Mリーグ(麻雀)

登録日:2021/11/13 (土) 16:21:10
更新日:2025/04/16 Wed 22:46:04
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この熱狂を外へ!



Mリーグとは、2018年に始まった麻雀のチーム対抗戦のプロリーグである。
旗揚げ時のキャッチコピーは、「いま、最高の個人競技が、最高の団体競技になる


概要

企業がチームスポンサーとなり、契約を締結したプロたちが年間を通して優勝を競い合う、プロスポーツとしての色合いを全面的に押し出したリーグ戦。リーグ全体の冠スポンサーは大和証券(RS)・朝日新聞(SF・F)が担当。

もともと麻雀プロは後述の五大団体含め規模問わず競技団体が複数乱立していた中、2014年の麻雀最強戦を制したAbemaの親会社であるサイバーエージェント社長の藤田晋が2016年に業界に本格参入。
ABEMA麻雀チャンネルで、各団体の枠を超えて超トッププロのみを集めて行ったリーグ戦・RTDリーグ(2016-18)*1と、団体対抗戦となるプロ麻雀団体日本一決定戦(2016)・麻雀駅伝(2017-18)を前身として、2018年に設立された。
参加資格は日本プロ麻雀連盟、最高位戦日本プロ麻雀協会、日本プロ麻雀協会、RMU、麻将連合の五大団体と称される団体に所属するプロとなっている。各チームからドラフトで指名されたプロの雀士は、企業と契約を結んだ後にMリーガーとなり、ユニフォームを着て対局に挑む。*2
優勝チームの賞金は5000万円*3。選手個人の総合スコア、1試合での最多獲得スコア*4、ラス回避率がタイトルとして掲げられており、それぞれトップの選手がリーグ戦終了後に表彰を受ける。
これまで競技麻雀プロは大会を通して収入を得ているわけではなく、寧ろ大会参加やプロライセンスの為に身銭を切って参加していた*5のだが、Mリーグでは最低年俸が400万円に定められており、プロスポーツ選手という枠組みの麻雀プロとして、それまでに比べて資金的に安定した立場を得ることとなった。*6

Mリーグの開幕後、神域Streamerリーグを筆頭に麻雀2.0リーグ・AMリーグ・雀魂Fリーグ・VPLなどの麻雀リーグ戦や一部フリー雀荘でのライブ配信が行われるようになり、そういったリーグ戦での闘牌を観戦する視聴者、通称『見る雀』の数も日増しに多くなってきている。
また、Mリーグをきっかけに応援しているMリーガーの地場での活躍を見るために各団体リーグ中継を観戦する見る雀も増えてきている。
最近はこうしたMリーグをはじめとした活動が実を結んだ結果、老若男女問わず楽しめる究極のマインドスポーツの一つとしていわゆる一昔前の劇画でよく見られた麻雀≒シノギやアングラなギャンブルの代表格というマイナスイメージから脱却しつつあり、その影響は小学生向け雑誌である『コロコロコミック』にて特集記事が組まれたり同誌主催での小学生対象のMリーガーとの交流イベントの開催にまでに至っている。*7


大会の概要

2018-19シーズンに7チーム・21名で開幕。
2019-20シーズンには新たに1チーム(KADOKAWAサクラナイツ)が加わり、各チームの所属選手数の上限を4人に拡大(下限3人)し、男女混合が義務となった。なお、2020-21シーズンからは起算して2年連続同じ選手構成でファイナル進出を逃したチームには、チーム編成の改変を義務付けるルールが追加された。*8
2021-22シーズンより所属選手の下限を撤廃。各チーム必ず4人編成でのチーム構成が必須となった。
2023-24シーズンには更に新たに1チーム(BEAST Japanext*9)が加わり全9チームに。
また、それによりチーム編成の改変ルールの対象がファイナル進出を逃した4チームからセミファイナル進出を逃した3チームへ変更となった。

シーズンは9月中旬*10に開幕し、5月中旬~6月初旬頃に閉幕する。*11
レギュラーシーズンの試合数は各チーム96試合で、1日2試合・2日で1節と計算し、全チーム48節*12からなる。
レギュラー上位6チームでセミファイナルシリーズ(各20試合)、さらにシリーズ終了から上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出する。その際、セミファイナルにはレギュラーシーズンのポイントの半分、ファイナルにはセミファイナルのポイントの半分を持ち越す。*13
選手にはレギュラーシーズン限定で試合数制限が課せられており、最低10試合・最高45試合となっている。また、個人タイトル資格のためには20試合以上の出場が求められる。なお、個人表彰はセミファイナル以降の成績は参照されておらず、レギュラーシーズンを1位で突破しても何の表彰もされてこなかったが、2024年シーズンからはレギュラーシーズンを首位通過したチームはセミファイナル以降の順位に依らず賞金が支給されることが決定した。
ボーダーラインだけでなく、近年はレギュラーシーズン4位通過というのも一つの注目ポイントになっている。*14また、試合時にはMリーグ機構側からケータリングとして弁当が支給されており、各週のウィークリーウィナーには副賞として豪華弁当が支給される。

シーズンの最後には表彰式が行われ、個人タイトルの表彰と、優勝チームへのシャーレ授与が行われる。
オフシーズン中に契約更改およびドラフトが行われる。基本的には単年契約のようで、自由契約(退団)となった選手は所属していたチームとの次シーズンの再契約が不可能となる。
また、プロ野球のドラフトとは違い、別チームに加入する為には再びドラフトで指名される必要がある。*15

中継

大会はABEMATVの「麻雀チャンネル」で、基本的に水曜日以外の平日夜19時から生配信されている*16ほか、名場面集のベストコレクションをはじめ不定期での再放送も実施されている。ABEMAプレミアム会員は全シーズンのアーカイブを視聴できるほか、舞台裏インタビューやオフショット、チームごとの密着ドキュメンタリーや一部のコラボイベントなどを配信期限なしで何度も視聴できる*17
更に地上波では、ABEMATVに出資しているテレビ朝日のダイジェスト番組『熱闘!Mリーグ』が日曜日の深夜に、またBS朝日では火曜日の夜23時からピックアップ対局を取り上げる『白熱の戦い』が放送されている。*18

また、各チームごとにYoutubeチャンネルやオンラインサロンを開設しており、控室の様子を移してのオンラインPVを実施したり、その日対局のない選手が様々な場所でチーム主催のオフラインのPVイベントを盛り上げることもある。
またリーグ全体でも、全チームの選手が集まる「プレミアムナイト」や、地方のシネマコンプレックスでPVを実施する「一気通貫ツアー」、後述の東京タワーREDイベント限定のチームフィーチャーPVなどに精力的に取り組み、見て楽しむスポーツとして麻雀を盛り上げている。近年では麻雀プロ側もMリーガーを中心に初心者限定のイベントや初心者やお年寄り子供向けの麻雀教室を実施する・ファンミーティングなど麻雀をやらないイベントを雀荘で開催する・麻雀以外のイベントやYoutube企画のオファーを受け出演するなど活躍の幅を広げている。

