ゴードン・フリーマン

登録日:2020/12/17 Thu 22:28:24
更新日:2021/09/23 Thu 17:00:39
所要時間:約 7 分で読めます









無口な人ね。
―アリックス・バンス


概要

ゴードンフリーマンとは、 史上最強の物理学者

ビデオゲーム『HALF-LIFE』の主人公として初登場し、以降『Episode Two』までのメインシリーズの主人公を務めた。
北米における「好きなビデオゲームキャラクター」ランキングでは必ずといっていいほど名前が挙がる、北米で大人気のキャラクターである。


CV:なし

出身:アメリカ合衆国ワシントン州シアトル
大学:マサチューセッツ工科大学
専門:理論物理学
年齢:27歳(肉体年齢)
性別:男性
職業:レベル3・リサーチアソシエイトサイエンティスト
身長:185cm
髪色:茶
目色:緑
生年月日:不明(1972~1982)

一般的な背丈、体型のアメリカ人成人男性。眼鏡とヒゲがトレードマーク。元々ポニテだったが就職をきっかけにカットした。
『HALF-LIFE』では最初は白衣を着用していたがHEVスーツ(マーク4)に着替え、『HALF-LIFE 2』では最初作業着で行動し合流後にHEVスーツ(マーク5)を着用している。

非常に無口で会話シーンやダメージボイスすらもなく、公式CVはなし。ダメージを負った際は代わりにHEVスーツがアナウンスする。

着用したHEVスーツのハイテクさは勿論、『HALF-LIFE』では『QUAKE』のバグを受け継いだことでバールを握り締めながら どう見ても物理学を無視した挙動でブッ飛ぶ 姿が、『HALF-LIFE 2』ではSourceエンジン搭載のHavoc神の力を得て壁抜けはおろか、 アイテムに乗って壁や天井にめりこみながら爆速で空中を駆ける 姿がスピードランで頻繁に見られることから、 「物理学を極めた男」 として知られる*1





登場作品


  • HALF-LIFE
  • Opposing Force(一部)
  • Blue Shift(一部)
  • HALF-LIFE 2
  • HALF-LIFE Lost coast
  • HALF-LIFE 2: Episode One
  • HALF-LIFE 2: Episode Two
  • HALF-LIFE Alyx(一部)
  • BLACK MESA
  • ハーフライフ2 サバイバー(ストーリーモードのみ)


経歴

1970年代 、ワシントン州シアトルに生まれる。
アルバート・アインシュタインやスティーブン・ホーキングに憧れてMIT(マサチューセッツ工科大学)に入学、教授アイザック・クライナーの許で理論物理学でテレポーテーション技術に関する論文を書き、博士号を取得する。
その後オーストリアでインスブルック大学物理学研究所で実験に参加するも、学会の研究ペースの遅さと注目度の低さに落胆。しかし、そんな彼に師であるアイザック・クライナー博士がある研究所を紹介する。
実はクライナー博士はニューメキシコ州ブラックメサにある政府所有の極秘総合研究施設「ブラックメサ研究所」の所属研究員であり、90年代から長きに渡り秘密裏にアパチャーサイエンスとポータル技術開発競争を続けていたのだった。

2003年5月5日 にはフリーマンはブラックメサに正式に採用され、異空間「Xen」由来の未知の結晶を分析し、研究を行う区画「セクターC テストラボ」に配属される。
その後、Xenクリスタルを分析する抗質量分析計(アンチ・マススペクトロメーター)に採掘チームが持ってきた結晶サンブルを投入し、分析を行う作業を行っていた。
2003年5月15日、ゴードン、ポニーテールをカット



2003年5月16日 。30分遅刻して北棟宿舎をモノレールで出発した彼は、黒服のG-Manの監視に気付きながらもマグニッセンの朝食を台無しにしてセクター3テストラボに到着する。
その日所長によって届けられたのは、これまで分析したもの以上に純度の高いXen結晶サンプル「GG-3883」。上司の研究員たちは何らかの予期せぬトラブルを危惧しつつも、ゴードンに実験決行を伝える。
分析のためにHEVスーツを着用したゴードンはテストチェンバーに入り、分析計に結晶を挿入。しかしあまりにも純度の高いGG-3883は照射されたレーザーによって未知の科学反応を起こしてしまい、周囲に無制限にXenと繋がる「次元の裂け目」を開き続ける 「レゾナンス・カスケード(連鎖共鳴)」現象 が発生してしまう。

