを担当している。*9
基本的なシステムは「III」を踏襲しているが、今作では攻撃キャンセルの際に狙うべき箇所が常にカーソル表示*10される様になった。*11
キャンセルゲージが表示されていなくてもボス本体に撃ち込めば命中率が稼げるので、余裕があれば積極的にボスにも撃ち込んでおこう。

アイテム

銅貨
200点加算。他の硬貨と違い、残念ながら「SD」では続投せず。

銀貨
400点加算。

金貨
600点加算。

シルクハット
800点加算。「SD」でも続投した。

金のカエル
シリーズ恒例の得点アイテム。
取ると1000点加算と高得点だが、その場で跳ねるので若干撃ちづらい。

ちなみに前作では金のカエルとなっていたが、次作「SD」では再び金のカエル表記に戻っているためここでの名称はそちらに倣う。

ミニマジシャン
前作から引き続き登場したボーナスアイテム。
前作ではアイテム発見時に高音で喋っていたが、本作では無言。
金のカエルよりもトリッキーな動きをするので取得し辛い。
2000点加算。

バス
前作のメカゾンビーに相当するアイテムで、20発強ほど撃ち込むと3000点加算。
かなりレアなアイテムで、隠しアイテム部屋以外での入手機会は1度しかない。
PS3版ではトロフィーの取得条件の一つにもなっている。

ベル
前作におけるクリスタルコインに相当するアイテム。
1発撃つごとに100点ずつ加算され、最大20発(=2000点)分撃ち込むことが出来る。

ライフ
取るとエキストラライフが貰えるシリーズ恒例のアイテム。
上記の通り救出システムが廃止された本作では、このアイテムの配置位置を覚えて確実に回収する事が重要になる。
ライフ数MAXの状態で入手すると代わりに1000点加算。
PS3版でのデザインは後期版に準拠している。

グレネード
取ると使用出来る手榴弾の個数が増える。最大5個まで所持可能で、上限に達していた場合代わりに500点加算。

ステージ

Chapter1 脱出 ~Escape~

突然起きた大地震によりAMSのビルの資料室に閉じ込められてしまったジェームズとケイトの二人。あれから数日が経つものの救助が来る様子は無い。
ケイトは手にしていたサブマシンガンで扉の破壊を提案するが、そこで突如地響きが鳴る。
ようやく助けが来たのかというケイトの反応とは対照的に、ジェームズはPDAの反応からイヤな予感がしていた。
そしてその予感は、部屋に備え付けられていたモニターにおびただしい数のゾンビの群れが映っていたことで当たってしまうのであった…。

持てるだけの武器を持った二人は、扉をぶち破ったゾンビ達を撃退すると、救助を待たずにここから自力での脱出を決意する。

まずはエレベーターホールへ目指す一行。しばらく進むとコリドーに出るのだが、右の扉へ進もうとすると反対側から大量の敵が現れ、
右の扉からも同じくらい雪崩れ込んでくる場面に移る。ここで手榴弾のメッセージが出てきて素直に手榴弾を使った人が多いことだろう。
また、この場面から初めて敵に押し倒されることがあり、押し倒された場合ランダムで1~3体に襲われることになるのだが、敵を蹴散らす猶予が意外に短い点に注意。

ここから更に進むと「III」のチャプター1の様に選択肢によってルート分岐することになる。
…のだが、実はコリドーに辿り着いた時点で別のルートが用意されている。
左側に赤い制御盤が設置されているのだが、それにしばらく撃ち込むと破壊が可能。制御盤の破壊に成功するとテロップが表示される。
また、そちらのルートでは奥からシャッターをこじ開けてくる大柄なゾンビが三体出てくる場面があるのだが、左手奥の明るい壁の部分に撃ち込むと隠しアイテム部屋への道が現れる。
分岐地点は吹き抜け構造になっているのだが、正面の通路には大量のゾンビが集結していることから、一旦左右のどちらかに迂回することになる。
まあどっちを選んでも結局は数多くの敵と交戦する羽目になるのだが。

そして、二人は最終的にエレベーターホールに辿り着いたものの、先の地震の影響か大きく崩れてしまっており、どうやら使い物にならなそうだ。
ちなみにエレベーターホール手前の床が崩れた通路にも隠しアイテム部屋がある。振り返った際に開いた右の扉に向けて手榴弾を放り込んでみよう。
他の場所をあたってみるしかなさそうだと二人が思った矢先、左方から大きな手が現れ掴まれてしまう。
なんとか振りほどくも、退いた手が床を崩したために下に落ちてしまう。振り返った先には先程の手の主がそこに立ちはだかっているのであった。


Boss:Justice(Type 0053)
正義。
腕が4本もある大男のゾンビ。手首と足首には鉄輪がはめられており、首元や下半身に布きれがかかっていて、右肩には天秤の入れ墨が見られる。
弱点は舌だが、他の部位を撃っても僅かながら削ることが出来る。全部で5回の攻撃フェーズがあり、キャンセルゲージを5回分削れば倒すことが出来る。

