登録日:2023/08/25 (金) 06:31:25
更新日:2025/04/09 Wed 18:23:44
所要時間:約 8 分で読めます
神域Streamerリーグとは、2022年より開催されているプロアマ混合の私設麻雀リーグ戦である。通称は『神域リーグ』。
概要
クズVtuber天開司が配信の定番としており、公式からも公認プレイヤーとして認められているオンライン麻雀ゲーム『
雀魂』への恩返しの意味を込めて企画、主催。
また、プロへの橋渡し、相談役として以前から天開と親交があるプロ雀士
多井隆晴も運営に参画。
その結果あくまで一Vtuber企画の私設リーグでありながら
スポンサーレッドブル、
全国2ヶ所(2年目には3ヶ所、3年目は4ヶ所)のパブリックビューイングが展開、実況解説にも
本物のMリーガーやプロ雀士が普通に参加する等私設リーグとは思えない規模の物へとなっている。
また試合も
アマチュアであるVtuber達が普通にプロMリーガーを倒すジャイアントキリングが随所に見られる等非常に見ごたえのある物となっている。
ルール
試合中のルールは基本的には
Mリーグに準拠しているが、『雀魂』の大会機能を使用したオンライン対戦である都合上どうしてもシステム的に対応不可な部分は『雀魂』準拠の物となっている。
+
|
初年度ルール |
- 参加チーム4チーム、1チーム4名による全10節30試合のリーグ戦
- 参加希望を出した動画配信者を『雀魂』をはじめとするオンライン麻雀ゲームの段位に従ってA・B・Cランクの3つに振り分け、そこに選手兼任監督として参加する現役Mリーガーが各チーム各ランク1名ずつをドラフトによって指名してチームが編成される。
- 志望条件は「Youtubeチャンネル登録者1000人以上」、「何らかの動画配信サイトで(Youtubeである必要はない)配信経験がある」「競技麻雀のプロ団体へ所属していない」の3点。
- 現役MリーガーをSランクとして振り分け、各チームSランク6戦、Aランク7戦、Bランク8戦、Cランク9戦とリーグ中に出場する試合数が決定されている。
- ただし10節(最終節)のみSランクの出場は禁止であり、10節の3試合は各チームAランク、Bランク、Cランクがそれぞれ他チームの同一ランクと同時に対戦する
- 本配信は天開司の個人チャンネルで配信されるが配信者によるリーグの為、試合出場者が自らのチャンネルで試合模様を配信する、同チームの選手がどちらかを視聴する形での応援配信を行う事は許可されているが、5分間の遅延配信と対戦者同士のボイスチャットの禁止が不正防止の為義務付けられている。
- 個人成績は監督の物も記録されるが表彰対象からは外される。監督が1位の場合は2位以下の内最上位の配信者が表彰対象となる。
|
+
|
2年目の変更点 |
- 参加チームが5チームに増加。その為全10節30試合は変化がないが1チームずつ順に抜け番となる為、レギュラーシーズンのチーム毎の試合数は8節24試合に減少。
- ドラフトの際、前年度から継続参加の4チームは前シーズン参加選手の継続指名は最大でも1名のみ。ただし同順位で指名が重複した場合、前年度参加選手を指名していたチームがいる場合は抽選無しでそのチームが優先交渉権を得る。
- 前年度は顔出し配信者も問題なかったものの結局全選手Vtuberが指名された事を鑑み、監督以外の選手はVtuberに限定された代わりにプロ団体所属でも志望を出す事が可能となった。
- セミファイナル、ファイナル制度を追加。
- レギュラーシーズン1位チームはセミファイナルをスキップし、ファイナル進出となる。
- セミファイナルはレギュラーシーズン2~5位がレギュラーシーズンのポイントを持ち越して1節3試合を行い、合計スコア上位3チームがファイナル進出。
- ファイナルではセミファイナルでのスコアをリセットし、レギュラーシーズンのポイントの半分を持ち越して1節3試合を行い順位を決定する。
- セミファイナル、ファイナルの組み合わせは各チーム内のレギュラーシーズン個人スコア3位同士、2位同士、1位同士の対戦となる。
- セミファイナル・ファイナルの3試合は順番に行われるが、各選手はそれぞれ前の試合の結果を知らない状態で戦う事となる。
初年度で個人スコアトップ3がC→C→B、ワースト3がS→A→Aだった事もありランク制の撤廃
- 試合数制限を全選手レギュラーシーズン最低5試合出場へと変化。ただし選手兼任監督であるMリーガーのみ最大出場可能数も5試合であり、セミファイナル、ファイナルは出場不可。
- 個人成績はセミファイナル、ファイナルの物も加算されて計算される。
- シーズン終了後の11月にエキシビションマッチが開催
- 各チームで東風戦を予選として行い、トップの5人+各戦2着の中獲得点数上位2名+終了時所持点数ブービーの1名の合計8名が準決勝進出、準決勝の東風戦は各戦上位2名が決勝進出となる。
- ただしスケジュールの都合からアキレス渋谷ハル、グラディウス風見くくは出場せず、渋谷の代理選手として如月れん、風見の代理選手として日ノ隈らんが出場している。
|
+
|
3年目の変更点 |
- チーム数、監督は変更なし、継続指名1名のみも継続。
- 今年の応募資格は「チャンネル登録者数1000人以上」+「Youtubeパートナープログラム申請済み、もしくは申請予定」に変更。
- ドラフト時期を2年目の3月末から4月初旬にやや後ろ倒し
- ドラフト会議までに天開司の個人チャンネルで応募者から希望者を募って東風戦での交流戦を行う
- 参加するかどうかはあくまで応募者の自由であり、しない事でドラフト指名に於いて不利になると言う事はない。
- ファイナルに4戦目を追加し、ファイナル3戦目終了時1位チームが1度上がれば優勝決定。2位以下のチームは1位が上がるまでにスコアで1位チームを上回れば優勝となる。
- 4戦目参加者は監督を除くチームメンバーから任意で選択し、4戦目開始時にスコア差を通達される。
- 個人成績に「スコアブービー賞」「MIP賞」が追加。MIP賞の選定は天開個人の独断と偏見で「一番印象的だった打牌をした人」に決定される。
