007 ゴールデンアイ(ゲーム)

登録日:2010/03/21(日) 21:19:33
更新日:2025/04/16 Wed 16:05:17
所要時間:約 5 分で読めます






JAMES BOND

MEETS

NINTENDO 64


緊張感こそは最高の娯楽。3Dリアルガンアクション、登場。

007
ゴールデンアイ
GOLDENEYE


1997年8月23日にイギリスのレア社から発売されたNINTENDO64ゲーム


【概要】

基本的なストーリーは同名の映画と同じで、なおかつ様々な独自要素が加えられており、ジェームス・ボンドは様々な指令を受けて衛星兵器「ゴールデンアイ」の秘密を探ってゆく。
歴代の007シリーズから美味しいところを寄せ集めた、いわゆるオールスターゲーとしての側面もある。

当時としてはグラフィックス面のレベルが高く、FPSとしての完成度の高さ、原作の再現度の高さが評価され、世界中で好評を得た。
他にも非常に賢いAIやN64コントローラーに最適化されたシンプルな操作体系、対戦モードの完成度なども本作ならではの特徴だ。
その当時、あまりFPSが浸透していなかった当時の日本に、シューターのジャンルを広めるきっかけとなったゲームであり、海外でのFPSの金字塔はDOOM、日本では本作と答える人が多い。

日本での売り上げは約10万本と少ないが、実際にプレイした人間からの評価は凄まじいほどに高く、FPSファンのみならず子どもたちからも愛され、昔みんなで64をプレイする時の定番のソフトの一つであった。
(その他の例:スマブラ、マリオカート・パーティ等)

なお、本作は『ゴールデンアイ』公開から2年後且つ次作『トゥモロー・ネバー・ダイ』の公開4ヵ月前と言うタイミングであった、日本以外の国で売れに売れた為、NINTENDO64全体で見ても代表的なゲームでもある。
この影響で映画の方の007シリーズも子供や若年層の取り込みに繋がった功績を007復活の仕掛け人であるMGMの当時の副社長も認知したようで、のちにピアース・ブロスナン→ダニエル・クレイグへ繋がる007シリーズの映画化が盛んになって行く契機ともなった。
後にレア社は本作の精神的続編であるパーフェクトダーク(ゲーム)がN64でリリースされている。

2002年にレア社はマイクロソフトに買収されたうえ、実写の洋画という版権的に厳しい題材を取り扱っているため、(リメイクはあっても)長らくバーチャルコンソールでの移植はなかったが、26年の時を経て2023年1月27日にようやく「NINTENDO64 Nintendo Classics」でのオリジナル版の配信と、Xboxでの配信が行われた。Switch版は当初英語版限定であったが、11月30日に日本語版もリリースされた(ただし本家はESRB T(13歳以上対象)だったのに対し、日本語版ではCERO Z=事実上の18禁判定を受けた事から、別途「Nintendo Classics 18+」のダウンロードが必要になる(余談を参照)。しかし、XBOX版は依然として英語版での収録となっている。

なお、オリジナルカセットは発売から四半世紀以上が過ぎた2022年現在でも、流通本数が少なかったこともあり当時とさほど変わらない値段(5000円程)で取引されていることから、その人気・需要の高さが窺える。

ゲーム自体は3版(北米NTSC版・日本NTSC版・欧州PAL版)存在しており、日本版は北米版と比べボディアーマーが多く置かれたりして難易度が軟化している(英語圏のTASプレイヤーが日本語版をプレイしているのはこの為)が、一方ハンティングナイフが削除されていたりする。PAL版は北米版と同様だが、PALの仕様により50Hzなので、30FPSのところフレームレートが25FPSに制限される。

2011年には、本作のリメイク版がWii用ソフトとして発売された。
対応ソフトが少なく、余り使い所が無かったWiiザッパーに対応。

これでまたあの興奮が味わえる事だろう。
ボンドのモデルはピアース・ブロスナンからダニエル・クレイグ(吹替:小杉十郎太)のフルボイス仕様に、PP7はP99に変更され、ストーリー進行もある程度は映画準拠となっている。
こちらの作品も任天堂発売ではあるがCODシリーズで知られているActivisionが007のゲーム化の版権を所持していた時代の作品である為、残念ながらこちらの方は今のところSwitch版などの予定は発表されていない。

