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仮面ライダーBLACK RX

登録日:2010/02/16 Tue 08:08:43
更新日:2026/08/05 Wed 23:09:05
所要時間:約 7 分で読めます


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80年代特撮ヒーロー MASKED RIDER TBS その時、不思議な事が起こった ぶっちぎるぜぇ! もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな ゆ゙る゙ざん゙! アクロバッター ガンバライド参戦 クライシス帝国 コンパチ三英傑 サン・オブ・ザ・サーン!! バイオライダー←出たら勝つ マツダ・RX-7 ライドロン リボルケイン リボルケイン←相手は死ぬ 一応平成ライダー? 一欠 仮面ライダーBLACK 仮面ライダーBLACK_RX 仮面ライダーディケイド 仮面ライダーバールクス 倉田てつを 光と闇の果てしないバトル 光の戦士 光の王子 太陽の力で生まれ変わる、黒いボディと真っ赤な目のライダー 太陽の子 宮内タカユキ 小野寺丈 岡元次郎 川村栄二 怒りの王子 悲しみの王子 昭和ライダー 最強ライダー候補 東映 東映特撮 毎日放送 水の王子 汝ら覚悟せよもう終わりだ 消すと増えます 炎の王子 石ノ森章太郎 誰かが君を愛してる 黒いヒーロー




俺は太陽の子!
仮面ライダーBLACK(ブラック)RX(アールエックス)!!


仮面ライダーBLACK RXとは、1988年10月23日から1989年9月24日まで放送された毎日放送・東映製作の特撮テレビドラマである。
いわゆる"昭和ライダー"とカテゴライズされるテレビシリーズでは最終作。



概要

毎日放送・TBS系で放送された最後の仮面ライダーシリーズで、放映中に昭和天皇が崩御し、第11話からの放送は元号が昭和から平成へと移っているが、
後年の『仮面ライダークウガ』以降のいわゆる平成仮面ライダーシリーズには含まれておらず、
同時期に本作をしのぐ人気を誇っていた仮面ノリダー後に登場する仮面ライダーシン仮面ライダーZO仮面ライダーJ達“ネオライダー”勢と共に昭和ライダーとして扱われている。
基本的に放送開始時点での元号に合わせるのは平成・令和などでも同じ。

放送開始は当初1988年10月16日の予定で、その日にち通りの新番組予告も制作・放送されていたが、『BLACK』50話が昭和天皇病状悪化による緊急ニュースに差し替えられ、以降の放送スケジュールが1週ずつ順延となったため、必然的に『RX』の放送開始も順延した経緯がある(新番組予告自体は毎日放送側で新たに作り直した)。その後の昭和天皇崩御時には上記11話の放送も1月8日から1週延期されている。

前作同様、製作陣を一新した事でいわゆる平山ライダー(10人ライダー)のシリーズとは世界観の繋がりはないと思われていたが、物語終盤の第41話「百目婆ァの恐怖」の終盤より、1号からZXまでの10人の歴代仮面ライダーが登場し、
児童誌などの設定で『BLACK』の時代は海外のゴルゴム支部と戦っていた、と後付けされた。

なお、彼らの登場には放送終了に伴う売り上げ低下を危惧したスポンサー各社の意向が絡んでおり、RXと歴代ライダーが共闘する漫画に引き継ぐためという意味合いも含まれていた。
残り数話の中で10人の先輩を急遽投入する上に、BLACK時代の製作陣はZX以前から刷新されているというダブルパンチでその扱いは劣悪の一言で、戦闘員に毛が生えたくらい。
後に春映画と揶揄される過去作品の扱いの悪さはここから始まっているとも言える。

しかし、これにより一応はRXが正規に仮面ライダーの仲間入りを果たし、『仮面ライダーSD』を始めとする歴代ライダー商法にスムーズに移行して90年代を生き延びてきたので、商業的には成功を収める判断だったといえる。
本当の意味で先輩たちが尊重された11ライダーの世界はテーマソングの「11ライダー大讃歌」や漫画作品の「仮面ライダー11戦記」に託された。

