登録日:2020/05/09 Sat 20:02:00
更新日:2025/01/05 Sun 13:25:28
所要時間:約 9 分で読めます
おはクズ……!BANs筆頭、バーチャル債務者YouTuberの天開司だ……!
天開司 (てんかい・つかさ、英語表記Tenkai Tsukasa) とは、バーチャル債務者の
VTuberである。
本項目では彼と縁が深いVTuberコミュニティである
『BANs』についても記述する。
初代デザインを担当したのは同じくVTuberとしても活躍し、BANsにも所属している漫画家の
万楽えね先生。
画像出典:万楽えね 2018年5月18日ツイートより
@maguraene
そして2020年9月に新ビジュアルとして、イラストレーターのケースワベが担当した。
画像出典:ケースワベ 2020年9月19日ツイートより
@KSUWABE
【パーソナルデータ】
種族 |
人間 |
性別 |
男性 |
身分 |
債務者 |
所属 |
BANs (個人勢) |
配信時の挨拶 |
待機……!:ざわ……ざわ…… (配信待機時) |
|
おはクズ……! (配信開始時) |
|
おつおつおー (配信終了時) |
推しマーク |
サイコロ |
ファンネーム |
保証人 |
好きなゲーム |
麻雀:『Splatoon』他多数 |
好きな漫画 |
福本伸行作品:井上雄彦『SLAM DUNK』他多数 |
【概要】
2018年6月2日にYouTube及びTwitterにおける活動を開始した赤髪の青年。
連帯保証人の友人が蒸発しその負債を背負った
”バーチャル債務者”である。
そのため住所を隠し借金取りから逃れながら、お金を稼ぐため配信活動で活躍している。
VTuberコミュニティ『BANs』の筆頭。
2020年5月時点のYouTubeチャンネル登録者数は約13万人。
2019年11月25日にチャンネル登録者数10万人を達成した。
YouTube以外にもゲーム配信に特化した
Mildomでも活動している。
2019年5月から同年12月まで
「にじさんじネットワーク」に所属していたが活動自体はデビュー時から一貫して個人で行っている。
活動開始から約8か月後の2019年2月に専業化。
また
コミックマーケットやBOOTHで自身のシャツやクッションなどのグッズを販売しており、クッションは天開のシャツにも描かれている笑顔の
”残滓”の顔がついている。
2019年の大晦日には親交が深いMonsterZMateのコーサカが主催する年越し歌企画に参加し、自身初のオリジナル曲
「HOWL」を披露している。
同曲の作曲は塚田貴大氏が手掛けており、翌年2月には自身のYouTubeチャンネルにも同曲をアップロードした。
余談だが
福岡県太宰府市には
天開稲荷神社という神社が実在しており、2019年末のTwitterで
ホロライブ所属の白上フブキに紹介している。 ちなみに
青森県十和田市には
白上稲荷神社も存在し、フブキちゃんのファンがこのことをツイートしたことがこの話題に繋がった。
【容姿】
赤と黒を基調とした装いの青年で、全身の各所に麻雀にちなんだ意匠がある。
耳には
サイコロのアクセサリーをつけている他、鋭い双眸はなんと
麻雀牌の一筒となっている。
この目はかなり特徴的で、天開がゲーム実況などでドジをすると一部のリスナーからは「義眼」
「目が義足」とツッコまれることがある。
また左頬には”び”という文字が刻まれている。
2018年11月4日には3Dモデルを公開した。
画像出典:天開司 2019年9月11日ツイートより
@tenkaitukasa
また天開のシャツに描かれている”残滓”は彼のマスコットのような扱いを受けており、2019年9月には彼が運営するboothの「債務者マーケット」にて残滓クッションの販売が開始された。
【性格】
バーチャル債務者という肩書きとは対照的な、極めて堅実な性格。
主なリスナーの世代に20代の男性が多いことから、こうしたファンに訴えかけるようなネタのチョイスを心掛けているとのこと。
後述のような数々の苦行とも思える配信で知られるが、その実リスナーへの個性的な配信を提供する真摯な姿勢が表れている。
もっとも耐久配信では
累計配信時間が半日以上に及ぶこともあるため弱音を吐くことも。
ハプニングにも強く2019年6月のコラボ配信では約30分に渡って背景の
畳とコメント欄だけが表示される状態になってしまうが、かえって
ゲーム画面を映し忘れるミスが”畳”と呼び親しまれるなど放送事故さえもポジティブな話題に変えている。