【ゲームモード】

【ミッションモード】

1人でプレイするモード*2。要するにストーリーモードである。
プレイヤーは主人公ジェームズ・ボンドを操り、ミッションごとに与えられた任務を遂行していく。
すべてのミッションには「イージー」、「ノーマル」、「ハード」という3つの難易度が設けられており、それぞれの難易度に応じて、任務の内容ボンドの体力敵の強さ・体力・命中率敵の落とした銃から得られる弾の数などが変化する。敵の配置なども微妙に変化する。
ミッションを無事にクリアすると、それぞれの難易度にクリアしたことを示すマークが表示される。
全ミッションの全難易度をクリアすると、新たな難易度として「007」が出現し、敵の体力攻撃の強さ命中精度移動速度をプレイヤーが自由に設定できるようになる*3

【対戦モード】

2人〜4人で対戦するモード。
相手を倒すと得点が入る「通常対戦」のほか、過去の007映画のタイトルになぞらえた対戦ルールが「シナリオ」として用意されている。
ステージは全部で9つ用意されている*4。ただし3人以上で対戦する場合、一部のステージは選択できない。
一部のステージが選択できなくなることについては開発スタッフのドーク博士改めDavid Doak氏のTwitterによると、背景のグラフィック負荷の問題であり、プレイヤーが1人増える=カメラが1つ増えると描写する背景が増える。最悪のケースは一番負荷の高い部屋に全プレイヤーが集まって互いを見ている事(背景4つ+キャラを3人映すがカメラ4つ。)だとコメントしている。

お楽しみモード

簡単に言ってしまえば公式チート
各ステージを特定の難易度でプレイした際に設けられる目標タイム以内にクリアすれば解禁される。
実用的なものから笑いを誘うものまで様々。

【主な登場キャラ】

基本的には原作と同様のメンバーで構成されており、対戦モードでは条件を満たすと大体のキャラクターが使用可能。
ただしCIAのジャック・ウェイドについては肖像の使用許可が下りなかったため、本作では台詞がほんの僅かに出てくる程度。
ボンドをサポートするMやQ、マネーペニーといった面々はミッションの説明役として文章だけの登場だがキャラは濃い。
モブについては専用項目があるのでそちらを参照のこと。

  • ジェームズ・ボンド
ご存じ007にしてミッションモードでの操作キャラ。
5代目であるピアース・ブロスナン氏がモデルのCGが要所要所で出てはくるのだが、FPSなので普段は見えない。それでもステージによって衣装が変わるという細かい仕掛けがある。
原作では行っていない場所にもミッションで行くため、合計二度敵に捕縛されてしまいその事をMに嘆かれている。(原作でも二回捕縛されてはいるが、二回目の状況が異なる)
またノーマル/ハードモードではボンドのミスであわや爆死しかけることに……

  • ナターリア・フョードロヴナ・シミョノヴァ
ボンドガール。ボンドとの出会いは原作と違い、セヴェルナヤ基地の独房である(原作ではボンドはセヴェルナヤに行っていない)。
「ナターリアを守れ」という任務があるミッション以外では敵の攻撃に対してどえらい抵抗力があり、多少撃たれても死なない。イージーなら無敵に近い。
しかしながらボンドの攻撃は普通に当たるし即死する。このため誤射事故が後を絶たない。
後半のミッションではマグナム銃を装備しており、敵兵をバッタバッタなぎ倒す。なんならゼニアさんにもタイマンで勝ったりすることさえある。

  • ゼニア・ザラゲブナ・オナトップ
敵組織「ヤヌス」のメンバーにして原作ではもう一人のボンドガールだが、容量などの問題で出番はわずか2ミッションしかない。しかもその内1つは顔見せレベル。
だからなのか残り1つのミッションは専用BGMまであり、本作で唯一両手に異なる武器を装備して襲ってくるなど優遇が見られる。
原作では密着しての接近戦(意味深)がメチャクチャ強い人だったが、本作では武器の問題もあって密着してチョップを連打するとまともに反撃されなくなる。
その間にナターリアさんがマグナムで撃ち抜いてくれるはずだ。

  • アレック・トレヴェルヤン
006。化学工場のミッションで死亡したと思われていたが……
その後の経緯を考えれば不自然ではないが、同ミッションでウルモフ大佐に殺害される前に爆殺してしまうと問答無用で任務失敗になる。
そもそも上手く誘導すれば大佐が現れる前に脱出できるので死亡シーンすら拝めないことも多い。
ダメージを与えるだけでも同じく任務失敗になり攻撃してくるようになるが、その際専用の台詞がいくつかある。

  • ヴァレンティン・ズコフスキー
元KGB職員。原作では007に足を撃たれた古傷が原因で杖をついているが、描画の制約からか杖もないし何なら普通に走り出す。
本作ではボンドに渋々ながら協力してくれるが、話が長いためタイムアタック勢からは嫌がられる。面倒だからと話の途中で離れたりすると呆れて帰ってしまい任務失敗になる*5