一方で、AbemaTVのコメント欄が匿名かつユーザーブロック機能を持たないこともあってか、非常にコメント欄の治安が悪い。特に女性や若手選手、不振の選手に対しての誹謗中傷が多く、Mリーグを初めて見るなら、コメント欄は開かない方がいいとまで言われるほど。*19
だが、麻雀プロとてプロである前に1人の人間である。緊張やうっかりが出てしまう場面は誰にでもある。チーム内や個人で対局後に検討が行われることも多く、自身がミスを自覚していることも少なくない。あまり厳しく追及するものでは無いだろう。まして誹謗中傷が許される訳が無い。
2023-24シーズンからは、ABEMATVの全チャンネルで唯一*20、AIを利用した誹謗中傷対策がスタート。誹謗中傷コメントの排除と、これまでに多数のコメント通報を受けた一部の人物に対し、書き込みブロックが行われることになった。


主なルール

  • 東南戦・誰かの持ち点が30000点に届かなかった場合に行われる西場北場はなし
  • 全自動麻雀卓の完全自動配牌機能を使用している。
  • 赤牌(5マン・5ピン・5ソーにそれぞれ1枚)を採用している。
  • 一発・裏ドラ・槓ドラあり。喰いタンと役牌バックあり。流し満貫なし。13翻以上の数え役満なしで三倍満止まり。ダブロン・トリロンなしの頭ハネ。
  • 各選手25000点持ちスタートで30000点を原点の0ポイントとし、1000点を1ポイントとして計算する。
  • 順位点として、その対局のトップに50ポイント、2着に10ポイント、3着に-10ポイント、4着に-30ポイントが加算される。*21
    • (例として、40000点でトップの場合は10ポイント+順位点の50ポイントで60ポイント獲得、0点で4着の場合は-30ポイント+順位点の-30ポイントで-60ポイントとなる)
    • (なお、同着となった場合は2つの順位点を足して割る形となり、例としてトップが2人だとトップの50ポイントと2着の10ポイントを合わせて2で割った30ポイント、記録上は1.5着となる)

各団体のリーグ戦などと比較すると、日本プロ麻雀協会リーグ戦レギュレーションに赤牌を追加した形でトップの順位点が大きい、つまりトップが非常に偉いルールになっている。
この赤牌の存在によりドラは最大7枚*22のため、高打点が出やすい。このことにより、手組みの技巧を凝らすよりも、面前で手を組んでリーチを打つことによってリーチ、面前自摸更に裏ドラに槓ドラの裏ドラと高打点が続出しがちである*23

PR・コラボ企画など

麻雀最強戦や麻雀ゲームもさることながら、Mリーグは麻雀を業界外へと持ち出すきっかけとなり、様々なコラボも誕生。
例えば、2018シーズンファイナルでは「はじめの一歩」とコラボし、森川ジョージ氏が描き下ろしたユニフォーム姿の一歩たちが描かれ*24、2023シーズンでは東京タワーでのコラボカフェを含む大規模コラボが開催されている。

また、スポンサー企業のCMにMリーガーが出演することも増え、そのたびに内川の四暗刻西単騎や仲林の国士無効が擦られ続けている。
2021シーズンは、地和を決めた選手には特別副賞として日清食品のU.F.O.を一生分貰う事ができた*25が、誰も決める事ができなかった。
2022シーズンは一生分×2になった年は一度地和チャンスが生まれたが成就せず、2023シーズンは「達成しそうだから」というちょっとケチくさい理由で一生分に戻された。その結果、1/19の放送開始前のスタッフによるリハーサルで出てしまった。*26「チーホー出たら、ユーホーあげる」

日清食品はこの他にもMリーグで様々な企画を行っており、2023シーズンにはドラカンやカンドラもろ乗りが発生した時に「槓全メシ」*27としてTwitter上でプレゼント企画を行っているほか、「飛んでしまった*28選手の次の飛躍を祈願する」という目的で「ひよこちゃん黒点棒」を贈呈している。…のだが、リーグ全体のトレンドとして攻撃性スタイルの表面化もあり、レギュラーシーズン終了時には36選手中31選手、セミファイナル以降も含める最終的には34選手が箱下を経験している*29
なお、2023-24シーズンからは日清食品がメインスポンサーから離脱したことによりU.F.O.一生分は出ることはなかったが、代わって今度はソニー損害保険株式会社がだいすーきー賞ならぬ大四喜賞を設定。その名の通り役満大四喜を出した選手に商品が与えられることとなった。*30
チーム単位でも、サクラナイツやパイレーツを中心に既存コンテンツとのコラボレーションを精力的に打ち出している。


それでは出場チームのご紹介へと参りましょう!

  • 50音順。
  • ※のついた選手は退団済み










実況・解説の皆さま


レポーター

  • 松本圭世
皆大好きまつかよ。まつかよかわいい。
主に試合後のインタビューを担当しており、2019シーズンまではひとりで担当していた。
熱烈な滝沢ファンであることでも知られており、この事は独身である事も合わせて何かといじられがち。ポケモンカードやポーカー好きとしても知られる。
試合終了後は、トップを獲得したそれぞれのチーム、実況、解説者との写真撮影をツイートするのが定番となっている。なお、フェニックスにはちゃんと言っておかないと逃げられてしまう。
23年から文化放送で不定期に放送、のち定期番組に昇格した「M荘」のレギュラーパーソナリティ。

  • 襟川麻衣子
2023年からMリーグの公式レポーターに加わった、声優にして日本プロ麻雀連盟のプロ雀士。Youtubeチャンネル「麻雀ニュージェネch」で、主に連盟所属のプロと様々な企画を実施している。麻雀格闘倶楽部では「ちくわ部」の部長。「部活と言えばジャージ」ということで、Youtubeではジャージ姿での配信が多い。
特に伊達と仲が良く、ラジオ「麻雀普及委員会 Root for Mリーグ」のパーソナリティを共同で務める、伊達のファンクラブイベントでMCを務める、伊達の自伝漫画「朱色のステラ」で2人のデートが描かれる、その単行本出版記念で対談するなどの関係性にある。

2019シーズンまではトップを獲得した選手だけがインタビューを受けていたが、2020シーズンからはトップを獲得した選手の前に別の選手(主に4着の選手)もインタビューを受けるようになった*231



その他関係者

  • 藤島じゅん
キンマwebにて掲載されているMリーグ公式4コマの作者。失言をした選手・解説がロンパールームの都市伝説よろしく人形に置き換えられる*233など、公式漫画とは思えないブラックなオチが時たまみられる。選手のいじり方もかなり豪快*234で、たびたび誰かしら吐血している*235
アニメにも多少造詣があるようで、まどマギジョジョ、果てはクソアニメが絡んだネタが公式4コマに登場したことも。*236
ちなみに夫は信長の忍びなどでお馴染みの重野なおき

