Half-Life 2

登録日:2021/09/26 Sun 13:49:37
更新日:2021/10/09 Sat 23:47:11
所要時間:約 7 分で読めます






概要

Half-Life 2とは、2004年にPCゲームストアsteamでおなじみVALVEが発売したFPS。Steamで最初にストア販売されたゲームでもある*1

前作「Half-Life」同様、操作不能なムービーシーンを解さず、オープニングからエンディングまで全て一人称視点で物語を描くという臨場感溢れる内容が特長。
演出は全てリアルタイムスクリプト演出で行われ、ゲームプレイと並行して起こるため実際にそこにいるかのような迫力を実現している。

QUAKEエンジンベースでやや前時代的なグラフィックだった前作から一転し、新たに次世代ゲームエンジン「Source Engine」を採用。
ライティングやモデルの緻密さ、物理演算、水面表現などあらゆる点で前作のグラフィックを凌駕し、多くのゲーマーを驚かせた。
特に(当時としては)非常に緻密なキャラクターの顔モデルは多彩な表情を実現しており、顔の動きに現れる細かな感情もしっかりと表現している。
グラフィックス面ではDirectX 9.0の目玉機能であるHLSLと呼ばれるプログラマブルシェーダーで描かれたグラフィックスはまさにフォトリアリスティックなグラフィックスを実現し、よりプレイヤーに高い没入感を与えた。(簡単に言えばPS2からPS3ぐらいのグラフィックスに進化した感じ)

しかし、説明不足な異星人侵略、移動に次ぐ移動で水増しされ気味なシナリオ、コンバインばかりで同士討ちもなく単調な戦闘、広くなったが探索の面白みの薄いマップ、ナイスな乗り心地の運転パート、Steamクライアントの(発売当時の)不具合多発などなど問題点もないわけでもない。
高い表現力を持つSource Engineは評価され、『Portal』、『CS:Source』、『CS:GO』、『L4D』、『TF2』、『SiN』といった数多くの自社・他社製ゲームに採用された。
最終的には『TITANFALL』シリーズに使用され2019年の『APEX Legends』に採用されるなど、2015年以降の『Source 2』普及まで10年以上もの間現役ゲームエンジンとして活躍した


ストーリー


2020年 東ヨーロッパ City 17

2003年にブラックメサで発生した「レゾナンス・カスケード(連鎖共鳴)」は規模を広げ続け、次第に地球全土が「ポータル・ストーム(次元扉嵐)」と呼ばれる大規模な天災に見舞われるようになった。
Xenからポータルを経由して現れた別次元の生物に人類を始めとする地球上の生物は脅かされつづけ、各国は大都市を中心とした隔離地域を形成。これにより技術停滞にも見舞われ、勢力は日々弱まっていくばかりだった。
そんな地球の惨状を嗅ぎ付けて、2010年には次元間侵略種族「コンバイン」が弱体化した地球への侵攻を開始。「7時間戦争」と呼ばれるこの事件により、元から抵抗する力のない各都市は瞬く間に陥落してしまう。
絶滅か奴隷かの二択を突き付けられた人類だったが、地球代表を務めた元ブラックメサ所長ウォレス・ブリーンの交渉によりなんとか絶滅は回避。「City」と呼ばれる都市区画が整備され、その中で人間はコンバインたちや「同化」した人間に奴隷のように扱われるようになった。

それから10年後。
地球各地の「City」の中枢に位置する「City 17」の駅に、ある男が降り立つ。
男の名前はゴードン・フリーマン。ブラックメサ事件終結後に謎の男G-Manに「雇用」された彼の次なる任務は、コンバインに抵抗するレジスタンスグループ「ブラックメサ・イースト」との合流だった。
あるミスがきっかけで支配者ブリーンに存在を嗅ぎ付けられ、配下の兵士たちに幾度となく追われながらも、ゴードンは元同僚バーニーや上司の娘であるアリックスらと共に過酷な抵抗運動に身を投じていく。

キャラクター


前作に続き本作でも主人公。
ブラックメサの新任研究者だったが、就職して11日で事故に見舞われ職場が崩壊、海兵隊やエイリアンに追い回された。
その後事件に便乗して地球への侵攻を企んでいたXenの主ニヒランスを粉砕し、Xen文明を崩壊に導く。
最終的に裏で操っていたG-Manに「雇用」され、使いやすい手駒として異空間に幽閉されることとなった壮絶な運命の持ち主。