裂け目から異世界であるXenに飛ばされつつも、HEVスーツを着用していたおかげで辛うじてテストチェンバーから脱出できたフリーマンだったが、既に研究所はヘッドクラブやボーティガンツ、破損した機材による事故で阿鼻叫喚の地獄と化していた。

エイリアンとの死闘のさなか、彼の目の前にエレベーターで降りてきた海兵隊が現れるが、助けを求めた研究者の一人を無残に射殺する。彼らは事故隠蔽のため、全ての警備員と科学者を抹殺して回っていたのだった。

海兵隊の攻撃を辛くも跳ね除けたフリーマンだったが、それにより最優先殺害対象となってしまい名指しで追われる羽目に。気絶状態でゴミ処理場に放り込まれるもなんとか脱出し、ポータルでXenへの探索を行っていたラムダチームの生き残りと接触を果たす。

ラムダチームによれば、異空間Xenにはエイリアンを意図的に送り込んでいる存在がいるという。侵攻を止めるべく決死のポータル起動を行った科学者によって、フリーマンは異世界と異世界の狭間Xenへと突入する。

Xenへ到着した彼を待ち受けていたのは、幻想的なXenの世界、そして奴隷のようにこき使われる下級種族ボーティガンツたちだった。
熾烈な攻撃を掻い潜って最深部へと到着した彼は、謎の人物の助けを借りて侵略作戦の主であるニヒランスを殺害、ボーティガンツを解放する。

その直後、彼はブラックメサ事故中幾度も遭遇した黒服の男「G-Man」によって異空間に飛ばされてしまう。G-Manは自分の手駒となり得る有能な人材を求め、ゴードンを監視・支援していたのだった。
自らの手駒となるか、あるいは死か、二つの選択肢を突きつけられたフリーマン。彼はG-Manの取引を承諾し、彼に「雇用」され一旦異空間へと幽閉される。(HALF-LIFE)





同時期のブラックメサ研究所では、同僚のコレット・グリーン博士らの奮闘によってレゾナンス・カスケード現象は大幅に食い止められ、警備員バーニー・カルフーンによって複数の施設職員が施設外へと無事脱出。また、政府によって持ち込まれた核弾頭が起爆されブラックメサは消失した。(外伝シリーズ)

しかし地球各地でXenへのポータルが開き続ける「次元扉嵐」現象が発生し、ボーティガンツやヘッドクラブを始めとするXenの生物がポータルを通して地球へと進入、自然環境や人類文明は大打撃を受け、コンピューターを初めとしたデジタル技術が2000年代前半のまま停滞してしまう。
生き残った人々は都市へ逃げ延び、Xenの生物たちは地球環境に適合していった。

しかし、事態はそれだけでは済まなかった。次元扉嵐現象を通じて地球文明の存在を知った次元侵略種族「コンバイン」は 2010年 に次元扉を通り、その科学力と物量を以って地球へと侵攻、既に疲弊していた各国の軍隊を滅ぼし、わずか7時間で国連を降伏させる。

ブラックメサ元所長のウォレス・ブリーンはコンバインとの通信手段を確立し、地球代表を名乗って降伏の交渉を提案。これによって絶滅は免れたものの、地球は完全にコンバインの奴隷へと成り下がってしまう。

北欧の都市City 17と、そこに建設された巨大要塞「コンバイン・シタデル」を中心にコンバイン帝国によって世界中の人々は管理され、一部の人間は改造手術を受けてコンバインに「同化」、帝国はさらに勢力を拡大させていった。
散発的なレジスタンス活動は行われたが実力差から政権転覆には至らず、人々はディストピアとなった都市でギリギリの生活を強いられていた。

支配から10年後。G-manによって何度か現世に出没し幾つかのミッションを成し遂げることで「謎の救世主」として活動を続けるゴードンフリーマンだったが、長い期間本格的に活動することはなかった。(Lost coast)




そして、 2020年頃 のCity 17。肉体年齢27歳のまま20年近く幽閉されていたフリーマンは、G-Manの手で再び現世に送り込まれる。
今度の彼の目標はコンバインの撃退。地球代表気取りのブリーン博士が支配するCity 17に到着したゴードンは、ブラックメサ時代の旧友バーニィと再会する。
彼ら元ブラックメサ研究チームの生き残りは、ブリーンを打倒すべくCity 17に終結し「ブラックメサ・イースト」を拠点にレジスタンス活動を行っていたのだった。