1回目、4回目の攻撃パターンは、一度でキャンセルゲージを削りきれなかった時は掴みに入り、ガチャプレイで成功すればダメージを受けずにやり過ごせる。
この場合永久パターン防止のためか、フェーズごとに5度目以降の掴みは確定でダメージを受けてしまう。*12
命中率を稼ぐなら、この攻撃パターンの時にわざと弱点を撃たずに他の部位を撃つのがおすすめ。
ちなみにカーソルが表示されてから手榴弾を投げるとJusticeが誤飲するので一気にキャンセルゲージを削ることが出来る。PS3版ではトロフィーの取得条件にもなっている。

2回目の攻撃パターンに入る前にJusticeが突然進路を変更するのだが、その後不意打ちで掴みかかってくる。振りほどくと今度は口元を両手で抑えながら前進してくるのだが、
先ほどの攻撃パターンとは異なり、キャンセルゲージを削りきれないと巨体から放たれる強烈なドロップキックをもろに喰らってしまう。
口元を隠してるとはいえ、弱点への判定は甘めなのでキャンセルゲージを削るのは容易。
しかし弱点攻撃時に前の攻撃パターンよりも口元が大きく動くので慣れない内は上手くキャンセルゲージを削りづらく、ドロップキックの餌食になりやすい。
攻撃キャンセルに自信が無ければ手榴弾を使うのがオススメ。口元を抑えてるのにも関わらず誤飲してくれる。

3回目の攻撃は直進か右に進むかがランダムで決定されるのだが、この時進行方向によって3回目と5回目の攻撃パターンが若干変化する。
進行方向が直進の場合は3,5回目で2回目同様ドロップキックの攻撃パターンとなり、右折した場合3回目は掴みで5回目はドロップキックとなる。

体力ゲージを削りきるとその場で倒れ込むのだが、何故か身体が融けてしまう。

ちなみに「4SP」にて再び交戦することになるのだが、ここで戦った個体と同一の個体なのかは不明。外伝作品の「EX」にも登場を果たしたが、そちらでは体色が全体的に黒くなっている。

Chapter2 迷走 ~Lost~

チャプター1の数日前…3年前の事件が続いてるのではという予感から、AMSヨーロッパ支局のビルに赴いたジェームズはケイトに出迎えられ、
共に地下5階にある資料室に向かう。資料室にてこの施設は下水道を縫うように拡張しているそうだとケイトが呟いた直後に大地震が二人を襲い、画面が暗転した所で回想を終える。

このチャプターでは水路をメインに進むだけあって、シリーズお馴染みのエビタン(全身ヘドロに覆われた緑色のゾンビ)が多く登場。
本作のエビタンは身体をくねくねさせながら移動するため頭が狙いにくい。
また水路では敵撃破時に水しぶきが発生するため画面が見えにくく、それのせいで敵の攻撃モーションを見落としがちなので注意。

先のチャプターでの惨状からイヤな予感ばかりがよぎるジェームズ。
一刻も早く地上へ向かいたい所であるものの、また大勢の敵がジェームズ達の前に立ちはだかるのであった…。

チャプター開始直後の正面遠くに見える鉄格子の場面では、初めてガチャイベントの成功の可否によって起こるルート分岐が発生する。
無論成功ルートよりも失敗ルートの方が多くの敵と対峙することになる。
その後合流地点で梯子を昇る前に左を向いてエビタンらと交戦する場面があるが、ここで右手奥に手榴弾を投げ入れると壁に穴が空いて隠しアイテム部屋に突入出来る。ちなみにPS3版だと何故か最初から壁に穴が空いている。
梯子を昇り、穴から這い出てくるモゥラー(シリーズ恒例のヘビ型ゾンビ)を倒すと二回目のルート分岐に入る。
どちらを通っても似た様なルート構成であったチャプター1とは対照的に、左ルートでは階段を下って水路に入り、
右ルートでは配管の上を渡ることになる。ちなみにPS3版では右ルート通過時にあった金網が何故か無くなっている。
その後合流地点で梯子を昇った後の場面で、左下に転がっている石にしばらく撃ち込むと金色に光る。
その後部屋の中に入る前に左を振り向いて隠しアイテム部屋を見つけることが出来る。
なおアーケード版では撃ち込んでも何故か金色に光らないことがあるのだが条件は不明。

これといった説明が少ないのでわかりづらいのだが、この先の舞台はゲームオーバー時のルート解説によるとAMS支局の拡張工事帯に当たる場所らしい。

しばらく進むとコンテナ脇にモゥラーがうようよしているシーンがあるのだが、コンテナにかかっている南京錠に撃ち込むと別ルートに進める。
コンテナの中にはライフが隠されている他、その後の合流先の場面で敵との距離が離れているので少し楽。
またこの場面からガスタンクを持ったゾンビが現れる様になるのだが、ガスタンクに撃ち込むとその場で爆発して敵を一掃できる。

先の会議室にも多くのゾンビがおり、この場面で強制的に掴まれるシーンがあるのだが、
前期版ではそのゾンビに掴まれる直前に別のゾンビに掴まれていると引っ掻き攻撃に切り替わってしまう(=強制ダメージ)不具合が存在していた。
後期版およびPS3版ではそのゾンビ以外からは掴まれない様に修正された。

なんとか会議室を切り抜けて機密情報室に入る二人。やはりイヤな予感は当たってしまっていたと語るジェームズは、
ケイトにモニターを見る様に促す。そこには世界中に核が撃ち出されようとしているという情報があったのだ。なんとしても早く地上に出るべく二人はその場を後にする。

