登録日:2024/05/28 (火曜日) 13:14:24
更新日:2024/08/20 Tue 23:19:14
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出典:宇宙刑事シャイダー/東映/第6話「不思議料理の逆襲」/1984年4月13日放送
声:西尾徳
【概要】
「不思議レストラン」を拠点に、いじめられっ子達に自分の身体から作り出した「不思議料理」を食べさせてエスパーに変えて
復讐させ、いじめっ子といじめられっ子を対立させる事で子供たちの心を憎しみで満たそうと企む不思議獣。
まずはギャル1が目をつけていた「メダカ」とあだ名されるシゲル少年をエスパーにし、さらに各地のいじめられっ子達をエスパーに変えていった。
身体が様々な食材や食器で構成されている。
頭には
ラーメンの丼を被って、顔の横には
ハムやパン、
ニンジンがぶら下がっており、顎の部分にはカニの甲羅、胴体にもエビの甲羅がある。
両肩には調味料の小ビン、右手首には鍋、左手首には
ピーマン、両足にもピーマンや
カボチャがくっついている。
後ろから見てみるとラーメンが髪の毛のようになっており、ラーメンの丼の上にコック帽を被っている。また、よく見ると腹部にも顔がある。
食材や食器のついていない部分は毛深く、見方によってはクマのような怪物が食材や食器を身につけているようにも見える。
不思議料理はこのゴクゴクの身体を構成する食材から作られており、ドリンクは野菜をミキサーにかけて作られていてわりと普通だが、
ハンバーグはゴクゴクが手のひらに乗せて直接焼いている。
また、厨房には珍獣達もスタッフとして参加しており、調理器具を使った調理も行っている。
不思議料理は材料や調理法はともかく、味や見かけは絶品で子供達は全てたいらげていた。
不思議料理を食べてエスパーになった子供達は性格が一変し、優しさや思いやりを失くして攻撃的な人間になってしまう。
しかし、一度不思議料理を食べただけでは完全に
超能力は身に付かず、時間が経つと激しい頭痛と共に超能力は失われてしまうため、何度か継続して食べなければならない。
エスパーになった子供達は、超能力を使わない限りは外見から判別する事はできないが、
動物からは激しく警戒されるようになる。
大が連れていた
ネコが不思議レストランに向けて威嚇していた事から、不思議料理そのものに動物は警戒心を持つようだ。
武器は「この手」の怪人の定番か、巨大な
ナイフとフォーク。
手持ちの武器として使用するほか、フォークからは小型
ミサイルを発射できる。
単純な戦闘力はあまり高くなく、4倍のパワーを発揮できる不思議時空でもほとんど押されっぱなしだった。
ちなみに、「不思議レストラン」とはあくまでもいじめられっ子達に不思議料理を食べさせるための拠点としての名であり、看板を出して一般人を招き入れているわけではない。
【活躍】
いじめられっ子達に不思議料理を食べさせてエスパーにしようとしたが失敗。
「シャイダーブルーフラッシュ」を受けて爆散した。
【その他】
デザインの元々の原案は渡部昌彦氏がデザインしたアルマジロの怪人で、そこに野口竜氏が手を加えて完成したものだそうだ。
追記・修正お願いします。
最終更新:2024年08月20日 23:19