歴代ライダーの扱いの雑さについては急遽強引に捩じ込む事になった背景は勿論のこと、当初の脚本では霞のジョーや響子が担うはずだった役割を彼らに書き換えたためとも、スカイライダーの後半やスーパー1でもメインライターとなった江連卓が歴代ライダーの客演を嫌っていたためだと言われている。*1


ナレーターは前作途中から政宗一成が続投。
次回予告の「ぶっちぎるぜぇ!」は超人機メタルダーの「こいつは凄いぜぇ!」に並んで有名。


番外編『仮面ライダー 世界に駆ける』では、やはりというか何というか


不思議な事が起こった!


BLACKに戻されて苦戦していたところ、なんとRX、ロボライダー、バイオライダーが時を越え集結。4人がかりで怪人を退治した。
上記のように、BLACKの時代よりも主人公補正により磨きがかかっている。


ネット上では児童誌連載の漫画『時空英雄 仮面ライダー』でのスーパー1の「ここはRXに任せよう」というセリフを「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」に改変したコラージュが流行してしまう始末。ぶっちゃけ言ってること同じじゃね?


幻の続編

実は本作の更なる続編の企画が存在しており、同時期に『機動刑事ジバン』に出演していた小林良平が主役として起用される予定だったが、白紙に終わった事が小林へのインタビューにて明かされている。
なお、小林氏はその翌年に『地球戦隊ファイブマン』の星川文矢/ファイブブラック役で活躍し、違った形で悪と闘うことになった。
この発言に対し、具体的な企画はどうだったのかと当時キャスティングを担当していた高寺成紀(現・高寺重徳)氏に2018年にTwitterで質問があったが、
高寺氏は続編企画やオーディション予定などを聞いておらず、「続編は制作しないと決定して10人ライダーの出演が決まった」と発言しており、小林氏にそれを告げた人物に興味を持っている。
加えて、書籍『仮面ライダー大図鑑〈7〉』によればバンダイには『RX』の後番組の検討資料*2が残されており、
吉川Pは本作終了後のインタビューにて「当初は3年続ける予定だったのにテレビ局がニュースを増やしたために終了して残念だ」と発言している。

上記とは別に本作が終了した1989年9月時点で新ライダーの製作は立ち上がっており、名前は『仮面ライダーZX』同様誌上展開が考えられていた仮面ライダーガイアという名前だった。
これが漫画『仮面ライダーEVE』やオリジナルビデオ『真・仮面ライダー 序章』の元になったと言われる。


【あらすじ】

南光太郎仮面ライダーBLACKは、暗黒結社ゴルゴムを壊滅させた後、一人いずこかへと去った。
親友を自ら手にかけ、友人を失い*3、相棒のバトルホッパーもいない孤独の中で……

その後、叔父の佐原に拾われ、居候させてもらうと共に彼の経営する会社で資格を取ってヘリの操縦士として仕事を始める。
疲れ切っていた光太郎の目は、佐原家との半年の歳月を経た交流でかつての明るい心を取り戻していった。

そんなある日、突如現れた新たな敵・クライシス帝国が地球侵略を開始。
子供の自転車を強奪して夜の遊園地に現れたスカル魔、スカル魔スターに立ち向おうとブラックに変身しようした瞬間、機能停止ビームで行動を止められてしまい、
クライシス帝国に捕らえられた光太郎は協力を申し込まれるも拒否。ジャーク将軍に変身機能を破壊され、宇宙空間に追放されてしまう……


その時、不思議な事が起こった!


