B-11 ナイトエンジェル(ラストオリジン)

登録日:2022/11/24 (木曜日) 20:43:47
更新日:2024/12/23 Mon 16:59:41
所要時間:約 20 分で読めます





戦略爆撃用バイオロイド、ナイトエンジェル、合流します。

驚きました? 驚くほど何もなくて…。


B-11ナイトエンジェルとは『ラストオリジン(Last Origin)』に登場するバイオロイドの1人である。
CV:原由実(全年齢版)

基本プロフィール

所属:ドゥームブリンガー
階級:大佐
タイプ:機動型
役割:攻撃機
身体年齢:25歳
身長:175cm
体重:57kg
BATTLE STYLE:Stealth Bomber
WEAPON:SW89Wing Plane <Shadow Blade>
攻撃力:A+  速度:A  攻撃頻度C+
サポート:E  持久力:B 防御力:D

キャラクター概要

「目つきが気に入らなくて……殺気立っていました」
ブラックリバー傘下の部隊、ドゥームブリンガー所属のバイオロイド。プレイヤーからの愛称はナエン。
部隊内では師団長の『滅亡のメイ』の副官を務めている。
戦場ではステルス爆撃機としての役割を担う。超高高度からであれば、核投下さえ可能である。
ステルス機能はかなり高性能であり、他のステルス機動型バイオロイドより頭一つ抜けている。

普段の性格は冷静で、やや皮肉屋。ツンデレで激しやすい上官のメイとは対照的。
メイとは口喧嘩が多く、勝率は五分五分とのこと。
シナリオやイベントテキストでは上下関係を感じさせない子供じみた喧嘩を繰り広げることもしばしば。
内心ではメイを指揮官として認めており、メイもナイトエンジェルを部下として強く信頼しているので、こうしたやり取りは信頼感の裏返しなのだろう。

バイオロイドの例に漏れず、司令官のことは単なる上下関係以上に異性として強く意識している様子。
しかし自分の前にまず上官を立てることを忘れず、あの手この手でメイと司令官をくっつけようとしている。
司令官とのデート権を賭けた水泳大会では、他の選手を場外乱闘で全員ぶちのめしてメイにデート権を渡そうとしていたほど。*1
しかしながらメイがヘタレツンデレのため司令官との関係がなかなか進展せず、ひいては自分と司令官の距離も近づかなくなるのでフラストレーションを溜めている。

「あれは本当にあなたにとって最高のパフォーマンスでしたか? あれが最適解でしたか? 本当にそう思います? 隊長が本当に言いたかったことはあれでしたか?」
「隊長も隊長ですが、そのときまで私たちも律儀に指を咥えて待ってるんでしょうね?」

時折メイのヘタレぶりに感情を爆発させ、冷静さを失っている姿が見られる。
普段の言葉遣いこそ悪いが、メイにとっては喧嘩相手であると同時に忠臣でもあり、他の部下と比べても距離が近い関係性である。




――と、ここまでナイトエンジェルについて書いてきたが、彼女にはラストオリジンにおいて唯一無二の個性がある。
『おっぱいといえばラストオリジン!』と公式が自称するほどラストオリジンはデカチチだらけのゲームだが、

ナイトエンジェルだけは完全な絶壁なのである。

僅かな膨らみさえ存在しない。『絶壁といえばナイトエンジェル!』
単に貧乳というだけならば少ないながらも該当するキャラクターは存在する。例えばスカイナイツ所属のスレイプニールはスレンダー扱いであるし、LRLの様なロリキャラもいる。
しかしスレイプニールは周囲と比べれば慎ましいもののゆさゆさ揺れる程度には"ある"し、ロリ勢はそもそも肉体年齢が子供なので比較対象にならない。
175cmという長身で、25歳という肉体年齢で、一切の膨らみが無いのはナイトエンジェルただ一人である。
公式人気投票*2では何故か胸のサイズによるグループ分けがされていたが、ナイトエンジェルは最下位グループでの出場だった。
同じグループのキャラクターにはAGS*3しかおらず、もはやバイオロイド扱いされていない。
ファンによるおっぱいTierでは発泡コンクリート防壁より下に位置づけられていた。