前作から17年ほどが経過しているのだが、異空間で待機していたのもあり全く老けておらず2003年当時の容姿を保っている。
しかしゲームエンジン更新によってとある男から継承した遺伝子は薄れ、ダッシュしすぎると疲れるなど一般人レベルの身体能力まで衰えた。

...と思いきや、Sourceエンジンでは新たにHavoc神が降臨。自分が乗ったソーダ缶や木製パレットを持ち上げ、爆速で空中を飛行する能力に目覚めた。


  • HEVスーツ
前作に引き続き登場。ゴードンの異常な耐久力の根源となる、頭部以外の全身を覆う防護服。
ただし前作で酷使されたマーク4は本作には登場せず、レジスタンスが新たに改良を加えたマーク5を使用する。
新たにコンバインの設備との互換性を会得しており、コンバイン施設に配置されたエネルギー供給装置も問題なく使用可能。

主なデザインの違いは腕と股間部分で、オレンジ色だった部分が灰色の装甲に置き換わっている。
前作同様、本作でもヘルメットは用意されていない。



  • G-Man
ブラックメサ事件を雇用主の望む形で終結させ、ゴードンを手駒として雇用した謎の存在。
ポータルストームやコンバインの侵略自体は目論見通りだったのか7時間戦争にゴードンを送り込むことはなく、その後の10年間も本格的に彼を差し向けることはなく静観していた。
2020年頃に再び姿を表し、City 17の抵抗組織ブラックメサ・イーストへゴードンを送り込んだ。



  • アリックス・ヴァンス
ブラックメサ・イーストの指導者であるイーライ・ヴァンスの娘。ブラックメサ事件当時は赤ん坊だった。
コンバイン勢力下の10年を生き延びてきただけあって高い戦闘力を持つが、本作の時点では共闘する場面はほとんどない。
コンバインに追われピンチに陥ったゴードンを助け、クライナー博士のラボへと案内した。
ちなみに彼女が主役となる外伝作品「Half-Life: Alyx」は本作の5年前の話となっている。

前作の時点では「もしかして喋っているのではないか?」と思われていたゴードンだったが、本作で彼女から 「無口な人ね」 と言われており本当に何も喋ってないことが明らかになった。


  • イーライ・ヴァンス
ゴードンの元上司にして、ブラックメサ・イーストのリーダー。
ブラックメサ事件で片足を失ったが、精力的に活動しており良き指導者として慕われている。
追っ手を跳ね除けてやってきたゴードンと再会するが、その後アジトを発見したコンバインに襲撃され収容所に運ばれてしまう。


  • バーニー・カルフーン
外伝「Blue Shift」に登場した元ブラックメサ新米警備員。嘘だと言ってよバーニー事故に遭遇するも、複数の研究者と共にテレポーターでブラックメサ外への脱出に成功した。
その後、元研究者らの結成したブラックメサ・イーストへも参加。スパイとしてコンバイン・メトロコップに偽装し、避難民の脱出の手はずを整えるなど活動していた。
City 17に送り込まれた矢先にいきなりコンバインに連行されかかったゴードンを間一髪で救い、彼に護身用武器として銃...ではなく バール を渡す。蜂起後はレジスタンスの一員として戦闘に参加し、ゴードンのシタデル潜入を助けた。

外伝ではゴードン同様無口だったが、17年の間にいろいろあったのか本作ではよく喋る気さくな男になっている。


  • アイザック・クライナー
かつてゴードンをブラックメサへと招いた教授。事故に遭遇するも脱出し、ブラックメサ・イーストでポータルやコンバイン技術の研究を重ねていた。
ポータル技術の改良は17年でかなり進んだようで、ブラックメサでは専用の巨大装置が必要だった*2のを部屋ひとつ分のサイズにまで縮小することに成功している。
更には卓上装置としてサボテンの鉢植えを転送可能なポータルも製作している..のだが、やや信頼性には欠ける様子。
前作で似たような顔と声の研究者が何度か無残な死を遂げていたような気がするが、たぶん別人。