体内のキングストーンが太陽の光と反応した事で、光太郎は新たなる姿“仮面ライダーBLACK RX”に進化して地球に帰還したのだ!
太陽の奇跡によって生まれ変わった光太郎は巨大なクライシス帝国から地球に生きる全ての命を守るべく、新たな戦いへと踏み出す。



仮面ライダーBLACK RX

異名:「太陽の子」「光の王子」
ジャンプ力:60m
水中活動時間:30分
走力:315km/h

前述の通り太陽の光によってBLACKが進化した姿。
大きく姿を変えているが、最大の特徴は腹部に現れた太陽光パネルのような器官「サンバスク」。ここから光を取り入れる事により多少の傷なら瞬く間に完治してしまう。
太陽光線とキングストーンのエネルギーを融合させた「ハイブリッドエネルギー」がRXの主なエネルギー源である。
そのため、太陽光が封じられてもキングストーンのエネルギーが。キングストーンが封じられても太陽光がある限りRXは戦い続けることができる。
なお、仮に同時に破壊した時はどうなるかは不明。
初期は弱点として「太陽の光がないと変身できない」というものがあったが、後半は夜であろうと洞窟であろうとあっさり変身している。
どうやらサンバスクにエネルギーを貯めておけるように進化したと思われる。

基本技はBLACKと同じだが威力は数倍に跳ね上がっている。
両足キックで放つRXキックの威力はBLACKのライダーキックの3倍。またRXパンチはBLACKのライダーパンチの3倍の速度で相手に叩き込まれる。
だがRXパンチの方は技名を叫んで放ったことはゼロ。茂君はどうして知っていたんだ…?
マルチアイはマクロアイにパワーアップし物体の透視ができるようになった。もちろんキングストーンフラッシュも使う事が出来る。
RXキックは前作からの大幅パワーアップの表現として動作が複雑化された。
具体的に説明すると三角座りの体勢で後方回転しながら前方へ飛ぶ「ヒザ抱え込み逆宙返り」から全身を伸ばしての両足キック*4というシロモノ。
冷静に考えると何かがどうかしているこのキック、次郎さんにしか出来なかったため、RXのスーツアクターが交替中は普通のライダーキックになっていた。

最大の強みとしては超電子の力を得たストロンガー(チャージアップ)に続いて明確に姿を変えるフォームチェンジがあり、「RXの超人的動体視力を利用した“瞬間変身”を可能とする」という点に尽きる。
これは各形態へのフォームチェンジを溜めなしのほぼ一瞬で行えるというとんでもない技能。
これにより、いかなる状況でも臨機応変に瞬時にフォームチェンジが可能になり、時にはフォームチェンジを利用した反則的ともいえるえげつないコンボまで可能になっている。
なおこのトンデモ技能のせいでロボライダーバイオライダーの弱点設定が弱点としてほとんど機能していない。
3形態とも漫然と強いので後の時代に見られる「敵の性質に合わせて各フォームを使い分ける」という要素に乏しく、なんなら通常のRXとの力関係もよく分からない。
いわゆる並列のフォームチェンジという概念は(正式に別形態として扱かわれるかどうかは場合によりけりだが)実はスーパー1のファイブハンドの方が描写できている。

余談だが『KOFシリーズ』に登場するレオナの超必殺技・リボルスパーク(初出は'97)は、
剣を持ってないだけでリボルクラッシュの完コピ(技名は異なるが)。決めポーズも同じ。
KOFでは彼女を筆頭に養父、同僚共々特撮パロ、肉パロの技が目立つ。全員アメリカ人の筈なのに…
また、不思議なことが起こった解説の二回ほどだがキングストーンが喋っている。元はあのゴルゴム創世王の持ち物だったことを考えると意外なことだが、正義感は強いようだ。


ロボライダー

異名:「悲しみの王子」「炎の王子」
ジャンプ力48m
水中活動時間30分

第15話、佐原家の長女・ひとみを目の前で失った(実は偽物)悲しみによってRXが進化した姿。
なお炎の王子というニックネームは「悲しみの王子」と自分から名乗っているのが可哀想だという視聴者の意見を反映させて付けたものだが、どういうわけか再登場した際には悲しみの王子に戻されている。

その体はこの世で一番硬い金属でできている。なんとアバウト……
体が精密な金属でできているため、強力な磁力を受けると身動きがとれなくなってしまうという弱点がある…が、瞬間変身の技能によりRX、もしくはバイオライダーにフォームチェンジすれば平気である。
ロボットらしく関節を鳴らしながら常に歩き移動を行い、圧倒的なパワーと重量感のある移動でラスボスじみた威圧感を放つ。