それからゾンビ達がエレベーターに乗っている場面があるのだが、エレベーターを支えているワイヤに撃ち込むとそのまま落とすことが出来る。
更にPS3版ではトロフィーも取得できる。

最終的に建設中のエレベーターに乗り込む二人。電源が生きていることを確認するがしばらくすると大きな揺れが起こる。
またもや地震と思われたが、後ろを振り返ると何かが足止めしている。
脱出するべくドアをこじ開けるためここでガチャイベントに突入。失敗すると成功するまでダメージを受けてしまうので一発で成功させたい。

なんとかドアをこじ開けてたまたま他に稼働していたエレベーターに飛び移る。そしてエレベーターの床から垣間見えたのは…。


Boss:The Lovers(Type 6805)
恋人達。
二匹の雌雄で一対になった大グモのクリーチャー。
巨大で子グモを産み出すことがあるのが雌で、その背中に乗って銃弾を弾くほどの大きく発達した前足を持つ身体が小さい方が雄。弱点は雄の身体。

最初のフェーズでは迫りくるLoversをキャンセルゲージ2回分退ける必要があるのだが、
弱点以外の箇所は大きくダメージを軽減されてしまうため、サブマシンガンと言えども狙いを定めなければならない。
Loversの動きは固定なので何回もプレイして行動パターンを把握しよう。

第一段階を終えると雌グモが子グモを大量に産む。子グモ自体は一発で倒せるが数が多く、
攻撃時の隙が小さいのでリロードのタイミングと子グモの攻撃が被らない様に注意。
なおこの時背景に雌の足が映っているが、このフェーズに限り背景扱いのため命中率に加算されない点に注意。

子グモを一掃するとLoversが回り込むように移動する。弱点カーソルは表示されないが既にキャンセルゲージが表示されており、
撃ち込むことである程度削ることが出来るので積極的に撃ち込みたい。その後Loversが糸を吐いてこちらの行動を遮ろうとしてくる。
処理に手間取ると雄グモに引っかかれてしまうので、振りほどいてすぐに残ったキャンセルゲージを削りにかかろう。

先の攻撃をなんとかかわすといよいよ最終フェーズに突入。
雄が前足で弱点をガードしつつ最後は勢いよく振りかぶって攻撃してくるというパターンを2回繰り返す。
前足でガードしている間はキャンセルゲージを殆ど削れないので、タイミングを計って一気に撃ち込みたい。

最終フェーズを振り切るとLoversは力尽きて奈落の底へと転落する。
アクション映画のスターも悪くないとジェームズがジョークを言うと、二人は先を急ぐのであった。

Chapter3 空白 ~Emptiness~

君たちは考えたことがあるのか?     
増え続ける人間が この先どうなるのかを…

君たちは感じたことがあるだろうか?    
人間は 自ら滅びの運命に 向かっていることを…


このチャプターより本編開始前に上述をはじめとしたゴールドマンの独白が挿入される。
シリーズお馴染みにして本作の要注意ゾンビであるカゲオ(ミイラの様に干からびた細いゾンビ)が登場するのもこのチャプターからである。
本作のカゲオはこれまでの作品よりも更に徒党で襲い掛かってくる、攻撃モーションが複数ある上に素早い*13
頭をゆらゆらと動かすので狙い辛いとこれまでのシリーズよりもはるかに強化されており、とりわけハイスコア狙いのプレイではトラウマキャラと化している。

話は変わって、先の戦いでエレベーターが使い物にならなくなったことから、切り替えて別のルートを探索する二人。
その先を進むとなんと地下鉄に出たのであった。駅に辿り着くと、やはりそこにもヤツらが巣食っていた…。

この駅は見覚えがあると言うケイト。ゾンビを蹴散らしながらあちこちを回ってみるが、ある通路は完全に行き止まりになっておりケータイも通じないという。
その後エスカレーター脇の扉の前まで来ると扉から突如カゲオJr(上半身だけのゾンビ)が飛び出してきてガチャイベントに入る。
他のイベントに比べると比較的猶予があるためイベント自体は成功させやすいのだが、ここも成功の可否でルート分岐が設定されている。
成功するとデモシーンにも採用されているエスカレーターの場面に入る。失敗してもダメージは無いのだが、
カゲオJrに扉の先まで引きずり込まれたのでやむを得ず大量のゾンビがいる部屋の奥へと進むという展開になる。
また、そちらの展開では階段の前のデビロン(シリーズ恒例のコウモリ型ゾンビ)を倒した後の合流地点の直前に大量のカゲオが開いたシャッターから大量に押しかけてくるという場面があり、手榴弾を使わずにノーダメージで切り抜けるのは非常に厳しい。
更にその場面ではシャッター左に制御盤があり、撃ち込んで破壊すると隠しアイテム部屋に入れるのだが、カゲオを掃討しながらそれに撃ち込むのはかなりシビア。一応その前の階段を昇っている最中に撃ち込めなくも無いが…。
ちなみに失敗ルートでは個室のトイレから2体のゾンビが出てくる場面がある。個室の中で2体が何をしていたのかは深く考えないでおこう。

