- 究極のハンマーを手に入れたぞ…めちゃくちゃモノづくりがはかどる~! -- 名無しさん (2024-11-07 01:10:56)
- ママのお化粧品でイタズラし放題!弟を泣かせても怒られなーい!あ~たーのし~い! キャ~ハハハハハハ… -- 名無しさん (2024-11-08 00:00:00)
- ウサギがぴょん…ボクもぴょんぴょん…ぴょんぴょんぴょんぴょーん…あぁ…ああ…楽しいぴょん… -- 名無しさん (2024-11-09 20:24:00)
- ゼンマイじかけの巨大なクラゲのロボットだよ、たった50,000コインだよ…買った人はみぃんな幸せになれるよ。売ったアタシも幸せになれるよ… -- 名無しさん (2024-11-10 11:22:33)
この先には、『マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!』終盤の重大なネタバレの記述があります。
閲覧の際には十分ご注意ください。
コネクタルランドをバラバラにした黒幕と思われていたゾケットの正体は…
そして卵からは…
登録日:2024/11/14 Thu 16:55:54
更新日:2025/04/29 Tue 12:59:19
所要時間:(∩∩)<あか…あお…みどり…18分…虹…夢…
ボクチンの名はボッチアーニ!
このコネクタルランドを支配するモノなのだー!
孤独の支配者にしてゾケット、もといコトゼットを操っていた
真の黒幕。そして本作の事実上のラスボス。
ゾケットにゼツエンタイを集めさせていたのも、島民を攫っていたのも、すべて彼の復活のため。
名前は似てるけど『マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル』の「ボッチー二」とは無関係。
【真の概要】
たくさんの配線が繋がったモニターを顔としており、胴体と頭部からそれぞれ1対ずつ腕が伸びた姿をしている。
目は
オッドアイのようになっており、常に人を嘲るような表情が映っている。
一人称は「ボクチン」と子供っぽい感じではあるが、
自分以外の存在全てを使い捨てのおもちゃとしか見ていない悪辣な性格の持ち主。
卵の状態で復活の時を待ち、力を蓄えると復活して
人のつながりを断絶、孤独な状態にして緩やかにじわじわ滅亡に導き、それを数多の世界で行ったという最悪の存在。
力を使い果たすと卵の状態になって上の繰り返しなのでボッチアーニを倒さない限りこれの繰り返しだという。
表の黒幕・ゾケットも大灯台島でボッチアーニの卵を発見したコトゼットを洗脳して誕生させた存在で、自身の復活に必要なエネルギーを集めさせていた。つまりゾケットは最初から捨て駒でしかなかった。
これだけでもマリオシリーズ最凶の敵として名高いあの
ゲドンコ星人とタメを張れる程の狂気っぷりを誇るが、そのゲドンコ星人ですらも侵略活動の背景に「次なる住処を手に入れるため」という譲れない理由があったのに対し、ボッチアーニはそのような理由すらない、
完全な愉快犯である。凶悪さではゲドンコ星人すら上回っているだろう。
【作中での登場】
ストーリー中では終盤近くになるまで一切存在が語られない。
コトゼットを洗脳して誕生したゾケット、そしてゾケットに雇われたツルンベール島のならず者集団だったボルドルド隊を利用して復活を果たす。
そしてゾケット要塞を本作のラストダンジョンとなる「シャダーンツリー」に改造、ガチガチにバリアを張り巡らす。
正気に戻ったコトゼットとともに脱出を図るマリオとルイージ、タップーだったがワニ口クリップのような見た目の「ダークフラワー」に崖まで追い詰められて危機一髪だったところにロケットに乗ったアダップル(またはドッシーに乗ったギミルダとグズグズ団)が助けに来て何とか脱出に成功する。
その後船島でコネッタとコトゼットが再会を果たしたり、ギミルダとアダップルの和解が描かれるもつかの間…
センサミールの頭上に謎の花が出現、センサミールに被さってきたのだった。
そして…
お…お父さん…!ようやく会えたっスね!!
これでもっと海図のこと教えてもらえるっス!やったっス~!
