緋田美琴

登録日:2021/05/27 (木) 01:15:35
更新日:2025/03/16 Sun 04:34:42
所要時間:約 5 分で読めます






昨日出来たことが、今日絶対に出来るとは限らない。

だから、毎日、毎日、同じ様に練習するの。

それが本当に、出来るってことだと思うから。





出典:アイドルマスター シャイニーカラーズ、BXD、バンダイナムコエンターテインメント、
2018年4月24日配信開始、(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.、(C)BXD Inc.

概要

『緋田美琴(あけたみこと)』とは『アイドルマスター シャイニーカラーズ』の登場人物。

CV:山根綺

年齢:24歳
血液型:B型
誕生日:9月8日
星座:乙女座
身長:170cm
体重:54kg
3サイズ:85/57/85
利き手:右
出身地:北海道
趣味:作詞作曲
特技:ダンスの振り付け

283プロに所属しているアイドル。
別の事務所を退所後、オーディションを経て283プロに移籍してきた。
アイドル歴10年のベテランアイドルであり、桑山千雪を抜いて283プロ所属で最年長となった。
アイドル研修生になったばかりの新人アイドル・七草にちかと『SHHis(シーズ)』を結成している。


一途でひたむきな美人。
誰よりも『アイドル』への想い……というか執着が強く、その代わり寝食など芸能以外の事は疎かにしがち。
部屋に物がないため掃除が楽とか言ったり、料理するより買ってきた方が美味しいし安いと語っている。
そのため上京して東京の学校に通っていたものの、当時の事を(レッスン以外は)覚えていないという、悲しい生活を送っていた。

また自分に厳しい努力家でもあり、レッスン室を占領する事が多い283プロアイドルの中でも特にレッスン室を占領している。
プロデューサーが止めなければ明け方までレッスンしていることさえある。
そのため自分から「休みの約束」をしてくる事は滅多になく、休みもプロデューサーが強権を発動して渋々休むほどである。どこぞの姉も見習ってほしいもんである
この際、プロデューサーの台詞も美琴専用の「今日は何が何でも休んでもらうぞ! これは絶対だ!」というものが流れる。
この辺は「休みもトレーニングの一環」と言われれば素直に従う有栖川夏葉と違う所か。

美琴がレッスン狂というのは他のアイドル達も知っており、レッスン室の鍵が見当たらないと美琴を尋ねに来る。

買い物をする際には一度に大量に買い込むタイプ。
通販で済ませないのは、上記のようにレッスン漬けなので自宅にいる時間がほぼなく、荷物を受け取れず宅配ボックスがすぐに満タンになるため。
プロデューサーから「事務所で宅配を預かろうか」と提案を受けた事があったが、「直接品物を見て選びたいから」と断っている。
またお金の使い方にも無頓着であり、日用品を割高なコンビニで全部買おうとして、にちかに「そんだけ買うならスーパーがいい」とアドバイスをされたことも。

斑鳩ルカとは前の事務所に所属していた時、同じユニットだった仲間。
しかしルカは前の事務所を辞めた美琴を許してはおらず、現在険悪な雰囲気を出している。
なおルカ以外にも旧事務所時代の知り合いがおり、その子たちが載っている雑誌はちゃんとチェックしている。勿論ルカのも。
勿論283プロに所属してからは283プロのアイドルたちの出演したテレビや雑誌をチェックしている。

出典:アイドルマスター シャイニーカラーズ、BXD、バンダイナムコエンターテインメント、
2018年4月24日配信開始、(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.、(C)BXD Inc.


プロデューサーとの出会いは283プロの社長室での事。
美琴は前述の通り長年所属していた事務所を退所し、新たな事務所として283プロに問い合わせ。
天井社長は美琴に事務所に来るように言い、美琴が来た時プロデューサーが出掛けていたため、帰ってくるまで社長室で待っていたという。
そして当然のようにオーディションを合格し所属した。


美琴をプロデュース中、何故ワーカホリックのようにレッスン室を占領するのかがプロデューサーにも分かって来る。

元々美琴は歌が歌いたい「歌手志望の14歳の女の子」だった。なので14歳の時上京して前事務所に研修生として所属。
そこでレッスンしているうちに「歌を歌いたい」から「歌って踊りたい」と夢が変わる。
そして先輩のステージを見たり、後ろで踊ったりしているうちに、『パフォーマンスで、みんなに感動を与えるようなアイドルになりたい』という確固たる夢を持つようになる。
この夢を叶えるためには完璧なパフォーマンスが求められるため、美琴はレッスンを必死に、それこそ休みなく頑張っているのである。