エスカレーター、あるいは階段を昇った先は非常に多くのゾンビで埋め尽くされており、ここでもルート分岐が用意されている。
右ルートは大量ゾンビを正面突破する殲滅ルートで、選択するとケイトから冗談でしょ?と言われてしまう
数は多いが体力は低く落ち着いて対処すれば手榴弾を使わずとも切り抜けることが可能。
その後に出てくる3体の斧を持ったゾンビは一斉に斧を計6本投げつけてくるため投げつけてくる前に対処したい。

左ルートは壊れた車両の中を通り抜ける迂回ルートで、ゾンビが少なめだが奇襲されることが多く予想外のダメージを負いやすい。だが車内の左奥に手榴弾を投げ込むと扉が壊れ、その先には隠しアイテム部屋が用意されている。

ちなみにどちらから来たのかによって一方のルートに進む前に小競り合いの場面が挿入されることがある。

合流地点の通路を抜けた先でちょうど電車が到着し、二人は地上に向けて乗り込むことになる。
その矢先にまたしても揺れたかと思うと、車内の天井からチェーンソーの刃が覗き込み、車内があっという間に真っ二つにされてしまう。

Boss:The Empress(Type 1210)
女帝。
不気味に赤く光る目が特徴的で、上下に刃を付けた体格相応の巨大なチェーンソーを持った大柄なゾンビ。
弱点は頭。チェーンソーは分離可能で、ボス戦の後半からは二刀流で襲い掛かってくる。このボス戦では、「III」のDeath戦の様に道中で雑魚ゾンビとの戦闘を挟む。
女帝の名を冠するにも関わらず皇帝とは似ても似つかない外見であるが、電車内で交戦することから実は「Express」の誤植では無いのかという説が唱えられたりした。

ひとまず逃げようとするも斬り外した扉を飛ばしてきたためにそれに挟まれた二人は身動きが取れなくなってしまう。
ここでガチャイベントが挿入され、失敗するとダメージを受けてしまうが、Lovers戦直前の時とは異なり成功の可否を問わず次のフェーズへ進む。

一旦隣の車両へ退避すると、律儀にイスに座ってたりその場でヤンキー座りしてたりするゾンビ達が待ち構えており、
なんとか掃討するとEmpressが追い付いてくるので、これをまた退けると今度は隣の車両にいるゾンビがを投げつけてくる、…と状況が目まぐるしく変わっていく。

Empressの行動もかなり大胆で、チェーンソーで備品や瓦礫を弾き飛ばしてきたり、
最初は車内で斬りかかろうとしていたと思いきや、今度は車両外から斬り付けにかかってきたりとシチュエーションが非常に豊か。
特に外から斬り付けに来る時は、手榴弾の通りが悪い上にキャンセルゲージの削りが中途半端だと途中でEmpressが車両に隠れてしまい、
こちらの攻撃が通らなくなってダメージ必至というケースがしばしばありがちなので、パターンを覚えてさっさと撃退したいところ。

一定の体力を削ると前述した様についに二刀流を解禁し、全力で襲い掛かってくる。
チェーンソーを振り回してくる攻撃パターンでは頭が大きく動くため、頭の動きに合わせてしっかり狙いを定めないとキャンセルゲージが中々削れない点に注意。

体力をゼロにすると、ふらついたEmpressが車外に飛び出た拍子に反対方向から来た電車と激突し退場する。なんとか撃退したとほっとするも束の間、
電車の進行方向が瓦礫で塞がっていたことに気付いた一行はすぐさま飛び降りる。「また振り出しか…」とジェームズはため息をつくのであった。


Chapter4 絶望 ~Despair~


度重なる戦争や飢餓 原因不明の病気     
           異常な天災の数々…

妙だと思わないか? 変だと感じないか?   
           誰が意識したのか?

我々は 終わりが来るのを 待つだけなのか?  


これだけ大量のゾンビを倒し続けるも未だに生存者が見当たらないことに疑問を抱くケイト。
みんな避難していればいいのだがと返すジェームズに対し、もしそうであれば希望を持ってもいいのかとケイトはジェームズに尋ねる。
希望を捨てずに前へと進み続ける二人。駅の改札に辿り着くも、まだまだゾンビ達が立ち塞がるのであった。ケイト曰く、この地は「よく使っていた」場所なのだと言う。

このチャプターから登場するワイシャツにネクタイを着けたゾンビは他のゾンビの攻撃モーション中に割り込んできて射撃を妨害してくる点に注意。
またここで登場するゾンビの種類は腰を曲げたゾンビから大柄なゾンビまでと幅広く、頭の位置が揃ってないことが多いのでヘッドショットコンボを繋げにくい。

改札を出てしばらく進むとシャッターの先にはゾンビの大群がおり、シャッターに手をかけてこじ開けようとする瞬間であった。
ここでガチャイベントが挿入され、失敗すると大量のゾンビと戦う羽目になる。ちなみにガチャイベント前に手榴弾を投げても一掃出来ない。

切り抜けて右へ進むと今度は先ほどの場面とは対照的に、今度はシャッターを閉めようとしているゾンビがおり、閉められる前にゾンビを倒すか否かでルートが分岐する。
閉められなかった場合はそのまま直進からの左折してコーヒーショップへ、閉められた場合は右に曲がってブティックに入る。
ここでコーヒーショップの扉を開けた際、目の前に一瞬棚が映るのだが、その下段に鍵が置いてあり、それを撃つと隠しアイテム部屋に突入する。
余談だがここで通過するコーヒーショップはケイトのお気に入りの店だったらしい。