センサミールの父親は強制労働させられているはずなのに、花にぶら下がった状態でありながらなぜか父親と会えたと思い込んでいるのだった。
彼が
「ゼツボッチ計画」と呼ぶそれは瞬く間に広がり、他の島のいたるところでも多くの島民がこの花を被せられてしまう。
ある島民は臨時ボーナスが入ったという享楽に、また別の島民は好物の料理が食べ放題という享楽に浸らされており、現実世界の呼びかけにも一切反応しなくなっていた。
外部からでは力づくで引き離すことが出来ず、中途半端に花に取り込まれていない島民が存在するのもまたいやらしい所で、呼べど揺すれど何も返さなくなった友人や家族に絶望、取り込まれても助かっても孤独になるという地獄絵図となる。
更に花には
「∩∩」の取って付けられた笑顔のようなマークが浮かび上がり、取り込まれた島民に近付いてみると、
クスクスと幸せそうに笑うSEまで再生される。
そしてコネクタルランドを滅ぼした後はキノコ王国に狙いを定めることを宣言しており、一刻も早くボッチアーニを倒さねばならない状況になった。
オルケーノやギミルダまでもが花の犠牲になってしまい、(間接的にではあるが)コネクタルランド崩壊の元凶となってしまった責任を感じたコトゼットは、コネッタたちにバリアを破る方法を伝え、自身は彼女なりにケジメをつけるために単身シャダーンツリーに乗り込む。
その後島民たちのキズナの力を集めたマリオブラザーズとコネッタはシャダーンツリーに乗り込むが、コトゼットはボッチアーニに完敗を喫していた。
コトゼットを介抱するため留まったコネッタを残しボッチアーニのもとに急ぐマリオブラザーズだったが……。
キノコ王国への帰還?
気がつくとそこはマリオたちの故郷・
キノコ王国だった。
キノピオや
ピーチ姫も「冒険お疲れ様」と労ってくれるのでなんだかんだボッチアーニを倒せたのかもしれない。
ピーチ姫に言われるまま城に入ると…
またピーチ城の庭の入り口だった。
そこではピーチが「足場を伝ってブロックをたたくゲーム」を開くが、その中で不審な影が見えたり、キノピオたちにノイズが入り始めていた。BGMにも不協和音が混じるようになったり一部のフレーズが消えていたりする。
そしてまた城に入ると、再び入り口へ。そして…
ピーチ姫とクッパが共に交流パーティーを開催するという違和感マシマシの場面が繰り広げられていた。
しかもクッパ軍団は常時敬語で話すというこれまた奇妙な状態になっていた。
さすがにおかしいと思ったマリオブラザーズとタップーだったが…。
タララン♪タララン♪キュララーン♪
このような違和感がありまくりの光景は当然裏がないわけもなく…
この時点ですでにマリオたちもあの花を被せられてしまっていたのである。
いつの間にか敵の術中に嵌っていたマリオブラザーズ。
コネクタルランドの住民たちと同様に例の花がスッポリと覆いかぶさり、宙吊りの状態で笑っているその姿は本作屈指のトラウマシーン。
だが「ピーチとクッパが交流会を開く」という違和感しかない光景によって妄想の世界と気づいたマリオブラザーズ。
更なる違和感に勘づいたタップーの助言に従い、夢の中に紛れ込んでいたボッチアーニを追いかけ最終的にブラザーボムによって痛い目を見た彼の怒りを買い…
もういいよ!わかったよ!
そんなに出たかったら出ればいいさ!
…と宣言され、ピーチ城の扉を介して現実世界へと繋がる。「クッパのいない世界」や
キノコ王国へ帰ろうと誘って来るピーチ姫の幻を振り切り、なんとか現実に戻れた。
マリオブラザーズの
「理想」ひいてはピーチ姫やクッパとの「繋がり」を理解していなかったのが最大の誤算となった。
その後シャダーンツリーの最上階へと辿り着くも、ボッチアーニ直属のモンスターの大群に一度は押しやられそうになりかける。
しかしタイミング良くクッパが正気の軍団員を引き連れて敵の大軍目掛けて戦艦の爆撃を喰らわしたことで窮地を脱したマリオたちは最終決戦へ向かう。
ここがクリア前の最後のセーブ地点となる。
【最終決戦】
レベルは前哨戦及び第2形態のダークフラワーが45、第3形態以降が46。言うまでもなくシリーズのラスボスの中での最高レベルであり、過去作の裏ボスであるクッパX(3DX、レベル45)やほねクッパ(MIX、レベル48)に近いものとなっている。
ちなみにメニューで確認できるマリオたちのおすすめレベルは44。縛りプレイでもない限り、これまでは隠しランク同然だったレインボーランクまで到達していることが半ば前提というかなり高い水準となっている。
もうすぐ最高のオモチャが できあがる~♪
ボクチンはこいつとドッキング!!
最大最強無敵の存在となるのだ~!!
キュラララララ!!!