そのパワーと防御力でもって敵の攻撃を受け止めつつ迫り、RXパンチからさらに威力を上げた、右手を光らせ繰り出す「ロボパンチ」を叩き込むのが主な戦法。
また「炎の王子」の異名通り、ある程度の炎なら吸収して自らのエネルギーにする事が可能。
耐熱温度は資料や媒体、劇中描写によって異なるが、最大耐熱温度は某コラで有名なシュガー佐藤の漫画「時空英雄 仮面ライダー」での800万度。
炎に包まれた場所で戦うときは、この能力を利用してパンチの威力を上げた。「俺は炎の王子。炎の力は、俺のエネルギーだ!」
しかしTV版ではグランザイラスの1000度の火の玉体当たりにパワー負けしており、吸収できる炎には限度がある可能性があるように見える*5
設定のみだが、コンピューターへの超高速リンクが可能。


余談だが、ロボライダーが初登場したのは平成元年の2月12日。
つまり、平成ライダーは『クウガ』が最初なのだが、厳密に言うと平成になって初登場した新規の仮面ライダーはロボライダーなのである。
更に後述のバイオライダーも元号が平成に変わってから登場したとみなせば、ネオライダーの3人も合わせてクウガは実質平成ライダー7番手なのだ。

映画『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』ではロボライダーのライドウォッチが登場。
エピローグにて仮面ライダーゾンジスが起動するが、何故か胸部アーマーを開いてミサイルを発射するというロボライダー要素皆無の技を放った。

スーツはその後、『特捜エクシードラフト』の超高速ロボ・ポセイドンや、『特捜ロボ ジャンパーソン』のオメガDXエンジェル等に改造され、『RX』の放送が終わってからも長い間活躍していた。


バイオライダー


     .<ヽ.    _______    ,.'">
      \ヽ,;:' " |  | ゙` 、,.."/
      ,ィ\ヽ. ::|._.|. ,."/、
     ,;';:::::::::\ヾ===f'"/:::::;゙;,
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    ,.'"‐-,ィ--.、===, --゙、.-‐'゙、
    l::::::,;´   ゙i. 只 i   `;,:::::l
    .!:::.i    ,;:'  |. ゙:、   .,i:::::!
     l;, ゝt‐ '"  ..!.  `゙‐-i" ,;l
     ヽ.._j'       :     i、./
        ヽ..    :    ,/
        Iゝ、_  .  _,..イ
       ,IiI; :::i  ̄. ̄:::Ii;,.I.

異名:「怒りの王子」「水の王子」
ジャンプ力72m
水中活動時間∞

第17話、佐原家の長男・茂と霞のジョーを人質に取られ、自身も脱出不可能の罠に落とされた時、卑劣な手段を使うクライシスへの激しい怒りによってRXが進化した姿。

スピードに優れ、その体は「水晶の輝きを持った水」という謎物質でできている。
この特異な性質により
  • ビームなどの飛び道具を透過させ無効化
  • ミクロ化可能
  • 地層の小さな裂け目からでも脱出
  • 体内に打ち込まれた毒素の構成因子を知ることで抗体が生成可能
  • さらに人間の細胞と融合しその人間の身体能力を高める*6事も可能
と、RXの形態では最も手数が多く万能に近い能力を持ち、これにより相手の意表を突く変幻自在の戦法を得意とする。
ただし近接攻撃は常に受け流している訳ではなく、格闘戦ではダメージを受けることもあった。
また、高温に弱いという弱点も持つ……が、こちらもRXからロボライダーにフォームチェンジすれば平気である。
高機動・軽装甲のバイオライダーと、重装甲・銃撃戦(鈍重)のロボライダーの瞬時の切り替えがRXの真骨頂である。

そしてバイオライダーの最も恐ろしい能力が体を液体化して行う体当たり『バイオアタック』である。RXの最大の強みがこれであろう。
この状態のRXにダメージを与えたのがシャドームーンだけというのが恐ろしい。*7
さらに恐ろしいのはディケイドカブトクロックアップを破っているということ。
つまりカブトガタックは絶対にバイオライダーには勝てないということだな。
ただこの液状化モーション入りの攻撃、開発の都合なのかガンバライジングには中々搭載されなかった*8
しかしゼロワン弾になって漸く液状化モーション入りの攻撃技を搭載したカードが登場した。