敵のラッシュを切り抜けて階段を昇りようやく地上に辿り着く。そこは割れた道路の上をゾンビが徘徊する、地獄のような光景であった。
しばらく敵を撃ち倒していると、突然上から何かが落ちてきたのであった。

Boss:Temperance(Type 0483)
節制。
カエルのような顔をした人型で、右手にトゲ付きグローブを嵌めたビル程もある巨体の持ち主。
その腹は道中出現するデブゾンビを遥かに凌ぐメタボっぷりであり、節制の名を冠するがどう見ても節制とは遠くかけ離れた容姿である。
またこのボスもEmpressと同様道中で敵を倒しながら進んでいく方式をとっている。

弱点は 一応 頭で、頭以外を撃っても吸収するかの様なエフェクトが出てほとんどキャンセルゲージを削ることが出来ないが、ボスに当たっているからということか命中率には加算される。
そして何故一応なのかと言うと、いくらキャンセルゲージを削ろうが 肝心の体力ゲージが全く削れないため である。
Temperanceを撃破するためには、頭部に極めて強い衝撃を与える必要があり、交戦の最中にジェームズ達は時計塔を利用することを思いつき改修工事中の時計塔へと向かうことになる。
本ボスの様な「正攻法では体力ゲージを削りきれず、最後は特殊な方法で撃破する」という流れは「SD」にも採用された。
なおボスの攻撃をキャンセルに成功したか否かや残りの体力ゲージに関係なく、時間でイベントが進行していくという点でも異例。
そしてその巨体で弾丸をものともしない姿からファンの間で付けられたあだ名はハート様

シリーズに登場する太ったゾンビの例に漏れずこのボスもまた非常にアクティブで、序盤は大ジャンプからのヒップアタックや、
前転・後転による圧し潰し、時計塔以降は右手でパンチしたり、噛み付いたりとやたら多彩な攻撃方法を持つ。

特に注意したいのは前転後転による攻撃だろうか。頭が隠れている間は殆どダメージを与えられず、
その頭が出ているチャンスも限られているので、周期を見計らって撃ち込んでいく必要がある。
攻撃自体は直線的であるため手榴弾も有効。

時計塔終盤ではクレーンの制御盤を弄るに当たってガチャイベントが発生。ゲージをMAXに出来ないと噛みつかれてしまい、MAXになるまでイベントが繰り返される。
装置を作動させると時計の部品が外れ、それらがTemperanceの頭目掛けて畳みかける様に落ちてくる。
強い衝撃を一斉に受けたためか唸り声をあげるとのごとくその場で倒れ込んでしまった。
その時にジェームズから「不摂生は身体に毒だぞ!」と、ケイトには「私を見習って少しはシェイプアップすることね!」と有難き助言を受けることになった。

ちなみにコイツはさすがに全裸ではなく、下半身には特注サイズのジャージと靴を履いていたりする。ジェームズもケイトもまったく気にしてないようだが、いったい誰がそんなの仕立てたのだろうか…

厄介な相手をひとまず退け、時計塔の屋上から街の様子を見てみることに。
運命の瞬間に一瞬の期待がよぎるものの、ジェームズとケイトが見たものは、大地震によって壊滅し、変わり果てた街の姿であった…
あまりの凄惨な光景にケイトは絶望。その場でへたれこんでしまう。


Chapter5 再起 ~Reunion~


ある時を境に人間は              
     そのシステムを自ら壊してしまった

全てを我が物にしようとする貧欲な欲望…  

増え続ける人間が この先にどうあるべきなのか
             考えもしないで…


ショックな光景を目の当たりにしてか、目が虚ろで今にも憔悴しそうなケイトに対し、まだ希望を捨てるなと励ますジェームズ。そんな中ジェームズの元に1件のメールが届く。

「AMS諸君 しばらくぶりだな… 役者と舞台は揃った…」

差出人は不明であったが、ジェームズはすぐに検討がついていた――ゴールドマンだ。
そこには核発射まで1時間との文言も付けられていた。思い当たる場所がある、ジェームズがそう言うと時計塔を後にするのであった。

時計塔を降りると駐車場に停まっていた一台の白い車が目に入る。一刻も早くゴールドマンビルへと向かうべく、ジェームズは3年前も通ったA0063ポイントに車を走らせる。
急いでるにも関わらずゆっくりと車に乗り込んでいる二人だが、目を瞑っておこう。

このチャプターでは場面ごとに交戦するゾンビ達だけでなく、奥にも大量のゾンビが徘徊しているが、背景扱いのため撃っても当たらない。
特に注意したいのは全体的に黒い、軍人か警官の制服のような衣装を身に纏い、中距離から突進してくることがある大柄なゾンビだろうか。
多くのゾンビが接近しなければ攻撃態勢を取らない中、一気に距離を詰めてくるだけでなく大柄なためか体力が多いので、こちらが攻撃態勢に気付いた時には撃ち込みが間に合わずにそのままライフを奪われやすい。

また途中2,3回ほどゾンビが上からボンネットに飛び乗ってくる場面があるが、このゾンビが2P側を狙う場合は最後まで頭が見えないためヘッドショットコンボが確定で途切れる点に注意。

