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鳴潮 -Wuthering Waves-

登録日:2024/09/29 Sun 18:21:38
更新日:2026/08/18 Tue 11:41:42
所要時間:約 70 分で読めます








荒波と踊れ





鳴潮(めいちょう)』とは、『戦場のツインテール』『パニシング:グレイレイヴン』などを手掛けたKURO GAMESが送るPC/スマートフォン/PS5向け*1RPGである。
英題は『Wuthering Waves*2。タイトルロゴでは併記されているが、媒体によって括弧書きで併記だったり『鳴潮』とだけ書いたり、正式表記が曖昧なところがある。

英語圏等のコミュニティでは『WuWa』という略称が専ら使われる。
日本語圏では普通に書けばいいだけだが、「なるしお」「なりしお」等とネタ気味に書かれることもしばしば。*3




【ストーリー】

太陽系第三惑星、ソラリス。

未曽有の災い「悲鳴」が齎され、一度は壊滅した世界において人類は新たな文明を築き上げていた。
そんな世界に、一人の人間が流れ着く。
ソラリスの国家、瑝瓏で目覚めた若者、漂泊者は名前も、出身も、身分も、全ての記憶を失っていた。

自らを発見し介抱してくれた三人の少女、秧秧(ヤンヤン)熾霞(シカ)白芷(ビャクシ)とともにひとまず安全な今州城へと向かう。
しかしその道中で強力な残像である無冠者と対峙。
これを撃破し、更に無冠者の力の残滓をその身に吸収してしまう
その場にいた全員が困惑する中、今州全域に向けて最高執政官今汐(コンシ)からの通達が届く。

「外から来た『客人』がいるはず。その人に会う事があればどうかよくしてやってほしい」

それが通達の内容だった。

その『客人』が自分であることを悟った漂泊者は、今州へと向かう。


自らの記憶を、取り戻すために。



【ゲームとしての特徴】

mihoyoの『原神』(そしてそのオマージュ元である『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』も)の流れを汲むアニメ調のオープンワールドARPG、俗に言うところの「原神ライク」系。
目に見える場所はだいたい探索することが可能という圧倒的自由度を誇る。

目に見える敵を片っ端から殲滅するもよし、
雄大な自然や荒廃した廃墟を探索するもよし、
随所に散りばめられた謎解きをするもよし…

すべてはプレイヤーの思うがまま、広大な世界を旅する主人公の気分を味わうことができる。

ファンタジーの『原神』に対してこちらはファンタジーとSFを折衷した世界観となっており、ポストアポカリプスものとしての側面も全面的に押し出されている。

またKURO GAMESのゲームとだけあって、アクション面で力が入っているのも大きな特徴の一つ。
回避やパリィを駆使し、華麗に敵をなぎ倒す戦闘はまさに爽快の一言。
アクションゲー好きには堪らない出来となっている。

オープンワールドでありながら探索は非常に快適。
戦闘時以外ではダッシュでスタミナを消費せず、また壁走りや鉤縄といったアクションにより長距離の移動や高所への移動も楽チンでストレスフリーな出来になっている。

ゲームエンジンはUnreal Engine4が用いられているが、「このままの状態ではやりたいことを表現しきれない」ということで本作専用に魔改造されており*4、原神ライクの基準で見ても非常に美麗なグラフィックが特徴。
勿論最強設定で快適に動かそうと思うとPCやスマホにかなりの高スペックを要するが、環境が人によってまちまちなのを考慮してか、ダウンロードしたデバイスのスペックに合わせてFPSや画質を自動で調整してくれる親切仕様も搭載し、幅広いスペック層に対応している。



【アクション・システム】


【基本】


  • 歩き/走り
ダッシュボタン・キーを押さずに移動する*5とそのまま歩いたり走ったりできる。
戦闘中でもスタミナを消費せずに出せる。
PC版では左Ctrlキーで歩きと走りを切り替えることが可能。

  • ダッシュ
歩きもしくは走りの最中にダッシュを入力するとそのままダッシュすることができる。
PC版ではデフォルトで右クリック、右Shiftキーに割り当てられている。
戦闘中でないときはスタミナを消費しないため、接敵しない限り延々と走り続けることができる。波紋の呼吸法でも会得しているのだろうか
小さいものに限り、障害物もそのまま突っ込めば自動で飛び越えてくれる。

  • 崖登り/崖走り
崖や塔、壁に張り付いてよじ登る。
これによってほぼすべての地形を踏破する事ができる。
また派生アクションとして崖走りが存在し、崖に掴まっている時にダッシュを入力、もしくはダッシュで壁に対して突っ込むことで崖走りとなる。
こちらも多少の段差なら手で掴んで自動で飛び越えてくれる。

非常に素早く崖や壁を移動することができるが、その反面スタミナ消費が激しい。
スタミナを回復、もしくは消費を軽減する料理や崖の途中にある地面判定の場所などで適宜休憩するなどしてスタミナを回復したい。
崖登り・崖走り中にスタミナが切れると崖から落ちてしまうので注意。

  • 泳ぎ
川や湖、海といった水場を泳いで移動可能。
ダッシュでクロールとなり素早く泳ぐことができるが、スタミナ消費は一層激しくなる。
また泳いでいる最中はほとんどのアクションが出来なくなる。

泳いでいる最中にスタミナが切れると後述の共鳴エネルギーや特殊エネルギーが0になり、体力が減った状態で最寄りの陸地に戻される。

  • ジャンプ/滑空
そのままジャンプ。
垂直ジャンプの高度がかなり高く、だいたいキャラの身長と同じくらいの高さを跳べる。
また空中にいる時にジャンプをもう一度入力するとグライダーに掴まって滑空することができる。

地上を走るより効率的に移動できるが、こちらもスタミナを消費し、切れるとそのまま落下する。
グライダーに片手で掴まっている関係上縦の当たり判定が広く、収集要素の回収などで役立つことも。

また空中で方向を入力しながらダッシュを入力することで一度だけ空中回避を繰り出すことができる。
高度を変えずに水平方向に移動することができ、滑空ではギリギリ届かない足場に着地するなど痒い所に手が届くありがたいアクション。
ただしジャスト回避判定はないので注意。

またニュートラル回避を入力するとバク宙ができる。
これを利用したミニゲームも存在する。

  • キャラクター交代
鳴潮では一度に一人のキャラしか出しておくことができず、別のキャラを出したいときは編成している他のキャラと切り替える必要がある。
また、後述の協奏エネルギーが満タンになっていると終奏スキル変奏スキルが発動される。

  • 編成
パーティは最大3人まで編成可能。
非戦闘時にメンバーの編集ができ、最大10までパーティを保存可能。
一度に操作できるのは1人までだが、タップやキーで即座に交代できる。交代後に元のキャラへ戻すのにCTが1秒程度必要。
あちらとは違い、変奏スキルと終奏スキルの存在により交代先を間違えるとまぁまぁな痛手を負う事があるため、
メインアタッカーはここ、サブアタッカーはここといったようにどの役割のキャラをどこに配置するか決めておくと事故が起きづらい。

  • 探索モジュール
探索を便利にする装備品の数々。
フックショットの「鉤縄」や周囲の情報を探る「スキャン」等、多彩なものが用意されており、装備ホイールにセットしておけば随時切り替えることができる。
回復アイテムもここに配置されている。戦闘が終わった後に探索モジュールを変えなかったせいで、鉤縄を使おうとしたら間違えて回復アイテムを無駄遣いしてしまった漂泊者も多いはず

  • ソアー
ある程度ストーリーを進めると利用可能になる探索モジュールの1機能。
高所から使用することで空中移動ができ、降下による推進力で上昇を繰り返すことでゲージが続く限り高速で飛び続けることが出来る、上述のグライダーの上位互換のようなもの。
ダッシュキーを押すことでゲージ消費が増える代わりに降下なしで推進力を得ることも出来る。
ゲージはスタミナから独立しているため、仮に空中でゲージ切れになってもグライダーで転落死を回避できる。
総じて非常に自由度の高い飛行が可能になり、広大なオープンワールドを移動するのに待ってましたと言わんばかりの代物。
実装時はリナシータ限定かつ、ある程度の高度にいないと使えなかったが、後のアップデートで今州・ブラックショアでも使い放題になり、地面からの起動も可能になった。