- シーズン終了後の11月にエキシビションマッチ~私立神域高校編~が開催。
- 各チーム所属選手+主催の天開司をランダムに4人チームへと振り分け、10万点持ち、点棒引継ぎで5半荘を行う。第4、第5試合は各チームのリーダーが勤め、第5試合では第4試合終了時の得点を半減させて試合を行う。
- ただしスケジュールの都合からヘラクレス長尾景は参加せず、所属予定だった1年チームは3人チームでの参加となる。
|
神域リーグの活動目的とお願い
神域リーグは、選手の配信を通じて、麻雀の楽しさを世界中の人々に伝えて参ります。
監督を除いた選手は競技麻雀プロではなく、各々様々な活動がある中で、麻雀が好きだという想いで集まっていただいております。
その為各選手の配信頻度や麻雀の打ち方にはばらつきがありますが、選手が競技に臨む姿勢を尊重していただきたいと思います。
神域リーグは選手、監督、そして様々な関係者の皆様のご協力のもと活動しております。
配信やSNS上での選手、監督並びに関係者への攻撃的なコメントはお控えいただきますようお願いいたします。
運営が悪質であると判断した者に関しては、関係各所と連携し対応をさせていただきます。
選手の力になる前向きなご声援をいただけますよう改めてお願いいたします。
神域リーグ運営事務局
出場チーム(選手クリックで該当年成績)
各チーム監督のプロとしての詳細な実績などは
Mリーグの該当ページを参照。
チームアキレス
監督である多井隆晴の異名「最速最強」から
ギリシャ神話の俊足の英雄アキレスの名を冠した。チームロゴはアキレスの兜、チームカラーは赤。
2021年度の最強位をはじめ数多のタイトルを手中に収め、Mリーグでも初代MVP、4年連続+200ptなどの実績を持つ、常勝軍団・渋谷ABEMASの総大将。しかし、
残念ながら神域リーグにおいてはその姿は見る影もない。初年度の433444という戦績は未だにトラウマ扱いされるほどである。
配信者としては多井プロではなく、麻雀が嫌いな「たかちゃん」として振舞っている。なお、たかちゃんに対し多井プロと似ている言うのはドブネズミというレベルの悪口だという。
配信内容は多岐にわたり、Mリーグや麻雀界をはじめとしたさまざまなテーマの雑談、競輪や競艇の案件配信、ゲーム配信などがメイン。特に
ウマ娘、
Apex、
スイカゲームなどが特徴的。また
Vtuberにハマっているようであり、にじさんじ麻雀杯を毎年同時視聴するほか、スーパーチャットの限度額いっぱいまで投げ銭をして大会の賞金を使い果たしたり、チーム控室に
おもちぃなぬいぐるみや
あまみゃクッションを持ち込んだ。Apexはプレイ歴半年ながら公式大会にも招待されたりカスタム大会を主催までするまでに至っている。
Vtuberやネットを介した麻雀の普及にも積極的であり、神域リーグのほか、自らが代表を務めている事もあってRMUでは
実卓を使わずオンライン麻雀ゲーム「雀魂」を使用した公式戦「闘魂杯」を開催したり、自らが発起人となり日本プロ麻雀協会とも連携して選手全員がVtuberで構成されたプロリーグ「VPL」も発足させている。
チーム総合成績:-188.1(4位)
個人成績
咲乃もこ:+40.2(全体4位、半荘最高スコア賞(67900点))
天宮こころ:+6.3(全体6位)
郡道美玲:+15.2(全体5位)
多井隆晴:-249.8(全体最下位相当)
プロの弟子を取らないと公言して憚らない多井が唯一と言っていいほど懇切丁寧な指導を行い、後に魂天に到達した咲乃、自身の配信でも可愛いと呼んで憚らず、後に渋谷ABEMAS5人目のメンバーとなる天宮、主宰である天開と共に多井とVTuberの架け橋となった郡道を指名。ハーレムチームとかたかちゃんの好きな人で固めたとか言われた。
チーム成績そのものは最下位に終わったものの実は動画配信者は全チームで唯一の全員プラスで終わっており、全チームの動画配信者の成績だけを切り取って比較すると+61.7で全体2位。
しかしよりにもよって監督の多井が6戦の成績が4-3-3-4-4-4の全戦逆連対、最終3連続ラスに至っては反撃の兆しを見せていた9節で3連闘仕掛けられるように出場機会を調整した上でのこれ。
総合成績もブービーが-138.0なのに-249.8と誰がどう見ても擁護不能な成績を残してしまった結果、最下位に終わった。
スタッツも異様な事になっており、親番で鳴き仕掛けを駆使して何としてでも早上がりから連荘を狙う打ち方をしていたのに副露時和了率0%、親番放銃率83.33%の上に親番面前立直時放銃率0%と結果的には完全に振り込む為に鳴き仕掛けをしているような状態。
そしてその後のMリーグ等の配信コメントでちょこちょこ433444の数列がコメントされて煽られている。
なお多井自身も本気でトラウマになっているようで、翌年の開催直前に出場者の動画にゲスト出演した際には「本気で麻雀を辞めたくなった時」と言うお題に「去年の神域リーグだよ!」と逆ギレ気味に答えている。
後多井本人が「ボロッボロにされた事を慰められるよりもむしろ弄った上で『俺が取り返して来てやる!』ぐらいな方が逆に気楽」と言う性格だったせいで必死になって慰めに来たあまみゃが完全にトドメを刺しに来る状態になっていた
なお煽るタイプだった郡道すら第9節の惨状には素でどう慰めようかをもことあまみゃの3人で必死に話し合う状態となっていた模様
チーム総合成績:レギュラーシーズン+62.3(2位)セミファイナル2位 ファイナル3位
個人成績
白雪レイド:レギュラーシーズン+120.4(チーム1位)→セミファイナル終了時+103.1→ファイナル終了時+167.5(全体2位)
渋谷ハル:レギュラーシーズン-34.7(チーム3位)→セミファイナル終了時-87.6→ファイナル終了時-163.9(全体14位)
或世イヌ:レギュラーシーズン+3.9(チーム2位)→セミファイナル終了時-20.9→ファイナル終了時-85.6(全体11位)
多井隆晴:-30.9(レギュラーシーズン終了時全体12位、ファイナル終了時全体12位相当)
前年度成績こそ揮わなかったものの、実力は各監督から高く評価されていた白雪レイドを軸に渋谷ハル、或世イヌとVtuber事務所Neo-Porteメンバーで固められている。その為ハッシュタグは#ネオアキレス。