中盤では「2」のJudgement戦やHierophant戦で通った地点を通ることになる。特に後者との戦いで生じた橋の大穴は3年経った後もそのままだが、この時エビタン等の水棲型のゾンビが周辺で見られないことから、水は3年間の間に干上がってしまったと思われる。

ゴールドマンビルに差し掛かる直前には最後のガチャイベントが発生。横から車を運転しているゾンビが左方へと押し出そうとするのを押し返すとアイテムが大量に設置されている右側へ進むことになる。

大量のゾンビ達をなぎ倒してついにゴールドマンビルへと辿り着いた一行。
入口にはフランクリンIIが複数体待ち構えているのだが、このゾンビの弱点は他のゾンビ達と異なりに設定されている点に注意。
この場面を凌ぐといよいよエントランスに突入。すぐにエレベーターに乗り込もうとすると、上方から何かが降り立って来た。


Boss:The Star(Type 0001)
ここから先は… 真に強い者だけを試して通す…
          ゴールドマン様の遺言だ…

詳細はリンク先を参照。
星。
赤いローブに仮面を着けた怪人さながらの容姿をしており、ゴールドマンの遺言としてジェームズ達の実力を試しにかかる。
弱点は胸にある大きな傷だが*14、カーソルが表示されるまでは大きなダメージを与えることは出来ない。
とはいえ他のボス同様少し削ることは出来るので、リロードの隙を生まない程度に撃ち込む様にしよう。

攻撃形態は衣装の損傷具合で判別可能。第二形態ではローブがボロボロになり、そこから更にフードが喪失すると第三形態に移行する。

ゲージを削りきると爆裂四散するのだが、その際ジェームズが古傷の部分に紫色の光弾を受けてしまう。
あくまで演出であってゲーム的にダメージを受けてる訳では無いのでライフ1で迎えても大丈夫。


Chapter6 希望 ~Hope~


種の保存システム どの生物にもその総数を     
           調整する機能が備わっている

人間は今までもそうしてきたはずだ…     
           無意識のうちに…

パンドラの箱は 開かれようとしている

言いたいことはそれだけか ゴールドマン




3 years earlier...
2000/2/26,

Goldman Building 50F

3年前…2000年2月26日     
        ゴールドマンビル50階



一刻も早く核発射を止めるべく先へと進むジェームズ達。
二人はゴールドマンビルの上階へと目指すのだが、「2」では50階で下りたのに対し、本作では49階で下りることになる。

コリドーを通って扉を開けた先は何と近未来チックな和室になっている。これはゴールドマンの元々の趣味なのか何者かが改装したのかは不明だが、初見では驚かされたプレイヤーも多いことだろう。なお、ケイトはこの部屋を見て「悪趣味ね」と一蹴している。
和室に突入して左折すると床に竜が描かれた部屋に入るが、この竜の口辺りを狙って撃つとムービー挿入後に隠しアイテム部屋に入れる。
和室部分最後のランスIIが4体同時に出てくる場面は屈指の難しさを誇るが、ここまでノーコンティニューで来れていれば最後にボーナス部屋に入ることが出来る。

最後のゴールドマンの部屋に通ずる通路は元のデザインに戻っており、
間一髪の所で核発射を阻止した二人はほっと息をつくのも束の間、ゴールドマンの生前のメッセージが映像付きで遺されていた。
そこには核による破壊は自身の意志では無いということ、人類を滅ぼすつもりはなくあくまで自然界のあるべき姿に戻すということ、
そして自分の意志とは別にパンドラの箱が開かれようとしておりそれを止めることはできないということを述べており、
最後に「ここに来ることができた者に希望を託すことにする」と彼が話すと、突如ゴールドマンビル前の広場に異変が起き、地下から何かが現れたのであった。

Boss:The World(Type β)
絶望の世界を… 私が全ての者の頂点だ…  
          全てのモノに死の鉄槌を

世界。
ゴールドマンビル前広場の地下に隠されていた「パンドラの箱」。本作のラスボス。

背中に羽が生えており、下半身部分が埋もれた人型の昆虫の様な生命体。Typeから推察するに「2」のラスボスであったEmperorとは近しい関係にあることが伺えるが、下半身も体格相当の大きさで存在していると仮定すると、チャプター4で交戦したTemperanceに負けじと劣らない巨体の持ち主。心なしか顔が某ライダーに似ている。
強力な電磁波でも流れているのかこの時はPDAの表示が赤くなり、弱点もUNKNOWNと表示される。実際の弱点は大体検討がつくと思われるが胸で赤く光るコア。

Emperor本体の周辺を動くビットを彷彿とさせる結晶の塊を手から放つ事が出来、彼のビット同様様々な形に具現化することが出来る。
攻撃フェーズは体力が半分を切るまでと切った後で大まかに別れ、前者では3通りの攻撃パターンが、後者では体力を削りきるまで1つのパターンを繰り返す。
それぞれにはキャンセルゲージが用意されているが、削りきってもあくまで攻撃をキャンセル出来るのみに留まり、キャンセルゲージを削るだけでは体力ゲージを削ることは出来ない。

