破戒僧(SEKIRO)

登録日:2020/07/14 (火曜日) 22:05:23
更新日:2024/05/12 Sun 15:38:56
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SEKIRO:SHADOWS DIE TWICEに登場するキャラクター。

●目次

◆概要

顔を夜叉面で覆った、の倍近い巨躯を誇る僧侶
作中では幻影と本体で二度、狼と相対する事になるがいずれも拠点を護衛する門番として配置されている。

携えた大薙刀を用いた、重く広範囲の攻撃が特徴。*1
モーション自体は大振りで一見すると隙だらけだが、その多くにスーパーアーマーが付与されており多少の被弾などものともせずに斬りかかってくる。その威力は体力を軽々と7〜8割は持っていくほど強烈。
攻撃パターンはモーションが比較的素直な上に数も少なく小細工や搦手は一切用いてこない、弦一郎戦までで培ってきた純粋な剣戟の腕前が物を言うボス。ガードをすれば2~3発で狼の体幹が崩されかねないので、アイテムなどを使わない正攻法ならば弾きの精度が勝利に直結すると言っても過言ではない。


〇幻影の破戒僧

水生村の最奥「輿入れの岩戸」の番人として破戒僧が生み出した自身の幻影。
体幹の回復が非常に速く、体力を削っていないうちはいくら攻撃を弾こうとも瞬時に持ち直されてしまうため。まずは体力を削って体幹の回復を鈍化させなければ泥沼の戦いを強いられる。
幻影である故に3回まで「種鳴らし」で体力を削りながら怯ませる事が可能。他にも神ふぶきや夜叉戮の飴等、攻撃力にブーストを掛ける忍具も少しでも楽をしたいなら持ち込む事を推奨。


■攻撃パターン

体を回転させながら横凪ぎに薙刀を振り回す。
5回1セットの攻撃で、開幕に必ず繰り出してくる。なお実はややシビアながら出がかりを攻撃で潰すことができる
体幹ダメージが高く、単にガードしただけではあっという間に崩されて手痛い一撃をもらうハメになる。
予備動作、攻撃モーション含めて大振りなので弾く事自体は比較的簡単な部類だが、前半と後半で攻撃が命中するリズムが微妙に異なり連打するだけでは弾ききれないのが嫌らしい。
具体的には3発目のテンポが若干遅れてやってくるので、ここで弾きに失敗して体幹が一気に溜まり→即座にやってくる4発目で立て直す暇もなく体幹が限界を迎え→トドメの5発目で無防備な所を斬られる、という流れを経験した者は多いだろう。
ちなみに5発目は弾きに成功しても後方に吹っ飛ばされてしまうが、タイミング良く右斜め前へのステップを使えばすり抜けられるので、成功すれば確定で反撃をねじ込めるチャンスでもある。
三回しか回転してこないパターンもあるが、この場合予備動作が若干早いためそこで見極めることが可能。

  • 連続斬り
比較的速い動作で手元を斬りつける。弾いたら弾いただけ次々に攻撃を重ねてきて、〆に以下の攻撃による二択を仕掛けてくる。

  • 下段斬り
危険攻撃。足元を広範囲に渡って薙ぎ払う。
即座にその場を薙ぎ払うパターンと回転しながら後方に飛び去り薙ぎ払うパターンがある。
後方に飛ぶパターンは無理に距離を詰めようとしなければ当たる事はほとんど無く、2回転目に下段判定が無くなるため追いかけて弾く事も可能(体幹をわずかに稼げる程度でメリットはあまり無いが)
その場で繰り出すパターンは突きとモーションが似ており、突きと思って前ステップをしていた場合は回避が間に合わない。
微妙なモーションの差異を的確に見切って踏みつけで体幹を削りたいところだが、その場合もかち上げや斬り下がりで空中まで追撃してくるため深追いは禁物。
なお単発で出す場合はかち上げに派生するパターンがあるが、連携から出した場合必ずこの攻撃がコンボの締めになる。
一方で踏みつけを行った場合後隙がキャンセルされ次の行動に即座に移るため実は踏みつけずに空中で滅多切りにする方が安全だったりもする。