  • エクスペディションバイク
こちらも探索モジュールのひとつで、文字通りのバイク。ラハイロイではソアーが使えないかわりにこちらが探索をアシストする*6
少し未来っぽいデザインで、搭乗中は防御フィールドを纏うため多少の攻撃では降ろされることもなく快適な巡行ができる。
ver3.1からは凍結させて道を作り出す機能が搭載され、事実上水上移動も可能。
外装は数種類のパターンから選択するカスタムペイントが可能で、その中にはソニックペルソナ3 リロードペルソナ5 ザ・ロイヤルとのコラボペイントまで実装されている。
さらに運転中は好きな曲をBGMにすることが可能*7
ブーストとバニーホップ(ジャンプ)のおかげで非常に走破性が高く、未舗装でも問題なく走れるが、舗装路では「パイロットモード」による自動運転も可能で、さらにこの状態では好きな仲間と二人乗りしながら自動カメラ演出を楽しむ「シネマティックモード」に切り替えられる。
お気に入りのペイント、お気に入りの曲、そしてお気に入りの仲間とともにツーリングと洒落込むこと出来るわけである。



【戦闘】


  • 基本攻撃手段
通常攻撃・重撃・空中攻撃・回避反撃が該当する。

通常攻撃では3~5段の攻撃を繰り出すことが可能。
アクションは全てのキャラに固有モーションがついており、同じ武器種のキャラでもモーションはまるで異なる。

また通常攻撃を長押しすることで重撃を発動でき、スタミナ消費が多い代わりに強力な攻撃を行ったり特殊なアクションに移行したり、強化状態に移行するなどキャラによって様々なアクションが設定されている。
例外的に拳銃のキャラはスタミナを消費せず、照準を合わせて狙い撃ちする共通仕様。

また空中にいるときに通常攻撃を入力すると落下攻撃空中攻撃が発動可能。
基本的に迅刀、長刃、手甲のキャラは落下攻撃を、拳銃、増幅器のキャラは空中攻撃が割り当てられている。*8

  • 共鳴スキル
キャラクター毎に設定された固有スキル。
基本攻撃よりも強力な攻撃を繰り出せたり、自己強化ができたりなど効果は様々。
一部キャラは特殊エネルギーが溜まった状態や共鳴解放中に性能が大きく変化していく。
基本的には1度しか使えず、クールタイム中は発動できない。

  • 共鳴解放
キャラクター固有の必殺技。いわゆるULT。

共鳴スキルよりも強力な攻撃を繰り出したり、強化状態に移行したりなど、こちらもキャラによって様々。
またレアリティ関係なく全てのキャラにカットインが設定されており、その際身体の音痕と呼ばれる箇所が光るという演出がある。
カットイン中はタイマーが停止し、無敵時間が発生する。

攻撃やスキルを当てる、敵を倒すなどして共鳴エネルギーを溜め、満タンにすると発動可能。
必要な共鳴エネルギーはキャラによって異なる。
また共鳴効率というサブステータスによってエネルギーの取得効率を上げることができる。

  • 共鳴回路
キャラ固有のパッシブスキル。

HPゲージ上部の特殊エネルギーを溜めることによって真価を発揮することができ、その共鳴回路によってキャラの性能・立ち回りが決定される。
他の攻撃手段に大きく影響を及ぼし、その特性を理解することがキャラを使う第一歩である。

  • 終奏スキル/変奏スキル
本作の特徴的な要素の一つ。
通常攻撃や共鳴スキル、共鳴解放などダメージを与える、もしくは回避などのアクションを行うと、協奏ゲージが溜まる。
それが満タンとなった状態でキャラクターを切り替えることによって終奏スキルと変奏スキルが発動される。

・終奏スキル
退場するキャラが発動する。
一定時間、固有の効果を付与するものがほとんど。
ダメージフィールドを展開する、次に登場するキャラと連携攻撃を行う、ダメージブーストなどのバフをかける、回復するなど様々。
基本的には、終奏スキルの効果を受けたキャラから切り替えると終奏スキルの効果が切れる。

・変奏スキル
新たに登場するキャラが発動する。
終奏スキルとは異なり、強力な攻撃を行う効果で統一されている。

通常攻撃のコンボルートをある程度省略できたり、重撃をそのまま出せたりなども可能。
そのまま共鳴回路を発動することも可能で、戦闘に大きく影響する要素の一つ。

また、後述の共振度を大きく削るという特徴がある。

  • 回避
ダッシュの出始めには回避判定が存在し、敵の攻撃に合わせて回避をするとジャスト回避となり、すぐに攻撃を入力することで回避反撃が可能。
回避から即座に反撃に移ることができる。
出せる状況が限定的な分、倍率が高く設定されている。

  • パリィ
一部の敵は、光の輪を二つ出現させながら攻撃してくることがある。
身体の中心辺りに発生する小さい輪と、その小さい輪に向かって収縮していく大きな輪が重なった瞬間に攻撃を当てるとパリィが成功し、逆転反撃が発動する。
敵の攻撃を中断させることができるほか、敵の被ダメージが上昇するなど大きなリターンを得る。
普通の攻撃で狙うのはかなり困難であり、変奏スキルで狙うとかなりやりやすい。*9

・共振度
強力な敵やボスには、HPゲージの他にこの共振度というゲージが存在している。
いわゆるスタンゲージであり、これを削り切ることで敵が体勢を崩してしばらく無力化状態になる。*10

通常の攻撃でも削ることができるほか、「パリィを成功させる」「変奏スキルを当てる」「協和破壊をする」ことによって大きく削ることができる。

・不協和値
Ver3.0から追加された新要素。
敵に攻撃することで不協和値を蓄積させることができ、敵HPの左に表示されるゲージが溜まる。
ゲージがMAXになると敵が不協和状態となり、追加で攻撃する*11かそこからインタラクトする*12ことで協和破壊を行うことができるようになる。
ある程度の物理ダメージを与えつつ敵の攻撃モーションを中断させ、共振度を大きく削るという恩恵があり、戦闘を有利に進められる。
また一部キャラ*13は敵を不協和状態にするとオフセット効果を付与でき、その状態の敵に対しレスポンスという特殊能力持ちのキャラが協和破壊をすることで敵をインターフェア状態にして固有のバフを得ることが可能。

属性

凝縮焦熱電導気動回折消滅・物理の7種類が存在する。

基本1キャラにつき1種類だが、漂泊者のみ回折、消滅、気動、電導を切り替えて使用可能。
ただし切り替えられるのは非戦闘時のみであるため、複数の属性を同時に行使することは出来ず、育成も個別に行う必要がある。出来たところでこのゲームではそこまでメリットはないが

なお物理属性については、プレイヤー側が扱う方法は限られていた*14が、Ver3.0以降は上述の協和破壊で全キャラ共通で普通に物理属性のダメージを発生させることが可能になった。

異なる属性同士で相性や相乗効果等はない。特殊効果である異常効果も当初は特定の攻撃で起爆してダメージを与えるデバフくらいだったのだが、
凍結による行動阻害周囲を巻き込む爆発防御ダウンとVer3.3現在バリエーションが豊富になっており、これを主軸とした編成は高難度コンテンツにおいても有用な選択肢の一つとなっている。

敵ごとに耐性が設定されており、敵が使う属性と同じ属性は軽減される。
例外としてプリズムや浮遊鱗機系の敵は同じ属性を完全に無効化する。
同じ属性だけで固めるとそういった残像に対応できなくなる*15ため、編成を組む時は属性をある程度バラつかせるのが無難。ただし特定の属性限定の強力なバフを有するキャラもいるため、目的次第では属性統一も十分選択肢に入る。

物理属性を使用する敵には耐性が存在せず、どの属性でも軽減されない。
一方で弱点はなく、耐性のある属性以外は全て同じ通り。

どのキャラを選んだとしても特別有利になる場面は少なく、不利になる場面も同様に少ないというゲームデザインに仕上がっている。

【属性ごとの特徴】


大雑把なイメージとしては凝縮が氷属性で、焦熱は炎属性、電導が雷属性、気動が風属性、回折が光属性、消滅が闇属性といった具合。

ただ、鳴潮の属性は一般的に想像されるゲームの属性とは少々趣が異なり、本人の能力がどのような現象に基づいたものかによって分類されている。
そのため氷、炎、雷…といったようにイメージすると「なんでこのキャラこの属性なの?」となりがち。というかもはや新キャラ発表時の風物詩である

なお属性ごとの性能の傾向のようなものは特にない。

  • 凝縮(中:冷凝 英:Glacio)

主に氷、冷気系の共鳴能力持ちが分類される。
モチーフとなる現象はそのまま温度や圧力の変化によって気体が液体となる現象である凝縮

ただし特に氷と関係のない共鳴能力持ちのカルロッタも凝縮であることから、氷や冷気というより何らかの方法で結晶体*16を生成する能力が分類される可能性が高い。*17

  • 焦熱(中:熱熔 英:Fusion)

炎や熱に関する共鳴能力持ちが分類される。
原語版や英訳の通り、モチーフとなる現象は固体が熱を加えられることによって液体に変化する融解

サービス開始当初~リナシータまでは炎を生み出す能力持ちしかいなかったが、ラハイロイ以降は高熱のレーザーで攻撃するキャラもぼちぼち実装された。

  • 電導(中:導電 英:Electro)

