商品化されなかった機体・パーツ(爆球連発!!スーパービーダマン)

登録日:2023/10/15 Sun 14:14:58
更新日:2025/03/12 Wed 22:35:46
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ここでは、今賀俊の漫画爆球連発!!スーパービーダマン』(以下『スパビー』)の作中に登場した内、商品化されなかった機体やパーツについて記す。


【概要】


スパビーは元々タカラ(現タカラトミー)の商品の販促漫画としてスタートしたが、オリジナルの機体や改造用パーツ、及び既存機体の改造品なども結構な比率で出てきている。

爆球連発!!スーパービーダマンのバトル一覧』の項目に詳しいが、現実でもビーダマンの改造にあたってのレギュレーションが緩かった上、当時からコロコロコミック誌内で改造ビーダマンの作例がグラビア付きで掲載されていたのもあり、そういった風土も相まって実に多様なビーダマンが登場していった。

【一覧】


以下は劇中で登場した機体達を本編の掲載順→特別編の順番に記述する。

尚、ここではあくまで漫画版に登場した物のみを記し、ゲームオリジナルの機体やカスタムパーツは記述しないものとする。
※括弧内は仮に商品化されていた場合、属していたであろうシリーズを示す。
※以下、劇中の展開も記述するためネタバレ注意!


【サラー・円編】

この頃が一番野良試合の要素が強かったが、それでも比較的再現しやすい物が多め。

◆ベーシックタイプ(仮称)(ボンバーマンビーダマン)
元々本誌・単行本掲載分では初期はボンバーマンタイプのビーダマンが主流だったが、電子書籍化にあたって、版権料の兼ね合いから「値段を上げる代わりにデザインをそのままにする」か「オリジナルデザインに差し替えて版権を使わないか」という選択肢を迫られた。
この選択肢に、作者はより多くに人の眼に止まるように後者を選択したため登場したのがこのゆるキャラ風のビーダマン達である。
この為、時系列上は最初期の登場でありながら実際の登場はダントツの最後期という特異な機体たち。

初期のボンバーマンタイプの代替として登場したため、ビーダマを一個しか装填できなかったり、トリガーにバネが仕込まれていない為自動で戻ってこないと機能は全く同じ。
デザインの方は足や手の形など大まかなシルエットはボンバーマン型を踏襲しているが、V字アンテナにトサカ状のアイポイント、左右で独立した瞳が特徴的。ちょっとロックマンのクイックマンぽい。
バリエーションも多く、ガンマは予備機共々自らのバイザーと同じ形状の眼を持つ機体、黒羽兄弟は目のシールがニコニコ顔の物を所有している。
(この点はデザイン書き換え前から同じだが)タマゴが自らの赤いビーダマンを改造して作った「スーパービーダマン」と同様の「ビー玉を二発装填出来て、トリガーにバネが付いており自動で戻って来る」仕様の機体が後に普及している。

尚、機種としての名前は復刊当時の作者のTwitter(現X)にて「ビクトリーマン」という名称が明かされている(現在は削除)。

EX期辺りに放送されていたアニメ版でも同様に代替用のベーシックなビーダマンが登場しており、こちらはOSギア対応ビーダマンとして商品化されている。
ファイティングフェニックスをよりシンプルにしたような見た目で、腕もバトルビーダマンのゼロシリーズの素体のようなしっかりとしたものが付いている。

◆ストック&スコープ&強化ホールドパーツ(カスタムパーツ)
強化ホールドパーツのみは当時の大会景品として登場しているが、一般発売されなかったため併せて記載。
ガンマが自らのマグネットボンバー(アニメ版・電子版ではバイザーアイのベーシックタイプ)に付けた強化パーツ群。

アイポイント部のスコープで狙い、ストックで安定して構えられる他、強化ホールドパーツでパワーも補強してある為遠く離れた標的も射貫ける。
この武装を施し、自らもサングラスを架けたガンマは周りの子供たちから「まるで殺し屋みたいだ!」と称された。タマゴは変人扱いして面白がった

スコープはその後、OSギア専用パーツとしても登場しており、P・ハンターズが装備している。
しかし作中初の使用者のガンマにとってはこの時点で必要なのは片手撃ちのための補助装備であったことから、ひとしきり確認した後放り投げられた。
なお現実にはスコープはビーダマン本体の「スコープヘッド」機能が存在するのみで単品の商品としては作られなかったが、よく似た形状でレーザーポインタにより狙いを定める「レーザーサイト」が商品として販売されている。