そしてたかちゃんがAPEXにドハマりしている事と3人全員が(そもそも割と事務所全体が)APEXに長けている事からゲーム間違えてるとかAPEXしたいだけだろとも突っ込まれた
レギュラーシーズンでは白雪レイドが第3節の3連投2トップをはじめとして実力を十分に発揮、素人枠だった或世イヌも初心者特有の打牌やミスはあったがトップあり、レギュラーシーズン総合でもプラスに収めると活躍。渋谷ハルも全体こそ揮わなかったものの大トップを叩く、と見せ場は作っていた。
しかし多井は今年も苦戦気味であり、監督勢で唯一試合トップも総合成績プラスもない成績となっている。
多井の神域リーグでの初トップは通算12局目となるエキシビション予選を待たなければならないものとなり、それも東風戦の為丸2年かかっても半荘トップが一度もない事に。
配信の麻雀指導は初級者・中級者・上級者と揃っている事もあり、誰にとっても参考になるものばかり。特に渋谷の言語化力の高さは必見。
セミファイナルでは一転して個人4着→3着→3着と大苦戦。個人スコアを除いてファイナルへは持ち越さない仕様の為ファイナルには反映されないものの、アトラスから点差をひっくり返されての2着抜けとなる事に。
ファイナルでも或世渋谷が共にハコ下ラスになると白雪レイドの出番が来る前にほぼ優勝の可能性が消滅すると言う致命的な結果。この時点でポストシーズンのチーム成績は43344となり何かにリーチがかかったものの、白雪レイドが最終戦で意地のトップを叩き込んで個人スコア2位を確定させる形となった。
そして白雪レイドはまーたチーム成績に関係ないのに他者のタイトル争いに関与すると言う状態になってしまった。
チーム総合成績:レギュラーシーズン+234.2(1位)ファイナル1位
個人成績
える:レギュラーシーズン-81.9(全体16位)→-66.9(全体15位)
咲乃もこ:レギュラーシーズン+1.1(全体7位)→+78.6(全体5位)
ゴモリー:レギュラーシーズン+370.7(全体1位)→347.2(全体1位)
多井隆晴:-55.7(レギュラーシーズン終了時全体14位、ファイナル終了時全体14位相当)
にじさんじ麻雀杯の上位常連で、多井も「尊敬するVtuber」として名前を挙げるえるを1位指名。直弟子の咲乃を2位指名で出戻りとし、3位にはデビュー半年少々+麻雀歴もほぼ同じながらも既に雀聖に到達しており、多井が名誉顧問と発起人を務めるVtuber専用麻雀プロリーグ・VPLでも活躍しており多井自身が強さに注目しているゴモリーを指名。
同時配信を行っていたゴモリーの指名された瞬間の大号泣シーンは必見。「笑顔で終わりたい」と言う事からハッシュタグは#アキレスマイル。
開幕早々から多井監督はいつも通りの大苦戦、またスロースターター気質の咲乃は第2戦目で-39700という大惨事を引き当てるも、シンデレラガール・ゴモリーが大爆発し、第3節にして1人でほぼマイナスを完済。ここに本調子を取り戻した咲乃が大トップで続き、気付けばアトラス・ヘラクレスと上位陣を形成する。
肝心のたかちゃんはといえば相変わらず出たがらず、咲乃の策で予告先発してプロを誘い出そうとした結果「相手たかちゃんなら」とプロ以外が飛び込んで来る状態になって無事ラスを引くなど散々だったが、第6節のえる→もこの連続ラスを受けた3戦目に登板。天敵・ルイスとの鍔迫り合いを制し、神域リーグ開幕から801日目・14戦目にして悲願の初トップを獲得した。終盤まで上位をキープし続けると、最終第10節でヘラクレスとの300pt近い差を一気にひっくり返して大逆転でのレギュラー首位通過を果たす。
なおたかちゃんは監督勢唯一の参戦全年マイナスとなった
ヘラクレスとほぼ横並びで迎えたファイナルでは完全復調のエース咲乃が大トップをたたき、他2人もそつなくまとめ、新決勝方式の最終戦前に180pt差という圧倒的リードを築く。最後は監督の愛弟子がきっちりあがりきり悲願の優勝を決めた。
えるこそトップを取れなかったものの、ゴモリーは個人スコアは歴代最高数値となる+347.2を叩き出して盤石の個人MVP。咲乃も地獄のスタートから、終わってみれば魂天たる安定感と強さを見せた。
アキレス自体も初戦史上最悪の逆噴射スタートからの大逆転優勝と言う伝説を成し遂げ、最高の笑顔で大会を締めくくった。
なお、余談ではあるがゴモリーは閉幕の3か月後、家庭の事情により無期限の活動休止を報告。
2024年の麻雀VTuber界隈に突如現れ、眩すぎる輝きを放った超新星は、神域リーグMVPにチーム優勝、更には第4期VPL優勝という伝説的な記録を置き土産に暫しの別れとなった。多くの雀士たちがその帰りを心から歓迎すると共に、勝ち逃げは許すまじと、或いは伝説に挑もうと牙を研いで待つことだろう。
チームアトラス
監督である村上淳の異名「リーチ超人」から、天空を支える
ギリシャ神話の巨神アトラスの名を冠した。チームロゴはアトラスが支える天空、チームカラーは青。
最高位を3度戴冠した「リーチ超人」。麻雀プロの中でもとりわけ優しい性格で評判が高い一方、良くも悪くも思ったことは全部口にしてしまう実直すぎる人柄である。
Mリーグでもその実績を高く買われ赤坂ドリブンズに指名を受け、2年目となる19-20シーズンはMVP争いを展開したが、神域リーグ開催時はちょうど本人のスランプと重なってしまい、2年連続▲300を超える不振となってしまった。こういった経緯もあり、2023シーズン開始前にドリブンズとの契約は満了。神域リーグへの継続参戦を心配する声も上がったが無事続投となり、歓迎する声に溢れた。
超ド級の機械よわよわおじさん。時代の流れを受け、多井の誘いを受けた神域リーグをはじめネット麻雀の大会に参加する機会も増えたが、自チームであるチームアトラスの初顔合わせをルノアールで行おうとしていたほか、雀魂の大会でもまずクリックミス・タップミスをしないことが目標になっている。また発言においてもライン越えが多く、チームメートはその制御に頭を抱えたり、唸らされたり。
チーム総合成績:+354.8(1位)
個人成績
白雪レイド:-105.4(全体11位)