電気や磁力に関する共鳴能力持ちが分類される。
モチーフとなる現象は電場を印加された物質中の荷電粒子が、電場に導かれて移動する現象である電気伝導

電気を生み出して操ったり光エネルギーを電気に変換するなど分類が結構わかりやすい。
太陽モチーフのため焦熱と予想されていたオーガスタも電導に分類されており、発表当時はプレイヤー間で話題になった。*18

  • 気動(中:氣動 英:Aero)

主に空気に関する能力持ちが分類される。
モチーフとなる現象は不明。
そして6属性の中でも消滅の次にそれらしい共通点のない属性である。

カルテジアやユーノが気動であることから、風ではなく厳密には流動体や概念的な流れに関する能力が該当するものと考察されているが、仇遠とシグリカに関しては本当になぜ気動なのかの説明がつかず*19、Ver3.2現在かなり混沌としている。

  • 回折(中:衍射 英:Spectro)

主に光に関する能力持ちが分類される。
ちなみに回折とは、光や音といった波が障害物の反対側に回り込み、影となる領域に伝わる現象のこと。
モチーフとなる現象は不明。

光そのものや光が関わる現象を操るもののほか、他属性に当てはまらない物理現象も含まれる模様。*20
ショアキーパーはそのどれにも当てはまらないように見えるが、ブレーザーを用いて反響エナジーを実体化させるため、実は光関連の現象だったりする。

  • 消滅(中:湮滅 英:Havoc)

やばそうな能力持ち全般が分類される。
モチーフは粒子と反粒子が衝突して消滅を起こし、他の物質やエネルギーに変換される現象の対消滅

キャラの能力同士で最も共通点や法則性のない属性であり、モチーフ元である対消滅に基づいた能力も現状存在しない。
強いて言えば英訳のHavocの意味である「混乱」「破壊」に該当するものが多く見受けられ*21、元の現象よりも闇属性というイメージをした方がわかりやすいという色々異質な属性である。
ただし桃祈だけは「自身と周囲を守るフィールドを形成する」というどの意味にも当てはまらない能力であり、消滅の中でもひときわ異彩を放っている。一人だけ方向性を変えることによってこちらを混乱させてくるという意味かもしれない


【敵】


【分類】

本作の敵は大きく3種類に分けられる。
追放者や残星組織(フラクトシデス)などの人間系の敵、動物や植物などの生物に擬態している異変生物、それ以外は残像に分類される。
ゲーム中では大体「残像」呼びで統一されている。

【危険度】

すべての敵には危険度が設定されており、それぞれ特色が異なる。

  • 水風級
ザコ敵枠。
ちっちゃい奴全般やプリズム系、狩人や戦士などの比較的小型な敵が該当する。
共振度などの特別な仕様もなく、攻撃力・防御力・体力も低め。

  • 巨浪級
フィールドにいる強敵枠。
フィールドに普通にいる敵の中で、共振度があるやつはこれ。

  • 怒涛級
特定のエリアに固定ポップする、いわゆるフィールドボス。
それぞれ固有の素材を報酬で入手でき、共鳴者のレベル上限突破に使用する。
こちらも共振度が存在し、一部攻撃はパリィ可。

  • 津波級
いわゆる週ボス。
固有の素材が報酬で入手でき、こちらはスキルレベルアップに使われる。
殆どの津波級はメインクエストである「潮汐任務」で解放される。むしろ普通の逸話任務で存在が明かされる亀さんが異端
こちらも共振度があり、一部攻撃はパリィ可。
またスカーのみ、回折漂泊者が登場しているとき限定でトドメ討ちというSEKIROで言うところの忍殺のような特殊演出付き攻撃を行うことができる。

【音骸】

本作の大きな特色の一つ。
いわゆるアクセサリであり、本作では敵を倒すと確率で入手することができる他、無音区という挑戦をクリアすることで入手でき、
装備することでキャラクターを大きく強化することができる。
ただし人間系の敵は対象外。

早い話、原神でいうところの聖遺物。
大きな違いとして、敵が枯渇しない限り確率でドロップするため、入手すること自体はスタミナを消耗しない
怒涛級、津波級の敵はドロップ保証の仕様があり、一回目の討伐で音骸が出現しなかった場合、次に怒涛級、津波級を倒すと確定で出現する。

また装備した音骸毎に音骸スキルが設定されており、音骸を召喚もしくは変身してその力の一端を振るう。

音骸スキルの効果も様々で、攻撃や回復、ダメージ軽減や自己強化バフ、凍結など戦闘に役立つ効果のほか、周辺の鉱石を全て採取するなど、一部関係ないけど敵の力を再現してそのまま使う事ができる。

特に4コストの音骸スキルはどれも、高いダメージと付与効果を両立した強力な物ばかり。
この音骸スキルをいかにうまく活用できるかが戦闘を左右するといっても過言ではない。

ただし変身系の音骸スキルを使用している最中に無敵はないので攻撃は普通に食らう。
そのため使う場面を見極める必要があるだろう。

【装備としての音骸】

入手した時点でメインステータス1つとサブステータス1つが解放されており、
星3以上の音骸はレベルを上げてレア度に応じたチュナという強化素材を消費することで最大5つのサブステータスが追加で解放される。

敵の危険度によってコストが設定されており、
水風級は1、巨浪級は3、怒涛級と津波級は4。

それぞれメインステータスに違いがあり、
水風級は攻撃・防御・HP。
巨浪級は上記の3つに加えて共鳴効率・各属性ダメージアップ。
怒涛級と津波級は各属性ダメージアップが無く、代わりにHP回復効果アップと会心率・会心ダメージアップが追加される。

サブステータスは多岐に渡り、攻撃や防御、HPのステータス上昇のほか、
共鳴効率や会心などのサブパラメータ上昇、
通常攻撃や重撃、共鳴スキルや共鳴解放のダメージが上がる物まで様々。

それらがランダムで5つ付与される

これのせいで沼る羽目になるのは内緒


更にハーモニー効果というセット効果が存在し、2つ装備した時と5つ装備した時に固有の効果が発動するもの、3つ装備したときに効果が発動するものと大きく分けて2種類存在する。
ただし同じ種類の音骸を装備した場合、ハーモニー効果は発動しない。*22

音骸は最大5つまで装備できるが、装備可能なコスト上限は最大で12。

合計コストが12を超えないようにこれらを組み合わせて装備する必要があり、
怒涛級or津波級×5という編成は出来ない。

逆に言えばコスト上限を超えないようにすれば何をどのように装備してもいいわけで、

コスト4×1+コスト3×2+コスト1×2が現在のスタンダードな編成だが、
会心系が不安な時はコスト4×2+コスト1×3の編成にしてカバーすることも可能。

厳選を死ぬほど頑張ればこんなことしなくてもいいためかあまり見ることはないが

当初はハーモニー効果は種類が少なくシンプルそのものであり、属性さえ合えば当初はある程度は使い回しが効いていたが、
Ver2.0以降は多種多様なハーモニー効果が実装されるようになり、またキャラの実装と同時に最適なハーモニー効果が実装されるようになったため、
「月を窺う軽雲」*23や「喧騒に隠す回光」*24といった汎用性が高いものを除きキャラ一人一人に最適な効果の音骸を厳選する必要がある。

【武器】

各キャラごとに1つ装備できる。
集音(ガチャ)で入手できるほか、宝箱や任務、月パスや鍛冶屋での製造や一部NPCからの購入、フィールドに普通に落ちているものを拾うなどして入手可能。
攻撃や防御、HPや共鳴効率や会心系のサブステータスのほか、武器ごとに設定された固有効果が存在する。
星1~星5までレアリティが存在し、レアリティが高いほど攻撃力が高く効果も優秀。

レベルアップやレベル上限突破によって攻撃力とサブステータスが上昇し、
また同じ武器を消費して調律*25することで固有効果がより強力になる。

【武器種】

現在5種類存在するが、次第にシステム上の対応武器種とは別に「幻想武器」という武器を扱うキャラが主流となっている。

  • 迅刀
いわゆる片手剣。
素早い連撃とそこそこのリーチを持ち、そのおかげでパリィも容易と、最も扱いやすい武器種。
この手のゲームにおける片手剣としては珍しく、モーションは居合斬りが基本となっている。

  • 長刃
いわゆる大剣、両手剣に該当。幻想武器として槍を扱う場合、長刃を装備する。
大型武器らしく鈍重で大きな一撃をぶちかますスタイル…と思いきや、
ほぼ全員そんなの関係ねえと言わんばかりにブンブン素早く振り回す。むしろ重たげに振り回す桃祈が異端まである
本当にそれ両手剣か?と疑いたくなるほど軽々と振り回すため、攻撃速度は意外と悪くない。
ただし手甲や迅刀には流石に劣る。

