登録日:2024/09/07 Sat 20:45:00
更新日:2025/03/20 Thu 04:27:59
所要時間:約 6 分で読めます
…彼女候補?
概要
オレンジ髪に虎柄の服を着た女性。加えて紫色のアイシャドウを付けた見てくれおばs…年頃30くらいの女性といった感じ。
ジャジメントスーパーで働いているようだ。
どこか掴みどころのない喋り方をしていて、本心が分からない。
怒りのグラフィックが妙に怖い。
本編での活躍
スーパーに買い出しに来た
主人公は、突然現れた女性に荷物運びを頼まれる。
以降も何度か手伝わされ、時には一人一個までのトイレットペーパーを何度も買わせたりさせる。
スーパーに行くとたまに誰かの子供が現れて、主人公にお菓子を奢らせる。420円も買わせるとは
大した奴らだ。
そしてある日電話番号を交換することになる。
以降は小池さんの家に行くことができる。
その頃、主人公はネット上でゼットというプレイヤーと出会う。
ゼット
いかにもなヘルメットを付けたアバターをしたプレイヤー。
腕は黒くない。
孤独のヒーロー、子供の味方を自称している。
口癖は
「ゼェット!」
自分の世界に陶酔しているのか、テンプレなヒーローのような台詞を言う。
ゼットパンチやらゼットキックやらゼットブーメランやら色々な技を使えるらしい。
孤独を自称しているが、話しかけた主人公に付いてくる。
野球にも参加するがルールを分かっていなかった。だがピッチングは出来るのでピッチャーになった。
たまに素の口調らしきものが出てきたりする。
かつては別のチームにいたようだが、追い出されてしまった。まあそのチーム自体がちょっとアレなんだが。
中盤
小池さんの家に行くと、誰かと住んでいる形跡が見られる。
パソコンもあり、よくゲームしているらしい。曰くネットでは色々な人と出会えて楽しいとのこと。
その後、PCのメモリー増設を頼まれていたことを思い出した主人公は小池さんの家にアポ無しで突入する。
すると子供が出てくるが、なんとスーパーでお菓子をたかってきた子供達だった。
雅美は子供二人と暮らしていたのだ。パパとは不仲になって別れた…らしい。
男の子のほうは星南で、女の子のほうは美零という。
…言いたいことはあるだろうが、まあパワポケではよくあること。
子供のことは可愛がっているようだが、パソコン中は冷たく接している。
以降も小池さんの家に来る主人公だが、不在&途中で外出する日が多く子守&家事をさせられることに。
一度注意した時には抱擁されて
弾道が上がった。
セナは5歳なのに大人びていて、自分達の名前を
下らないと唾棄している。
主人公のこともあまり信用しておらず、
「どうせお前もいなくなる」「新しい男を連れてくる」と意味深なことを言う。
ミレは3歳の幼女で、主人公に懐いている。
コスモナイト・エースという絵本が好きなようで、何度も読み聞かせている。
子守を続けているある日、遊園地に二人を連れていく主人公。
二人とも
遊園地は初めてらしく楽しんでいた。
セナは遊園地のナマズを倒しに行った
だがこの日も雅美はいなかった。何をしているか気になると呟くが、ミレは「ネットに行っている」と零してしまう。
ネタバレ注意
雅美は家でも朝昼晩ネットに向かっており、主人公と出会ってからは主人公にバレないようネカフェでネットをするようにしていたのだ。
一言でいえば、ネトゲ廃人である。
幸いにも仕事と家事はしているようだが、家族の団らんは皆無みたいだ…
その後直接電話で注意するとブチ切れてしまう。
そのままほったらかしにすると、家から子供ごと失踪する。
……それ以外に情報がなく、意味深なバッドエンドである。
バッドエンド名は「・・・どこに行ったの?」
なので何か別の形で本人に伝えなければならないが、当の本人は聞いてくれない。
以前PC画面を覗いたときにハッピースタジアムをやっていたので、ネット内で出会うことができると推測する主人公だが、肝心のアバターが分からない。
だがミレの好きなコスモナイト・エースの存在を思い出した主人公は…
「かんじんの時には助けてくれそうにないよな。」
「いいや、今回はそうでもないぞ。」
ネット内で「ゼット」に会う主人公。主人公はゼットに恋の悩みを打ち明ける。
ある人に恋をしているのだが、その人は別の世界から帰ってこないと。
ゼットはその人と同じ世界に行って気持ちを伝えるべきと言う。
そして主人公はその世界にいる、「雅美」に話しかける。
ゼットの正体は雅美だった。
ゼットはコスモナイト・エースをモチーフにしており、名前もエース(A)の反対であるゼット(Z)から付けられていた。
「子供の味方である孤高のヒーローであるゼット」の正体が、「子供をほったらかしにして旦那にも逃げられた孤独な雅美」とは皮肉なものである。
雅美はネットに入り浸ってしまったダメ人間と自称するが、主人公はそんな雅美を支えると言い、現実が楽しくなればまた戻ってこれると諭す。
その言葉を聞いたゼットは、このゲームの
最後の敵を倒すべく主人公に協力すると宣言し
パワーアップする。
雅美はそれ以降パソコンをやる時間を決めて、それ以外には子供達と交流するようになった。
自分が変われたことに感謝された主人公はまた弾道が上がる。ナニをしたんだろうか?
それから家族で公園や夏祭り、海に行ったり…
海では今まで忘れていたものを思い出したかのように
涙した。
これからはずっと今の気持ちを忘れないと誓った。ここで
超特殊能力をゲットできる。
主人公は雅美一家と暮らすようになった。
雅美はあれからネットをする時間がほとんど無くなったようだ。
そして主人公は……
「おまえいつパパになるんだよ?」
余談
ストーリーは簡単に言えば「子供をほったらかしにしてネトゲにのめり込むバツイチ子持ち女性を主人公が更生する話」である。
普通に良い話だった。ほら、そこのあなたも……
サクセス中に2回も弾道を上げてくれる雅美。これが大人の魅力というヤツなのか…?
後作品及び裏サクセスへの登場は0の所謂不遇組。
二次創作で人気な典子やコアなファンのいる美保とは違い、あまり話題にでることがない。
ゼットを仲間にした上で雅美ルートを攻略しないと、最終戦の直前に逃げ出す。
雅美ルートを見る限り、自分の本当の姿を見られたくないからだろう……
追記修正はネットの深海から脱出した人がお願いします。
- 影こそ薄いが、ネトゲを題材にした12という作品にいるべきキャラだと思うので印象深い。雅美もゼットもそれぞれ出会うだけなら簡単だからこそ、そこが繋がるのは当時驚いた記憶。(他の彼女候補がレン以外現実世界の姿の驚きが実質皆無なのもあり) -- 名無しさん (2025-03-20 04:27:59)
最終更新:2025年03月20日 04:27