登録日:2021/05/03 Mon 04:43:40
更新日:2025/04/15 Tue 07:34:23
所要時間:約 6 分で読めるナツ
書き続ければ必ず成長するナツ!
諦めなければ、きっと…!
だから……だから……夢を諦めるなナツ!!!
【概要】
リスに似た茶色の妖精で
ココの親友。
語尾に「ナツ」をつけて話す。
一人称は「ナッツ」。
妖精の国「パルミエ王国」の王子様で次期王位継承者候補。
本編開始前に王国が「
ナイトメア」の侵攻で壊滅した際に、
ハデーニャの攻撃で負傷しドリームコレットの中で眠っていた。
その後、第7話で5人のプリキュアが揃った事により復活した。
普段は夏という名の金髪で色黒のイケメン(公式)青年に化けて、後述の「ナッツハウス」を経営している。
人間態でも仲間からは「ナッツ」と呼ばれている。
【趣味・嗜好】
かなりの読書家で、時間がある時はよく本を読んでいる。
王国の歴史や「二日酔いの対処法」といった人間界の事など本で得た得た知識の幅は広い。
好物は豆大福だが、ココとは違い偏食にならないよう食べる量は加減している。
ドラマCDでココと早食い対決をした時は、じっくり味わって食べていた。おい、フードファイトしろよ!
【人物】
王族に相応しく
真面目な正直者。
一見近寄りがたい雰囲気だが、根は純粋で優しい人物。
しかし、その優しさが仇となり、負傷したピンキー(正体はナイトメアの幹部・
カワリーノ)を介抱するためにパルミエ王国の門を開けてしまい、ナイトメアの侵攻を許してしまった。
とどのつまり、ナッツは
王国滅亡のきっかけを作った張本人。
当然この事は深く悔やんでおり、
復活当初は同じ轍を踏むまいとプリキュア5の事は一切信用しないどころか、大勢の前でドリームコレットを開けたココを
尻尾でぶん殴った。
その後、自分の過ちを責めずに受け入れたプリキュア達を信用するようになるが、自分への戒めは忘れず常に王国の門の鍵を首から提げている。
他にも貸し借りを作る…特に食べ物を奢ってもらう事が大嫌いで、ココが分けた
シュークリームを頑なに食べなかった結果、2日間飯抜きになり危うく餓死しかけた。
こまちが持ってきた豆大福を食べても、意地でも料金を払おうとするなど金銭関係には異常に厳しい。
『ゴチになります!』には一生出演できないだろう。
妖精時はハイテンションでボケる事もあるが、人間態になると一変。
声は低くなり、クールで無愛想な性格に。
ぶっちゃけ同一人物とは思えない。
辛辣で歯に衣着せぬ物言いが多くなるので何かと誤解されがちだが、感情表現が下手くそなだけなので本来の優しさは変わっていない。
言ってしまえばツンデレである。結構可愛い。
【ココとの関係】
今でこそ親友の間柄だが、昔はそこまで仲良くなかった事がドラマCD『ココ&ナッツ〜ふたりの王子〜』で発覚した。
幼い頃から王になれるのは1人だけと周囲から言い聞かされていたので、互いに王子として意識しすぎてしまい、同じ敷地で暮らしていながら録に話したことが無かったのだ。
学生時代のナッツ(人間で例えると中学生)は
テストは常に満点の模範生だが、コミュ障は今以上に酷く、休み時間になるといつも1人で本を読んでいた。
要するにぼっちの陰キャ。
緊張しすぎて会話ができない為、話しかけてきたクラスメートを無視してしまう形となり、その事に激怒したココと取っ組み合いの大喧嘩をしてしまう。
なお、この頃のココは、友達は大勢いるが答案用紙をわざと白紙で出して注目を集めていた。
つまり、反抗期の真っ最中だった。
その後、不本意ながらココと一緒に王宮の反省部屋から脱走しパルミエ王国を護る高い壁まで行き着くと、「壁の向こう側の世界を見てみたい」というココの夢を応援する。
ナッツもまた「会話が苦手」という悩みを打ち明けるが、ココから「今はココと普通に話せている」「慣れれば大丈夫」と励まされる。
