登録日:2024/12/14 Sat 17:17:17
更新日:2025/05/27 Tue 10:11:14
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そう!このボルドー!
ルドルフ。
トッド!
我らボルドルド隊!
【概要】
本作のメインヴィランである
ゾケット直属の部下である3人組。
ゾケットの命令でコネクタルランドを荒らし回り、ゴイールに命じて住民をさらって労働力にしたりと暗躍。
…が、肝心のゾケットからは名前を覚えてもらえなかったり、計画の目的を教えてもらえなかったりと扱いは不憫。
元々はツルンベール島にいたただのならず者だったようだが、ゾケット兵を指揮させるために雇われたらしい。
3人とも互いに憎まれ口を叩きあうが、結構仲は良い。
【メンバー】
コネクタルランドの住民達が電源タップなどの差し込み口をモチーフとしているのに対し、彼らは差し込む方のプラグをモチーフとしている。
また、3人共黄色で縁取られたアイマスクのようなものを付けている。どことなく
アックームにも似ているが、一切の関係はない。
ボルドルド隊のリーダー格。一人称は「俺様」。
紫色の頭部とそこから垂れ下がる2本のケーブルとマントが特徴で、常に浮遊している。そのため空中を移動する際は他のメンバーと違いゴイールを使用しない。こんな身体だが、トイレができるらしい…!?
インタビューによれば、モチーフはアレンジが効いているもののLANケーブルとのこと。
陽気な性格で相手をからかうような喋り方をし、ゾケットに対してもそんな感じで対応している。
割と抜けている所があり、彼の行動がマリオとルイージの利になってしまうことが少なくない。そのせいかゾケットによると作業効率が3人の中で最下位らしい。
夢は「楽して儲けてウハウハすること」。
ボルドルド隊のお笑い頭脳担当。一人称は「私」。
イヤホンジャックのような細身体型で、頭部はリーゼントのようになっている。インタビューによればモチーフはフォーンプラグとのこと。
クールな性格だが、名前を間違われることには腹に据えかねているようで、ゾケットはともかくボルドーに間違われた際にはツッコミを入れた。
また、ツルンベール島に自身の「秘密研究所」を構えているが近くに「秘密研究所〜ボルドルド隊の頭脳 ルドルフさま愛と未来の巣〜」と書かれた看板を立てていて
全く隠す気がなかった。
肝心の研究成果については殆ど花開いておらず、万が一に備えてゼツエン状態を治すための研究も進展していなかった。その上研究所内の本棚にヘソクリを隠しているというマヌケっぷり。
彼のみ単独+ゴイールでバトルする機会があり、バトルプラグ説明のためにチュートリアルバトルも兼ねる。その時のレベルは14。
そして、本シリーズで久々にルイージを「緑のヒゲ」と呼んだ人物でもある。
ボルドルド隊のパワー担当。一人称は「オレ」。
緑色のプラグそのものな大柄な体型が特徴。モチーフは分かりやすくDVIのアダプター。
よく2人に台詞を遮られている等3人の中で最も不憫。まるで例年の緑のヒゲのよう
だがそれを晴らすが如く終盤では喋りまくり、知的な面も垣間見せる。
中盤ではシバレルとアッチーノの結婚式を妨害すべく怪しげな商人に扮しておススメのケーキと花冠の場所を教えるのだが、別案のケーキや花冠を選んでも良いし、トッドのおススメしたものを選んでも何か怪しいものでも仕込んだりするわけではないので問題なく結婚式は成功する。
このイベントは
- (大灯台島以外で)ボスらしいボス戦が起きてない海域
- ルドルフ戦から期間が空いている
- プレイヤーの選択でストーリー分岐する作風
- それまでトッドの扱いが不遇だった
等々、「ここでトッドとのバトルか?」と否が応でも期待させる要因が揃っている……にもかかわらず結局何も無いまま終わる。
というのも彼の悪だくみは「おススメした場所を台無しにする嫌がらせを仕掛け、結婚式の準備を失敗させる」のが目的であって、結婚式に乗り込んで滅茶苦茶にするなどの発想がまるで無かったため。よって仲間たちが提案した方のケーキや花冠を選んでしまえばそれだけで彼らの計画はご破算となるのである。
トッドの誘導に乗った場合でも、嫌がらせ完遂に満足してそれ以上何も干渉してこないのが尚更ガッカリ感に拍車をかける。
本人はかなり自信満々であったようだが、組織と関係なく考えた悪事がコレでは、そら3人諸共ゾケットに無能扱いされるわけである……。
【戦闘能力】
ルドルフのみ序盤、残り2人とはルドルフ含めた3人で終盤のゾケット要塞にて対決。レベルは全員39。
度重なる失敗でゾケットから最後通告を受けた彼らはマリオブラザーズを分断するも、一人になったところを襲わなかったので結局合流されて最終決戦となる。ゾケット一味のため当然ゾケットバスターは効く。
3人全員のHPが「?」となっており、倒せるのか不明瞭なまま戦闘が進むが…?
