バイコーン(キン肉マン)

登録日:2024/04/14 Sun 01:17:00
更新日:2024/05/21 Tue 00:51:30
所要時間:約 5 分で読めます





我は憤怒の神!

そして実体と共に得た新たな超神名

その名はバイコーン!


バイコーンとは『キン肉マン』に登場する超神の一人。
天界では“憤怒の神”の名で呼ばれていた。

戦績
vsプリズマン●(レインボー・シャワー)


【概要】

フェニックスに導かれたエジプト・ギザのスフィンクス像前にて、元知性チームプリズマンと交戦するべく姿を現した超神。
“下天”後に名乗ったバイコーン(二角獣)の自称通りに、巨大な2本角が特徴的な各部にも獣を模したコスチューム(肩から胸元が丸出しなのがセクシー…?)を纏っただけという、現時点で正体を現した超神の中では最も普通の超人っぽい外見をしている。


【人物】

笑い声は「フェフェフェ」
“憤怒の神”らしく超人への嫌悪を少しも隠そうともしない激情家。
その通りで煽り耐性も低く、感情の振り幅も大きい━━と、全く「“神”らしさを感じねぇ」といきなり読者を動揺(呆れ)させた。
せっかく(?)“憤怒”という、他の漫画ならば絶対に強敵ポジになりそうな属性を持たされているのに……。とも思ったが『キン肉マン』ってそういうテンプレやお約束が通じない独特の価値観の作品だったわ。
尚、スフィンクス像の顔が削られたのは「大昔の愚者超人の仕業」という、新たなオモシロ起源説を披露した。

試合に於いても最期まで傲岸不遜な態度と激情を崩さず、対戦相手となったプリズマンを無慈悲に痛ぶり見下し続けた。
一切、超人という存在を認めず彼らの持つ可能性にも全くの期待を見せない様子から、超神の中でも超人殲滅派の最右翼だったと思われる。

ランペイジマンの言うように「超人だけでなく我ら超神も試されていた」ことに全く気付いていなかったのではないかと見る向きも。
ザ・ワンの真意が明かされる度に株が落ちていく超神の筆頭


【活躍】

自分たちが再発射を狙うカピラリア七光線そのものであるレインボー・シャワーを武器にするプリズマンに対し、カピラリア七光線を無効化してしまう「膜」をドヤ顔で披露する。
絶望感を上乗せしてのブラッドスクイーズホルンで止めを刺そうとしたものの、リング外からプリズマンに声援を送るジェロニモが「超人もどき」だという話を聞いて生じた隙により脱出され、直後に見よう見まねで繰り出されたプリズマンにとって因縁の相手の得意技「ベルリンの赤い雨」で背中に僅かな傷を付けられ激昂。
激しい制裁を食らわせるが、追い込まれながらも、その僅かな傷だけは「膜」が薄くなっているのを見切ったテリーマンのアドバイスを受けたプリズマンはその一点を突破することに死力を尽くし、最後は捨て身のゼロ距離レインボー・シャワーで消滅させられた。

勝利後にプリズマンも倒れて事実上の引き分けになったとはいえ、余裕綽々に構えていた圧倒的優位の状態から敗北したのは、完全に超人を見下すと共に自身の状況を冷静に判断できなかったが故の激情と傲慢とも言え、実際にランペイジマンなどには「しょうもねえよなぁアイツ!」と吐き捨てる始末であった。
「奴は四天王の中では最弱」メソッドである。
幾ら“憤怒の神”だからとはいえ、他の超神達が+方面に属性が働いていたのに、こんなことまで-方面に働くのは皮肉すぎるだろ。

「外野との会話で気を取られて技から抜けられる」「レインボー・シャワーに固執するプリズマンを馬鹿の一つ覚えと言いながら、自身もバイコーントリガーギムレットを2連発」等の未熟な面も目立ち、この顛末から、読者からもさん付けで呼ばれるなど完全にネタ扱いされている。
ランペイジマンは本章の敵のお披露目パフォーマンス担当であり、実質的な超神の一番手はむしろバイコーンの方だった。
にもかかわらず態度も判断力もいささかしょっぱい負け方をしてしまったために、「実は超神って意外に大したことないんじゃ」としばらくの間読者から超神ブランドに疑問符が投げかけられる空気を作ってしまった。
彼には一番槍は荷が重すぎたのかもしれない*1*2