この胸のサイズについてはナイトエンジェル自身ひどくコンプレックスに感じているようで、イベントでは胸のサイズに言及するセリフが非常に多い。
上官のメイは先述の通り対照的な性格をしているが、あちらは16歳の肉体年齢の割に小さな身長でありながら大きなおっぱいをお持ちであり、肉体面でも対照的。
司令官は乳さえ揺らせばイチコロと考えているフシがあり、それを活かせないメイへの評価は、無駄に実った巨乳だのデュアル脂肪袋チビだのと辛辣。
「たまにメイ隊長を見ると、やはり隊長だって思う時があります。胸だけは」
コンプレックスの向かう矛先は主にメイだが、他部隊のバイオロイドに対しても嫉妬がたびたび向けられる。
時には胸の話をしていなくても、ナイトエンジェルの脳内で勝手に胸に結び付けられて激高することもあり非常に性質が悪い。

バイオロイドには『遺伝子の種』という設計図が存在し、これに基づいて肉体が製造される。
よってナイトエンジェルの体型は遺伝子レベルで絶壁であることが決定づけられている。
時には製造過程でのミスにより『胸の無い滅亡のメイ』のような本来の姿とは違う個体が製造される可能性もあるが、欠陥による『胸のあるナイトエンジェル』は存在しないことが公式で明言されている
このような設計にされたのはステルス機能を追求した結果らしい。実際に同じステルス戦闘機であるハルピュイアよりステルス機能は上のようだ。
つまりハルピュイアはステルス機能を落としてまでムチチムチなおっぱいをしていることになるが、この体型に設計されたのは広報目的という理由が大きい。
「ステルス侮辱すんじゃねーテメー」
ラストオリジン漫画劇場ではステルス機能を展開した際、紙の様に平べったいペラペラの姿になってメイを吹かせていた。

公式でもゲーム中でもプレイヤーからも無い胸を弄られることが多いが、胸以外はスラッとしたモデル体型であり、とてもスタイルが良い。
繊維産業型バイオロイドの『オードリー・ドリームウィーバー』からはそのスタイルを絶賛されており、理想のモデルとみなされている。まぁ他のバイオロイドが服いじめなおっぱいしてるから
先述の人気投票でも、立ちふさがる巨乳グループたちを見事乗り越えて1位に輝いた。胸が無くても人気はあるのだ。

デザインのモチーフは米国の戦略爆撃機B-2スピリットと同じく米国の攻撃機「F-117ナイトホーク」
どちらもレーダーに捕捉されにくいステルス性を重視して設計された機体で、特殊な素材を使っていたりそれまでの航空機のイメージから逸脱した独特な形状をしている。
特にB-2は尾翼のないブーメランのような機体形状で全長21m、全幅53mというサイズに対し全高は5mちょっとしかない。
他の戦略爆撃機「B-1Bランサー」「B-52ストラトフォートレス」の半分程度である。
つまり…平べったいという事である…しかしコクピットとエンジン周辺には膨らみがあるのでナエンよりはマシ

なお、日本版ではナイトエンジェルとは姉妹型となるB-7 ストラトエンジェルが2022年11月に実装された。
同じドゥームブリンガー所属の機動型攻撃機で、全体的な雰囲気はナイトエンジェルとよく似ている。
ある一点を除いて……。


ゲーム上の性能

アクティブスキル1:ATSミサイル
アクティブスキル2:高空爆撃
パッシブスキル1:レーダードローン
パッシブスキル2:極度の不快感
パッシブスキル3:ステルスモード(ランクアップスキル)

「爆弾のお届け物です」
以下、スキルレベル10を前提とする。
ステータスは典型的な機動型攻撃機。
攻撃力と行動力が高く、回避もそれなり。
同ランク同型機の中では数値上の攻撃はそこまで高いわけではないが、アクティブ1のATSミサイルの倍率が400.5%とかなり高め。敵のタイプや状態異常により更に与ダメージが増加する。
アクティブ2の高空爆撃は保護効果を無視した行攻撃。こちらも330%と範囲攻撃としては倍率が高い。やはり状態異常によるダメージ補正付き。