牙を抜いたヘッドクラブをラマーと名付け溺愛しているが、懐かれておらず脱走を繰り返されている。



  • ジュディス・モスマン
ブラックメサ・イーストの研究員の一人。
コンバインの勢力に勝てないと悟り、裏でイーライの命を保証する代わりに情報を流すスパイとして暗躍していた。


  • ラマー
牙を切除されたヘッドクラブで、クライナー博士のペット。
人間には全然懐いておらず、ことあるごとに頭にかぶり付こうとするせいでバーニーに嫌われている。
転送装置を壊しながら脱走し、ゴードンが徒歩での脱出を強いられる原因になった。

  • DOG
ゴリラっぽい体躯のロボット犬で、アリックスのペット。見た目はともかく性格はイヌそのもの。
廃材を用いた寄せ集めのボディなため、所々にどこかで観たパーツが使われている。
しかしどんな攻撃でも耐える耐久性と車も易々と投げつける怪力を併せ持っており、武装蜂起後はCity 17で暴れまわった。シリーズ屈指の癒しキャラ。


  • ウォレス・ブリーン
元ブラックメサ所長にして、コンバインとのコミュニケーション手段を確立し7時間戦争を終結に導いた男。
...とはいえ実際は彼もまたG-Manに強いられて地球代表を務めたらしく、ゴードン同様彼に背けない存在であることが仄めかされている。コンバインにもG-Manにも逆らえない、いかにも傀儡らしいツラと言動の男。

G-Manが用済みになった自分を抹殺すべくゴードンを送り込んだことを悟り、彼を返り討ちにすべく兵士を総動員して追跡を行わせた。


  • グリゴリ神父
City 17の郊外に位置する壊滅した街レーベンホルムで、たった一人で籠城するサイコ親父。
街全体にヘッドクラブ爆弾が撃ちこまれた結果ゾンビが闊歩するゴーストタウンと化しており、町のそこかしこにトラップを設置して苦しむ人々を「救済」していた。
その言動はレジスタンスにもドン引きされているが、逃げてきたゴードンを気に入り共闘することに。

  • レジスタンス兵士
郊外の廃屋などに隠れ潜み、コンバインに対してゲリラ戦を仕掛けるブラックメサ・イーストの兵士たち。
マップ各所に物資を隠し、同組織のラムダマークでゴードンに教えてくれる有難い方々。
どうもメンバー全員がゴードンの存在を救世主かの如く教わってきたようで、一切の躊躇なく乗り物や物資を与えたり共闘してくれる。

チーズの夢をよく見るらしい。

  • ボーティガンツ
前作におけるエイリアン・スレイブ。奴隷の身分としてニヒランス配下の上位種族にこき使われていたが、ゴードンがニヒランスを討伐したのをきっかけにポータルを経由して地球へと脱走。
人類との交流の過程で地球言語を会得し、コンバインの侵略開始後はレジスタンスと協力しあう関係となった。
作中ではフェロポッドの採取や念動力によるエネルギー充填などでゴードンをサポートする。



  • ヘッドクラブ
人に寄生してゾンビへと作り替える4足歩行生物。
前作では野生種が登場していたが、本作ではコンバインによって生物兵器として利用されている。
敵対都市はヘッドクラブを満載したミサイルを撃ちこんで壊滅させており、レーベンホルムなどが被害にあっている。

  • ファストヘッドクラブ
四肢が細長く、素早い動きを得意とするヘッドクラブ。
寄生されるとファストゾンビとなり、L4D並みの高速追跡でプレイヤーを襲う厄介なキャラと化す。
味は不明だが、ボーティガンツが丸焼きにしているあたり食用には耐えるらしい。

  • ポイズンヘッドクラブ
毒を持つヘッドクラブ。黒い。
HEVスーツが解毒してくれるのだが遅いため、混戦中に遭遇すると厄介。
寄生されるとポイズンゾンビとなり、背中に寄生した三匹のポイズンヘッドクラブを放り投げてくる更に厄介なキャラと化す。


  • アントライオン
本作初登場のXen生物。音を頼りに活動する虫の大群で、若干の跳躍力も持つ。
砂に潜る特性があり、海岸ではどこからともなくワラワラと出現する厄介な存在。
上位種であるアントライオンガードのフェロポッドと呼ばれる臓器を用いることで軍隊として制御することができ、収容所襲撃の際に用いられた。