  • 拳銃
二丁拳銃。
ハンドガンをとにかくぶっ放してスタイリッシュに戦う武器。
単発火力は低いが、遠隔武器であるため他の近接武器よりも安全に戦う事ができる。
パリィが出来ないと言う重大な弱点がある一方、リーチの長さのおかげで回避反撃は当てやすく、実質回避反撃オンリーで戦うことになる強敵挑戦では重宝する。
当初は「重撃で肩越し視点による狙い撃ちが可能」という特徴もあったが、序盤を過ぎると使う場面があまりなく、次第に狙い撃ち非対応の拳銃キャラも増えつつある。

  • 手甲
拳。ガントレットを身につけて連撃を叩き込む。
迅刀以上の素早い連撃による高いDPSが特徴だが、その分リーチが短い。
…だったのだがザンニーあたりから様子がおかしくなりはじめ、トランク、挙句の果てにはなどの幻想武器で戦うキャラのほうが多くなってきており増幅器以上に何でもありな武器種となっている。

  • 増幅器
宙に浮かぶ不思議な物体を利用して攻撃する。
上記の武器と比べても特にキャラごとの個性が特に出る武器種で、
ドラゴンのような生物を召喚したり植物や人形を利用したり絵筆で描きながら攻撃したりととにかく様々。
こちらも離れた位置からの攻撃ができる武器だが、遠距離というよりは中距離の武器。
火力と射程距離を兼ね備える反面攻撃タイミングにやや癖があり、増幅器によるパリィは難しい。

【任務】

別ゲーで言うところのクエストやストーリーにあたり、その種類は多岐に渡る。

  • 潮汐任務
メインストーリー。まずはこれから。
記憶も名前も失った漂泊者が、自分が何者かを知るために各国を巡り、そこで起こった事件に巻き込まれたりしながら記憶の手掛かりを追っていく。

フルボイスで進み、普段は無口な漂泊者も要所要所でしっかり喋る。

当初は講談師が人々に任務で起こった出来事を語るというオチで共通しており、漂泊者たちの活躍が語り継がれていく過程の一部を目の当たりにすることが出来たが、途中からこのくだりは廃止された。

  • 連星任務
キャラクエスト。
当初は一部のキャラ*26以外の全ての限定星5キャラと一部の恒常星5キャラ*27に実装されたが、Ver.2.3のザンニーを最後に実装されなくなり、キャラストーリーも潮汐任務本編に組み込む形になった。

対象キャラクターの深掘りがメインで、潜入任務に付き合わされたり、一緒に法廷で戦ったりなど内容は様々。
そのキャラを入手していなくても受けることができる。

  • 逸話任務
サブクエスト。
フィールドの至る所に散逸しており、おつかいやクイズが主流。

  • 危地任務
特定のエリアを中心とした任務。
クリアによってエリアが探索しやすくなったりボスの掘り下げがあったりする。

  • 日常任務
1日につき1つだけ受注出来る、所謂デイリークエスト。
結晶板を消費せずに好感度やユニオンレベルを獲得できる唯一の手段。
内容はNPCと会話するだけだったり指定された場所で敵を倒すだけだったりと短め。
中には連続したストーリーが展開する任務もある……が、それらが必ずしも毎日続けて発生するとは限らず、忘れた頃に続きが来たりもする。

  • 道標任務
初心者向けチュートリアル。
料理や音匣などの収集要素など、プレイヤーが初めて触れるものを任務を通じて掘り下げる。
その他、ランク上限突破の任務もこれに該当する。


【集音】

鳴潮におけるガチャの名称。以下、固有名詞の場合を除きガチャと記載する。

限定共鳴者集音限定武器集音、恒常共鳴者ガチャの潮と漲る者と恒常武器ガチャの丁々発止の4つが基本のガチャとして存在する。

その他にも恒常星5共鳴者を一人選んでPUできる初心者応援セレクト集音、ガチャに使う石が20%offで50連まで引ける万象新声などの初心者応援のものもある。
限定ガチャの方は基本的にイベントやメインストーリーで活躍したキャラがPUされることが殆ど。ただし吟霖のみ例外

それぞれ必要なアイテムは異なり、限定キャラガチャには金髄の波模様というアイテムを、限定武器は鍛潮の波模様を、それ以外は共通して唱喚の渦模様というアイテムを消費する。
入手方法はログインボーナスなどもあるが、基本は星声*28との交換で手に入れるもの。
優先度は金髄≒鍛潮>唱喚といったところか。

一応ゲーム始めたての初心者が初心者応援ガチャを引くために交換するのは無しではないが、ログインボーナスで十分な量が手に入るので態々優先して交換する価値があるかは微妙なところ。
どうしても欲しいキャラがいる場合は交換してもいいが、基本的には迷ったら金髄か鍛潮に換えておくかそのままにしておくのが安牌だろう。

10連を引くと星4以上の武器もしくは共鳴者が確定し、天井は80連で共通。
限定共鳴者ガチャは50%でPU対象のキャラが、残り50%で恒常キャラがすり抜けてくるシステム。
ただし恒常キャラを引いた場合、次の80連でPU対象が必ず出るという優しめの仕様。
また天井までのカウントは引き継がれる。

限定武器ガチャの方は、何とすり抜けなし。
天井関係なく星5が出たら、確定でPU武器が出てくるという良心的設計となっている。
恒常武器ガチャも5種の武器からピックアップを選択でき、同じく欲しい武器が確実に手に入る。

  • 共鳴チェーン
他ゲーで言うところの凸効果。
すでに所有しているキャラを引いた場合、凸アイテムの反響の周波帯に変換され、それをキャラ画面で使う事によって凸を進めることが可能。
基本的にガチャで引き当てるほか、ストアで購入することも可能だが星5の周波帯は1キャラにつき2回しか購入出来ないため、完凸を目指すなら少なくとも5回は自力で引き当てる必要がある。

なお、漂泊者のみ収集要素の音匣提出や任務、ソラガイド(各地の探索進捗率)の報酬でのみ入手可能。

【結晶波長板】

ソシャゲ的な意味でのスタミナ。
最大値は240であり、6分ごとに1回復。ちょうど24時間で最大まで回復する仕様となっている。*29
キャラ・武器の突破素材や強化素材、音骸素材などの報酬取得に使用する。
結晶波長溶剤*30結晶波長精錬板*31というアイテムを使用することで回復できるほか、
星声を使用しても回復できるが、1日6回までの回数制限があり、1回目と2回目は60消費、3~6回目は120消費。
合計で600消費することになるため、よほど切羽詰まっている状況でもない限り非推奨。

【マルチプレイ】

最大3人まで。
自分から相手の世界に入ったり、逆に相手を自分の世界に招待することによってマルチプレイができる。
マルチプレイでのみ取得出来る実績が存在するほか、単純に複数人で敵を攻略する事ができる分、難易度は多少下がる。
しかし自分よりもソラランクの高いプレイヤーの世界に入る事はできず、一部任務は進行できなくなる。
また一部コンテンツはマルチプレイ非対応。*32

【国/エリア】

現状、各国家間は広大な海域で隔てられており、普通に水泳や滑空で向かえばほぼ間違いなく途中でスタミナが切れて溺死することになる。
仮に何らかの方法で距離を稼げても、中間地点に設けられた不可視のワープポイントによって来た場所に送り返されるため、直接行き来することは出来ない。
そもそも単純な距離自体が非常に遠いので、素直にワープを使おう。

瑝瓏(こうりゅう)

主人公が最初に目覚めた場所の国家。
一庭六州という七つの行政区域で構成されている。
非常に歴史の長い国らしく、すべての行政区域それぞれに歳主と、歳主によって任命される首長「令尹」*33がいる。
デバイスは瓢箪型の「盤古デバイス」。
モデルは中国。
中国産ゲームでは原神の璃月よろしく「2つ目や3つ目のエリアで中国モチーフ」が定番パターンと言われたりするが、本作では逆に珍しく最初のエリアで中国である。

明庭(めいてい)

瑝瓏の首都。
「龍主」と呼ばれる首長によって統治され、中央庭を政治中枢とする。龍主は瑝瓏全体の皇帝的な立ち位置のようである。

今州(こんしゅう)

最初に探検することになる地域。
歳主は龍のような姿の「角」。
瑝瓏においては残像が波のように湧き出る現象である「残像潮」がしばしば発生し、その残像潮を食い止めるための最前線の関門として設置された。
最も新しい州でありながら、辺境防衛という重要な役割を担っている。

玄方地界(げんぽうちかい)

今州と夢州(むしゅう)との間に位置する渓谷。Ver3.5より実装。


●ブラックショア諸島

「狂嵐の海」と呼ばれるソラリスのある海域に隠された島嶼であり、悲鳴に対抗することを目的とした組織「ブラックショア」の本拠地。
【以下本ページにおいては、便宜上、地域としてのブラックショアを「ブラックショア諸島」、組織としてのブラックショアを「ブラックショア機関」と記す】