かつての上司イーライの成長した娘アリックス・バンスと共に、クライナー博士が住む市内の隠れ家に辿り着くフリーマン。しかしクライナー博士が飼っていたペットのラマーによって転送装置が故障し、ゴードンはブリーンの元へと転送されかけてしまう。

転送装置は使い物にならず、元上司に現世到着がバレてコンバインに追われる身となったフリーマンは、バーニィから受け取ったバールを手に廃運河を通ってレジスタンスのアジト「ステーション6」へ急行、水陸両用のエアボートを借り、激闘の末に極秘研究所「ブラックメサ・イースト」へと無事辿り着く。

ブラックメサ・イーストでは、かつての上司イーライ・バンスを筆頭に、クライナー博士やモスマン博士といった優秀な科学者がさまざまな兵器を開発し武装蜂起に備えていた。先に転送されていたアリックスと合流し安堵したのもつかの間、厳重なカモフラージュが敷かれていたはずの研究所に突如コンバインが襲来し、研究所を制圧してイーライ・バンスを誘拐してしまう。
命からがら脱出したフリーマンが到着したのは、「City」の区分から外れゴーストタウンとなった街「レーベンホルム」だった。

レーベンホルムでゾンビに追われていたフリーマンだったが、突如現地人のグリゴリ神父が彼を支援するために現れる。東方正教会司祭で狂信者の彼はゾンビと化した市民を殺害することで彼らを「救って」いると固く信じ、街中に大量のトラップを仕掛けてただ一人孤独に戦っていた。
神父と共になんとか窮地を脱出したフリーマンは、洞窟、線路を通って海岸のレジスタンス基地「ショアポイント基地」に辿り着く。

ショアポイント基地のレジスタンスによれば、イーライ・ヴァンスはコンバインによって改修された海岸の廃刑務所「ノヴァ・プロスペクト」に運ばれたという。
バギーを借りたフリーマンはハイウェイを疾走し、途中で射殺したアントライオンガードからフェロポッドを抽出してもらい、アントライオンを味方につけてノヴァ・プロスペクトへ潜入。
大量のアントライオンを率いて刑務所を襲撃し、掃討に成功する。

列車基地でアリックスと合流し、二人でイーライを救出することに成功するが、フリーマンらはなぜか刑務所にレジスタンスのモスマン博士がいるのを発見。
実はモスマンは裏でブリーンと繋がっており、ブラックメサの居場所がバレたのも、イーライがノヴァ・プロスペクトへ連行されたのも彼女の仕業だった。

モスマンを説得してテレポーターを作動させるアリックスだったが、モスマンはイーライを連れて勝手に逃亡。フリーマンらも二人を追って転送を開始するが、転送途中で装置が爆破に巻き込まれて破損したため予期せぬトラブルに見舞われてしまう。

クライナー博士の隠れ家に再び転送された二人だったが、転送装置にトラブルが生じた結果、二人はかつてのフリーマン幽閉中と同様に1週間もの間異空間をループしていたことが発覚。
既にレジスタンスは武装蜂起を開始し、市内はレジスタンスとコンバインが争う戦場と化していた。

共に戦闘に参加するフリーマンとアリックスだったが、アリックスはコンバインに捕まり連行されてしまう。バーニィや他のレジスタンスの支援を得て「コンバイン・シタデル」へと突入したフリーマンだったが、セキュリティゲートが全ての武器を没収。
しかし、彼の持っていたオーバーテクノロジー武器「グラビティガン」だけはゲートが発したエネルギーを吸収し、強化されたグラビティガンを手に入れたフリーマンは上階へと登っていった。

上階へ向かうため意図的に拘束装置へ乗り込んだフリーマンは、アリックス・イーライと共にブリーンの前に連行される。しかし、ブリーンが約束を反故にしてブリーンを殺害するつもりだと知ったモスマン博士は突如ブリーンに反逆し、3人を解放。
アリックスはモスマン博士と和解し、彼女にイーライの身柄を託してフリーマンと共に逃亡するブリーンを追い詰める。

逃亡したブリーンはシタデルの巨大転送装置を用いてコンバインが拠点とする次元「コンバイン・オーバーワールド」へと向かおうとしていた。
しかしオーバーワールドから侵攻する敵も跳ね除けたフリーマンによって転送装置は破壊され、崩落と爆発に巻き込まれたブリーンも死亡する。
爆発に巻き込まれかけた瞬間、突如時間が止まり、フリーマンの前に再びG-Manが現れる。フリーマンの仕事ぶりを褒め称えた後、彼は「さらなる任務」のために再び異次元に幽閉しようとする。(HALF-LIFE 2)