まず、前者では片手から結晶を放つパターン、両手で結晶を放つパターン、そして結晶を身の丈程もある斧に変えて斬り付けるパターンの3通りが存在する。鉄槌とか言っておきながら斧かよ!
前2つのパターンではキャンセルゲージを削りきれなかった場合はガチャイベントに突入し、成功すればノーダメージで切り抜けることが出来るのでさほど難しくは無い。
一方斧のパターンはキャンセルゲージを削りきらないとダメージを受けてしまう。この時柄の部分は狭く狙いづらいので、刃の方を狙うと良い。

体力を半分削ると攻撃方法が変化し、溜めの後上方に4つの結晶の塊を作り出すという行動パターンを体力が尽きるまで繰り返す。
キャンセルゲージは1本しか無いが、キャンセルゲージの4分の1がそれぞれの結晶の耐久力として割り振られており、その分だけゲージを削ると撃ち込んだ結晶が砕ける。
時間が経過するとその時点で残った結晶が大きな一つの結晶になり、こちらに向かって加速し始める。
これもそこまで難しいパターンでは無いのだが、最初の段階であまりに撃ち込めていないと攻撃キャンセルが困難になる。
一旦この攻撃パターンに移行すると倒すまでその繰り返しになるので次第に安定してキャンセル出来る様になるだろう。

体力を削りきるとThe Worldはその場で倒れ込む。しかし、完全に倒された訳では無かったようで、すぐさま身体が赤みがかった第2形態に変貌する。
背中に付いていた羽も蜘蛛の足の様に細長く変形し、体力ゲージも最大まで回復する。

第2形態における攻撃フェーズも第1形態同様、体力を半分切るまでと切ってからの2通りに分かれる。
第1形態では結晶の塊を飛ばしていただけであったが、今度は結晶を竜の形に変形させ、その竜に噛み付かせて攻撃してくる。
また前の形態では単に結晶にさえ撃ち込めばキャンセルゲージを削ることが出来たが、この形態では竜 の口の部分 を狙わないと削れなくなっている。

最初の攻撃フェーズでは竜の出し方が3通りあり、片手から1匹の竜を出すパターン、両手で2匹同時に竜を出すパターン、同じく両手で交互に計6匹の竜を繰り出すパターンの中からランダムで選ばれる。
最初のパターンは竜がらせん運動を描くようにして動くので、慣れない内はゲージを非常に削りにくい。
2つ目のパターンでは2匹の竜を一旦後方に飛ばし、振り返ってから迎撃するのだが、この時キャンセルゲージは2匹に半分ずつ割り振られている。振り返る前に片方は処理しておきたい。
なお、位置によっては竜が柱の後ろを通ることがあるが、柱には当たり判定が無いため後ろを通っていても竜の口に当たることがある。
3つ目のパターンでは左右上方、左右中央、左右下方の6方向から左右おきに1方向ずつ連続して竜を繰り出してくる。
竜が上方、中央から出る時は素直な軌道を取るので狙いやすいが、下方から出る時は大きく弧を描く様な軌道を取るのでやや狙い辛いかも。

体力が半分を切ると、いよいよ最後の攻撃パターンに突入。大きく溜めの動作をとった後、大きな竜を上方に飛ばして噛み付かせてくる。複雑な軌道をとるため最初の内は削りづらいものの、軌道自体は固定のため何回もプレイしていればコツを掴めるだろう。

ちなみに非常に当てづらいが、どちらの形態でも共通して弱点目掛けて手榴弾を当てることが出来れば大ダメージを与えられる。
ただしボタンを長押ししてから手榴弾を投げないとThe Worldの手前で爆発してしまうので投げるタイミングは結構シビア。
また第2形態の場合、投てきの際竜を構成する結晶に引っかかって手前で爆発してしまうことがある点に注意。

再び体力を削りきるとまたしてもThe Worldがその場に倒れ込む。止めと言わんばかりに撃ち込み続ける二人だが、突如The Worldの背中が割れ、中から黄金色の小柄な本体が現れる。
この時に「やっとクリアした」と銃を置いたが即座に銃を再び持ったプレイヤーがいたはず

あれだけ撃ち込んだのにも関わらず、進化が止まらないことに驚きを隠せないケイトと、自分達の手では止められないことを悟ったジェームズ。
しかし、パンドラの箱を閉じる機会は今しかないと感じたジェームズは奥の手に出る。PDAの起爆装置を作動し、その大爆発にThe Worldを巻き込むことで木端微塵にしようと画策したのだ。*15
ケイトに決して希望を失うなと言い遺したジェームズは、The Worldに向かってPDAごと特攻する。

ケイトのジェームズを呼ぶ声も空しく、ジェームズとThe Worldは大爆発に巻き込まれ消滅したのであった。そのため、The Worldの第3形態とは実際に戦うことなくゲームが終了してしまう。

一人残されたケイトが、静粛に包まれたゴールドマンビルの広場を後にするところでエンディングに入る。
ちなみこれまでのエンディングでは施設の最深部から入口まで戻る過程が流れていたのに対し、本作では逆にゴールドマンビルの入口からゴールドマンの部屋へと 入る 過程になっている。

クリア後のエンディングは4つ存在。
以下ネタバレのため反転
  • エンディング1(コンティニューあり)
ゴールドマンの部屋のカットに切り替わる。PCの映像には続きがあり、ゴールドマンが「そうそう ひとつ言い忘れたが 人類は滅んでいない… 北へ向かって進むとよい… それにしても 希望とはいいものだ…」と呟きながら部屋を後にするところでエンド。