パッシブ1のレーダードローンは防御貫通66%の恒常効果と配置が敵陣営から遠いほど命中・回避・射程が上がる効果。
最後列配置で命中+72.5%、回避+86%、射程+1。高い命中補正が嬉しい。
パッシブ2の極度の不快感は攻撃力+29%、クリティカル率・行動力+10.5%の恒常効果。『滅亡のメイ』が同時編成されていると補正値が2倍になり、スキル表示に『圧倒的不快感』が追加される。何に対して不快感を覚えているかは推して知るべし。

パッシブ3のステルスモードは昇級によって追加され、自身に被ダメージ最小化付与とダメージ最小化状態の時攻撃力アップ、回避率比例のスキル威力アップ。
事故防止を兼ねつつ火力アップに貢献するというシンプルかつ優秀なスキル。


総じて攻撃機らしく火力に特化した性能をしており、機動型の高い行動力とパッシブ2の効果により敵が動く先に各個撃破する運用に長ける。
パッシブ2の為にもメイとは同時編成したい。メイのスキル『爆撃編隊指揮』により、更に火力を高められる。
後列編成で命中が大幅に上昇するため、必要な命中率の確保もしやすい。
攻撃機のため、そもそも攻撃を受けない運用が求められるので回避バフはあまりアテにしない方が良い。
昇級すればダメージ最小化が2回分乗るため、万一の時の保険になるが、保護機によるケアは欠かさないようにしたい。
とりあえず最後列配置にしておけば良いので、運用法はわかりやすい。
以前はメイに加えて射程減少スキルを持つグレムリンと合わせ、高火力範囲攻撃のアクティブ2で殲滅する編成が人気だった。
現在は環境が変わったため、より効率的な高速周回編成が多々生まれたが、初心者でも手軽に高火力を出せる強みは変わらない。
交換所に置かれている1体に限り、高級モジュール1個という格安入手手段があるため、ゲームを始めたばかりの司令官には頼もしい戦力となるだろう。
初心者からベテランまで資源ランに人気の3-1EXでドロップするので限凸もしやすい。
もちろん、高い防御貫通性能と安定した高火力はベテラン司令官の要望にも充分に応えてくれる。


スキン

現在実装済みのスキンは3種類。

ナイトエンジェルの夢

エイプリルフールに配布された、巨乳化したナイトエンジェル――が描かれた板
顔はめパネルになっており、死んだ魚の様な瞳をしたナイトエンジェルが笑顔で顔を出している。
あくまでジョークスキンのためか、ボイスや戦闘グラフィックの追加は特になし。
漫画劇場では傷心のナイトエンジェルに優しい司令官が贈ったものになっている。あまりにも惨い
また、このスキンデータが削除されるという不具合に見舞われた事があり、「大佐は夢を見る事も許されないのか」と多くの司令官たちの同情を誘った…かも知れない。

真夏の天使

「まぁこのような素晴らしい脚は、メイ隊長のようなガキには無縁のものです」
ケツ。
イベント『リオボロスの遺産』開催と同時実装。
艶めかしい脚と尻がたまらない。舐めているアイスキャンデーからもそこはかとなく色気を感じる。
基本的に前述のイベント中はずっとこのスキンを着て登場している。
イベントでは恨み言を吐いていたが、着てみたら相当気に入った様子。無い武器を切望するよりある武器を強化する方が良いと気付かされたようだ。
しかし今度はやたらと下半身アピールをするようになっており、豊胸は必要ないと自分から言い出したりコンプレックスが解消されたようには見えない。
基本的には乳の大きさがウリのラストオリジンだが、この肢体の美しさは並いる巨乳爆乳たちに勝るとも劣らないので一見の価値アリ。

ミスオルカ:FLIGHT AGAIN

「今の私はあなたのためだけに歌う天使ですから」
2022年11月実装のアイドル衣装スキン。
本国版で人気投票一位記念。日本ではアイドルイベント「Project ORCA スターナイトステージ」の終了に合わせている。
大型背景や小道具に加えて、ロビー用BGMとして専用楽曲「FLIGHT AGAIN」まで付いてくる豪華仕様。
上記の通りナイトエンジェルのCV担当は原由実女史。歌唱力については言うまでもない。「プロデューサー、ドゥームですよ! ドゥーム!」とその声ではしゃいでいる。
司令官のためだけのステージを存分に楽しもう。