☆ルドルフの技
・リフレクトボール
マリオとルイージの周囲に鏡を設置し、電気弾を反射させて錯乱する。
赤い鏡に当たったらマリオに、緑の鏡に当たったらルイージに飛んでくるのでハンマーで弾き返せる。
・エナジー玉転がし
巨大な電気の玉に乗って突撃してくる。
何度もハンマーでたたけば破壊できる。破壊した直後を狙えばカウンターダメージが狙える。
・タイマンラッシュ
最終決戦のみ使用。
頭突きや電気弾、電気の剣での切り裂きで攻撃してくる。頭突きはカウンターしづらい。
ハンマーで反撃可能。
☆ボルドーの技
・こそこそ盗み
一旦画面外に消え、次のターンにマリオかルイージの背後から突進してくる。ジャンプで回避可能。
ヒットするとセットしたバトルプラグを引っこ抜かれてしまう。何もセットしてない時はミラクルキノコを盗んで回復する。
・俊足盗み
高速移動で飛び回りながら攻撃してくる。ハンマーで反撃可能。
☆トッドの技
・筋トレ投げ(バーベル)
バーベルを持ち上げ、トッドが見た方に投げつけてくる。
飛んで行ったバーベルはなぜかボルドルド隊の背後に飛んで行ってダメージとなる。
・筋トレ投げ(ダンベル)
両手にダンベルを構えて投げつける。右手はマリオ、左手はルイージに投げる。
☆プラグ技
まいどまいど オマエらばっかり
バトルプラグを使いやがって…
今回はオレたちも
使わせてもらう!
バトルプラグさえ使えば
われわれが 負けるわけない!
戦闘が進行すると相手も特別なプラグを使い始める。トッドが出していることから彼が開発した可能性がある。
・ムチャクチャテッキュウプラグ
ついでにテッキュウプラグのようにボルドルド隊の攻撃に被弾すると鉄球が振ってくるようになる。鉄球はハンマーで反撃可能。
試作品とのことで、たまにボルドルド隊側にも鉄球が振ってくる。
まさか われわれにテッキュウがふってきたりは しないだろうな?
・だめよキノコプラグ
キノコ系のアイテムを使うとダメージを受けるようになる。
タップーの忠告通り「かってにキノコ」のプラグをつけていると脅威となるため、外してしまおう。
キノコだけなのでナッツやキャンディには作用しない。
これもボルドルド隊側がキノコで回復すると被害を受ける。なんで使っちゃダメって言われてるのに使っちゃうんですかねぇ…
・ノリノリプラグ
BGMでノリノリになりパワーアップする。
他のバトルプラグのような欠陥らしいものはない…が、短いターンで相当のダメージを与えていると使用しない。
・イッシンプラグ
ボルドルド隊が心を繋いで一心同体になり波状攻撃「入れかわり立ちかわりアタック」を繰り出すようになる。
3人で囲み様々な攻撃をしてくるが、
一心同体になるデメリットとしてHPも三人で共有される一蓮托生の状態となる。
そのせいでカウンターされた時点で攻撃は途切れてしまうため、見事に連携攻撃と嚙み合っていない効果であった。
以降は攻撃を喰らったりだめよキノコプラグの効果でダメージを受けるとたまに3人が喧嘩をすることもある。
・ムテキプラグ
3人が無敵になりダメージを受けなくなる。
だがターンが一巡すると大爆発を起こして3人まとめて倒れてしまう。
そのままではマリオブラザーズ側も爆発に巻き込まれてしまう。体力を回復させ、以降の攻撃はなるべく喰らわないようにするのがセオリー。
たおれんダーのプラグがあれば確実だが、実はゴーストクッキーでも回避出来る。
マクラノ島の某セキュリティゴーレムみたいなガバガバっぷり。そもそもそんなにダメージが無いのは内緒
3人ともHPが「?」表記なのは要するに最終的にこれで自滅する消化試合だったからである。
一応内部的にはHPが設定されており、それぞれトッドが4675、ルドルフが4208、ボルドーが3741で、誰か1人でもHPが0になるとイッシンプラグを発動し7661のHPを三人で共有するようになる。
ムテキプラグの発動は共有HPを削り切らずとも発動する様子。こちらの条件は明らかになっておらず、恐らく残りHPが一定の値(残り500程度?)を切ったタイミングと思われる。
結局ゾケットにとって彼らも捨て駒に過ぎず、撃破後は逃亡して姿をくらます。