  • Мリーグ成績速報(非公式)
Mリーグ発足以降、TwitterにてMリーグの試合経過などを毎日リアルタイムで記録している、自称ライトファンの御仁。その細かさは尋常ではなく、得点推移や各順位の割合はもちろん、裏ドラの枚数や席ごとの成績まで、数字に関するものならほぼ全てと言っていいほどに記録している。
その精度は公式にも頼りにされるほどで、Мリーグの公式ガイドブックにもそのデータが引用されている。
情報を引き出す早さも非凡なものであり、解説陣が少し話題にしたもの(レア役など)の過去の記録をすぐさま引っ張ってくる。筆者が覚えている限り、彼が唯一記録できていなかったデータは、日清食品がプロモーションの一環として発表した「日吉が実況で『メン』と口にした回数」。
上述の公式4コマを通してまどマギに触れ、白い悪魔の凶悪さを思い知る、なんてこともあった。Мリーグを通してアニメ沼に沈められる一般人
}

熱闘!Mリーグ

テレビ朝日・BS朝日で放送されている番組。
前半に1週間のダイジェストの振り返りを行った後、後半で週替わりのコーナーがある。

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最終更新:2025年04月16日 22:46

*1 正式名称は「藤田晋invitational RTDリーグ」。なお、第一回ドラフトにて選出された男性プロのうち、半数以上はRTDリーグ参戦済み

*2 Mリーグ発足前までは麻雀プロ対局は女流プロはそこまでの服飾規定はないものの、男性プロはスーツ着用が基本であった。

*3 準優勝チームは2000万円、3位のチームも1000万円もらえる。

*4 2018-19シーズンのみ最多獲得スコアではなく平均打点が表彰の対象だった。

*5 主な収入源は雀荘へのゲストや雀荘のメンバー・従業員、寧ろ本職を持つ中での趣味の一環など様々。

*6 ただし、これによって生じたMリーガーとMリーガー以外の麻雀プロの格差により、優勝争いや個人タイトル争いよりも、「Mリーガーになれるか、なれないか」「契約解除されるか、されないか」といった方が注目を集めてしまいがちという問題がある。

*7 担当記者のポン・チンカン氏は誌上企画にて日本プロ麻雀協会のプロテストを受験、見事合格し協会所属プロとなっている

*8 追加当年の2020-21シーズンよりファイナル不進出ではなく当該シーズンの前シーズン7位であったチーム改変のなかったパイレーツが早くも対象となっている

*9 24-25シーズン前にBEAST Xに改名。詳細はチーム記事参照

*10 8チーム時代以前は10月

*11 なお、22-23シーズン以降のオフには、当該シーズン所属の全Mリーガー+各団体から推薦を受けた実力者を招いた「Mトーナメント」を実施している

*12 9節ごとに1節抜け番が発生

*13 現行試合数はすべて2023-24シーズン準拠。過去のシーズンでは、2018-19シーズンはレギュラーシーズンの後に上位4チームによるファイナルシリーズ(24試合)という構成で優勝を争い、2019-20シーズンから2021-22シーズンは上位6チームによるセミファイナル(各チーム16試合)を行い、セミファイナルの上位4チームによるファイナルシリーズ(12試合)で優勝を争うという構成だった。

*14 これはレギュラーシーズンの通過順位によりセミファイナルの日程が決まること、そこで4位以内だと最終日の試合を打つことができ、ポイント調整を自らの手でできるという理由がある。

*15 これまでにこのルールに該当した選手は滝沢和典ただ一人(2020年シーズンオフにEX風林火山を退団→直後のドラフトでKONAMI麻雀格闘倶楽部から指名され移籍)。

*16 放送時間は午後11時55分まででそれを超過する場合はサブチャンネルである麻雀Liveチャンネルで引き続き放送される

*17 試合アーカイブはU-NEXTでも視聴可能

*18 初年度シーズンのみハイライト番組はTOKYOMXで放送されていた

*19 一例として、点数申告の遅れや所作、牌選択などに対して、「プロなのに〜」という文言から始まる批判が多い。こうした無責任な発言や、4人の手牌が見えているからできるような批判(いわゆる「神目線」)を繰り返す連中はまとめて「コメランズ」と称されており、園田のYouTubeなどでもこの言葉が使われている。また、これらの多くは少人数の連投によるものと見られており、「不快なコメントを3・4個ブロックしたらコメント欄が一気にきれいになった」といった報告が相次いでいる。

*20 この意味をよく考えるべきだろう

*21 全員30000点スタートのうち最初に参加費として全員から5000点ずつをプールして最終的に1着が総取りすると考えればわかりやすい

*22 赤牌がドラの場合は1枚でドラ2枚分となる

*23 特に最近は一部の女流選手が活躍し、一方でそれまで実績のある選手がかなり苦戦していることに対して、運ゲーと揶揄する心無い声もあるが、そもそも麻雀は運要素が強いゲームな上、見ごたえが出るよう派手な撃ち合いが起こりやすいルールにするのは必然である。

*24 そのイラストは現在でもMリーグスタジオに飾られている。

*25 ちなみに天和はダメ。シーズン中に一度天和チャンスが生まれた際に実況解説が「確認してみた話」として明言している。

*26 出たのはABEMAS・松本の席だった。なお、2023シーズンは役満が一度もなかった為、この地和がある意味で唯一の役満となった。

*27 槓した当人が上がらずともよく更に他者のリーチ上がりで裏ドラをめくって全乗りしても発生した時点槓全メシとなる

*28 持ち点がマイナスになること。なお、Mリーグでは飛び終了は無い。

*29 シーズンを通して箱下で終了しなかったのは伊達と黒沢の2人だけだが、伊達はシーズン終了後に開催された麻雀最強戦のMリーグスペシャルマッチでの決勝で持ち点が箱下になってしまった。

*30 東南西北の風牌すべてを暗刻として持つ役満。レギュレーションによってはこれ一つでダブル役満だが、Mリーグでは多重役満以外のダブル役満以上は存在しないため現実的に狙うのであれば4種類のうち1つは雀頭にする小四喜で十分となってしまうため発生しずらい

*31 実績十分な彼ら3人とほとんど新人である丸山との間に大きな実力の隔たりがあるのは間違いないのだが、そのあたりの意図に関する発信が非常に少なく誤解されている面もある。例えば監督は丸山を「育成枠」と呼んだことは一度もないのだが、丸山=育成枠という認識を解消するための発信は全くしていない。

*32 もともとは村上、たろうに加えて小林を加えた3人の呼び名

*33 「確率は収束する」というチームコンセプトを元に、どれだけ絶不調の選手がいようとローテーションを崩さないことが、苦戦の一因ではないかとも考えられている。例を挙げると、2019シーズンでは園田が空前の絶不調に陥り、テンパイの手牌で無意識にノーテン宣言した上その時の記憶が飛んでいるなど、明らかに異常な状態にあった。にもかかわらず、園田をそれまでと同様のペースで起用し続けた結果、377ポイントのマイナスを叩いてしまい、個人成績2位だった村上の貯金を1人で溶かしてしまう結果となった。逆に2022シーズンはその村上が絶不調で園田の調子が良かったものの、やっぱり特に起用のテコ入れはなかった。