しかし、超能力を持つボーティガンツはこれを許さなかった。彼らの介入により幽閉は失敗し、アリックスとフリーマンの二人はシタデルの麓へと転送される。
クライナー博士と連絡を取ったアリックスは何者かによってシタデルコアが暴走し、何もしなければもうすぐコンバイン・シタデルが吹き飛ぶこと、生き残るには再び中へ進入しメルトダウンを遅らせる必要があることを伝えられる。
仕方なく潜入した二人はコアの安全装置を作動させて脱出を図るが、その途中でコンバイン・アドバイザーが残した通信記録を発見する。
その中には、襲撃を受けたアドバイザーがシタデルコアを犠牲にポータルを開こうとした時に記録された、これまで不明だった「コンバイン・オーバーワールド」の次元座標が残されていた。

輸送車両に乗って市街地へと逃げる二人だったが、列車は途中で脱線してしまう。辛うじて這い出た二人がCity 17市街地に到着すると、街は管理統制能力を失い暴走する原生生物と、それを食い止めようとするコンバイン、そして町からの脱出を図るレジスタンスが戦う混沌とした戦場となっていた。
協力してゾンビだらけの街を進み駅でレジスタンスと合流した二人は、彼らの脱出を援護して最終列車に乗り込む。
なんとか離脱には成功したものの、コンバイン・シタデルは街を巻き込んで爆発。その衝撃で二人を乗せた電車は脱線し、フリーマンは昏倒してしまう。(HALF-LIFE 2: Episode One)



脱線した車内で目覚めたフリーマンとアリックスは、なんとか崩壊前に列車から脱出することに成功する。
しかしコンバイン・シタデルは窮地のアドバイザーが設定したシタデルコアのメルトダウンによって吹き飛び、シタデル上空には「コンバイン・オーバーワールド」へと繋がるスーパーポータルが形成されてしまっていた。
なんとか次元座標を届けてスーパーポータルを閉鎖しなければ、再びコンバインの侵攻が始まってしまう。データパケットを持った二人はCity 17郊外にあるもう一つの極秘研究所「ホワイトフォレスト」へと向かうが、コンバインの差し向けた機動兵器ハンターの襲撃でアリックスが瀕死の重症を負う。
窮地を救ったボーティガンツと共にアントライオンの巣へと向かったフリーマンはそこでエキスを回収し、ボーティガンツたちの決死の治療によってアリックスは息を吹き返す。
ボーティガンツの能力が別のことに向けられた瞬間を逃さなかったG-Manは再びフリーマンに接触し、彼の計画が妨げられたことやアリックスの重要性について語る。

息を吹き返したアリックスと共に北へ向かうフリーマンだったが、コンバイン残党たちもまた北へ侵攻していた。
車を確保して急ぐ二人。途中でコンバイン・アドバイザーの脱出ポッドを発見し、調査中にアドバイザーに襲われるが、生命維持装置を暴走させて撃退に成功する。
廃村での待ち伏せを跳ね除け、DOGの救援でストライダーから逃れた二人はついにホワイトフォレストに到着。
アイザック・クライナー、イーライ・ヴァンスと、ホワイトフォレスト担当の科学者アーン・マグニッセンに合流する。

マグニッセンは、ホワイトフォレストの大型サイロからのロケットの発射によるスーパーポータルの閉鎖を計画していた。
基地に侵入したコンバイン兵によって一時戦闘状態となるがゴードンが奮闘し、ロケットの破壊は食い止められる。
その後、北極圏へ調査に向かったモスマンから連絡が入る。彼女の連絡はブラックメサの競合他社「アパチャーサイエンス」の職員がコンバインの侵略時に使用した砕氷船「ボレアリス」の存在を知らせるものだった。
ボレアリスに搭載されたアパチャーの技術を使用することで、現在の状況を打破できるかもしれないと考えたアリックスらレジスタンスは、北極圏への探索を提案。フリーマンも参加することになる。

コンバインたちは最後の襲撃を開始し、大量のストライダー、ハンターをホワイトフォレストの周囲に投入、侵攻を開始する。
しかしフリーマンは新発明のマグニッセン装置を活用して全てのストライダーの無力化に成功。ロケットは無事発射され、コンバイン・オーバーワールドと地球を繋ぐスーパーポータルは遮断される。

