映像研には手を出すな!

登録日:2021/01/26(火) 19:24:50
更新日:2024/06/07 Fri 19:27:04
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「最強の世界」が爆誕す!!



「映像研には手を出すな!」とは、大童澄瞳による漫画作品、およびそれを原作とした映像作品である。


◆もくじ


概要

高校を舞台に、アニメ制作を題材にした作品。こう聞くとけいおん!のような作品を想像するかもしれないが。
萌え要素はあまりなく、アニメ制作や創作活動の楽しみに苦しさ。
商業としてアニメを成り立たせることの難しさなどをしっかりと描いている。
それでいながら主人公たちのキャラクタはかなり立ったものになっており、単なるエンタメとしても十分に楽しめるだろう。
また本作の特徴として、アニメの設定資料集などに出てくるような図解が出てくるが、作者曰くドラえもんに影響を受けたとのこと。
そのためか、第一巻の帯には「ドラえもん宮崎駿、そしてザリガニが好きな人、集まれ!!」と書いてある。

2020年1月から3月にかけてアニメ化しており、その際には監督に湯浅政明が起用され、放送前から話題を呼んだ。
そしていざ放送が始まると、国内はおろか海外から注目されかなりの話題作となり、同年のギャラクシー賞を受賞した上、
ニューヨーク・タイムスの選ぶ2020年度のベストテレビ番組に選出される快挙を成し遂げた。

また、同年に乃木坂46のメンバー主演で実写映画、ドラマ化されておりそちらも話題を呼んだ。
発表時に原作者からは「乃木坂46VS映像研」という世紀の対決、と表現された。
こちらはかなりエンタメに寄った作品となっており、アニメの描写を期待した人にはやや物足りない作品かもしれないが、
舞台となる芝浜高校の描写などがかなりコミカルに仕上がっており、そのハチャメチャぶりはなかなか楽しめる作品となっている。

ストーリー

芝浜高校に入学した浅草みどりは、アニメ好きでアニメを作りたいと思っていたが、一人では踏み出せないでいた。
しかし彼女の友人である金森さやかはその才能を見抜いており、さらに二人は人気読者モデルの水崎ツバメと出会う。
実は水崎はアニメーター志望のアニメ好きであり、浅草はその話で盛り上がる。
そんな二人を見た金森は、二人に新しく映像研を設立する事を提案するが……

登場人物

映像研

映像研とは「映像研究同好会」の略称であり、水崎が親からアニメにかかわることを禁止されているため、それをごまかすために新たに設立したもの。
またの名を電撃三人娘

浅草みどり

(声:伊藤沙莉 演:齋藤飛鳥)
本作の主人公。小柄で丸顔(金森曰くタヌキ)におかっぱ頭、常に迷彩柄の帽子をかぶっている。
自分のことを「あっし」と呼び、語尾に「~じゃよ」と付ける古風且つエキセントリックな口調をしている。*1
性格は好奇心旺盛で気になる物にすぐに飛びつく。半面かなりの人見知りであり、なおかつかなりの小心者で、恐怖を感じると持ち歩いている兎のぬいぐるみを吸って精神を安定させている。
「アニメは設定が命!」というスタンスであり、常に持ち歩いているスケッチブックには膨大な量のアイディアが書き留められている。
なお声優を務める伊藤氏の本業は髭メガネ芸人の妹女優で声優は今回が初挑戦。が、見事に演じきっており「はまり役」との声も多い。

金森さやか

(声:田村睦心 演:梅澤美波)
主人公その2。人目を惹くほどの長身(180センチ)であり、なおかつ美脚の持ち主。そばかすと三白眼が特徴的で、額には眼鏡をかけている。
常に慇懃無礼で感情のこもってない敬語で話すが、激昂するとチンピラ級に口が悪くなる。
性格を一言で表すなら、超の付くほどのリアリスト、ついでにかなりの銭ゲバ(本人曰く「金ではなく利益を生み出す活動が好き」とのこと)。
こだわりが強い他の二人を叱咤激励しつつ、スケジュール管理や外部交渉などのプロデューサー的役回りを演じる。
実際彼女の尽力が無ければ、映像研の活動がここまで広まることは無かったであろう。
時には暴力や脅しも辞さない手腕の持ち主であり、敵に回すと恐ろしい。
なお、三人の中では一番の人気キャラであり、特にアニメ放映時には金森さやかの夢女子を名乗る女性が散見された。
また、劇中で愛用している、スニーカーをくっ付けたような独特なデザインのリュックも話題になり、こちらはアニメ版のデザインで商品化された。

水崎ツバメ

(声:松岡美里 演:山下美月)
主人公その3。茶髪のボブカットであり、読者モデルを務めるほどの美人。なおかつ両親は俳優でお金持ちというリア充
天真爛漫な性格をしており、ファンから握手を求められた際も笑顔で応じている。しかし同時に浅草と同じくらいの好奇心の持ち主でもある。
アニメーター志望であり、特に「動き」に強いこだわりを持っている。そのこだわりは観察眼にも表れている、
そのため両親からは「いい役者になれる」と思われており、アニメから遠ざけられている。
実家がお金持ちなためかかなり浮世離れしており、小学生時代のお小遣いはなんと月三万円であったそうな。
元々有名人であるため、イベントやプロモーションでは客寄せとして使われる事もある。


映像研の関係者

藤本先生

(声:井上和彦 演:髙嶋政宏)
映像研の顧問で、もみあげから顎にかけて立派なひげを蓄えた男性。
その容姿は映像研の面々は、ダレイオス1世(金森)、シャムシ・アダド1世(水崎)、レオニダス1世(浅草)を想像した。
「必要以上に働かない!隙を見つけては遊ぶ!」という素晴らしい仕事の極意の持ち主。
三人の活動にはあまり干渉せずに見守るスタンスを取っている。

百目鬼

(声:花守ゆみり 演:桜田ひより)
一人しかいない音響部の部員。浅黒い肌(これは日焼けらしい)に明るい髪色の持ち主。
尚その個性的な見た目や男っぽい口調にアニメの低めな声のせいで誤解されやすいが、れっきとした女性である。
先代たちから「音の標本」を部室4つが埋め尽くされるほどの量を受け継いでおり、本人も音集めに熱心である。
一人しかいない弱小部活のため部室の立ち退きを命じられていたのだが、浅草と出会ったことから映像研と協力関係になる。
単行本5巻にてエコロケーションによる空間把握という常人離れした芸当を披露した。*2
なおフルネームは「百目鬼・パーカー」とのこと。


余談

作者によって、舞台が「2050年代の近未来」である事が明かされており、作中の端々にそれを思わせる描写がある。
そういう部分を探して読んでみるのもいいかもしれない。

なお、本作の二次創作について作者の大童氏から「エロ同人だけはやめてくれ」と明確なNGが出ている。
「そういう欲望は理解できるけど、自作品のエロ二次創作だけはどうにも体が受け付けない。作者の精神を通して作品制作にも影響してくるのでどうかお願いします。」とのこと。


追記・修正はアニメを作りながらお願いします。

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最終更新:2024年06月07日 19:27

*1 この口調は、金森から「妙な口調で精神安定を図っている」と言われている。

*2 一応、人間にもエコロケーションは可能なようだ