*34 チーム内最下位の太が+199.3ptの9位である

*35 そもそも鳴き仕掛けが多かったり、暗刻形を好まないといった打ち方の理由はあるだろうが、それでもなお裏ドラに恵まれない。

*36 ただしそのデータ解析以降は大事なところで裏ドラが乗るようになり、そのおかげでMVP争いに参戦できたとも言えよう。

*37 すべて後述のMリーグ成績速報(非公式)氏を参照

*38 ただしカウントは人力で担当する放送スタッフはギャラリーからカッパさんと呼ばれている

*39 もともとストリートミュージシャンをしていた時期があり、なんとあのケミストリーメンバーオーディションにも応募していた過去を持つ

*40 ドリブンズの他、渋谷ABEMAS、U-NEXT Piratesから指名された。抽選の結果ドリブンズが交渉権を獲得し、ABEMASは松本、Piratesは石橋を代わりに指名した

*41 3名体制でも試合数増による負担が大きいことに加え、当時小林未沙が妊娠を公表したこともその理由。

*42 本人は指名すると聞かされていた模様

*43 2023レギュラーシーズン最終番のある試合で、堀が小四喜&字一色の一向聴になったタイミングでリーチを仕掛け、一発で当たり牌を掴ませた。その後、堀は聴牌までたどり着くもその番の捨牌で浅見に放銃してしまった。

*44 ボードゲームつながりだが、『盤上の物語は不変』という藤井聡太さんの名言に通じるものはあるだろう

*45 これについては、本人曰く長年悩まされているアレルギー性鼻炎によって口呼吸になってしまう故とのこと。この鼻炎ゆえ、彼の対局中には鼻をすするような音もしばしばマイクに拾われており、これについても一部視聴者から苦言を呈されている。

*46 2022-23シーズン終了時点でMリーグ唯一の記録。なお、スポンサー冠番組である麺飯位決定戦では多井も記録している。そしてこの対局を制したのは四暗刻をあがった村上だった

*47 四暗刻を聴牌したら次のツモで他家の高め当たり牌を掴まされて放銃、他家が七対子地獄単騎の跳満で立直したら一発で掴まされて放銃、逆に自分の勝負手は5巡目4山だろうと呆気なく流局、などなど。

*48 とはいえ、先述したデビュー戦が示すように勝ち試合がとにかく劇的な展開になりがちであるためか、そこまで弱いイメージを持っていない視聴者も多数。個人成績最下位争いをしたのも最終年程度である。

*49 とりわけ有名なのが2019年12月3日第一試合。丸山はラスで迎えた南2局で聴牌するが、その聴牌の継続には先制立直中の瑞原に対して無筋のドラ八萬を切らないといけなかった。場合によっては親への放銃でラス確定まで追いやられる可能性もある中で丸山は葛藤の中で長考し、涙ぐみながら追っかけ立直を仕掛けた。結果は瑞原が一発で当たり牌を掴みロン和了に成功したばかりか、立直前に暗槓していた四筒が丸ごと裏ドラとなって見事跳満直撃に成功、2位に浮上した。葛藤している際の実況席(実況:松嶋、解説:瀬戸熊)の語り口も合わせて必聴もの。

*50 EXはテレ朝のコールサイン

*51 このうち、2023シーズン前の回はレギュレーションによる入れ替えの可能性があったため実施されたが、同シーズンは入れ替えを回避したため、スペシャルスパーリングパートナー(SSP)決定戦という形に落ち着き、連盟A1リーガーの一井慎也プロが優勝した。以降、SSP決定戦は「 」という名称で年1回開催されるようになった。

*52 一方でこれはおおよそトップ2回分の成績でもあり、Mリーグルールにおけるトップの重要性を浮き彫りにするものでもある。

*53 山に待ちが無かったにもかかわらず、敢えてリーチを敢行する事で当たり牌を釣りだすという高度な役満であった。

*54 実況が日吉の時の先発の際の選手紹介では「麻雀IQ220」と紹介される。

*55 のちに24-25シーズンにてその園田からの山越しのロンを受け、ポイズン返しなどと呼ばれたが、これは園田本人が勝又を呼んでの検討配信で自身が親番であり、リャンメン変化やツモなどによる点数上昇を見越していたため一度は見逃したが二つ切られたため致し方なしに上がったとのこと。

*56 「勝又のプロモーションコミックでは」という感想が寄せられたとかそうでないとか

*57 着順が3~4着の時判断基準が相手の待ちに当たるかではなく自分の手に必要かどうかだけになり、結果一秒プッシュ、一秒放銃になることを「勝又怒りの一秒放銃」と称した。ちなみにさらに元を辿ると初年度にラスを喰った後志願連投でトップを獲ったことを藤沢監督が「怒りの連投」と表現したことにある。

*58 加えて当時、滝沢は所属する連盟のとある事件の当事者として所在ない立場にいたというのもある。詳細は割愛するが、この一件が滝沢の心に重く伸し掛かっていたとしてもおかしくはないという事件だった。

*59 その自戒のため、公式SNSの名前を一定期間「滝沢小牌和典」にしていた。

*60 この移籍劇は当時も現在も様々な議論を呼んでいる事柄のひとつである。2018年に一部週刊誌が報じたチーム内の疑惑が原因とする説や、先述した2020シーズンのあまりに厳しい独自レギュレーションが原因とする説が有力説として囁かれるが、真偽は分かっていない。

*61 なお、松ヶ瀨の「瀨」の字はMリーグでは「瀬」と表記されている。

*62 多井は連盟・小林剛は最高位戦への所属経験がある。

*63 ちなみに、同年に雷電が獲得した本田も当該オーディションに参戦し、惜しくも準優勝だった。また、同年に格闘倶楽部が獲得した伊達は予選で敗退してしまったものの、女流選手では最高順位だった(8位)。

*64 実は2018年開幕時のドラフト会議で直前の麻雀駅伝の最終走者を担当。多井からも「自分の次のRMUの看板は彼」というコメントもあったこともあり、ドラフト候補には上がっていたものの残念ながら選出されなかった。

*65 チームメイトが他の大会やイベントなどで不在だったり、個人タイトルを目指す動きなど監督の采配にもよる為、理由は様々である。

*66 つまり試合日2日の連闘+さらに次の試合日の第1試合をすべてひとりで登板。

*67 園田に一萬で国士無双を放銃。一向聴の状態で掴まされ、一度は止めるものの次のツモで聴牌してしまい、立直した宣言牌で打ち上げてしまった。

*68 近代麻雀誌においてキリンジシリーズやMリーグを下敷きにしたピークアウトなどを手掛けている漫画家

*69 しかもその試合のトップインタビューは当時髪が派手な色だった東城りお(セガサミーフェニックス)で、藤島じゅん先生の漫画でも「保護者参観」とネタにされた。

*70 2024年12月5日第2試合で四暗刻をツモ和了。妹・亜樹も22-23シーズンに四暗刻単騎を和了させており、姉妹での四暗刻達成となった。

*71 なお、表彰式の優勝シャーレ授与の際、チームメンバー全員でシャーレを掲げるのが慣例であるが、この時は沢崎が病欠、堀も足を負傷して客席からの参加であったため、内川と岡田の2人のみによるシャーレリフトという非常に珍しい光景が見られた。