ルイス・キャミー:+57.3(全体3位)
歌衣メイカ:+326.5(全体1位)
村上淳:+76.4(全体3位相当)
1位指名では鴨神にゅうを指名したものの、ゼウスと重複指名となり抽選に敗戦。代えてAランクからは白雪レイド、Bランクからは麻雀・配信面と全方位にサポートでき、天開と並んで村上が面識があった2名だけのVtuberの内1人のルイス、Cランクからは「漢気麻雀」企画で知られる歌衣を指名。
本選では白雪レイドこそ運に見放された所があったものの、全体的に堅実な戦いを展開。ルイスも条件を意識した立ち回りで劇的な着順アップを決めるなど、ポイントプラスに貢献。
操作ミスが危惧された村上監督もリーグ中盤から出場してポイントプラス。なお初トップの際は南3局をオーラスと間違えて喜ぶポンをかました
そして何よりもメンバー中最低ランクとされるCランクで選出された歌衣メイカが大爆発。
自分以外全員SランクのMリーガーなM(メイカ)リーグを2回やらされながらもどちらも2着で個人スコア増やして帰って来る、
配牌にあった中を対子落とししたのに四暗刻ツモ上がると言うMリーガー視点でも「歌衣メイカしか出来ない」と断言されるオリジナル手順で暴れ回り、2位に危うくトリプルスコア付けかける程の無双の末にMVPの座をもぎ取った。
なおレイドは最終節の他のチームメート卓の状況が見えない状況かつ自分が1着を取れない状況でも確実に優勝出来る打ち回しを
完璧に行った結果BランクCランクでアトラスが連勝して意味がなかった挙句アキレスの咲乃を走らせまくった結果最高スコア捲ったルイスをさらに捲る形で咲乃に最高スコア掻っ攫われた事実に事後気付いて絶叫する羽目になった。
実は村上は「Cランクで自分の知り合いの顔出し配信者を取ろうとしていたが他全員がVtuberで固めていたのを見て咄嗟にメイカを取った」事を祝勝会で自白しており、もし取らなかったらその後の大会自体の展開がとんでもない事になっていたのは想像に難くない。
チーム総合成績:レギュラーシーズン+27.2(3位)セミファイナル1位 ファイナル2位
個人成績
歌衣メイカ:レギュラーシーズン-123.2(チーム3位)→セミファイナル終了時-62.9→ファイナル終了時+35.6(全体6位、半荘最高スコア賞(78500点))
咲乃もこ:レギュラーシーズン+68.6(チーム1位)→セミファイナル終了時+85.4→ファイナル終了時+90.8(全体3位)
鈴木勝:レギュラーシーズン+32.0(チーム2位)→セミファイナル終了時+47.8→ファイナル終了時+29.9(全体7位)
村上淳:+49.8(レギュラーシーズン終了時全体8位、ファイナル終了時全体7位相当)
「前年度MVPを取らないと言う選択はない」として歌衣メイカをドラフト1位指名し、そこに実力者にしてムードメーカーの咲乃と、千羽黒乃の薫陶を受けた鈴木勝を指名。
なお周囲から闇の雀士とまで言われる程の白雪レイドをショタ枠と考えて同じ枠として正反対な性格な鈴木勝を指名した為ずんたんは歌衣や白雪本人から全力で突っ込まれた。
歌衣は良くも悪くもセオリーを身に着けた事で前年度のようなオリジナル手順は影を潜め、今年は不調気味。更に前年度タイトルホルダーにして唯一の魂天の咲乃もこが悉くリーチを空振り続け、前半はマイナスを重ねる。
それでも新人枠の鈴木勝が安定した戦いを展開し耐えると、シーズン後半に咲乃が復調。暫定最高スコアの1着を含む3連勝を決め、シーズンはプラスで終える事に。
セミファイナルでは前年度MVPのお祭り漢・歌衣メイカが遂に1着を獲得し、残る2名も共に2着と安定。アキレスを捲ってセミファイナル1着、個人成績も咲乃もこが個人2位を狙える位置に付ける事に。
ファイナルでも歌衣メイカが意地の大爆発を見せ、最高スコアを叩き出す大活躍でヘラクレスとのマッチレースに持ち込む。最終戦では一時ヘラクレスを逆転し、最後の最後までもつれにもつれる戦いを繰り広げたが、僅か1.6pt差で涙を呑んだ。
チーム総合成績:レギュラーシーズン終了時-14.9(4位)セミファイナル1位ファイナル3位
個人成績
歌衣メイカ:+98.8(レギュラーシーズン終了時全体4位)→+165.7→225.1(全体2位)
朝陽にいな:+54.3(レギュラーシーズン終了時全体6位)→+115.6→87.6(全体4位)
風見くく:-99.6(レギュラーシーズン終了時全体18位)→-149.1→-164.0(全体19位、ブービー賞)
村上淳:-68.4(レギュラーシーズン終了時全体15位、ファイナル終了時全体16位相当)
「もはやアトラスはメイカちゃんのチームである」として3年連続で歌衣メイカを優先枠で指名し、さらに朝陽にいな、風見くくと言う前年度グラディウス勢を「成績が向上すれば手腕が証明される」と下心込みで指名。
良く見たらムードメーカー枠かつ配信サポートが出来る女の子:にいな、中性ショタ枠:くくで構成もほぼ一緒だったりする。そのためドラフト同時視聴を行っていたメイカは、2位でにいなが指名された瞬間くくの指名を1点読みで的中させた
また、今年度のチームで唯一にじさんじ所属ライバーが存在しない構成となった。
前年度前半戦のメイカとにいな、シーズン全体に及んだくくの不調、前年度1.6pt差の惜敗と言う事からハッシュタグは村上の愛称も込みで#アトラスリベンジャーずん。
開幕から全員が好調をキープし、第3節が終わった段階で9戦8連帯4トップ、2位に250pt差をつける独走態勢を築く。これ以降は全体的に厳しい展開が続き、最終的にはマイナススコアの4位までなるが、それでも歌衣・朝陽両名を軸としてきっちり戦い抜く。特に初年度は「お前が全て正しいよ」なオリジナル手順のオンパレードだったメイカは今や神域でも屈指の強者としてアトラスを引っ張り、ポストシーズンでもお祭り漢健在の大暴れ。ポストシーズンに限っては4戦4勝(何なら初年度ファイナルも含めれば5戦5勝)の大立ち回りを見せる。なお、新決勝で四暗刻を狙わず喰いタンでの連荘を狙ったためMIP(天開賞)から零れ落ち、ずんたんからは久々のお説教宣言が飛び出した。