漫画好きでその手の話題になると熱を上げるほか、VTuber間で好きな作品について語らうコラボ
「BANトーク」を複数回開催している。
「BANトーク」では企画の趣旨としてほとんどの回でまだその作品に触れていない参加者がおり、彼または彼女の反応を通して未読勢のリスナーにも配慮した配信となっている。
『SLAM DUNK』をはじめ
ジャンプ作品は小学生の頃から愛読しているとのこと。
名前や見た目などからもわかるように福本伸行作品の大ファンでもあり、配信で間違った情報が出てきた時や
人狼系の
ゲームで人狼役を探す時に”蛇めっ……!”と呟いたりする。
多くのリスナーも配信待機時に
「待機っ……」「ざわ……ざわ……」とコメントしている。
挨拶の
「おはクズ……!」にもその影響は顕著だが、やがてにじさんじを代表するクズキャラのしぃしぃこと
椎名唯華にも使われ出しそれが縁で多数回コラボするようになった。
椎名やその親友
笹木咲からは
”てんかいじ”という
そのまんまな愛称で呼ばれる。
また『
バキ』シリーズにも造詣が深く同シリーズをテーマとした「BANトーク」は2020年現在2回行われた。
中学時代に歌を褒められたことから音楽への道を志した経緯があり、歌ってみた動画のアップロードにも積極的。
前述の『HOWL』制作背景にも権利関係に縛られず自由にライブなどで歌える曲がほしいとの考えや、かねてより作品に触れていた塚田氏への思い入れがあったからという。
2019年11月には池袋のライブ会場harevutaiのオープニングフェスにて自身初のソロライブ『天開司の絢爛harevutai』を実現させている。
好きなアーティストは
Mr.Childrenとのこと。
VTuberでは音楽活動に明るいMonsterZ Mate (略称MZM) のアンジョー・コーサカ両名と交流が多いほか、東雲めぐのファンを公言していてよく配信内で言及している。
その人柄と交友関係の広さから『V紅白』など数多くのVTuberが出演する大型企画の司会進行を務めている。
2019年11月に行われた「
ポケモン剣盾にじさんじ杯」では34名のライバーが参加する大型トーナメントの企画主催・実況・選手参加をし、生配信で6万人以上の同時接続数を記録。
第1部のアーカイブ再生数は配信から一月足らずで100万回以上という驚異的な数字を達成した。
また自身でも「Vtuber
男子校学力テスト」などの企画を主催している。
他のVTuberの企画やVTuber番組を放送する『REALITY』にお呼ばれすることも多く、REALITYでは「Vtuber甲子園」や「博戯王」など数々の企画に参加している。
【主な配信内容】
いわゆる
”耐久配信”と呼ばれる長時間のゲーム実況配信を得意とする。
耐久配信はその性質上アクションゲームや
ローグライクゲームなど骨太のゲームが題材に選ばれる傾向が強く、こと主人公が弱いままのホラーゲームをプレイすることが多い。
耐久配信のうち特に条件を課したものは
「進め!天波少年」という名物企画となっており数々のドラマを生んでいる。
2018年9月の『PUBG』配信ではドン勝しないと食事を摂れないという過酷な条件のもとプレイを敢行、46時間絶食するという苦行の末多くのリスナーや配信者との縁を掴んだ。
これは天開自身も”悪魔的企画”と称したほどで、以降の配信ではルールに”飯は自由に喰う”と明記するようになった。
配信頻度が高いことから耐久や企画だけではなく朝に数十分程度の短いゲーム実況をするときもあり、こちらでは「
ぼくのなつやすみ」や「どうぶつの森」シリーズなどほのぼのした作品をプレイしている。
高校時代に麻雀を覚え、テーブルゲームやボードゲームなどの頭脳的なゲームを好む。
「天開司の神域麻雀」という麻雀配信が定番のひとつとなっており、2019年4月からはオンライン麻雀
ゲーム『雀魂』の公式番組に出演した縁で雀魂公認プレイヤーとなった。
同年9月には東京ゲームショウで麻雀コラボを行い、更に2020年2月には雀魂公式生配信のMCを担当するようになる。
現在番組は終了しているが、同番組で知り合ったVTuberやプロ雀士との繋がりは今も続いており、通常配信等で対局を楽しんでいる。
特に
Mリーグ・渋谷ABEMASに所属している
多井隆晴選手とは麻雀以外にも競艇配信で多くコラボしている。
また5月には、6月1日発売の『近代麻雀』7月号より記事連載を開始。
麻雀以外では『
クトゥルフ神話TRPG』や『
ダブルクロス』などの
TRPGも趣味で、これらを主題にしたコラボを行うこともしばしば。
2022年は
Mリーグに参戦している麻雀プロ、いわゆるMリーガーを監督として招いて行うMリーグ形式の競技麻雀チーム戦『
