ヨドバシカメラ【再作成】

登録日:2024/12/20 Fri 23:39:58
更新日:2025/04/27 Sun 12:12:35
所要時間:約 6 分で読めます




ヨドバシカメラとは、日本有数の家電量販店である。


1960年創業。その取扱いはエアコンから冷蔵庫からテレビからパソコンからハードディスクから、
はたまたゲームにTCGやフィギュアなどのホビー、更には本や食品、そしてエロゲやらAVまで取り扱っている。
アニヲタ民でお世話になっている者も多いのではないだろうか。

2017年現在、日本国内に23店舗存在する。これは家電量販店業界ではかなり少ない部類に入る。
ただしこれは大都市圏のターミナル駅に巨大な店舗を構え、一極集中で営業するという戦略によるものであり、
一店舗あたりの売り上げは他の家電量販店と比較すると非常に高い。
その弊害として、地方ではあまり知られていなかったりする。
「家電?家電買うならヤマダでしょ?」
とは地方出身者からよく聞く言葉である。


そんなヨドバシだが、
  • フィギュア等、特にオタク向けの豊富な商品ラインナップ
  • ガンプラが三割引で買える新商品は例外
  • イヤホン等に見る豊富な試聴コーナー
  • パソコン周辺機器の豊富さ
等、老若男女、リア充からオタクまで魅了し続けている。


最近本拠地である新宿にもヤマダができたりと、色々とケンカを売られることが多くなっている。というよりヤマダが他店にケンカを売りすぎである
そんなヨドバシだが、2016年には遂に名古屋に出店することになった。東海地方の出店は初めてである。

余談だが「ヨドバシ」の名は大阪の淀橋ではなく、新宿副都心のかつての地名、および青梅街道の神田川に架かる淀橋からきている。
また「新宿西口本店」という名前ではあるが、ここは本社ではない。本社は新宿駅から遠く離れた、淀橋より少し下流の住宅街にひっそりと存在する。
あと「新宿駅西口」前である、「新宿西口駅」前ではない。後者で下りるとライバル(ビック)が駅前にあります*1
さらには新宿駅東口の駅の前にもヨドバシカメラマルチメディア新宿東口店があったりします。
まあ微妙な事を言うと現在西口自体の位置が再開発でズレた関係で、西口から直接ヨドのビルを見ることはできなくなった。

配送センターは関東なら川崎(羽田空港の対岸)、関西なら六甲にある。かなり巨大な建物だが、外からは中を覗くことができない造りになっている。

この流通面での強みを活かし、エリアや時間帯は限られるが、その日に買ったものがその日に届く「即日配送」も可能である。

「急に冷蔵庫が壊れただと……中の野菜が!魚がー!」

「うちのネコちゃんが、テレビをひっくり返した!液晶が、ギャー!!」
こんな時にこそぜひ活用してほしい。
※可能なエリア、時間帯は限られている為、必ず予め店員さんに確認しよう。※

また、自社通販(ヨドバシ・ドット・コム)を行っているため、店頭で物を確認してドットコムで注文…という、他の店でやったたら嫌がらせとも言える行為を容認している。
ヨドのアプリで、値札に付いているバーコードをスキャンするとその商品のページに飛べる他、店内のWifiを開放しているので、通信量にも優しい仕様。

逆にヨドバシ・ドット・コムで各店舗の在庫状況を確認できる他、ドットコムで注文して店頭で支払いして受け取りというのも可能。このサービスを深夜営業する店舗もある。
在庫が無い場合でも最速で当日中に近隣店舗からかき集めてくれるサービスまで行っている。
あと「店頭には展示品がなくても在庫はしている」という場合もあり、これもドットコムの方で在庫検索が可能。
その場合レジの人に「ドットコムで在庫有りなので出してもらえますか?」と聞いてみよう。


ヨドバシといえば、想像するのは


ドーン!!


とそびえ立つ、あの巨大な建物ではないだろうか。
ヨドバシは元々ビルを丸ごと買い取って、自社ビルとして子会社に運営させる手法をとっている。一部店舗(上大岡や川崎ルフロン等)ではテナントとして入っている場合もある。
中には

デパートのエスカレーターを上ると、そこはヨドバシだった…。

なんてこともある。


さて、ヨドバシカメラを語る上で欠かすことのできないものがある。

それが…


ポイントカード!!


日本全国どこでも見かけるようになったこのポイントカード、実は発祥はこの会社。

「嘘だー。」と思った方、お手元のポイントカードが金色だったら、裏側を見てほしい。実は小さく書いてあったりする。

紆余曲折を経て、ポイントカードも様々な種類が誕生し、使われている。以下に紹介。


○ゴールドポイントカード
ご存じ金色のポイントカード。ポイントを貯めて使うのみのカード。

○ゴールドポイントカードICeLIO
クレジットカード機能付きの真っ白なポイントカード。白い時点で「ゴールド」じゃないじゃん…とは言わない。
2005年から、ソニーの子会社であるソニーファイナンスと提携して発行していたカードだが、
ソニーファイナンスとの提携解消に伴い現在は子会社である「ゴールドポイントマーケティング」が運営。
またカードも下記「ゴールドポイントカードプラス」へと切り替え中。

○ゴールドポイントカードプラス
上記ゴールドポイントカードICeLIOからの切り替えとして運用されている、クレジットカード機能付きの真っ黒なポイントカード。
黒い時点で「ゴールド」じゃn(ry
ポイント還元率アップ等、カードの内容はほぼゴールドポイントカードICeLIOと同じだが、時代の流れかタッチ決済対応券面になりつつある。
…ただタッチ決済自体はヨドバシのような高額商品を扱う店向きではなかったりする。

○ヨドバシプレミアム
ゴールドポイントカードプラスを持っている人だけ入ることのできるアップグレードサービス。
年間3,900円を支払って、より便利なサービスを受けることができる。この金額を高いか安いかどう感じるかは…あなた次第。

また一部の団体職員にのみ発行される「事業団カード」というものもあり、ポイントの還元率が少し上昇するステキ機能をもっていたりする。



余談だが、店内で流れているテーマソングの歌詞は時代や店舗ごと*2に変わっている。
90年代ごろまで山手線は「やまのてせん」ではなく「やまてせん」だった。
初代CMから聞いていくと、結構「やまてせん」のほうがしっくりきている。
曲調も5回くらい変わってきている。
youtubeやニコニコ動画に歴代CMがあるので、一度比べてみるといいだろう。(物品税廃止とか懐かしいワードも…) 


追記・修正頼みます♪我等のアニヲタ ウ・ィ・キ♪

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最終更新:2025年04月27日 12:12

*1 ちなみにヨドバシ開店当初はそもそも「新宿西口駅」が存在していなかったため、ヨドバシカメラの歌だけを聞いて訪れようとしても混乱することはなかった。

*2 山手線中央といった路線名の入った歌詞が有名だが、実はこれを採用しているのは新宿西口・Akibaと名古屋松阪屋の2つのみ(後者はそれぞれ名城線東山線)。