木下ベッカム

登録日:2023/04/04 Tue 23:23:35
更新日:2025/05/21 Wed 22:43:55
所要時間:約 4 分で読めます




『ごペンなさい!』


木下ベッカムとは、永井ゆうじ原作の漫画『ペンギンの問題』の登場人物。
CV:伊東みやこ


プロフィール

種族:ペンギン
性別:オス
身長:普段は人間の小学5年生より低い。*1
体重:不明
年齢:10歳
所属:きりかぶ小学校5年1組
趣味:ゲーム
好物:ハンバーガー、カツラ
苦手:勉強

概要

本作の主人公。ペンギンの足跡をかたどった模様の赤いTシャツを着ている。足は実は靴を履いている。
本人はとぼけているが、皮が取れてたまに中の人が見えることがある。クマや宇宙人、モンスター、おじさん等。
好きなものはハンバーガーで特にマックが好みである。魚は「骨を取るのがペンどくさい」という理由で嫌っている。なおとの金魚を食べたりしていたんだけどね。
苦手なものは勉強で授業中にもかかわらず風呂に入ったりゲームをしたりしている。ただし、本気で勉強をして社会で大物として成功する話もあるのでやる気の問題もありそうだ。
野球を「逆さまにしたバットの上にボールを乗せれば勝ち」というゲームだと思い込んでいる等常識に疎い部分がある。

性格

他のコロコロのギャグ漫画主人公の例に漏れず、破天荒。マイペースかつ自由奔放な性格をしている。当初はボケを担当していたが、話が進むにつれてツッコミに徹することも増えていった。自身がペンギンであることをコンプレックスに感じることがあり、人間になることを夢見ている。
また、仲間想いな一面もあり、なおとがピンチになったときは真っ先に助けに行く。そして更にピンチになるのがお約束。
名探偵や教師になる話もあるが、間抜けな性格は変わらない。

能力

体を自由自在に変化させることができ、分裂したり溶けたりするといった人外ならぬペンギン外の能力をもつ。ツノは食べることができ、付け替えることで性格が変化する。またペンギン族に伝わる秘法「くるりんぱ」を扱うことが出来る。*2この技は、某必殺技のポーズで「く~る~り~ん~ぱーーー!!」といいながらエネルギー波…ではなく、料理をだして攻撃する。体力が持つ限り何度でも発動することが可能。食糧問題解決できそう。他にも電化製品を出す「新くるりんぱ」、相手の一番好きなモノ(人物)を出す「メガくるりんぱ」、軌道を曲げて放つ「くるりんぱR」と無駄にバリエーションがある。*3
回転寿司や動物園で働いていたり、小5でありながら一人暮らしていたりするので適応能力はあるようだ。
たまに髪の毛が生えてきたり、体から味噌汁が出るようになるといった本人にも想定できない状態になるが、なんだかんだで慣れて満喫している。


ギャグ

  • ごペンなさい
ベッカムが舌を噛んだことで偶然誕生したベッカムの代表ギャグの一つ。以後何か謝るときはこの言葉を使用している。

  • すベッカム
ごペンなさいに次いで登場したギャグ。右足を前に出して後ろにのけぞるポーズをとる。ギャグが受けなかったり、予想外の展開になったりした場面で使われる。

  • いただきマックス
ベッカムがイカのマックスを食べたことをなおとに問い詰められたときに思いついたギャグ。

  • わかりまペン
瞼を狭めてやれやれのポーズをとるギャグ。他にも「○○しまペン」等派生種がある。

  • 超ごペンなさい
大量の札束を置いて土下座しながらごペンなさいを言う。このときベッカムはシャルロットとマイケルから借金をしていた。

  • 超すベッカム
時速300kmのスピードで行うすベッカム。ベッカム曰く「ピンチを勢いでごまかす」ための技らしい。建物を破壊するといったリスクを伴う危険な技である。

  • ペンどくさい
めんどくさいの158倍めんどくさい時に使う。

周囲との関係

  • 山田なおと
ベッカムのツッコミ役にして親友。ベッカムに愛想をつかすことはあるがその後は仲直りしている。

  • ロナウド
ベッカムの弟。ベッカムより戦闘能力が高く、機械に精通している。実は妻子持ち。

  • 渡辺ゴードン
全裸の男性紳士。ベッカムにギャグや勉強を教える等面倒見がよい。

  • 高橋シャルロット
作中最強のスーパーおばあちゃん。ベッカムの母親的存在。たまに怪獣のぬいぐるみを着た「大怪獣シャルロット」として登場する。

  • 井上マイケル
ベッカムになつくリス。ベッカムのことは親友だと思っているが、なぜか皆からぞんざいに扱われていることが多い。

  • 小林ジョニー
自称ライバルと名乗るペンギン。ベッカムと互角の戦闘能力を持つ。ことあるごとにベッカムを憎んでいるが、殆どは「勝手に銀はがしをされた」「袋とじを勝手に開けられた」といったしょうもない理由である。そのためにわざわざ南極から上京?する等執念深い。

  • 岡本ポール
モヒカン頭の少年。彼のモヒカンを利用してピンチをしのぐという展開が多い。ペンギンの兄弟が5人もいる。*4

  • 校長
ペンギンのベッカムを快く小学校に引き入れる等心優しい性格をしている。ベッカムによくカツラを取られる。

  • 両親
ベッカム(ロナウド)の親にあたる人物。詳細は一切不明。ベッカムが一回自宅に帰省したときはカップラーメンになっていた。ただし、ベッカムの過去の回想では顔が隠されているものの、ペンギンの姿であった。
後に母の「木下カティ」が正式に登場したが、その姿はペンギンではなくワニであった。*5




「追記するのペンどくさい。修正方法わかりまペン」
「さぼらずに自分でやれー!」ゲシッ
「ごペンなさ~い!」



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最終更新:2025年05月21日 22:43

*1 2021年度小学5年生男子の平均身長は139.3cm。

*2 ただし、くるりんぱは作中に登場する大半のペンギンが披露しているのでそこまで難しい技じゃないかもしれない。

*3 ただし、「くるりんぱR」の登場した話はとある誰かが描いた漫画の話なので、実際に出せるかどうかは不明。

*4 年長順からデイブ、ブライアン、アレックス、エミリー、チャック。エミリーは紅一点である。

*5 ベッカムも一度ワニのような姿になったことがある。