  • バーナクル
天井に張り付いて敵を捕食する原生生物。
前作ではただの回避すべき邪魔キャラだったが、物理演算が導入されその辺のドラム缶を食わせられるようになった。


  • イクチオサウルス
前作に登場した巨大魚だが、あるシーンで一瞬登場するだけで敵として登場することはない。


  • リーチ
芋虫状の水中生物で、齧って微妙ダメージを与えてくる。
サイズが小さいので見逃しがちだが、よく見ると結構キモい。





  • シティスキャナー
空飛ぶ監視カメラ。戦闘中はフラッシュ攻撃を行う。
市街地で遭遇することが多く、いたるところで情報を収集し市民を監視している。


  • マンハック
回転する刃の付いた小型ドローン。独特な羽音と不快な刃の接触音が特徴。
市街地の地下通路などに大量にばら撒かれており、狭い場所にも入り込んでレジスタンスを苦しめる厄介なヤツ。
耐久力はなく、バールでも倒せる。


  • ホッパーマイン
コンバインの使用する地雷で、自動で表側を向く反転機能付き。
地雷のわりに偽装を考慮していないが、大量にばら撒いて道をふさぐなどして数の暴力で攻めている。
グラビティガン取得後のゴードンにとってはただの便利な手榴弾。


  • ローラーマイン
車に引っ付いてくるお邪魔爆弾。
グラビティガンで持ち上げて遠くにスローしよう。


  • CP
シビル・プロテクション(市民保護)を名乗るコンバインの一部門で、中身は普通の人間。
配備されている場所から「メトロコップ」と呼ばれることもある。
人間とはいえ一般市民よりも格段に良い生活水準で暮らせているらしく、性格は大抵横暴。
駅の警備員に缶を投げつけて電磁警棒で殴られるのは誰もが通る道。



  • オーバーウォッチソルジャー
通常のガッポイ。黒い。
原形をとどめないほどに身体改造されたサイボーグ人間で、道中落書きとしておぞましい内部図解を見ることができる。
MP7で武装していることが多いが、ショットガンやパルスライフルを持ち出してくることもある。


  • オーバーウォッチスナイパー
狙撃ッポイ。
前作のスナイパーと性質は同じで、手榴弾を投げ込んで倒す。


  • オーバーウォッチエリート
白ッポイ。
赤い目をした威圧的なガッポイで、コンバイン・シタデルに配備されている。
パルスライフルを標準装備している。


  • APC
コンバインの使用する装甲車で、誘導ミサイルを放ってくる。
発電機能も備えており、シールド発生装置の電源としても利用されている。
遭遇イベントでは大抵無限機銃も使用可能なため破壊すること自体は困難ではない。


  • ガンシップ・ドロップシップ
それぞれ攻撃と兵員輸送を担うコンバイン側の航空戦力で、未知の生物を改造したサイボーグ生命体。
空を飛ぶ魚のような外観をしている。
ドロップシップはすぐに去ってしまうがガンシップは何度か戦う機会があり、たまにRPGの誘導を攪乱して回避したりする。


  • ハンターチョッパー
ガンシップと立ち位置は似ているが、こちらは非生物。
黒い戦闘ヘリで、機銃掃射や機雷の投下で川を駆け抜けるゴードンを追跡する。


  • ストライダー
「宇宙戦争」のトライポッドさながらのサイボーグ巨大兵器で、長い脚を使って街を蹂躙する。
パルスライフルで武装しており、連射速度が速く厄介。
武装蜂起後に何度か戦うことになり、RPGを撃ち込んで破壊することになる。


  • コンバイン・アドバイザー
純粋なコンバイン帝国側の知的生命体で、巨大な芋虫型生物。
強力な念動力を持ち、空中を自在に浮遊することができる。
ブリーンに指示を出し、傀儡政権を通じて人類を奴隷として酷使していた。

登場勢力


  • ブラックメサ・イースト
ブラックメサ研究所の生き残りが結成したレジスタンス集団で、本作における味方勢力。
ブラックメサ研究所と同じラムダマーク(λ)を組織のシンボルとしている。
各拠点は主に郊外の廃墟に偽装されており、City 17からはやや距離がある。

優秀なメンバーと超技術を有しているが劣勢であり、ゴードン来訪までギリギリの攻防を続けていた。
ゴードン到着後はリーダーの誘拐などトラブルはあったものの、City 17の中心を目指し一斉に武装蜂起。後から合流したアリックスとゴードンを助け、コンバイン・シタデルまでの道を切り開いた。