島全体が悲鳴の産物である鉱石「黒石」で構成されている。黒石は特殊な周波数を発しており、通常の通信を遮断したり、移植された植物を黒く変色させる効果を持つ。このため、デバイスで島内から島外に通信を行うには、島内にある専用信号塔を介するしかない。また黒石の影響で変色した花はブラックショア機関メンバーの標章となっている。

半公然組織であるブラックショア機関本部が置かれているため、ブラックショア機関メンバー以外の者の入島にはブラックショア機関からの招待や案内を受ける必要がある。

ブラックショア機関は世界中から優秀な人間を集めており、各地に信号塔*34を設置し、職員をソラリス各地に派遣して実地調査を行うなどして、悲鳴やその関連現象の観測・データ収集・解析、最大48時間以内の悲鳴予報の配信を行っている。
ブラックショア機関本部は地上と地下の2エリアで構成されており、地下にはブラックショア機関の中枢となる高性能演算システム「テティスシステム」が存在する。
ブラックショア機関は「群星の調律者」なる人物によって設立されたが、本人は既に組織を去った模様。

マップ上では一応今州外海に存在するが、間には広大な海域が挟まっており、現状ではワープでのみ行き来出来る。
モデルは不明。

●ネオユニオン

ソラリスに存在する国家。
モルトフィー、ヴェリーナ、アールト、アンコ、カカロ、リンネーの出身地。
詳細は不明だが、貧富の差が非常に激しいらしく、貧民層は流血や人死にも日常茶飯事の無法地帯と化している。
モデルは不明。

●リナシータ

今州から南東の海域に位置する島国。Ver2.0より実装。
多数の都市国家の集合体であり、リナシータ全体での政府は持たない。
歳主は一角獣のような前半身と魚のような後ろ半身を持つ「インペラトル」。
高い音骸技術を有しており、人間と音骸が共存している様子が街中で見られる反面、その技術は国外には秘匿されている。
フィールド上にも音骸を利用した探索、移動用のギミックが多数設置されている。ソアーが解禁されるのもここ*35で、これらを活用することで快適な冒険が楽しめる。
ネオユニオンとは企業同士がバチバチに睨み合っており、両国の関係にはやや不穏な空気が流れている。
更に鳴式「レビヤタン」による侵食現象「黒潮」に過去何度も襲われている上、レビヤタンの存在を認識した者の精神を無条件で汚染し傀儡に作り変える力によって内側からむしばまれており、いつ滅亡してもおかしくないギリギリの状態で成り立っている。
モデルはイタリア。

・ラグーナ

リナシータで最初に訪れることになる都市国家。
インペラトルを神として崇拝する宗教国家であり、「隠海教団」が実質的な統治者を務める。
デバイスはランプ型だが、「歳主からの贈り物である音骸を個人が所有するのは不敬」という考えからごく一部の共鳴者にしか所持が許されておらず、殆どの住人は公共デバイスと公共音骸を使う。
音骸の楽隊が街中を練り歩く明るくにぎやかで芸術活動も盛んな国なのだが、現在は教団首座のフェンリコによって過激な思想統制が敷かれており、異端者と見なされた者は巡礼船に乗せられて国外追放の刑に処される*36
モデルはヴェネツィアとバチカン市国。


・セブン・ヒルズ

リナシータのもう一つの都市国家。
ラグーナとは違い無神論者が大多数で、「力」を絶対の尺度とする弱肉強食の社会。
政治の世界も同じであり、グラディエーター達による闘技が社会的にも重要な意味を持つ。
インペラトルのこともあくまで「偉大なる戦士」として認識しており、そのためラグーナとの仲は険悪。
これだけ書くと野蛮な脳筋国家にも見えるが、黒潮の侵攻を最前線で食い止め続けており、過去に甚大な被害も何度も受けているため、このような価値観の醸成も必然なのだろう。
今のところ、個人用デバイスを所持する人物は確認されていない。
モデルは古代ローマで、町並みや住民の衣服も古めかしい印象を与えるが、闘技場では巨大ホログラムディスプレイがあったりとちゃんとハイテクは使われている。

・リリーランド

リナシータの都市国家のひとつ。
現時点では実装どころかストーリーとの関連性もなく、詳細は不明。
モブNPCの口から「花の海」「ファッションウィーク」「花畑の舞台」などの特色が語られている辺り、植物と共存する華やかな地域なのだと思われる。

●ラハイロイ

ソラリスのロイ氷原地下の大洞窟に存在する国家。
ロイ氷原は温暖なフィヨルドだったが、悲鳴に伴う地殻変動によって氷に閉ざされた極寒の地と化し、人々は地下のオアシスで暮らしている。
一応「ロイ人」という原住民もいるが、長らく人口は少なかったため、「文明の守護者」たる歳主も存在しないらしい。
現在はこのオアシスに国際的な研究施設「スペーストレック・コレクティブ」を母体とする共鳴者の学園都市「スタートーチ学園」があり、古代ロイ人が残した巨大ロボット「エクソストライダー」のパイロット養成や、天空海を越えて宇宙に行くための技術開発も行っている。
鳴式アレフ1が起こす海蝕現象「ヴォイドストーム」の発生によって外界と完全に切り離されてしまっているが、とある特殊な状況から漂泊者はラハイロイ内に入り、学園に入学することになる。
デバイスはカセットレコーダー型。正式名は「周波数レコーダー」といい、カセット内に持ち主の記憶と周波数が転写されている。
ロイ人の神話に北欧神話由来の用語が散見される点から、モデルはおそらく北欧諸国。

●葦ノ原

ソラリスに存在する国家。
千咲の出身地。
悲鳴の被害は比較的軽微なのか、千咲の回想シーンでは高度な機械文明が保たれている様子が描かれていた。
しかし、そのせいで平和ボケも深刻なのか、悲鳴に対抗するために欠かせない存在である共鳴者を「化け物」として迫害するという愚挙に出ており*37、共鳴能力に目覚めると能力抑制機能と発信機のついた首輪を巻かれて政府当局の管理下に置かれる。
かつて「穂波市」という地域があったが、悲鳴によって既に滅亡している。
モデルは恐らく日本。



共鳴者(プレイアブルキャラクター)

所属不明

新たな旅に出よう。新しい音、新しい物語……そして、記憶の欠片が、待っている。旅を共にしてきたこれが、私と世界の繋がりを証明してくれる。

記憶を失い、行き倒れていた謎の若者。
音痕の位置は右手の甲、扱う武器は迅刀。

黒髪に金色の眼を持ち、一般的な共鳴者の特徴を有する。
男女共に中々端正なルックス*38ついでに女主人公は下手なガチャキャラより立派な太ももの持ち主で、サービス開始時は普段女主人公を使うタイプのプレイヤーからも「主人公の性別を決められない」と悩む声が多く上がった。
ver.2.0からはオプションで性別を切り替えられるようになったので、あまり深く考えずに決めてしまって構わないだろう。

今州の郊外で倒れていた所を秧秧と熾霞に介抱され、目を覚ました。
「漂泊者」というのは、瑝瓏では見かけない出で立ちをしており、異国からの旅人ではないかと考えた秧秧が編み出した仮の呼び名。

主人公らしく親切で世話焼きな好人物だが、選択肢次第では何かにつけて報酬をせびったり、脳筋思考を隠そうともしなかったりと原神ライク主人公のお約束として結構いい性格したキャラにもなる。

デバイスのデザインがどの国にも当てはまらない特殊なものだったり、
本来デバイスに吸収されるはずの音骸を身体に取り込めたり、
体内に“生物や空間に類する何か”を有していたり
今州の古い記録に近しい特徴を持った共鳴者の存在が記されていたりと、とにかく謎が多い存在。

全キャラ中唯一、回折、消滅、気動・電導の4属性を切り替えて使用できる*39
特性はそれぞれ
回折 騒光効果を付与できるサブアタッカー*40
消滅 異常効果を付与できない代わりに単純火力が高いメインアタッカー
気動 風蝕効果に関する様々な能力を持つ、殴れるヒーラー
電導 他キャラにバフを渡すか自分で火力を出すかを選べる、電磁効果付与ができるアタッカー
という形。それぞれに強みがあるので、好みに合わせて選ぼう。

詳しくは個別項目を参照。

+ ネタバレ注意
その正体の全貌は未だ明らかでないが、本ゲーム開始時点より約1万年前からソラリスの歴史に介入している事が潮汐任務や一部の連星任務で示唆されている。介入の仕方は様々で、ソラリス各所の伝承に色々な呼び名で彼(彼女)の足跡が記されている。

