ハデーニャ(Yes!プリキュア5)

登録日:2021/04/30 Fri 20:19:40
更新日:2024/01/14 Sun 20:25:48
所要時間:約 3 分で読めます





私は我慢せずに全部もらうよ!

地位も名誉もあんた達のドリームコレットもねっ!

ハデーニャは『Yes!プリキュア5』の登場人物。

CV:小宮和枝

【概要】

Yes!プリキュア5に登場する敵組織「ナイトメア」の幹部を務める中年女性。
初登場は第31話で、組織変更されたナイトメアの新部署に所属する。
立場的には上の方の幹部の様で、ブラッディと並びデスパライアには本来動かす予定のなかった戦力として扱われている。

【外見】

その名の通り赤色のブレザーを纏った派手な格好で、よく口紅を塗っている。
おっぱいもあるにはあるのだが、恰幅の良い格好なのでアラクネアさん程の色気は無い。お色気要員というより物の怪要員である。

【人物】

カワリーノさん程ではないが、結構なブラック上司。
部下のブンビーさんを肩もみなどでこき使う上に、風邪気味の彼に対して「あんたが休んでも何の影響も無いから」と平然と言い放つ傲慢な性格。
上司であるの筈のカワリーノさんのことも「ちゃん」付けで呼んでいる。
項目冒頭の台詞のように、かなりの強欲者で言動の端々から身勝手さが感じられる。
太っている原因は、「好きなものを好きなだけ食べる」というポリシーにあるかもしれない。

加えて弱者をいたぶる残忍な一面もあり、パルミエ王国侵攻時はココとナッツを襲撃してナッツに重傷を負わせている。
そのあまりの外道ぶりは、のぞみを本気で憤慨させた事がある。

また、投げキッスをする癖があり、ブンビーさんはおろかカワリーノさんからも恐れられている。
あの滅多な事では動じないカワリーノがハッキリと「どうも苦手だ」と口にした他、彼女の投げキッスを目を見開き冷や汗を流しながら嫌がって避けるといえばその恐ろしさが分かるであろうか。
実際にマスク越しとはいえ、1度だけカワリーノさんに投げキッスをヒットさせているし。
ある意味では、カワリーノさんをギャグキャラにする唯一の人かもしれない。しかし、終盤のやり取りから「対カワリーノ兵器」としては全くもって役に立たなかった事が明らかとなった。

このようにナイトメアでも一二を争うキャラの濃さの彼女だが、周囲から見た自分の印象を多少は自覚しているのか、まるでバケモノが出たかの様なリアクションをされた際、「人をバケモンみたいに言うんじゃないよ!…バケモンみたいなもんだけど」と呟いた事がある。

【能力】

戦闘時には黄や赤を基調とした、これまた派手で筋肉質な鳥のような姿に変身する。
赤い羽根を連射して攻撃するほか、手にした物を武器に変えたり消滅させたりできる。

格上の幹部だけあって戦闘力はかなり高く、本気を出せば「プリキュア・ミントシールド」も破壊できる。
しかし自信過剰な性格が災いし、ドリームコレットを奪ったのに撤退せずプリキュアと交戦し続けて結局取り返されたり、不必要に煽ってプリキュアをヒートアップさせて負けたりとギリンマやアラクネアがやらかした失態を何度も犯している。
また、度重なる失敗で最終勧告の「黒い紙」を渡される立場にあることも全く自覚していなかった。

【決戦】

第43話、「黒い紙」を片手にワザとらしく嘆くカワリーノに「それさえあれば確実にプリキュアを仕留められるって事じゃないか」と呑気に構えていたが、それが自分宛のものだと告げられ愕然。
かつてブンビーに対して言い放った「使えない奴に憐れみを掛ける必要はないんだよ。とっとと忘れちまいな」「やるときゃやらないと例の黒ーい紙渡されちまうよ…」という無情な言葉が、とうとう自分に跳ね返ってきてしまったのだ。
そんなもの無くてもプリキュアを倒せると頑として受け取らず、単独でプリキュア達と交戦。
だが、結局敗れてしまい、以降は本部に戻らず独自に行動するようになる。

第44話ではココとナッツを急襲し、駆け付けたプリキュア達と再戦するも、前回のダメージが響いているのか劣勢になる。

無理はいけませんよ

ん?カワリーノ

忘れ物を届けに来ましたよ、ハデーニャさん

そこへ、カワリーノがご丁寧に黒い紙を持って乱入する。
ハデーニャは必死に黒い紙の使用を拒み続けるが、投げキッスの恨みを晴らすかの如くしつこく迫るカワリーノに屈し…

い…いらない、いらないってば!

あたしはまだやれる!

賢い貴女には分かっている筈です

貴女がプリキュアに勝つには、これが必要なんですよ

無理矢理仮面を被せられ超獣化し暴走するが、最期はお馴染み轢き逃げこと「プリキュア・ファイブエクスプロージョン」を受けて跡形もなく消滅した。

このことは第45話でブラッディ「なぜハデーニャに無理矢理仮面をつけた。」と糾弾している。

【余談】

実はナイトメアの幹部では、初登場から殉職までの話数が一番少ない。

劇場版『プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』ではアラクネア共々復活し、本編で見下していたミルクことミルキィローズと交戦する。
復活後はあれほど嫌がっていた超獣化を自ら、しかも高笑いしながら行っており、しかも超獣化を制御できるほど強化されている。


あんらぁ、追記・修正してくれんの?優しいのねWiki籠りちゃんてば♡

ん~おえっ♡

         ♡     

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最終更新:2024年01月14日 20:25