◆スネークショット
サラーが使用した、蛇の動きのように曲がりくねった奇妙な弾道を描くビー玉。剣の障害物の隙間を抜けてタマゴ側のゴールを狙った。
その正体は中身に重りを入れることで重心をずらしたイカサマビー玉であった。しかしその改造が原因で玉の強度は弱っており、タマゴの普通のパワーショットで割られている。
しかし(ガンマによると「(おそらくこの玉のために)剣の並びが妙に偏っている」とはいえ)この球を自在に駆使して障害物を回避できたサラーのコントロール力は、魔術師と呼んでも間違いないかもしれない。

現実にもビー玉を欠けさせるなどして重心をずらせば再現できるのだが、当然に規格外品なので公式競技に使えない。
というか劇中のようにビー玉が割れたりして危険な場合があるので、素直にそういう規格外品は弾いておこう。
特別編でもガンマが傷の付いたビー玉をより分けているシーンが描かれている。

◆ウィンタースペシャル(ボンバーマンビーダマン)
雪山のビーダー・北山隼人の愛機。
足の裏に氷の上でも滑らないスパイク、手袋を嵌めていても撃てるようにトリガーは大型で手の軸も延長されている。

◆ジャイアントボム・ヘビーボム(ボンバーマンビーダマン)
偵察時代の円が使用していた改造ビーダマン
元となったのはゴーレムボンバー(アニメでは黄緑の、電子書籍ではモノアイタイプのベーシックタイプ)。

通常のビーダマンに使用されるものよりも大きいビーダマを発射し、その威力は中身の入ったペットボトルを倒すレベル。
正確にはこのビーダマの名前こそがジャイアントボムであり、劇中では特に名前は呼ばれていない。
ビーダマン本体には巨大なビー玉を収める為、首から下が巨大化されており、ホールドパーツも針金のように細い物が4つ追加され6本爪のホールドとなっている(アニメ版ではビー玉に引っかかる爪の部分が針金らしき素材になっている。)

タマゴとの決戦では文字通りの隠し玉にして鉛玉のヘビーボムを使用、輪をかけて圧倒的なパワーでバトルに勝利したと思われたが…?

形状こそ異なるが、一応同名のカスタムパーツが発売されていて、小さいビー玉を内蔵した大きめのプラスチックの玉を発射出来るようにするパーツとなっている。
作中のように市販の大きめのビー玉を発射することも可能。
ただし劇中でも言及されたように、ビー玉のサイズは公式競技において規定があるため、ジャイアントボムの方ですら違反となるため使用できない。

また、SFCで発売された『ボンバーマンビーダマン』では、対戦やおまけモードでの強化パーツとして登場。
こちらは貫通能力を持ったビー玉という性能になっている。

◆メタルウイング(カスタムパーツ)
ジャイアントボムのパワーに対抗すべく、ガンマが引っ張り出してタマゴのスーパービーダマンに装着した失敗作のパワーウイング。
基部に針金のようなグリップの付いた武骨な外見で、ホールドパーツも専用の銀色の物に付け替えてから使用する。
パワーウイング2に先駆けてウイング位置の変更によるパワー調節機能を備えているが、最大威力時でなくとも激突バトルの舞台となった釣り糸を引きちぎるレベル*1

発射強度を上げすぎて、当時のタマゴの力ですら撃てない程トリガーが固くなってしまう欠陥品だが、サラーの屋敷での特訓の末、最大威力(マックスショット)を何とか撃てるようになるまでになった上で円との決戦に臨んだ。
ヘビーボムに対しては最大威力で何とか玉を止める事に成功、自らの勢いに耐えきれずビーダマが爆発してしまった。
更にタマゴはヘビーボムに空いた凹みに二発目を放ちヘビーボムを逆走させ、円は自ら作り上げたヘビーボムを止められず敗れるのだった。

全日本ビーダー選手権の予選では、三上のガムで止められたガンマのビー玉を取り戻すために、タマゴが「メタルウイングでガムごと弾き飛ばす」と提案。
だがそれができるほどのこととなると最大威力必須で、上記の通り使ったビー玉が割れてしまう都合、持ち玉一発の予選では使えないと却下されている。
その後はタマゴのビーダマンが破損し、OSギア専用のファイティングフェニックス登場で装備できなくなったために出番を終えた。

余談だが、R期にガーディアンフェニックスのカスタムパーツとして同名のパーツが登場。
本来のウイングの代わりに装着する金属製のウイングで、その圧倒的な重量とサイズで安定感を高める為の物。

【全日本ビーダー選手権(地区大会)編】

ビーダマン本体に外骨格であるOSギアが追加されたことにより、従来では不可能だったと思われるカスタムパーツが登場。

◆スリークロウズ(スーパービーダマン)
ハイスピードドライブを特徴とする、伊集院の最初の愛機。
ファイティングフェニックスの原型となり、後世のビーダマンでも「主人公機はドライブ回転を得意とするパワータイプ」という風潮を植え付けたある意味偉大な機体。
詳細は持ち主の項目を参照。