  • エンディング2(ノーコンティニューかつランク3以下)
途中まではエンディング1と変わらないが、最後にゴールドマンの顔にズームするとゴールドマンがゾンビ化する。

  • Gエンド(ランク2以上)
The World戦後の舞台に切り替わり、Gが登場。すべてが終わるまでこれからも戦い続けることを亡きジェームズに向けて呟き、その場を後にした。

  • ミステリックマンエンド(ランク2以上、Gエンドと半々の確率)
どこかの部屋のカットに切り替わり、謎の男が右足を引きずりながら椅子に腰を掛ける。そこでゴールドマンを批判しつつパンドラの箱が他にあることを仄めかしながらエンド。


余談

本作の後日談を描いたザ・ハウス・オブ・ザ・デッド4スペシャルが、2006年にライド型アトラクションとして稼働。
基本システムは「4」を踏襲しているが、リロードのタイミングがトリガーを引き離した瞬間と実質オートリロードになった他、ガチャプレイが銃を振る代わりに筐体備え付けのボタン連打に変更された。
また演出もアトラクションに寄せており、2つの独立したスクリーンが用意されており、カメラの方向転換と同時に椅子ごとそちらへ方向転換したり、状況に応じて椅子が振動したり、ダメージを受けるとエアーが噴射したりするなどのギミックが用意されている。
2人でプレイしていた場合、チャプターの最後に相性診断が表示される。寝取られとか言ってはいけない。
なおアトラクションとしての「4SP」は、2020年2月2日に東京ジョイポリスで稼働終了したのを最後に役目を終えた。

2008年には本作をベースにコミカルな演出を全面に出し、ナムコのガンバレットシリーズの様なゲーム性に仕立て上げた「愛されるより愛シタイ ~THE HOUSE OF THE DEAD EX~」が稼働した。
こちらではゾビオとゾビコという2体のゾンビが主役になっており、本シリーズに登場したキャラクターも一部ゲスト出演している。
また、なんと「4」と「4SP」を差し置いて、第3形態のThe World(上述の本体)と戦うことができる。

2005年にアーケード版が稼働開始して以降、長らく家庭用移植がされていなかったが、2012年4月19日にPS3でダウンロード版が配信。
周辺機器のPS Moveにも対応しているが、ナムコ製のGUNCON3は残念ながら非対応。
前述の「4SP」も同時に収録されており、ゲームシステムはそのままではないものの「4」に準拠している。

サブマシンガンを模したライトガンは2008年にリリースされた「RAMBO」にも流用された他、2010年から海外向けに展開されていた「SEGA GOLDEN GUN」では本作のSEが一部流用されており、特にエビタンに至ってはそのまま登場している。

本作はこれまでのシリーズに比べて情報公開に乏しく、例えば前作では公式サイトをはじめ施設内について詳細に紹介していたのだが、今作では特に大々的に公表されていない。
公式サイトでも当初はアイテムやステージの紹介をしようとしていた痕跡が見られるが、公式サイトが開設された2005年から15年経った今でも更新がされていない。
特に従来のシリーズではゾンビの一体一体にも名前が付けられていたが、本作では未だに非公表*16である。
後に家庭用移植が発表された時は一部で情報公開への期待の声が高まっていたものの、残念ながら特に新しい情報は判明しなかった。
公式ガイドブックの類も販売されていないため、その様な媒体が今後何らかの形で販売されるのが待ち望まれる所である。



ゴールドマン「この記事は 追記修正されようとしている」
ジェームズ「言いたいことはそれだけか… Wiki篭り」
ゲーリー「…(追記修正お願いします)」




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最終更新:2020年08月10日 19:43

*1 赤十字マーク → 赤字のLIFE表記

*2 片手持ちから両手持ちに変更されている。

*3 ちなみにWiiの「2and3」公式サイトではイレギュラーな事態が起きたのが2002年となっており、その翌年以降に世界崩壊したとされている。

*4 チャプター3における「RAILWAY NETWORK」、チャプター4における「KEEP OUT」など。

*5 「月刊アルカディア 1月号 2006 No.068」の人物相関図より

*6 2020年7月現在、今のところ「SD」では登場していない。

*7 作中でフルネームが出てくるのは次作の「SD」のステージ背景まで持ち越し。

*8 「月刊アルカディア 1月号 2006 No.068」の人物相関図より

*9 UE4をベースにHoudiniも活用! アーケード人気シリーズ最新作『HOUSE OF THE DEAD ~SCARLET DAWN~』

*10 奇数面では青いカーソルが、ラスボスを除く偶数面では赤いカーソルが表示される。

*11 前作「III」ではFOOL戦でのみ表示されていた。

*12 ガチャゲージが全く溜まらなくなってしまう上、制限時間がかなり短く設定されている。

*13 掴み、押し倒し以外は「III」と同じなのだが、仕様の違いから当時はそこまで問題視されていなかった。

*14 ちなみに頭部はNO DAMAGE?と表示される。

*15 PDAの仕様については諸説あり。衛星兵器の照準ターゲットではないかとの説も

*16 ただし、データ上はちゃんと名前が振られている模様。