とはいえ、己の信念に基づき神の座を捨ててまで戦いに身を投じたという意味では、未だ日和見を決め込んでいる大多数の神々や下天の覚悟を決めるでもなく超人を利用している邪悪五大神よりもマシであるとも言えそうである*3

【実力】

見た目通りに固有のギミックは角を除きほぼ持っていないものの基礎的なスペックや戦闘技術は流石に高く、試合内容そのものではプリズマンを完封していた。
しかし相手を舐め切っていたこともあってか、攻撃主体で防御はおざなりなので戦い方の評価は低め。

必殺技

  • バイコーンホルンスライサー
柱に登って高く跳躍し、背後に向かって縦に回転しながら敵に突っ込み双角で敵の身体を切り裂く。

  • 憤怒の二角獣落とし
角の先端を前方に向け敵の背中に突き刺しその状態から跳躍。ジャーマンスープレックスの要領で敵を高所からリングに叩きつけ粉砕する。

  • ブラッドスクイーズホルン
角を通常時の倍以上の長さまで伸ばし、敵の身体に巻きつけ締め上げる極め技。

  • ハイジャックホルンブリーカー
角で相手を持ち上げた状態から相手の両腕を掴み、バックブリーカーの要領で相手の背骨に双角を押し付け肉体を破壊する技。

  • 聖なる(いしぶみ)落とし
空中で相手の背中を後ろから双角を突き刺し、自分の両足で相手の両足をロックしてリングに叩きつける。

  • バイコーントリガーギムレット
バイコーンの最大奥義。
リングに倒れた相手目掛けて上空から錐揉み回転しながら落下して自慢の角で押し潰すように着地して大ダメージを与える大技。
……なのはいいが、前述のように超必殺技を特に理由もなく連発した上に、超神の必殺技=完璧超人始祖奥義級なのではないか!?……と期待を寄せていた読者の気持ちも裏切ってしまった。
まぁ、後に続く超神達の必殺技も始祖奥義には及ばないと思える技ばかりだったけれども。


【余談】

スクエアマン」同様に『超人閻魔帳』で公表された超人である。*4
『学研の図鑑 キン肉マン 超人』では、空を駆ける能力と超人硬度9(サファイア)の角、そして両目5.0の視力を持つ正義超人と紹介されていた。


やはり項目は一つ残らず…修正せねば…ならぬ…


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最終更新:2024年05月21日 00:51

*1 同じく規格外の集団としてやはり完璧超人始祖と比較する声が多いのだが、「後になるほど先に敗れた者の評価まで上がっていった始祖」と「バイコーンさんの後は強者も出てきてるはずなのにイマイチ支持が得られていない超神」とで読者からも評価が対照的である。実際、始祖同士の対決でもなければ最後の最後まで一般超人にはほぼ無傷であった始祖と違い、超神は試合の中で一般超人にもダメージを与えられておりザ・マンもバベルの塔に挑戦する超人達なら調和の神以外と闘うならそれなりの勝算はあると見越していたことから、「格は上かもしれないが実力まで上とは言えない」かのように描写されている。この評価は現行シリーズにて敵幹部の五大刻が“始祖に比肩するかもしれない”という評価で、その強さを警戒されたことで殆ど公式化していると思われる。ザ・マン≒ザ・ワン>始祖>イレギュラー≧超神…位か。

*2 付け加えるならザ・マンは過去に「天界の神々より自身の弟子たちの方が神にふさわしい」という旨の言葉を言い切っており、彼の審美眼が正しいのであれば始祖>ザ・ワン以外の超神という構図はさほど不自然でもなかったりする

*3 後にザ・ワンは無能な神と有能な超人の入れ換えを考案していると判明したほか、新たな敵である時間超人はマリポーサに憑依し1億パワーを貸している飛翔の神を「人任せ」呼ばわりし見下している

*4 ゆで直々に「即戦力として通用するデザイン」と太鼓判を押され読者からも期待されていたはずだったのだが…