ちなみに、液体化するだけなら別にバイオライダーに変身する必要はない。*9
変身前に光太郎の体内に侵入し、心臓を直接攻撃してきた敵の刺突攻撃さえも無効化し、液体化した状態から直接通常のRXへ戻りそのままRXキックを放つことも可能。
しかしマリバロンは偽ひとみを使ったことでロボライダー進化を発動させ、茂とジョーを人質にしたことでバイオライダー進化を発動させてしまった。この人墓穴掘り過ぎ…。


映画『Over Quartzer』ではバイオライダーのライドウォッチが登場。
こちらは仮面ライダーバールクスがゾンジスの落としたJライドウォッチと併用し、あらゆる遠距離攻撃を無効化しつつ、一度は平成ライダー達を圧倒するという、流石バイオライダーという活躍を見せた。
最終的には平成の元号を掲げながら爆死するが

武装

RXでの専用武器。
自らのハイブリッドエネルギーから生み出して形成された光の杖。
杖だが見た目はベルトの「サンライザー」から取り出すレーザーブレード
必殺技は空中高くジャンプし落下の勢いを加えたリボルケインを相手に突き刺し、太陽光線を変換した光エネルギーを流し込んで*10内部から爆散させる“リボルクラッシュ”。
最強怪人・グランザイラスに刺さる前に防がれた以外は、殺傷率ほぼ100%の文字通り「必ず殺す技」である。
この手の武器にしては珍しく、突き刺してトドメを刺す。
詳細は個別項目を参照。

  • ボルティックシューター
ロボライダー時の専用武器。
リボルケインが変形した高出力レーザーガン。怪人の腕を一撃で吹き飛ばす威力を誇り、後年の客演ではあのディケイドを怯ませる威力を発揮した。
グリップのボタンを押すことで連続光線・拡散光線・熱線・火炎放射など、撃ち出すエネルギーの種類や威力を調整できる万能武器。
必殺技は強力な光エネルギーを凝縮して発射する百発百中の超精密射撃「ハードショット」
他の2形態と比べると必殺度は少し落ちるが、この手のフォームにありがちな「素早い相手」や「間合いの外」という弱点を補って余りある武器である。
ロボライダー本人と同じく磁力が弱点であり、受けると機能も狂ってしまう。

  • バイオブレード
バイオライダー時の専用武器。
リボルケインが変型した細身の。リボルケインは刺す能力に優れるのに対し、こちらは斬る能力に優れている。
先端から光線を放つだけでなく、ビームや稲妻といったエネルギー攻撃を吸収しはね返すことで攻撃を防ぐにもなる攻防一体の武器。
無論バイオライダーがゲル化するとバイオブレード自体もゲル化する。
必殺技は光エネルギーを刀身にチャージして切れ味を大幅に上昇させたバイオブレードを振り上げて相手を両断する「スパークカッター」
相手を切り裂く前にはリボルケイン同様刀身が青白く輝く。実は作中での敵撃破率100%を誇る。


【RXの相棒たち】


光機動生命体アクロバッター

前作でのBLACKとシャドームーンの決戦の際、BLACKを庇ったバトルホッパーはシャドームーンの怒りのサタンサーベルに切り裂かれ、殺されてしまった。

「アリガトウ、ライダー……」

そう最後に告げ、バトルホッパーは永遠の眠りについた……だが!

宇宙空間でRXに進化した光太郎。彼からの太陽の生命エネルギーが朽ちたはずのバトルホッパーに降り注ぐ。
するとバトルホッパーはRX同様に新たな姿“アクロバッター”に再生進化を遂げ、復活を果たしたのだ。やったね光太郎!