代表的な二つ名は、ブラックショア機関の創設者・最高指導者としての「群星の調律者」
約1万年前、彼(彼女)は世界中から集まった仲間達と共にブラックショア機関を結成してそのリーダーとなり、悲鳴からソラリスを救うべく奔走していたが、ある時何らかの理由からその立場を自ら手放し、己の記憶も含めた全ての過去を捨てて漂泊の旅に出た。
記憶を失った具体的な経緯は不明だが、ショアキーパーに自ら頼んで消してもらったらしいことが示唆されている。

他にも「異人」「御者」「最高管理者」など無数の名で呼ばれていた(いる)らしく、今後のストーリーでそれらが紐解かれていくものと思われる。


瑝瓏


ブラックショア


リナシータ


残星組織(フラクトシデス)


スタートーチ学園


その他



NPC

  • アブ CV.井澤詩織
今州に出現した鳴式「無妄者」との決戦の最中、漂泊者の音痕から突如出現した音骸…のようななにか。
早い話が本作のパイモン枠で、犬のぬいぐるみのような姿と、青とオレンジのオッドアイを有する。
食いしん坊で生意気な性格。
周波数を自らの体内に喰らう能力を持ち、最上位クラスの残像である鳴式の周波数すら喰える。恐らくこの手のキャラとしては特に強い部類に入るだろう。
そのほかにも取り込んだ周波数の匂いを記憶して追跡したり、音骸の言葉を翻訳したりと結構多芸。
ただしエネルギーの消耗はかなり激しく、普段は漂泊者の音痕の中で寝ている。
無妄者との戦いで目覚める以前のことはなにも覚えておらず、「アブ」という名前も漂泊者がつけたもの。ブーブー文句を言っているからという中々に酷い理由だが、本人も「アブラクサスとかそんな名前だった気がする」と語っている。


  • スカー CV.未公開*70
本作で最初に登場する残星組織監察。
その名の通り顔に大きな傷がある。
「救済によってすべてを滅ぼす」というお題目を掲げ、人の死と苦しみを楽しむ外道。
テレポートと異空間生成の共鳴能力を持ち、本気を出す時はヤギのような怪人態に変身する。
漂泊者に何かと付きまとっており、距離の詰め方は本作の中でもかなり湿度が高い部類に入る。ストーカーの自覚もあるらしい
今汐の策略によって逮捕されたが、その後クリストフォロの手引きによって脱獄し、組織に復帰した。
サービス当初は服の股間に前張りのような謎の黒線がついており、「おにぎりの味のり」などとネタにされていたが、数日で衣装デザインが変更されて無くなった


  • クリストフォロ CV.白井悠介
ラグーナで漂泊者が出会った仮面の劇作家だが、その正体は残星組織の監察。
自ら作ったソノラを現実に被せ、その中の人々に与えられた役割を演じさせつつ現実世界にも影響を与える共鳴能力、早い話が現実改変というチート能力を持つ。
悲劇を何より愛し、自らの脚本に従って人々を破滅や死に追いやっては、その光景を「味わい深い物語」と称するゲイのサディスト狂人であり、自分の破滅すら受け入れると語っている。
レビヤタンと並ぶリナシータ編のメインヴィランなのだが、散々悪行三昧を尽くしておきながら現状こいつをぎゃふんと言わせられる場面が全くないため、本作でもかなり露骨に好き嫌いが分かれるキャラである。
なんなら漂泊者からも残星組織で一二を争うほど嫌われている模様*71


  • シュバルツロッホ CV.未公開
残星組織の組織長。
様々な姿に変身することが出来、作中ではフローヴァの死んだ友達テリスや、冥界の案内人カローンの姿で登場している。
一部のメンバーは彼に直接スカウトされており、ガルブレーナのことも勧誘している。

リナシータまでは威厳にあふれた悪役といった印象だったのだが、ラハイロイ以降は悪辣な言動が目立ち始め
スパイとして学園に潜り込ませた「ウサギ」をわざわざダーニャの前で「使えない奴は不要」と始末した事を語ったり*72
アレフ1の力に飲み込まれ精神が折れたダーニャを漂泊者と緋雪に見せつけて「お前は救うのが好きなんだろう?」と煽って放したダーニャを暴れさせたりするなど、
現在ではクリストフォロに負けず劣らずのヘイトを買うキャラとして定着しつつある。


  • フェンリコ・マクベス CV.石川英郎
陰海教団を束ねる首座。顔の右半分を覆う黄金の仮面が特徴的。
インペラトルの共鳴者とされ、リナシータの歴史の中で唯一インペラトルと直接対面したと言われている。
しかし、ラグーナに過激な思想統制を敷き、異端と見做したものを巡礼船で次々に追放していることから、市民からは恐れられている。
加えて、漂泊者とカルロッタによる調査の結果「インペラトルの共鳴者は少女」ということが判明したため、漂泊者からは疑惑の目を向けられている。

+ ネタバレ注意
漂泊者が睨んだ通り、その正体はインペラトルの共鳴者ではなかった。

インペラトルは本来、純粋な一角獣の姿だった。
レビヤタンを抑え込むために自ら融合した結果、現在の姿になったものの、歳主の力をもってしてもレビヤタンの汚染を完全に食い止めることは出来なかった。
もしも「歳主は元々、天翔る駿馬だったが、鳴式と同化して現在の姿になった」と知れ渡れば、人々がレビヤタンの存在を認識してしまい、たちまち精神汚染が蔓延してしまうため、フェンリコはあえて汚染された歳主の偶像を祀り、真相に近づいたものをラグーナから排斥することでレビヤタンの存在を隠し続けていたのだった。
しかし、レビヤタンの存在を認識している以上、彼もまた精神を汚染され続けており、一時は完全に精神を呑まれて黒潮の代行者と化してしまった。
先代首座の魂の呼びかけによって正気を取り戻したものの、最早手遅れであり、最終的にレビヤタンの支配する世界「パレード・パラダイス」の入り口を命と引き換えに封印してその生涯を終えた。

勿論、罪のない数多くの人々を巡礼船に乗せて死に追いやった所業は到底許されるものではないが、「祖国を守りたい」という彼の願いと、大罪と精神汚染のリスクを背負って鳴式の侵攻を防いだ覚悟だけは少なくとも本物だったのだ。
漂泊者もそんな想いを理解しており、レビヤタンとの最終決戦ではリナシータを守るために散っていった英霊達の中に彼の姿もあった。
+ 余韻をぶち壊しかねない余談
…とまぁ、ストーリー中では非常にシリアスなキャラなのだが、デザインと言い言動と言い悪役臭を隠す気もない胡散臭さ丸出しのオーラが登場当初からネタにされており、特徴的な仮面も相まって格好のコラ素材に。
加えて、フィールドボスとして登場する際に流れるテーマ曲「Radiance Across Sea and Sky」が、英語圏のプレイヤーの間で「歌い出しの歌詞が『My Porsche arrives(私のポルシェが来た)』に聞こえる」とネタにされ*73、ポルシェオーナーになったフェンリコのコラ画像が拡散されてミーム化してしまった。


しかし、先述した彼の真意が明らかになってからは真面目な方面での人気も上昇し、最終的にはネタ方面、ガチ方面の双方で愛される美味しい立ち位置になった。

  • アウィディウス CV.未公開

セブン・ヒルズの若きグラディエーター。
かつての英雄王の末裔にして危険地帯である「マネスの底」を4度にわたって踏破した実績を持ち、オーガスタと並んで次期英雄王の有力な候補と見られていた。
漂泊者とともに狩猟に参加し、黒潮に立ち向かったがあえなく負傷し戦線から一時離脱してしまう。
かつて踏破したはずの「マネスの底」がなかったと語ったりどういうわけか諭しの神殿の地下で待ちぼうけをユーノに食らわされていたり会話の中で作者という言葉を時折使用していたりと不自然な言動が目立っていたが…

+ 残酷な真実
その正体は「そういう役」としてクリストフォロに創造された存在

もともと「アウィディウス」という個人は存在せず、物語を盛り上げるための架空の存在として配役されていたのが彼である。
ユーノの一件が終わった後はラグーナにてモンテリファミリーや漂泊者と協力しつつ残像の掃討や市民の避難誘導に当たっていたが、
ディサレー海嶺にてついに黒潮に浸食され切ってしまい、狂王カリグラとなって漂泊者とガルブレーナの前に立ちはだかることとなってしまった。