  • Xen
次元の狭間に位置する空間で、コンバインから逃げ出したニヒランスが自身の根城としていた。
文明の崩壊後はポータルを経由してボーティガンツらが地球に来訪し人類と協力しているほか、ヘッドクラブなどの原生生物も地球で繁殖している。
ただしいくつかの生物はリストラ地球環境に馴染めなかったらしく、グラントやコントローラー、テンタクル、外伝オリジナルエイリアンなど登場しない種も多い。


  • コンバイン
かつてニヒランスの故郷を滅ぼした超極悪次元侵略種族。やってることはだいたいご先祖様と同じ。
「コンバイン・オーバーワールド」 と呼ばれる次元を拠点に、さまざまな次元へ侵攻し勢力を増やしている。
その過程で超技術から念動力までさまざまなテクノロジーを会得しており、軍事力はかなりのもの。
更にはご先祖様その2と同様に、侵略した先のさまざまな生物をサイボーグ化して自分の種族として組み入れている。作中では幾つかの未知のサイボーグ生物兵器が運用されているほか、元人間のガッポイたちも中身を改造されコンバインの一員となっている。


ブラックメサ事件後、Xenのゴタゴタを通じて地球の存在を感知し、2010年に侵略を開始。たった7時間で全土を手中に収めた。
そのまま滅ぼす一歩手前だったがブリーンの交渉により奴隷化に方針を転換。人類を「同化」させて手駒を増やしつつ、便利な奴隷として使役していた。

主な幹部としてコンバイン・アドバイザーが登場しており、故郷へのポータル生成装置も兼ねたCity 17の巨大タワー「コンバイン・シタデル」を拠点としている。


  • 雇用主
前作で事件の収束を指示した、G-Manの雇用主。
一応コンバインとは敵対関係にあるようだが、彼らの侵略行為自体は止めておらずG-Manを通じてブリーンに理不尽な休戦協定を結ばせている。
その後も10年の間表立って介入しなかったが、ブラックメサ・イーストの危機にゴードンを派遣させた。
本作の時点でもまだ何が目的なのか定かではない。


武器

  • バール
初期装備にして相棒。
使い勝手は前作とほぼ同じで、ダクト破壊や横板の排除などアスレチックステージでの出番は多め。

  • グラビティガン
正式名称「ゼロポイントエネルギーフィールドマニピュレーター」。ゴードンの浮気相手。
その辺のオブジェクトを持ち上げて射出する という変わった武器で、物理演算を駆使した本作独特のゲームプレイを実現している代表的武器。
木箱やドラム缶といったものはもちろん、芝刈り機のブレード、ガスボンベなどを射出して敵を粉砕することもできるなかなか侮れない便利な武器。
終盤では過剰なエネルギーを浴びてパワーアップし、 人も持ち上げて射出できる ようになる。

  • USPマッチ
かなり連射の効くピストルで、メトロコップの使用する武器。乾いた銃声が特徴的。
黒いマズルコンペンセイターが装着されている。

  • 手榴弾
ピンを外して投げると数秒後に爆発する。コンバイン製で音が鳴るため、前作より爆発のタイミングが掴みやすい。
壁越しの敵などに投げることで先制ダメージを与えられる。

  • .357マグナム
長いリブが付いたコルトパイソンで、高い威力と精度を誇る武器。狙撃にも使用できる。
反面弾薬は心もとなく、装弾数も少ないため乱用しにくい。

  • MP7
連射可能なサブマシンガンで、オーバーウォッチソルジャーの主力火器。前作のMP5に相当する。
セカンダリでグレネードランチャーを放つことができ、数は限られるが高い威力で複数の対象を吹き飛ばすことができる。
集弾性は相変わらず悪く、近距離でないとまともに運用するのは難しい。

  • SPAS-12
近距離高威力のショットガン。セカンダリで二発時発射というどうやってんのかわからんDOOMな撃ち方も可能。
リロードが長いのが欠点だが、一発ごとのため装填途中での発砲も可能。

  • クロスボウ
前作のクロスボウとは異なり、真っ赤に加熱した鉄芯を射出する殺意高めの兵器。本作唯一のスコープ搭載武器。
装填や弾薬数に難はあるものの威力自体はけっこう高め。壁を背にして敵に撃ちこむと文字通り釘付けになる。