◇劇中の主なセリフ

「胸部の脂肪はステルス機能と飛行の邪魔になるだけです」
「胸を…くっ! 寄せてみたけど…ダメでした!」
「ちぇっ、メイのガキ…。ああいう胸は私のような大人にこそ似合うのに…」
ロビーでのセリフの一部。
ロビー画面に限らずシナリオ外でのナイトエンジェルの発言は殆どがこんな感じであり、胸に言及しないことの方が少ない。
なお、項目冒頭の「驚きました? 驚くほど何もなくて…」はロビーで胸タッチした時のセリフ。

「逃しましたね…。隊長。繰り返します。敵を逃しました…」
「報告書にはお粗末な指揮に問題があったと記録しておきます。指揮官…素質…不足…の疑い…有り…フッ…」

「指揮官テストか…誰かさんにもそのテストを受けてもらいたいものです…」

「それは、メイ隊長の胸と同じく無駄に大きな自尊心と歪んでしまった愛情のせいです。特別に見てもらいたい、愛されたいという寂しい少女の…」
6-Bでの滅亡のメイとのやり取り。
上官相手とは思えない口振りであるが、メイとは強い信頼関係に結ばれているので問題にはならない……はず。
他の場面でも二人が一緒に登場すると口喧嘩ばかりだが、メイを想っての毒舌も少なくない。

「実は私もメイ隊長に…一方的に待機を言い渡されていたんです…「あなたは海が嫌いなんでしょ?」ですって。ただそれだけ言うんです」
「どうして勝手に海が嫌いだと思うのでしょうか!? そして、私がいない間にメイ隊長は司令官と花火だ何だと言って浮かれていました!」
「胸のせいですか? あんな脂肪の塊が? 足りないから? 胸がなかったら水着を着てはいけないんですかっ!?」

「ど、どうしてですか? どうして…私はビキニではないのですか!?」
「…あの女っ……!!! 恨みます……!!」

「ふふっ、そんなに重いものを二つも付けていて、よくそんなに弾かれますね。私程度がぶつかっても微動だにしないと思っていました」
「頭の中が色欲でいっぱいのバカどもがどういう行動をするか…まあ、頑張ってください? 司令官…」
イベント『リオボロスの遺産』でのナイトエンジェル。
周囲が乳をぶるんぶるん揺らす水着だらけなので、このイベント中のナイトエンジェルは終始機嫌が悪く暴走気味。
"あの女"とは水着を提供したオードリーのこと。胸ではなく尻と脚を強調するハイレグなのだが、これもまたたいそうご不満な様子。
しかしながら画面に映し出されるナイトエンジェルのピョンテなおケツに煩悩が爆発した司令官も少なくないだろう。
一応、自分の魅力をアピール出来る衣装であることを認めているらしい発言が、後のイベント『セントオルカの秘密作戦』で見られた。

「どう見てもその体を維持するには相当な燃料が必要そうに思えますがね…。それとも貯蔵タンクの役割を担っているのでしょうか…」

「…脳に行くはずの血液が胸に行ってしまった人にしては理解が早いですね…」
「あぁ…、レシーブはできますか? 胸の下が見えないでしょう?」
「派手に転倒して砂を飲み込む準備でもしておいてください。あ、そうそう砂は食べられませんよ? あー。心配いらなそうですね…。前のめりに倒れても口が地面に届かないでしょうから」
「早く謝ってくださいよ。なんの役にも立たない脂肪の塊ぶら下げて威張ってすみませんとね……!!!!」

「…少女らしからぬ、いやらしい格好ですね…。司令官を誘惑したいからとそんな際どい水着を着るのはどうかと思いますが?」
「嫉妬なんてしてません。思い込みで変な事言わないでください。それに申し訳ないだなんて!! 何のことだかさっぱり分かりませんけど!?」
同イベ。
巨乳に対する恨み辛み妬みがたっぷり篭められているセリフ集。
普段から毒舌家な面のあるナイトエンジェルだが、先述の通り『リオボロスの遺産』中は特にひどい。