  • ボリス・グリシェンコ
ナターリアのプログラマー仲間。実は敵組織であるヤヌスと繋がっている。
本作では序盤に敵に混ざって出てくるが、銃で脅すとすんなりコンピューターを動かしてくれる*6
原作と違い特に活躍らしい活躍もせず、終盤のミッションで出てきた際には銃を取り出すも落としてしまう。
地下基地では殺すとナターリアが協力してくれなくなりミッション失敗となってしまう。「俺は不死身だぁ!!」

  • アーカディ・グリゴリビッチ・ウルモフ
ウルモフ大佐。祖国を裏切った男。
本作ではボンドと直接交戦する場面が増えているが、何故かアタッシュケースを持っており妙に耐久力が高い。
列車内では一発撃てば死ぬが、この時後ろにいるゼニアにも素早く弾を当てると脱出までの猶予が伸びる。

  • デミトリ・ミシュキン
ロシアの国防大臣。本作では尋問シーンがカットされており割といい人っぽくなっている。
原作ではウルモフに殺害されるが、本作では普通に生き残る。そのため鍵を貰った後であれば殺害してもペナルティはないが、
鍵を貰う前に発砲(敵兵士に向けてもダメ)すると敵対してしまい、任務失敗になってしまう。

本作のオリジナルキャラクター。元ネタは本作の脚本であるDavid Doak氏。
版権的に緩いためか、量産型が敵としてちょいちょい出てくることでも有名。

【武器紹介】

このゲームにおける武器の種類は非常に豊富である。
そのため項目内では説明が収まり切らないので、ここでは一部を簡単に紹介する程度に留める。
詳細はこちらを参照。

《ハンドガン・サブマシンガン》

  • PP7
初期装備となるハンドガン。通称ピチュン銃
最も基本的な武装で、威力と精度はそれなりだが、総弾数が少ない。
サイレンサー付のモデルを装備していることも多く、そういうステージでは多くの場合銃声の大きさが重要な攻略要素になっている。

  • マグナム銃
6発装填のリボルバー銃。専用弾を使用。
連射力は低いものの、威力が高く敵だけでなく扉や防弾ガラスをも貫通する。

  • 黄金銃
同じ007シリーズである「黄金銃を持つ男」から登場。
前代未聞の一発当たれば即死の武器。ただし、ヒットした部位が相手の持つ武器だった場合はノーダメージ。
専用弾を使用する上にマガジンに弾を1発しか装填出来ないので、1射毎にリロードを必要とする。
弾数があれば無双ができるので、対戦では逆転できる…かも。

  • D5K DEUTSCHE
後半のメイン敵であるヤヌス兵の使用するサブマシンガン。
装弾数・連射性能共にバランスが良い。
ミッションモードのみサイレンサー付モデルが登場。

  • ZMG(9mm)
D5K同様ヤヌス兵の使用するサブマシンガン。
連射性能が非常に高く、二挺持ちできる機会が多いので火力が高い。

《ライフル》

  • KF7 SOVIET
前半のメイン敵であるロシア兵が持つアサルトライフル。
全てにおいてバランスのいい武器。ただしうるさい。
えんぴつ銃と言えば大低分かる。

  • US AR33狙撃ライフル
ヤヌス兵の使用するアサルトライフル。
威力が高く弾が敵を貫通する上にKF7よりも照準射撃のズームが大きい万能武器。
しかし自動照準は効きづらいため接近戦は少し苦手。

  • スナイパーライフル
遠距離向けの狙撃銃
照準射撃のズーム倍率を調節可能かつサイレンサー付。
例によって接近戦は苦手。

《爆発系》

  • ロケットランチャー
着弾位置で爆発する強力なロケットを発射する武器。最大弾数が少ない。
オマケモードで増援を除く全ての敵に装備させることが出来る。

  • 戦車
ミッションモード「脱出」/「市街地」専用の武装。スーツ姿で戦車を駆るボンドという面白過ぎる構図だが原作でもそうなので仕方がない。
大爆発する砲弾の威力・爽快感は天下一品だが、手持ち銃と勝手が違うため敵に当てるのが意外と難しく、もっぱら体当たりで轢き殺していたという人は少なくないと思われる。
轢き殺す時の敵兵の断末魔の悲鳴と潰れる音には妙にリアリティがある。<アアアァァァァ ボキッメキッ

  • リモコン式爆弾
任意のタイミングで起爆できる爆弾。
このゲームで最もフリーダムな兵器
壁、床、天井、扉…とあらゆる地形に貼り付けられる。
AとBボタン同時押しで爆破用スイッチに切り替えず即爆発でき、即効性のある手榴弾としても使える。