  • 突き
危険攻撃。薙刀を水平に構えて目の前を突く。
前への範囲は言わずもがな、下段との二択でジャンプした狼にも命中する程度に縦への判定も大きい。
しかし見切れれば体力、体幹のどちらかを確実に削れるチャンスとなるため、この攻撃だけは正確に対処したいところ。
見切りで体幹を削るのが安定の選択肢だが、突きを弾いた場合は再び連続斬りのパターンに巻き戻るという性質があるため、弾きに自信があるならば延々と弾きのターンを継続させる事も可能。
熟達の狼の中には全くダメージを与えていない幻影を相手にこの性質を利用して弾きのみで勝利する者もいる。

  • かち上げ
地面ごと足元から上方向へ薙刀をかち上げる。距離を離している際に走って接近しながら繰り出してくるパターンと、その場で繰り出すパターンがある。
走りながら繰り出すパターンは狼の視点から向かって右側へ走り抜けるようにすれば難なく回避が可能だが、その場で繰り出すパターンがかなりの曲者で危険攻撃の表示が無いにも関わらずガードが出来ない。
連続攻撃の合間や、下段攻撃を踏みつけて回避した際の追撃としても使用してくる。

  • 斬り下り
回転しながら後方に飛び去りつつ目の前を斬り払う。
主に下段攻撃を踏みつけた後の空中にいる狼への追撃として使用する。
攻撃そのものは予測さえ出来ていればガードも弾きも充分にしやすいものの、体力が削れていないうちは距離を離されて瞬く間に体幹を回復して仕切り直されてしまう。

  • 薙ぎ払い
右手側または左手側から足元を薙ぎ払う。下段攻撃扱いではないので注意。
なんということのないただの攻撃だが、この薙ぎ払いをすれ違うようにステップし相手の背後側にまわると延々この攻撃だけをするというパターンがある。
やり方としてはステップ回避した後スティックに触らず最速で三回だけ攻撃。こうすると高確率で薙ぎ払いだけを行ってくる。
完全なパターン化にはならず別の行動に派生はしてしまうものの安全に相手のHPを相当量削ることができるためなかなか勝てない人は試してみるといいだろう。

  • 突き飛ばし→薙ぎ払い
両手で長刀を持ち柄でこちらを突き飛ばした後薙ぎ払う。
ここから別の攻撃に派生しないため、こちらの体幹が溜まった状態でわざと二段目をガードすると安全に体幹ゲージをリセットできる
弾いても大きく吹き飛ばされるため、弾きではなくガードをした方が有利になれる珍しい技。


夜叉面の破戒僧は、朧なまぼろしの如き姿をしていた。

水生村の岩戸を守っていたのは
何の故あってのことか…


幻影を撃破すると岩戸が開かれ、源の香の材料のひとつである「お宿り石」が手に入る。
通常の手順で進めていた場合はここで葦名城の捨て牢以外の鬼仏が閉鎖されてしまい、梟を倒すまでストーリーを進める事が出来なくなる。
撃破後、集めた材料を使って源の香気を纏い再び「輿入れの岩戸」の内部へ行くと最後の攻略地点となる「源の宮」への道が開かれる。


●宮の破戒僧

「源の宮」の門前の橋を守護する破戒僧の本体。
攻撃パターンは幻影と概ね共通だが回転斬りを使わない、体幹の回復が非常に遅くなっているなど性能は全体的に弱体化している。
しかし、体力と体幹の高さは言わずもがな忍殺ゲージを3個持っているため耐久力は全ボスでもトップクラス。
どうしても苦戦するようであればリスクを払って無闇に攻撃してわずかなダメージを稼ぐよりも、体幹の回復が遅い点を突いていっそ攻撃を捨てて弾きのみに専念してみるのも手。

■攻撃パターン

先述の通り基本的なモーションは幻影と共通。新たな技を繰り出すのは第二形態以降から。

  • 幻影召喚
第二形態から使用。水生村で戦った幻影とは異なる、全身が真っ黒な影を三体呼び出して次々に攻撃を繰り出す。
狼を追尾するように出現する上に攻撃が持続している間は破戒僧の本体を攻撃出来ず、影すらないベタ塗りの黒いエフェクトのおかげで距離感が掴みづらい。
通常難易度であれば無理に回避しようとせず、ガードを固めてやり過ごそう。