「私はそんなことよりも…さっきの言葉が気になります…」
「さっき体の話をする時、「ナイトエンジェル大佐もいらっしゃるのに…」と言いましたね? それは一体どういう意味ですか?」
「もしかして「あの何もない人の前で胸の話をするなんて失礼」という意味で言ったのですか?」
「はい…もちろんそうでしょう。軍隊生活において正直さは時に弊害を生むこともありますからね。そうでしょうそうでしょう…」
同イベ。
部下のブラウニーに水着と巨乳を茶化されたレプリコンの「う、うるさい!ナイトエンジェル大佐もいらっしゃるのに…」という言葉を受けて。
おそらくレプリコンの意図するところは「他所の部隊*4の上官もいるのにあまりふざけるな」という意味合いだったのだろうが、曲解した挙げ句フェニックス*5と話し合ってくると脅しをかける。

「司令官、いい脚ならここにもありますよ! 長くてスラッとした脚ですよ!」
「小さな布と紐を体に巻いただけの隊長に言われたくないです! 司令官、さぁ! どうぞ! 私の脚はいつでも!空いていますよ!」
同イベ。
司令官を膝枕する権利を巡って尻アピールしながらメイとケンカするナイトエンジェル。
しかし事の発端はメイというよりは抜け駆けしようとしたダフネなのだが……。

「何かミスを犯すのではと委縮するよりあれこれやってみて色々な思い出を作った方が今後のためにもいい経験になると思いませんか?」
「見てください。太陽も海もすべてここにあるじゃないですか? 楽しみましょう」
「今日のダフネさんのことも昨夜のパーティーも楽しい戦闘も…全部きっと素敵な思い出として残るでしょう…」
「いつか色んなことを忘れそうになったとしても、せめて今日のことは思い出せたらいいですね…」
同イベ。
散々愉快な姿を見せてくれたナイトエンジェルだが、最後の最後は物語を綺麗に締めてくれた。

「ハッ…。まだ手も握ったことがないのに妄想だけ先走ってるんですよ…?タロンフェザーが泣いています」

「はぁ…恋は盲目と言いますが…これはひど過ぎる…」
「かつてのメイ隊長は、たまについて行けないところもありました…。それでも私は行動を共にし、命を預けるに値する指揮官でした。ですが、今となっては……ハッ…」

「隊長のこんな姿を見るくらいなら!潔く死んでもらった方がマシです。止めないでください!」
イベント『不思議の国のチョコ女王』でヘタれるメイに対する毒舌。
腕相撲を仕掛けることで司令官の手を握り、ついでにチョコも渡そうとするメイの幼稚な作戦に呆れ返っている。
これに対してナイトエンジェルは、メイが「好き」「愛してる」と言いながら浅ましい胸を押し付けだけで終わると断言している。
恋愛の駆け引きとしてはいかがなものかと思う手段だが、司令官が相手ならこれくらいストレートな方が効果的ではある。

「司令官、失礼します。今夜、お願いしてもよろしいでしょうか?」

「もう我慢できません! 司令官、先程この脳内お花畑のバカ隊長が私の所に来て何と言ったかわかりますか!?」
「 私、さっき司令官に抱かれちゃった!もうそういう関係になっ…うぐっむもごもご!」
結局腕相撲作戦を決行し、無事に司令官の手を握りチョコを渡すことが出来たメイ。
成功したのに気を良くして部下に有る事無い事を吹聴したが、隊長のヘタレぶりに堪忍袋の緒が切れたナイトエンジェルは司令官に直接同衾を迫った。
ストレートに迫ってくるバイオロイドが少なくないオルカ号でもここまでの剛速球は珍しいらしく、司令官はドン引きしていた。
その後メイが慌ててナイトエンジェルを止めたため、ピョンテは有耶無耶に終わった。

「ご、ごめんね…私の胸がこんなに大きいせいで…」
「う~ん…下着が…もう小さくなっちゃって…もっと大きいサイズを…」
イベント『楽園への招待状』でのナイトエンジェル。
なんと司令官の爆乳幼馴染みというトンデモ設定を引っ提げて登場した。
司令官はこのとき"自分はごく普通の会社員であり、バニラと共に暮らしている"という設定に呑まれていたが、ナイトエンジェルの爆乳を見て世界の違和感に感づき始めた。
素直になったツンデレ娘やペット化しているクソデカ恐竜ロボ&巨鳥ロボなどよりも巨乳ナエンの方が「異常」ということである
楽園でのナイトエンジェルは何故か引っ込み思案になっており、「私もメイみたいになりたいなあ!」と言うほどメイを素直に慕っている。
性格面ではメイとナイトエンジェルお互いの理想の姿が反映されたのだろうか?