◆ショット・バレル(OSパーツ)
本選第2試合でのチームガッツの相手であるP・ハンターズが使用。
非常に長いグリップ付きのバレルで、中に大量のビーダマを詰め込んで本体からのビーダマで押しだす事で散弾を発射するという物。
スコープ付きな上グリップが弾倉になっており長いバレルにビーダマを詰め込む時間も短縮可能。
ガンマは当初「長いバレルを使うとは狙いもつけられない下手の証拠」となめてかかっていたが、試合内容との相性の良さも併せてかなりの強敵として描かれた。
しかしその長さゆえに近距離では逆に狙いを定められないという弱点を抱えており、最終的にターゲットめがけて放たれたチームガッツのショットを捉えられず敗北している。

P・ハンターズのリーダー・渡辺完治はその後も愛用しているようで、チームガッツメンバー選出特別バトルでは機体がプロト01に代わってもこれをPIに対応させて装備していた。

◆インパクトトリガー(OSパーツ)
準決勝バーグラーズ側1番手・井出安行の愛機。
OSギアのフット部に付いたグリップとトリガーを押す為のハンマーとそのガイドレール、バレル装着部の穴にはハンマーと繋がったゴムが装着され、ビーダマン本体にはハンマーの衝撃に耐える為の強化トリガーという構成。

スリングショットの構造を応用しており、ハンマーを引っ張ってトリガーを押す事で圧倒的なパワーショットが可能。
…そちらの項目にもある通り、スリングショットはれっきとした武器である。
劇中でも視認できないレベルの弾速でターゲットを根本からへし折ったほどで、ガンマはそれに戦慄していた。
事実上の野外競技だったのでファイティングフェニックスのドライブ回転を活かせずに戦っていたタマゴが相手とはいえ、彼の弾速に勝るビーダマを放ったりと当時としては驚異的なパワーシューターとして描かれた。

その後は完成したバトルフェニックスを観客席から届けるため、本当にスリングショットとして使用している。
また、世代がPIに移っても井出はこれをPIに対応させて装備していた。

◆BIG TANK(仮称)(OSパーツ)
準決勝バーグラーズ側2番手・大倉剛の愛機。
「BIG TANK」のロゴが入った空き缶のような巨大なマガジンを搭載した機体で、持ち主の「乱れ撃ちの剛」の異名を支えるパーツ。

この圧倒的弾数による連射が剛の持ち味だが、ネコ丸程ではないが命中率が悪い為弾幕を張る事でカバーしている。
劇中ではオープンバトルだったのでコースの位置取りのテクニックも併せてサラーを苦しめた。
機体がPIビーダマンに移行してからも同様のマガジンを装着しているようで、剛はチームガッツメンバー選出特別バトルにもこのマガジンを付けたX-01(プロト01)で出場している。
この時はロゴが「BIG TANKⅡ」に変更されていたが、その後ビリーのファントムイーグル/レオンの性能テストの際にはまた数字がなくなっている。。

これ自体は商品化されてはいないが、給弾口が大きく開いたタイプの「トルネードサーバー」が商品化されており、これを改造して同種の仕様を再現可能だった。

◆チーム・レックスの機体(仮称)(OSビーダマン)
ビーダマン全体が映るコマが存在しない為、正確なデザインは不明だがマスター攻略王スペシャル2のような形状をしている。
対戦相手が自分達の専用機を完成させたばかりのキング・ビーダーズと相手が悪く、一点も取れずに負けていった。

【TOPビーダー選手権(全国大会)編】

新商品展開のペースが速くなっていった為、相対的にオリジナル機体や改造品の出番が減る事態になってしまった。
この時期からマガジン等の本体以外のパーツが既製品すら描かれなくなったり、漫画に出しはしたが目立つバトルなしで終ってしまった機体もあるなど、作者としても月刊連載でストーリー展開と商品PRを両立するのが厳しくなっていたことがうかがえる。

そしてダークマター編ではついに既製品以外の改造や漫画オリジナル機体が一切登場しなくなった。
リアル事情ではEX以降、あまりにも複雑化・強化されすぎたビーダマンの構造を簡略化し威力制限を設ける方針に移っていったこともあり、極端な改造品は出しづらくなったと思われる。


◆金棒(メタルスティック)ビーダマン(PIビーダマン)
瀬戸内バイキングの内、元々チーム「ゴブリンズ」に属していた青鬼の機体。
プロト01に金棒のようなグリップが追加されており、棘状の装飾も付いている。