余談だが、破戒僧がこの攻撃を行う際は橋の中央に陣取り、念仏のようにも聴こえる唸り声をあげている。
先に戦う事になるまぼろしお蝶は指を鳴らす音で幻影を生み出し、御子にかけられた彼女の幻術を解くために狼が柏手を打つシーンがあるなど「SEKIROにおける幻術は音が鍵となっているのでは」という考察の元となっている。


これらを凌ぎ、2個目の忍殺ゲージを削ると破戒僧は地に倒れ込む。

…だが忍殺ゲージはまだ1個残っている。ここからが宮の破戒僧の本領発揮である。


●宮の破戒僧(蟲憑き)

第三形態。狼が忍殺で掻き切った首の傷口から蟲が飛び出し、再び動き出した破戒僧。
今まで一部の攻撃にのみ付与されていたスーパーアーマーが常に付与されるようになり、どんな攻撃を浴びせようと全く怯まなくなる。
攻撃パターンも大幅に変化しており幻影の時に使用した回転斬りを再び使うようになる他、新たに2種類の攻撃が追加されこれまでとは比較にならないほど苛烈な攻撃を次々に仕掛けてくる。
自身の隙をキャンセルするかのように各種攻撃を捩じ込んでくるので、今までと同じ攻防のテンポで戦うと相打ちばかりになってしまい、当然のことながらダメージレースに負けることは必至である。

危険攻撃。おぞましい絶叫をあげながら体液のような物と共に大量の蟲を浴びせかける。
一発一発のダメージは小さいが食らった際の無敵時間がなく連続ヒットする上に、くらうごとに怖気ゲージが蓄積していく。
ワンセットまともにくらえばあっという間に怖気が溜まりきって即死するため、第三形態の中でも特に警戒すべき攻撃。
下段斬りとの二択も仕掛けてくるため、その場でジャンプするだけでは続け様に蟲を繰り出されるとまともにくらってしまうし、かと言って蟲を避けようと横ステップをすると下段斬りに狩られる…と、対処に頭を悩まされる。
時計で言うと7時方向に向けて射出されるので、右方向に回避するとほんの僅かに当たりにくくなる。
義手忍具の『鳳凰の紫紺傘』とスキルの『放ち斬り』があれば蟲攻撃を防ぎつつ、強烈な一撃もお見舞い出来るので、どうしてもこの攻撃でやられてしまうという人は試してみよう。

  • 振り下ろし
上段から薙刀を叩きつける。
破戒僧の攻撃の中でも非常にモーションが速く、これまでの緩やかな攻撃のリズムに慣れたところに叩き込まれると反応しきれずに一太刀を浴びてしまう。
派手さこそないが、振り向き様や何かしらの行動の隙を潰すようにスーパーアーマーを盾にして強引に、かつかなり高い頻度で繰り出してくるため第三形態の破戒僧に接近するのは危険度が段違いに跳ね上がる。
横方向への判定が薄いので横ステップでかわせるものの、下段攻撃に注意する事。

  • 下段斬り
危険攻撃。足元を広範囲に渡って薙ぎ払う。
即座にその場を薙ぎ払うパターンと回転しながら後方に飛び去り薙ぎ払うパターンがある。
後方に飛ぶパターンは無理に距離を詰めようとしなければ当たる事はほとんど無く、2回転目に下段判定が無くなるため追いかけて弾く事も可能(体幹をわずかに稼げる程度でメリットはあまり無いが)
その場で繰り出すパターンは突きとモーションが似ており、突きと思って前ステップをしていた場合は回避が間に合わない。
微妙なモーションの差異を的確に見切って踏みつけで体幹を削りたいところだが、その場合もかち上げや斬り下がりで空中まで追撃してくるため深追いは禁物。