「ちょっと待ってください…。あの子もあなたも胸胸胸胸って…。私は胸のためにここに来たなんて一言も言っていませんが?」
「フフフ。あなたたちはどうして私が胸のために来たと思うんです?参考に聞かせていただいてもよろしいでしょうか…?フフフ…」
同イベント後日譚。
メイが司令官に対し積極的になれるように、マキナの力を利用出来ないかと考えたナイトエンジェル。
マキナとメリーに直談判するものの、夢の世界のように胸を大きくして欲しいとお願いにきたに違いないと勘違いされてブチ切れてしまった。

「ああまったく! どいつもこいつも憚ることなく好き勝手に!」
「これがドゥームブリンガーの体たらく? 終末の翼と畏怖された我々の? もしかして隊長のことを気遣ってるのは私だけ?」
「これだから胸の膨れた連中は! 胸腺まるごと性欲風船か!」
「だいたい人一倍膨れた胸してて何やってんだあのチビは! あんたがウダウダやってるから私がこんな風に気を揉む羽目になってんでしょうが! そのご立派なモンの使い道をいつになったら覚えるんだ!?」
イベント『怒りの狼牙』にて。
同僚のダイカがいかがわしい服装で司令官の寝室に向かうのを見てご立腹。
上官が本懐を遂げるまで隊員が司令官に抱かれるのはご法度とする部隊は他にもあるのだが*6、ドゥームブリンガーにおいてはナイトエンジェル以外メイに気を遣うことは無いようである。
この後、トウモロコシをうっとり見つめるジニヤーにもトウモロコシが司令官そっくりに見えるのかと難癖をつけている。
それをブラウニーに聞かれた結果、司令官の司令官棒に対してやれトウモロコシだやれソラマメだとあらぬ風評被害がオルカを駆け巡った。

「うわああああ!! げぇほ!! げほ!!」
「うわあああ!!」
diyap氏による公式漫画「ラストオリジン漫画劇場」第6話にて。
ロリ体型から巨乳になったドクターを見て『ワンチャンある!』と期待に胸を膨らませ、研究中の成長薬を飲んだナイトエンジェル。
しかしドクターが開発したのは大人になるための薬であり、既に肉体的に成人していたナイトエンジェルには全く効果が無かった。
自分の胸が成長することは遺伝的にありえないという事実を突きつけられたナイトエンジェルは、己の胸を殴り続けて咽び泣くのであった――。
その後、司令官から顔はめパネルをもらい機嫌を直した様子。それでいいのか……。



どうせ追記・修正しても…あそこは……


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最終更新:2024年12月23日 16:59

*1 アルマン枢機卿の未来予測能力により、99.3%の確率で異種格闘大会になることが予測されたため、1人ずつ記録を測ることになりこの計画は失敗した。

*2 日本ではなく本国で行われたもの。

*3 簡単に言えばロボット兵器。女性型のバイオロイドと違い、人型ですら無いものが多い…そして数少ない女性型AGSと言えるエイダーやグラシアス(人型Ver)にはちゃんと胸の膨らみがある。

*4 ブラウニーとレプリコンはスチールライン所属。ナイトエンジェルのドゥームブリンガーと同じブラックリバー傘下の部隊である。

*5 元ドゥームブリンガー所属、現スチールラインの大佐。元同僚のナイトエンジェルとは仲が良い。

*6 主にブラックリバー傘下の部隊にこの傾向が見られる。特にシスターズ・オブ・ヴァルハラはレオナが奥手なのと司令官の鈍感が重なり、しばらく隊員が我慢する羽目になっていた。ヴァルキリーだけはそのあたりの空気を読まずにオルカ内に嬌声を響かせていたが……。