その後は研究所があるツルンベール島にいたが、ゾケットの背後にいた黒幕のせいで住民が行動不能になってしまったので、仕方なく代わりに雪かきをするなど、根は悪い連中ではなかった模様。
そしてマリオ達と再会し、自分たちの中にもあったキズナの力を分け与えたのだった。
彼らがいなければマリオ達はラスボスの元へと辿り着くことはできなかっただろう。
その後は改心したらしく、エンディングではクラゲ島のクラブ・ディオードにてバーの従業員として働いていた。
なお、とあるカブじいによると3人そろって家事が得意という意外な側面をもっており、
ボルドーは皿をピッカピカに洗い、トッドはフルーツのかざり切りが上手く、ルドルフはゴミの分別を間違えるとキレるのだとか。
そう考えると天職だったのだろう。
【余談】
- 名前の由来は電圧の単位、V(ボルト)だと思われる。
- マリルイシリーズのボスでは珍しく、戦闘中にボイスがついている。
- こじつけ気味だが、ゾケット要塞における決戦は『ペーパーマリオMIX』のクッパ7人衆戦の流れを混ぜたようなものにも見えるのが特徴。
- 「マリオ達ばかりでは不公平」としてバトルプラグを使用:同様の理由でバトルカードを活用するラリー&ルドウィッグ
年季の違いか自滅カードは持ち合わせていない
- 途中で古典的な喧嘩シーンを挟んでダメージ:カウンター成功時に同様のノリで仲間割れするウェンディ&ロイ
ただしダメージはロイのみ
- 何度か別のバトルで対面しているが、直接対決の時は消化試合、:ドデカクラフト戦やミニゲームでも対峙するが、直接対決では(レベル次第では)1ターンで戦闘が終わるほどHPの低いレミー&イギー&モートン
大人しく追記・修正されちまえー!
画像出典:『マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!』 2024年11月7日発売
制作・著作 アクワイア/任天堂株式会社
©2024 ACQUIRE Corp. All Rights Reserved./Nintendo
- ゴーストクッキーを攻略に組み込んだのは良いと思った -- 名無しさん (2024-12-14 20:38:10)
- ボンドルド隊?(難聴) -- 名無しさん (2024-12-14 21:25:40)
- ※祈手では無い -- 名無しさん (2024-12-15 09:28:39)
- ボンドルド隊かと思って開いたら変なのが現れてこんなのいたっけ?となったマリオRPG未プレイ勢 -- 名無しさん (2024-12-16 18:55:59)
- (|)おやおや -- 名無しさん (2024-12-17 23:34:06)
- ボルドルド隊自爆回避、本来は何を想定してたんだろう?ゴーストクッキー使うにしても4のマクラディアと違っていつ使えばいいか初見じゃ分からないし…やっぱりダメージ食らった瞬間発動するプラグ?それとも緊急ガード? -- 名無しさん (2024-12-18 23:42:22)
- PVでコイツらが出た際、最初リーダーはボルドーではなくルドルフだと思った人多いはず…! -- 名無しさん (2024-12-20 00:15:35)
- ↑2 たおれんダーかふせぐんダーあたりと思われ -- 名無しさん (2024-12-23 01:21:04)
- 途中までは追い詰めても撤退ばかりでなんだこいつらと思ってたけど、直接対決あたりからどんどん愛着が湧いてきた。ルドルフの孤独についての台詞が個人的に好き -- 名無しさん (2024-12-24 11:27:39)
- 過去シリーズの要素がたびたび出てきたブラシだけどボルドルド隊戦はペパマリmixの七人衆戦オマージュが感じられて好きだった…。バトルプラグとバトルカード差が出過ぎてるけどwwwプラグ欠陥品多すぎるwww -- 名無しさん (2025-01-03 20:24:37)
- ドロンボー一味 -- 名無しさん (2025-02-04 17:17:34)
- 祈手の事かな? -- 名無しさん (2025-05-27 10:11:14)
最終更新:2025年05月27日 10:11