勝利に湧いたレジスタンスたちだったが、コンバイン残党も諦めてはいなかった、ボレアリスへ飛ぶためのヘリに向かったゴードン、イーライ、アリックスの前に一度撃退したアドバイザーが再び襲来し、イーライは脳を捕食されてしまう。
異変に気付いたDOGの介入によってゴードンとアリックスは生き延びたものの、重症を負ったイーライはそのまま死亡してしまうのだった。 (HALF-LIFE 2: Episode Two)




愉快な仲間達


  • バール
相棒。
ブラックメサ事故発生直後から愛用している品で、ダクトへの進入や小型生物の排除などに活躍した。
しかし「Half-Life 2」では重力銃というライバルが出現し、「Ep1」では重力銃に近接武器の座を奪われとうとうリストラ。しかしファンの批判を受け、「Ep2」でついに復活を果たした。
その意志は日本にも受け継がれ、アーケード版「ハーフライフ2 サバイバー」ではレジスタンス側の近接武器として愛用された。

  • HEVスーツ
正式名称「Hazardous Environment Suit(対危険環境スーツ)」。オレンジや赤、白といった複数のカラーリングがあるが、基本的にはオレンジのものが多い。
ゴードンをサポートする良き相棒であり、ゴードンの異様な耐久力・戦闘力の根源。ブラックメサ当時はマーク4だったが、その後マーク5にグレードアップし 無限ダッシュできなくなった。 劣化では?
当時のゲーム動画が上がった際の画質の悪さから「子猫パワー」もネタにされる。*2

  • 重力銃
通称グラビティガン。
重力エネルギーを利用してドラム缶などの設置物を掴んで自由に運んだり吹き飛ばしてぶつけることでダメージを与えたりできる。生物には反応しないのでこれだけで敵を倒すことはできなかった。
上記の通り強化状態になると銃のオレンジ色の部分が薄く発光する青色になり、コンバイン兵やエネルギー玉も掴めるようになり、直接ビームで敵を倒せるようになる。
コンバイン兵を掴んでエネルギー帯に投げ込んでで消滅させるのはお約束。

  • G-Man
『HALF-LIFE』を象徴するもう一人の男。ブラックメサ事件を裏で操り、ゴードンやシェパード、アリックスといった複数の人材を「雇用」した。
「政府関係者(Government Man)」を意味する名前を持つがクライアントは米国政府というわけではないらしく、確定している情報も殆どない、
胡散臭さはないが不気味さを醸し出す謎の存在。
彼自身も英語に詰まったりアクセントが妙だったりと「人間でない何か」であることが仄めかされている。

時を止めたり異空間へ幽閉したりと一見、能力自体はかなり万能見えるが、実のところそこまで力があるというわけではないことを自ら仄めかしており、
超能力生物の干渉で容易に無効化できたり、ボーティガンツやニヒランス、コンバインといった超能力を保持する連中にはめっぽう弱い。

そのため気に入った人間を「雇用」して異空間に閉じ込め、必要な時だけ現実に送り込んで事態の集束を行わせることでクライアントからの仕事をこなしているらしい。

City 17からコンバインを追放するためフリーマンを送り込むが、そこでフリーマンが「救世主」となってしまったことで、レジスタンス側のボーティガンツによって彼の再収容が阻止されてしまうという想定外の事態に遭遇。
その後もボーティガンツの妨害で彼を自分の駒として使えなくなり、新たな駒としてアリックスに目を付けた。シェパードくんも使ってやれ



  • バーニィ・カルフーン
HALF-LIFE外伝『Blue Shift』主人公。職業は警備員で、外伝では無口だが2では社交的な二枚目。
配属されてから半月で職場が吹き飛んで無職になるという、運が悪過ぎる男。
ゴードンの仲の良い同僚だが、「モノレールで移動中にドアを叩いている姿が見える」以外、HL1本編で遭遇することはない。

ブラックメサ事故に巻き込まれて脱出を図り、ポータル開発者のローゼンバーグ博士を救出。二人で旧研究施設をこじ開け、転送装置を再稼動させてブラックメサの外部へ脱出した。
その後、ブラックメサ職員が多く集まるCity 17のレジスタンスに合流。かつての同僚や上司と共に諜報活動を行い、ゴードン来訪後もサポートを行った。

  • アイザック・クライナー
ゴードンの師であり、ブラックメサ研究員。頭頂部が寂しい。
ブラックメサ事故に遭遇したが生き延び、City 17でレジスタンスに合流、ポータルの研究を再開していた。
研究はかなり進んでいるらしく、ラボでは机サイズにまで縮小化に成功した転送装置が置いてある。
ペットとして歯を切除したヘッドクラブの「ラマー」を飼っており、事ある毎に捕食されかかっている。

