服部静華

登録日:2023/09/28 Thu 17:49:14
更新日:2025/01/25 Sat 17:44:53
所要時間:約 3 分で読めます




名探偵コナン』の登場人物。

CV:勝生真沙子


□概要

服部平次の母親で、服部平蔵の妻。旧姓池波。
年齢に比べ若々しい美人で、和服を好んで着ている。
名前の由来は、銭形平次の妻「お静」。旧姓の由来は小説家「池波正太郎」から。

年齢は42歳……とのことだが、この年齢には疑念がある。
というのも、初登場以前の話『結婚前夜の密室事件』において、静華は同級生の息子の結婚式に出るはずだった(たこ焼きプレートを足に落として骨折してしまったため、平次が代理で東京に赴いた)。
その話で登場する静華の同級生(故人のため未登場)の長女は28歳、長男は26歳である。
…静華と同級生ならば同年齢(もしくは前後1歳差)のはずなので、同級生は13~15歳で長女を生んだことになってしまい、かなり倫理的に問題が生じる。おまけに同級生の夫(財閥当主)は現在57歳で、「42歳」が本当なら15歳上。
せめて静華の実年齢が46歳以上であれば、さほど問題はないのであるが、この辺についてはその後一切の描写が無く、真偽は不明。

息子のことは溺愛しており、成長ビデオを撮って保存している。なお当人はこっそり撮っているつもりだが、平次にはバレていた。
平次が紅葉から言い寄られていた時は「平次も隅に置けんなあ」と嬉しそうにしていた。
一方で学業には厳しく、大勢の探偵たちが招かれるパーティーに平次も招待された際には「テストが近いから」という理由で断りを入れた。
夫の平蔵は尻に敷いており、平蔵が犯人検挙の為に平次を囮にした際には、罰として痛~いお仕置き(耳掃除中にグリグリ)を執行した。
遠山和葉とは仲が良く、長電話をよくしているらしい(平次曰く「アホな長電話」)。
また、和葉の母親・櫻とは同級生であり、静華の天然ぶりに櫻はいつもイライラしているらしい。

剣道の有段者で、初登場した『偽りだらけの依頼人』では犯行を暴かれ錯乱して日本刀を振り回す犯人を相手に、扇子で刃を受け止め、そのままあっさり制圧した。
剣道は中学時代から習っており、大会で準優勝したこともある。この時の記念写真もあるが、本人的には1年に負けたためあまり思い出したくないらしい。
ちなみにその1年の女生徒は、作者の他作品『YAIBA』の主人公・鉄刃の母親「椿(つばき)美智子(みちこ)」である。

府警本部長の妻だけあってか、法律関係の知識にも詳しい。
状況証拠から殺人犯と疑われ任意同行を求められた際には、任意同行を断れる理由を詳細に話して拒否し、コナンたちを驚かせた。

競技かるたの優勝経験がある元クイーンでもある。だがその一方で「お手つき女王」とも呼ばれていたとか(笑)。
皐月杯に和葉が出場することになった際、彼女の個人指導を申し出る。
紅葉とかるた勝負をする場面もあったが、レベルの高い戦いを繰り広げたものの僅差で紅葉に負けている。
また、紅葉には元クイーンとは知られていたものの、平次の母親だとは気づかれていなかった模様。

前述の通り初登場したのは『偽りだらけの依頼人』だったが、この時は旧姓の池波を名乗って素性を隠しており、平時の母親だと判明したのはラスト。
静華は小五郎に対して、「関わるようになってから息子が銃で撃たれたり海に落ちたりしている上に、大阪に来た時も服部家に来ないような血も涙もない不人情な人物」と考えており、平次たちを任せられるかどうか見極めようとしていたのである*1
静華は今回の事件で小五郎を観察して、小五郎が平次を任せることができる人物だとわかり、小五郎たちと美國島に泊りがけで行くことになった平次と和葉を小五郎に任せている。





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最終更新:2025年01月25日 17:44

*1 なお、この大阪来訪時というのは平次が「銃で撃たれて大怪我した時」であり、「息子が病院に運ばれた時もテッチリ(ふぐ鍋)の前で待っていた静華の方が血も涙もない不人情な人物だ」と平次に思われていた。