前哨戦(第1形態)
シャダーンツリー上層にて決着をつける。
タップーが呼び出した巨大コンセントに乗り、ダークフラワーを回避しつつファイアとアイスを投げ、反対の属性で敵のファイアとアイスを打ち消すシューティングパート。
途中でダークフラワーに当たると、ダークフラワーおよびゼツエンタイで操られたモンスターまたはボッチアーニ直属のモンスターとのバトルになる。
ボッチアーニがファイアかアイスを貯めたら反対の属性を連打して打ち消し、打ち消されて怯んでいる間にブラザーボムを浴びせれば大きく隙ができ、ダメージが通るようになる。
チャンスターン時は終始気絶しているので全ての攻撃がクリティカルとなり、そう体力も多くない為ここまではまだ大したことはない。
一定ターン経過でまたシューティングに戻る。
撃破すると一旦戦闘が終了し、最後の経験値が入る。
キュララ~♪ 発進準備完了!
これがボクチンの最高の破壊兵器…
ダークゼツボッチ(第2形態)
シャダーンツリーと融合したボッチアーニ(本人曰く「最高のオモチャ」)。
一度はダークゼツボッチの気力の前に無力化されてしまうも、コネッタのキズナの力が詰まったジョウロによって復活を果たす。
しかし戦闘開始直後にタップーがダークフラワーに飲み込まれてしまうので、まずはタップーを飲み込んだダークフラワーを倒す必要がある。
ダークフラワー自体もそこそこタフな上、倒しても倒しても即座に生えてくる為キリがない為、タップーを救出したらマトモに相手をせず、ルイージセンスを使ってダークゼツボッチの元へ向かうのが正解。
巨大な鉄球を落としてくる。方向はダークゼツボッチの手で判別可能でハンマーで跳ね返せる。
腕でのなぎ払い攻撃。回避失敗だと投げつけられ受け止めに失敗すれば追加ダメージ。
氷解を発生させた順に降らせるので打ち返す。最後の隕石はXボタン連打で打ち返す。
この後ルイージセンスを発動でき、第1段階のシューティングパートと同じく上まで登っていく。
こちらは最後にボムでダークゼツボッチの弾を打ち消し、口に飛び込めば第3形態に移行する。
ゼツボッチコア(第3形態)
ダークゼツボッチの中に潜伏していたボッチアーニが棘付きの装甲をまとった姿。当然ジャンプするとダメージを受けてしまう。
使ったハンマーアタックやブラザーアクションを解析し、2回目使用後に解析完了、そのアタックへの耐性を付与し、ダメージを減らしてくる(稀に1回使用しただけで分析完了することがある)。
この耐性はアタックの成功失敗を問わず行われ、最終形態にも引き継がれるので注意。
最終形態は前哨戦同様浮いているので、温存してもハナから当たらない為耐性を付けられても問題ないミドリこうらやフラッシュクロック、
またはとげバスターを付けてハンマーやカウンターで削っていくのがいいだろう。
四本のトゲを伸ばして回転する。食らうと転んでしまい何回か被弾してしまう。
マリオとルイージに一直線に突進。
ハンマーで跳ね返せる。全て跳ね返すとX連打で更に打ち返せる。
ボッチアーニ(最終形態)
コアを破壊され、ついに本人と本格的に対峙することになる。
HPを半分以下にすると怒り出して行動が強化される。
上述の通りこちらの形態でもゼツボッチコアが解析完了したアタック耐性は引き継がれているので注意。
飛行している為ひこうバスターによるジャンプや、ゼツボッチコアで使用しなかったブラザーアタック、特に高威力のオムスビむすびや単体性能の高いはね〜るメットの出番だ。
ゼツエンタイの根源だが、ゼツエンバスターの対象外。
兄弟のうち片方を石化させてからの連続攻撃。石化された方は気絶と同じ扱いになり、もう片方はそれを庇うので動きが遅くなる。最後は大きな球を放つのでハンマーで打ち返す。ただし怒り状態になると最後に球を投げる際に発言するようになり、「もえちまえ!」と発言した時には途中で膨張する火球にしてくる。また、「きえちまえ!」というセリフの時は途中で透明に、「あきらめろよ!」というセリフの時は縮小していくようになる。
顔にMかLの字が点灯した方に球を撃つのでハンマーで打ち返す。
最後に残りの分身が一斉に攻撃してくるので注意。
怒り状態で使用。顔にMかLの字が表示、その方向に喚きながら連続攻撃をする。
これまで幾多の強敵達を破ってきたマリオブラザーズに対してボッチアーニに勝ち目などなく、最悪の孤独の怪物は敗北。
潔く自身の負けを認める。
くやしいけど… ボクチンの負けだよ…
ああ… ボクチンがめざした理想の世界は まちがっていたのか…
たくさんのひとを… 巻きこんで… ほんとうに… すまなかった… な…
マリオとルイージの最高のキズナの前に、遂にボッチアーニは地に伏す。彼にはもはやゼツエンタイのエネルギーなど残っておらず、風前の灯だった。
キ… ズナ… キズナ…
キズナキズナキズナ…
もう… うんざりだ…
誰かと つながってないと…何かと結ばれて… ないと…
オマエら なにもできないのか…!