神域Streamerリーグ』を企画・運営(自身も選手として参加)。
反響は凄まじく、リーグ途中からは各地でライブビューイングが行われるようになる、翌年も規模を大きくした2期を開催するなど、大成功を収めている。
でも特に多井プロは絶大なトラウマを刻み込まれているが
お酒も嗜むため飲酒しての雑談配信”豪遊雑談”をすることも。
海鮮類のおつまみに合う日本酒が好きで、男性配信者同士でお酒を呑みながら雑談する「おっさんV居酒屋」 (通称V呑み) コラボやにじさんじの委員長・
月ノ美兎達とお酒の好みについて熱いトークを交わしたりとその手の話題は多い。
リアルイベントの「バーチャルスナック」にも参加している。
また後述のBANsとは別にいくつかのVTuberグループに顔を出している。
その一つが
”囚人組”で、にじさんじと個人勢の男性配信者8名が集まって楽しくゲームコラボをしている。
明確なグループではないが仲がよく、頻繁にコラボ配信をしている。
ちなみに各メンバーに罪状があり、天開の場合は
「ラムネ単純所持及び使用罪」。
囚人組には後述するマスターや
ふぇありすも参加している。
特に
にじさんじ所属にして囚人組の発案者である叶とは前述の”ドン勝”以来共演頻度が多く、プライベートでも親交が深い。
さらに2019年2月にはVTuber支援プロジェクト『upd8』に参加しているふくやマスターのよしみで当時upd8に参加していた
有閑喫茶あにまーれとコラボ。
あまりにフリーダムなあにまーれとの賑やかなコラボの末に天開とマスターは揃って
”くずまーれ”という何とも言い難い称号を得た。
司個人に至ってはあにまーれのゾウ担当”
派王院つかさ”なる改名案を提示されたり
カップ麺や宗谷いちかとのコラ画像になったりしている。おはぱおーん……!
【BANs】
2018年春に結成された個人勢VTuberのコミュニティ。
『BAN=禁止』の名前を持つコミュニティだけあって所属メンバーは版権ネタ・
下ネタなどが理由で人柄や作品がYouTube利用規約ギリギリの配信者が多い。
しかしVTuber界隈においてコラボは互いの親交を深める大事なもので、共演者がBANの憂き目に遭わるリスクを最小限に抑えるためにワケありのVTuber同士でコラボすることを選んだのだ。
そうして集まった有志達による互助会こそがBANsである。
各メンバーやコラボの魅力によりBANsは人気を博するようになるのだが、BANsの変質を危惧したメンバーが定義や加入方法をまとめて公表している。
そうして前述の定義のもと、コラボに参加しづらい配信者がなるべく気兼ねしなくてもコラボできるようにするためのコミュニティであることを伝えている。
その活動意義と性質上メンバーの流動が激しいが、BANs卒業後も基本的には配信者間の交流は密接。
BANsOBには
「ぶちとば!」で知られる
ミサイルとコンギョが大好き
ダークエルフのケリンや、愛らしい声に過激な言動のギャップが凄まじいふぇありすなどがいる。
BANsには明確なリーダーが存在しないが、天開司は活動開始以来2021年現在までBANs筆頭としてまとめ役をしている。
2019年8月にはBANsが
コミックマーケット96に参加しており、天開は前述の残滓クッションなどのグッズを頒布している。
この項目が面白かったなら……
\圧倒的感謝……!/
- 某イラストレーターVTuberのゲーム下手の代名詞のようなあだ名が浸透するきっかけを作った人でもある。 -- 名無しさん (2021-07-07 14:22:45)
- ケースワベ先生新ビジュアル等新しい情報を追加。 -- 名無しさん (2021-08-28 12:22:32)
- ニセカイジ(のパロディ)だった男がおもえば遠くまで来たモノだなぁ -- 名無しさん (2021-11-12 01:34:41)
- 「お前初見でやるべきだから(俺の配信)来るな」とかのたまったり、V界隈でピクミン厄介おじさん扱いされてるの好き -- 名無しさん (2023-08-24 12:05:49)
- MHP2G配信好き -- 名無しさん (2024-05-30 00:48:43)
- 「一方的に攻撃して楽しかったか?インターネットみたいだね゛ぇ゛!」「我が社のモットーは速さなんだから゛さ゛ぁ゛!!」とかの濁点付きそうなキレ声何度聞いても笑う -- 名無しさん (2024-12-21 01:48:18)
- 初期ガワ割と好きだった -- 名無しさん (2025-01-05 13:25:28)
最終更新:2025年01月05日 13:25