  • パルスライフル
新たに登場したアサルトライフル枠で、コンバインの使用するオーバーテクノロジー兵器。
プライマリで連射し、セカンダリで命中した相手を蒸発させるエネルギーボールを発射する。

  • RPG
直進と追尾を切り替えるミサイルランチャーで、ガンシップなどの破壊に用いる。
持ち運べる弾頭は少ないが、使うべき場所では大抵弾薬ボックスから無限に入手できるようになった。

  • フェロポッド
持っていると複数体のアントライオンを味方にできる便利武器。
ノヴァ・プロスペクトへの道中で取得でき、監獄襲撃中は頼れる相棒として大量のアントライオンを引き連れることができる。

乗り物


  • エアボート
汚染されたCity 17の川を走り抜ける際に搭乗するボートで、ある程度の機動力を保ったまま陸も走行可能。
途中からヘリのものを分捕ったパルスキャノンが搭載され、無限に発射できるようになる。
乗り心地はけっこう悪い。

  • スカウトカー
MP7用弾薬箱も備えたナイスなバギー。横転してもグラビティガンで立て直せる。
強化型タウキャノンを搭載しており、火力も申し分ない。
乗り心地はかなり悪い。


マルチプレイ

シングルプレイとマルチプレイが一体化していた前作とは異なり、本作では『HL2』本編と『HL2:Deathmatch』の二本立て。
シングルプレイには力が入れられている一方、同時期発売のCS最新作『Counter-Strike: Source』との共食いを防ぐためかこちらはかなーりシンプルな内容に収まっている。

大まかなゲーム内容自体は前作のデスマッチと同様で、そこかしこに存在するHL2作中兵器を拾いつつ複数人で殺し合うという古き良きデスマッチ形式。『CS1.6』や『Source』の波に逆らえるほどではない。
ただし、本作特有の兵器であるグラビティガンも使用可能。そこかしこに配置されたオブジェクトを持ち上げては投げ、鉢合わせした敵を粉砕していくプレイも可能となっている。

数あるマップの一つノヴァ・プロスペクトの浴場跡ではグラビティガンで取得可能な 大量の便器 が設置されており、ここに籠城しての 便器投げ で暴れまわることが可能。カバーアートも コンバインに便器を射出するレジスタンス兵士 という一見わけのわからない光景を描いている上、Steamストアページにも 「友達に便器を投げつけて倒す」 プレイが推奨されているなど、Valve公式もやたら便器投げを推奨している。










ハーフライフ2 サバイバー

スクエアエニックスの子会社であるタイトーがValve公認で開発したもう一つのハーフライフ2。アーケードゲーマーにとってはこちらの方がなじみ深いだろう。
内容はハーフライフ2をアーケード向けにアレンジし、対戦に特化した内容である。
オリジナル版に比べて残虐な表現は押さえられており、ゾンビの内臓がむき出しになっていないなど表現がマイルドになってる。
また、本作の内容をフルに遊ぶには「NESYSカード」の購入が必須で、これがないと対戦プレイができない。
また、PC用Webサイト「HL2 SURVIVOR キャンプ」を使えばカード使用制限の撤廃、名前の変更などの特典を受けることが可能。

筐体はバーチャロンのような座席に座って操作を行う。本家のようにマウス+キーボードの操作ではなく、 「左レバー」で移動、「右レバー」でエイミングと射撃、「左フットペダル」でしゃがみ、「右フットペダル」でジャンプという独特な操作体系になってる。 キーボード+マウスの方が操作しやすくてコストもかからなかったのではと言ってはいけない

モードはシングルプレイの「ストーリーモード」、店内協力プレイの「ミッションモード」、そして対戦モードの「バトルモード」の三つ。
  • ストーリーモード
ハーフライフ2本篇を短時間で遊べるようにアレンジしたモード。全10チャプターから成っており、探索要素は省かれてる。クリア条件が付けられており、時間内に条件をクリアしていく。