なお、くくくんは前年度のリベンジを誓い志願登板などを見せるも、トップどころか連帯が遠く、今年も勝ち星を挙げることは叶わなかった。それでも昨年のグラディウスでの、そして今年のアトラスでの教えが生きている手順が何度も見られた事をここに記しておきたい。
チームゼウス
日本プロ麻雀協会のトップタイトル・雀王を3連覇を含めて4期獲得し、さらなる栄誉を求めて雀王を5期獲得することで得られる永世雀王のチャンスを蹴って最高位戦日本プロ麻雀協会へと移籍した、「ゼウス」の二つ名に違わぬ強欲かつクリエイティブなトッププロ。自由奔放な選択であり、だれにもできない選択で注目を集める。
Mリーグでは唯一となる指名重複を受け、赤坂ドリブンズの初代メンバーに。初年度ファイナルでは無双を見せ初代王者の座を勝ち取った。成績自体はかなり上下が激しく、MVP争いをしたと思ったら翌シーズンは最下位争いをする、なんてこともしばしばみられる。
その自由さは監督業でも健在であり、ドラフトでは痛風を理由に指名したり、と思えば翌年にはにじさんじの人気ライバーで固めるという神話のゼウスそのもののような指名をしたりした。
チーム総合成績:-131.5(3位)
個人成績
鴨神にゅう:-48.0(全体7位)
天開司:-77.0(全体10位)
Fra:-58.5(全体8位、4着回避率賞)
鈴木たろう:+52.0(全体5位相当)
雀魂の配信初期から日本サーバーのトップランカーとして活躍する鴨神にゅう、神域リーグ主催者である天開司、そして監督が痛風によりシンパシーを感じたという理由で指名されたというFraの3人による構成。
Fraは4着なし、天開司も4着1回のみの4着回避率3位タイとしっかりと固い守備は出来ていた。
しかし全体的に上がりに恵まれない展開が続き、全チームで唯一配信者全員がマイナスとなってしまう事に。
たろう監督も堅実にプラスに持って来てはいたものの、配信者組のマイナスを埋め切るまでは至らなかった。
チーム総合成績:レギュラーシーズン-173.3(5位)セミファイナル4位
個人成績
天宮こころ:レギュラーシーズン-150.1(チーム3位)→最終成績-143.7(全体13位)
ルイス・キャミ―:レギュラーシーズン-27.4(チーム1位)→最終成績+42.5(全体5位)
桜凛月:レギュラーシーズン-70.8(チーム2位)→最終成績-124.0(全体12位)
鈴木たろう:+75.0(レギュラーシーズン終了時全体5位、ファイナル終了時全体4位相当)
「去年は工業高校めいていたので今年はゼウス女学院として青春をしたい」と言うコンセプトでにじさんじ所属女性Vtuber+仲良しがはっきりしている3名で固めた指名を行う。なお、たろうは先生ではなく麻雀部後輩の「たろうくん」らしい。
プロ3名vsVTuber1名という卓を2回引かされたこともあってか、2年連続で配信者がレギュラーシーズン全員マイナスになる等今年も苦戦気味。
特に第10節での大失速(とグラディウスの大爆発)が響き、最終節で大逆転されてのレギュラーシーズン最下位で終わる結果に。
セミファイナルでは天宮こころが2着にまとめるものの、続く桜凛月がライバルとなるグラディウス・天開司にトップラスを決められる痛恨の結果に。
それでもルイス・キャミーが東二局で朝陽にいなに子三倍満直撃させて0点に追い込む等グラディウスを大きなラス目にしてのトップを奪取するものの、僅か17.4ポイント届かずセミファイナル敗退となった。
最終戦後のルイスのインタビューと、その翌朝の本人Youtubeチャンネルのコミュニティの投稿は必見。
また天宮こころの発案で出場選手全員の感謝の言葉を記した色紙を天開司に送る等、光の雀士集団としての色は見せていた。
この青春活動がプラスに働いたのか、たろうくんはMリーグ2023-24シーズンで絶好調。Mリーグ史上最高半荘スコアを更新しての最高スコア賞を受賞するほどだった。
チーム総合成績:レギュラーシーズン終了時+9.8(3位)セミファイナル3位 ファイナル4位
個人成績
渋谷ハル:-12.8(レギュラーシーズン終了時全体9位)→-36.8→-34.4(全体11位)
空星きらめ:-82.9(レギュラーシーズン終了時全体17位)→-102.2→-41.5(全体13位、最高打点賞)
桜凛月:+121.4(レギュラーシーズン終了時全体3位)→71.4→16.4(全体7位、半荘最高スコア賞)
鈴木たろう:-15.9(レギュラーシーズン終了時全体10位、ファイナル終了時全体9位相当)
今年はたろうはチーム構成を1ミリも考慮せずに欲しい人適当につまんだ選択を披露。
打ち筋を評価した渋谷、前年から愛を叫びまくっていた空星、優先枠として桜凛月を指名。
そしてたろうは今年もまとめる気ゼロできらめにキャプテン枠を投げ付けた
きらめが雀魂公式チャンネル大会でボッコボコにされたいつもの展開の直後に初顔合わせを行い、ハッシュタグは前2年の苦戦も踏まえて#ゼウスがわからせたろう。
なお初顔合わせから1ヶ月全員コラボはおろかチームメンバーが複数人集まった配信すらない、リーグ開始まで全員集まった練習会が顔合わせ込みで合計2回と言うとんでもない状態になっている
開幕ダッシュこそ決めるも2節目からは苦しい展開が続き、グラディウスと最下位争いをする去年度と同様の構図が築かれる。道中には桜が九蓮宝燈の聴牌というとんでもない見せ場を見せる…も和了には至らず苦しい展開に。
この流れを変えたのは第7節第1試合。先発の桜がオーラスだけで5万点近くを稼ぎ、半荘最高スコアを更新する大トップをグラディウスとのトップラスとして決める。これに第9節で渋谷、鈴木が続き、グラディウスとのボーダー争いを一気に突き放して上位戦線を視野に入れると、最終第10節でも桜・たろうが連勝、きらめは最高打点賞となる子の三倍満を決めての2着と大爆発を見せ、なんとアトラスを捲って3位で通過する。この間真夏の乱気流もあって本放送のスタジオには雷が鳴り響き、ゼウスの雷鳴バフと恐れられた、ということも。
セミファイナルこそ逆連帯で大きく沈むが、レギュラー終盤で築いたリードは大きく無事ファイナルに進出を決める。ファイナルでは空星が前年度MVPの意地を見せるトップでアキレスを追いかけるも、アキレスの安定感を前に新決勝前に圧倒的なリードを築かれる。新決勝に起用された渋谷は逆転を狙う手を組み続け、結果的には4位で幕を閉じることとなった。