バトルホッパーは最後に一言喋っただけだったが、アクロバッターはぺらぺら喋る。首をふりふりしながら会話する姿はとても可愛い。
最高時速750キロ、ジャンプ力は一跳び90メートル。荒れ地や水中も難なく走行可能な上にどんな高温や低温にも耐える環境適応能力を持つスーパーマシンだ。

前述のように自らの意思を持つため、人が乗らずとも自走可能でRXのテレパシーをキャッチしてどこからでも駆けつけてくれる頼れる相棒。
RXの進化に合わせて変形する能力も得た。

ちなみに前作のもう一人の相棒「ロードセクター」は設定では、開発した博士の一家に返却したとされている。

形態

  • ロボイザー
ロボライダーに変身した際にアクロバッターが変形した姿。
最高時速は800キロと3形態で最速。反面小回りが利きづらいのがネック。
体当たりは怪魔ロボット・ネックスティッカーの右腕を切断する威力があり、加えて後部には二門のロケット砲を装備していてバイク戦に優れた能力を持つが、出番は初登場した回のみ。

  • マックジャバー
第20話から登場。バイオライダーに変身した際にアクロバッターが変形した姿。
最高時速は700キロで、バイオライダーと同じ液体組成のボディであるため透過能力持ち
またロボイザーと比べて小回りが利き、あらゆる悪路を走破できるのが売り。水中や水上すらも走破できる水陸両用マシンでもある。
出番は非常に少ないが、ロボイザーよりは多かった。


重装騎ライドロン


RX…私はライドロン。お前の同士!

第4話「光の車ライドロン」から登場した、まさかの“特殊装甲車”である。
地上・水上・水中、またフロント下部のグランチャーを使い地中を自由に移動し、怪魔界と地球の間を行き来する能力も備えている。
さらには普通に自我も持ちしゃべることもでき熱センサーでの探知も行えるとかなり高性能なマシンだが、そのせいか光太郎が設計図通り組み立てても動かなかった。
その後、かつてクジラ怪人がゴルゴム離反後に潜んでいた「聖なる海の洞窟」に遺されていたBLACK復活に使った生命のエキスを与えた事で起動に成功する。なお、洞窟は光太郎の「あなたが俺の願いを叶えてくれるなら、俺は2度とあなたに頼る事は無いと誓おう」という言葉に従い、ライドロンに命を与えると同時に自らの役割を全うして自爆した。

前述のように組み立ては光太郎だが、設計者はクライシス帝国大学の物理学博士のワールド博士。怪魔界人は全てが悪人というわけではないのだ。
しかし最終回では……まぁその話はここでは置いておこう。

最高時速は1500キロ。
これは速度が判明しているライダーマシンの中では歴代2位で、スカイライダーのスカイターボと並ぶ速度である。

初登場当時、アクロバッターが妬くほど光太郎はライドロンに御執心だった。

光「俺は世界中の子供たちをお前に乗せたいと思ってるンだ!」
「…………」

しかし番組後期は出番が激減、36話を最後に登場しなくなった。「炎上する瓦礫を突破するシーンの撮影の際、瓦礫の火が引火して車両も炎上した」という噂がある。

必殺技は音速轢き逃げことライディングアロー。怪魔ロボット・ガンガディンなどに大ダメージを与えた。
ベース車はマツダ・RX-7

数十年後には後輩が出来た。やったなライドロン!


他作品での活躍

【海外にて】

あまり知られていないが、パワーレンジャーシリーズのスピンオフ作品としてサバン・エンターテインメントによる北米リメイク版『MASKED RIDER』が放送され、『仮面ライダー龍騎』に先駆けて北米進出を果たしている。
ライダーのスーツアクターとセカンドユニット監督は、大野剣友会出身のアクション俳優、ミチ・ヤマト氏が担当。
「アメリカでは改造人間設定は理解されにくい」という判断や現地の厳しい放送コードから、主人公は宇宙人という設定で、ホームドラマや学園モノの要素も強いアクションコメディ作品となった*11
仮面ライダーZO』のコウモリ男、クモ女、ドラスと『仮面ライダーJ』のアギト、ズー、フォッグマザーも映像を流用する形で登場している。おかげでカットによってはライダーの姿がRXからZOやJにコロコロ変わる
マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』へのゲスト出演など精力的なプロモーションが打たれたおかげで、初回視聴率は全米児童番組史上最高値を記録する好スタートを切ったが、その後は人気が出ずに失速。当初の予定通り1シーズンのみで終了になった。
日本の公式はこれを「パワーレンジャーとの差別化が出来ていなかった」「なりきり玩具中心の日本の商品展開を、フィギュア人気の方が高いアメリカ市場にそのまま持ち込んでしまったせい」と分析している。
KAMENRIDER DRAGON KNIGHT』と違い日本語版が製作されていないこともあって、東映公式からピックアップされることもほぼなく、再評価の機会にはいまいち恵まれない。