しかし黒潮の中である少女の声を聴き、吞まれゆく意識の中で内側から黒潮を押しとどめ、二人の勝利に貢献してみせた。

創造主に振り回されこそしたが、民を守るために戦い、黒潮を食い止めて散ったアウィディウスは紛れもなくセブン・ヒルズの誇り高きグラディエーターであったといえよう。


【用語】

相当数あるため、ここでは主要な物のみ掲載。
音や海に関する文字が入ったものが多い。

  • ソラリス
Sol-3、太陽系の第三惑星。
本作の舞台となる星の名称であり、全てが周波数で成り立つ世界。*74
かつては様々な文明が栄えていたが、かつて未確認の事象が発生したことにより壊滅的な被害を被った。
ビルや高架道路といった現代的な遺構が前文明の名残として今でも残っている。
現在では新たな文明が栄えており、未確認の事象「悲鳴」に対抗している。

  • 歳主
ソラリスの各地域を守護する上位存在。
様々な個体がいるが、100年前の厄災では悲鳴に立ち向かう術を持たなかった人々に代わって戦い、危機からの脱出を導いてきた。
分かりやすく言えば神様のようなもので、リナシータのインペラトルのように実際に神として崇拝されている者もいる。
歳主にもそれぞれの共鳴者がおり、社会的にも重要な役割を担うことが多い。

  • 悲鳴
ソラリスにおいて発生した異変現象の総称。
また、かつてソラリスで発生した異常な周波数であるとも。

  • 海蝕現象
悲鳴後に発生した様々な異変の総称。
在りし日には起こりえなかった様々な異変であると秧秧の口から語られている。

  • 残像
本作の敵の名称。
海蝕現象による無秩序なエネルギーで構成された疑似生命。
また、この残像が発生した地域の事を無音区と呼ぶ。

  • 天空海
ソラリスの空を覆いつくす逆さまの海。
高濃度の反響エネルギーで構成され、星の生態系を激変させて数多くの生物を絶滅に追いやった。
これのせいで宇宙観測や宇宙開発も不可能になり、人類文明にも甚大なダメージを与えた。
学会では、悲鳴について「天空海がソラリスと宇宙を物理的に分断しただけでなく、宇宙の理まで遮断したのが原因ではないか」と分析する声もある模様。

  • 鳴式
文明の対極にあるとされる存在。
文明の集合的無意識に潜む憂いや心の闇といった負の感情から成る特別な残像。
主人公が最序盤で戦う事になる「無冠者」もこの鳴式とされ、戦争を生き延びた者の恐怖や戦死者の怨恨から生み出された戦争そのものの具現であるとされる。
特性は千差万別で、単純に強いだけのものから、精神汚染などのからめ手に長けたものまで様々。
歳主と同じように、鳴式の共鳴者も存在するとされる。

  • ソノラ
「音場」とも呼ばれる。
「反響エナジーが集い形成した空間」、ある人物曰く「簡単に言うと、記憶や執念などの周波数で作られた幻境」。
早い話が異空間で、現実を模しながらどこか非現実的で幻想的な風景が広がっている。
ストーリー中では意図せずソノラに迷い込んで脱出を図ったり、逆に事件解決のためにソノラに飛び込んだり、といったことが頻繁に起こる。

  • 残星組織(フラクトシデス)
「残像との融合による人類の進化」を掲げ、ソラリス各地で暗躍する狂気の秘密結社。
鳴式の力によって地上を真の悲鳴で満たすことを最終目標とする。
共通して赤い服に身を包んでいる。
シュバルツロッホを首領とし、その下に最高幹部の「監察」と下っ端戦闘員の「アーティファイサー」を擁する。

  • 共鳴者
特定の事象と共鳴でき、かつその周波数を操れる人間のこと。
体の表面に顕れる音痕から共鳴能力を放出することができ、その共鳴能力は共鳴者ごとに異なる。
また通常の人間よりも長命で、特定の病気に耐性があるなど常人よりも様々な面で優れていることが示唆されている(プレイヤブルキャラが例外なく壁走り・崖走りを行えるのも共鳴者ゆえのこと)
髪の一部が羽毛と化す(秧秧*75、長離)、鱗が生える(モルトフィー)、角や尾が生える(ザンニー)といったように人外的特徴が現れる者もいる。
一方で共鳴能力の酷使や強い執念などで心身に過負荷がかかると「オーバークロック」と呼ばれる暴走状態に陥ることがあるという。
抑制は可能だが治療法は存在せず、オーバークロックの発症率や危険性は個々人によるため、場合によっては定期健診やカウンセリングが推奨される。

  • 音痕
共鳴者の身体に顕れる黒い痕。
四芒星が一列にいくつも並んだような形をしている。
位置は共鳴者によって異なり、主人公の漂泊者は右手の甲にあり、他にも額や腹、太もも、変わったところだと瞳の中というパターンも。
共鳴能力を発動する際に光る。

  • 共鳴能力
共鳴者が扱うあらゆる能力。
どのような能力かは共鳴者ごとに違っており、大抵の場合本人の経歴と関係したものであることが多い。
先天的に有していたパターンも存在するが、何らかのきっかけによって後天的に発現する場合が殆ど。*76
また非常に限られた条件下では、全く別のものに置き変わったり本来持っていた共鳴能力が変質したりすることもある。*77 *78

  • デバイス
共鳴者が腰にぶら下げている携帯端末。
作中では主に通信機として使用されているほか、残像を倒した際に残ることがある「残響」を吸収することで音骸に変換する機能がついている。
信号塔(ワープポイント)の解放にも使われる、共鳴者の冒険には欠かせないアイテム。
探索モジュールやグライダーもこれの機能のひとつ。
国によってデザインが異なるため、デバイスを見れば生まれや所属組織もだいたい解かる。

  • グローリー・ヒルズ
セブン・ヒルズ発祥のデジタルカードゲーム。デバイスにダウンロードしたカードを使ってプレイ、もといデュエルする。
より正確にはデータ上の仮想音骸を用いたバトルシミュレーターであり、プレイヤーが手持ちのカードを駆使して戦力を整え、バトル自体は音骸にオートでやらせる形式が取られている。
元々はかなりマイナーだったが、漂泊者がプロモーションに協力したおかげで人気が爆発し、ラハイロイでも独自のルールを追加したものが流行している。
現在2回ほどイベントが開催されており、いつもお馴染みのキャラとも対戦することが出来る。
ただし肝心のゲームバランスは完全にぶっ壊れており、プレイヤーに対して大きなハンデを強いてくる敵キャラ達を高速デッキ圧縮からのループコンボや遅延バーンで殴り倒すのが定石の人外魔境と化している。もし対人戦が実装されていたら大惨事になっていたことだろう…


【余談】

  • 本作では「戦闘スタイル」という形でキャラの役割が明記されている。純粋なアタッカーなら「メインアタッカー」、ヒーラーなら「耐久・回復」、バッファーなら「○○ブースト」といったように、キャラをどう運用すべきかを大雑把に教えてくれる。

  • 当初のストーリーでは、秧秧を除いたあらゆるキャラが漂泊者に対して猜疑心をあらわにするという、今の鳴潮を知っていると非常にショックを受けるようなものになっている。その反動か今ではどいつもこいつも好意MAXである。

  • 公式立ち絵等を見て頂ければ一目瞭然だが、何故か初期における主要女性キャラの服装は殆どが肩と腋のどちらかor両方を大胆に曝け出したものになっている。デザイナーの趣味だろうか。
    リナシータ編からは例外も増えてきたが、依然として二の腕オープンワールドな女性キャラは多い。

  • この手のゲームの例に漏れずアチーブメント(実績)も実装されているが、やたらパロディ系の名前が多い。いちいち挙げていったらキリがないので詳しくは各自でググられたし。






アニヲタwikiは追記され、そして修正される。
この項目も然り。

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最終更新:2026年08月18日 11:41

*1 PS5版は2025年1月2日にVer2.0とともに実装。PC版は公式サイト以外にEpic Gameストア経由や、2025年4月29日からはSteam経由でもアクセスできる。いずれのプラットフォームもKURO GAMES管理下のアカウント情報と紐付けるため、データは共有される。また、Mac版も2025年3月27日から配信中。2026年7月にxbox版もリリース予定。

*2 「Wuthering」は英語圏でもマイナーな語彙で、「嵐のような」といった意味。専ら、古典小説『嵐が丘』…原題『Wuthering Heights』とセットで知られており、「Wuthering」を翻訳に突っ込むと「嵐が丘」自体が出てきて混乱させられたりする。

*3 日本人の感覚だと「めいちょう」と書くよりパッと見で文字と結びつきやすい、変換で誤変換しにくいというのもあるが……。

*4 当然何かあってもEpic Gamesからのサポートを受けられないため、諸刃の剣である。

*5 PC版のデフォルト設定ではWASDキーに割り当てられている

*6 ラハイロイは地底にある設定のためと思われる

*7 上記コラボタイトルの曲も2曲ずつ実装されている

*8 迅刀でありながら空中攻撃を繰り出せる長離、気動漂泊者など、一部例外もある

*9 スローになる演出が挟まる&キー操作のみで発動可能であるため

*10 別のゲームで例えるなら『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の体幹ゲージが近いか

*11 水風級の敵の場合

*12 巨浪級以上の敵の場合

*13 Ver3.3現在リンネー、エイメス、リューク、ダーニャが該当

*14 一部の音骸スキルで繰り出せるくらい。ちなみにリリース前の段階では通常攻撃で物理属性の攻撃を出せていた

*15 ただ不評だったのか、運営もあまりよくないと感じていたのかセブンヒルズ以降はそういった敵が新しく登場することもなくなり、プリズムなどが再登場することもほぼなくなった

