ソーセージマルメターノ

登録日:2010/08/18(水) 12:24:11
更新日:2023/11/24 Fri 00:26:40
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ソーセージマルメターノ(英:sausage-marmetano)とは、ペロペロキャンディのようにソーセージを丸めて串に刺した食品である。

その名の通りイタリアはマルメタ地方が起源であり、日本での知名度はあまり高くないものの世界中で親しまれているソーセージの一種である。

そのままではやや取り扱い辛いロングソーセージを巻いて串で固定することにより調理しやすく、また食べやすくしている。

さらにリーズナブルなのも特徴で、日本では1本あたり100円前後で販売される。

店ごとに異なるソーセージや製法を用いて調理されている為地域によって多種多様な味を楽しむことが出来る。

この価格で更に強調されたソーセージのプリプリ感と肉感が味わえる。なんと素晴らしいことだろうか。イタリアの食文化万歳!


というのはもちろん嘘で、冗談にも見える姿だがれっきとした現実に存在する料理スタイルの一種。
本場ドイツでの名称はブラートヴルスト・シュネッケン(かたつむり状の焼きソーセージの意)という。

「ソーセージマルメターノ」というのはイタリアは全く関係ない紛れもない日本生まれの名称(商品名)である。そもそもマルメタなどという地名はない。

食品メーカーのオーケーフーズ社が「マルメターノ」として正式に販売している事で知られている。

その、あまりに安直な、しかしおかしみを感じるネーミングセンスから、某呟き処での画像投稿等で注目を集めた。

ソーセージマルメターノは販売を終了していまうが、「トルネードウインナー」の名前で復活。

しかしそれとは別の商品(ex.巻き数が違う、サイズが異なる等)も確かに存在するようで、「ぐるぐるソーセージ」とか言われていることが多い。探してみれば独自の製法で作られたぐるぐるソーセージに各地で出会えるかもしれない。

今は無きサークルKではカウンターフーズとして「ぐるぐるソーセージ(チーズ味)」を販売していた。
一齧りで天然羊腸のパリっとした食感を巻いた分だけ楽しむことが出来る。税込み118円。

余談ながらポルトガル風ソーセージ「リングィーサ」なるものも存在しており、こちらもなんだかくるくるしていそうではあるが、
豚肉が主原料のスパイスを加えた普通のソーセージである。


ソーセージ自体小さく分けられる前はくるくる巻かれた状態になっていることもあるのは秘密。



主な食べ方


  • バベル
天を目指す塔を破壊するが如く、串に刺さった頂点から食す荒技。
参考資料の形状から想像できると思うがかなり食べ難い、しかしその破壊の姿はまさにバベルのレジェンド。


  • 円(まどか)
円の外周に在る終わりにして始まりの部位から食していく技。
否定する事なく今在る姿を受け入れる、その思想はラブ&ピースに通じる。


円の中心に在る始まりにして終わりの部位から食す技。
その荒々しい様はまさに陵辱。
だが食べにくい。


  • コスモ貴族主義
皿にのせナイフとフォークで切り分け食す優雅な技。
人々の上に立つ者は人々の模範となるようマナー良く、かぶりつくなど言語道断。


  • 世界崩壊
一つの完成された世界の終焉、この食品のアイデンティティである串をはずす事で崩壊させる禁断の技(業)。
串の戒めから解き放たれたヨルムンガンドはとても食し易い。


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最終更新:2023年11月24日 00:26