  • モーションセンサー爆弾
設置後、一定時間後に設置者含む誰かが近づくと起爆する爆弾。
リスポン(復活)にも反応するのでリスポン地点に設置すると、文字通り「007は二度死ぬ」ことになる。
対戦&リアルプレイヤーをカオスにする武器
防弾チョッキに良くついてる。
初代スマブラにアイテムとして登場した。

  • 手榴弾
トリガーボタンを押してピンを抜き、離すと投げる。ピンを抜いた後一定時間で爆発する。
その為、ピンを抜いた状態でホールドし、投げてから爆発までの時間を調整出来る他、持ったまま敵に突撃し自爆テロを行うことも可能。

《お楽しみモード専用》

  • ゴールドPP7
金色のPP7。
使用弾はハンドガン・マシンガン系と同じでありながら威力は黄金銃と同等というまさにチート。
対戦では使用不能なのでご安心を。
類似品に、マグナムと同威力のシルバーPP7がある。

  • スタンガン
お楽しみモードであるオール武器モードを使用すると使える。
スタンガンといえば接近して電撃を与えるものだが、コイツはガンだけに離れた位置へ電撃を飛ばせる。
…威力は低いけど。

《その他》

  • 手投げナイフ
その名の通り。
使いづらそうに見えるが侮るなかれ、威力はマグナム銃に匹敵するほど。
投げてもその場に残るので拾って再利用も可能。加えてチョップ同様に音が発生しないので隠密向けという至れり尽くせりな性能。

  • ハンティングナイフ
こちらは接近戦用のナイフ。当然ながらチョップより高威力。
「こんな武器知らねーよ!」という方もいるだろう。それもそのはず、コイツは海外版にのみ登場する武器だからね

【対戦モードでよくあること】

  • ドア前にリモコン式爆弾仕掛けまくって立て篭もる
  • ↑ダクトでやって死ぬしかなくなる
  • まさかの自殺
  • ↑しかも理由が分からない
  • 開幕直後にトイレへ駆け込む
  • トイレの天井で始まったらテンション上がる
  • ↑操作ミスで落ちてテンション下がる
  • 黄金銃持って待ち伏せ
  • 1番うまい奴しかボンド使っちゃダメ
  • スタート地点にリモコン式爆弾
  • チョップのみ
  • ↑に加えて消されたライセンス(全攻撃で即死する対戦オプション)
  • ↑相討ちテレッテレー……チャーン!
  • 防弾チョッキの取れるポイントに篭城
  • 大破した防弾チョッキ
  • レーザー銃で扉貫通
  • 対戦でオッドジョブ*7に弾を当てられない
  • ソフトの持ち主がハンディとしてジョーズ*8を使わされる
  • しゃがむ
  • ↑そのまま移動する
  • 銃を持った野郎にチョップで突撃
  • ↑なぜか勝つ
  • 寺院の2階から爆撃
  • ↑デバスターの吸着爆弾の雨(パフェダ
  • リモコン式爆弾を積み重ねる・黄金銃取りにきたのを狙う

【小ネタ、及びストーリーモードでよくあること】

  • オール武器モード使用で違う武器と違う武器の二丁拳銃
  • 秘密基地で扉を解錠する装置壊す→ナターリアが呆れて任務失敗→ナターリア射殺
  • 秘密基地でボリスを殺す→ナターリアがキレて任務失敗→ナターリア射殺
  • ナターリア死亡
  • ナターリアVSゼニア、そしてナターリアが勝つ
  • 無敵モード等でサイロでウルモフ射殺→アタッシュケースが手に入る
  • 無敵モードでプラスチック爆弾を爆破→燃える男ボンド
  • 地下基地の上のテレビにリモコン爆弾→投擲武器が浮く
  • カセットを半入れ
  • 銅像公園で道に迷う
  • 列車でナターリア射殺
  • 敵ターボ使用で一瞬で「そろそろ決着を……」
  • 話が長いのでチョップを空振りしながら暇つぶし
  • 話が長いのでヴァレンティンを撃ってみる→ミッション失敗
  • 雪原の電源を切らず破壊→緊急電源作動で任務失敗
  • 雪原2のパラボラアンテナの通信装置を破壊せず調べる→敵が応答『どうかしたか?中佐さん』→任務失敗&警報。そのあと装置を破壊しても画面だけ残るホラー
  • 敵ターボか敵スローでアンテナクリア
  • 金庫の鍵貰った瞬間にミシュキン射殺、勿論PP7で
  • エジプトで踏む場所を間違え蜂の巣になる
  • コントローラ設定をいじってサミディ*9を4回殺す
  • ドーク博士から解読機貰ったら殺害
  • 「なぜだジェームズ。」
  • 銅像公園をでる前に、真上に向かってグレネード連射→外にでる→ボンド以外爆死
  • 科学者のケツに2~3発撃ち込む→キレて敵兵化→やりすぎて任務