……え?何でまた同じことを書いてるかって?
この攻撃が第三形態において厄介な攻撃に変わっているからだよ!
性能自体は上述の通り何も変わっていないのだが、問題なのは第三形態になると割り込むように発生してくる振り下ろしと蟲攻撃との組み合わせ。
狼が下段攻撃を躱して踏み付けを行うと高く飛び上がることになるが、その隙を消すように別の攻撃を繰り出してくるのである。(酷い時は踏み付けを行う前にもう次の攻撃が始まっている。)
振り下ろしの方はギリギリ弾きが間に合うが、蟲攻撃は傘を展開するのが間に合わないので被弾がほぼ確定してしまう。
第三形態に対する踏み付け後は追撃せず、左右に大きく回避する癖を付けておこう。


これらの攻撃を耐え凌ぎ、3個あった忍殺ゲージを全て削り切ると狼は不死斬りで破戒僧を突き倒し、そのまま胸元から顔にかけてを斬り抜けて蟲ごと破戒僧を両断する。
破戒僧は断末魔の悲鳴をあげて消滅し、これにてようやく「源の宮」内部へと踏み込むことが可能となる。

●破戒僧の攻略法

……と、普通に戦えばかなりの強敵だが実はこの破戒僧、その攻略にはいくつかの抜け穴が存在する。

  • 遠距離攻撃の手段が無い
弦一郎の弓矢や獅子猿の糞投げのように遠距離まで届く攻撃や瞬間的に距離を詰める攻撃が無く、せいぜいアイテム使用を咎めるための飛びかかりからの斬撃を警戒すれば良い程度。これも充分に距離を離してさえいればアイテム使用後でも充分にガードが間に合う。
距離を離し、相手が攻撃を仕掛けてくるのを待ってひとつひとつ丁寧に対処していけば、大振りの攻撃で延々と隙を晒すだけになる。
後は背後を取ってチクチク削ったらまた距離を離して……を繰り返す事が出来れば苦もなく撃破が可能。卑怯とは言うまいな?
とはいえ、対処をミスれば一気に窮地に陥るため、やはり慣れてきたら隙を付いての攻撃や弾きの精度を上げるなどの接近戦を制するのが破戒僧の攻略においては近道となるし、SEKIROの剣戟アクションの面白さが詰まったボスでもあるためこの攻略法はSEKIROを楽しむという点では少々もったいないとも言える。

  • 体幹が崩れると攻撃の手を止める
タイミング次第ではあるが、こちらの体幹が崩れると結構な頻度で攻撃を中断するというSEKIRO後半の(というかフロムゲーの)ボスとしてはかなり有情な性質を持っている。
一度体幹を崩されてもすぐさま距離を取れば前述したとおり遠距離攻撃が無い事も相まって割と窮地を脱せる場面が多く、体勢の立て直しは容易に行える部類である。

  • 不意打ち忍殺が可能
幻影、本体ともに、不意打ちをかけることで、戦うことなく忍殺できる場合がある。やり方は下記参照。

  • 怯みのクールタイムが存在しない
幻影、本体共通にして最大とも言える弱点
爆竹、握り灰でもダメージは無いが種鳴らし同様に怯ませる事が出来る上に、他のボスのように一度忍具やアイテムをくらった後の無敵時間(クールタイム)が存在しないため、何かのアイテムで怯ませる→2、3回攻撃する→再びアイテムを使用して怯ませる→再び攻撃…と非常に手軽にハメを成立させる事ができる。

……と、数々の明確な弱点や手軽なハメの手段が存在するため場合によっては最弱のボスと言えるものの、こちらも小細工を使わないガチ勝負を仕掛ける場合、SEKIROの醍醐味とも言える弾きを十全に駆使した剣戟アクションの面白さをたっぷりと味わう事ができる。
発売前の体験版のボスに抜擢された事や、恐ろしさと共に舞い踊るような優美ささえ感じさせる破戒僧のモーション、笛を主旋律に置いたおどろおどろしくも荘厳なBGM、牛若丸と弁慶を連想させる残雪が積もり紅葉の舞う橋上の戦いという雅なシチュエーションなど、演出面においても非常にカッコよく本作を象徴するボスの一人と名高い。

●破戒僧を忍殺で瞬殺しよう!