14歳の時から必死でレッスンした回があって美琴の歌も踊りも非常に上手くはなった。
……が、それだけである。何度も何度もデビューのチャンスはあってもデビュー出来なかった。
そしてようやく斑鳩ルカと組んでデビューしたのだが、売れたのはルカだけで美琴は売れなかった
美琴は確かに歌が上手いし踊りも上手い。でもそれは『歌が上手いだけの子』『ダンスが上手いだけの子』でしかなかったのだ。
「完璧な子よりも不完全な子の方が応援しがいがある」
「パフォーマンスがダメでも、見た目が良くて個性があって、キャラが立ってて、推せさえすればいい」
……美琴はそう言われ続けて来た。
5chやTwitterなどでは美琴のこの状況を「いくら上手い絵を描いても、おっぱいの絵にいいねRTで勝てない」と例えられている。
何ならルカが売れた理由すら「歌やダンスの能力的にルカが美琴に付いて行けなくなったからルカの売り出し方をキャラクター売りに変えたから」である事が明言されている。

実際、美琴が実装後もネット上では不安定すぎて「幸せにしたい!」とプロデューサー達に思わせるにちかが大人気になっているのも、
まさに美琴がトラウマになっている出来事そのままと言えよう。
さらには初のSHHisがメインとなるイベントでも自身(とそのスタンスを完全コピーしたにちか)がトーク番組で恐ろしい程にダダ滑り*1し、
EDではある程度自分を出してトークするようになった*2にちかにだけトーク番組の仕事が大量に舞い込むと言った状況に陥っている事が描写されている。

勿論美琴は自分のダメな部分は分かっているため、『不完全な演技』をすれば簡単に売れただろう。
しかし前述した通り、美琴の夢は『パフォーマンスでみんなに感動を与えるアイドル』である。そのためには完璧である必要があるため、助言に従う事が出来なかった。
それで前の事務所では「なりたいアイドル」になるのは難しくなったため、移籍してきたのである。


美琴がいた事務所は厳しい事務所と言われているが、アイドルとの契約に関しては割と緩いと思われる。
というのも現実の芸能事務所には退所すると一度フリー期間を挟んでから別の事務所に行くという契約があるとも聞く。
退所前に移籍先を決めておらず、かといってフリーで活動する気もなかった美琴は珍しいのではないだろうか。


種類

★はプロデュースアイドル、●はサポートアイドル。

  • ★ROUNDLY

  • ★CHILLY


  • ●A

  • ●RESONANCE

台詞

  • 歌とか、ダンスとか……パフォーマンスで、みんなに感動を与えるようなアイドルになりたいから。
  • そのくらい、難しくて切実な夢だと思うから。自分のなりたい、アイドルになるってことは。
  • 完璧じゃない方が応援したくなるし、歌えなくても踊れなくても、どんな振る舞いをしてたって、
    見た目が良くて、個性があって、キャラが立ってて、推せればいいんだって。


余談

演じる山根は過去に浅倉透市川雛菜のオーディションを受けている。
特に浅倉は資料を見た時「この子を絶対に演じたい!」と思うほど関心を寄せ、「これが無理ならアイマスシリーズには出演できない」と思うほどだったという。
結果はダメだった訳だが、それでも諦めきれず翌年受けたのが美琴のオーディションだった。

アイドルとしての活動開始が14歳からと言う事、髪型や顔の作りが似ている事などから、
キャラクターデザインが発表された当初は二宮飛鳥(10年後のすがた)扱いされる声も上がっていたりも*3





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最終更新:2025年03月16日 04:34

*1 10年パフォーマンスの練習しかやっていないような物の為芸能関係以外の部分全て切り捨てている為

*2 元々妹キャラで事務所では通っており、甘え上手だったりもする

*3 ちなみにMOIW2023で共演し、飛鳥と一ノ瀬志希のユニット『Dimension-3』と『SHHis』で「バベル」を合同歌唱している。