具体的な性能は不明だが、見た目通りパワー特化タイプらしく、チームガッツのボート周辺の水面を揺らすほどの衝撃を放っていた。
瀬戸内バイキングのメインであるノーチラスポセイドンは連射特化型でパワーはプロト01相当でしかないので、パワー不足を補うという面でも有効だったと言える。
反面、青鬼は狙撃が苦手と自ら話している通り、劇中では威嚇射撃のみで直接のポイント獲得はできず。もっとも、本来の目的はプールに潜んだ海人による奇襲のための陽動だったので、ポイントにはつながっており十分に役割は果たした。
また、流石にバトルフェニックスのキャノンショットにはまるっきり歯が立たなかった。まあ相手は文字通り船を沈める一撃なので、相手が悪すぎたと言えるだろう。


◆八点射バーニングアトラス(PIビーダマン)
ヴァンクイッシャーズの一員、大根が使用する特注品のバーニングアトラス。これが本編最後の改造ビーダマンとなった。
移動を捨てた代わりにカメラ用三脚を土台に追加しており、剛のビーダマンのようなマガジンに延長されたバーティカルショットシステムによって八発同時発射を可能としている。
その威力は持ち主曰く「他のメンバーが携帯用の軽機関銃とするなら、私のはさしずめ重機関銃」。
使用者である大根の落ち着いた態度の威圧感に加え、その物々しい改造っぷりからラスボスのような風格を放っている。

パワーでは流石にコンバットフェニックスには劣ったが、その連射の威力からチームガッツは彼を発見できても近づけず、かといって比較的安全な遠距離から狙うと小さな動きでも回避できてしまうため、たった一人で難攻不落の要塞と化していた。
ガンマも他のチームメンバーが彼の守備に回らなかったことに納得していたほど。
その上で他メンバーを呼び寄せて挟み撃ちにしようとしたが、ガンマが囮となって飛び出し、キングボムの動きを封じた上でタマゴに撃墜させるという賭けに出る。
そしてその作戦を読み切れず、慌ててキャノンショットを迎撃するも、そのままボムをゲットされて敗北した。

ちなみに、本体部分がちょうど股間の位置に来ているために当時の本誌の読者投稿「勝手にうわさコーナー」*2では「このビーダマンはチ〇コに繋がっている」とネタにされていた。

【特別編(読み切りスペシャル)】

恐怖!オーディーンの反乱

◆BIGボール
ビーダーワールド四天王の一人、ジャイアントゴロウが使用したビーダマ。
相手に近づくにつれて巨大化するビーダマで、これでタマゴを倒そうとしたが実は幻のビーダマであり、真正面からぶつかって来たタマゴのビーダマの前にあっさり粉砕された。

◆オートマガジン
ビーダーワールド四天王の一人、スナイパーシンゴが使用したパーツ。
彼の腕に付いた四角い機械で、ホースらしきもので手元のビーダマン(電子版では鋭い目つきのベーシックタイプ)に繋がっている。
自動で給弾が可能であり、バーチャル空間というマガジン自体の球切れが望めない状況や対戦形式の都合もありガンマは苦戦したが、発射口を射抜きマガジンを破裂させ戦闘不能にするという奇策でシンゴはガンマに敗れた。

◆オーディーン
B・パークのマザーコンピューター。
本来はOSビーダマンらしき姿だが、JBAに反乱を起こすにあたって人間の姿を作り出しB・パークを己の手に掌握する。
チームガッツとの最終決戦では瞬殺されたビーダーワールド四天王の二人組、ハスラーナミ&疾風のタクヤと共に自らの姿をビーダマンにしてバトル。

ゲーム版・読切版共に人間態、ビーダマン態のデザインが違うもののビーダマン態が4本爪のホールドパーツなのは変わっていない。

その他の特別編

◆ビー玉番長のビーダマン(仮称)
ビー玉番長のポリバケツをも吹っ飛ばすパワーショットの要。
プロト01に鷲掴みにする為のカバーと、拳で殴りつける為の巨大トリガーが追加されている。
気合を貯めた後にトリガーに正拳突きを繰り出す「メガトンショット」が番長の必殺技

◆素手
もはやビーダマンですらないが一応記載。
札月兄弟の姉、寿利亜の喧嘩道具はビー玉であり、相手に投げつけて使っている。
ビー玉番長との対戦ではこれを活かし無理矢理バトルを成立させた。

追記・修正はマザーコンピューターからPIビーダマンのデータをコピーしてお願いします。*3

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最終更新:2025年03月12日 22:35

*1 アニメでは最大威力時のウイング位置は「ハイパーモード」と呼称されており、劇中のCG映像では最低と最大の間にもう一段階あるように描写されたが、実際のバトルでは原作通り通常とハイパーのみ使われている。

*2 劇中の1シーンの意図を捏造してネタにするコーナー

*3 基夫の「アイアンサイクロプス」は、データが盗まれた形跡があるX-01がその正体だと作中でDr.タマノが言っているが、後に作者のX(旧Twitter)で「単にデータを調べていたらPIシステムのデータを見つけた」とフォローされている。