幻影戦

まず、破戒僧に気づかれる前に月隠の飴を使い壁沿いに歩いていけば、戦闘になることなく背後を取れる。そこから以下のどちらかの手順を行う。
方法その①:爆竹や種鳴らしを使うと、戦闘になることなく破戒僧が怯み、少し後ろに下がる。これを繰り返して背後の壁に近づける。後は場所を上手く調整すれば壁蹴りジャンプから落下忍殺する事ができる。
方法その②:中り薬というアイテムを使うと自分が弱い毒状態となり、連続でダメージを受けるようになる。この状態で忍具・霧烏を使うと「ダメージを受けた時、上空へ瞬間移動する」効果が発動。そのまま上空から落下忍殺できる。

宮の破戒僧(第一形態)

橋へ到着した時、素早く樹上へ移動、破戒僧が出現したら、戦闘開始判定が出る前に速攻で飛び降りることで落下忍殺が可能・・・だった。
しかし、修正により、破戒僧出現と同時に戦闘開始となったため、第一形態の不意打ち忍殺はできなくな
ったワケでもない
実は、宮の破戒僧は、戦闘前は姿が見えないだけで、ずっと橋の上に待機している。
月隠の飴を使用し樹上へ移動、破戒僧に気づかれる前に、透明状態の破戒僧に落下忍殺できる。
ただし、姿が見えない上、気づかれずに移動するにはかなり正確な移動ルートを辿る必要があり、修正前に比べて難度は格段に上がった。

宮の破戒僧(第二形態)

第二形態時に仕掛けてくる幻影攻撃、実はこれには橋の外の木に一箇所だけ完全な安全地帯が存在し、その場所に立つと即座に幻影が消えるばかりか、破戒僧の本体が無防備な状態を晒して現れるため、そのまま飛び降りて忍殺を決められる。

宮の破戒僧(第三形態)

不意打ち忍殺を決める方法は恐らく発見されていない。



◆何故「破戒僧」なのか?

戦いの記憶で明らかにされるが、この破戒僧の真の名は「八尾比丘尼(やおびくに)
つまりはこんな巨体だが尼僧、要するに女性である。
現実の創作に登場する八尾比丘尼は人魚の肉を食べた事で不老不死となった、もしくは800歳まで生きた尼僧をこう呼んでいる。

では本作の破戒僧はというと、第三形態の通り蟲憑きとなった事で不死となり、それを利用して源の宮の門番を勤めている。
しかし「破戒僧」とは文字通り肉食や女犯等の「戒」めを「破」った「僧」侶の事であるが、彼女が何の戒めを破ったのかは作中では特に言及されていない。

元は「源の宮」に仕える僧だったが宮が信仰している「神なる竜」とは相反する不死である蟲憑きになるという禁忌を犯したことで宮を追放され、門番として使役されている……
もしくは元々どこかの僧であったが、何らかの理由で蟲憑きとなったことを破戒と看做され仏門から追放された……
あるいは元々僧であった彼女が神道勢力たる源の宮へ渡ったことそのものが破戒と呼ばれたのかもしれない。

また宮の破戒僧の戦いの記憶には

破戒僧は、蟲憑きであり
また源の宮の門守である
宮を永く護るには、死なずが都合良いだろう
真の名を八尾比丘尼という。

という一文があり、宮の中には「永遠」を与える代わりに騙されて、ぬしの色鯉の餌番となってしまったと思しき家族がいる。
つまり彼女も宮の貴族に騙されて不死の門番に仕立てあげられてしまったのかも知れない。

いずれも考察の域を出ないため、各自のフロム脳で補完しよう。



アニヲタ民は博識であり、またその書く文は秀逸である
良項目を作るには、彼らの手を借りるが都合良いだろう
それを追記・修正という

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最終更新:2024年05月12日 15:38

*1 薙刀は全体の長さの1/4~1/5が刃(穂)になっていて、長巻は持ち手の部分である柄巻きと刀身の長さが半々になっているものと考えれば良い…が、ぶっちゃけ歴史的にも明確な区別が付いておらず、薙刀のような長巻、あるいは長巻のような薙刀も存在しているので、あまり細かいことは気にしない方が良いだろう。