*16 規則正しく配列された原子や分子で構成されている固体の物質のこと。氷や多くの鉱物、常温で固体の金属などが該当する

*17 氷に関する能力が多いのは最も身近な結晶体が氷であるからだと考えられる

*18 「焦熱では?」と思う諸兄もいるかもしれないが、太陽というのは巨大なプラズマの塊であるためモチーフには忠実だったりする

*19 仇遠は心の中に竹林を投影して周囲を把握する能力で、シグリカはルーンを解読してその力を行使するといった能力。どちらも風でも流動でもない

*20 リュークの日髄の相転移が該当。ただし日髄によってリュークは色覚異常を患っているため、日髄自体が光に関する何らかの影響を及ぼす代物である可能性も十分考えられる

*21 幻覚作用のある毒を操るカンタレラが顕著

*22 通常版とナイトメア版を装備させた場合でも同様

*23 次に登場するキャラの攻撃力をアップさせるハーモニーセット

*24 HP回復効果発動時チーム全体の攻撃力をアップさせるハーモニーセット

*25 凸のこと

*26 今汐は潮汐1章7幕で、ショアキーパーは潮汐1章8幕で、相里要はVer.1.2の期間限定イベント「月追祭」でメインを張り、フィービーはリジョリ群島を舞台とする任務で半強制的にコンビを組むことになるため、実装されていない

*27 凌陽とアンコ

*28 鳴潮の課金通貨

*29 1時間で10回復、24時間で240

*30 シーズンパスの「先駆ラジオ」などで入手可能。1個消費することで60回復する

*31 結晶波長板の最大値を超えて回復した分が変換されるアイテム。消費した個数と同じ分だけ回復する

*32 逆境深塔、深層空想秘境、専用エリアに入るタイプのボス

*33 後述のように、明庭の首長のみ「龍主」と称される

*34 このゲームにおけるワープポイント。1.3以降はptメンバーの体力を回復する効果がついた

*35 Ver2.6より、リナシータ到着前でもユニオンレベル5以上で解放され、今州やブラックショア諸島でも使えるようになった

*36 「巡礼によって罪を贖い帰ってくる」という体だが、一度送り出された巡礼船は海流に乗って残像の蔓延る危険地帯に流れ着くように仕向けられているため、事実上の死刑である。逆に言えばもしも生還してきたならば、例え異端者と見なされた存在でも教団は手を出せない

*37 オーバークロックの危険性もあるため完全な偏見とも言いがたいのがまた難しいところ

*38 潮汐任務第2章第1幕で「顔が良すぎることを懺悔したい」と語る選択肢が存在するあたりその自覚もあるらしい。

*39 戦闘中は不可能。また切り替えが可能になるのは一章六幕終盤で、それまでは回折のみ

*40 当初はこの効果はなく、アップデートで追加された

*41 踏白は予備役やボランティアで構成されているが、秧秧は他に仕事をしている描写が無いため、現役と思われる

*42 内容から当初はメールだったようだが、その後本当に手書きの手紙を送るようになったようである

*43 玄方地界の中心都市・玄方城に置かれる軍策府(軍司令部)の防衛部隊「定玄衛」の特殊部隊。定員は3名だが2名が欠員であり、秧秧はそこに入る形になっている

*44 「先駆ラジオ 夕食チャンネル|秧秧・玄翎」参照。そして他キャラがおおよそ6分前後のところこの秧秧・玄翎はなんと16分という破格の長さを誇る。流石はKUROGAMESのCV.石川由衣である…

*45 我々の世界で言う警察署もしくは交番に当たる

*46 所々に他のシリーズ作品のネタもある

*47 州の首長。歳主によって任命される。作中では「今令尹」と略される事が多い。なお「令尹」は古代中国に実在した職位であり、宰相と同義

*48 姓は不明。というか鳴潮の登場人物で姓・ファミリーネームが判明している者は非常に少ない

*49 ぶっちゃけボディガードであるが、秘書の役割も併せ持つ

*50 地位のある人間に助言する立場の人間。この場合は首長首席補佐官という意味合い。長離の場合は今汐の教育係も兼任している

*51 簡単に言えば令尹職務代行。なお「長史」は令尹同様古代中国にあった官職で、時代により地位や仕事の内容こそ異なるが、基本的に高官の筆頭補佐官であった

*52 仏教の僧が、自らをへりくだって言う一人称

*53 ステータス画面から飛べるキャラクター設定には、何か「酷い目」にあってネオユニオンを離れ、両親とは死別しているという重い過去がある事が記されている。なので正確には「子供のままで居られる余裕がない人生だった」と言うべきか

*54 効果時間30秒かつCTが25秒のため、意識していれば常時星域を維持することが可能

*55 共鳴能力の暴走

*56 卜霊はその一人である

*57 一応気動漂泊者で風蝕効果に変換したりはできるが実用性はそこまで

*58 というにはかなりピッタリしていてタイツに近いが

*59 ver.2.3予告番組によると、大楯の反動から腕を保護する役割もある模様

*60 それまで一度も出てきたことのない名称の上、世界観的にもやや浮いた言葉である

*61 英語ボイスに至ってはバージルとダンテの有名なやり取り「How many times have we fought? Hard to say.」をキメラとほぼそのまま口にしている

*62 幸い、両親からは共鳴者になってからも真っ当な愛情を受けていた模様

*63 なお彼女が穂波を脱出しラハイロイへ復帰した時点では18歳と明記されており、肉体的にはあくまで数ヶ月しか経っていない扱い。

*64 これは以降に実装されたキャラも同じ

*65 予備教育課程。入学者に、学校で必要となるに基礎的な教養を習得するために設置されるプログラムのこと。日本ではすでに廃止されているが、強いて挙げるなら大学の一般教養課程が該当する。

*66 公式立ち絵もバイクとのツーショットで、プレイデモ動画でも彼女が運転していたため、「バイクはリンネーの幻想武器ではないか」という推測もされていた。『Tower of Fantasy』のノーラや『原神』のマーヴィカなど、他社の同ジャンル作品で実際にバイクを個人武器とするキャラが数人いたのも、この噂を後押ししていたと思われる。

*67 相里要の機械式義手とは違い、一見義足には見えないファンタジックなデザインのため、キャラデザイン発表当初は電脳生命体や霊体といった類のキャラかと思ったファンも少なからずいた模様

*68 ニヴォラは組織長に成り代わられており、ダーニャも実験体として所属していた。余談だが、この3人のスリーショットは潮汐任務で見ることができる

*69 ちなみに「元」まで含めると傭兵時代何らかの関わりがあったリンネーや調査のため潜入していたリュークも該当する。どうしてこうも集まってしまうのか

*70 逢坂良太氏とする説が有力

*71 リナシータ編終盤で「最も恐れるもの」を元に仲間達の墓標を見せられる幻覚を見せられた際、クリストフォロが煽り倒してくる幻聴を聞いている

*72 とはいえ実際ルシラーの心を折る策としての演技も演出もお粗末もいいところだったので嫌がらせ100%かどうかはやや疑問が残る

*73 atwikiの規約の関係で直接歌詞を載せることは出来ないが、ざっくり和訳すると実際は「私は声を上げよう」といった内容

*74 後述の海蝕現象の中に「人々の記憶を元に幻影を作り出して再生する」というものがあり、それを踏まえるとSF小説「ソラリスの陽のもとに」が由来であろう

*75 彼女の場合はオーバークロックの後遺症

*76 漂泊者・秧秧・モルトフィー・散華・凌陽・ヴェリーナ・アンコ・今汐・長離・折枝・フィービー・シャコンヌ・カルテジア・カンタレラ・仇遠・ガルブレーナが具体的な発現時期不明、アールトは出生日の天候が影響している可能性が示唆されており、これらのキャラは生まれつき所持していた可能性が否定できない。Ver3.1現在において先天的に所持していた、もしくはその可能性が高いキャラはブラント・オーガスタ・ユーノ・リンネーとかなり少ない。

*77 前者はユーノ、後者はガルブレーナが該当。エイメスもこのどちらかであることは確定しているが、生前の共鳴能力の詳細が明かされていないため変質したのか置き変わったのかは不明。

*78 なお一見漂泊者も該当するように思えるが、あくまで「新たな能力の獲得」であるため実はこの中には含まれない。