ひとりだって できることはたくさんあるし…
ひとりだから良いこともある。でも…
孤独をおしつけるのは ワガママすぎなのよ!
…くそ… くそぉ… こんなはずじゃ…
こんな… はずじゃ… ない…
ボクチンは… まだ…
いいえ。 …あなたは負けたのよ。
みんなのキズナに負けたの。
…さあ もう消えてしまいなさい!
ここに あなたの居場所は ないのよ!
それでもなお負けを認めず、コネッタの反論にすら耳を貸さずに最後の最後まで絆の力を否定し、恨み節を吐き続けるが、既に存在を保てるだけの余力は残っておらずモニターはブラックアウトし沈黙、幾多の世界を滅ぼしてきた孤独な怪物は光の粒子となって空に散っていき完全に消滅した。
今まで様々な世界で暴虐の限りを尽くした彼の最期は、自身の敗北すら受け入れられずこの期に及んでもなお野望を追い求める、虚しい「孤独」なものだった。
彼の消滅と共に妄想の世界に囚われていた住民も元に戻り、そしてボルドルド隊も改心したことでコネクタルランドは一つにつながり、平和が戻ったのだった。
そしてそれはマリオ達とコネクタルランドの別れを意味していた。
【余談】
- 1(DX)ではゲラクッパ(ゲラゲモーナ)、2ではゲドクッパ(ゲドンコ姫姉)、3(DX)ではダーククッパ(ダークスター)、4のドリームクッパ、ペーパーマリオMIXのアーマークッパなど『マリオ&ルイージRPG』シリーズのラスボスには何かしらの形でクッパが関連していたが、ボッチアーニはシリーズ初のクッパの要素を含まない・且つクッパに関連しないラスボスでもある。
ただゼツボッチコアの形状が甲羅に籠ったクッパに見えなくもない。
- 過去作におけるラスボス戦のオマージュも散見され、操っているものの内部へ赴き本体と戦うという展開はゲラゲモーナを、トゲ回転攻撃はゲドンコ姫姉を、最後のトドメとなるハンマー攻撃はダーククッパに対するひっさつパンチを彷彿とさせる。
- 名前の由来は恐らく「ぼっち」+「特化型人工知能(ANI)」。
海外名称は「Reclusa」。メデューサと「Recluse」(意味は世捨て人・隠遁)を組み合わせ造語であり、まさに彼の生き方そのものの名前である。
- 彼の表情には複数のパターンがあり、基本は「楽しげな笑み」を浮かべていて、時に「嘲るように笑い」、物事が上手くいかないと「文字通り顔を歪めて怒り」、何かを探すときは「紫の瞳」を浮かべ、苦しい状況に置かれると「哀しげな顔」をする。
戦闘中には自身が執念するようになった「MとLのマーク」や、衝撃を受けて「目を回すコミカルな表情」をすることも。
そして最期には「赤と緑のスノーノイズ」が入っていた。
- なお、孤独を他人に押し付けるボッチアーニだが、自身はマリオ達に何度も絡んでいる。
復活直後に船島に幻影の姿で現れてマリオ達を煽ったり、理想の世界に閉じ込めた際にも、そのまま放っておけばいいものをなぜか自分も入り込んで、しかも自ら姿を現している。「孤独こそ至高」と考えているのならば拠点に篭って独りで粛々と計画を進めれば良いはずなのに要所要所でマリオ達に絡んでくる辺り孤独が好きというのはある意味建前で本心では誰かに自分を認めてほしい・他人に自分の凄さを見せつけたいという「無関心・孤独」とは相反する「承認欲求」が歪んだ形で渦巻いていたのかもしれない。どちらにしても利己的な理由で幾つもの世界を滅ぼしてきた彼は「滅ぶべき存在」であることに変わりはないが。- この他、シャダーンツリーの下層のギミックはブラザーアクションによる連携が前提だったり、ツリー内部で徘徊しているボッチーノが他のモンスターの強化・回復を担ったり、ゾケットへいが三人一組で合体していたりと、直属のモンスターさえも孤独とは程遠い戦い方をしているのも特徴的。
ボクチンのしもべたちよー!
この赤と緑とWiki篭りをコテンパンにしちゃってー!!