仮面ライダーディケイドにて】

第27話「BLACK×BLACK RX」にてW南光太郎によるBLACK・BLACK RXのW変身、Wバトルが実現。
衰えを感じさせない倉田氏のキレまくりな演技は当時の実況スレを多いに沸かせた。
ちなみに霞のジョー小山力也氏にもオファーがあったが、断ったらしい。
また、『BLACK』のファンである左翔太郎役の桐山漣氏は『仮面ライダーW』撮影の合間を縫ってはこのエピソードの撮影現場を観に行ったとか。


【仮面ライダーSDにて】

OVA『仮面ライダーSD 怪奇!?クモ男』では単独キャラとして出演し、本編でサブキャラ「吾郎」役を演じていた小野寺丈が声を担当した。
仮面ライダー1号・仮面ライダーZXと共にトリオ「バトルライダーズ」を組み他のライダーたちと共に「グランショッカー」と戦っているのだが、
本編ではZXとギャンブルしたり、通っているジムにいる女性「ミチル」にベタぼれ状態だったり。
しかしラストでは、せっかくグランショッカーに攫われたミチルを助けたのに、後半で援軍の一人として現れたV3にミチルを取られてしまった…。
コロコロコミックの漫画『仮面ライダーSD 疾風伝説』では、這う這うの体で故郷の助けを求める村人として初登場し、
V3の姿に化けた怪人と本物のV3を唯一見分けて援護したり、弟の死を悟ったことでロボライダーに変身するなど、
高い爆発力を秘めた最年少の戦士」という面が強調されたが、最終盤に敵の少年兵に動揺して刺されてしまい、
その少年兵に脱出を促して自らは爆発する基地と運命を共にする。
コミックボンボンの『仮面ライダーSD マイティライダーズ』ではアホだが実質主人公を務めて毎度変なボケで怪人を翻弄し、
最終盤にはキングストーンの力を覚醒させてダロムの遺伝子操作、バラオムのギャグ、ビシュムの予知能力を超えて魔神大首領に勝利した。
ちなみにタイムマシン編では、 ゴキブリの生命力を組み込まれたRXのクローンの大量増殖
による地球滅亡という世にも恐ろしい未来が描かれている。

【クロスオーバーゲームへの客演】

コンパチヒーローシリーズには、SDバトル大相撲をはじめ多数の作品に登場。

クライマックスヒーローズにはフォーゼから参戦。

ガンバライドには7弾から参戦。
ライダーカードはRXのみでロボ、バイオはスペシャルカードだけ。

必殺技はいつも通りリボルクラッシュ。
当初は刺突表現に対する規制もあり「刺す代わりに突き飛ばす」という形で、初期の技という事により諸々控えめだったのだが
最終期のシャバドゥビ弾途中から「相手の背中を使って隠す」「アップにして腹から下を映さない」ことで原作よろしくダイナミックにグリグリするようになり、再現度もかなり上がった。

基本的に武器持ちとして剣アイコンでリボルケインを持ちっぱなしでいる事が多いが、その場合でも必殺技ではリボルケインの精製から再現されるのがお約束となっている。


そしてガンバライジングでは無印3弾から登場、LR・LREXが用意され、バースト後限定ながらロボライダー・バイオライダーで戦えるようになった。
RXキック・ハードショット・スパークカッターと劇中の必殺技をかなり忠実に再現しており、手に入れさえすればファン大満足。
そしてなにより、BLACK共々声の担当が倉田てつをに変更された。