  • ミッションモード
いわゆるCOOPプレイモード。時間内にミッションを協力プレイで達成する事を目的とする。

  • バトルモード
このゲームのメインコンテンツともいえる対戦モード。店内対戦、オンライン全国対戦のどちらかを選択可能。
マッチングで足りないプレイヤーはCPUが操作するBOTでチームが補填される。
ルールはデスマッチのみ。レジスタンス、コンバイン側に分かれて対戦を行う。
さらに本作では、本篇ではない「ジョブ」(クラス)制度があり、「レンジャー」、「ソルジャー」、「スナイパー」、「エンジニア」、「メディック」といった役割の違う兵種を選んで対戦を行う。
武器は本編に出てきたものから、本作オリジナルの武器までかなり豊富。

2006年6月に稼働開始し、2010年2月1日までサービスが続けられたという日本のアーケードゲームにおけるFPSの中でも長いサービス期間を誇っている。

ちなみにこのアーケード版はなんと、本家PC版用のMODがユーザーの手によって作成されている。MODDBに公開されているので、興味のあるユーザーの方は遊んでみるといいだろう。

ベータ版

開発中何度も方針転換が続けられており、ベータ版と完成版ではシナリオからゲームプレイまでかなり大きな違いがあるため、ファンコミュニティからは本家Half-Life 2とは別物のゲームとして扱われている。
これらは2003年のリーク騒動などで部分的に流出しており、後にそれをベースとしたベータ版準拠のHalf-Life 2を作る企画も様々なものが登場している。
今最も開発に勢いがあるのはRaising The Bar: Redux Modである。Half-Life 2: Episode 2のModと表記されているものの、Source SDK 2013(最新ベータ版)さえあればプレイできる。

ベータ版のストーリー

ベータ版は製品版とはかなり違う・・・と言っても設定的に本家と共通事項や、ネタバレになるところも存在するので、格納しておく。1984年(小説)の小説からの影響も本編よりさらに大きい。

ここでは、本作の資料集に収録されていた、Half-Life 2: Raising The Barの物を日本語に訳して紹介する。それでも、抜け落ちている物もあるので、データ資料から想像できるものを拾って紹介していく。




MOD

前作同様にMODフレンドリーな作品で、個人製作だけでも数多くの作品が製作されている。
単純にキャンペーンのゲームプレイを改造したり、武器を追加するものから、規模の大きいものだとホラーゲームから「007 ゴールデンアイ」の移植までさまざま。

代表的なMOD

MMOD
HL2の本編内容はそのままに、グラフィック面を大幅に改良したファンメイドリマスターMOD。いくつか新武器や新機能も追加されている。

SMOD
正式名称SuperMOD。HL2の本編に20以上の武器、バレットタイムやキックなどの新機能、ゴア要素強化、新たな敵の追加など大量の要素を盛り込んだMOD。POSTAL 2に影響を受けたお下劣要素濃い目のバカゲー路線であり、没武器復活や別作品武器の輸入はもちろん、バナナ、物体複製銃、シャベル、はさみ、 UMDを高速射出するPSP などヘンテコな要素が盛沢山。

Garry's MOD
後に公認販売に漕ぎつけたMODで、物理演算に強いSourceを使った箱庭弄りゲーム。根強い人気を誇り、ピタゴラスイッチから有名キャラ同士の対戦、映像撮影までさまざまな使い道が編み出されている。

Nightmare House
F.E.A.R.の影響の濃いホラーアクションアドベンチャー。2部作。合計10人という比較的大規模な人数で開発された作品であり、意表を突くホラー演出は一見の価値あり。




















「ようこそ、アニヲタwikiへ。」
「あなたは、私たちの最高のwikiの1つで追記・修正することを選択したか、選択されました。」
「私はHL2のことをとても考えていたので、ここに、我らの友人によって提供されたwikiに、記事を樹立することを選びました。」
「ですから、もしここに滞在する場合でも、調べものの途中で通過する場合であっても...」
「アニヲタwikiへようこそ。ここは安全です。」


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最終更新:2021年10月09日 23:47

*1 もともとSteamは2003年にカウンターストライク用管理クライアントとして設立しており、配信当初ストア機能は存在していなかった

*2 外伝で携行型ポータル発生装置のディスプレイサーキャノンは登場しているが、こちらは対象をランダムな場所に吹っ飛ばすだけの危険な代物

*3 そのキャラクターモデルをみるとアジア人らしい

*4 1984年に登場するアイテム。プロパガンダを延々と流し、人々を監視するのが目的

*5 このコンバインはHL2サバイバーでも登場