City 17に到着したゴードンを支援し、ブラックメサ・イーストへ送り込もうとするがペットのラマーのせいで失敗し、その後イーライのいない間レジスタンスを指揮する。
イーライの帰還後は共にホワイトフォレストへと向かった。


  • イーライ・バンス
ブラックメサ研究員の黒人男性で、フリーマンの上司。
左足を失いながらもクライナーと共にブラックメサ事故から生還し、City 17郊外のブラックメサ・イーストでブリーンの行う統治に抗うレジスタンスたちを指揮していた。
モスマンの裏切りによるブラックメサ・イースト襲撃時に拉致されてノヴァ・プロスペクトに連行され、その後コンバイン・シタデルのブリーンの元へと移送されるが、モスマンの再度の裏切りによって解放される。
その後はホワイトフォレストへ向かい、マグニッセンらと共にコンバイン残党を迎撃。スーパーポータルの閉鎖を見届けたが、直後にアドバイザーに襲撃され脳を吸い取られて死亡した。


  • アリックス・バンス
イーライの娘。『HALF-LIFE: Alyx』主人公。
活発な女性で、フリーマンやバーニィに負けない度胸と戦闘力を持つ。コンバインの技術にも精通しており、タレットやドアの簡単なハッキングもできる。
ブラックメサ事件当時は赤ん坊で、City 17で育った。レジスタンス活動を通じて戦闘能力を磨き、ゴードンの来訪時には良きパートナーとして行動を共にした。
共にブリーンを打倒してコンバイン・シタデルを脱出し、コンバイン帝国本拠地の正確な次元座標を記したデータパケットをマグニッセンの元へ届けた。


  • アーン・マグニッセン
フリーマンに電子レンジを弄られ、8時の朝食を台無しにされた人。
ブラックメサ事故を生き延び、ホワイトフォレストを拠点に武装の開発を行っていた。
EP2終盤ではマグニッセン装置の提供やロケットの打ち上げといった形で活躍。朝食の件を未だに根に持っていたが、彼の活躍ぶりを見て多少は考えを改めた。
ボーティガンツの喋り方が仰々しいのはだいたいこいつのせい。


  • ウォレス・ブリーン
ブラックメサ所長にして、純粋結晶の分析を命じた張本人。
何者かの圧力で行ったことが暗示されているが、詳しくは明かされていない。だいたい予測できるけど

ブラックメサ崩壊後も生き残り、コンバイン帝国の侵略開始後にたったの7時間で通信を解析、交渉を開始するという胡散臭すぎる偉業を成し遂げる。
その後勝手に地球代表を名乗ってコンバインの傀儡政権の代表となり、City 17のコンバイン・シタデルを拠点に世界中のコンバイン制圧を補助。
しょうもないプロパガンダを垂れ流しながら、どう見ても人類奴隷化にしか見えない政策を正当化し実行に移し続けた。
人間の生殖能力を著しく下げる「抑制フィールド」を作動させ、衣食住を配給制にして「同化」しない人々を差別し、レジスタンスの疑いが少しでもあれば即座に逮捕するなどその手法は到底受け入れられず、レジスタンス活動が活発化。
彼らを支援するためにブラックメサ職員が集結し、「ブラックメサ・イースト」が結成されるなど、とにかく色々と人望のなさが伺える。

最終的にスパイだったはずのモスマンにすら裏切られ、コンバイン帝国本拠地へ逃げ込もうとする。しかしフリーマンに転送装置を破壊され、爆発に巻き込まれて死亡した。


  • ジュディス・モスマン
ブラックメサ・イーストに所属する女性研究者。
裏でブリーンと繋がっており、イーライの生存を保障させる代わりにブラックメサ・イーストの所在をバラした。
ブリーンが約束を反故にしたと知るなり彼を裏切り、再びレジスタンス側に加入、アリックス達とも和解した。
その後City 17から逃れて北極圏へ向かい、アパチャーサイエンスの砕氷船ボレアリスを発見した。


  • DOG
ちょっとでかいけど どう見ても犬です。
アリックスの愛犬。廃材から作られているが能力は非常に高く、感情表現も豊か。
その巨体を生かして車を持ち上げたり素手でコンバインを殴り倒したりと大活躍した。
その強さの前に思わず量産の暁には…と言いたくなるが量産はできない様子。


