ダーク・キリサキ

登録日:2021/01/04 (月曜日) 22:12:30
更新日:2025/06/14 Sat 13:38:32
所要時間:約 3 分で読めます




ターゲットを全員デリートするんだよ
デリートする時は、情けをかけちゃだめだよ

ロックマンエグゼシリーズ』の登場人物。

CV:甲斐田ゆき(アニメ版)

●目次


【ゲーム版概要】

熱斗たちと同じくらいの年齢で、表向きは才葉学園の研修講師をしている。
非常に冷静でおとなしく、物腰は軟らかい。

裏の顔はネットナビの殺戮を生業にする冷酷な暗殺者。自分の実力には絶対の自信を持っている。
年齢は子供ながら暗殺依頼を熟す強者だが、彼に限らずあの世界の子供たちは大体トンデモないので今更。
ダーク・ミヤビは彼の師匠であり、ナビ暗殺のイロハを叩きこまれた。

持ちナビはキラーマン
キリサキとは違って非常にテンションが高いが、これはキリサキの内面に秘められた残虐性が表に出たもの。
これでもキラーマンのことはしっかり制御できており、彼の殺戮願望も慣れっこである。

キャラデザイナーによると「普通じゃない、不気味さを引き立てるために眉毛の色を薄くした」という。

◆活躍


・ロックマンエグゼ6 電脳獣グレイガ
万博パビリオンオペレーターナビの採用選考に参加したものの、
最終選考の内容が「物探し」という不慣れな種目だったため脱落する
(もし彼がクリアしていたら、あのキラーマンがお茶の間に現れるという目も当てられない事態が起きていたことになる)。
悔しく思いつつも最終選考をクリアした熱斗を讃え、自分の授業に誘う。

その後は熱斗が「どんな場合でも冷静に敵をデリートできる冷徹な精神」を身に着けるために
キラーマンを使ったギャングナビの大量殺戮の授業を行う。
授業を通じてロックマンはキラークロスを身に着けた。

授業の後は「依頼が来たら容赦しないが、『ロックマンを消せ』という依頼がこないことを祈るよ」と言い残していたが
ロックマンたちが未来でも元気にやっていることから、どうやら依頼は来なかったらしい。

なおファルザー版では彼の代わりに堀杉土太郎とグランドマンが登場する。


【本編以外の活躍】

ファルザー軍vsグレイガ軍のゾアノロイドの戦争に人々が巻き込まれている異世界ビヨンダードの人間。
そのためダーク・ミヤビとの関連は一切無い*1

物資輸送部隊が戦災地へ到達するため、ファルザー軍要塞の破壊任務を受けていたところ、
ロイホークの群れに襲われていた熱斗達を親切心で助け出した。

以前は依頼内容に関係なく金で動く非情な性格だったが、
支援部隊の覆面隊長(ビヨンダードのマサ)から「金よりも大切なものがある」と教えられ、任務に失敗して重傷を負っても彼が面倒を見てくれたことから考えが変わる。
内容次第ではたとえ無償でも仕事をこなすようになり、また覆面隊長の役に立ちたいと考えるようになった。
ゾアノカットマンブラザーズ戦を通じて、心が通じた者同士の結束をより深く知る事となる。

任務の後も熱斗達と合流し、獣化ウイルスの群れを蹴散らす、クロヒゲとチロルの逃走ヘリを爆破するなどの活躍を見せる。

キリサキは最初から熱斗のことを「心が澄んでいる」と褒めたが、歯に衣着せぬ発言も多かったため、
当初熱斗からは「陰気で偉そうでヤな感じ」「いい奴なのか悪い奴なのか分からない」「まるで炎山みたい」
ライカからは「“中途半端に”優しいな」とあまり良い印象は持たれていなかった。


余談だが、アニメ版の担当声優である甲斐田ゆきは、後にアニメ版『流星のロックマン』で双葉ツカサを演じる。



昔の僕なら、報酬の無い追記・修正なんか絶対しなかったのに…

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最終更新:2025年06月14日 13:38

*1 熱斗がキリサキとの会話中に「金で動くタイプの人間」の一例として彼のことを持ち出す場面はある。