*72 また、サクラナイツが優勝するまでは、3シーズン連続でファイナルシリーズ開幕時に4位のチームが優勝していた。

*73 それまでは恐らくABEMAS。なお「恐らく」としているのは、雷電・黒沢について計算対象外としている為。

*74 連盟・協会どちらの選手もいるため幅広いプラットフォームに対応できるのも強みか。

*75 もともと豪華弁当はサクラナイツ独自、かつ監督の自腹で運営されており、それにMリーグ機構が乗っかったという経緯がある

*76 なお、ドリブンズにトップを取らせる和了ができなかったため、数巡前に勝又からロン牌を見逃している。また、実は海底のひとつ前の牌も西であったが、掴まされた村上は手牌から「東」を切って直撃を免れている。

*77 親がテンパイしている為連荘で続行にはなるが、オーラスのため倍ツモが事実上その一局のみでの一発勝負になる

*78 ちなみに某トイツ王子がYouTubeの企画で同じ配牌から検証した結果、海底までもつれずに南単騎で四暗刻が当たったという結果になった。何の慰めにもならないが。

*79 一時期内川が雀荘のゲストに登場すると、同卓者が西単騎を積極的に狙うようになり、トラウマになったともいう

*80 ギリシャ神話における美と愛の女神のこと。

*81 元々は岡田のモデルの仕事で披露、というさらに過酷な内容だったが、岡田自ら「勝利者インタビューでなら」と申し出た(以降、江頭の麻雀対決のバツゲームは勝利者インタビューにおけるギャグ披露で定着した)。なお、披露した際の画像は23-24シーズン中を通じ、岡田の公式Xのアイコンになっていた。

*82 なお、よりによってABEMAS・白鳥の目の前だった

*83 また明記は避けるが、シーズン途中の楽屋配信にて盛大な舌禍事件を起こし、Mリーグの枠を越えた炎上劇を呼び起こしてしまった

*84 現実的な勝ち目のない(役満ツモで届かないくらい)打ち手がどう打つべきかという問題。Mリーグでは、特にファイナルで優勝の可能性がないチームの振る舞いについて取り上げられることが多い。どのような選択も結局は自分以外の誰かに肩入れしてしまうため、根本的な問題解決は図らず現在も放置されている。炎上を呼びやすいものでもあるため、近年では目無し問題の当事者となるチームが事前に方針を発表して選手を守る方策を取りがち。

*85 簡単に説明するとトップが一回上がるまでにトップがそれまで稼いだ総得点数を上回れば逆転優勝

*86 雀王、雀龍位、日本オープンの協会主催の三冠制覇

*87 これは同じ団体の堀が指名を受けたことにも影響されている。赤裸々な思いを綴ったnoteは語り草であり、ドラフト指名時には森井監督から「もう報われても良いんじゃないか」という努力に対する最大限の賛辞を受けた。

*88 実際、黒沢を始めとする他家の親番にツモ和了でゴリゴリ削られたことが大きく、ロンの放銃も立直中やあと1枚切れば満貫以上確定となる局面など、あまり責められてしかるべき場面ではなかった。事実、この試合では一度も和了できなかったが6回も立直している。

*89 とはいえ、そもそも渋川が加入したシーズンの堀はかつてないほどの絶不調に喘いでいたため、一概には言えないところがあるが

*90 半荘2回勝負。対局中に選手同士が会話可能であり、互いにトラッシュトークしまくるというのが大きな特徴であり見どころでもある。

*91 しかも、完全イーシャンテンからわざわざチーテンを取ったことで、堀に4つ目の暗刻を完成させた上に(しかもこの牌が先ほどチーした入り目であり、鳴かなければ門前の高打点が完成していた)リーチ中の内川から当たり牌を回収してツモ切り被弾という、実に芸術性の高い放銃であった。

*92 1戦目に役満を決めたことで最高打点賞である「EDWIN賞」の獲得を確信していた岡田は、これによって商品を堀にかっさらわれる羽目になり、「EDWIN賞欲しい~!」とごねていた。なお、局の直前には当の堀が「親役満出れば分からない」と発言しており、これまた見事なフラグ回収となった。

*93 名前の「難波」との掛詞だが、一部界隈ではU-NEXTPiratesがレギュレーションによるメンバーチェンジで渋川が指名されなかった理由がこの「難破船を連想させるから」だという説がささやかれている。

*94 そもそも先述のホリシブ企画のプロデュースからも企画力の高さがうかがえる

*95 渋川が若手の頃より彼から闘牌監修を受けていた漫画家・塚脇永久(ウヒョ助)によると、本来の渋川はむしろこういったことが大の苦手だった部類とのことであり、彼がМリーガーになるために相当の努力を積んできたことがうかがえる。

*96 この沢崎の立ち回りが目無し問題に対する唯一かつ最善の解というわけではないが、目無し問題が再燃するたびにこの打ち回しは良い意味で取り上げられている

*97 着順が上にいたほうがMVPだった。

*98 これはもともと寿人と前原の結成した「チームガラクタ」の象徴であり、格闘倶楽部全体のものとして受け継がれている

*99 親被りとなった多井が悲しそうな顔で頭を抱え、後ろで白鳥がニヤつき、実況席含めてどうすんのこれ?という空気の中、佐々木のアップカットの横で思考を巡らす村上のシーンが印象的である

*100 高宮とダブル解説の試合で、黒棒が出たところで高宮から「(寿人棒)出勤ですよ」などと言われてしまったことも。

*101 その最たるものとして、箱下▲27,300点に沈んだところから最終的に+34,500点の2着でフィニッシュするという荒業を成し遂げたこともある。

*102 Mリーグルールにおいては13翻以上でも3倍満止まりである

*103 夫婦双方と親交の深い黒沢曰く「卓を離れると奥様に洗濯物を干させられているイメージしかない」「かなり尻に敷かれていると思う」とのこと。

*104 2022ファイナルでは、寿人の試合日が子供の誕生日ということで「今日トップ取らなかったら許さない」と手塚がTwitterで発言したが、当の寿人はトップどころかラスを引いてしまい、楽屋に戦慄が走ることに。結果的に、2戦目で盟友の滝沢が特大トップを取ったことで無事に許しが得られた。曰く「初めてカッコいいと思った」

*105 前原が高宮に伝えた「身体ごとぶつかっていけ」という助言がその名の由来。

*106 2022-23シーズンのファイナルで、親の四暗刻をあがった時でさえ所作が崩れなかった。

*107 Mリーグ入りにあたり新たな愛称を要望されたところ、魚谷が提案した「ヴァルキュリア」に自身の名前から取った「朱」を組み合わせたもの。格闘倶楽部のチームカラーでもある。