【余談】

  • 日本での売り上げはイマイチと書いたが、先述の通り欧米では大ウケ。リリースから2004年まで7年間発売され続け、総出荷台数はなんと809万本。N64ソフトとしては『スーパーマリオ64』・『マリオカート64』に次いで3位の売り上げであり、アメリカではこの2作を抜き1位の売り上げを誇った。
  • 2022年には、このゲームを題材としたドキュメンタリー映画『GoldenEra』が制作され、やはりかの『DOOM』に触発されたような描写がある。
  • 2015年にイギリスで行われたゲームショーのトークセッションでゲームデザイナーが語った所によると、当初はかの宮本茂(当時任天堂情報開発本部長)からFAXでダメ出しがあり「殺人をメインとしたゲーム性」に難色を示していたらしく、宮本は「ゲームの終わりに病院ですべての敵と握手しているようであれば良い」とアドバイスを送って来たそう。その対案として「これは映画である」と言う様にエンディングのエンディングクレジット*10を付け加えたと語っている。
  • 当初は色々なギミックが盛り込まれる予定だったが、カセットの容量の問題で断念された物も多い。
    • 一番有名なのがダムに出て来るトラックと偽ウルモフ、ダムの裏の対岸にある場所であろう。当初はトラックをあらかじめ仕掛けられた時限爆弾の場所で爆破し、偽ウルモフが持っているスピードボートのキーで対岸へ行く予定だった。無意味に走ってるトラックはその名残りとも言える。
    • ほかにもサイロに出て来るウルモフが落とすアタッシュケース、巡洋艦でゼニアが出て来るような説明がありながら出て来ない等。
  • 日本においては無論CERO設立である2002年10月より前に発売されたゲームであった事から、任天堂ハードソフト初のCERO:Z作品となっている。
  • なおレア社ではなくエレクトロニック・アーツ社開発ではあるが、2作後の『ワールド・イズ・ノット・イナフ』も公開翌年の2000年に(北米限定で)N64版とPS版で発売されており、こちらもミリオンヒットを飛ばしている。
  • ドーク博士を取り上げた動画がニコニコ動画等に上がっているので興味のある人は見てみるといいかもしれない。
  • 先述の通り、2011年に本作のリメイク版となるWii版が任天堂(海外ではActivision)から発売されていたが、海外ではそのWii版の移植作となるPS3版・XBOX版が『GoldenEye 007: Reloaded』という名称で発売されていた(こちらは日本未発売)。
  • 2015年に本作のリマスター版が配信される予定であったが、お蔵入りとなってしまった。こちらのバージョンはSwitch ONLINE版・XBOX版とは違い、内容やシステムはそのままに全てのグラフィックが一新されており、『HALO:マスターチーフコレクション』のようにオリジナルのグラフィックに戻して遊ぶ事も可能だったようである。また、XBOXLIVEでのマルチプレイも遊べる予定だったとの事。



追記、修正をお願いしまsテレッテレー……チャーン!

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  • Z指定
  • 全ての元凶
  • ☆ゲッダン☆
最終更新:2025年04月16日 16:05

*1 御丁寧にボンドガールも用意されている。

*2 2つのコントローラーを使用する操作設定に変更することで2人プレイもできる。

*3 自由に設定できる箇所以外の内容は「ハード」と同じ。

*4 「対戦用のオリジナルステージ」が4つ、「対戦用にアレンジされたミッションモードのステージ」が5つ。

*5 銅像公園の場合、『ミッション失敗』としてすべての任務が失敗し先のイベントが何も起こらなくなりハマる。

*6 ただし常に逃げる隙を見計らっており、距離を置いたり目を離したりするとすぐ逃げ出す。コンピューターを操作させ警報が鳴るまでにステージ外まで逃がしてしまうと任務失敗。

*7 「ゴールドフィンガー」の登場人物。本作において当たり判定が最も小さいキャラ。

*8 「私を愛したスパイ」「ムーンレイカー」の登場人物。本作において当たり判定が全キャラ中最大。

*9 「死ぬのは奴らだ」の登場人物。当たり判定は普通だが、白のシルクハットに上半身はスーツ、下半身はなぜか褌(短パン?)のステキスタイルが特徴。

*10 メインキャラもさることながら、兵士や市民と言ったモブキャラが「キャスト」として出てくる。