MUSASHI NEVER DIES

登録日:2021/09/17 Fri 01:05:00
更新日:2021/10/12 Tue 15:31:39
所要時間:約 2 分で読めます




君もアンドロメダ流国の兵士になって武蔵と戦おう!


MUSASHI NEVER DIES(ムサシ ネバー ダイズ)とは、アニメ『ゲッターロボアーク』公式から無料で配信されているブラウザゲームである。
内容はインベーダーゲームのようにシンプルな、画面上部から襲ってくる敵を撃ち落としていくシューティング。
しかし、このゲームは単なるゲームではない。なぜなら……。


アンドロメダ流国(悪役)の戦艦を操って、襲い掛かってくる巴武蔵(初代ゲッターチームの一人、かつてのヒーロー)のクローンを果てしなく殺していく』

という、製作スタッフがゲッター線ガンギマリしているとしか思えないものなのだ。

このゲームが公開された日のゲッターロボアークの話は、かつて人類を救うために命を散らした英雄巴武蔵が未来の世界でゲッターエンペラーの手先となって侵略と虐殺を行っているという、人類とゲッターロボを正義だと思っていた人々を流拓馬から画面の前の視聴者まで困惑の渦に巻き込んだ問題の話だった。

のに、その余韻が収まる間もなく、武蔵をひたすらぶっ殺しまくるゲームが公式から発表されたのである。全国のゲッター線被爆者たちがさらなる困惑と爆笑の中に放り込まれたのは言うまでもない。


ゲーム内容


グラフィック自体はファミコン風なクラシックなドット絵。
ゲームを開始すると、ものすごく悪党面な武蔵が出てきて

「わはは どんどん撃ってこい」
「その攻撃がつきたときが 貴様らの最後のときだ」

と宣言すると、画面上部に並んだカプセルから武蔵が次々に出てきて近づいてくるので、後はひたすら光子弾を撃って撃ち落としていくだけ。武蔵が自陣まで到達してしまうとゲームオーバー。

弾丸は画面左右で跳ね返るので、この跳弾をうまく使って画面に広く弾を散らせるのがコツ。
また、画面にときどき隕石が入ってくるので、それを破壊すれば破片が散らばって武蔵を倒してくれる。
ちなみに武蔵ひとりのキルポイントは「634点」。芸が細かい。

最初のうちは落ちてくる武蔵の攻撃も散発的なので迎撃は難しくない。
が、情け容赦のないゲッター軍がこんな甘い攻撃ですませてくれるわけがない。

BGMは最初ゲッターロボアークの主題歌「Bloodlines〜運命の血統〜」のアレンジ曲だが、この曲が終わると次はネオゲッターロボ対真ゲッターロボの主題歌「STORM」のアレンジ曲に変わる(一番武蔵がかっこいい話だからか?)が、このイントロに入ったあたりから一気に落ちてくる武蔵の数が滝のように膨大になってくる。
こうなると半端な弾幕では迎撃が追いつかず、マウスのクリックくらいの連射力では到底足りない。スマホの画面をひたすら連打していくことになるだろう。
しかし武蔵の量はそれこそ画面を埋め尽くすまでに増えてくるので、大抵の人は「黒煙の空で死神が微笑む」あたりで力尽きて負けてしまうだろう。
負けた後は勝ち誇る武蔵の、

「虫けらは一匹残らず焼き尽くす。それだけだ」

の、台詞とともにスコアが表示されて終了。







さて、ここまで来た人ならこう思うだろう。
「だったらこっちは武蔵を一匹残らず焼き尽くしてやる」
と。

だが、頑張って頑張って「STORM」が終わるところまでゲームを進めたとする。
その時「STORMの次はHEATかDRAGONかな? いや、それよりそろそろ1面が終わりだろ」が普通の考えだろう。
しかし待っているのは「Bloodlines〜運命の血統〜」からのエンドレス。

え? ということは……。



そう、つまり。



このゲームには終わり(クリア)が無いのだ。



どんなに頑張って武蔵を殺し続けたところで、カンストまで行ったところで武蔵の攻撃は止むことはない。
無限に湧く武蔵軍団の前にいつかは疲れ果てて押し切られてしまう。
まさにゲッターエンペラーに立ち向かう惑星ダビィーンのごとく、「どうあがいても絶望」しかゴールは無いのである。


どうだろう? 君にもアンドロメダ流国の置かれた絶望的な状況がわかってもらえただろうか。
どんなに腕を磨こうとも、どんなに戦術を考えようとも、チートツールに頼ったところで待っているのは「勝ち誇る武蔵の哄笑」だけである。
それでもなお戦いを止めようとしない彼らもまた、愛するもののために戦い続ける勇者ではないだろうか。

ちなみにゲッターロボのゲームではあるが、肝心のゲッターロボは影も出ない。

公式ツイッターアカウント、または公式サイトから無料で即プレイできるので、興味を持ったら君もポチッポチッと行ってみよう。もしかしたら君にもゲッター線の行き着く先の一端が見えるかもしれない。



追記とは、大いなる意思の戦いなのだ。そうでなければ、宇宙に存在する修正の意味が無いのだ。

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最終更新:2021年10月12日 15:31