*108 2022シーズンで黒沢が更新

*109 瑞原と沢崎の時とは少し違って、条件はあったものの着順が上にいたほうがMVP。結果は伊達が2着、瑞原が4着だった。

*110 Mリーグ全体でも多井以来の快挙

*111 伊達ちゃんの取り巻きということで「だてまき」。SNSで本人に申請すればファンナンバーをもらえる。ファンクラブの会員番号とは異なることに注意。

*112 主にチームガラクタの二人

*113 2022シーズンを以て藤田は監督を退任。後任には塚本新監督が就任している

*114 藤島先生の漫画で万年3位をネタにされた他、アメトーークでも「Mリーグのナイスネイチャ(有馬記念3年連続3着)」と呼ばれる始末

*115 日向がなす術ない-3万点の席を押し付けられるなど展開が向かず、実に310ptを失った。そもそもトップ取り以上にラス回避に長けたABEMASがこれだけ集中的にラスを喫する事は過去6年で一度もなかった

*116 最近では選手の方が「ABEMAS配牌」というワードを弄りがち。これもトーク力の賜物か。

*117 厳密な話をすれば、日向は個人チャンネルではない

*118 なお、なぜかサクラナイツ・堀がこのポーズを気に入っている。

*119 哭きで聴牌を入れさせてもらえないと親の場合連荘をさせてもらえないため多井が北家の時が親にとって最もキツイ。

*120 2022年にAbemaTVでサッカーW杯が全試合無料放映された際も、ゴール時にこのコメントが多く流れた。

*121 もともとは麻雀星人が侵略してきたら俺が地球代表として戦ってやるという、いわゆる深浦コピペの派生なのだが、実力的には羽生や藤井聡太のような地球代表ではなく地球人の格好をした麻雀星人の枠組み

*122 なお、麻雀星ではプラスが勝ち・マイナスが負けというルールらしい。

*123 某漫画でラスボスのモデルにされたこともある

*124 この時は白鳥・松本が絶不調に陥り、日向は成績こそ残していたものの精神的に限界一歩手前だった

*125 裏を返せば、自身の麻雀の腕に相当な自信があったということでもある。

*126 登録者600万人超えの超人気YouTuberグループ「東海オンエア」のメンバーとコラボ対局をしたこともある。

*127 これは数万人が基本であるМリーガーYouTuberの中ではぶっちぎりの数字。10万人を超えているチャンネル自体、二階堂姉妹のるみあきチャンネル、渋川の渋川式麻雀通信、日向が関わっている麻雀ウォッチくらいである

*128 私設リーグとはいえ、スポンサーにはRedBullなど名だたる企業が就き、実況・解説はMリーグと同様のメンバーが参加。各地でオンラインPVが実施され、力のこもったハイライト映像が作られるなどかなりの人気コンテンツとなっている。

*129 「開幕からしばらくは多井さん温存したら面白くないですか?」という塚本監督の提案に全員乗っかった形らしい。なお、ショウマツにはサボってるだのいつ出るんだと散々に言われる

*130 「前半はお休みするけどヤバくなったら出ます」と言ってはいたが成績が不調だったのにも関わらず結局最後まで出なかったらしい

*131 年齢による老眼か、二萬と三萬を見間違えてしまったという

*132 例として、2021年シーズンで風林火山・勝又と同席した試合で4試合連続トップでオーラスを迎えながらその全てでオーラスで勝又にに逆転されてV逸、東1局でいきなり四暗刻を聴牌したら直後の捨牌で茅森に放銃してしまった挙句裏ドラが乗って満貫にされる、最強決定戦の東1局で三面待ちの絶好手で立直を仕掛けたらそのまま親の朝倉の大四喜に振り込んでしまい即48000点失う、など。

*133 1月16日第1試合。松本は東家スタートだったため、2回目の親まで蹴られてしまった。なお、2回目の親が蹴られた際、和了した内川は5面張10枚山というとんでもない待ちで喰いタンを張り、松本の勝負立直を打ち破った。

*134 通称『ぐみひゃく』

*135 なお、ママ(イラストレーター)はぶいすぽの花芽姉妹や天宮こころのデザインを担当したこともあるみすみさんという方であり、気合の入り様がうかがえる。

*136 2019年より新設された男性プロ限定の若獅子戦と女性プロ限定の桜蕾戦のこと。予選上位の12名に加え、ボーダーには入れなかったが良い戦いを見せていた選手4名が推薦を受けて勝ち上がる制度がある。なお、このタイトルの立ち上げ人は瀬戸熊選手であり、桜蕾戦優勝→Mリーガーのルートを辿った伊達・菅原両名は共に推薦を受けてベスト16に進出した選手である

*137 多くの麻雀ノンフィクションを執筆した黒木真生プロの著書「Mリーガーの真実」では信念と柔軟性のハイブリッドと評する

*138 この年はその二つ名を想起させる黒い外套とカネキのような髑髏マスクを被って登場したり、翌年の最強戦はホグワーツ魔法学校のコスプレで登場している

*139 これについては勝利者インタビューで「僕の恋人のマツ」と発言した本人のせいでもある。この日の試合前に2人は少し喧嘩したらしく、落ち込んでいるかもしれない松本へのフォローだったとか。なお、この時のインタビュアーはまつかよであり、この試合の2着は松ヶ瀬だった。

*140 24-25シーズン途中で変更。それまでは「小さなビッグマム」。最強戦では「ラヴフェニックス」が使われるが、セガサミーフェニックスがいるからか、Mリーグではあまり使われない

*141 当時「次のMリーガー有力候補」のファン投票で上位に食い込んでおり、ドラフト当日はAbemaTVの密着に加えYoutubeチャンネルでの生配信を行っていた

*142 ほとんど突破絶望の条件下でトップをもぎ取るも、トップインタビューでは涙を堪え切れなかった

*143 初年度のMリーグ公式実況は小林・松嶋の2名だった。2019年に実況は3名体制となったが、日向はこの年のドラフトでABEMASに指名された

*144 「するしない」は日向の出身である長野県の方言で、「麻雀しませんか」くらいのニュアンス

*145 『雀魂』の一姫ちゃん衣装を作ったことも

*146 特に麻雀とは何の関係もない新聞記者の役、それも1話のクライマックスの引き立て役(おまけに当初のオファーとは違う役)という割と重要なシーンだった。監督が麻雀好きなところから生まれた縁らしいが、チームとしての推しはサクラナイツの模様。

*147 直前に親会社のSEGAが運営する麻雀ゲーム「MJ」が最高位戦と専属契約を結んだこと、退団した2人が連盟所属かつ残留した2選手(と、続投が決まった近藤監督)が最高位戦所属だったことから、選手としての実力面を超えた何かが作用したとの見方も強く、物議を醸す退団劇となってしまった。