総じて今シーズンは爆発した際の爆発力は恐ろしかったものの、全体的に運に見放されたシーズンとなってしまった。
チームヘラクレス
監督である松本吉弘の異名「卓上のヒットマン」から弓の名手である
ギリシャ神話の英雄ヘラクレスの名を冠した。ロゴマークはヘラクレスの弓矢、チームカラーは緑。
自団体である日本プロ麻雀協会のリーグ戦やMリーグで奇しくも同じヘラクレスの二つ名を持つ浅井堂岐との直接対決はヘラクレス対決と双方を知るファンには話題になることも
若くして最高位戦日本プロ麻雀協会のビッグタイトル・發王位を獲得し、Mリーグではアキレス・多井とともに渋谷ABEMASに所属する、日本プロ麻雀協会の若手期待の星、
もともとパソコンすら持っていなかったほどだが、多井に誘われて神域リーグに監督として参戦することをきっかけにyoutubeチャンネルを開設。そして自チームにスカウトしたVTuberの因幡はねると特に関係が深く、公式番組「ぐみいん100人できるかな?」では、「ぐみちょー」と「わかがちら」として、神域リーガーをはじめとした麻雀プレイヤーのVTuberから、麻雀好きな著名人やともに鎬を削るMリーガーをはじめとしたプロ雀士などなど、初心者ベテランの経験スキルを問わず、麻雀に接している様々な配信者をまつもとぐみの傘下に納めている。その縁もあってか因幡も専用のサイネージを用意してもらい、熱闘Mリーグにもたびたび出演している。一方、松本も因幡の誕生日記念配信に出る際にVTuberの姿で出演している。それがどのような姿かは…ぜひご自身の目で確かめて欲しい。
また自身も麻雀プロの中でも歌うまの一人であるということもあり、ヘラクレスのメンバーと歌ってみたカバーをしたり、オリジナル曲をリリースするなどしている。
チーム成績:-35.2(2位)
個人成績
千羽黒乃:-138.0(全体12位、配信者最下位)
因幡はねる:-62.4(全体9位)
渋谷ハジメ:+115.7(全体2位)
松本吉弘:+49.5(全体6位相当)
鴨神と並んで雀魂配信の第一人者である千羽黒乃に、その千羽と親交が深く、松本ファンを公言していた有閑喫茶あにまーれ組長店長の因幡はねる、にじさんじ麻雀杯優勝者の渋谷ハジメと、千羽一門といってよいチーム編成。特に因幡と松本はこれを機に親交を深め、公式番組「ぐみいん100にんできるかな?」を開設するに至る。
前半はCランク選出であった渋谷ハジメが0点まで削られたのに大反撃して最終的に52500点の大トップを含め、デビューから3連勝の大暴れを見せるものの中盤以降は敗戦が続き一時は最下位に沈む。しかし、渋谷が第23戦、普通に考えたらあり得ない「理外の大明槓」からの嶺上開花ツモを決めると、中盤までボロボロだった挙句第8節直前に緊急入院と踏んだり蹴ったりだった因幡はねるが第9節の連闘連続トップで大復活し、そのまま2着まで捲り上げた。
だが麻雀をやるVtuber界隈では代表格とされエースとして期待されていた千羽黒乃が、監督を含めて三人しかいないトップを取れなかった選手の一人かつ個人スコアブービーとなったのが致命傷であり、1位を脅かすまでには至らなかった。
チームの応援配信では松本監督のリアクション芸が恒例となり、また因幡が神域リーグの関係者をプロ・アマ問わず巻き込んで大規模な企画を数多く成立させるなど、盛り上げの中心に常に居続けたチームでもある。
チーム成績:レギュラーシーズン+199.2(1位)ファイナル1位
個人成績
因幡はねる:レギュラーシーズン-41.6(チーム2位)→ファイナル終了時-33.1(全体8位)
緑仙:レギュラーシーズン-80.4(チーム3位)→ファイナル終了時-63.5(全体9位)
空星きらめ:レギュラーシーズン+258.8(チーム1位)→ファイナル終了時+235.0(全体1位、最高打点(32000点)、放銃率1位)
松本吉弘:+62.4(レギュラーシーズン終了時全体7位、ファイナル終了時全体6位相当)
監督の松本と個人的友誼のある2人に、にじさんじ新春麻雀杯2023を制した空星きらめを加えての編成。
なお、空星きらめがドラフト直前に偶然企画で共演した際に全力でゼウス監督の鈴木たろうへの愛を叫びまくっていた為「信頼してくれるのか」と本気で危惧する羽目になっていた
しかしシーズンが始まると空星きらめが初戦で村上淳とのオーラス1万点差をリーチ棒2本込みで綺麗に捲る形で初戦を飾る事に成功すると、2戦目で大三元和了、4戦目で南2局4万点差をオーラスで満貫ツモ条件まで詰め寄り、オーラスで満貫ツモってキッチリ捲り切ると神域リーグ記録となるデビューから4連勝を達成。その勢いに乗る形でチームも中盤まで首位を独走する。
なお因幡はねるはまたもちょっとした病気で緊急入院し、松本もスケジュールの関係上因幡が入院の為欠場した節で選手ではなく解説として参加する必要があった為、緑仙と空星きらめの2人で3戦回す羽目になった事も。
終盤は「きらめにMVPを取らせたい」と言う事で温存傾向に走った事でやや失速するものの、リードを守り切ってレギュラーシーズン優勝、ファイナルへのジャンプアップを遂げた。
セミファイナルでは個人スコアでの逆転の可能性を色濃く残していた朝陽にいながハコ下ラス目で大きく後退、トップラスで逆転の可能性があった白雪レイドも個人スコアを減らす展開となり、空星が戦わずしてMVPを大きく引き寄せる結果となった。
ファイナルでは2着→2着→3着と大負けはしていないものの、初戦でアトラスが大トップを取り、最終戦でアトラスがトップを取れば逆転されるという追い詰められる展開に。空星もツモ運に恵まれない展開になるもののガッチガチの防御力は健在であり、最終的に1.6ポイント差となったチームスコア争いを制して優勝を成し遂げた。
そして空星は個人スコア、最高打点、放銃率の三冠を達成し、チームのエースとしての威厳を見せる形となった。
しかもこの三冠は反映されない事になっているプロの成績を反映したとしても達成されていた物である。その後の色紙で自分の名前と大会名の漢字間違える盛大なポンも見せる形になってたけど