  • グリゴリ神父
City 17から40kmほど離れた郊外「レーベンホルム」で教会を管理していた男。所属は東方正教会。
コンバインがヘッドクラブ入りミサイルを撃ち込んだせいで住民の多くがゾンビと化し、信者がいなくなり狂ったのか「救い」と称して街中のゾンビを狩りはじめた。
彼の作るトラップはどれも使い勝手が良く、各種トラップとグラビティガンを駆使すればほとんど発砲せずに市街地突破が可能。
ゾンビと生者の見分けは付くようでフリーマンの窮地を幾度も救い、最終的にゾンビのたむろする炎の向こうへ飛び込んで生死不明となった。



  • オデッサ・カベッジ大佐
ハイウェイ17の灯台にあるレジスタンス基地を指揮していた男。
市民にどこからか調達したロケットランチャーの使い方を説明し、フリーマンにも実物を提供した。



  • ラマー
歯を切除されたヘッドクラブ。『Black Mesa』では彼(彼女?)がブラックメサ事件の生き残りであることが仄めかされている。
クライナー博士のペットで無害化されてはいるが、しょっちゅう人の頭にかぶりつこうとするせいでバーニィからは嫌われている。
クライナー研究所の転送装置を破壊し、暴走した装置に便乗して脱走。その後再び捕獲され、クライナーと共にホワイトフォレストへと連れられた。
その後研究所で再び脱走。マグニッセンが製作したロケットに忍び込んだまま打ち上げられ、ノーム人形と共に宇宙へ旅立った。



  • アントライオン
厄介な敵であり、癒しキャラでもある存在。大型犬ぐらいある虫。なお無限に湧く。
フェロポッドがあれば味方につけることができ、圧倒的な人海戦術でコンバインを薙ぎ倒していくことができる。
EP2では彼らの巣とめちゃくちゃキモい芋虫も登場した。



  • 危険環境下戦闘部隊(HECU)
正式名称「Hazardous Environment Combat Unit」。アリゾナ州サンテゴ基地を拠点とする軍事勢力。
合衆国海兵隊特殊作戦司令部管轄の特殊部隊であり、海兵隊版HEVスーツとも言うべき「PCV(Powered Combat Vest)」を着用している。
ブラックメサ事件の 1週間前 に本格的な訓練を開始し、5月15日にはブラックメサへの出動が決定、16日にブラックメサへと急行し、事故への対処に当たった。
エイリアンの侵攻を食い止め、同時に事故を隠蔽するため警備員・研究者といった目撃者を殺害して回るが、エイリアン側が航空戦力を動員するにつれ劣勢となる。
最終的に撤退したが、一部隊員は取り残され核爆発に巻き込まれた。

研究者を殺害するシーンがあるという都合上、規制の強いドイツでは 人型ロボット に差し替えられている。意外とかっこいい



  • ブラックオプス
もはや事故を止める手段はないと結論付けた政府がブラックメサに送り込んだ、軍隊でなく政府直属の極秘部隊。
全身黒づくめで機敏、武器も強力かつ隠密性が高い暗殺者めいた集団。
海兵隊を含めた全生存者の抹殺を図り、核爆弾を持ち込んで爆発事故に見せかけて事態の消息を図った。
シェパードがなんとか起爆装置を解除するもG-Manが再起動し、ブラックメサは核爆発で吹き飛んだ。



  • ボーティガンツ(エイリアン・スレイブ)
次元の狭間Xenで奴隷としてこき使われていた種族。PS2版の「エイリアンモード」主人公。
首輪と念動力で行動を制限されており、支配種族のせいで仕方なくブラックメサへ突入していた。
Xenへ突入したフリーマンが支配種族の長であるニヒランスを殺害したおかげで奴隷から解放され、そのまま次元扉嵐を利用して地球へ逃げ延びる。
その後はレジスタンスに手を貸して能力を生かしてコンバインの圧政に立ち向かい、フリーマンやアリックスの作戦をサポートした。

念動力を使うことができ、数匹集まればG-Manの妨害も可能。「EP1」作中ではゴードンの幽閉を阻止することに成功している。

ちなみにアントライオンの巣で生成されるエキスが好物。実際に摂取すると念動力が強化される。
なんでもアントライオンを飼育して生産していた時代もあったとか。


  • ニヒランス
次元の狭間Xenの支配種族の親玉で、見た目は空中を浮遊する巨大な悪醜の胎児。
強力な念動力や自らポータルを作り出す能力などさまざまな特殊能力を持つ。
元々は別の次元の生物だったがコンバインから逃れて狭間のXenに逃げ込み、そこの長となった。
このため、奴隷のボーティガンツや戦闘員のエイリアン・グラントとは身体の構成こそ似ているが種族的にはかなり遠い存在。