*148 チーム全員で披露する際には、茅森が「セガサミー…」とコールした後に、全員で「フェニックス!」と言いながらかしこま。

*149 実はインタビューで締めに決めポーズをとる文化はこの和久津考案のポーズが最初。このポーズをやり出した2019-2020シーズンの序盤で開幕戦勝利や近藤の開催8日目の大三元などでスタートダッシュを決めることが出来たのもあり、それにあやかってか他のチームもチーム専用のキメポーズを取るようになった。

*150 最初に6000オールを上がった後、一人ずつに満貫直撃をたたき込むという点数だけ見れば実質親役満

*151 その平均打点はなんと8500点前後を推移。つまり普通は平均点が上がりそうな子の満貫では逆に平均点が下がるという何を言っているのかわからない状態である

*152 跳満=親18000点、子12000点。毎回高い手が飛んできては同卓者はたまらない。

*153 youtubeチャンネル麻雀遊戯王にて近藤がチームを組みたい選手はという企画で既に名前を挙げていた

*154 現在は所属する会社がチームのスポンサーとして名を連ね、彼も引き続き広報担当として活動中

*155 最高位戦ルール・赤ありルール・Classicルール(一発・裏なし)の混在した変則トーナメント。なお、タイトル名は同団体のレジェンドである新津潔と金子正輝から拝借している

*156 これはABEMAS・松本を抜いてMリーガー最高身長となる

*157 MVPに限らない個人タイトル経験者の退団も、近藤(19シーズンに最高ラス回避率)に次ぐ2人目。

*158 なお、麻雀星ではプラススコアなら勝ちらしい。多井は勝ったと思い込んでおり、インタビューでは「地球ルールか…」と憮然としていた。正直地球ルールもそんなに統一されてないので、麻雀星人監修で統一して欲しい

*159 BSフジの番組『~日本全国~桂宮治の街ノミネート』では、『いちご100%』の東城綾から取ったと発言している。

*160 実際にウマ娘などのコスプレもしているので、そちらもオススメである

*161 23シーズンオフには江頭2:50一味と江頭のYouTubeチャンネルで麻雀対決をしており、その結果を受けて「次の優勝者インタビューで江頭の定番ギャグ『ドーン!!』を披露する」という約束をしており、自身最後の登板となったMトーナメント2024の試合終了後に約束を果たした(ただし、『ドーン!!』についてはコンプラ上の理由で運営が不許可裁定を出したため、別のネタである『フランスのテレビ』を披露する形となった)。

*162 2022-23シーズンでは、配牌が役満・清老頭を狙えたこともあり第一打から鳴いていき、同卓者が全員清老頭を確信したという事件があった。なお、この局は役満聴牌までこぎつけるも伊達の満貫ツモに蹴られてしまった

*163 ちなみに本人言では第一打から鳴いたのは人生で2回目、もしくは初めてかも知れないと言う程の激レア

*164 なお、副露率の平均は、門前派の多いМリーグですら20~30%、鳴き傾向にある天鳳などのネット麻雀に至っては30~40%である。

*165 最も、黒沢と言えど誰もが鳴くような聴牌は鳴いてとることが多いため、根本的に鳴ける手が入っていないと言い表すこともできる

*166 登場人物の名前はしっかり変えられてはいるが第一回ドラフト会議の映像などと見比べれば誰が誰だかしっかりわかるという…

*167 デイリーダブルなら寿司と焼肉をおごる、トップなら馬刺しをご馳走するなど

*168 さらには前述の夜食メニューを番組のために持ち出した時、返すのが遅れたとして延滞料金を請求された

*169 下はディフォルメされた鳥なのだが、頭部は複数の眼が存在する生物は言えるかわからない何か

*170 江頭ファンの愛称。こんなヤツのファンをやるなんて頭がおかしい、という自虐が由来。

*171 これにはウォームアップの意味合いもある様子。多井によれば、ABEMASも試合前に控室で手積み麻雀で練習をすることで、少牌多牌や山崩しといった選択以前のミスが起きることを防いでいるという。

*172 この選択については瀬戸熊らしいという意見が多く見られた一方、スポンサーを背負うチーム戦としてどうなのかという意見もあり賛否両論だった。その日の雷電の控え室トークの中で、今後は同様のケースでは和了りを選ぶよう、監督がチーム方針を決めたという。

*173 最多勝利記録

*174 ついつい三色を追ってしまうのは「あれは病気だ」と自虐したことも

*175 結局その局は満貫を和了り、これがこの半荘トップの決定打になったのだが、勝利者インタビューで大三元和了り逃しにコメントを求められた際は「ヤダ!絶対喋んない」と笑いながら駄々をこねていた。

*176 24-25シーズンから、日吉の選手紹介で呼ばれ始めた。

*177 雷電公式のスタメン発表動画では「役満王子」表記。

*178 この副露率にも関わらず放銃率が非常に低いのは特筆に値する。

*179 その差は最大で25倍だった時期もあった。

*180 ただこれについては、シーズン始まって早々にチーム成績が大きく下降し、自由に打てない期間が長く続いたという背景がある。

*181 慣例ではドラフト1位指名選手(雷電であれば萩原)が行っていたが、シーズンの活躍を評価されての大抜擢だった。なお、続く格闘倶楽部も寿人ではなく高宮が挨拶を行った。スピーチ内容はまだまだたどたどしく、勝又の評価では「高宮の圧勝」。これも良い経験か。

*182 結果、ラス親で連荘を重ね、寿人に迫る2着まで挽回。同卓した亜樹がひよこ点棒ゲットとなった。

*183 質問の内容としては麻雀と魅力とは?とあなたが思う熱狂とは?の二つ

*184 通販でお馴染みのジャパネットたかた(ジャパネットホールディングス)の子会社のBSテレビ局。本社は東京だが、親会社の本社はパイレーツ所属の瑞原の出身地である長崎県佐世保市にある。

*185 なおチームメイトの大介によれば、猿川は映画『猿の惑星』を見たことはない。

*186 大介は将棋星人も呼んでほしいらしいが、そう呼ばれている八冠がいるのでそちらが呼ばれてしまうかもしれない

*187 ちなみに、決勝戦の日は菅原の30歳の誕生日だった

*188 他にベスト8に残ったメンバーとしては後述する新井のほか、後にセガサミーフェニックスの一員となった浅井や、かつてU-NEXTPiratesで活躍した石橋などがいた。

*189 団体が王道の昭和的アナログ麻雀の方向性。その影響か、初登板のある局の第一打で一見不要牌の字牌ではなく、ノベタン形から8pを切ったことで物議を醸した

*190 最高位としてシードされた2020年大会を除いても8分の1を5連続で勝ち上がっている、と書けばその脅威が理解できるだろう

*191 最低登板数の10戦を終え、もしかするとこれで登板なしとなるかもしれないと本人の談

*192 試合数が少ないとはいえ、同年のラス2回は最高4着回避率を戴冠した伊達に並びリーグ最少であり、4着回避率は伊達、同年MVPの優、高宮といった実力者達に次ぐ4位だった。

*193 それ以前にYoutube等でのハイライトコメントが「こんな配牌だとMリーガーの誰が座ってもラスになる」と断言するコメントしかなかった程終わっていた事もあったが