ワンデートーナメントのエキシビションマッチでも緑仙を除く3人が予選を通過し、そろって決勝にまで進出する。も、チームメイトを蹴落として上がってきたグラディウス・渋川監督に3人まとめて返り討ちにあった。
チーム設定は、「ゼウス女学院の敷地にあるプレハブを勝手に占拠したかわいい問題児集団・F組の3人と、担任の松本先生」。その設定なのになぜか校歌があり、ゼウスのたろうくんからクレームが寄せられている。
そして2024年ドラフト会議直前についに4人デュエットの歌ってみたが公開されている
チーム応援ハッシュタグは「#ヘラクレスオオマツモト」。思いついたリスナーは天才。
ちなみに神速でムシキングカードみたいになった松本のコラージュがアップロードされていたりも
そして神域三冠の空星、因幡もリーグ中にあったトーナメント「雷漢戦」で優勝し雷漢位のタイトルを獲得。
最後に緑仙もにじさんじ新春麻雀杯2024を制し、全員が個人タイトルを獲得する大活躍となった。そのせいで第3回では松本は誰を選ぶのか頭を抱える羽目となった
なお、ドラフト会議寸前に2023ヘラクレス組で「イーシャンテン・オーバードーズ」の歌ってみた動画を因幡はねるチャンネルに投稿している。
チーム成績:レギュラーシーズン+217.0(2位)セミファイナル1位 ファイナル2位
個人成績
緑仙:+194.5(レギュラーシーズン終了時全体2位)→+174.7→193.8(全体3位)
長尾景:-17.7(レギュラーシーズン終了時全体11位)→-63.0→-114.9(全体17位)
龍醒ろたん:-31.6(レギュラーシーズン終了時全体12位)→+31.1→-30.4(全体10位)
松本吉弘:+71.8(レギュラーシーズン終了時全体5位、ファイナル終了時全体6位相当)
「今年はエースとして」との期待も込めた継続枠として緑仙、2位指名に「一番ストイック」として長尾景、3位に「この2人だけだと少し暗くなる」としてイカレ元気枠として龍惺ろたんを指名。長尾景も歌に定評があるし、龍惺ろたんも実はオリジナルソング持ちの為松本監督は「こいつ今年も歌う気だ」とコメント欄から突っ込まれたし長尾すら「歌うんだろうか」と思っていた。結果、本当にオリジナルソングまで作った。
また、龍惺ろたんは指名時チャンネル登録者数が約7700人と歴代指名選手の中で最も指名時登録者数が少ない選手となっている。今大会で大暴れした結果、エキシビション終了時点で登録者は1.8万人とダブルスコアを記録した。
そのせいで指名されると思っていなかったのか同時配信せずにお花見行っており、スマホすら確認していなかった為1人だけやたら反応が激遅になっていたりもする。
ハッシュタグは「#松本焼肉夜露司苦レス」。イメージはマフィアらしい。FAは全員黒スーツ・サングラス着用で夜露司苦。
開幕節での松本監督の箱ラスを新人・ろたんが1着2着でカバーするのを皮切りに、誰かの不調・ラスを誰かがトップでカバーし、プラスを積み重ねるというチーム戦の理想的な試合運びを展開。特にエースとしての期待に6戦3トップ5連帯で応えた緑仙と、この年不振が続く監督の中で一人安定していた松本がチームを牽引し、ルーキーの長尾・ろたんも浮沈こそありながらもプラススコアで貢献。最終節を前に2位と300p近い差をつけ、2年連続堂々の首位通過は目前……のはずが、まさかの3ラスでアキレスに大捲りを許す。この嫌な流れを断ち切れず、セミファイナルこそリードを活かして突破するも、ファイナルはろたん・長尾の連続ラスで突き放されることに。それでも緑仙が最終戦で大きな和了を決めて2位に滑り込んだ。
なお、インタビューでは今年もチームBGMが流れ、本放送のコメント欄は常にチームメイトが賑わし、選手は監督を一切の容赦なくいじり倒し、楽屋は常に明るく、最終戦後の総括インタビューではどいつもこいつも好き放題にDiscordの内情を暴露するわ宣伝はするわで監督を無事謝罪会見へと追い込んだ。
チームグラディウス
2シーズン目より新規参入。監督の渋川難波の所属チームがKADOKAWAサクラナイツと言う事から騎士の如く戦う
ギリシャ神話の軍神グラディウスの名を冠した。ロゴマークはグラディウスの槍、チームカラーはピンク(桜色)
日本プロ麻雀協会の最高峰・雀王をはじめとした同団体のタイトルを総なめし、Mリーグ公式解説としても辣腕を振るった「魔神」の異名を持つ男。2022-23シーズンを前にKADOKAWAサクラナイツにドラフト指名を受け、満を持してMリーグに参戦。それを追うかのように神域リーグ2年目から参戦することとなった。
普段の配信は雀魂の段位戦がメインだが、企画ものにも積極的に挑戦しており、その都度エンタメ適性の高さを発揮している。とりわけ、サクラナイツのチームメート・堀慎吾との「電流麻雀」は必見。麻雀以外ではマーダーミステリーの配信に顔を出しており、Mリーグ公式実況の松嶋桃や、(自称)親友であるMリーガー・瑞原明奈らとのプロレスを交えたやり取りを見ることができる。
麻雀指導やコラボにも積極的であり、特に渋川式点数計算動画は一見の価値あり。指導も個々のレベルに合わせた非常にきめ細かなものとなっている。またチーム外でも指導をした渋谷ハルとはのちにコラボ書籍を出版している。
Vtuberとのコラボ界隈では異様なまでの強さを発揮しており、2023神域リーグでは全体2位相当の成績を残し、ななしいんくの三麻杯に教師役として参戦した際は親番込みで八連荘をぶち込んで教師役に回って来た際にあった5万点差を捲り切って優勝、神域リーグエキシビショントーナメントでは全戦1着の完全優勝と無双を繰り広げている。どっかの最速最強とは大違い。
なおその無双のわりに直近のMリーグ、それも特にその無双の直前直後タイミングで出場した試合の戦績が酷い為「Mでやれ」の大合唱が響き渡る状態になっている
外見が将棋棋士の藤井聡太と似ていること、本人も将棋好きであることからか、日テレ系『ZIP』に「藤井聡太のそっくりさん」として出演したことがある。その際には自身も獲得したことのある玉石混交のタイトルを並べて「渋川8冠」を名乗ったり、後に神域リーグのワンデートーナメントで優勝した際には「Mトーナメント男」かつ「神域(Shiniki)エキシビション男」として「SM男」だの「渋川SM9冠」だのと呼ばれるようになった。