こうして、ナッツとココは本音を言い合える程互いを信頼できる関係…則ち親友となった。直後に追っ手に取っ捕まって反省部屋に3日ぐらい入れられたが。
続編のドラマCD『小々田先生とナッツ店長』では、
のぞみ達の会話に今一つついていけず、それを見かねたココから「特別授業」もとい
夜遊びに誘われる。
2人の会話は勿論、親友を通り越して最早嫁となったナッツが泥酔したココをナッツハウスまで連れて帰る場面はファンなら是非聴いておきたい。
…のだが、このドラマには
ココとナッツが2人組の女性に「一緒に飲みに行かない?」と誘われたり、アイスの咀嚼音がアレだったりと、明らかに対象年齢を間違えているやり取りが度々ある。まさに公式が病気。
【こまちとの関係】
同じ読書家でプリキュアでは一番絡んでいる。
第16話では、こまちから自作の小説『海賊ハリケーン』を読んだ感想を求められるが、「こまちがこの物語で、何を訴えたいのかが分からない」「説明しなければ分からないのなら、これを読む意味は無いな」と一刀両断し、こまちを落ち込ませてしまう。
一応ナッツの名誉の為に断っておくと、彼はお世辞が言えない性格なので、客観的かつ正直に感想を述べただけである。
むしろ、「下手なお世辞で無理矢理誉めればこまちの為にならない」と考えていた。
とはいえ、この問題を放って置く訳にはいかず、後日秋元家を訪れるが案の定作家の夢を諦めようとするこまちに
「お前の夢に対する気持ちは、その程度か!?」と語気を強めて叱咤する。
そして、
アラクネアとの戦いの中で、妖精の姿になり項目冒頭の台詞でこまちを説得して立ち直らせた。
最初から妖精の姿で感想を言えば、ここまで面倒なことにならなかったとか言ってはいけない。
なお、この後人間態でもこまちに適切なアドバイスを送るが、やっぱり不器用で照れていた。
こまちはこれを機に再び執筆活動に励み、ナッツから7回も添削を受けるが、やがて「良い作品だと、俺は思う」と高評価をもらう。
また、ミントの言葉で
ブラッディの精神攻撃から立ち直ったり、
「作家になる夢が叶うまで、こまちの書いた物なら何度だって読むし、俺にできる限りのアドバイスをする。だから、こまちは自分の事をもっと大切にしろ。」とそれっぽく聞こえる台詞を言ったりと徐々にイイ感じになっていった。
これ、人間同士だったら絶対ゴールインしてるだろ。
ただ、のぞみとココとは違って、こまちはナッツを意識しているが、ナッツがこまちを意識している明確な描写は無い。
一方で、最終話には肌身離さず持ち歩いていたパルミエ王国の鍵をこまちに渡しているので、ナッツにとって信頼できる人物であることは確かだろう。
【ナッツハウス】
ナッツが経営するアクセサリーショップ。
『5』では
かれんの家が所有している大きな物置を、『GoGo!』ではやはり水無月家が所有する湖畔にある建物を使用している。
プリキュアの活動の拠点の他、ココ達妖精の住居も兼ねている。
当初は全く客が来店せず経営危機に陥ったが、ナッツの美貌にベタ惚れした
増子美香の宣伝記事のおかげで解決した。
【余談】
入野自由氏は、『5』放送当時は19歳と『プリキュア』シリーズの妖精を担当する声優の中ではかなり若い。
また、氏は『GoGo!』から
2年後の30分前の世界では
幹部怪人の声を担当した。
先述の通り、主役のドラマCDが作られたり、Web
ラジオが配信されたりとココ共々ファンからの人気が高く、2019年の『プリキュア大投票』キャラ部門では7位にランクインした。
俺は、項目を必死で追記・修正するこまちを尊敬するし、そんな人が俺は好きだ。
- 見損ナッツ! -- 名無しさん (2021-05-03 14:03:31)
- ナッツ好きだったなあ。こまちとくっつかないかと思ったけど… -- 名無しさん (2021-05-04 23:26:45)
最終更新:2025年04月15日 07:34