もう一度言う。

てつをボイスになった。

武神鎧武「」

「それまで別人ボイスだったライダーを本人ボイスにする」という試みはRXから始まったのだ。
性能も高く、ガンバライダー達はまだ見ぬ「リボルケイン!」に期待を高まらせた。

そして次の4弾でリボルクラッシュ実装。
裏面アビリティがLRの相互互換というわかりやすい強さ、そしてバースト演出のリボルケイン生成、必殺技のジャンプ
→突き刺し(ここはてつをと相手の顔アップだけ)→一欠、と演出の再現度が高く、さらにRXキック→リボルクラッシュの流れが再現できる…と高性能。
ND弾現在でも「強いアタッカー・フィニッシャー」が増えたため、見かけることは多い。

そして、ゲーム性を若干無視してまで原作再現にやる気を見せるバトライドウォーの三作目にて、とうとう登場。CVはやっぱり本人。
自由にロボ・バイオに変身でき、ロボライダーの鈍重&パワー、バイオライダーの液状化などもしっかり再現。もちろんリボルケインもある。
○+△技をきっちり決めれば決めポーズ&爆発演出が入るなど、力の入れようが分かる。ただ、ガードされるとダメなので若干扱いづらい所も。
一度やられても、条件を満たしていれば不思議なことが起こって復活する。
でも最終ステージはBLACKの姿なので、こちらの姿はゲスト参戦みたいなものだったり。

バイクはアクロバッターだが、いちいち各形態のバイクを作るほどのリソースはないらしく、ロボやバイオの状態でバイク呼び出すとシームレスにRXに戻される。


BGM

  • 光の戦士
  • バトルOh!RX
  • 運命の戦士
  • 永遠のために君のために

追記・修正をしない邪悪なWiki篭り……この俺がゆ゛る゛さ゛ん゛!!


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最終更新:2026年08月05日 23:09

*1 スーパー1執筆時に「沖一也の成長を描く上で歴代ライダー要素は不要」として要請を蹴ってスカイライダーの最終回で8人ライダーの宇宙ENDなどを生み出した

*2 「ショルダーホルスター型変身ベルト」「アーマーに変形するバイク」「バイクを格納する車」「少年仮面ライダー隊」「共通素体の怪人」などの新規アイデア。なお、アーマーに変形するバイクは『仮面ライダーゴースト』に登場する仮面ライダースペクター フーディーニ魂、バイクを格納する車は『仮面ライダーW』に登場するリボルギャリーに、共通素体の怪人は『仮面ライダーゼロワン』のマギアや『仮面ライダーセイバー』のメギドとしてそれぞれ実現している。

*3 ゴルゴムの日本占領時に海外に避難した

*4 プロレス的に言うと「その場飛び抱え込み式シューティングスタードロップキック」になる。

*5 グランザイラスの体当たりの物理ダメージが大きすぎただけの可能性もある

*6 ただし、元々意思に反して改造人間にされてしまった光太郎はこの能力を使うことにかなり強い抵抗があるらしく、融合相手であるボクシング選手の沢田に事前に了承を取り付けた上で1度だけ使うに留まった

*7 シャドームーンは高熱広範囲攻撃のシャドービームで大ダメージを与えている。

*8 ずっと表技バースト技共に斬撃技のスパークカッターばかりだった

*9 上記の瞬間変身により光太郎(或いはロボライダー)からRX→バイオライダー、そして液体化という一連の流れを僅か一瞬にして完了する。作中しか観てない人々からすれば、どのフォームも液体化できる能力を持っていると錯覚してしまうのだ。

*10 その結果相手の体から、あふれ出した光エエネルギーが火花となって噴き出す

*11 途中からハードアクションに路線変更されたが、スタッフとしてはむしろ最初からその方向で行きたかった模様。ミチ氏曰く「アメリカの局が日本の番組をヒステリックに潰そうとしていたような感じがした」「コメディでやれと言われたときは泣きそうになった」とのこと