一方で、配信に数多くの辛辣な言葉を吐くプロ雀士の知りあい、もとい「公式アンチ」が沸くことでも有名。チームメイトの堀もその一員であり、「上がった下家にスパチャしたい」など強烈な名言を残している。本人の親しみやすさもあってかこんな形で三枚目キャラ扱いされることも多いが、その実績・実力はMリーグでも上位層に入る紛うことなきトッププロである。
チーム成績:レギュラーシーズン-115.4(4位)セミファイナル3位、ファイナル4位
個人成績
天開司:レギュラーシーズン-217.4(チーム2位)→セミファイナル終了時-155.2→ファイナル終了時-81.1(全体10位)
風見くく:レギュラーシーズン-231.8(チーム3位)→セミファイナル終了時-245.6→ファイナル終了時-284.7(全体最下位)
朝陽にいな:レギュラーシーズン+159.7(チーム1位)→セミファイナル終了時+93.9→ファイナル終了時+47.9(全体4位)
渋川難波:+174.1(レギュラーシーズン終了時全体2位、ファイナル終了時全体2位相当)
1位で歌衣メイカに特攻した後、「チームの核となる選手」であった天開司を1位再指名で獲得。新人枠の風見くくを2位指名し、そこに愛弟子である朝陽にいなを加えての編成。
レギュラーシーズンでは天開、風見両名が打ち回しは全く悪くないのに聴牌する為に切る必要がある牌が悉く他家の当たり牌、もしくはリーチ同士でめくり合いになったら絶対勝てずに掴まされるかツモ上がられるの無限ループに突入。朝陽にいなも運に恵まれず、第4戦では黙聴の12,000、接続トラブル時に本人の意思と関係なく18,000に放銃するなどあんまりな展開が続いた結果、第1節全員ラス、チーム初勝利が出た第4節終了時点でチーム成績が-376.8と言う絶望的な状況に追い込まれる事に。
しかし後半戦で朝陽にいなが調子を取り戻し、渋川難波と共に反撃を開始。第10節で無敗の快進撃を続けていた空星きらめを止める勝利を含む連勝で10節開始時の125.5ポイント差を捲り切り、最下位を脱出してレギュラーシーズンを終える事となった。
セミファイナルでは風見くくが組3着に粘るものの、天宮こころが2着だった為にやや詰まる展開。しかしここで天開司が1位指名のプライドに賭けた魂のトップ目、それもゼウスの桜凛月をラス目に追いやる形のトップ目で一気に安全圏までチームを持って行く。
逆に最終卓ではルイス・キャミーの東二局三倍満直撃によって朝陽にいながハコ下ラス目に追い込まれるもののギリギリ逃げ切ってファイナルへの最後の切符を掴む事となった。
ファイナルでは天開司が連続トップ目を見せるものの、風見くくが結局最後の最後まで神域リーグから徹底的に嫌われ続けたと言わざるを得ない結果での3着。
逆転の為に大物手を狙い続ける状況に陥った朝陽にいなも連続ラス目となり、追い上げるには至らなかった。
なお4人全員が酒でやらかしたエピソードを初顔合わせで披露したせいでハッシュタグが#ゲロディウスに本気でされかけた
エキシビションマッチでは渋川監督がチームメイトを足蹴に堂々の一抜け。朝陽も2位で素点条件を満たし通過する。一方天開は「誰か箱下になるだろ」との読みで1000点を取るも、ヘラクレスの策謀により「ただのラス」に。渋川監督はセミファイナルを勝ち上がり、ファイナルでもヘラクレス3人をまとめて撃破し、Mトーナメントと合わせて「SM男」を襲名した。
チーム成績:レギュラーシーズン-446.1(5位)セミファイナル4位
個人成績
因幡はねる:-166.8(レギュラーシーズン終了時全体19位)→-158.8(全体17位、MIP賞)
ルイス・キャミー:-2.7(レギュラーシーズン終了時全体8位)→+0.2(全体8位)
鈴木勝:-241.7(レギュラーシーズン終了時全体最下位)→-235.6(全体最下位)
渋川難波:-34.9(レギュラーシーズン終了時全体13位、ファイナル終了時全体12位相当)
参入初年度から本気で欲しがっていたが去年の時点では「絶対取れない」と諦めていた因幡はねるを「今年は行けるかも知れない」と1位指名。
自分含めて闇枠であると考えた事から2位に光枠かつ実は渋川の交流関係としては異様に薄かったにじさんじ枠としてルイス、ルイスと関係が深く光枠、と考えておねショタコラボを良く繰り広げていた鈴木勝を3位指名。
そしてどっかの鴉天狗は指名漏れ+NTRのダブルパンチを喰らう事となった
フッ軽4人のチームと言う事もあってかドラフト翌日に初顔合わせを行い、ハッシュタグは全員の頭文字をあわせた#はなまる勝つディウス。
全員が神域リーグ経験者、特に因幡とルイスは3年連続ということもあり優勝を有力視されていたが、開幕から苦戦が続く。昨年の苦境を引っ張った渋川監督も今年はなかなか調子が上がらず、初連帯さえ12戦目の勝くんまでお預けに。初トップは実にチーム19戦目までずれ込み、トップはルイスの2回のみとなる。それでもラスを引かずゼウスとボーダー争いを演じたが、第7節からのゼウスの大爆発に一気に置いて行かれ、監督含む全員がマイナススコアでの終了と惨憺たる結果に。果ては抜け番での同時視聴ではグラディウスにとって都合の悪い展開ばかりが起こり、セミファイナルの時点でボーダーとは215.6pt差。個々人が奮闘を見せるも揃って2着となり、セミファイナルでの敗退となってしまった。
随所に師匠である千羽仕込みの打ち回しを見せた勝くん、逆転のための意地の見逃しや跳直での大逆転トップと今年も見せ場を掻っ攫ったルイス、セミファイナルで一時箱下からトップも見える位置までの大捲りを見せMIPを取った因幡と、決してやられっぱなし・見せ場なしではなかったことを、視聴者の皆様には覚えておいてほしい。
追記、修正よろしくお願いします。
- せっかくなんでタグにななしいんくとネオポルテと個人勢も入れて欲しい -- 名無しさん (2023-08-26 01:11:13)
- 今年の内容が流石に冗長すぎたのでまとめました -- 名無しさん (2024-11-23 22:15:43)
最終更新:2025年04月09日 18:23