*194 なお、その試合は江頭軍団との麻雀対決によるバツゲーム対象試合となっており、勝利者インタビューで江頭の大作ギャグ「神降臨」を披露した。ちなみに、同対決シリーズは「5万点以上獲得or相手陣営の誰かを飛ばせば勝利(逆に飛ばされたらそこで敗北)」というルールで開催されているものの、中田は唯一、後者のルールで敗北を喫してしまった。

*195 後者の優勝を以て、Mリーグ史上初の複数回チャンピオン達成チームとなった

*196 このような異例の結果となったのは、レギュラーシーズンに雷電が空前のマイナスを記録した影響で、他チーム間の差が広がらなかったという事情が大きい。他チームの結果に左右されてしまったあたり、本当に不憫としか言いようがない。

*197 入れ替え規定が生まれた2020シーズンから2年連続でファイナルを逃したのはPiratesと雷電の2チームだったが、元々3人チームを最後まで貫いていた雷電は2021シーズン開幕前の人数規定変更(全チーム4人制の義務化)に従う形で本田をドラフトで獲得していたため、同一メンバーの条件から外れ、強制入れ替えには関わらない状態だった。

*198 天鳳名人戦はラスが非常に罪深いルールであり、まずラス回避が何より重要

*199 念のため明記しておくが、断じて「不仲」という意味ではない

*200 初年度では本当にロボットの姿で描かれていた。

*201 主な変更点では、萬子→麺子(カップラーメン)・筒子→丼子(どん兵衛)・索子→ソース(UFO)・東南西北→日清食品となる。ぶっちゃけ、対局者よりも実況解説の対応が大変

*202 こちらは通常の144牌に加えて「m」「e」「n」「u」と書かれた4つの追加牌がありこちらを抜きドラとして使用する昔懐かしい花牌戦となっている

*203 当該動画の公開当時。のちに協会主催のプロテストに合格し、晴れてプロとなった。

*204 神に蛇を宿した魔女で、眼光を受けた者は石に変えられてしまう。由来はおそらく対局時の目つきか。

*205 最近はパイレーツ全体のママとも言われる。

*206 これはあるIQテストのゲーム実況をした際に「ゴリラ並みのIQ」との判定を受けたことに起因する

*207 初参戦となった2019シーズンはポストシーズンを含めて1度も一発ツモがなかった。

*208 これまでは初年度から参戦した選手(多井、魚谷、寿人)が個人MVPを獲得していた為、2019シーズンから参戦した選手としても最初の個人MVP獲得となった。

*209 2023シーズンも71.43%という連対率を残しているが、レギュラーシーズンで20試合以上出場して連対率70%以上のケースはこの2例しかなく、瑞原以外で連対率70%に到達した選手はゼロである。

*210 どれだけデス席かというと他の席が全て通算成績が+のなかここだけ約-1500という圧倒的マイナスとなっている

*211 なお、試合はラス親で満貫以上和了or最下位のブリーフ団員を飛ばせば勝利というところまでありつくも、最後の最後で痛恨の放銃を喫してしまい敗北。

*212 4着が24000点だった

*213 主なエピソード:『回鍋肉のレタスは好き』『水餃子は好きだが小籠包は苦手』『紅蓮華をゲレンデと勘違いする』『靴下が見つからないと大騒ぎするも実際には自分で履いており、小林剛を爆笑させる』『サイン色紙に書いたPiratesの綴りを間違える』

*214 同じく天然気味で2023年は最強戦も含めて直対も多い雷電・本田を巻き込んで天然ポイント対決開催を仲林に宣言された

*215 ドラフト前の面談の際には、自らパイレーツに関する企画書を持ち込むというエピソードがある

*216 Mリーグはダブロン不採用。これはほとんどの競技団体も同様である。

*217 本人は涙の理由として、「瑞原の選択に誰にも文句を言わせたくなかった」としている。この年MVP争いをしていた瑞原は、レギュラー最終戦のオーラスで条件クリアの為にロン牌の見逃しを行ったが成就せず、結果4着に敗れた。チームメイトは皆彼女の選択を尊重していたが、一方でネット上ではチームを犠牲にしたというバッシングも少なからずあった。

*218 それまでそのネクタイを着けた対局では勝てず、両親からは「呪いのネクタイだからもう着けないで」と言われていた。

*219 チームの公式YouTube生配信でプレイしている時も何度かポーズ画面になった為、その度に瑞原に怒られていた。

*220 この試合の4着者インタビューでは「プロとして見せる麻雀ができない」と引退宣言とも取れる発言をして視聴者を震撼させたが、翻意している。

*221 石橋曰く「高めは多くて2枚で、自分の待ち牌は山4の可能性あり」というのがリーチした理由とのこと。なお、仮に発が来た場合はどうしていたか聞かれた際は「その牌を食べます」と即答した。

*222 振った相手は小林剛と内川幸太郎。同年の別番組でもやはり村上淳に放銃しており年間3発である

*223 のちにBEAST Japanextのオーディションで菅原千瑛が国士無双を聴牌した時も案の定一発目で当たり牌を掴んでしまい、実況のコバミサからも「やっぱり石橋が掴む!」と言われてしまった

*224 この日のメンバー起用は石橋→小林。後に瑞原は、自身の著書でこの並びを「監督が条件戦において絶対的な信頼を寄せる並び」と説明していた。

*225 また、この試合では白鳥が2位となりABEMASの勝ち抜けがほぼ確定したのだが、その控室では石橋のインタビューを見ていた日向(同じ最高位戦所属)が泣いてしまったため、多井の判断で途中からテレビを消していたとのこと。

*226 入社したわけではなく、Youtubeでの活動のみ参加の形

*227 特に伊達・瑞原あたりが勝手に心境を語られがち

*228 麻雀用語であるリャンメン待ちやメンツだけでなくメンタル、メンテナンスなどもメンが入っているすべての言葉が対象となっている

*229 もっとも、2024年度からA1リーガーのため、連盟の慣習に倣うなら実況の機会は減ると予想される

*230 「使い勝手がいい」という非常に雑な理由で引っ張り込まれた

*231 シーズン最終戦などでは全員がインタビューを受ける事もある。

*232 もっとも、白鳥が麻雀番組のレポーターとして十分以上の素養を認めるレベルには高かったのだが。

*233 主に雷電・瀬戸熊が多井の逆鱗に触れて雷電のマスコットのクマに置き換えられる展開が多い。

*234 完全にロボット扱いの小林、完全にネコ扱いの茅森、西放銃&史上最低得点記録をとにかく擦られまくる内川、裏3が全く乗らず逆に相手には乗っけられがちな園田、年齢関連のネタでほぼ確実に現れる黒沢(年齢不詳)など。一方で、滝沢などほとんどいじられ役にならない選手もいる。

*235 近藤誠一に至っては、2020/12/25回にて滝沢への満貫放銃時に腹部を激しく斬られている。

*236 一方、アカギをネタにしたときは許可を取るのを失念したらしく、掲載が遅れる事態となってしまった