Xenへの移動手段を確立したブラックメサ研究所からは採掘ついでにちょくちょくちょっかいを掛けられていた様で、グラントやヘッドクラブを研究用に誘拐されたり勝手に結晶の採掘施設を立てられたりしている。
レゾナンス・カスケード現象を利用してブラックメサ研究所へボーティガンツたちを送り込むが、逆にポータルを通って物理学者がやって来て脳天をカチ割られ死亡した。


  • コンバイン帝国
さまざまな次元を侵略し、現地の知的生物をサイボーグ化して「同化」することで範囲を広げてきた種族。
簡単に言えばゲームエンジン上従兄弟にあたる『QUAKE II』における「ストログ」の上位互換的な連中。
ニヒランスらを次元の狭間「Xen」に逃亡させた原因の種族でもあり、同じく知的生物であるボーティガンツらとも対立している。

それだけの事を実行できるだけあり戦力も相当のもので、本体ではないにも関わず7時間戦争の名の通りに7時間で地球を制圧し、
その戦力を身をもって体験したイーライ曰く「本体が戦争しに来たら今度は7分で終わるだろう」とのこと。

「2」作中では既に戦争から10年が経過しており、多くの人間がコンバイン兵士として改造され「同化」している。
一般市民や未改造の「メトロコップ」ら下級兵士は過酷な生活を余儀なくされているが、「同化」すればより良い生活が保障されるのだという。
生き延びるため、誰かを養うために志願する市民も少なくなく、コンバインの更なる侵略を招いてしまっている。


  • コンバイン・アドバイザー
圧倒的な念動力を持つ空飛ぶイモムシ。弱そうな見た目だがその実コンバインの上位者に相当する存在。Ep2で本格的に登場する。
City 17でブリーンの上に立っており、実質的に支配権を握っていた存在。
念動力で浮遊し獲物や物体を捕らえ、触手で捕食したりドラム缶程度ならそのまま捻り潰したり、脳を捕食して情報を得たりとかなりの力を持つ。

作中ではブリーンの死亡を確認後、シタデルコアをまるごと消費してスーパーポータルの発動を画策。
City 17ごとシタデルを爆破し、そのエネルギーでコンバイン帝国本土とのポータルを開通させた。
その後僻地に墜落し、止めを刺しにきたフリーマンを返り討ちにしようとするが生命維持装置を破壊され逃亡。

エンディング直前に再び2匹で襲来し、イーライ・バンスを殺害。しかし直後にDOGの攻撃を受けて逃亡した。






ちょこっと遭遇


  • エイドリアン・シェパード
Half-Life外伝『Opposing Force』主人公。
海兵隊の一員であり、M60や狙撃銃といったさまざまな武器に精通している。
HECUの一員として送り込まれるも負傷して科学者に助けられ、以降脱出のために行動を開始。
最終的にワームホールから出てきた名状しがたいなんかを撃退した直後、戦闘能力を評価したG-Manによって幽閉(ただし「雇用」ではなく「保留」)された。


  • コレット・グリーン/ジーナ・クロス
Half-Life外伝『Decay』主人公。階級はフリーマンより上のレベル4。
遅刻したゴードン・フリーマンより先にHEVスーツを着用し、彼が使うXen結晶「GG-3883」を運搬。
その後抗質量分析計の下部分でレゾナンスカスケードに巻き込まれる。
最終的に生存者と協力してビーコンを作動させ、多数開いていた時空の裂け目を大幅に減少させた。

  • ローゼンバーグ博士
『Blue Shift』『Decay』に登場する博士。元々旧研究セクターでポータルの開発を行っており、ゴードンが使用したテストラボのアンチマススペクトロメーターの設計開発も行った。
ブラックメサ事故の際に重要人物として海兵隊に捕獲されコンテナに幽閉されるが、バーニィによって身柄を確保。その後バーニィと共に封鎖された旧研究所を掘り起こし、複数の研究者らと共にポータルで脱出を果たした。






関連項目


彼が物理学を超越した元凶。






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最終更新:2021年09月23日 17:00

*1 もちろんFPSの主人公補正もあり、戦闘能力のほうもただの科学者にしては異常に高い。

*2 本来は「予備パワー」なのだが字が潰れてこう見えた